JPH0516882A - 水ジエツト推進艇 - Google Patents

水ジエツト推進艇

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Publication number
JPH0516882A
JPH0516882A JP3173923A JP17392391A JPH0516882A JP H0516882 A JPH0516882 A JP H0516882A JP 3173923 A JP3173923 A JP 3173923A JP 17392391 A JP17392391 A JP 17392391A JP H0516882 A JPH0516882 A JP H0516882A
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JP
Japan
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jet unit
suction port
water suction
water
screen
Prior art date
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Pending
Application number
JP3173923A
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English (en)
Inventor
Yoshiki Futaki
善希 二木
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Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
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Priority to US07/912,885 priority patent/US5240443A/en
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  • Cleaning Or Clearing Of The Surface Of Open Water (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 不使用時に艇体10を陸揚げすることなく、
ジェットユニット3内へのフジツボなどの付着を防止
し、しかもインペラーシャフト2などに絡みついたゴミ
などを容易に取り除くことができるようにする。 【構成】 船尾船底部のジェットユニット3は水面下に
開口する水吸引口31を有し、このジェットユニット3
を回転させる回転駆動モータ80と、ジェットユニット
を昇降させる油圧シリンダ7と船底に取付けられてジェ
ットユニットの水吸引口に接続される取水口部材とが設
けられ、水吸引口31にはスクリーン5が取付けられ、
このスクリーン5は先端部が取水口部材4の開口部内に
位置することによりゴミなどの侵入を阻止できる程度に
隙間が設定されるとともに、水吸引口31に取付けられ
た状態でジェットユニット3を上昇させた際に水吸引口
31に手を挿入する隙間が形成されるようにその大きさ
が設定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は水面を滑走する水ジェ
ット推進艇に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、水ジェット推進艇であって水面を
滑走して種々の運動を行なうものが広く用いられるよう
になっている。このジェット推進艇は艇体底部の船尾端
にジェットユニット(推進機)が配置され、これが船尾
後方および船底下方に突出しないように配置されてい
る。そしてジェットユニットに形成された流路内で回転
するインペラにより、船底から水を吸引して流路後端部
のディフレクターを通して船尾から後方に水を噴射する
ようにし、このディフレクターが垂直軸回りに揺動する
ことにより、艇体の推進および旋回を行なわせて水面を
滑走させるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の水ジェット
推進艇は、停止時にはジェットユニットの流路が喫水線
より下側に位置することになるために、不使用時に岸壁
などに停泊させておくと、ジェットユニットの流路中に
フジツボなどが付着することになる。このため使用時に
その清掃に非常に手間がかかるという問題がある。また
これを防止するためには、不使用時には艇体を陸上に上
げておく必要があり、この取扱い作業も非常に繁雑なも
のである。
【0004】この取扱い作業の繁雑さをなくすために、
本出願人は先にジェットユニットを回転することにより
船の停止時にジェットユニットの水吸引口を水面上に上
昇させるようした装置を提案した。またこの構成におい
て、水吸引口には流路中にゴミなどが侵入するのを防止
するためのスクリーンが取付けられるが、ジェットユニ
ット中のインペラーシャフトなどに絡みついたゴミを除
去する際にはスクリーンを取外す必要があって、この作
業に非常に手間がかかるという問題がある。
【0005】この発明は、このような従来の課題の解決
のためになされたものであり、不使用時に艇体を陸揚げ
することなく、ジェットユニットへのフジツボなどの付
着を防止することができ、しかもインペラーシャフトな
どに絡みついたゴミなどを容易に取り除くことができる
構成の水ジェット推進艇を提供することを目的とするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、船尾船底部
に配置されてインペラを内蔵するジェットユニットと、
その前方に配置されて上記インペラを駆動するエンジン
と、上記ジェットユニットを船体長手方向に延びる軸を
中心として回転させる回転手段と、船底に取付けられて
船底開口部とジェットユニットの水吸引口とを接続する
流路が形成された取水口部材とを有し、上記水吸引口に
は流路中にゴミなどが侵入するのを阻止するスクリーン
が取付けられ、上記スクリーンは一端部をジェットユニ
ットに固定し、他端部を上記取水口部材の流路内を他端
側の流路壁面近傍まで延出させ、ジェットユニットが水
吸引口を上に向けた状態において、スクリーンの他端部
と水吸引口との間に手を挿入する隙間が形成されるよう
にその大きさが設定されているものである。
【0007】
【作用】上記構成によれば、艇体の停泊時には回転手段
によりジェットユニットを回転させ、これによってジェ
ットユニットの水吸引口を喫水線より上方に位置させて
流路に水が入らないようにすることができ、またスクリ
ーンが水吸引口に取付けられた状態でジェットユニット
を回転させた際に形成される隙間から手を流路中に挿入
することにより、インペラーシャフトなどに絡みついた
ゴミなどを容易に取り除くことができる。
【0008】
【実施例】図1〜図4において、艇体10には中央部付
近には操作ハンドル11が設けられ、後部船底部にはエ
ンジンルーム12が形成されてそこにエンジン1が設置
され、またその後側には仕切壁15を隔ててジェットユ
ニット3が配置されている。エンジン1の駆動軸13は
仕切壁15を貫通して後方に延び、その先端部には連結
部40を介してインペラシャフト2が連結され、その先
端部にジェットユニット3の流路30中で回転するイン
ペラー20が設けられている。連結部40では、ねじり
変形可能なロールブーツ中でユニバーサルジョイントに
よりインペラーシャフト2と駆動軸13とが連結されて
いる。さらにジェットユニット3の保持部29には回転
駆動モータ80が取付けられ、この回転駆動モータ80
により保持部29より前方のジェットユニット本体をイ
ンペラーシャフト2回りに回転させるようにしている。
これらの構造については、公知のものを採用すればよい
ために、詳細な説明は省略する。
【0009】上記ジェットユニット3の上側には、仕切
壁15から船尾方向に延びる上壁19が形成され、その
下側に両側壁17と仕切り壁15と船尾板18との間に
ジェットユニット3用の凹所1aが形成されている。上
壁19には開閉可能な蓋14が形成され、この蓋14を
開いて開口部16から人が手を入れてジェットユニット
3の清掃などを行なうようにしている。またこの開口部
16の付近には後述のゴミ袋82が取付けられるととも
に、スイッチ81が設置され、このスイッチ81は左右
一対のジェットユニット3を昇降、回転させるためのス
イッチAと、それぞれの側のエンジン1を停止させるた
めのスイッチBとからなり、スイッチBをオンにした後
でなければスイッチAをオンにすることができないよう
に構成されている。
【0010】上記ジェットユニット3はその後端部に流
路中の水を船尾後方に噴射させるディフレクター35を
有し、このディフレクター35は操作ケーブル350に
より操作されることにより上下方向の軸36回りに回転
可能に構成されている。またディフレクター35の両側
部には水平方向の軸39が取付けられ、この軸39回り
に回転可能にリバースバケット37が取付けられ、操作
ケーブル25によって操作されて、図示の後退位置(前
進の推進力を発生させる状態)から、ディフレクター3
5の開口部を覆って水をリバースゲート38を通して前
方に送り出すことにより後進力を生じさせる状態に切換
え可能に構成されている。
【0011】上記流路30の入口部(水吸引口31)に
はフランジ32が形成され、このフランジ32にはパツ
キン33およびスクリーン5が取付けられている。また
このフランジ32に対して、下端部が船底板22に取付
けられた取水口部材4が接続されている。スクリーン5
は、図6に示すように、一方の基部から複数本の棒状の
部材が互いに平行に突出してなり、その基部がフランジ
32の取付け座34に取付けボルト51よって取付けら
れている。そしてスクリーン5の先端部は取水口部材4
内を取水口部材4の壁面近傍まで延在している。そして
水吸引口31を上に向けた状態において、流路30の後
部側に人が手を挿入することができる隙間44が形成さ
れるようにしている。
【0012】上記取水口部材4は、上記ジェットユニッ
ト3の流路30と連続する流路48を形成し、上部フラ
ンジ41と下部フランジ42を有し、上部フランジ41
は上記フランジ32との間に上部座金24を挾んでフラ
ンジ32と対向し、パツキン33によりこの接続部のシ
ールを行なうようにしている。また下部フランジ42は
下部座金23を介して船底板22と結合されて、流路3
0を流路48および船底開口部43に連続させている。
そして図1に示すように、通常の状態ではスクリーン5
の先端部と取水口部材4の下部フランジ42の後側部分
の首部49との間の隙間は、ゴミなどの通過を阻止でき
きる程度の小さな隙間となるようにしている。すなわ
ち、ジェットユニット3の通常の設置状態では流路3
0,48はスクリーン5によって大きな隙間が生じない
ようにし、ジェットユニット3を回転させて水吸引口3
1を上に向けた状態では流路30中に人が手を挿入する
ことができるような隙間44が形成されるようにしてい
る。
【0013】上記下部座金23には、図7に示すように
左右一対の支持部材6が取付けられ、これらは互いに連
結部材62によって連結されるとともに、ビス310に
よって上部座金31が取付けられている。またこの支持
部材6の上端部には油圧シリンダ7の一端部がピン60
によって結合され、この油圧シリンダ7の他端部はアー
ム61の保持部29への取付け部に共締めされたブラケ
ットに結合されている。また支持部材6の中間部にはア
ーム61の一端部が結合され、このアーム61の他端部
はジェットユニット3の支持部材29に結合されてい
る。したがって、このシリンダ7を縮ませることによ
り、図1に示すようにジェットユニット3を連結部40
中のユニバーサルジョイント回りに上昇させて実線の位
置から仮想線の位置に上昇させることができるようにし
ている。
【0014】図8および図9はエンジンルーム12の前
側の区画の構成を示し、隔壁75と76との間には中央
部に燃料タンク70が配置され、その両側の区画には発
泡材72が充填されるとともに一部にオイルタンク71
が配置されている。そしてこの発泡材72中に導管73
が埋設され、この導管73中にタコメータ用ケーブルや
メインスイッチ用ケーブルなどの電装ケーブル74を貫
通させ、これによって電装ケーブル74を外部からの衝
撃および水に対して保護している。また燃料タンク70
に対する燃料注入管78も発泡材72中に埋設されてい
る。なお、上記隔壁75,76あるいは凹所1aの周壁
を構成する仕切り壁15や両側壁17などは、デッキ部
材や船体部材と別体の板材を用い、その周縁部をデッキ
部材や船体部材に接着するようにすればよい。
【0015】図10はジェットユニット3の昇降および
回転を行なわせるための制御手段の1例を示し、ジェッ
トユニット3を回転させるための回転手段を構成する回
転駆動モータ80と、ジェットユニットを昇降させるた
めの昇降手段を構成する油圧シリンダ7とには、これら
を駆動する駆動源(油圧ポンプ)9が接続され、この油
圧ポンプ9と油圧シリンダ7および回転駆動モータ80
とは流路制御手段9aによって接続されている。この流
路制御手段9aは油圧ポンプ9に接続されたパイロット
チェック弁91を具備し、このパイロットチェック弁9
1の一方の側のライン92は互いに逆向きにかつ並列に
配置された第1の逆止弁94と第2の逆止弁95とを介
して油圧シリンダ7のヘッド側に接続されるとともに、
回転駆動モータ80の一方の側に接続され、また他方の
ライン93は第3の逆止弁96と第4の逆止弁97とを
介して回転駆動モータ80の他方の側に接続されるとと
もに、油圧シリンダ7のロッド側に接続されている。ま
たパイロットチェック弁91と油圧シリンダ7および回
転駆動モータ80との間にはそれぞれ第5の逆止弁83
が設置されている。
【0016】図11は制御手段の別の例を示し、ライン
92,93には逆止弁83の代わりに圧力センサー84
を設け、この圧力センサー84からの信号をCPU85
に入力し、これによってチルトスイッチ81を操作して
リレー87を介して駆動ポンプ9の作動のオン、オフを
行なうようにしている。
【0017】図12はチルトスイッチ81により、エン
ジン1および油圧ポンプ9を作動させる手段の一例を示
し、チルトスイッチ81を操作すると、エンジン1用の
点火回路55を開いてエンジン1を停止させるととも
に、リレー87を作動させてバッテリ54から油圧ポン
プ9に通電し、ジェットユニット3の上昇、回転操作を
行なうようにしている。この場合、図1に示すチルトス
イッチ81中のエンジン停止用スイッチBは不要であ
る。また図1に示すアーム61の傾斜角を検出するチル
ト角検出センサー56を設けておき、ジェットユニット
3が上昇した際に生じる傾斜角をチルト角検出センサー
56で検出して点火回路55に入力するようにし、点火
回路55の制御をチルトスイッチ81によらずに、チル
ト角検出センサー56によって行なうようにしてもよ
い。一方、運転席にチルトスイッチ57を設けて運転席
からもジェットユニット3のチルト操作を行なうように
してもよく、この場合には、ジェットユニット3の点検
中にチルトスイッチ57が操作されてもジェットユニッ
ト3が作動することがないように、凹所1aの蓋14を
開いた状態ではスイッチが切れるハッチ用スイッチ58
をリレー87とチルトスイッチ57との間に介在させて
もよい。あるいは、リレー87とチルトスイッチ57と
の間に不作動スイッチ59を介在させて、ジェットユニ
ット3の点検時にはこの不作動スイッチ59をオンにし
ておくことにより、運転席でチルトスイッチ57を作動
させても油圧ポンプ9は作動しないようにしてもよい。
【0018】上記構成において、艇体上10の人が操作
ハンドル11を握ってエンジン1を駆動させ、インペラ
20を回転させて水吸引口43から流路30中に水を吸
引し、ディフレクタ8を通して船尾後方に噴射させるこ
とにより、艇体10の推進および旋回を行なわせる。
【0019】ジェットユニット3中の点検を行なうに
は、艇体11が停止した状態で、ジェットユニット3を
上昇させる。すなわち、まず艇体10上の人が蓋14を
開いてチルトスイッチ81を操作すると、リレー87の
作動軸より油圧ポンプ9が作動されて、図1実線に示す
状態から、油圧シリンダ7の駆動により、ユニバーサル
ジョイントを曲率中心とする円弧軌跡を描くようにジェ
ットユニット3を回転移動させ、図1仮想線に示すよう
に上昇させるとともに、回転駆動モータ80を駆動させ
ることによりジェットユニット3をインペラーシャフト
2回りに回転させて、図5に示すように水吸引口31を
上向きにする。この状態では、流路30は喫水線より上
方に位置するようになって水が入らなくなり、またスク
リーン5の先端部において上記のように下部フランジ3
2の首部49との間に隙間44が形成されることにな
る。そこで艇体10上の人が蓋14を通して手98を隙
間44から流路30中に挿入することにより、インペラ
ーシャフト2に絡みついたゴミ99などを取り除くなど
の作業を行なうことができる。この際、取り除いたゴミ
99は海に捨てずに、凹所1a中に設置したゴミ袋82
中に入れればよい。これによって海の清掃に寄与するこ
とになる。
【0020】上記流路制御手段9aは、ジェットユニッ
ト3の下降状態で、まず油圧シリンダ7を作動させてジ
ェットユニット3を上昇させ、その作動の完了後に回転
駆動モータ80を駆動させ、またジェットユニット3の
上昇状態ではまず回転駆動モータ80を作動させてジェ
ットユニット3を回転させ、その作動の完了後に油圧シ
リンダ7を作動させるようにしている。これによってフ
ランジ32から下方に突出しているスクリーン5が取水
口部材4に当たることなく、取水口部材4との接続を外
すことができる。
【0021】上記のようなジェットユニット3の上昇お
よびそれに続く回転作動を行なわせる制御手段について
図10により説明する。すなわち、図1実線の状態から
油圧ポンプ9を駆動させると、まずパイロットチェック
弁91のパイロットピストン91aが左向きに移動して
ライン93を通して油を油圧シリンダ7のロッド側に供
給し、油圧シリンダ7を縮ませて仮想線に示すようにジ
ェットユニット3を上昇させる。この際、第3の逆止弁
96はそのスプリング設定圧力が高く設定されていて油
の流通を阻止し、回転駆動モータ80を駆動させない
が、油圧シリンダ7が一杯に縮んだ後には油圧が上昇
し、設定圧力を越えると回転駆動モータ80にも油が流
入するようになり、回転駆動モータ80が駆動されてジ
ェットユニット3が回転する。なお、第5の逆止弁83
は上記第3の逆止弁96よりもさらにスプリング設定圧
力が高く設定されており、上記作動が終了した後も油圧
が上昇した場合には、第5の逆止弁83が作動して圧油
を逃がし、ライン93内の圧力の過度の上昇を防止して
いる。
【0022】また上記の状態から駆動ポンプ9を逆向き
に駆動させると、パイロットチェック弁91のパイロッ
トピストン91aが右向きに移動してライン92を通し
て油を回転駆動モータ80に供給し、ジェットユニット
3を回転させて水吸引口31を下向きにする。この際、
第1の逆止弁94はそのスプリング設定圧力が高く設定
されていて油の流通を阻止し、油圧シリンダ7を作動さ
せないが、回転駆動モータ80が一杯に回転した後には
油圧が上昇し、設定圧力を越えると第1の逆止弁94を
通って油圧シリンダ7のヘッド側に油が流入するように
なり、油圧シリンダ7が駆動されて図1実線に示すよう
にジェットユニット3が下降する。このライン92にお
いても第5の逆止弁83によって、圧力の過度の上昇が
防止されている。
【0023】また図11の構成では、ライン92,93
内の圧力を圧力センサー84で検出し、所定の圧力に達
すると、その検出信号によりCPU85がチルトスイッ
チ86を操作してリレー87を介して油圧ポンプ9を停
止させるようにし、これによって配管内の圧力の過度の
上昇を防止している。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ジェットユニットにスクリーンの一端部が取付けら
れ、このスクリーンの他端部が上記取水口部材の流路内
に位置することにより隙間がゴミなどの侵入を阻止でき
る程度に設定されるとともに、水吸引口に取付けられた
状態でジェットユニットを回転させた際に水吸引口に手
を挿入する隙間が形成されるようにその大きさが設定さ
れているものであり、不使用時に艇体を陸揚げすること
なく、ジェットユニットへのフジツボなどの付着を防止
することができ、しかもインペラーシャフトなどに絡み
ついたゴミなどを容易に取り除くことができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示すジェットユニット設置
部の拡大断面側面図である。
【図2】艇体の部分切欠き側面図である。
【図3】ジェットユニットの平面図である。
【図4】ジェットユニット設置部の横断面図である。
【図5】ジェットユニット前端部の点検状態の断面説明
図である。
【図6】ジェットユニットの水吸引口部分の底面図であ
る。
【図7】取水口部材および支持部材の分解斜視図であ
る。
【図8】艇体の平面配置図である。
【図9】図8のIX−IX線断面図である。
【図10】ジェットユニットの作動制御回路図である。
【図11】ジェットユニットの作動制御の他の例を示す
回路図である。
【図12】ジェットユニットのスイッチ制御の一例を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1 エンジン 1a 凹所 2 インペラーシャフト 3 ジェットユニット 4 取水口部材 5 スクリーン 6 支持部材 7 シリンダ 10 艇体 14 蓋 30 流路 31 水吸引口 32 フランジ 35 ディフレクター 44 スペース

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 船尾船底部に配置されてインペラを内蔵
    するジェットユニットと、その前方に配置されて上記イ
    ンペラを駆動するエンジンと、上記ジェットユニットを
    船体長手方向に延びる軸を中心として回転させる回転手
    段と、船底に取付けられて船底開口部とジェットユニッ
    トの水吸引口とを接続する流路が形成された取水口部材
    とを有し、上記水吸引口には流路中にゴミなどが侵入す
    るのを阻止するスクリーンが取付けられ、上記スクリー
    ンは一端部をジェットユニットに固定し、他端部を上記
    取水口部材の流路内を他端側の流路壁面近傍まで延出さ
    せ、ジェットユニットが水吸引口を上に向けた状態にお
    いて、スクリーンの他端部と水吸引口との間に手を挿入
    する隙間が形成されるようにその大きさが設定されてい
    ることを特徴とする水ジェット推進艇。 3.発明の詳細な説明
JP3173923A 1991-02-08 1991-07-15 水ジエツト推進艇 Pending JPH0516882A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3173923A JPH0516882A (ja) 1991-07-15 1991-07-15 水ジエツト推進艇
US07/912,885 US5240443A (en) 1991-02-08 1992-07-13 Jet propelled boat

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3173923A JPH0516882A (ja) 1991-07-15 1991-07-15 水ジエツト推進艇

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JPH0516882A true JPH0516882A (ja) 1993-01-26

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ID=15969584

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JP3173923A Pending JPH0516882A (ja) 1991-02-08 1991-07-15 水ジエツト推進艇

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JP (1) JPH0516882A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6457433B1 (en) 2000-09-29 2002-10-01 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Fuel tank fixing structure of small-size boat

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6457433B1 (en) 2000-09-29 2002-10-01 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Fuel tank fixing structure of small-size boat

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