JPH0516490A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH0516490A
JPH0516490A JP3197330A JP19733091A JPH0516490A JP H0516490 A JPH0516490 A JP H0516490A JP 3197330 A JP3197330 A JP 3197330A JP 19733091 A JP19733091 A JP 19733091A JP H0516490 A JPH0516490 A JP H0516490A
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JP3197330A
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Hiroyuki Hagiwara
裕之 萩原
Hirofumi Hirano
弘文 平野
Takuma Sugano
琢磨 菅野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリンタが一体形成された表示器を有する情
報処理装置において、前記装置の使用中にプリンタが表
示器の死角にならない位置に回動すること。 【構成】 入力された情報等を表示する表示器3a及び
それを保持するインナープレート3bよりなる表示部3
と、記録媒体に記録を行うプリンタユニット4a及び前
記表示部3を内包し更に前記装置本体1をカバーする上
ケース4bよりなる記録部4とが、回転中心軸5により
装置本体1に対して回動自在に支持され、前記装置本体
1の使用時に、前記記録部4のプリンタユニット4aが
表示部3の上部に位置するよう構成する。 【効果】 上記構成により、装置使用時に記録部により
記録された記録媒体が表示部の死角になることがなく、
印字結果を直ちに確認することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリンタを一体的に備え
た表示器付きの情報処理装置(以下、情報処理装置と記
す)に関し、特に小型、軽量でノートサイズ、ブックサ
イズ、ラップトップサイズ等と呼ばれるようなパーソナ
ルコンピュータ、ワードプロセッサ、電子タイプライタ
等の情報処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6(A),(B)は着脱可能なプリン
タを有する従来の情報処理装置の概観を示す斜視図であ
り、図6(A)は情報処理装置からプリンタを取り外し
ている状態、図6(B)はプリンタを情報処理装置に取
り着けた状態を示している。51は情報処理装置であっ
て、液晶,プラズマ等の表示器52とキーボード53と
が一体的に配設されている。54は記録シートに印字を
行うプリンタであって、その側面両端には前記情報処理
装置51に取り付け及び取り外しを行う際のフック55
及び穴56が設けられている。またプリンタ54の上面
には記録シート60を挿入するための給紙穴57と記録
シート60を排出するための排紙穴58が設けられてい
ると共に、記録シート60の固定及び解除を行うレバー
59が設けられている。尚、61は情報処理装置51と
プリンタ54を接続するケーブルであって、前記情報処
理装置51からの印字信号を前記プリンタ54へ伝達し
たり、電源の供給を行ったりするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術の情報処理装置では、プリンタ54を取り外して
ケーブル61を前記情報処理装置51に接続する作業が
煩雑であり、また図6(A)に示す如き状態で印字を行
うと、接続後のケーブル61が邪魔になり、特に排紙中
の記録シート60にかかり排紙不良や記録面の汚れ等を
誘発してしまう等の問題があった。また、図6(B)に
示すようにプリンタ54を情報処理装置51に取り付け
た状態で印字を行う場合には、印字後排出される記録シ
ートの記録状態が表示器52の死角となって見えないと
いう問題があり、実際使用時には表示器52を倒して使
用することが多かった。
【0004】そこで本発明は上記従来技術の課題を解決
し、プリンタ及び表示器を装置本体に対して独立に回動
可能に支持し、前記プリンタ及び表示器を回動させた際
に、プリンタが表示器の上部に位置するよう構成した情
報処理装置を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し、以下
に述べる実施例に適用される代表的な手段は、記録媒体
に記録を行う記録部が一体形成され、且つ情報を表示す
る表示部を有する情報処理装置において、前記装置本体
に対して記録部及び表示部をそれぞれ回動自在に設け、
前記装置使用時に記録部が表示部の上部に位置するよう
構成したことを特徴とする。また、装置の運搬及び収納
等の装置未使用時に、前記記録部により前記表示部を内
包し、更に前記装置本体を被覆するよう構成した。
【0006】
【作用】本発明によれば、装置本体に対して記録部及び
表示部をそれぞれ回動自在に設け、装置使用時に前記記
録部が前記表示部の上部に位置するよう構成することに
より、前記記録部に記録された記録媒体が表示部の死角
になることがなく、印字結果を直ちに確認することが可
能である。また、運搬や収納等の装置未使用時には前記
記録部により表示部を内包すると共に装置本体も被覆す
るようすることにより、未使用時における装置の外形の
凹凸を無くすことが可能である。
【0007】
【実施例】
〔第1実施例〕図1(A)に本発明による情報処理装置
のプリンタ使用時の外観斜視図を、図1(B)に情報処
理装置の運搬及び収納時の外観斜視図を示す。図2は前
記装置のプリンタ使用時の側面図を示す。図3は前記装
置内に記録媒体を収納した状態を示す側面断面図であ
る。
【0008】図において、1は装置本体であって、文字
や数字及びその他のキャラクタを入力するキーや、各種
指令を与えるためのキーを備えた入力部であるキーボー
ド2が配設されている。更に、前記キーボード2等によ
り入力された情報等を表示するための表示器3a及び前
記表示器3aを保持するためのインナープレート3bよ
りなる表示部3と、シート等の記録媒体に文字や画像の
記録を行うためのプリンタユニット4a及び前記表示部
3を内包し更に前記装置本体1をカバーするための上ケ
ース4bよりなる記録部4とが、回転中心軸5により前
記装置本体1に対して回動自在に支持されている。
【0009】前記記録部4は前述したように主にプリン
タユニット4a,上ケース4bよりなり、装置使用時に
は前記プリンタユニット4aにより記録媒体に文字や画
像等の情報の記録を行い、収納及び運搬等の装置未使用
時には閉じられて前記表示部3を内包し、更に前記装置
本体1をカバーする。この記録部4は、その一端部が装
置本体1に接続され回転中心軸5により回動自在に支持
されており、他端部には前記プリンタユニット4bが配
設され凸部が形成されている。図1(A)に示す如き状
態から前記記録部4を閉じると、前記上ケース4bの内
側に前記表示部3が内包され、更に前記プリンタユニッ
ト4aによる凸部が装置本体1の端部に設けられた切欠
部1aに係合し、図1(B)に示す如き状態になる。4
cはロック部材であって、記録部4を閉じて装置本体1
をカバーする時に、その装置本体1の切欠部1aに設け
られたロック用穴1bに係合するものであり、これによ
って装置本体1と記録部4の固定がなされる。4dは記
録媒体6の固定及び解除を行うレバーであり、4eは記
録媒体6が通過する穴である。また、7はデータ記録再
生装置(FDD、HDD等)である。
【0010】前記表示部3は前述したように表示器3
a,インナープレート3bよりなり、その一端部が前記
装置本体1に接続され、回転中心軸7により回動自在に
支持されている。表示部3は上ケース4bの内側に係合
する大きさに形成されており、運搬や収納等の装置未使
用時には前記記録部4に内包されるのである。本装置の
使用時には、表示部3は、その回動によって、表示器3
aが見易くなる位置まで開けられ、また、未使用時は閉
じられて補助カバーとして機能する。前記表示器3aの
表示素子としては、表示部3を薄く構成することができ
ることから液晶表示素子やプラズマディスプレイ等が用
いられる。また表示を見易くするために光源が配設され
る場合には、バックライト型とすることもでき、更に薄
型化を計るためにはサイドライト型とすることもでき
る。
【0011】記録媒体6は図2に示すように、記録部4
の上ケース4b内側表面、又は表示部3のインナープレ
ート3b外側表面にガイドされてプリンタユニット4a
に給紙され印字が行われる。このプリンタユニット4a
は前記表示部3の上部に位置するよう構成されているた
め、装置使用時に表示器3aの死角になることがなく、
印字動作中に他の作業を中断する必要がない。前記プリ
ンタユニット4aの概略構成は給送ローラ対4fの間に
記録媒体6を挟んでプラテン4g上へ搬送し、前記プラ
テン4gの対向位置に設けられた記録ヘッド4hによっ
て前記記録媒体6に印字を行い、排出ローラ対4iによ
り装置外部に排出するよう構成されている。尚、前記記
録媒体6の搬送方向は上下どちらからでも可能である。
前記プリンタユニット4aの記録手段としての記録ヘッ
ド4hは、記録信号に応じてエネルギーを印加すること
により、インク吐出口からインクを吐出するものであ
る。本実施例では特にインクジェット記録方式の中でも
インクを吐出させるために利用するエネルギーとして熱
エネルギーを発生する手段(例えば電気熱変換体やレー
ザー光等)を備え、この熱エネルギーによってインクの
状態変化を生起させるものを用いている。この方式によ
れば、記録の高密度化、高精細化が達成出来るからであ
る。
【0012】図3に示すように、装置未使用時の状態で
は、表示部3の表示面側がキーボード2を避けるように
凹状に成形されており、またインナーケース3aと上ケ
ース4aとの隙間には記録媒体6を何枚か収納可能にな
っている。
【0013】〔第2実施例〕図4(A)に本発明による
情報処理装置の運搬及び収納時の外観斜視図を、図4
(B)に情報処理装置のプリンタ未使用時の外観斜視図
を、図4(C)に情報処理装置のプリンタ使用時の外観
斜視図を示す。キーボード11aが配設された装置本体
11には、表示器12aを有する表示部12と、プリン
タユニット13aを有する門型形状の記録部13が一体
形成されており、前記装置本体11に対して前記表示部
12及び記録部13は回転中心軸14によりそれぞれ回
動自在に支持されている。尚、13bは記録媒体の固定
及び解除を行うレバーであり、13cは記録媒体が通過
する穴である。
【0014】前記記録部13は門型形状をしており、前
記装置本体11の一部外装を兼ねている。前記記録部1
3はその一端部が装置本体11と接続され、回転中心軸
14により回動自在に支持されており、他端部は記録媒
体15に記録を行うためのプリンタユニット13aが配
設されて凸部を形成している。この記録部13を閉じる
と前記プリンタユニット13aによる凸部は前記装置本
体11の端部に係合し、記録部13側に設けられたロッ
ク部材(不図示)と、装置本体11の端部側面に設けら
れたロック用穴11bとにより、前記記録部13と前記
装置本体11の固定がなされる。
【0015】表示部12は液晶、プラズマ等の表示器1
2aと、これを保持する中ケース12bとよりなり、そ
の一端部が前記装置本体11に接続され、回転中心軸1
4により回動自在に支持されている。この表示部12は
前記門型形状の記録部13の穴部に係合する大きさに形
成されており、使用時には表示器12aが見易くなる位
置まで開けられ、また運搬や収納等の未使用時には閉じ
られて前記記録部13と共に装置本体11をカバーす
る。また、前記表示器12aの表示素子及び表示を見易
くするための光源については上記実施例と同様であるの
で、ここでは説明を省略する。
【0016】記録媒体15は図4(C)に示すように、
表示部12の中ケース12bの外側面にガイドされプリ
ンタユニット13aに給紙され印字が行われる。このプ
リンタユニット13aは表示部12の上部に位置するよ
う構成されているため、印字等の装置使用時に表示器1
2aの死角になることがなく、印字動作中に他の作業を
中断する必要がない。尚、プリンタユニット13aの基
本構成は上記実施例と同様でも良いので、ここでは説明
は省略する。
【0017】〔第3実施例〕図5(A)に本発明による
情報処理装置の運搬及び収納時の正面図及び側面図を、
図5(B)に情報処理装置の表示部を立てた状態の側面
図を、図5(C)に情報処理装置の表示部及び記録部を
立てた状態の側面図を示す。21は装置本体であって、
キーボード21aが配設されていると共に、表示器22
aを有する表示部22と、プリンタユニット23aを有
する門型形状の記録部23とが一体形成されており、回
転中心軸24aにより表示部22が、回転中心軸24b
により記録部23が、それぞれ前記装置本体21に回動
自在に支持されている。尚、21bはデータ記録再生装
置(FDD、HDD等)である。
【0018】前記記録部23は門型形状をしており、前
記装置本体21の一部外装を兼ねている。前記記録部2
3はその一端部が装置本体21に接続され、回転中心軸
24bにより回動自在に支持されており、他端部は記録
媒体25に記録を行うためのプリンタユニット23aが
配設されて凸部を形成している。この記録部23を閉じ
ると前記プリンタユニット23aによる凸部は前記装置
本体21の端部に係合し、図示しないロック部材(記録
部23側)と、図示しないロック用穴(装置本体21
側)とにより、前記記録部23と前記装置本体21の固
定がなされる。
【0019】表示部22は液晶、プラズマ等の表示器2
2aと、これを保持する中ケース22bとよりなり、そ
の一端部が前記装置本体21に接続され、回転中心軸2
4aにより回動自在に支持されている。この表示部22
は前記門型形状の記録部23の穴部よりも小さく形成さ
れており(図5(A)参照)、使用時には表示器22a
が見易くなる位置まで開けられ、また運搬や収納等の未
使用時には閉じられて装置本体21をカバーする役目を
兼ねている。また、前記表示器22aの表示素子及び表
示を見易くするための光源については上記実施例と同様
であるので、ここでは説明を省略する。
【0020】記録媒体25は図5(C)に示すように、
表示部22の背面にガイドされてプリンタユニット23
aに給紙され印字が行われる。このプリンタユニット2
3aは表示部22の上部に位置するよう構成されている
ため、印字等の装置使用時に表示器22aの死角になる
ことがなく、印字動作中に他の作業を中断する必要がな
い。尚、プリンタユニット23aの基本構成は上記実施
例と同様でも良いので、ここでは説明は省略する。
【0021】また前述した実施例では記録手段としてイ
ンクジェット記録方式を用いたが、記録信号に応じて電
気熱変換体に通電し、前記電気熱変換体による膜沸騰を
越える加熱によって生ずる気泡の成長により、インクを
吐出口より吐出して記録を行うように構成すると更に好
ましい。その代表的な構成や原理については、例えば米
国特許第4723129号明細書、同第4740796
号明細書に開示されている基本的な原理を用いて行うも
のが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型、コンテ
ィニュアス型の何れにも適用可能であるが、特にオンデ
マンド型の場合には、液体(インク)が保持されている
シートや液路に対応して配置されている電気熱変換体
に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急速な温度
上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加すること
によって、電気熱変換体に熱エネルギーを発生せしめ、
記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結果的に
この駆動信号に一対一で対応した液体内の気泡を形成出
来るので有効である。この気泡の成長、収縮により吐出
用開口を介して液体を吐出させて、少なくとも1つの滴
を形成する。この駆動信号をパルス形状とすると、即時
適切に気泡の成長収縮が行われるので、特に優れた液体
の吐出が達成出来、より好ましい。
【0022】前記パルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。尚、
前記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許第4
313124号明細書に記載されている条件を採用する
と、更に優れた記録を行うことが出来る。
【0023】記録ヘッドの構成としては、前述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路又は直角液流路)の他に熱
作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示する
米国特許第4558333号明細書、同第445960
0号明細書を用いた構成も本発明に含まれるものであ
る。また複数の電気熱変換体に対して、共通するスリッ
トを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示する特開昭
59−123670号公報や熱エネルギーの圧力波を吸
収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示する特開昭
59−138461号公報に基づいた構成としても本発
明の効果は有効である。即ち、記録ヘッドの形態がどの
ようなものであっても、本発明によれば記録を確実に効
率良く行うことが出来るようになるからである。
【0024】更に、記録装置が記録出来る記録媒体の最
大幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録ヘ
ッドに対しても本発明は有効に適用出来る。そのような
記録ヘッドとしては、複数記録ヘッドの組合せによっ
て、その長さを満たす構成や、一体的に形成された1個
の記録ヘッドとしての構成のいずれでも良い。
【0025】加えて、前述したシリアルタイプのもので
も、キャリッジに固定された記録ヘッド、或いはキャリ
ッジに装着されることで装置本体との電気的な接続や装
置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチッ
プタイプの記録ヘッド、或いは記録ヘッド自体に一体的
にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの記録
ヘッドを用いても良い。また本発明の記録装置の構成と
して設けられる、記録ヘッドの回復手段、予備的な補助
手段等を付加することは本発明をの効果を一層安定出来
るので好ましいものである。これらを具体的に挙げれ
ば、記録ヘッドに対してのキャッピング手段、クリーニ
ング手段、加圧或いは吸引手段、電気熱変換タイプ或い
はこれとは別の加熱素子或いはこれらの組合せによる予
備加熱手段、記録とは別の吐出を行う予備吐出モードを
行うことも安定した記録を行うために有効である。
【0026】またキャリッジに搭載される記録ヘッドの
種類ないし個数についても、例えば単色のインクに対応
して1個のみが設けられたものの他、記録色や濃度を異
にする複数のインクに対応して複数個数設けられるもの
であって良い。即ち、例えば記録装置の記録モードとし
ては黒色等の主流色のみの記録モードでなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成する複数個の組合せによるかいずれで
も良いが、異なる色の複色カラー、または混色によるフ
ルカラーの少なくとも一つを備えた装置にも適用し得
る。
【0027】更に加えて、前述した実施例に於いてはイ
ンクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で固
化するインクであって、室温で軟化若しくは液化するも
の、或いはインクジェット記録方式ではインク自体を3
0℃以上70℃以下の範囲内で温度調整を行ってインク
の粘性を安定吐出範囲にあるように温度制御するものが
一般的であるから、使用記録信号付与時にインクが液状
をなすものであれば良い。加えて、積極的に熱エネルギ
ーによる昇温をインクの固形状態から液体状態への状態
変化のエネルギーとして使用せしめることで防止する
か、またはインクの蒸発防止を目的として放置状態で固
化するインクを用いるかして、いずれにしても熱エネル
ギーの記録信号に応じた付与によってインクが液化し、
液状インクが吐出されるものや、記録シートに到達する
時点ではすでに固化し始めるもの等のような、熱エネル
ギーによって初めて液化する性質のインクを使用する場
合も適用可能である。このような場合のインクは、特開
昭54−56847号公報或いは特開昭60−7126
0号公報に記載されるような、多孔質シート凹部または
貫通孔に液状又は固形物として保持された状態で、電気
熱変換体に対して対向するような形態としても良い。上
述した各インクに対して最も有効なものは、前述した膜
沸騰方式を実行するものである。
【0028】更に、前述したインクジェット記録装置の
形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出
力端末のして用いられるものの他、リーダ等と組み合わ
せた複写装置、更には送受信機能を有するファクシミリ
装置の形態をとるもの等であっても良い。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、装置本体に対して
記録部及び表示部をそれぞれ回動自在に設け、装置使用
時に前記記録部が前記表示部の上部に位置するよう構成
したので、前記記録部により記録された記録媒体が表示
部の死角になることがなく、印字結果を直ちに確認する
ことができる。また、運搬や収納等の装置未使用時には
前記記録部により表示部を内包すると共に装置本体も被
覆するので、未使用時における装置の外形には凹凸が無
く、装置の運搬や収納等が非常に便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る情報処理装置を示しており、
(A)は前記装置のプリンタ使用時の外観斜視図、
(B)は前記装置の運搬及び収納時の外観斜視図であ
る。
【図2】前記装置のプリンタ使用時の側面図である。
【図3】前記装置内に記録媒体を収納した状態を示す側
面断面図である。
【図4】本発明に係る第2実施例の情報処理装置を示し
ており、(A)は前記装置の運搬及び収納時の外観斜視
図、(B)は前記装置のプリンタ未使用時の外観斜視
図、(C)は前記装置のプリンタ使用時の外観斜視図で
ある。
【図5】本発明に係る第3実施例の情報処理装置を示し
ており、(A)は前記装置の運搬及び収納時の正面図及
び側面図、(B)は前記装置の表示部を立てた状態の側
面図、(C)は前記装置の表示部及び記録部を立てた状
態の側面図である。
【図6】従来の情報処理装置の概観を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1…装置本体 1a…切欠部 1b…ロック用穴 2…キーボード 3…表示部 3a…表示器 3b…インナープレート 4…記録部 4a…プリンタユニット 4b…上ケース 4c…ロック部材 4d…レバー 4e…穴 4f…給送ローラ対 4g…プラテン 4h…記録ヘッド 4i…排出ローラ対 5…回転中心軸 6…記録媒体 7…データ記録再生
装置 11…装置本体 11a…キーボード 11b…ロック用穴 12…表示部 12a…表示器 12b…中ケース 13…記録部 13a…プリンタユ
ニット 13b…レバー 13c…穴 14…回転中心軸 21…装置本体 21a…キーボード 21b…データ記録
再生装置 22…表示部 22a…表示器 22b…中ケース 23…記録部 23a…プリンタユニット 24a,24b…回
転中心軸 25…記録媒体

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に記録を行う記録部が一体形成
    され、且つ情報を表示する表示部を有する情報処理装置
    において、 前記装置本体に対して記録部及び表示部をそれぞれ回動
    自在に設け、前記装置使用時に記録部が表示部の上部に
    位置するよう構成したことを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記記録部により記録媒体に記録を行う
    際に、前記記録媒体を表示部の背面又は記録部の内側表
    面に沿って搬送するよう構成した請求項1記載の情報処
    理装置。
  3. 【請求項3】 装置の運搬及び収納等の装置未使用時
    に、前記記録部により前記表示部を内包し、更に前記装
    置本体を被覆するよう構成した請求項1記載の情報処理
    装置。
  4. 【請求項4】 前記記録部の記録手段が信号に応じてイ
    ンクを吐出して記録を行うインクジェット記録方式であ
    る請求項2及び請求項3記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記記録部の記録手段が信号に応じて電
    気熱変換体に通電し、前記電気熱変換体による熱エネル
    ギーを利用してインクを吐出して記録を行うインクジェ
    ット記録方式である請求項4記載の記録装置。
  6. 【請求項6】 前記記録部の記録手段が信号に応じて電
    気熱変換体に通電し、前記電気熱変換体による膜沸騰を
    越える加熱によって生ずる気泡の成長により、インクを
    吐出口より吐出して記録を行うインクジェット記録方式
    である請求項5記載の記録装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9950125B2 (en) 2012-04-06 2018-04-24 Antares Pharma, Inc. Needle assisted jet injection administration of testosterone compositions

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US9950125B2 (en) 2012-04-06 2018-04-24 Antares Pharma, Inc. Needle assisted jet injection administration of testosterone compositions

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