JP2007211893A - 転がり軸受の軌道輪とシール部材との固定構造 - Google Patents

転がり軸受の軌道輪とシール部材との固定構造 Download PDF

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Abstract

【課題】個体差によるばらつきが小さくて、転がり軸受の軌道輪からのシール部材の空転や脱落を確実に防止できる転がり軸受の軌道輪とシール部材との固定構造を提供すること。
【解決手段】外輪1のシール取付溝12にシールド板6の取付部14を嵌入固定する。取付部14を、屈曲部21と、その屈曲部21に基部が連なると共に、先端20が屈曲部21に実質的に当接する環状部22とで構成する。軸方向の半断面において、環状部22を、シール取付溝12の内面18の2点で支持すると共に、屈曲部21を、内面18で支持する。
【選択図】図2

Description

本発明は、転がり軸受の軌道輪とシール部材との固定構造に関する。
従来、転がり軸受の軌道輪とシール部材との固定構造としては、特開平8−135667号公報(特許文献1)に記載されている玉軸受の外輪とシールド板との固定構造がある。上記シールド板の一端部は、略U字状に折り曲げられており、軸方向の断面において断面略9字状の形状を有している。この固定構造は、上記外輪の内周面に形成された環状のシール取付溝に、略9字状の断面形状を有する上記一端部における径方向の外方の部分を嵌入固定して、形成されている。この固定構造では、上記外輪の軸方向の断面における上記軌道輪の中心軸よりも片側に位置する部分において、シールド板を、上記シール取付溝の内面の2点に接触させて、シールド板を上記シール取付溝に固定している。
しかしながら、上記従来の固定構造では、シールド板と外輪との固定の良し悪しが個体差によって大きくばらつくという問題がある。また、シールド板の肉厚が薄い場合に、上記シールド板の空転や脱落が発生する場合がある。
特開平8−135667号公報
そこで、本発明の課題は、個体差によるばらつきが小さくて、転がり軸受の軌道輪からのシール部材の空転や脱落を確実に防止できる転がり軸受の軌道輪とシール部材との固定構造を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の転がり軸受の軌道輪とシール部材との固定構造は、
環状のシール取付溝を有する軌道輪と、
取付部と、シール部とを有するシール部材と
を備え、
上記取付部は、
屈曲部と、その屈曲部に基部が連なると共に、先端が上記屈曲部に実質的に当接する環状部とを有し
上記軌道輪の軸方向の断面における上記軌道輪の中心軸よりも片側に位置する部分において、上記環状部は、上記シール取付溝の内面の2点に当接して支持されると共に、上記屈曲部は、上記シール取付溝の上記内面に当接して支持されて、上記シール部材は、計3点で上記シール取付溝に取り付けられていることを特徴としている。
尚、上記先端と上記屈曲部との間に、スプリングバックに起因する小さなクリアランスが存在している場合も、上記「実質的に当接する」という文言の範疇に含まれるものとする。また、上記「内面の2点に当接して支持され」とは、少なくとも内面の2点に当接して支持されるという意味であり、内面の3点以上に当接して支持されている場合も、「内面の2点に当接して支持され」という文言の範疇に含まれるものとする。また、同様に、上記「内面に当接して支持され」とは、少なくとも内面の1点に当接して支持されるという意味であり、内面の2点以上に当接して支持されている場合も、「内面に当接して支持され」という文言の範疇に含まれるものとする。
本発明によれば、上記軌道輪の軸方向の断面における上記軌道輪の中心軸よりも片側に位置する部分において、上記環状部が上記シール取付溝の内面の2点に当接して支持されているので、上記環状部を、上記内面の2点の夫々からの反力で内面に確実に支持できる。したがって、環状部をシール取付溝に確実に固定することができる。
また、本発明によれば、上記軌道輪の軸方向の断面における上記軌道輪の中心軸よりも片側に位置する部分において、上記屈曲部が、上記シール取付溝の上記内面に当接して支持されているので、屈曲部および環状部に、内面における上記屈曲部が当接している点と、上記2点のうちの軸方向の外方に位置する一方の点とからの、近似的に互いに向きが逆の2つの反力が作用し、屈曲部および環状部を、この2つの反力で内面に確実に支持できる。したがって、屈曲部および環状部を、シール取付溝に確実に固定することができる。
また、本発明の構造は、上記環状部を形成して上記先端を上記屈曲部で拘束した後、環状部をシール取付溝に押し込むと共に、上記屈曲部を上記内面の所定の箇所に当接するようにカシメて形成することができる。このことから、環状部を、シール取付溝に密着させることができると共に、上記屈曲部の位置決めを正確に行うことができて、環状部をシール取付溝に確実に固定できると共に、個体差に起因するばらつきを格段に小さくできる。
本発明の転がり軸受の軌道輪とシール部材との固定構造によれば、軌道輪の軸方向の断面における軌道輪の中心軸よりも片側に位置する部分において、環状部がシール取付溝の内面の2点に当接して支持されているので、環状部を、内面の2点の夫々からの反力で、内面に確実に支持できて、環状部をシール取付溝に確実に固定することができる。
また、本発明の転がり軸受の軌道輪とシール部材との固定構造によれば、上記片側に位置する部分において、屈曲部が、シール取付溝の内面に当接して支持されているので、屈曲部および環状部を、内面における上記屈曲部が当接している点と、上記2点のうちの軸方向の外方に位置する一方の点とからの、近似的に互いに向きが逆の2つの反力で支持できて、屈曲部および環状部を、シール取付溝に確実に固定することができる。
また、本発明の転がり軸受の軌道輪とシール部材との固定構造は、上記環状部を形成して上記先端を上記屈曲部で拘束した後、環状部をシール取付溝に押し込むと共に、上記屈曲部を上記内面の所定の箇所に当接するようにカシメて形成することができる。このことから、環状部を、シール取付溝に密着させることができると共に、上記屈曲部の位置決めを正確に行うことができて、環状部をシール取付溝に確実に固定できると共に、個体差に起因するばらつきを格段に小さくできる。
以下、本発明を図示の形態により詳細に説明する。
図1は、本発明の転がり軸受の軌道輪とシール部材との固定構造の第1実施形態を含む玉軸受の軸方向の半断面図(外輪の軸方向の断面における外輪の中心軸よりも片側に位置する部分)である。
この玉軸受は、外輪1と、内輪2と、玉3と、シール部材の一例としてのシールド板6とを有する。上記外輪1は、内周面に軌道溝11を有すると共に、内周面の軌道溝11の軸方向の外方に環状のシール取付溝12を有し、内輪2は、外周面に軌道溝13を有している。上記玉3は、外輪1の軌道溝11と、内輪2の軌道溝13との間に、保持器5で保持された状態で、周方向に一定の間隔を隔てられて複数配置されている。また、シールド板6は、取付部14と、シール部15とを有し、取付部14は、外輪1のシール取付溝12に嵌入固定されている。また、上記シール部15は、シールド板6の取付部側とは反対側の端部であり、内輪2の外周面に対して径方向に間隔をおいて位置している。上記シール部15と、内輪2の外周面とは、ラビリンスシールを構成している。上記外輪1と、この外輪1のシール取付溝12に固定されたシールド板6とは、本発明の転がり軸受の軌道輪とシール部材との固定構造の一実施形態を構成している。
図2は、図1における外輪1のシール取付溝12の周辺の部分拡大断面図である。
図2に示すように、上記シールド板6の取付部14は、屈曲部21と、その屈曲部21に基部が連なる環状部22とを有している。
上記屈曲部21は、シール取付溝12の軸方向の内方の縁からシール取付溝12の底に向かってシール取付溝12の内面に沿って延在する第1部分と、シール取付溝12の内面の法線方向に略延在する第2部分とから成り、断面略く字状の形状を有している。上記第1部分は、外輪1の中心軸に対して片側に位置する軸方向の半端面において、シール取付溝12の内面18の第1箇所25に当接して支持されている。
上記環状部22は、上記第2部分における内面18とは反対側の端に連なっている。上記環状部22は、シール取付溝12の軸方向の外方の縁から軸方向の内方の縁までシール取付溝12の内面18に沿って延在する部分を有している。上記環状部22は、屈曲部21の軸方向の内側の表面に実質的に当接している先端20を有している。上記環状部22は、上記半端面において、シール取付溝12の内面18の第2箇所26および第3箇所27に当接して支持されている。このように、上記シールド板6は、上記半断面において、計3点でシール取付溝12の内面18に当接して支持され、シール取付溝12に取り付けられている。
図3Aおよび図3Bは、シールド板6を、外輪1のシール取付溝12へ固定するときの手順を示す図である。図3Aおよび図3Bにおいて、31は、カシメ治具を示している。カシメ治具31は、シール取付溝12よりも軸方向の外方に位置する外輪1の内周面35の内径と略等しい外径を有する外周面32を有すると共に、軸方向の端面に軸方向に突出する突出部33を有している。以下に、図3Aおよび図3Bに基づいて、外輪1のシール取付溝12へのシールド板6の固定方法を説明する。
先ず、図3Aに示すように、半断面において、断面略7の字状で、7の字の後部の一箇所が前方側に屈曲している、カシメ前のシールド板6を、7の字の前部を外輪1の軸方向の内方側に向けた状態で、シールド板6の前部がシール取付溝12の軸方向の内方の内面に当接する迄、シール取付溝12に接近させる。
次に、上記カシメ治具31で、シールド板6のカシメを遂行する。詳細には、図3Bに示すように、外輪1の内周面35に、カシメ治具31の外周面32を嵌合させるように、シールド板6の上記前方側に屈曲している部分を、カシメ治具31の突出部33によって略軸方向の内方に移動させて、シール取付溝12の内面18における軸方向の内方に位置する第1箇所25に当接させる。
このカシメを遂行している最中、シールド板6の先端20が、屈曲部21の軸方向の内方の表面に接触するように変形して環状部22が形成され、先端20が屈曲部21の上記表面によって拘束された状態で(環状部22を保持した状態で)、環状部22をシール取付溝12内に押し込んで、環状部22をシール取付溝12の内面18に密着させるようにする。すなわち、環状部22を、シール取付溝12の内面18の第2箇所26および第3箇所27で当接支持するようになっている。このように、先端20を屈曲部21で拘束した状態で、すなわち、先端20が屈曲部21に対して移動しない状態で、環状部22をシール取付溝12に押し込むので、半断面において、環状部22の少なくとも2箇所を確実にシール取付溝12の内面に当接させることができて、シールド板6を、シール取付溝12に確実に固定することができる。
上記第1実施形態の外輪1とシールド板6との固定構造によれば、外輪1の軸方向の断面における外輪1の中心軸よりも片側に位置する部分(半断面)において、環状部22がシール取付溝12の内面18の2点に当接して支持されているので、環状部22を、内面18の2点の夫々からの反力で内面18に確実に支持できる。したがって、環状部22をシール取付溝18に確実に固定することができる。
また、上記第1実施形態の外輪1とシールド板6との固定構造によれば、半断面において、屈曲部21が、シール取付溝18の内面18に当接して支持されているので、屈曲部21および環状部22に、内面18における屈曲部21が当接している点と、上記2点のうちの軸方向の外方に位置する一方の点とからの、近似的に互いに向きが逆の2つの反力が作用し、屈曲部21および環状部22を、この2つの反力で内面18に確実に支持できる。したがって、屈曲部21および環状部22を、シール取付溝18に確実に固定することができる。
また、上記第1実施形態の構造は、環状部22を形成して先端20を屈曲部21で拘束した後、環状部22をシール取付溝12に押し込むと共に、屈曲部21を内面18の所定の箇所(第1実施形態では、第1箇所25)に当接するようにカシメて、形成されている。したがって、環状部22を、シール取付溝18に密着させることができると共に、屈曲部21の位置決めを正確に行うことができて、環状部22をシール取付溝12に確実に固定できると共に、個体差に起因するばらつきを格段に小さくできる。
尚、上記第1実施形態の外輪1とシールド板6との固定構造によれば、シール部材が、金属製のシールド板6であったが、この発明では、シール部材は、金属製の芯金部と、弾性部とからなる構造であっても良い。
また、上記第1実施形態の外輪1とシールド板6との固定構造によれば、シールド板6の取付部側とは反対側の端部が、シールド板6が取り付けられている軌道輪(第1実施形態では、外輪1)に対向する軌道輪(第1実施形態では、内輪2)の外周面に対して径方向に間隔をおいて位置し、この端部と、上記対向する軌道輪の外周面とがラビリンスシールを形成していたが、この発明では、シール部材における取付部側とは反対側の端部が、シール部材が取り付けられている軌道輪に対向する軌道輪に対して摺動する構造であっても良い。
また、上記第1実施形態では、シールド板6が取り付けられた軌道輪が、外輪であったが、シール部材が取り付けられる軌道輪は、内輪であっても良い。また、第1実施形態では、シールド板6が取り付けられた軌道輪が、玉軸受の軌道輪であったが、この発明では、シール部材が取り付けられる軌道輪は、円筒ころ軸受や円錐ころ軸受の軌道輪等、玉軸受以外の転がり軸受の軌道輪であっても良い。
図4は、本発明の第2実施形態の固定構造を形成するのに用いる、外輪51、シールド板56、および、カシメ治具81を示す断面図である。図4に示すように、第2実施形態では、シール取付溝62の軸方向の内方の内面部分が、略径方向に延在している点が、シール取付溝12の軸方向の内方の内面部分が、径方向に角度をなして斜めに延在している第1実施形態と異なっている。また、図3A、図3B、および、図4に示すように、第1実施形態と、第2実施形態とでは、シール取付溝の形状の違いに起因して、カシメに使用する治具の形状も異なっている。このように、軌道輪が如何なる形状のシール取付溝を有していても、使用するカシメ治具を適切に選択するだけで、本発明の構造を簡単安価に形成できる。
本発明の転がり軸受の軌道輪とシール部材との固定構造の第1実施形態を含む玉軸受の軸方向の半断面図である。 図1における外輪のシール取付溝の周辺の部分拡大断面図である。 シールド板を、外輪のシール取付溝へ固定するときの手順を示す図である。 シールド板を、外輪のシール取付溝へ固定するときの手順を示す図である。 本発明の第2実施形態の固定構造を形成するのに用いる、外輪、シールド板、および、カシメ治具を示す断面図である。
符号の説明
1,51 外輪
6,56 シールド板
12,62 シール取付溝
14 取付部
15 シール部
18 内面
20 先端
21 屈曲部
22 環状部
31,81 カシメ治具

Claims (1)

  1. 環状のシール取付溝を有する軌道輪と、
    取付部と、シール部とを有するシール部材と
    を備え、
    上記取付部は、
    屈曲部と、その屈曲部に基部が連なると共に、先端が上記屈曲部に実質的に当接する環状部とを有し、
    上記軌道輪の軸方向の断面における上記軌道輪の中心軸よりも片側に位置する部分において、上記環状部は、上記シール取付溝の内面の2点に当接して支持されると共に、上記屈曲部は、上記シール取付溝の上記内面に当接して支持されて、上記シール部材は、計3点で上記シール取付溝に取り付けられていることを特徴とする転がり軸受の軌道輪とシール部材との固定構造。
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