JPH05164457A - 冷蔵庫等筺体の接続装置 - Google Patents
冷蔵庫等筺体の接続装置Info
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- JPH05164457A JPH05164457A JP35316191A JP35316191A JPH05164457A JP H05164457 A JPH05164457 A JP H05164457A JP 35316191 A JP35316191 A JP 35316191A JP 35316191 A JP35316191 A JP 35316191A JP H05164457 A JPH05164457 A JP H05164457A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- duct
- fastening
- refrigerator
- cold air
- connecting device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D23/00—General constructional features
- F25D23/06—Walls
- F25D23/061—Walls with conduit means
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2317/00—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
- F25D2317/06—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation
- F25D2317/067—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation characterised by air ducts
Landscapes
- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
- Refrigerator Housings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 基本的には、筺体の接続状態が強化され、作
業性が良く、さらに外観が意匠的にすぐれ、接続関係が
安全に保持され、ダクト部のシールが確実に行われるこ
とである。 【構成】 第１の発明では、上段締結用受具３５と下段
締結用受具３６とを締結カバー３８のスライド装着によ
り結合する。第２の発明では、一方の筺体のダクト端面
外周を構成する硬質プラスチックからなる構造部材の環
状凹溝に成形時に一体に接着された環状の軟質パッキン
を他方の筺体の構造部材に圧接させる。
業性が良く、さらに外観が意匠的にすぐれ、接続関係が
安全に保持され、ダクト部のシールが確実に行われるこ
とである。 【構成】 第１の発明では、上段締結用受具３５と下段
締結用受具３６とを締結カバー３８のスライド装着によ
り結合する。第２の発明では、一方の筺体のダクト端面
外周を構成する硬質プラスチックからなる構造部材の環
状凹溝に成形時に一体に接着された環状の軟質パッキン
を他方の筺体の構造部材に圧接させる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は冷蔵庫等筺体の接続装
置に関するものである。
置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図９は例えば実開昭５７−８１３８６号
公報に示された従来の冷蔵庫の結合装置を示す要部断面
図である。図において、３１、３２はそれぞれ独立した
冷蔵庫、３３、３４はそれぞれの冷蔵庫の外側面で、同
一面上にある。３９は締結用掛具、４０は締結用受具
で、共にネジ３７により上記外側面３３、３４の近接し
た位置に固定してある。４１はほぼ四角状のリングで、
締結用掛具３９の下端に枢反されている。
公報に示された従来の冷蔵庫の結合装置を示す要部断面
図である。図において、３１、３２はそれぞれ独立した
冷蔵庫、３３、３４はそれぞれの冷蔵庫の外側面で、同
一面上にある。３９は締結用掛具、４０は締結用受具
で、共にネジ３７により上記外側面３３、３４の近接し
た位置に固定してある。４１はほぼ四角状のリングで、
締結用掛具３９の下端に枢反されている。
【０００３】次に動作について説明する。締結用受具４
０の一端に形成された釣針状のフック４０ａに上記リン
グ４１の一辺を押し込むことにより、筺体３１と３２は
一体に締結される。
０の一端に形成された釣針状のフック４０ａに上記リン
グ４１の一辺を押し込むことにより、筺体３１と３２は
一体に締結される。
【０００４】図１０および図１１は例えば実公昭５１−
５１５１１号公報に示された従来の冷蔵庫の筺体構造を
示す断面図である。図において、１は冷蔵庫本体で、冷
気発生のための冷却装置を一括して収納配設した機械室
２上に冷蔵室３を分離可能に載置固定し、この冷蔵室３
の上に、更に冷凍室４を分離可能に載置固定してある。
５はエバポレータで上記機械室２内に形成された断熱筺
体６内に収納配設してあり、コンデンサ７、コンデンサ
ファン８、図示しないコンプレッサおよび該断熱筺体６
内に配設された冷気循環用ファン９等とともに前記冷却
装置を形成する。
５１５１１号公報に示された従来の冷蔵庫の筺体構造を
示す断面図である。図において、１は冷蔵庫本体で、冷
気発生のための冷却装置を一括して収納配設した機械室
２上に冷蔵室３を分離可能に載置固定し、この冷蔵室３
の上に、更に冷凍室４を分離可能に載置固定してある。
５はエバポレータで上記機械室２内に形成された断熱筺
体６内に収納配設してあり、コンデンサ７、コンデンサ
ファン８、図示しないコンプレッサおよび該断熱筺体６
内に配設された冷気循環用ファン９等とともに前記冷却
装置を形成する。
【０００５】上記冷気循環用ファン９は上記エバポレー
タ５により冷却された冷気を機械室２の上面後部に設け
られた冷気吐出口１０から強制送風し、この冷気吐出口
１０に並列的に設けられた冷気吸入口１１より回収して
再び上記エバポレータ５により冷却させる動作を繰り返
す。１２は冷気送込用ダクトで、上記冷蔵室３の後部断
熱壁１３内に上下に貫通して配設された第１の冷蔵室後
部ダクト１２ａおよびこれに連接され上記冷凍室４の後
部断熱壁１４内に配設された第１の冷凍室後部ダクト１
２ｂからなり、下端開口を上記冷気吐出口１０に連接
し、上部開口を冷凍室４内背面上部に設けられた第１の
冷気送込口１５に連接してある。
タ５により冷却された冷気を機械室２の上面後部に設け
られた冷気吐出口１０から強制送風し、この冷気吐出口
１０に並列的に設けられた冷気吸入口１１より回収して
再び上記エバポレータ５により冷却させる動作を繰り返
す。１２は冷気送込用ダクトで、上記冷蔵室３の後部断
熱壁１３内に上下に貫通して配設された第１の冷蔵室後
部ダクト１２ａおよびこれに連接され上記冷凍室４の後
部断熱壁１４内に配設された第１の冷凍室後部ダクト１
２ｂからなり、下端開口を上記冷気吐出口１０に連接
し、上部開口を冷凍室４内背面上部に設けられた第１の
冷気送込口１５に連接してある。
【０００６】１６は中間ダクトで、上記冷蔵室３の後部
断熱壁１３内に上記冷気送込用ダクト１２の第１の冷蔵
室後部ダクト１２ａに並列的に配設された第２の冷蔵室
後部ダクト１６ａおよびこれに連接され上記冷凍室４の
後部断熱壁１４内に上記冷気送込用ダクト１２の第１の
冷凍室後部ダクト１２ｂに並列的に配設された第２の冷
凍室後部ダクト１６ｂからなり、上部開口を冷凍室４内
背面下部に設けられた第１の冷気回収口１７に連接し、
下部開口を冷蔵室３内背面上部に設けられた第２の冷気
送込口１８に連接してある。
断熱壁１３内に上記冷気送込用ダクト１２の第１の冷蔵
室後部ダクト１２ａに並列的に配設された第２の冷蔵室
後部ダクト１６ａおよびこれに連接され上記冷凍室４の
後部断熱壁１４内に上記冷気送込用ダクト１２の第１の
冷凍室後部ダクト１２ｂに並列的に配設された第２の冷
凍室後部ダクト１６ｂからなり、上部開口を冷凍室４内
背面下部に設けられた第１の冷気回収口１７に連接し、
下部開口を冷蔵室３内背面上部に設けられた第２の冷気
送込口１８に連接してある。
【０００７】１９は冷気回収用ダクトで、上記冷蔵室３
の後部断熱壁１３内に上記冷気送込用ダクト１２の第１
の冷蔵室後部ダクト１２ａに並列的に配設され、上部開
口を冷蔵室３内背面の上記第２の冷気送込口１８の下方
に設けられた第２の冷気回収口２０に連接し、下端開口
を上記冷気吸入口１１に連接してある。
の後部断熱壁１３内に上記冷気送込用ダクト１２の第１
の冷蔵室後部ダクト１２ａに並列的に配設され、上部開
口を冷蔵室３内背面の上記第２の冷気送込口１８の下方
に設けられた第２の冷気回収口２０に連接し、下端開口
を上記冷気吸入口１１に連接してある。
【０００８】このような構成であるから、上記エバポレ
ータ５により冷却された冷気は、上記冷気吐出口１０か
ら冷気送込用ダクト１２を介して第１の冷気送込口１５
より冷凍室４内に送り込まれ、該冷凍室４を冷却した
後、第１の冷気回収口１７から中間ダクト１６を介して
第２の冷気送込口１８より冷蔵室３内に入り該冷蔵室３
を冷却して、その後、第２の冷気回収口２０から冷気回
収用ダクト１９を介して上記冷気吸入口１１に回収さ
れ、再び上記エバポレータ５により冷却されて、以上の
循環路を循環する。
ータ５により冷却された冷気は、上記冷気吐出口１０か
ら冷気送込用ダクト１２を介して第１の冷気送込口１５
より冷凍室４内に送り込まれ、該冷凍室４を冷却した
後、第１の冷気回収口１７から中間ダクト１６を介して
第２の冷気送込口１８より冷蔵室３内に入り該冷蔵室３
を冷却して、その後、第２の冷気回収口２０から冷気回
収用ダクト１９を介して上記冷気吸入口１１に回収さ
れ、再び上記エバポレータ５により冷却されて、以上の
循環路を循環する。
【０００９】ここで、上記冷気送込用ダクト１２の第１
の冷蔵室後部ダクト１２ａと第１の冷凍室後部ダクト１
２ｂとの接合部は図１１のようになっている。すなわ
ち、２１ａおよび２１ｂはそれぞれ第１、第２の段部２
２ａ、２２ｂを有する第１、第２の拡口部で、上記第１
の冷蔵室後部ダクト１２ａの上端開口部および上記第１
の冷凍室後部ダクト１２ｂの下端開口部に形成してあ
る。２３ａおよび２３ｂはそれぞれ第１、第２のシール
部材で、弾性を有しかつ剛性のあるたとえばポリエチレ
ンの独立発泡体からなり、上記第１、第２の段部２２
ａ、２２ｂを底面とする上記第１、第２の拡口部２１
ａ、２１ｂ内に嵌着してある。２４、２４は突起で、上
記第１の冷蔵室後部ダクト１２ａの第１の拡口部２１ａ
の第１の段部２２ａ上に板状に突起してあり、冷蔵室３
上に冷凍室４を載置した際、上記第１の冷凍室後部ダク
ト１２ｂの第２の拡口部２１ｂ内の第２のシール部材２
３ｂに喰い込み、該第２のシール部材２３ｂに弾性的に
圧着する第１のシール部材２３ａと相俟って該第１の冷
蔵室後部ダクト１２ａと第１の冷凍室後部ダクト１２ｂ
との接合部を気密にしている。なお、前記中間ダクト１
６の第２の冷蔵室後部ダクト１６ａと第２の冷凍室後部
ダクト１６ｂとの接合部も上記冷気送込用ダクト１２の
接合部と同様の構成になっている。
の冷蔵室後部ダクト１２ａと第１の冷凍室後部ダクト１
２ｂとの接合部は図１１のようになっている。すなわ
ち、２１ａおよび２１ｂはそれぞれ第１、第２の段部２
２ａ、２２ｂを有する第１、第２の拡口部で、上記第１
の冷蔵室後部ダクト１２ａの上端開口部および上記第１
の冷凍室後部ダクト１２ｂの下端開口部に形成してあ
る。２３ａおよび２３ｂはそれぞれ第１、第２のシール
部材で、弾性を有しかつ剛性のあるたとえばポリエチレ
ンの独立発泡体からなり、上記第１、第２の段部２２
ａ、２２ｂを底面とする上記第１、第２の拡口部２１
ａ、２１ｂ内に嵌着してある。２４、２４は突起で、上
記第１の冷蔵室後部ダクト１２ａの第１の拡口部２１ａ
の第１の段部２２ａ上に板状に突起してあり、冷蔵室３
上に冷凍室４を載置した際、上記第１の冷凍室後部ダク
ト１２ｂの第２の拡口部２１ｂ内の第２のシール部材２
３ｂに喰い込み、該第２のシール部材２３ｂに弾性的に
圧着する第１のシール部材２３ａと相俟って該第１の冷
蔵室後部ダクト１２ａと第１の冷凍室後部ダクト１２ｂ
との接合部を気密にしている。なお、前記中間ダクト１
６の第２の冷蔵室後部ダクト１６ａと第２の冷凍室後部
ダクト１６ｂとの接合部も上記冷気送込用ダクト１２の
接合部と同様の構成になっている。
【００１０】上記のような構成であるので、冷蔵室３と
冷凍室４との連接部における冷気送込用ダクト１２およ
び中間ダクト１６の各接合部は、第１、第２の段部２２
ａ、２２ｂを底面とする第１、第２の拡口部２１ａ、２
１ｂ内に嵌着された第１、第２のシール部材２３ａ、２
３ｂおよび第１の段部２２ａ上に突設され第２のシール
部材２３ｂに喰い込む突起２４、２４により、気密に保
持されている。
冷凍室４との連接部における冷気送込用ダクト１２およ
び中間ダクト１６の各接合部は、第１、第２の段部２２
ａ、２２ｂを底面とする第１、第２の拡口部２１ａ、２
１ｂ内に嵌着された第１、第２のシール部材２３ａ、２
３ｂおよび第１の段部２２ａ上に突設され第２のシール
部材２３ｂに喰い込む突起２４、２４により、気密に保
持されている。
【００１１】
【発明が解決しようとする課題】図９に示す従来の上下
の冷蔵庫等筺体の接続装置は、前記のように構成されて
いるので、締結部が露出したままで、外観が意匠的に見
て好ましくなく、また露出しているため簡単に締結部に
触れることができ、締結を解除されるなど安全上問題が
あった。
の冷蔵庫等筺体の接続装置は、前記のように構成されて
いるので、締結部が露出したままで、外観が意匠的に見
て好ましくなく、また露出しているため簡単に締結部に
触れることができ、締結を解除されるなど安全上問題が
あった。
【００１２】図１０及び図１１に示す従来の上下の冷蔵
庫等筺体の接続装置は、上記のように構成されているの
で、シール部材２３ｂは、実際には図１２に示すように
突起２４に完全に密着しないため、突起物の回りに空間
ができる。そのためダクト接合部の気密が十分に保たれ
ず、冷気が漏洩する。また、冷蔵室３、冷凍室４等を分
離したり、接続したりする際、シール部材２３ｂは経年
変化による劣化が激しく、弾力性が失われるため、その
都度シール部材を新しいものに取替える必要があり、素
人のユーザーでは対応が困難であった。
庫等筺体の接続装置は、上記のように構成されているの
で、シール部材２３ｂは、実際には図１２に示すように
突起２４に完全に密着しないため、突起物の回りに空間
ができる。そのためダクト接合部の気密が十分に保たれ
ず、冷気が漏洩する。また、冷蔵室３、冷凍室４等を分
離したり、接続したりする際、シール部材２３ｂは経年
変化による劣化が激しく、弾力性が失われるため、その
都度シール部材を新しいものに取替える必要があり、素
人のユーザーでは対応が困難であった。
【００１３】第１の本発明は、図９に示す接続装置の問
題点を解消するためになされたもので、基本的には筺体
の接続状態が強化され、作業性が良く、さらに外観意匠
的にもすっきりしており、接続関係が安全に保持される
接続装置を提供することを目的とする。
題点を解消するためになされたもので、基本的には筺体
の接続状態が強化され、作業性が良く、さらに外観意匠
的にもすっきりしており、接続関係が安全に保持される
接続装置を提供することを目的とする。
【００１４】第２の本発明は、図１０ないし図１２に示
す接続装置の問題点を解消するためになされたもので、
基本的には筺体の接続状態が強化され、作業性が良く、
さらにダクトの冷気シールが確実に行われ、経年変化に
も耐えられる接続装置を提供することを目的とする。
す接続装置の問題点を解消するためになされたもので、
基本的には筺体の接続状態が強化され、作業性が良く、
さらにダクトの冷気シールが確実に行われ、経年変化に
も耐えられる接続装置を提供することを目的とする。
【００１５】
【課題を解決するための手段】第１の本発明は、上記目
的を達成するために、上下に設置して結合するようにし
た冷蔵庫等筺体の接続装置において、同一面上にある上
筺外側面と下筺外側面との近接した対応位置に上下２段
の締結用受具を備え、この上段締結用受具の上部と上記
上筺外側面との間、および上記下段締結用受具の下部と
上記下筺外側面との間にそれぞれ水平ガイド空間を備
え、上記上下２段の締結用受具の外方を被覆するカバー
部と、上記水平ガイド空間に嵌合する上下の折曲端縁部
からなる締結カバーにより上記上下の筺体を一体に締結
固定した構成にしてある。
的を達成するために、上下に設置して結合するようにし
た冷蔵庫等筺体の接続装置において、同一面上にある上
筺外側面と下筺外側面との近接した対応位置に上下２段
の締結用受具を備え、この上段締結用受具の上部と上記
上筺外側面との間、および上記下段締結用受具の下部と
上記下筺外側面との間にそれぞれ水平ガイド空間を備
え、上記上下２段の締結用受具の外方を被覆するカバー
部と、上記水平ガイド空間に嵌合する上下の折曲端縁部
からなる締結カバーにより上記上下の筺体を一体に締結
固定した構成にしてある。
【００１６】第２の本発明は、上記目的を達成するため
に、上下に設置して結合するようにした冷蔵庫等筺体の
接続装置において、一方の筺体のダクト端面外周を構成
する硬質プラスチックからなる構造部材の環状凹溝に、
成形時に一体に接続された環状の軟質プラスチックから
なるパッキンを備え、この環状のパッキンを、他方の筺
体のダクト端面外周を構成する硬質プラスチックからな
る構造部材に圧接させることによりシールした構成にし
てある。
に、上下に設置して結合するようにした冷蔵庫等筺体の
接続装置において、一方の筺体のダクト端面外周を構成
する硬質プラスチックからなる構造部材の環状凹溝に、
成形時に一体に接続された環状の軟質プラスチックから
なるパッキンを備え、この環状のパッキンを、他方の筺
体のダクト端面外周を構成する硬質プラスチックからな
る構造部材に圧接させることによりシールした構成にし
てある。
【００１７】
【作用】第１の本発明では、筺体を正しく積み重ね、締
結用受具と外側壁面との間に形成された上下の水平ガイ
ド空間の一端より締結カバーの折曲端縁の一端を水平に
挿入すれば、締結カバーのカバー部が締結用受具の外方
を被覆するに至る。
結用受具と外側壁面との間に形成された上下の水平ガイ
ド空間の一端より締結カバーの折曲端縁の一端を水平に
挿入すれば、締結カバーのカバー部が締結用受具の外方
を被覆するに至る。
【００１８】第２の本発明では、上下の筺体を正しく積
み重ね締結するだけで上部構造物の重量により一方の筺
体の環状のパッキンが、他方の筺体のダクト端面外周を
構成する硬質プラスチックからなる構造部材に圧接する
こととなる。これにより確実な冷気シールが得られる。
み重ね締結するだけで上部構造物の重量により一方の筺
体の環状のパッキンが、他方の筺体のダクト端面外周を
構成する硬質プラスチックからなる構造部材に圧接する
こととなる。これにより確実な冷気シールが得られる。
【００１９】
実施例１．以下第１の本発明の一実施例を図１ないし図
３について説明する。図９と同一部分又は相当部分には
同一符号を用い、一部の説明を省略する。図において、
３１は上筺冷蔵庫、３２は下筺冷蔵庫、３３は上筺外側
面、３４は下筺外側面、３５および３６は鉄板を断面ク
ランク状に折曲することにより形成された締結用受具
で、上下に水平ガイド空間３５ａ、３６ａがそれぞれ形
成されている。３８は締結カバーで、締結用受具３５、
３６の外方を被覆するカバー部と、上記水平ガイド空間
３５ａ、３６ａに嵌合する上下の折曲端縁部３８ａ、３
８ａとから構成されている。この締結カバー３８は、合
成樹脂の押出し成形又はブロー成形により容易に製造す
ることができる。
３について説明する。図９と同一部分又は相当部分には
同一符号を用い、一部の説明を省略する。図において、
３１は上筺冷蔵庫、３２は下筺冷蔵庫、３３は上筺外側
面、３４は下筺外側面、３５および３６は鉄板を断面ク
ランク状に折曲することにより形成された締結用受具
で、上下に水平ガイド空間３５ａ、３６ａがそれぞれ形
成されている。３８は締結カバーで、締結用受具３５、
３６の外方を被覆するカバー部と、上記水平ガイド空間
３５ａ、３６ａに嵌合する上下の折曲端縁部３８ａ、３
８ａとから構成されている。この締結カバー３８は、合
成樹脂の押出し成形又はブロー成形により容易に製造す
ることができる。
【００２０】上記のような構成であるから、上筺と下筺
とを正しく積み重ね、締結用受具３５、３６の一端より
締結カバーの一端をスライドさせながら挿入することに
より、締結用受具３５、３６は締結カバー３８により挟
持され、かつカバー部３８ｂにより被覆される。
とを正しく積み重ね、締結用受具３５、３６の一端より
締結カバーの一端をスライドさせながら挿入することに
より、締結用受具３５、３６は締結カバー３８により挟
持され、かつカバー部３８ｂにより被覆される。
【００２１】実施例２．なお、上記実施例では、水平ガ
イド空間３５ａ、３５ｂを形成するため、締結用受具３
５および３６は鉄板で形成されたものを示したが、図４
および図５に示す通り、円形状で段差のある上下一対の
受具４２を２組同一レベルで離れて設けてもよい。すな
わち、２組の段差部にて水平ガイド空間部４２ａを上下
につくることにより３５ａ、３６ａと同様の機能をもつ
水平ガイド空間部を設けることが可能である。
イド空間３５ａ、３５ｂを形成するため、締結用受具３
５および３６は鉄板で形成されたものを示したが、図４
および図５に示す通り、円形状で段差のある上下一対の
受具４２を２組同一レベルで離れて設けてもよい。すな
わち、２組の段差部にて水平ガイド空間部４２ａを上下
につくることにより３５ａ、３６ａと同様の機能をもつ
水平ガイド空間部を設けることが可能である。
【００２２】実施例３．以下第２の本発明の一実施例を
図６ないし図８について説明する。図６はダクトのシー
ル部付近の断面図、図７は拡大断面図、図８は全体の断
面図である。なお図１０と同一部分については同一符号
を付し、説明を省略する。冷気送込用ダクト１２の第１
の冷蔵室後部ダクト１２ａと第１の冷凍室後部ダクト１
２ｂとの接合部はつぎのようになっている。すなわち、
断面半円形の環状凹溝２５ａを有する構造部材２５およ
び段部を有する構造部材２７を、それぞれ上記第１の冷
蔵室後部ダクト１２ａの上端開口部および上記第１の冷
凍室後部ダクト１２ｂの下端開口部に形成してあり、Ａ
ＢＳ、ポリエステル、ポリプロピレン又はその他の硬質
プロスチックによりつくられている。２６はそれぞれ第
１、第２のシール部材で、弾性を有しかつ剛性のある軟
質のプラスチックからなるパッキンで、上記構造部材２
５と一体形成により接着されている。
図６ないし図８について説明する。図６はダクトのシー
ル部付近の断面図、図７は拡大断面図、図８は全体の断
面図である。なお図１０と同一部分については同一符号
を付し、説明を省略する。冷気送込用ダクト１２の第１
の冷蔵室後部ダクト１２ａと第１の冷凍室後部ダクト１
２ｂとの接合部はつぎのようになっている。すなわち、
断面半円形の環状凹溝２５ａを有する構造部材２５およ
び段部を有する構造部材２７を、それぞれ上記第１の冷
蔵室後部ダクト１２ａの上端開口部および上記第１の冷
凍室後部ダクト１２ｂの下端開口部に形成してあり、Ａ
ＢＳ、ポリエステル、ポリプロピレン又はその他の硬質
プロスチックによりつくられている。２６はそれぞれ第
１、第２のシール部材で、弾性を有しかつ剛性のある軟
質のプラスチックからなるパッキンで、上記構造部材２
５と一体形成により接着されている。
【００２３】この軟質プラスチックは例えばポリエステ
ルエラストマ、エチレンプロピレン系ゴム、ポリエチレ
ンエラストマ又はその他の原料からなり、硬質プラスチ
ックはなるべくこれと相溶性のよい同一系の原料から成
形される。成形にあたっては予め成形された環状シール
材を金型にインサートし、構造部材のための硬質プラス
チック原料を溶融し、金型キャビテイに注入するか、も
しくは２色成形金型を用い、多材質成形機を用いて射出
成形してもよい。
ルエラストマ、エチレンプロピレン系ゴム、ポリエチレ
ンエラストマ又はその他の原料からなり、硬質プラスチ
ックはなるべくこれと相溶性のよい同一系の原料から成
形される。成形にあたっては予め成形された環状シール
材を金型にインサートし、構造部材のための硬質プラス
チック原料を溶融し、金型キャビテイに注入するか、も
しくは２色成形金型を用い、多材質成形機を用いて射出
成形してもよい。
【００２４】次に作用について説明する。冷蔵室３上に
冷凍室４を載置した際、上記第１の冷凍室後部ダクト１
２ｂの構造部材としての段部２７がパッキン２６と圧接
し、該第１の冷蔵室後部ダクト１２ａと第１の冷凍室後
部ダクト１２ｂとの接合部を気密にしている。なお、上
記中間ダクト１６の第２の冷蔵室後部ダクト１６ａと第
２の冷凍室後部ダクト１６ｂとの接合部も前記冷気送込
用ダクト１２の接合部と同様の構成になっている。この
ような構成であれば、冷蔵室３と冷凍室４との連接部に
おける冷気送込用ダクト１２および中間ダクト１６の各
接合部は、パッキン２６の断面が円形状のＡ´部分が圧
縮され、隙間Ａが密着することにより気密が保持され、
冷気が漏れるようなことがなく、冷却効率を低下させる
ような問題はなくなる。
冷凍室４を載置した際、上記第１の冷凍室後部ダクト１
２ｂの構造部材としての段部２７がパッキン２６と圧接
し、該第１の冷蔵室後部ダクト１２ａと第１の冷凍室後
部ダクト１２ｂとの接合部を気密にしている。なお、上
記中間ダクト１６の第２の冷蔵室後部ダクト１６ａと第
２の冷凍室後部ダクト１６ｂとの接合部も前記冷気送込
用ダクト１２の接合部と同様の構成になっている。この
ような構成であれば、冷蔵室３と冷凍室４との連接部に
おける冷気送込用ダクト１２および中間ダクト１６の各
接合部は、パッキン２６の断面が円形状のＡ´部分が圧
縮され、隙間Ａが密着することにより気密が保持され、
冷気が漏れるようなことがなく、冷却効率を低下させる
ような問題はなくなる。
【００２５】上記パッキンは断面円形である必要はな
く、断面楕円形あるいは表面に凹凸を形成してもよい。
く、断面楕円形あるいは表面に凹凸を形成してもよい。
【００２６】
【発明の効果】以上のように第１のこの発明によれば、
同一面上にある上筺外側面と下筺外側面との近接した対
応位置に上下２段の締結用受具を備え、この上段締結用
受具の上部と上記上筺外側面との間、および上記下段締
結用受具の下部と上記下筺外側面との間にそれぞれ水平
ガイド空間を備え、上記２段の締結用受具の外方を被覆
するカバー部と、上記水平ガイド空間に嵌合する上下の
折曲端縁部からなる締結カバーにより上記上下の筺体を
一体に締結固定したことにより、外観が意匠的に優れ、
組付作業が簡単で、かつ簡単に解除されにくく安全な締
結装置が安価に得られる。
同一面上にある上筺外側面と下筺外側面との近接した対
応位置に上下２段の締結用受具を備え、この上段締結用
受具の上部と上記上筺外側面との間、および上記下段締
結用受具の下部と上記下筺外側面との間にそれぞれ水平
ガイド空間を備え、上記２段の締結用受具の外方を被覆
するカバー部と、上記水平ガイド空間に嵌合する上下の
折曲端縁部からなる締結カバーにより上記上下の筺体を
一体に締結固定したことにより、外観が意匠的に優れ、
組付作業が簡単で、かつ簡単に解除されにくく安全な締
結装置が安価に得られる。
【００２７】また第２のこの発明によれば、一方の筺体
のダクト端面外周を構成する硬質プラスチックからなる
構造部材の環状凹溝に、成形時に一体に接着された環状
の軟質プラスチックからなるパッキンを備え、この環状
のパッキンを、他方の筺体のダクト端面外周を構成する
硬質プラスチックからなる構造部材に圧接させることに
よりシールしたから、パッキンをセットする手間が不要
で作業性がよく、シール性の高いダクト接続装置が得ら
れる。
のダクト端面外周を構成する硬質プラスチックからなる
構造部材の環状凹溝に、成形時に一体に接着された環状
の軟質プラスチックからなるパッキンを備え、この環状
のパッキンを、他方の筺体のダクト端面外周を構成する
硬質プラスチックからなる構造部材に圧接させることに
よりシールしたから、パッキンをセットする手間が不要
で作業性がよく、シール性の高いダクト接続装置が得ら
れる。
【図１】第１の発明の一実施例による接続装置を示す要
部断面図。
部断面図。
【図２】図１の締結前の斜視図。
【図３】この発明の全体部分を示す正面図。
【図４】第１の発明の他の実施例を示す接続装置の要部
断面図。
断面図。
【図５】図４の斜視図。
【図６】第２の発明を示す要部の断面図。
【図７】図６の要部の拡大図。
【図８】この発明の全体部分を示す縦断側面図。
【図９】従来の接続装置を示す要部断面図。
【図１０】第２の発明に係る従来技術を示す縦断側面
図。
図。
【図１１】図１０の要部拡大図。
【図１２】図１０の実際的要部拡大図。
１ 冷蔵庫本体 １２ 冷気送込用ダクト ２５ 構造部材 ２６ パッキン ２７ 構造部材 ３１ 上筺 ３２ 下筺 ３３ 外側面 ３４ 外側面 ３５ 締結用受具 ３６ 締結用受具 ３５ａ 水平ガイド空間 ３６ａ 水平ガイド空間 ３８ 締結カバー ３８ａ 折曲端縁部 ３８ｂ カバー部 ４３ 締結面
Claims (2)
- 【請求項１】 それぞれ独立した冷蔵庫等筺体を上下に
設置して結合するようにした冷蔵庫等筺体の接続装置に
おいて、同一面上にある上筺外側面と下筺外側面との近
接した対応位置に上下２段の締結用受具を備え、この上
段締結用受具の上部と上記上筺外側面との間、および上
記下段締結用受具の下部と上記下筺外側面との間にそれ
ぞれ水平ガイド空間を備え、上記上下２段の締結用受具
の外方を被覆するカバー部と、上記水平ガイド空間に嵌
合する上下の折曲端縁部からなる締結カバーにより上記
上下の筺体を一体に締結固定したことを特徴とする冷蔵
庫等筺体の接続装置。 - 【請求項２】 それぞれ独立した冷蔵庫等筺体を上下に
設置して結合するようにした冷蔵庫等筺体の接続装置に
おいて、一方の筺体のダクト端面外周を構成する硬質プ
ラスチックからなる構造部材の環状凹溝に、成形時に一
体に接着された環状の軟質プラスチックからなるパッキ
ンを備え、この環状のパッキンを、他方の筺体のダクト
端面外周を構成する硬質プラスチックからなる構造部材
に圧接させることによりシールしたことを特徴とする冷
蔵庫等筺体の接続装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35316191A JPH05164457A (ja) | 1991-12-18 | 1991-12-18 | 冷蔵庫等筺体の接続装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35316191A JPH05164457A (ja) | 1991-12-18 | 1991-12-18 | 冷蔵庫等筺体の接続装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05164457A true JPH05164457A (ja) | 1993-06-29 |
Family
ID=18428977
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35316191A Pending JPH05164457A (ja) | 1991-12-18 | 1991-12-18 | 冷蔵庫等筺体の接続装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05164457A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6085537A (en) * | 1997-02-04 | 2000-07-11 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Outdoor unit of separate type air conditioner |
| WO2007122072A2 (de) * | 2006-04-20 | 2007-11-01 | BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH | Mehrteiliges haushaltsgerät |
| WO2014102359A1 (en) * | 2012-12-31 | 2014-07-03 | Arcelik Anonim Sirketi | A linking mechanism |
| EP2607824A3 (de) * | 2011-12-22 | 2015-02-25 | BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH | Mechanische Verbindungsvorrichtung für zwei schrankförmige Haushaltsgeräte |
| JP2021071226A (ja) * | 2019-10-30 | 2021-05-06 | 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 | 冷蔵庫 |
-
1991
- 1991-12-18 JP JP35316191A patent/JPH05164457A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6085537A (en) * | 1997-02-04 | 2000-07-11 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Outdoor unit of separate type air conditioner |
| WO2007122072A2 (de) * | 2006-04-20 | 2007-11-01 | BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH | Mehrteiliges haushaltsgerät |
| WO2007122072A3 (de) * | 2006-04-20 | 2008-01-10 | Bsh Bosch Siemens Hausgeraete | Mehrteiliges haushaltsgerät |
| US8162415B2 (en) | 2006-04-20 | 2012-04-24 | Bsh Bosch Und Siemens Hausgeraete Gmbh | Multipart household appliance |
| EP2607824A3 (de) * | 2011-12-22 | 2015-02-25 | BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH | Mechanische Verbindungsvorrichtung für zwei schrankförmige Haushaltsgeräte |
| WO2014102359A1 (en) * | 2012-12-31 | 2014-07-03 | Arcelik Anonim Sirketi | A linking mechanism |
| JP2021071226A (ja) * | 2019-10-30 | 2021-05-06 | 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 | 冷蔵庫 |
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