JPH0517596Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0517596Y2
JPH0517596Y2 JP15191687U JP15191687U JPH0517596Y2 JP H0517596 Y2 JPH0517596 Y2 JP H0517596Y2 JP 15191687 U JP15191687 U JP 15191687U JP 15191687 U JP15191687 U JP 15191687U JP H0517596 Y2 JPH0517596 Y2 JP H0517596Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
workbench
base
peripheral wall
hole
holes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP15191687U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0158094U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP15191687U priority Critical patent/JPH0517596Y2/ja
Publication of JPH0158094U publication Critical patent/JPH0158094U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0517596Y2 publication Critical patent/JPH0517596Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Furnace Charging Or Discharging (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、基台上に炉体と焼成台とを設けて
あり、炉体が焼成台の上面に載置された主に陶歯
を焼成する歯科用焼成炉の基台の周壁面に設けら
れている作業台に関する。
〈従来の技術〉 歯科用焼成炉の側壁に設けられている作業台
は、陶歯あるいは陶歯となる原鋳造体の義歯(以
下陶歯という)等を載置するために使用されるも
のである。
従来の作業台の1例を第6図及び第7図に示
す。両図において、1は歯科用焼成炉の基台であ
り、その上面に図示しない炉体を焼成台とが設け
られており、焼成台上に載置した陶歯を炉体の内
部に収容して、陶歯を焼成する。この基台1の上
面の外縁から垂直下方に伸延している周壁2の適
所2aに、作業台4が2つの取り付け金具3によ
つて取付けられている。各取り付け金具3は、L
字状の金具であり、第6図と第7図に示すように
一方の腕5が基台1の周壁面2aに沿つた状態で
垂直下方に向い、他方の腕9が周壁面2aから外
側へ向うように配置されている。腕5には腕5の
長さ方向に一列に2個の長孔8,8が設けられて
いる。この長孔8,8にボルト6,6を挿通し、
周壁2に穿設したねじ孔7,7にボルト6,6を
螺合して、取り付け金具3を周壁2に締め付け固
定してある。腕9には腕9の長さ方向に一列に2
個の孔11,11が設けられている。この孔1
1,11にボルト12,12を挿通し、作業台4
の下面に穿設したねじ孔13,13にボルト1
2,12を螺合して、作業台4を取り付け金具3
に締め付け固定してある。なお、作業台4は矩形
の平板状部材である。
〈考案が解決しようとする問題点〉 上記の作業台は、基台1の周壁面2aにねじ止
めされた取り付け金具3の上面にねじ止めされて
いるので、作業の都合により作業台の取り付け位
置を周壁面の別の位置にずらして使用する時には
取り付け金具3を周壁面に締め付けている4本の
ボルト6を外し、都合の良い位置に取り付け金具
3を締め付け固定することによつて作業台4の位
置をずらさなくてはならず、またこの焼成炉を使
用しない時、焼成炉が専有する床スペースを小さ
くするために作業台4を取り外す場合、この取り
付け金具3を締め付けるボルト6を外さなくては
ならず、また焼成炉を使用する時、再びボルト6
を締め付け、取り付け金具3と共に作業台4を取
り付けなければならない。この様に作業台4を基
台1の周壁台2の都合の良い位置にずらしたり、
作業台4を基台1に付けたり外したりするとき
は、その都度工具によつて取り付け用のボルト6
を外したり締め付けたりしなくてはならず不便で
あるという問題がある。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は、基台上に炉体と焼成台とを設け、上
記炉体が上記焼成台上の陶歯を焼成する歯科用焼
成炉において、上記基台の周壁面にこれに沿つて
設けられた複数個の貫通孔と、これら貫通孔の下
縁近傍にほぼ水平に配置された作業台本体と、こ
の作業台本体の上記基台側の部分に上記各貫通孔
に進退自在に設けられ上記貫通孔に進入した状態
において上記貫通孔の周囲の上記周壁の内側に係
合している係合具とを具備してなるものである。
〈作用〉 作業台本体を基台の周壁面に取り付けるときに
は、基台の周壁面に設けた貫通孔に作業台本体に
設けた係合具を進入させて、この係合具を貫通孔
の周囲の周壁の内面に係合する。この係合によつ
て作業台本体は、略水平に基台の周壁面に保持さ
れる。作業台本体を基台の周壁面から取り外すと
きは、係合具は貫通孔に進退自在に設けられてい
るので、係合具を貫通孔の周囲の周壁の内面から
外し、貫通孔から退出させて作業台本体を取り外
す。基台の周壁面の所望の位置に作業台本体を取
り付けることができるように設けた貫通孔に係合
具を進入させて係合することにより、作業台本体
の取り付け位置を作業の都合に応じて簡単に変更
できる。
〈実施例〉 本考案の一実施例を第1図乃至第5図に用いて
説明する。第4図及び第5図に、この作業台が設
けられている歯科用焼成炉を示す。この歯科用焼
成炉は、基台1の上面に1基の炉体14と、2基
の焼成台15とが設けられており、一方の焼成台
15の上面に載置された陶歯を焼成するときに
は、炉体14を下降させて一方の焼成台15を炉
体14内に収容し、その陶歯を焼成する。他方の
焼成台15の上面に載置された陶歯を焼成すると
きには、炉体14を一方の焼成台15から一旦上
昇させて、他方の焼成台15側に移動させ、炉体
14を他方の焼成台15上に下降させて、この陶
歯と他方の焼成台15とを収容し、陶歯を焼成す
る。第6図及び第7図に示した作業台と、この実
施例の焼成台とが大きく異なる点は、作業台本体
19に係合具20を設け、基台1の周壁面2aに
複数個の貫通孔21を設けた点にある。
作業台本体19は、例えば縦の長さが94mm、横
の長さが151mmの外形輪郭が矩形の平板状である。
この作業台本体19は、一方の長辺が基台1の周
壁面2aに沿い、かつ板面が基台1の上面1aに
平行に配置されている。この作業台本体19は、
中心に円形の開孔22を有し、平板の全外周縁は
直角に上方に折り曲げられており、外周縁の全周
に渡り縁部23が形成されている。作業台本体1
9の上面に作業台本体19の外形輪郭よりも少し
小さい矩形の平板24が挿入されている。この平
板24を作業台本体19から取り出し易いように
両方の短辺側の縁部23の基台1側付近にそれぞ
れ1個ずつ切り欠き25,25が設けられてい
る。
係合具20は、外形が略矩形の平板状に形成さ
れ、作業台本体19の基台1に沿う長辺の両端に
1個ずつ突設されている。この係合具20は、作
業台本体19の板面に対して長辺が垂直に配置さ
れており、その長辺のうち作業台本体19側のも
のが作業台本体19の基台1側の縁部23に接合
している。この係合具20は、貫通孔21を介し
て基台1内に進入しており、係合具19の長辺の
作業台本体19側のものの下縁には切り欠き27
が設けられている。この切り欠き27は貫通孔2
1の下縁に係合可能な大きさである。係合具20
の上縁の作業台本体19側に切り欠き27よりも
少し大きい切り欠き28が設けられており、貫通
孔21の内面2bに当接している。
貫通孔21は、縦長の矩形の開口を有してお
り、基台1の正面、左右の両側面及び背面のそれ
ぞれ周壁面2aに、基台1の上面1aに沿つて横
1列に複数個設けられている。この貫通孔は、通
常基台1に内蔵する制御装置の冷却に使用され
る。貫通孔21は等間隔をおいて穿設されてお
り、作業台本体19を基台1の周壁面2aに取り
付けるとき、2個の係合具20,20の間に所定
の個数の貫通孔21をはさんで係合具20,20
に対応するように貫通孔21が配置されている。
貫通孔21の横幅は、係合具20の厚みよりも少
し広い幅であり、この貫通孔21の縦の長さは、
作用で後述するように、係合具20が貫通孔21
に進退自在であるように、また、貫通孔21に進
入した状態において係合具20が貫通孔21の周
囲の内周壁に係合するような長さに形成されてい
る。作業台本体19を基台1の正面側の周壁面2
aに取り付けるときは、係合具20,20を作業
台本体19を取り付ける周壁面2a側に向けて、
作業台本体19を略水平の位置から係合具20側
を少し下げた状態にする。この状態から係合具2
0,20の上部を対応する所望の貫通孔21,2
1に挿入し、下縁に設けたそれぞれの切り欠き2
7,27を各貫通孔21,21の下縁に係合す
る。そして、切り欠き27,27が貫通孔21,
21の下縁に係合させた状態を維持しながら作業
台本体19を下げていくと、係合具20の作業台
本体19側の長辺の上部が貫通孔21の上方の内
面2bに当接して作業台本体19が略水平状態に
保持される。作業台本体19の重量は、2組の係
合具20の切り欠き27と貫通孔21の下縁との
係合により支えられており、作業台本体19の下
側方向への回動は、係合具20の作業台本体19
側の長辺の上部が貫通孔21の周囲の周壁2の内
面2bに当接することにより係止される。
作業台本体19を周壁面2aから取り外すとき
は、係合具20を少し上方に持ち上げて、両方の
切り欠き27を貫通孔21の下縁から外す。この
外れた状態で作業台本体19の外端側を持ち上げ
ることによつて係合具20の下部を貫通孔21か
ら退出させると共に係合具20の上部も貫通孔2
1から退出させる。
また、貫通孔21を基台1の正面、左右の両側
面及び背面の周壁面2aに設けてあるので、作業
台本体19を所望の周壁面2aに取り付けること
ができる。また以上の構成により作業台本体19
を基台1から取り外したり、取り付けたりするの
に工具を必要としない。
なお、この実施例では、係合具を矩形の平板と
したが、その他に別の脱着可能な金具としてもよ
い。また、作業台本体の形状、大きさを違えたも
のにこの係合具を設けることができる。要は、作
業台本体の縁部に設けた係合具が歯科用焼成炉の
基台の周壁面に沿つて設けた貫通孔に進退自在で
あり、係合具が貫通孔に進入した状態において貫
通孔の周囲の周壁の内面に係合して、作業台本体
を略水平に保持する構造のものであればよい。
〈考案の効果〉 この考案によれば、工具を使用せずに作業台を
歯科用焼成炉の基台の周壁面に取り付けたり、あ
るいは取り外しができるので、作業台を脱着する
作業が簡単であるという効果と、基台の周壁面に
複数個の貫通孔を設けてあり、この貫通孔を設け
たそれぞれの位置に作業台を取り付けることがで
きるので、作業台を使用する都合に合わせて作業
台の位置を変更することができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の1実施例を示す第3図のC
−C方向から見た拡大縦断部分側面図、第2図は
同実施例を示す第3図のB−B方向から見た拡大
横断部分平面図、第3図は同実施例を示す拡大部
分正面図、第4図は同実施例の作業台を設けた歯
科用焼成炉の正面図、第5図は同焼成炉の側面
図、第6図は従来の作業台の正面図、第7図は従
来の作業台の側面図である。 1……基台、2a……基台の周壁面、2b……
周壁の内面、14……炉体、15……焼成炉、1
9……作業台本体、20……係合具、21……貫
通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基台上に炉体と焼成台とを設け、上記炉体が上
    記焼成台上の陶歯を焼成する歯科用焼成炉におい
    て、上記基台の周壁面にこれに沿つて設けられた
    複数個の貫通孔と、これら貫通孔の下縁近傍にほ
    ぼ水平に配置された作業台本体と、この作業台本
    体の上記基台側の部分に上記各貫通孔に進退自在
    に設けられ上記貫通孔に進入した状態において上
    記貫通孔の周囲の上記周壁の内面に係合している
    係合具とを、具備する歯科用焼成炉の作業台。
JP15191687U 1987-10-02 1987-10-02 Expired - Lifetime JPH0517596Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15191687U JPH0517596Y2 (ja) 1987-10-02 1987-10-02

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15191687U JPH0517596Y2 (ja) 1987-10-02 1987-10-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0158094U JPH0158094U (ja) 1989-04-11
JPH0517596Y2 true JPH0517596Y2 (ja) 1993-05-11

Family

ID=31426382

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15191687U Expired - Lifetime JPH0517596Y2 (ja) 1987-10-02 1987-10-02

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0517596Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0158094U (ja) 1989-04-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0517596Y2 (ja)
JPS5883909A (ja) 支持フレ−ムをもち且つ取外し可能な制限壁要素をもつ棚
JPH0753547Y2 (ja) 吊戸棚取付構造
JPS606273Y2 (ja) 傾斜角度調節式棚板支持装置
JPS6036103Y2 (ja) 薬品棚の支持バ−取付構造
JPH0369193A (ja) 電気機器
JPS6018093Y2 (ja) 机等の天板上下調節装置
JP2605218Y2 (ja) フロアパネルの支持装置
JPH0268117U (ja)
JPS6041467Y2 (ja) 空気調和機の取付装置
JPH0256485U (ja)
JPH034558Y2 (ja)
JPH0660217U (ja) 分電盤
JPH0629304Y2 (ja) 吊りボルト支持金具
JPS6020710Y2 (ja) フレ−ム式洗面器のフレ−ム金具
JP3038513U (ja) 天井下地吊り具のナット締結工具
JPH0520319Y2 (ja)
JPH031481U (ja)
JPS61196646U (ja)
JPH05209461A (ja) プレハブ用足場施工方法
JPH01235767A (ja) 床板支持脚用レベル調整工具
JPH0386955U (ja)
JPS6331577U (ja)
JPS63177082U (ja)
JPH07215359A (ja) パネルパック体のパネル支持治具