JPH05174A - 吊り下り運動用バランサ機構 - Google Patents

吊り下り運動用バランサ機構

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JPH05174A
JPH05174A JP24713291A JP24713291A JPH05174A JP H05174 A JPH05174 A JP H05174A JP 24713291 A JP24713291 A JP 24713291A JP 24713291 A JP24713291 A JP 24713291A JP H05174 A JPH05174 A JP H05174A
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JP
Japan
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balancer
arm
pressure
fulcrum
hanging
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Application number
JP24713291A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Takagi
立也 高木
Teruya Takagi
照也 高木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バランサを使用して吊り下り状態で昇降運動
を行う場合に、上昇時には、始めは早く終点近くで吊上
力を漸減させて自然に停止するようにし、又下降時にも
始めは早く着地する際吊上力を漸減させて速度を落し穏
やかに着地させる。 【構成】 支持部材12の上部より加速度センサ9によ
って始動されタイマによって特定時間作動する時限揚力
増加装置7を設けたバランサ1を吊下げ、該バランサの
下方にスイングアーム2を配設し、該アームの基部を前
記の支持部材に軸着し、該アームの中間部を前記バラン
サに取付け、また先端部に吊具3を取付け、前記アーム
の基部軸着部支点Aとバランサの取付部支点Bとを結ぶ
直線の延長部より下方位置に吊具の取付部支点Cを位置
させて成るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は吊り下り運動具に対して
時限揚力増加装置を付設したバランサ機構を組込んだも
のである。
【0002】
【従来の技術】人体をつり上げて無重力運動を行なわせ
るバランサに対して、つり上げの頭初は体重より少ない
つり上力とし、足で地面を蹴って跳び上る瞬間より特定
の時間だけ体重と同一又は近似のつり上力を発動させる
時限圧力付加装置を設けて成る無重力運動用バランサは
本出願人等による特願平2−14859発明がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが前発明は人体
をバランサで直接吊り上げるようにしたため、バランサ
のストローク全長に亘り均一な吊上力を発動し、跳上り
に際し無重力又は上り気味の圧力を設定してプレーする
と、人体は上の位置迄等速度で上昇し、終点で衝撃を受
ける。
【0004】これに対してはクッショを設けることによ
って衝撃を弱めることができるが、この場合でも時限圧
力付加装置に司令する加速度センサが前記の衝撃で誤動
作することがある。
【0005】又、上昇点より降下する場合も、等速度で
急降下すると着地時の衝撃で加速度センサが誤動作する
不具合があった。本発明は、上昇時には初めは早く終点
近くで吊上力を漸減させて自然に停止するようにし、又
下降時にも始めは早く着地する際、吊上力を漸減させて
速度を落し穏やかに着地させるようにしたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明吊り下り運動用バランサ機構は、図1に示す
ように支持部材の上部にバランサを取付けるとともにそ
の下方にスイングアームを配設し、該アームの基部を支
持部材に軸着し、中間部に前記バランサのロッドをまた
先端部に吊具をそれぞれ取付け、前記アームの基部軸着
部支点Aとバランサの取付部支点Bを結ぶ直線延長部の
下方に吊具取付部支点Cを位置させ、前記アームの軸着
部支点A、バランサ取付部支点B及び吊具取付部支点C
の三支点を非一直線とすることにより、アームのテコ比
を変化させて吊具塔乗者の吊上力を、下の位置で最大に
上の位置で最小となるように設定したものである。
【0007】なお図1においてl1、l2はアームを上
方へ引上げた場合、l3、l4はアームを下方へ引下げ
た場合のA−B、B−C間の長さ、l5は先端Cのオフ
セット量を示す。
【0008】
【作用】本発明の作用を図1に示す実施例について説明
すると、アームの全長を2060mm、とし中央をバラ
ンサで吊り、先端支点Cのオフセット量l5を223m
mとした場合、スイングアームが水平状態のときは吊上
力はバランサの1/2であるが、下の位置ではl3>l
4であるので吊上力は1/2より強くなり、上の位置で
はl2>l1となるので吊上力は1/2より弱くなる。
【0009】前記の関係をテコ比によって計算すると、
図示の下向角度30°、上向角度45゜、揚程2.5M
としたとき、バランサの下の位置でのバランサ圧は上の
位置でのバランサ圧より16%小となる。(但し実際の
場合バランサはストロークに応じてスイングするので、
この影響が加算されて約20%となる)例えば塔乗者体
重65Kgの場合、下の位置でのバランス圧は3.4気
圧、上の位置でのバランス圧は4.2気圧となる。
【0010】前記の関係数値を参照して本発明バランサ
機構による吊り下り運動の一例を示すと、 (1)まず吊具に人を腰掛けさせて吊上げる。このとき
のバランサの圧力(下の位置でのバランス圧)は3.4
気圧を示す。 (2)上記圧力を0.6気圧下げて2.8気圧とすると
人は着地する。(この状態よりプレーを開始する。) (3)そこで跳び上ると、時限揚力増加装置が作動して
4.1気圧となる。(同装置は予じめ1.3気圧増加す
るようにセットしておく)この増加された気圧はバラン
ス圧3.4気圧より0.7気圧高いので、かなり早く上
昇する。 (4)上昇につれて上の位置でのバランス圧4.2気圧
に近づき無重力(又は低重力)の状態となって次第に速
度は遅くなり、終点近くで自然に停止する。 (5)上の位置において所定時間に達すると、タイマー
が作用して時限揚力増加装置が切れ、圧力は1.3気圧
下って2.8気圧となりバランス圧4.2気圧より大き
く下るので、早い速度で下降を初める。 (6)地上に近づくと下の位置でのバランス圧3.4気
圧に近づくので、下降速度は遅くなり穏和に着地する。
【0011】
【実施例】図1は本発明吊り下り運動用バランサ機構の
正面図である。図において、1は支持部材12の上部に
吊下げたバランサ、2は該バランサの下方に配設したス
イングアームで、該アームの基部を前記支持部材に軸着
し、中間部をバランサに取付け、先端部にサドル3aつ
きの吊具3を取付け、前記アームの基部軸着部支点Aと
バランサ取付部支点Bとを結ぶ直線の延長部より下方位
置に、吊具の取付部支点Cを位置させる。
【0012】なお4はブースタリレ、5は源圧取入管、
6は調整暑取出管、7は時限揚力増加装置、8はパイロ
ット弁、9は加速度センサ、10は圧力計、11は元圧
取出管の上部に取付けたロータリバルブ、12は支持部
材、13は元圧取入口、14は第二のシリンダ、を示
す。
【0013】図2は本発明バランサ機構に使用する時限
揚力増加装置の一例及びその配管説明図、図3は前記装
置要部の中央縦断面図である。
【0014】前記装置は本出願人の前発明特許第152
2030号のエアバランサ用空気圧力調整装置の機構を
応用したもので、ダイヤフラムa、源圧流入孔b、源圧
流入弁c、センサスイッチ9bに連係させたタイマ1
5、調整圧取出口16、開放弁17の各部より成り、ダ
イヤフラムaの片側を大気圧下に開放するとともに他側
に加圧バネ18の加圧する連結棒19を圧接させ、両者
の力関係において調整圧が低いときは流入弁cを開いて
圧力を上げ、反対に調整圧が高いときは開放弁17を開
いて圧力を下げ、このようにして加圧バネ18に相当し
た調整圧を発生させる。また加圧バネ18の外側に第二
加圧バネ21を設け、レバ22を介して前記連結棒19
に連係させて第二圧力付加装置を構成させる。31は第
三圧力付加装置を構成する押型電気ソレノイド(又は空
圧シリンダ)で、32を支点とするレバ33と引張棒3
4とを経て圧力付加用バネ35により前記のレバ22を
加圧する。36はバネ35の圧力を調整するナットを示
す。
【0015】なお、時限揚力増加装置としては前記図
2、図3に示す装置が好適するが、その他にも図1の一
部に示すようにバランサ1と協働してスイングアーム2
を吊上げる第二のシリンダ14を追加設定し、これに対
して加速度センサ、タイマ、電磁弁を併置して揚力を追
加する手段もある。この場合にはバランサは定圧であ
る。またこのシリンダには強さを調整するための逃し弁
付の圧力調整弁を必要とする。この構造はややコスト高
となるが小さいシリンダで済むため、センサが作動して
吊上力を発動する迄のタイムラグが短くなる特長があ
る。
【0016】その他バランサ吊上部のアームとの取付点
を横移動可能とし、センサ等により作動する動力により
取付点を移動させテコ比を変えて増力させる手段もあ
る。
【0017】
【発明の効果】本発明吊下げ運動用バランサ機構は、こ
れを吊り下り運動の補助装置として使用して前発明特願
平2−14859発明と同様使用者にいわゆる無重力運
動を行わせるものであるが、特に前発明に較べると、上
昇時において、始めは早く終点近くて吊上力を漸減させ
て自然に停止させ下降時においても、始めは早く着地す
る際吊上力を漸減させて速度を落し、緩やかに着地させ
るようにしたので、上昇点及び着地時の衝撃がなく快適
に運動を楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】吊り下り運動用バランサ機構の正面図。
【図2】時限揚力増加装置及び配管説明図。
【図3】時限揚力増加装置の中央縦断面図。
【符号の説明】
1 バランサ 2 スイングアーム 3 吊具 4 ブースタリレ 5 源圧取入管 6 調整圧取出管 7 時限揚力増加装置 8 パイロット弁 9 加速度センサ 9b センサスイッチ 10 圧力計 12 支持部材 15 タイマ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人体を吊り上げるに際し、吊上の頭初は
    体重より小さい吊上力とし、地面を蹴って跳び上る瞬間
    に、吊具に設けた加速度センサ9によって始動されタイ
    マによって特定時間作動する時限揚力増加装置を設けた
    バランサ機構において、支持部材12の上部よりバラン
    サ1を吊下げ、該バランサの下方にスイングアーム2を
    配設し、該アームの基部を前記の支持部材に軸着し、該
    アームの中間部を前記バランサに取付け、また先端部に
    吊具3を取付け、前記アームの基部軸着部支点Aとバラ
    ンサの取付部支点Bとを結ぶ直線の延長部より下方位置
    に吊具の取付部支点Cを位置させて成る吊り下り運動用
    バランサ機構。
  2. 【請求項2】バランサ1にブースタリレ4、該リレに対
    して信号圧を送るためのパイロット弁8及び該弁に対す
    る時限揚力増加装置7を付設して成る請求項1に記載の
    吊り下り運動用バランサ機構。
  3. 【請求項3】塔乗者が跳び上るとき前記アームの下の位
    置でのバランサの圧力をバランサのその位置でのバラン
    ス圧より一段低く設定し、跳び上った瞬間に加速度セン
    サ9により時限揚力増加装置7が作動してアームの上の
    位置でのバランス圧またはその近似圧まで増圧させるよ
    うにした請求項1及び2に記載の吊り下り運動用バラン
    サ機構。
  4. 【請求項4】バランサ1と協働してスイングアーム2を
    吊り上げるためのセンサ、タイマ及び電磁弁で作動され
    る第2のシリンダ14を付設して成る請求項1に記載の
    吊り下り運動用バランサ機構。
JP24713291A 1991-06-24 1991-06-24 吊り下り運動用バランサ機構 Pending JPH05174A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100393117B1 (ko) * 2000-03-30 2003-07-31 최영민 부양장치
JP2009155018A (ja) * 2007-12-26 2009-07-16 Toyo Koken Kk 荷役機械
JP2010241518A (ja) * 2009-04-01 2010-10-28 Toyo Koken Kk 荷役機械及び荷役機械の制御方法
CN102862688A (zh) * 2011-07-05 2013-01-09 哈尔滨工业大学 吊索式低重力模拟张力控制缓冲机构及调整方法

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