JPH05164215A - プーリーへのベアリングの固定方法 - Google Patents
プーリーへのベアリングの固定方法Info
- Publication number
- JPH05164215A JPH05164215A JP3322646A JP32264691A JPH05164215A JP H05164215 A JPH05164215 A JP H05164215A JP 3322646 A JP3322646 A JP 3322646A JP 32264691 A JP32264691 A JP 32264691A JP H05164215 A JPH05164215 A JP H05164215A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pulley
- bearing
- pulley body
- annular
- recess
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C35/00—Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers
- F16C35/04—Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers in the case of ball or roller bearings
- F16C35/06—Mounting or dismounting of ball or roller bearings; Fixing them onto shaft or in housing
- F16C35/067—Fixing them in a housing
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/02—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows
- F16C19/04—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly
- F16C19/06—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly with a single row or balls
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2361/00—Apparatus or articles in engineering in general
- F16C2361/63—Gears with belts and pulleys
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Pulleys (AREA)
- Mounting Of Bearings Or Others (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 プーリー本体を損傷することなくして、しか
も小さな力でベアリングをプーリーに確実に固定する。 【構成】 外周にベルト係合部１１を中央に軸方向の凹
部１２を具えかつ該凹部１２の入口全周に延在する環状
爪１３を設けたプーリー本体１０を用意する。このプー
リー本体１０の凹部１１にベアリングを２０圧入する。
その後、環状爪１３を少なくとも一部内側に曲折させ
る。
も小さな力でベアリングをプーリーに確実に固定する。 【構成】 外周にベルト係合部１１を中央に軸方向の凹
部１２を具えかつ該凹部１２の入口全周に延在する環状
爪１３を設けたプーリー本体１０を用意する。このプー
リー本体１０の凹部１１にベアリングを２０圧入する。
その後、環状爪１３を少なくとも一部内側に曲折させ
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は車両用空調装置のコンプ
レッサなどへの回転伝達に用いるプーリーへのベアリン
グの固定方法に関するものである。
レッサなどへの回転伝達に用いるプーリーへのベアリン
グの固定方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、プーリーにベアリングを固定する
に際しては、図４に示すようにプーリー本体１の中央凹
部にベアリング２を圧入した後、凹部の入口の周囲１ａ
を塑性変形させて内側にカシメる方法が一般に採用され
ている。
に際しては、図４に示すようにプーリー本体１の中央凹
部にベアリング２を圧入した後、凹部の入口の周囲１ａ
を塑性変形させて内側にカシメる方法が一般に採用され
ている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところがこのように塑
性変形するには非常に大きな力を必要とし、加えて塑性
変形時に入口の周囲１ａの部分において防錆用のメッキ
が剥がれてしまうという欠点がある。
性変形するには非常に大きな力を必要とし、加えて塑性
変形時に入口の周囲１ａの部分において防錆用のメッキ
が剥がれてしまうという欠点がある。
【０００４】それ故に本発明の課題は、プーリー本体を
損傷することなく、しかも小さな力でベアリングをプー
リーに確実に固定する方法を提供することにある。
損傷することなく、しかも小さな力でベアリングをプー
リーに確実に固定する方法を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、外周に
ベルト係合部を中央に軸方向の凹部を有しかつ該凹部の
入口全周に延在する環状爪を設けたプーリー本体を用意
し、該プーリー本体の凹部にベアリングを圧入した後、
前記環状爪を少なくとも一部内側に曲折させることを特
徴とするプーリーへのベアリングの固定方法が得られ
る。
ベルト係合部を中央に軸方向の凹部を有しかつ該凹部の
入口全周に延在する環状爪を設けたプーリー本体を用意
し、該プーリー本体の凹部にベアリングを圧入した後、
前記環状爪を少なくとも一部内側に曲折させることを特
徴とするプーリーへのベアリングの固定方法が得られ
る。
【０００６】
【実施例】図１乃至図３は本発明の一実施例によるプー
リーへのベアリングの固定方法を示す。まず図１に示す
ように、プーリー本体１０とベアリング２０とを用意す
る。プーリー本体１０は、外周にベルト係合部１１をま
た中央に軸方向の凹部１２を有したものである。凹部１
２の内周面には、ベアリング２０の圧入のシメ代を保つ
ために所定精度の切削加工を施す。この切削加工の際
に、プーリー本体１０にさらに、凹部１２の入口全周に
延在する環状爪１３を設ける。環状爪１３は、凹部１２
の内周面から0.6 〜 0.8mmの位置に、先端の尖った切削
工具で凹部１２の入口の全周に沿ってリング状溝を形成
するように切削を施すことで設けられる。プーリー本体
１０には切削加工後に防錆メッキを全面に施す。
リーへのベアリングの固定方法を示す。まず図１に示す
ように、プーリー本体１０とベアリング２０とを用意す
る。プーリー本体１０は、外周にベルト係合部１１をま
た中央に軸方向の凹部１２を有したものである。凹部１
２の内周面には、ベアリング２０の圧入のシメ代を保つ
ために所定精度の切削加工を施す。この切削加工の際
に、プーリー本体１０にさらに、凹部１２の入口全周に
延在する環状爪１３を設ける。環状爪１３は、凹部１２
の内周面から0.6 〜 0.8mmの位置に、先端の尖った切削
工具で凹部１２の入口の全周に沿ってリング状溝を形成
するように切削を施すことで設けられる。プーリー本体
１０には切削加工後に防錆メッキを全面に施す。
【０００７】ついでプーリー本体１０の凹部１２に図２
に示すようにベアリング２０を圧入する。しかる後、ベ
アリング２０の内周面をガイドとしてカシメ工具３０を
挿入し、そのカシメ工具３０の一部３１でカシメ作業を
行う。具体的には、図３に示すように環状爪１３を等間
隔の４箇所で内側に曲折させて締付部１４となし、ベア
リング２０をプーリー本体１０の凹部１２内にしっかり
と固定させる。
に示すようにベアリング２０を圧入する。しかる後、ベ
アリング２０の内周面をガイドとしてカシメ工具３０を
挿入し、そのカシメ工具３０の一部３１でカシメ作業を
行う。具体的には、図３に示すように環状爪１３を等間
隔の４箇所で内側に曲折させて締付部１４となし、ベア
リング２０をプーリー本体１０の凹部１２内にしっかり
と固定させる。
【０００８】なお締付部１４は一つでも複数でもよく、
また全周にわたって途切れなく設けられてもよい。
また全周にわたって途切れなく設けられてもよい。
【０００９】また先端が角型の切削工具を用いてリング
状溝を形成することで、環状爪１３を図４に示すような
形状にしてもよい。
状溝を形成することで、環状爪１３を図４に示すような
形状にしてもよい。
【００１０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プーリー本体を損傷することなく、しかも小さな力でベ
アリングをプーリーに確実に固定することができる。ま
た比較的薄い構造の環状爪を曲折させるだけなので、塑
性変形に大きな力を要しない。しかもこの曲折によって
は環状爪に対して無理が掛からないので、表面のメッキ
が剥がれることもない。
プーリー本体を損傷することなく、しかも小さな力でベ
アリングをプーリーに確実に固定することができる。ま
た比較的薄い構造の環状爪を曲折させるだけなので、塑
性変形に大きな力を要しない。しかもこの曲折によって
は環状爪に対して無理が掛からないので、表面のメッキ
が剥がれることもない。
【図１】本発明の一実施例によるプーリーへのベアリン
グの固定方法を説明するための図で、プーリーへのベア
リングの組み付け前の断面側面図である。
グの固定方法を説明するための図で、プーリーへのベア
リングの組み付け前の断面側面図である。
【図２】同じくプーリーにベアリングを圧入した状態を
カシメ工具とともに示す断面側面図である。
カシメ工具とともに示す断面側面図である。
【図３】同じくプーリーにベアリングを固定した状態を
示し、(a) は断面側面図、(b)は正面図である。
示し、(a) は断面側面図、(b)は正面図である。
【図４】従来のベアリング固定方法を説明するための断
面側面図である。
面側面図である。
１、１０ プーリー本体 １１ ベルト係合部 １２ 中央凹部 １３ 環状爪 ２０ ベアリング ３０ カシメ工具
Claims (1)
- 【請求項１】 外周にベルト係合部を中央に軸方向の凹
部を有しかつ該凹部の入口全周に延在する環状爪を設け
たプーリー本体を用意し、該プーリー本体の凹部にベア
リングを圧入した後、前記環状爪を少なくとも一部内側
に曲折させることを特徴とするプーリーへのベアリング
の固定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3322646A JPH05164215A (ja) | 1991-12-06 | 1991-12-06 | プーリーへのベアリングの固定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3322646A JPH05164215A (ja) | 1991-12-06 | 1991-12-06 | プーリーへのベアリングの固定方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05164215A true JPH05164215A (ja) | 1993-06-29 |
Family
ID=18146028
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3322646A Pending JPH05164215A (ja) | 1991-12-06 | 1991-12-06 | プーリーへのベアリングの固定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05164215A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007024253A (ja) * | 2005-07-20 | 2007-02-01 | Sanden Corp | プーリ |
| KR100721665B1 (ko) * | 2005-12-05 | 2007-05-23 | 노틸러스효성 주식회사 | 베어링 이탈방지구조가 구비된 동력전달수단 |
| DE19633699B4 (de) * | 1995-08-21 | 2008-04-17 | Ntn Corp. | Kugelgelagerte Riemenscheibe |
| JP2015209865A (ja) * | 2014-04-24 | 2015-11-24 | 三菱重工オートモーティブサーマルシステムズ株式会社 | ベアリング固定工具、ベアリング固定方法、およびベアリング固定方法を用いて製造された車載用冷媒コンプレッサ |
| WO2023047695A1 (ja) * | 2021-09-27 | 2023-03-30 | オイレス工業株式会社 | 静圧気体ジャーナル多孔質軸受の製造方法、静圧気体ジャーナル多孔質軸受 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6234049U (ja) * | 1985-05-09 | 1987-02-28 |
-
1991
- 1991-12-06 JP JP3322646A patent/JPH05164215A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6234049U (ja) * | 1985-05-09 | 1987-02-28 |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19633699B4 (de) * | 1995-08-21 | 2008-04-17 | Ntn Corp. | Kugelgelagerte Riemenscheibe |
| JP2007024253A (ja) * | 2005-07-20 | 2007-02-01 | Sanden Corp | プーリ |
| KR100721665B1 (ko) * | 2005-12-05 | 2007-05-23 | 노틸러스효성 주식회사 | 베어링 이탈방지구조가 구비된 동력전달수단 |
| JP2015209865A (ja) * | 2014-04-24 | 2015-11-24 | 三菱重工オートモーティブサーマルシステムズ株式会社 | ベアリング固定工具、ベアリング固定方法、およびベアリング固定方法を用いて製造された車載用冷媒コンプレッサ |
| WO2023047695A1 (ja) * | 2021-09-27 | 2023-03-30 | オイレス工業株式会社 | 静圧気体ジャーナル多孔質軸受の製造方法、静圧気体ジャーナル多孔質軸受 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19960116 |