JPH05165366A - 画像形成装置の定着装置 - Google Patents

画像形成装置の定着装置

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JPH05165366A
JPH05165366A JP3333012A JP33301291A JPH05165366A JP H05165366 A JPH05165366 A JP H05165366A JP 3333012 A JP3333012 A JP 3333012A JP 33301291 A JP33301291 A JP 33301291A JP H05165366 A JPH05165366 A JP H05165366A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating roller
gear
drive gear
main body
image forming
Prior art date
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Pending
Application number
JP3333012A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinya Hamazaki
真也 濱崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP3333012A priority Critical patent/JPH05165366A/ja
Publication of JPH05165366A publication Critical patent/JPH05165366A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 上部本体の開閉動作時の際に駆動ギアと伝達
ギアとの歯と歯が互いに摩耗し合うことがなく、かつ加
熱ローラを記録紙ジャム処理時に容易に回転させること
ができる定着装置を提供する。 【構成】 上部本体9が閉鎖されている際には、上部本
体9の突出部材26が移動部材21に当接させて加熱ローラ
3側に移動させ、第2圧縮コイルばね25を介して駆動ギ
ア22を加熱ローラ3側に移動させて加熱ローラ3と係合
させる。上部本体9が開けられた際には、突出部材26が
移動部材21から離反するため、第1圧縮コイルばね24に
より移動部材21とともに駆動ギア22を加熱ローラ3から
離反させる。これにより記録紙ジャム処理は従来と同様
に簡単に行えながら、伝達ギアと駆動ギア22とを常時噛
み合い状態とすることができて歯の摩耗は減少する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真法を用いた画像
形成装置の定着装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子写真法を用いたプリンタは目
ざましい発展を遂げている。以下、この電子写真法を用
いた従来の画像形成装置の定着装置の構成について図3
を参照しながら説明する。
【0003】図3の(a),(b) に示すように、定着装置
は、発熱体1を有して駆動ギア2により回転される加熱
ローラ3と、この加熱ローラ3に圧接されている加圧ロ
ーラ4と、駆動ギア2より1つ駆動源(図示せず)寄り
に配設されている第1伝達ギア5と、この第1伝達ギア
5を回転自在に支持する揺動自在な揺動ギアフレーム6
と、その中心が第1伝達ギア5の揺動中心となるように
設けられて第1伝達ギア5より1つ駆動源寄りにある第
2伝達ギア7と、記録紙排出中間ギア8とを備えてい
る。なお、9,10は画像形成装置の上部本体と下部本
体、11は記録紙、12は上部本体9から下方に突設されて
いる突出部材である。
【0004】上記構成において、上部本体9を閉じてい
る際には、図3の(b) に示すように、突出部材12が揺動
ギアフレーム6に当接し、第1伝達ギア5はこの動作に
連動して駆動ギア2と噛み合う位置まで揺動しており、
駆動源からの動力は第2伝達ギア7および第1伝達ギア
5を介して駆動ギア2以後(定着装置以後)に伝えられ
ている。
【0005】また上部本体9を開けた際には、図3の
(a) に示すように、突出部材12が揺動ギアフレーム6か
ら離反し、第1伝達ギア5はこの動作に連動して第2伝
達ギア7を中心に揺動して駆動ギア2とは噛み合わず、
駆動ギア2以後(定着装置以後)に動力を伝えなくな
る。
【0006】上記した動作によって記録紙11が定着装置
でジャムを起こしたとき、上部本体9を開ければ、駆動
ギア2が駆動源から分離されるため、容易に加熱ローラ
3を回転させることができて簡単にジャム処理を行うこ
とができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来の定着装置では上部本体9の開閉動作時に連動し
て、駆動ギア2と第1伝達ギア5との噛み合いを噛み合
わせたり離したりしているが、この動作のたびに駆動ギ
ア2と第1伝達ギア5の歯と歯(山と山)が互いに摩耗
し合うという問題がある。
【0008】本発明は上記問題を解決するもので、上部
本体の開閉動作時の際に駆動ギアと伝達ギアとの歯と歯
が互いに摩耗し合うことがなく、かつ加熱ローラを記録
紙ジャム処理時に容易に回転させることができる定着装
置を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明は、駆動ギアを加熱ローラと同軸上で軸心方向
に移動自在に配設し、前記駆動ギアに加熱ローラの被係
合部と係合して駆動力を伝達する係合部を形成し、駆動
ギアの係合部が加熱ローラの被係合部から離脱する方向
に付勢する離脱用ばねを設け、前記駆動ギアとともに前
記加熱ローラと同軸上で軸心方向に移動自在で、画像形
成装置の上部本体が閉じられた際に上部本体の突出部材
が当接されて加熱ローラ側に移動される移動部材を設
け、この移動部材と前記駆動ギアとの間に介装されて駆
動ギアを前記加熱ローラに係合させる方向に付勢する押
圧ばねを設け、前記伝達ギアと駆動ギアとは常時噛み合
い状態とさせたものである。
【0010】
【作用】上記構成において、上部本体が閉鎖されている
際には、移動部材は上部本体の突出部材が当接されて離
脱用ばねに抗して加熱ローラ側に移動され、これにより
駆動ギアも加熱ローラ側に移動されて加熱ローラと係合
する。したがって、加熱ローラは駆動ギアから駆動力を
受けて回転される。
【0011】一方、上部本体が開けられると、突出部材
が移動部材から離反するため、離脱用ばねにより移動部
材とともに駆動ギアが加熱ローラから離反する方向に移
動し、駆動ギアからの駆動力が切断される。これにより
記録紙ジャム処理は従来と同様に簡単に行うことができ
る。
【0012】このように、移動部材の駆動ギアに対する
係合、離脱により駆動力を伝達、切断して、伝達ギアと
駆動ギアとは常時噛み合い状態とすることができたた
め、これらの歯の摩耗は減少する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1および
図2を参照しながら説明する。なお、従来と同機能のも
のには同符号を付してその説明は省略する。
【0014】図1の(a),(b) および図2の(a),(b) に示
すように、加熱ローラ3と同軸上には移動部材21が隣接
して配設されているとともに、これらの加熱ローラ3と
移動部材21とに跨がって駆動ギア22が外嵌されている。
ここで、移動部材21および駆動ギア22は加熱ローラ3の
軸心方向に移動自在とされている。
【0015】駆動ギア22には係合部としての凸部22aが
形成されいるとともに、加熱ローラ3にはこの凸部22a
に対して係脱自在な被係合部としての凹部3aが形成さ
れている。22bは第1伝達ギア5に常時噛み合っている
駆動ギア22の歯部であり、第1および第2の伝達ギア
5,7は揺動されることなく、位置固定されて回転自在
とされている。
【0016】加熱ローラ3を支持する加熱ローラ軸受23
と駆動ギア22の歯部22bとの間には駆動ギア22を移動部
材21側に付勢する第1圧縮コイルばね24が介装され、ま
た移動部材21と駆動ギア22との間には駆動ギア22を加熱
ローラ3側に付勢する第2圧縮コイルばね25が介装され
ている。ここで、第2圧縮コイルばね25はそのばね圧が
第1圧縮コイルばね24より大きいものが用いられてい
る。
【0017】26は上部本体9から下方に突設されている
突出部材で、上部本体9が閉鎖されている際には、この
突出部材26が移動部材21に当接して移動部材21が加熱ロ
ーラ3側(a方向)に移動されるようになっている。こ
こで、26a,21aは突出部材26および移動部材21に形成
されているテーパ面、27は発熱体電極、28は電極支持部
材である。
【0018】上記した構成の動作について図面を参照し
ながら説明する。上部本体9が閉じられると、図1の
(b) および図2の(b) に示すように、突出部材26が移動
部材21を上方から押しながら当接し、移動部材21がa方
向に移動する。そして、これに連動して第2圧縮コイル
ばね25が駆動ギア22をa方向に押す。a方向に押された
駆動ギア22は、第1圧縮コイルばね24に抗して加熱ロー
ラ3に設けられた凹部3aに凸部22aを嵌め込む。凹部
3aと凸部22aが噛んだ加熱ローラ3は駆動ギア22より
駆動力を受けて駆動される。もし仮に凸部22aが凹部3
aに噛まなかったときは、移動部材21によって押される
オーバーストロークは第2圧縮コイルばね25が吸収し、
このときの第2圧縮コイルばね25のばね圧は第1圧縮コ
イルばね24のばね圧より大きいので、駆動ギア22が回転
すると凸部22aと凹部3aが合わさった箇所で駆動ギア
22は加熱ローラ3側に押されて嵌合することになり、加
熱ローラ3は駆動源から駆動を受けることとなる。この
とき、駆動ギア22は第1伝達ギア5に噛み合ったまま軸
心方向に移動するだけなので駆動ギア22の歯部22bと第
1伝達ギア5の歯との摩耗は極力低減できる。
【0019】上部本体9が開けられると、図1の(a) お
よび図2の(a) に示すように、突出部材26は上部本体9
とともに上方へ移動して移動部材21から離反し、移動部
材21は電極支持部材28までの間でフリーの状態になる。
このとき、第1圧縮コイルばね24により駆動ギア22は電
極支持部材28側まで押されてb方向に移動され、駆動ギ
ア22に設けられた凸部22aは加熱ローラ3に設けられた
凹部3aから離れ、この結果、加熱ローラ3は駆動源か
ら解除されたことになり、容易に回転することができ
る。したがって、記録紙ジャム処理は従来と同様に簡単
に行うことができる。また、駆動ギア22と第1伝達ギア
5とは常時噛み合う構造であるため、1つの駆動源より
のギアの連結方式でおこるギアの歯と歯(山と山)の摩
耗を極力低減することができる。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、駆動ギア
と伝達ギアとは常時噛み合わせながら、駆動ギアが上部
本体の開閉動作に連動して軸方向に移動して加熱ローラ
への駆動力を伝達、切断する構成としたので、上部本体
の本体開閉動作を行っても定着装置の駆動ギアとそれに
噛み合う伝達ギアとの摩耗を簡単な構造で極力低減で
き、なおかつ定着装置で起こる記録紙ジャムのジャム解
除処理を従来通り容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る画像形成装置の定着装
置における上部本体を開けた際、および閉じた際の駆動
ギアおよびその近傍の一部切欠正面図である。
【図2】同定着装置における上部本体を開けた際、およ
び閉じた際の断面図である。
【図3】従来の画像形成装置の定着装置における上部本
体を開けた際、および閉じた際の断面図である。
【符号の説明】
1 発熱体 3 加熱ローラ 3a 凹部(被係合部) 4 加圧ローラ 5 第1伝達ギア 9 上部本体 10 下部本体 22 駆動ギア 22a 凸部(係合部) 22b 歯部 24 第1圧縮コイルばね(離脱用ばね) 25 第2圧縮コイルばね(押圧ばね) 26 突出部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発熱体を有する加熱ローラと、この加熱
    ローラに圧接する加圧ローラと、駆動源からの駆動力が
    伝達ギアを介して伝達されて前記加熱ローラを回転させ
    る駆動ギアとを備え、画像形成装置の下部本体に配設さ
    れた定着装置であって、前記駆動ギアを加熱ローラと同
    軸上で軸心方向に移動自在に配設し、前記駆動ギアに加
    熱ローラの被係合部と係合して駆動力を伝達する係合部
    を形成し、駆動ギアの係合部が加熱ローラの被係合部か
    ら離脱する方向に付勢する離脱用ばねを設け、前記駆動
    ギアとともに前記加熱ローラと同軸上で軸心方向に移動
    自在で、画像形成装置の上部本体が閉じられた際に上部
    本体の突出部材が当接されて加熱ローラ側に移動される
    移動部材を設け、この移動部材と前記駆動ギアとの間に
    介装されて駆動ギアを前記加熱ローラに係合させる方向
    に付勢する押圧ばねを設け、前記伝達ギアと駆動ギアと
    は常時噛み合い状態とさせた画像形成装置の定着装置。
JP3333012A 1991-12-17 1991-12-17 画像形成装置の定着装置 Pending JPH05165366A (ja)

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