JPH05175444A - Mos出力回路 - Google Patents

Mos出力回路

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Publication number
JPH05175444A
JPH05175444A JP3345078A JP34507891A JPH05175444A JP H05175444 A JPH05175444 A JP H05175444A JP 3345078 A JP3345078 A JP 3345078A JP 34507891 A JP34507891 A JP 34507891A JP H05175444 A JPH05175444 A JP H05175444A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
transistors
output circuit
resistance value
channel
Prior art date
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Pending
Application number
JP3345078A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuhiko Osawa
信彦 大澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP3345078A priority Critical patent/JPH05175444A/ja
Publication of JPH05175444A publication Critical patent/JPH05175444A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Electronic Switches (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】MOS出力トランジスタの出力オン抵抗値を可
変にする。 【構成】Pチャネル出力トランジスタP0〜P3とNチ
ャネル出力トランジスタN0〜N3はチャネルの幅Bと
長さLの比率W/LがP0(N0):P1(N1):P
2(N2):P3(N3)=1:2:4:8となるよう
に設定されている。また論理ゲート12は各制御端子a
0〜a3,b0〜b3に印加される4ビットの制御信号
で任意のものが選定される。入力信号は選択された論理
ゲート12を経て出力トランジスタPn,Nnのゲート
に印加される。これによってこの出力回路の出力オン抵
抗値が決定される。この出力回路の立ち上がり特性tr
および立ち下がり特性tfは出力オン抵抗値に比例する
ので、制御信号を適宜設定することによりこれを任意に
変更することができる。本例ではtr,tfをそれぞれ
4=16通りに変えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、出力特性が可変のM
OS出力回路に関する。
【0002】
【従来の技術】MOS集積回路の出力特性は、チャネル
の幅Wと長さL(ソースとドレインの間隔)との比率W
/Lによって決定される。従来はMOS集積回路に接続
される負荷を設計時に想定し、これに合うように比率W
/Lを決めてから製造していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のMOS集積回路
では、実際に接続される負荷が想定した負荷と異なって
いて所定の出力特性を得られなかった場合にはマスクの
修正が必要となり、この修正期間だけ装置本体の製造が
遅れるという問題があった。
【0004】またこのようなMOS集積回路では1種類
の負荷にだけ最適な出力特性が設定されるので、これと
異なる負荷には適用することができないという問題があ
った。
【0005】さらに接続される負荷が例えば駆動デバイ
スの場合、図4に示すような駆動デバイスが要求する信
号の立ち上がり特性trもしくは立ち下がり特性tfが
変化することがあり、従来のMOS集積回路ではこれに
対応することができなかった。
【0006】そこでこの発明は、上述したような課題を
解決したものであって、出力特性を任意に変えることが
可能なMOS出力回路を提案するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明においては、チャネルの幅と長さの比率が異
なる複数のトランジスタを並列に接続し、これらのトラ
ンジスタを適宜組み合わせることにより、出力特性を可
変にしたことを特徴とするものである。
【0008】これらのトランジスタに1対1で対応する
制御信号によって、任意のトランジスタを選択して組み
合わせるようにすることができる。
【0009】
【作用】図1において、入力信号は各論理ゲート12に
印加される。この論理ゲートにはそれぞれ1ビットの制
御信号も印加される。この制御信号を適宜設定すること
により、選択された任意の論理ゲート12から入力信号
が出力され、これがバッファアンプ11を経て出力トラ
ンジスタPn(本例ではn=0〜3)、Nnのゲートに
印加されてオン状態となるる。
【0010】選択されなかった出力トランジスタPn,
Nnにはこれをオフにするためのバイアスが印加され
る。
【0011】各出力トランジスタPn,Nnのチャネル
の幅Wと長さLの比率W/Lはそれぞれ重み付けされて
おり、本例では P0(N0):P1(N1):P2(N2):P3(N
3)=1:2:4:8 となるように設定されている。
【0012】また各出力トランジスタPn,Nnの出力
オン抵抗値はこの比率W/Lに比例し、出力回路1全体
の出力オン抵抗値はオン状態の出力トランジスタPn,
Nnの出力オン抵抗値を加算したものとなる。
【0013】したがって出力トランジスタP0〜P3側
の出力オン抵抗値は図2に示すように2n=24=16通
り設定することが可能であり、出力トランジスタN0〜
N3側の出力オン抵抗値も同様に16通り設定可能にな
る。
【0014】このようにして適宜設定された出力オン抵
抗値によって、入力信号の立ち上がり特性tr(出力ト
ランジスタPn側、図4)と立ち下がり特性tfが設定
され、これが外部に出力される。
【0015】
【実施例】続いて、本発明に係わるMOS出力回路をC
MOS(コンプリメンタリMOS)に適用した場合の実
施例について、図面を参照して詳細に説明する。
【0016】図1は本発明を適用したCMOS出力回路
1の構成を示す。同図においてPn(ここではn=0〜
3)はPチャネル出力トランジスタで、NnはNチャネ
ル出力トランジスタである。
【0017】この出力回路1における出力の立ち上がり
特性trはPチャネル出力トランジスタPn側の出力オ
ン抵抗値に比例し、立ち下がり特性tfはNチャネル出
力トランジスタNn側の出力オン抵抗値に比例する。ま
たこれらの出力オン抵抗値は、各出力トランジスタP
n,Nnのチャネルの幅Wと長さLとの比率W/Lに比
例する。
【0018】そして各出力トランジスタPn,Nnの比
率W/Lをその符号と同一とすると、本例では比率W/
Lの関係が次式となるように設定されている。 P0:01:P2:P3=20:21:22:23=1:
2:4:8 N0:N1:N2:N3=20:21:22:23=1:
2:4:8 すなわちこれらの出力トランジスタPn,Nnの出力オ
ン抵抗値は、比率W/Lと同様に2nの重み付けがなさ
れている。
【0019】各出力トランジスタPn,Nnのゲートは
それぞれバッファアンプ11を介して論理ゲート12に
接続されている。各論理ゲート12の制御端子an,b
nにはそれぞれNチャネル出力トランジスタNnと、P
チャネル出力トランジスタPnに対応する1ビットの制
御信号が入力される。
【0020】このCMOS出力回路1に入力された入力
信号は制御端子an,bnに加えられる制御信号によっ
て、各出力トランジスタNn,Pnのゲートへ選択的に
加えられてオン状態になる。ここで選択されなかった出
力トランジスタNn,Pnのゲートにはこれをオフにす
るためのバイアスが印加される。
【0021】このCMOS出力回路1では、制御信号を
適宜設定することにより任意の出力トランジスタPn,
Nnを選択してこれをオンさせることにより、出力トラ
ンジスタPn.Nnの組合せ数の種類だけ出力オン抵抗
値を得ることが可能になる。
【0022】本例では出力トランジスタPn,Nnがそ
れぞれ4個ずつ並列接続されており、図2に示すように
制御信号を設定することによってそれぞれについて24
=16通りの組合せが可能である。そして全体では16
2=256通りの組合せが可能になる。
【0023】またこのCMOS出力回路1では複数の制
御端子an,bnに制御信号を供給する必要があるが、
図3に示すように外部インタフェイス2を設けることに
よって、制御信号をシリアル入力とすれば、外部の接続
ピン数を少なくすることが可能になる。
【0024】この駆動回路では、入力信号が入力バッフ
ァアンプ3を経てCMOS出力回路1に供給される。ま
た例えば4ビットの制御信号は外部インタフェイス2を
経てラッチ4A,4Bに供給され、ここからパラレルに
CMOS出力回路1に供給される。そして上述したよう
な処理で入力信号の出力特性tr,tfが設定されて出
力される。
【0025】このCMOS出力回路は例えばCCDの駆
動中にその転送波形の立ち上がり特性tr、立ち下がり
特性tfを可変可能なドライバとして適用することがで
きる。また発光色によって駆動電流の値が異なるLED
のドライバに適用することができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明はチャネル
の幅Wと長さLの比率W/Lが異なる複数のトランジス
タを並列に接続し、これらのトランジスタを適宜組み合
わせることにより、出力特性を可変にしたものである。
【0027】したがって本発明によれば、異なる負荷も
しくは異なる駆動条件に即時対応可能になる。また、出
力特性はn(全トランジスタ数の1/2)ビットの制御
信号で制御できるため動作中であっても出力抵抗値を変
えることが可能になるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるMOS出力回路を適用したCM
OS出力回路の構成図である。
【図2】制御信号と出力オン抵抗値の関係を説明する説
明図である。
【図3】制御信号の入力方法を説明する説明図である。
【図4】出力特性を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 CMOS出力回路 2 外部インタフェイス 3 バッファアンプ 4A,4B ラッチ 11 入力バッファアンプ 12 論理ゲート P0〜P3,Pn Pチャネル出力トランジスタ N0〜N3,Mn Nチャネル出力トランジスタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チャネルの幅と長さの比率が異なる複数
    のトランジスタを並列に接続し、これらのトランジスタ
    を適宜組み合わせることにより、出力特性を可変にした
    ことを特徴とするMOS出力回路。
  2. 【請求項2】 上記トランジスタに1対1で対応する制
    御信号によって、任意の上記トランジスタが選択されて
    組み合わせられるようにしたことを特徴とする請求項1
    記載のMOS出力回路。
JP3345078A 1991-12-26 1991-12-26 Mos出力回路 Pending JPH05175444A (ja)

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JP3345078A JPH05175444A (ja) 1991-12-26 1991-12-26 Mos出力回路

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JP3345078A JPH05175444A (ja) 1991-12-26 1991-12-26 Mos出力回路

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ID=18374138

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10136266A (ja) * 1996-10-31 1998-05-22 Olympus Optical Co Ltd 固体撮像装置
JP2003134803A (ja) * 2001-10-23 2003-05-09 Fuji Electric Co Ltd スイッチングレギュレータ
US6894547B2 (en) 2001-12-19 2005-05-17 Elpida Memory, Inc. Output buffer circuit and integrated semiconductor circuit device with such output buffer circuit
US12021516B2 (en) 2020-05-01 2024-06-25 Rohm Co., Ltd. Semiconductor device

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USRE43539E1 (en) 2001-12-19 2012-07-24 Elpida Memory, Inc. Output buffer circuit and integrated semiconductor circuit device with such output buffer circuit
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