JPH05176570A - 自動引き戸の駆動制御装置 - Google Patents

自動引き戸の駆動制御装置

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Publication number
JPH05176570A
JPH05176570A JP3340463A JP34046391A JPH05176570A JP H05176570 A JPH05176570 A JP H05176570A JP 3340463 A JP3340463 A JP 3340463A JP 34046391 A JP34046391 A JP 34046391A JP H05176570 A JPH05176570 A JP H05176570A
Authority
JP
Japan
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motor
sliding door
voltage
circuit
detection circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP3340463A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiro Ito
敏博 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP3340463A priority Critical patent/JPH05176570A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 引き戸の通常動作中に人や物が挟まって直流
モータの駆動をロックした場合、又は引き戸に或る一定
以上の負荷が掛かった過負荷時に直流モータに過電流が
流れた場合に、これを検知してモータ駆動回路を停止さ
せること。 【構成】 制御ロジック回路3は、開スイッチ1と位置
検知スイッチ2の信号に応じてモータ駆動回路4と電圧
切換え回路5とを制御し、且つ電圧切換え回路5は、直
流モータ6に印可する電圧を三段階の電圧に切換えるも
ので、ロック停止検知回路7及び過電流検知回路8は、
直流モータ6と直列に接続されているモータ電流検出抵
抗R1の両端の電圧の変化によりロック停止状態又は過
電流状態を検知する構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば一般家庭に於い
て引き戸の動作中に人や物が挟まったり、又動作が無理
やりに停止されたり、開閉されたりする虞がある場合
に、その引き戸を駆動する直流モータを自動的に停止さ
せるロック停止検知回路を備えた自動引き戸の制御装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に自動的に開閉する引き戸を駆動す
る直流モータの検知動作は、その直流モータの駆動をロ
ックした場合、又は直流モータに一定以上の過負荷が掛
かったときに流れる過電流を検出した場合に、モータ駆
動回路を停止することにより安全な運転管理を行ってい
る。
【0003】ところで特に一般家庭で使用される自動引
き戸では、人や物が挟まれる可能性があるので、危険防
止の観点から開閉動作の力をあまり大きくすることがで
きないものであり、そのうえ引き戸が閉まり終わる直前
は、閉まる動作過程で戸当たり(例えば柱)に当たると
きの衝撃をできるだけ緩和する必要があり、そのために
引き戸を低速且つ静かに閉める際には、引き戸を駆動す
る直流モータの印加電圧を下げている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら直流モータ
の駆動をロック停止した場合、又直流モータの過負荷時
に流れる過電流と、通常動作時に流れる電流との間に於
いて電流の大きさにあまり差がない場合には、両者の電
流の大きさの比較によるロック検知動作だけでは、モー
タ駆動回路を停止することができないという問題点があ
る。
【0005】本発明に係る自動引き戸の駆動制御装置は
前記のような問題点に鑑み、直流モータに流れる電流に
関し、モータ動作中に発生するブラシノイズの交流成分
が直流モータのロック停止時には発生しないことに着眼
して、モータ電流の交流成分の有無を判別することによ
って、モータ電流の大きさに関係なく直流モータのロッ
ク停止状態を検知するロック停止検知回路と、過電流検
知回路とを併用することにより、引き戸の通常動作中に
人や物が挟まって直流モータの駆動をロックしたとき、
又は引き戸に或る一定以上の負荷が掛かった状態の過負
荷時に直流モーターに過電流が流れた場合に、これを検
知してモータ駆動回路を停止させることを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る自動引き戸
の駆動制御装置は、引き戸を駆動する直流モータの動作
中に発生するブラシノイズの交流成分の有無を判別する
ロック停止検知回路と、ロック停止時又は過負荷時に於
いて前記モータに流れる過電流を検知する過電流検知回
路とを具備することにより、前記の目的を達成すること
ができた。
【0007】
【作用】次に本発明に係る自動引き戸の駆動制御装置の
作用について述べる。引き戸を駆動する直流モータの動
作中に発生するブラシノイズの交流成分は、そのモータ
がロック停止した場合には発生しないものであり、ロッ
ク停止時には直流成分だけが残るからロック停止検知回
路によって交流成分の有無を判別し、又引き戸を駆動す
る直流モータに過負荷が掛かった場合には、過電流検知
回路によりその過負荷状態を検知することによって、直
流モータの駆動による引き戸の動作を制御するのであ
る。
【0008】
【実施例】以下図面を参照しながら本発明に係る自動引
き戸の駆動制御装置の実施例を具体的に説明する。図1
は本発明に係る自動引き戸の駆動制御装置の動作ブロッ
ク図である。例えば部屋内の壁面に設置されている開ス
イッチ1を使用者が操作すると、引き戸は自動的に開く
のであるが、その開状態を数秒間維持した後、再び自動
的に閉まる。位置検知スイッチ2は引き戸の往復動作過
程中の位置を検知するものであり、制御ロジック回路3
は、開スイッチ1と位置検知スイッチ2の信号に応じて
モータ駆動回路4と電圧切換え回路5とを制御する。な
お、モータ駆動回路4は、引き戸駆動用の直流モータ6
の正回転及び逆回転の切換え動作と回路の開閉動作を行
うものであり、又電圧切換え回路5は、直流モータ6に
印加する電圧を三段階の電圧に切換えるものである。ロ
ック停止検知回路7及び過電流検知回路8は、直流モー
タ6と直列に接続されているモータ電流検出抵抗R1の
両端の電圧の変化によって直流モータ6のロック停止状
態又は過電流状態を検知することにより、制御ロジック
回路3をリセットしてモータ駆動回路4を停止させるの
である。なお、図2はロック停止検知回路7の動作ブロ
ック図、図3は過電流検知回路8の動作ブロック図を示
している。
【0009】次にロック停止検知回路7の動作について
述べる。図4は時間と直流モータ6に印加するモータ印
加電圧との関係を示す図であり、図5の(A)及び
(B)はモータ印加電圧を、図4に示す電圧V1
2 、V3 のように三段階に切換えた場合に於ける通常
の閉動作時と過負荷時に直流モータ6に流れる電流の波
形を示している。
【0010】そしてモータ電流検出抵抗R1の両端に発
生する電圧をVR1とし、モータ電流をIM とすると、I
M =VR1/R1で表すことができるので、例えばR1=
0.22Ω、VR1=0.22Vとした場合には、IM
1Aと換算されたモータ電流が流れることになる。ここ
でモータ印加電圧VM をV1 →V2 →V3 と三段階に切
換えて引き戸を駆動させる場合を説明する。V1 は始動
時の加速電圧、V2 は定速動作電圧、V3 は動作停止前
のブレーキ電圧である。通常の閉動作では、直流モータ
6に低い電圧V3 が印加された状態にあり、引き戸は戸
当たり(例えば柱)に当たって停止し、直流モータ6が
ロック停止する。図5の(A)及び(B)は夫々引き戸
の通常の閉動作時及び負荷時の電流波形を示している
が、引き戸が停止する前の低いブレーキ電圧でロックし
たときのロック電流I3 は、図5の(A)に示すように
定速動作電圧V2 による電流I2 に比較すると電流の大
きさに殆ど差がない。従ってI2 とI3 の電流の大きさ
を比較することでは直流モーター6のロック状態を検知
することができない。
【0011】直流モータ6の電流波形には、図5の
(A)に示すように直流モータ6が回転するときには、
ブラシノイズに起因した交流成分が発生して現れるので
あるが、直流モータ6がロック停止した場合には直流成
分だけが残ることになる。この交流成分の有無を判別す
る機能を有する回路がロック停止検知回路7であるが、
図2に示すようにロック停止検知回路7は、直流モータ
6の回転数に合わせたハイパスフィルタaにより、モー
タ電流検出抵抗R1の交流成分だけを増幅器bにより増
幅し、この出力をピークホールド回路cによりピークホ
ールドした後、比較回路dにより「High」から「L
ow」の波形に成形するのである。図2に於いてhは基
準電圧発生回路である。
【0012】以上の動作までは直流モータ6が回転して
いるか、又は停止しているかどうかだけの判別であるの
で、動作信号により通常の停止状態か又は動作中のロッ
ク停止状態かを判定回路eで判定することにより、リセ
ット信号出力fを得るのである。そしてロック停止検知
回路7により直流モータ6に低い電圧が印加されている
場合にロック停止してもモータ駆動回路4を停止させる
ことができる。
【0013】然しながら引き戸の動作中に於いて使用者
がその引き戸を反対方向に急に動かした場合には、直流
モータ6は停止することなく逆方向に回転するので過負
荷が掛かって、その過負荷時に於ける電流波形は図5の
(B)のようになり、ロック停止検知回路7ではモータ
駆動回路4を停止することができない。そこでこのとき
には過電流検知回路8によりモータ駆動回路4を停止す
るのである。
【0014】そして図3に示す過電流検知回路8はモー
タ電流検出抵抗R1の両端に発生する電圧VR1の直流成
分だけをローパスフィルタiを通過した後、増幅器bに
より増幅し、その増幅された電圧と抵抗R4及び抵抗R
5により定められた電圧とを比較回路dにより比較し
て、その差が或る一定値に到達するとリセット信号出力
fを得るのである。
【0015】
【発明の効果】本発明に係る自動引き戸の駆動制御装置
は前記のように構成して成るものであって、以下のよう
な効果がある。即ちロック停止検知回路と過電流検知回
路とを具備して両者の併用により、直流モータのロック
停止時又は過負荷時にはその直流モータを低い電圧で駆
動することができるから、引き戸が開閉する力を低減す
ることができ、一般家庭で使用しても安全な運転管理を
行うことができる特長がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動引き戸の駆動制御装置の動作
ブロック図。
【図2】図1の内部に於けるロック停止検知回路の動作
ブロック図。
【図3】図1の内部に於ける過電流検知回路の動作ブロ
ック図。
【図4】時間とモータ印加電圧との関係を示す図。
【図5】(A)は時間経過に対する通常動作時のモータ
電流波形図、(B)は時間経過に対する過負荷時に於け
るモータ電流波形図。
【符号の説明】
1 開スイッチ 2 位置検知スイッチ 3 制御ロジック回路 4 電圧切換え回路 5 モータ駆動回路 6 引き戸駆動用のモータ 7 ロック停止検知回路 8 過電流検知回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引き戸を駆動する直流モータの動作中に
    発生するブラシノイズの交流成分の有無を判別するロッ
    ク停止検知回路と、ロック停止時又は過負荷時に於いて
    前記直流モータに流れる過電流を検知する過電流検知回
    路とを具備していることを特徴とする自動引き戸の駆動
    制御装置。
JP3340463A 1991-12-24 1991-12-24 自動引き戸の駆動制御装置 Pending JPH05176570A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3340463A JPH05176570A (ja) 1991-12-24 1991-12-24 自動引き戸の駆動制御装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP3340463A JPH05176570A (ja) 1991-12-24 1991-12-24 自動引き戸の駆動制御装置

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JPH05176570A true JPH05176570A (ja) 1993-07-13

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ID=18337209

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3340463A Pending JPH05176570A (ja) 1991-12-24 1991-12-24 自動引き戸の駆動制御装置

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JP (1) JPH05176570A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0686802A3 (de) * 1994-06-10 1998-10-14 ABBPATENT GmbH Schliessvorrichtung mit einer Sicherheitsschaltung
JP2015122915A (ja) * 2013-12-25 2015-07-02 日立オートモティブシステムズ株式会社 同期回転機用回転角度検出装置
JP2017155461A (ja) * 2016-03-01 2017-09-07 株式会社メタコ 電動スクリーン装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0686802A3 (de) * 1994-06-10 1998-10-14 ABBPATENT GmbH Schliessvorrichtung mit einer Sicherheitsschaltung
JP2015122915A (ja) * 2013-12-25 2015-07-02 日立オートモティブシステムズ株式会社 同期回転機用回転角度検出装置
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990309