JPH05167569A - ディジタルデータ検出器 - Google Patents

ディジタルデータ検出器

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JPH05167569A
JPH05167569A JP33042791A JP33042791A JPH05167569A JP H05167569 A JPH05167569 A JP H05167569A JP 33042791 A JP33042791 A JP 33042791A JP 33042791 A JP33042791 A JP 33042791A JP H05167569 A JPH05167569 A JP H05167569A
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Hitoshi Takeuchi
仁志 竹内
Chiaki Yamawaki
千明 山脇
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/02Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information
    • H04L7/033Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information using the transitions of the received signal to control the phase of the synchronising-signal-generating means, e.g. using a phase-locked loop
    • H04L7/0334Processing of samples having at least three levels, e.g. soft decisions
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/10009Improvement or modification of read or write signals

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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ディジタル受信信号に同期したデータ検出ク
ロックおよびディジタルデータを検出し、周波数変動に
よるデータ誤りを少なくする。 【構成】 排他的論理和ゲート6および1ビット遅延回
路17より求められた受信信号が基準レベルと交差する
点の位置と、演算回路5より求められた現在のサンプリ
ング点と受信信号が基準レベルと交差する点との位相間
隔と、Iビット並列遅延回路18より求められた1つ前
のサンプリング点の位相と、Iビットj段並列遅延回路
19より求められた2つ以上前のサンプリング点の位相
より、現在のサンプリング点の位相を求め、算出された
各サンプリング点の位相と、A/D変換器1により求め
られたサンプリングデータのMSBと、演算回路5より
求められた現在のサンプリング点と受信信号基準レベル
と交差する点との位相間隔よりデータ検出クロックとデ
ィジタルデータを検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はディジタルデータ検出
器に関し、特に、ディジタルデータ伝送系におけるディ
ジタル受信信号よりデータ検出クロックおよびディジタ
ルデータを検出するようなディジタルデータ検出器に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ディジタル受信信号よりディ
ジタルデータを検出する方法が種々提案されている。そ
の一例として、以下に説明するものがある。すなわち、
ディジタル受信信号をチャネルビットレートのm倍(m
>1)の周波数でサンプリングし、現在位相を算出しよ
うとしているサンプリング点Ri+1(以下、現在のサン
プリング点と称する)のサンプリングデータSi+1 (以
下、現在のデータと称する)とその1つ前のサンプリン
グ点Ri (以下、1つ前のサンプリング点と称する)の
サンプリングデータSi (以下、1つ前のデータと称す
る)より受信信号がゼロレベルと交差する点(以下、ゼ
ロクロス点と称する)と現在のサンプリング点Ri+1
の間隔Pを次の第(1)式により求める。
【0003】 P=|Si+1 |/(|Si+1 |+|Si |)×(N/2)…(1) ここで、Nはチャネルビット間隔を表わす位相の値であ
る。この値Pと、1つ前のサンプリング点Ri の位相P
i (以下、1つ前の位相と称する)とその2つ前のサン
プリング点Ri-2 の位相Pi-2より求めた現在のサンプ
リング点Ri+1 の位相の予測値Pi+1´(以下、現在の
位相の予測値と称する)を以下のようにして算出する。
【0004】 Pi+1´={(Pi −Pi-2 )×L+Pi +(N/2)}mod N(Lは0 <L<1となる定数)…(2) この位相の予測値Pi+1´を用いて、現在のサンプリン
グ点Ri+1 の位相Pi+1 (以下、現在の位相と称する)
を求める。現在のサンプリング点Ri+1 と1つ前のサン
プリング点Ri の間にゼロクロス点が存在する場合は、
上述のPi+1 は次の第(3)式のようにして求める。
【0005】 pi+1 ={(P−Pi+1´)×K+Pi+1´}mod N(Kは0<K<1とな る定数)…(3) 一方、現在のサンプリング点Ri+1 と1つ前のサンプリ
ング点Ri の間にゼロクロス点が存在しなかった場合に
は、上述のPi+1は次の第(4)式のようにして求め
る。
【0006】Pi+1 =Pi+1´…(4) データ検出クロックおよびディジタルデータは第(1)
式〜第(4)式によって求められたP,Pi ,Pi+1
以下に示すクロック抽出条件およびデータ判定条件との
比較結果に基づいて検出する。これについては、特開平
01−025357号公報に示されている。
【0007】 Pi >Pi+1 、かつPi ≧N/2、かつPi+1 ≧N/2
クロックあり…(5) Pi >Pi+1 、かつPi <N/2、かつPi+1 <N/2
クロックあり…(6) Pi <Pi+1 、かつPi <N/2、かつPi+1 ≧N/2
クロックあり…(7) P>Pi+1 −N/2の場合ディジタルデータはSi のM
SBの逆、それ以外はSi のMSB…(8)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図3は従来の方法を用
いてデータを伝送したときに生じる問題点を説明するた
めの図である。今、図3(a)に示すデータを、ある伝
送路を介して送信したときに伝送路の特性によって歪を
生じ、受信側では図3(b)に示す受信信号を受信した
ものとする(ただし、この場合の送信データは最短反転
間隔Tminと検出窓幅Twが等しいものとする)。こ
の受信信号をチャネルビットレートの2倍の周波数でサ
ンプリングした結果を従来の方法によるデータ検出器に
入力した場合を考える。ここでは、チャネルビット間隔
を64等分して位相を表わし(すなわち、N=64)、
上述の係数K,Lをともに0.25とする。
【0009】まず、上述の第(1)式に基づいて、現在
のサンプリング点Ri+1 とゼロクロス点の位相間隔Pを
求める。第(1)式は現在のサンプリング点Ri+1 と1
つ前のサンプリング点Ri の間にゼロクロス点が存在す
る場合のみ有効である。図3においては、サンプリング
点Ri ,R8 がこの条件を満足しており、このときのP
は図3(d)に示すように以下のようになる。
【0010】 サンプリング点R1 P=|S1 |/(|S1 |+|S0 |)×(N/2)= 30/(30+23)×32=18 サンプリング点R8 P=|S8 |/(|S8 |+|S7 |)×(N/2)= 5/(5+47)×32=3 ここで、サンプリング点R1 に着目すると、現在の位相
の予測値P1´は上述の第(2)式に基づいて、以下の
ようになる。
【0011】 Pi´=(P0 −P-2)×L+{(P0 +N/2) mod N}=(23− 23)×0.25+(23+32) mod 64)=55 (X mod YはX/Yの余りを意味する)この結果
と、上述のPの計算結果を用いて現在の位相P1 を求め
ると、第(3)式より以下のようになる。
【0012】 Pi ={(P−P1´)×K+P1´} mod N={(18−55)×0. 25+55} mod 64=61 (位相の値は0〜N−1までであり、N/2を越えた場
合は、その値よりNを引いた値を用いて計算を行な
う。)サンプリング点R2 の場合は現在のサンプリング
点R2 と1つ前のサンプリング点R1 の間にゼロクロス
点が存在しないため、現在の位相の予測値P2´が現在
の位相P2 になる。
【0013】 P2 =P2´=(P1 −Pi-1 )×L+(P1 +N/2)=(61−55)× 0.25+(61+32)=30 同様にして、サンプリング点R3 〜R9 について、P,
i+1´,Pi+1 を求めると、図3(d)〜(f)のよ
うになる。この結果を上述のクロック抽出条件およびデ
ータ判定条件(第(5)式〜第(8)式)と比較する
と、データ検出クロックおよびディジタルデータは図3
(g),(h)に示すようになる。この結果は送信デー
タとは一致せず、誤ったデータとなってしまう。図3
(b)より分かるように、受信信号が周波数変動を伴っ
ており、上述のデータ誤りはこの周波数変動に起因する
ものである。
【0014】このように、従来の方法では、たとえば磁
気テープにディジタルデータを記録再生するシステムの
ようにディジタル受信データに周波数変動がある場合、
データ誤りが発生しやすくなり、システムの信頼性が低
下するという問題点があった。これは位相の予測値を求
める際に、特にゼロクロス点が長時間にわたって検出さ
れなかった場合、過去の位相情報が十分に位相の予測値
に反映されていなかったためである。たとえば、図3
(b)において、サンプリング点R1 では位相がサンプ
リングデータにより補正されたため、サンプリング点R
0 との位相間隔は38となり、周波数変動がないときに
比べて広くなっている(周波数変動がないときにはN/
2=32)。しかし、サンプリング点3と4の位相間隔
は32となり、サンプリング点R1 で補正された結果は
反映されていない。
【0015】それゆえに、この発明の主たる目的は、従
来のものに比べてワウフラッタなどの周波数変動に起因
するデータ誤りが少なくなるように対処したディジタル
データ検出器を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明はディジタルデ
ータ検出器であって、サンプリングデータ検出手段と位
相間隔算出手段と基準レベル交差検出手段と位相間隔予
測値算出手段と位相算出手段とデータ検出クロック信号
検出手段とデータ検出手段とを備えて構成される。サン
プリングデータ検出手段はディジタル受信信号を一定の
周波数でサンプリングし、位相間隔算出手段は検出され
たサンプリングデータに応じて現在のサンプリング点R
i+1 とゼロクロス点の位相間隔Pを算出し、基準レベル
交差検出手段はディジタル受信信号が基準レベルと交差
する点の位置を検出する。位相間隔予測値算出手段は、
現在のサンプリング点Ri+1 の1つ前のサンプリング点
i の位相Pi と現在のサンプリング点Ri+1 の少なく
とも2つ以上前のサンプリング点Ri-j の位相P
i-j (jは自然数)と、基準レベル交差検出手段によっ
て検出されたディジタル受信信号が基準レベルと交差す
る点の位置に基づいて現在のサンプリング点Ri+1 とそ
の1つ前のサンプリング点Ri の位相間隔の予測値Pd
i+1 を算出する。位相算出手段は、1つ前の位相Pi
位相間隔算出手段によって算出されたディジタル受信信
号が基準レベルと交差する点と現在のサンプリング点R
i+1 との位相間隔Pと、位相間隔予測値算出手段によっ
て算出された現在のサンプリング点Ri+1 とその1つ前
のサンプリング点の位相間隔の予測値Pdi+1 と、基準
レベル交差検出手段によって検出されたディジタル受信
信号が基準レベルと交差する点の位置に基づいて現在の
位相Pi+1 を算出する。データ検出クロック信号検出手
段は、位相算出手段によって算出された各サンプリング
点の位相に応じて、ディジタル受信信号に同期するデー
タ検出クロック信号を検出する。データ検出手段は位相
間隔算出手段によって算出されたディジタル受信信号が
基準レベルと交差する点と現在のサンプリング点Ri+1
との位相間隔Pと、位相算出手段によって算出された現
在の位相Pi+1 と検出されたサンプリングデータに応じ
て、ディジタル受信信号よりディジタルデータを検出す
る。
【0017】
【作用】この発明に係るディジタルデータ検出器は、現
在の位相が1つ前のサンプリング点の位相と2つ以上前
のサンプリング点の位相およびゼロクロス点の位置に基
づいてデータ検出クロック信号とディジタルデータが算
出される。したがって、ディジタル受信信号の周波数が
大きく変動した場合も、その周波数変動に追従して各サ
ンプリング点の位相が正確に算出される。このため、デ
ィジタル受信信号に同期するクロック信号が正確に検出
され、それによりディジタル受信信号からディジタルデ
ータが正確に検出される。
【0018】
【実施例】図1はこの発明の一実施例の具体的なブロッ
ク図である。この図1に示した実施例では、最短反転間
隔(Tmin)=0.8T,最長反転間隔(Tmax)
=3.2T、NRZ型変調方式によるディジタル受信信
号からディジタルデータを検出する場合について説明す
る。A/D変換器1にはディジタル受信信号が与えら
れ、このディジタル受信信号はA/D変換器1によって
ディジタル受信信号がチャネルビットレートのm倍の周
波数でサンプリングされ、Mビットのディジタルデータ
に変換される。この変換は、たとえば2の補数を用いて
再生信号の極性をMSB(Most Signific
ant Bit)の“0”,“1”で表わしている。
【0019】A/D変換器1の出力はまずMビット並列
遅延回路2に入力される。Mビット並列遅延回路2はサ
ンプリング周期に相当する遅延量を有しており、その出
力は1つ前のサンプリングデータSi として絶対値算出
回路3に与えられる。A/D変換器1の出力はさらに現
在のサンプリングデータSi+1 として絶対値算出回路4
に入力される。絶対値算出回路3,4の出力は1つ前お
よび現在のサンプリングデータの絶対値|Si |,|S
i+1 |として演算回路5に入力される。演算回路5は1
つ前および現在のサンプリングデータの絶対値|S
i |,|Si+1 |を用いて前述の第(1)式に従って現
在のサンプリング点Ri+1 とゼロクロス点との位相間隔
Pを求める。一方、現在のサンプリング点Ri+1 と1つ
前のサンプリング点Ri の間にゼロクロス点が存在する
かどうかを判定するために、A/D変換器1とMビット
並列遅延回路2の出力のMSBを排他的論理和(以下、
EXORゲートと称する)6に入力する。EXORゲー
ト6は2つの入力の論理が異なるときに“1”を出力す
る。前述のようにサンプリングデータはMSBの“1”
か“0”で極性を表わしているため、EXORゲート6
の出力は“1”のときに現在のサンプリング点と1つ前
のサンプリング点の間にゼロクロス点が存在することに
なる。
【0020】一方、演算回路5の出力は減算回路7に入
力される。減算回路7の他方の入力には後で説明する
が、現在の位相の予測値Pi+1´である加算回路19の
出力が入力されており、減算回路7は演算回路5の出力
から加算回路19の出力を減じた結果を出力する。減算
回路7の出力は係数回路8に入力される。係数回路8は
減算回路7の出力にある係数K(0<K<1)を乗じ、
その結果を出力する。この係数回路8の出力およびEX
ORゲート6の出力は選択回路9に入力される。先に述
べたように、現在のサンプリング点Ri+1 とゼロクロス
点との位相間隔Pは現在のサンプリング点Ri+1 と1つ
前のサンプリング点Ri 点の間にゼロクロス点が存在す
るときのみ有効となるため、選択回路9はEXORゲー
ト6の出力が“1”のとき、すなわち現在のサンプリン
グ点Ri+1 と1つ前のサンプリング点Ri の間にゼロク
ロス点が存在するときには、係数回路8の出力をEXO
Rゲート6の出力が“0”のとき、すなわち現在のサン
プリング点Ri+1と1つ前のサンプリング点Ri の間に
ゼロクロス点が存在しないときには、“0”を出力す
る。選択回路9の出力は加算回路10に入力される。加
算回路10の他方の入力には後で述べるが現在の位相の
予測値Pi+1´である加算回路19の出力が入力されて
おり、加算回路10はこの2つの値の和すなわち現在の
位相Pi+1 を出力する。
【0021】現在の位相Pi+1 を表わす加算回路10の
出力はIビット並列遅延回路11に入力される。Iビッ
ト並列遅延回路11はサンプリング周期に相当する遅延
量を有しており、その出力は1つ前の位相Pi としてI
ビットj段並列遅延回路12および減算回路13に入力
される。Iビットj段並列遅延回路12はサンプリング
周期のj倍(jは自然数)の遅延量を持っており、その
出力はj+1前の位相Pi-j として減算回路13に入力
される。減算回路13はIビット並列遅延回路11の出
力からIビットj段並列遅延回路12の出力を減じ、そ
の結果より理想的なサンプリング点間の位相間隔を減じ
た結果を出力する。理想的なサンプリング点間の位相間
隔はIビットj段並列遅延回路12の段数jによって決
定され、jが奇数のときはN/2,偶数のときは0にな
る。減算回路13の出力は係数回路14に入力される。
係数回路14は減算回路13の出力にある係数L(0<
L<1)を乗じた結果を出力する。
【0022】係数回路14の出力は加算回路15に入力
され、サンプリング周期を表わす位相値N/2が加算さ
れる。この加算回路15の出力は選択回路16に入力さ
れる。選択回路16には他に1ビット遅延回路17とI
ビット並列遅延回路18の出力が入力される。1ビット
遅延回路17にはEXORゲート6の出力が入力されて
いて、これをサンプリング周期に相当する時間遅延して
出力する。すなわち、1ビット遅延回路17の出力は1
つ前のサンプリング点Ri と2つ前のサンプリング点R
i-1 の間にゼロクロス点が存在するかどうかを示すこと
になる。
【0023】また、Iビット並列遅延回路18には、選
択回路16の出力が入力されており、Iビット並列遅延
回路18はこれをサンプリング周期に相当する時間遅延
して出力する。選択回路16は1ビット遅延回路17の
出力が“1”のとき、すなわち1つ前のサンプリング点
i と2つ前のサンプリング点Ri-1 の間にゼロクロス
点が存在するときには加算回路15の出力、1ビット遅
延回路17の出力が“0”のとき、すなわち1つ前のサ
ンプリング点Ri と2つ前のサンプリング点R i-1 の間
にゼロクロス点が存在しなかったときはIビット遅延回
路18の出力を選択し、これを現在のサンプリング点R
i+1 と1つ前のサンプリング点Ri の位相間隔の予測値
Pdi+1 として出力する。また、このことによりIビッ
ト遅延回路18の出力は1つ前のサンプリング点Ri
2つ前のサンプリング点Ri-1 の位相間隔の予測値Pd
iになる。選択回路16の出力は加算回路19に入力さ
れる。加算回路19の他方の入力にはIビット並列遅延
回路11の出力、すなわち1つ前の位相Pi が入力され
ており、加算回路19はこの2つの値の和を算出し、こ
れを現在の位相の予測値Pi+1´として出力する。
【0024】ここまでの位相の計算は、単なる算術演算
ではなく、たとえば角度の計算を0度〜360度で行な
うのと同様に、0〜N−1の間で行なわなければならな
い。
【0025】上述のようにして求められた位相情報など
をもとにデータ検出クロックおよびディジタルデータを
検出する。図1において、データ検出クロック検出回路
20には現在の位相Pi+1 を表わす加算回路10の出力
と1つ前の位相を表わすIビット並列遅延回路11の出
力が入力される。データ検出クロック検出回路20は前
述のクロック抽出条件と2つの入力を比較し、条件を満
足していれば、すなわちそのときのディジタルデータが
有効であれば“1”を出力し、条件を満足していなけれ
ば、すなわちそのときのディジタルデータが無効であれ
ば“0”を出力する。後続の回路、たとえば復調回路な
どはこのデータ検出クロック検出回路20の出力すなわ
ちデータ検出クロック信号に基づいて有効なディジタル
データのみを処理する。
【0026】また、データ検出回路21には1つ前のサ
ンプリングデータの極性を表わすMビット並列遅延回路
2の出力のMSBと、現在のサンプリング点Ri+1 とゼ
ロクロス点との位相間隔を表わす演算回路5の出力およ
び1つ前の位相を表わすIビット並列遅延回路11の出
力が入力される。データ検出回路21は前述のデータ判
定条件とこれらの入力とを比較し、それぞれの条件に応
じてディジタルデータを検出する。
【0027】本願発明は上述の方法によって実現可能で
あり、上述の過程を整理すると以下のようになる。
【0028】まず、現在のサンプリング点Ri+1 の直
前、すなわち現在のサンプリング点R i+1 と1つ前のサ
ンプリング点Ri の間にゼロクロス点が存在するかどう
かを判定する。ゼロクロス点が存在する場合には、まず
現在のサンプリングデータSi+ 1 と1つ前のサンプリン
グデータSi を用いてゼロクロス点と現在のサンプリン
グ点Ri+1 の位相間隔Pを以下に示す第(9)式のよう
にして求める。
【0029】 P=|Si+1 |/(|Si+1 |+|Si |)×(N/2)…(9) 次に、1つ前のサンプリング点Ri の直前、すなわち1
つ前のサンプリング点Ri と2つ前のサンプリング点R
i-1 の間にゼロクロス点が存在するか否かを判定する。
ゼロクロス点が存在する場合には、1つ前の位相Pi
2つ以上前のサンプリング点の位相Pi-j とを用いて現
在のサンプリング点と1つ前のサンプリング点との位相
間隔の予測値Pdi+1 を次の第(10)式で求める。
【0030】 Pdi+1 ={(Pi −Pi-j −(N/2×j) mod N))×L+N/2 } mod N(Lは0<L<1となる定数)…(10) ゼロクロス点が存在しなかった場合には、現在のサンプ
リング点Ri+1 と1つ前のサンプリング点Ri との位相
間隔の予測値Pdi+1 は第(11)式に示すように、1
つ前のサンプリング点Ri と2つ前のサンプリングR
i-1 との位相間隔の予測値Pdiとする。
【0031】Pdi+1 =Pdi …(11) 上述のようにして求められた位相間隔の予測値Pdi+1
と1つ前の位相Pi を用いて現在の位相の予測値Pi+1
´を次の第(12)式で求める。
【0032】 Pi+1´=(Pi +Pdi+1 ) mod N…(12) このようにして求めた現在の位相の予測値Pi+1´と、
前述のゼロクロス点と現在のサンプリング点Ri+1 の位
相間隔Pを用いて現在の位相Pi+1 を以下に示す第(1
3)式のようにして求める。
【0033】 Pi+1 ={(P−Pi+1´)×K+Pi+1´} mod N(Kは0<K<1と なる定数)…(13) 一方、現在のサンプリング点Ri+1 の直前にゼロクロス
点が存在しなかった場合には現在の位相の予測値Pi+1
´をそのまま現在の位相Pi+1 とする。
【0034】上述のようにして求めたゼロクロス点と現
在のサンプリング点Ri+1 の位相間隔P,現在の位相P
i+1 ,1つ前の位相Pi とクロック抽出条件,データ判
定条件に基づいてデータ検出クロックおよびディジタル
データを検出する。クロック抽出条件,データ判定条件
は従来の方法と同じで以下に示すようになる。
【0035】 Pi >Pi+1 、かつPi ≧N/2、かつPi+1 ≧N/2
クロックあり Pi >Pi+1 、かつPi <N/2、かつPi+1 <N/2
クロックあり Pi >Pi+1 、かつPi <N/2、かつPi+1 ≧N/2
クロックあり P>Pi +1−N/2の場合ディジタルデータはSi
MSBの逆、それ以外はSi のMSB 本願発明は上述のような方法で従来の方法の問題点であ
る受信信号の周波数変動に起因するデータ誤りを少なく
することができ、システムの高い信頼性を確保すること
ができる。
【0036】ここで、従来の方法の場合と同様にして、
図3(b)に示す受信信号をチャネルビットレートの2
倍でサンプリングしてこの発明の一実施例のデータ検出
器に入力した場合を考える。まず、サンプリングデータ
よりゼロクロス点と現在のサンプリング点の位相間隔P
を求める。上述の従来の方法と同様にして、サンプリン
グ点R1 とR8 のみに有効であるので、それぞれの場合
のPは以下のようになる。
【0037】 サンプリング点R1 P=|S1 |/(|S1 |+|S0 |)×N/2=30 /(30+23)×32=18 サンプリング点R8 P=|S8 |/(|S8 |+|S7 |)×N/2=5/ (5+47)×32=3 次に、現在のサンプリング点Ri+1 と1つ前のサンプリ
ング点Ri の位相間隔の予測値Pdi+1 を求める。サン
プリング点R1 の場合、1つ前のサンプリング点R0
2つ前のサンプリング点Ri-1 の間にはゼロクロス点が
ないため、位相間隔の予測値Pd1 は第(11)式に示
すように、1つ前のサンプリング点R0 と2つ前のサン
プリング点Ri-1 の位相間隔の予測値Pd0 =32とな
る。この値を用いて現在の位相の予測値P1´を求める
と、第(12)式より以下のようになる。
【0038】 Pi´=P0 +Pd1 =24+32=56 この結果と先に求めたPより現在の位相P1 を求めると
第(13)式より以下のようになる。
【0039】 P1 ={(P−P1´)×K+P1´} mod N={(18−56)×0. 25+56} mod 64=62 次に、サンプリング点R2 の場合、1つ前のサンプリン
グ点R1と2つ前のサンプリング点R0 の間にゼロクロ
ス点が存在するので、位相間隔の予測値Pd2 は第(1
0)式より以下のようになる。ただし、上述の第(1
0)式においてj=2とする。
【0040】 Pd2 ={(P1 −Pi-1 )×K+N/2} mod N={(62−56) ×0.25+32} mod 64=33 この結果より、現在の位相の予測値P2´を求めると、
第(12)式より以下のようになる。
【0041】 P2´=(P1 +Pd2 ) mod N=(62+33) mod 64=3 1 この場合、現在のサンプリング点R2 と1つ前のサンプ
リング点R1 の間にはゼロクロス点は存在しないので、
現在の位相P2 は現在の位相の予測値P2´になる。以
下、サンプリング点R3 〜R9 についても同様にして、
P、Pdi+1 、P i+1´、Pi+1 を求めると、図2
(d)〜(g)に示すようになる。この結果を用いて、
データ検出クロックおよびディジタルデータをクロック
抽出条件およびデータ判定条件に基づいて発生させる
と、図2(h),(i)に示すになる。この結果は送信
データと一致しており、この発明の方法を用いることに
より、従来の方法でデータ誤りが発生した周波数変動を
伴った受信信号より正しいディジタルデータを検出する
事ができる。
【0042】なお、前述の説明は、入力が1チャネルの
場合であったが、入力が多チャンネルの場合にも、たと
えばYチャネルの場合には各チャネルの受信信号を互い
にずれたタイミングでサンプリングし、Mビット並列遅
延回路2,Iビット並列遅延回路11,18,1ビット
並列遅延回路18およびIビットj段並列遅延回路12
の遅延時間をY倍することで対応できる。
【0043】なお、上述の実施例においては、Tmin
=0.8T、Tmax=3.2T、NRZI型変調方式
について述べたが、これに限定されるものではなく、他
の変調方式にも適用可能である。
【0044】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、現在
位相を求めようとしているサンプリング点の1つ前のサ
ンプリング点の位相と2つ以上前のサンプリング点の位
相とディジタル受信信号が基準信号と交差する点の位置
より現在のサンプリング点と1つ前のサンプリング点の
位相間隔の予測値を求め、その値より現在のサンプリン
グ点の位相を求めることにより、従来のものより大きな
周波数変動を伴ったディジタル受信信号に対応できるデ
ィジタルデータ検出器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】この発明の一実施例によってデータ検出を行な
った場合の結果を従来の方法と比較するための図であ
る。
【図3】従来の方法を用いた場合の問題点を説明するた
めの図である。
【図4】従来の方法とこの発明における記号を一覧で示
した図である。
【符号の説明】
1 A/D変換器 2 Mビット並列遅延回路 3,4 絶対値算出回路 5 演算回路 6 排他的論理和ゲート 7,13 減算回路 8,14 係数回路 9,16 選択回路 10,15,19 加算回路 11,18 Iビット並列遅延回路 12 Iビットj段並列遅延回路 17 1ビット遅延回路 20 データ検出クロック検出回路 21 データ検出回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル受信信号をチャネルビットレ
    ートのm倍の周波数(m>1)でサンプリングするサン
    プリングデータ検出手段と、 前記サンプリングデータ検出手段によって検出されたサ
    ンプリングデータに応じて、前記ディジタル受信信号が
    基準レベルと交差する点と現在のサンプリング点Ri+1
    との位相間隔Pを算出する位相間隔算出手段と、 前記ディジタル受信信号が基準レベルと交差する点の位
    置を検出する基準レベル交差検出手段、 前記現在のサンプリング点Ri+1 の1つ前のサンプリン
    グ点Ri の位相Pi と前記現在のサンプリング点Ri+1
    の少なくとも2つ以上前のサンプリング点Ri- j の位相
    i-j (jは自然数)と、前記基準レベル交差検出手段
    によって検出された前記ディジタル受信信号が前記基準
    レベルと交差する点の位置に応じて、現在のサンプリン
    グ点Ri+1 とその1つ前のサンプリング点Ri との位相
    間隔の予測値Pdi+1 を算出する位相間隔予測値算出手
    段と、 前記1つ前の位相Pi と前記位相間隔算出手段によって
    算出された前記ディジタル受信信号が前記基準レベルと
    交差する点と現在のサンプリング点Ri+1 との位相間隔
    Pと、前記位相間隔予測値算出手段によって算出された
    現在のサンプリング点Ri+1 とその1つ前のサンプリン
    グ点の位相間隔の予測値Pdi+1 と、前記基準レベル交
    差検出手段によって検出された前記ディジタル受信信号
    が前記基準レベルと交差する点の位置に応じて、現在の
    位相Pi+1 を算出する位相算出手段と、 前記位相算出手段によって算出された各サンプリング点
    の位相に応じて、前記ディジタル受信信号に同期するデ
    ータ検出クロック信号を検出するデータ検出クロック信
    号検出手段と、 前記位相間隔算出手段によって算出された前記ディジタ
    ル受信信号が基準レベルと交差する点と現在のサンプル
    リング点Ri+1 との位相間隔Pと、前記位相差算出手段
    によって算出された現在の位相Pi+1 と、前記サンプリ
    ングデータ検出手段によって検出されたサンプリングデ
    ータとに応じて、ディジタル受信信号よりディジタルデ
    ータを検出するデータ検出手段とを備えた、ディジタル
    データ検出器。
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EP0546851A1 (en) 1993-06-16
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