JPH0516102A - 定尺単板の二枚重ね方法およびその装置 - Google Patents

定尺単板の二枚重ね方法およびその装置

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JPH0516102A
JPH0516102A JP19075491A JP19075491A JPH0516102A JP H0516102 A JPH0516102 A JP H0516102A JP 19075491 A JP19075491 A JP 19075491A JP 19075491 A JP19075491 A JP 19075491A JP H0516102 A JPH0516102 A JP H0516102A
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幸夫 前川
Kiyoshi Nagasawa
潔 長澤
Kazuo Inuzuka
和夫 犬塚
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 先に重ね合せる先行順位の定尺単板と次で重
ね合せる後続順位の定尺単板との搬送間隔を自動的に広
げるようにして搬送障害を排除すること。 【構成】 第1の単板検知器8aの検知信号によって上
段側のコンベヤ7aの搬送動作を一時休止させるエンコ
ーダ9a付の第1のサーボモータ9と、第2および第3
の単板検知器11a,11bの検知信号によって下段側
のコンベヤ7bの搬送速度を一時加速して第1順位の定
尺単板5−1と第2順位の定尺単板5−2との搬送間隔
を接近させた後に再び常態速度に復帰させるエンコーダ
12a付の第2のサーボモータ12と、前記第1および
第2のサーボモータ9,12を再起動および揃速制御す
るデジタル制御回路10a,10bとからなる定尺単板
の二枚重ね装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は定尺切断用のベニヤクリ
ッパから連続的に搬出される定尺単板を二枚重ねにする
方法とその装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種定尺単板を二枚重ねにする
装置としては、例えば特公昭59−5084号ベニヤ単
板の高速処理装置、特公昭60−33645号ベニヤ単
板の高速重ね合わせ装置、特公平2−26569号ベニ
ヤ単板の高速処理装置等のような、定尺寸法の奇数倍の
距離差を搬送路に付与したり、定尺寸法の変更に対応さ
せるため搬送路の搬送速度を可変にする定尺単板を二枚
重ねにする装置や、例えば特開昭62−286703号
ベニヤ単板の切断工程における定尺単板の重ね合せ装置
のような、搬送過程の相互の板ずれを単板検知器により
検知して差動機構により調整する定尺単板を二枚重ねに
する装置等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、この
種従来の定尺単板を二枚重ねにする装置は、定尺寸法の
奇数倍の距離差を搬送路に付与したり、定尺寸法の変更
に対応させるため搬送路の搬送速度を可変にし、或いは
搬送過程の相互の板ずれを単板検知器により検知して差
動機構により調整する手段であったので、定尺切断用の
ベニヤクリッパから連続的に搬出される定尺単板の搬送
過程で、相互の定尺単板に奇数倍の距離差や速度差を付
与して相互の板ずれを調整しようとすると、その調整過
程に後続順位の定尺単板が先行順位の定尺単板と同一の
搬送路内に搬入されてくる機会が多発して、相互の搬送
路の速度差により後続順位の定尺単板を破損し、或いは
搬送路を後続順位の定尺単板で詰らせて作業の継続を不
可能にする等の、特に搬送速度の高速対応性に欠け、定
尺寸法の可変範囲が大幅に制限され、そのために長大な
搬送路の設置を必要とする等の連続搬送に伴う種々の搬
送障害が惹起されていたものである。
【0004】よって本発明は上記従来装置の搬送障害を
払拭すべく、先行順位の定尺単板の搬送動作を一時休止
し、次いで到来する後続順位の定尺単板の搬送速度を一
時加速して相互の搬送間隔を接近させるか、または複数
段の搬送路に一時収納して任意の時期にこれを繰出すこ
とによって相互の搬送間隔を接近させてから先行順位の
定尺単板の搬送動作の休止を解除して、常態速度に同期
化された搬送速度のもとに二枚重ねの定尺単板を順次生
成して搬出するように構成したものであって、能率的、
経済的に設計された短い搬送距離の固定方式の搬送路で
あっても、先に重ね合せる先行順位の定尺単板と次で重
ね合せる後続順位の定尺単板との搬送間隔を自動的に広
げるようにして、従来装置が惹起していた連続搬送に伴
う諸々の搬送障害を排除することを目的としたものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の定尺単板の二枚重ね方法は、定尺切断用のベニ
ヤクリッパから連続的に搬出される定尺単板の搬送路を
上段と下段、或いは上段と中段と下段に交々分岐してそ
れぞれの搬送動作を調整した後に再び下段の搬送路に集
結して二枚重ねの定尺単板を順次生成して搬出する定尺
単板の二枚重ね工程に適用されるものであって、その第
1番目の方法発明は下記の構成要件を備えたものであ
る。
【0006】(1−a)上段側の搬送路に分岐した第1
順位の定尺単板の搬送動作をその搬送端末に形成される
重ね合せ場所の直前付近で一時休止すること。
【0007】(1−b)また下段側の搬送路に分岐した
第2順位の定尺単板の搬送動作はその分岐場所の直後付
近から前記重ね合せ場所の直前付近まで一時その搬送速
度を加速して前記第1順位の定尺単板と第2順位の定尺
単板との搬送間隔を接近させた後に再び常態速度に復帰
させること。
【0008】(1−c)次いで前記重ね合せ場所の直前
付近に前記下段側の搬送路に分岐した第2順位の定尺単
板が到来する都度前記上段側の搬送路に分岐した第1順
位の定尺単板の搬送動作を再開して常態速度に同期化さ
れた搬送速度のもとに前記第1順位と第2順位の定尺単
板を重ね合せること。
【0009】またその第2番目の方法発明は下記の構成
要件を備えたものである。
【0010】(2−a)上段側と中段側の搬送路にそれ
ぞれ分岐した第1順位と第3順位の定尺単板の搬送動作
をそれぞれ搬送端末に形成される重ね合せ場所の直前付
近で一時休止すること。
【0011】(2−b)また下段側の搬送路に分岐した
第2順位と第4順位の定尺単板の搬送動作はこれをその
まま継続させること。
【0012】(2−c)次いで前記重ね合せ場所の直前
付近に前記第2順位と第4順位の定尺単板が順次到来す
る都度前記上段側と中段側の搬送路にそれぞれ分岐した
第1順位と第3順位の定尺単板の搬送動作を交々再開し
て常態速度に同期化された搬送速度のもとに前記第1順
位と第2順位の定尺単板と、前記第3順位と第4順位の
定尺単板とを交々重ね合せること。
【0013】次に本発明の第3番目の装置発明は下記の
構成要件を備えたものである。
【0014】(3−a)ベニヤ単板を定尺寸法に切断す
るベニヤクリッパ。
【0015】(3−b)該ベニヤクリッパにより切断さ
れた第1順位と第2順位の定尺単板を上段と下段のコン
ベヤに交々分岐するベニヤデバイダ。
【0016】(3−c)上記上段側のコンベヤの搬送端
末に形成される重ね合せ場所の直前付近に架設した前記
第1順位の定尺単板の到来を検知する第1の単板検知
器。
【0017】(3−d)該単板検知器が発信する検知信
号によって前記上段側のコンベヤの搬送動作を一時休止
させるエンコーダ付の第1のサーボモータ。
【0018】(3−e)前記下段側のコンベヤの分岐場
所の直後付近と前記重ね合せ場所の直前付近にそれぞれ
架設した前記第2順位の定尺単板の到来を順次検知する
第2および第3の単板検知器。
【0019】(3−f)該第2および第3の単板検知器
が発信する検知信号によって前記下段側のコンベヤの搬
送速度を一時加速して前記第1順位の定尺単板と第2の
定尺単板との搬送間隔を接近させた後に再び常態速度に
復帰させるエンコーダ付の第2のサーボモータ。
【0020】(3−g)前記重ね合せ場所の直前付近に
架設した第3の単板検知器が発信する検知信号によって
前記第1および第2のサーボモータを再起動および揃速
制御するデジタル制御回路。
【0021】次にまた本発明の第4番目の装置発明は下
記の構成要件を備えたものである。
【0022】(4−a)ベニヤ単板を定尺寸法に切断す
るベニヤクリッパ。
【0023】(4−b)該ベニヤクリッパにより切断さ
れた第1順位と第3順位の定尺単板を上段と中段のコン
ベヤに、また第2順位と第4順位の定尺単板を下段のコ
ンベヤに交々分岐するベニヤデバイダ。
【0024】(4−c)前記上記側のコンベヤと中段側
のコンベヤの搬送端末に形成される重ね合せ場所の直前
付近に架設した前記第1順位の定尺単板と第3順位の定
尺単板の到来をそれぞれ検知する第1および第2の単板
検知器。
【0025】(4−d)該第1および第2の単板検知器
が発信する検知信号によって前記上段側のコンベヤと中
段側のコンベヤの搬送動作を一時休止させるエンコーダ
付の第1および第2のサーボモータ。
【0026】(4−e)前記下段側のコンベヤの前記重
ね合せ場所の直前付近にそれぞれ架設した前記第2順位
と第4順位の定尺単板の到来を順次検知する第3および
第4の単板検知器。
【0027】(4−f)前記下段側のコンベヤの搬送速
度をエンコーダにより検知すると共に、前記第3および
第4の単板検知器が発信する検知信号によって前記第1
および第2のサーボモータを再起動および揃速制御する
デジタル制御回路。
【0028】
【実施例】本発明の第1番目の方法発明と第3番目の装
置発明の実施例は図1に示す通りであって、前段工程の
ベニヤレースやアンリーリングマシン等から搬入コンベ
ヤ1によって搬入される連続帯状のベニヤ単板2は、定
尺切断用のロール型やギロチン型等のベニヤクリッパ3
により適宜の定尺寸法に切断されて若干の隙間を空けて
搬出コンベヤ4上に定尺単板5として順次搬出される。
前記搬出コンベヤ4上に搬出された定尺単板5は、前記
搬出コンベヤ4に連設された刺着ベルト6aや可動刺着
解除機構6bや固定刺着解除機構6c等を装備した刺着
型若しくはフアンによる吸引力を利用した吸着型等のベ
ニヤデバイダ6によって、上段側の搬送路を形成するコ
ンベヤ7a上と、下段側の搬送路を形成するコンベヤ7
b上によって交々分岐される。上段側コンベヤ7a上に
分岐された第1順位の定尺単板5−1は、その搬送端末
に形成される重ね合せ場所の直前付近で一時搬送動作が
休止されるように、前記第1順位の定尺単板5−1の到
来を検知するため前記重ね合せ場所の直前付近に架設し
た光電スイッチ等の第1の単板検知器8aの発信する検
知信号を前記コンベヤ7aを駆動するエンコーダ9a付
の第1のサーボモータ9のデジタル制御回路10aに伝
えてその搬送動作を一時休止するように装置する。また
下段側のコンベヤ7b上に分岐された第2順位の定尺単
板5−2は、その分岐場所の直後から前記重ね合せ場所
の直前付近まで一時その搬送速度を加速して前記第1順
位の定尺単板5−1と第2順位の定尺単板5−2との搬
送間隔を接近させた後に、即ち通常1枚分は空けられて
いる搬送間隔を半分以下位までに接近させた後に再び常
態速度に復帰させるように、前記コンベヤ7bの分岐場
所の直後付近と重ね合せ場所の直前付近に架設した光電
スイッチ等からなる第2および第3の単板検知器11
a,11bの発信する検知信号を前記コンベヤ7bを駆
動するエンコーダ12a付の第2のサーボモータ12の
デジタル制御回路10bに伝えて一時適宜速度で加速し
て定尺単板5−1,5−2の双方の搬送間隔を接近させ
た後に再び常態速度に復帰させる。次にまた前記重ね合
せ場所の直前付近に架設した第3の単板検知器11bが
発信する前記第2順位の定尺単板5−2の検知信号は、
前記上段側のコンベヤ7aを駆動する第1のサーボモー
タ9のデジタル制御回路10aにも伝えられて、先にそ
の搬送動作を休止している前記第1順位の定尺単板5−
1の搬送動作を再開して、前記コンベヤ7a,7bの双
方が前記第1および第2のサーボモータ9,12の揃速
制御により常態速度に同期化した搬送速度のもとに搬出
コンベヤ13上に前記第1順位の定尺単板5−1と第2
順位の定尺単板5−2を同時に繰出すことによって、二
枚重ねの定尺単板群14を順次生成して後段工程の堆積
装置等に搬出するものである。尚、前述のデジタル制御
回路10a,10bは詳細に図示してはないが、エンコ
ーダ9a,12aからのパルス信号を処理するシーケン
サやサーボパラメータおよびサーボコントローラ、サー
ボドライブユニット等から構成されている周知方式のデ
ジタル制御回路であり、また前述の第1順位と第2順位
の定尺単板5−1,5−2に引続く第3順位以降の後続
順位の定尺単板の重ね合せもまた、前述の第1順位と第
2順位の繰返しの重ね合せに引継がれることは勿論であ
る。
【0029】次にまた本発明の第2番目の方法発明と第
4番目の装置発明の実施例は図2に示す通りであって、
前段工程のベニヤレースやアンリーリングマシン等から
搬入コンベヤ1によって搬入される連続帯状のベニヤ単
板2は、定尺切断用のロール型やギロチン型等のベニヤ
クリッパ3により適宜の定尺寸法に切断されて若干の隙
間を空けて搬出コンベヤ4上に定尺単板5として順次搬
出される。前記搬出コンベヤ4上に搬出された定尺単板
5は、前記搬出コンベヤ4に連設された刺着ベルト6a
や可動刺着解除機構6bや固定刺着解除機構6c等を装
備した刺着型若しくは吸着型等のベニヤデバイダ6によ
って、上段側の搬送路を形成するコンベヤ7a上と、下
段側の搬送路を形成するコンベヤ7b上と、中段側の搬
送路を形成するコンベヤ7c上に交々分岐される。上段
側のコンベヤ7aと中段側のコンベヤ7c上に分岐され
た第1順位の定尺単板5−1と第3順位の定尺単板5−
3は、それぞれの搬送端末に形成される重ね合せ場所の
直前付近で一時搬送動作が休止されるように、前記第1
順位の定尺単板5−1と前記第3順位の定尺単板5−3
の到来をそれぞれ検知するため前記それぞれの重ね合せ
場所の直前付近に架設した光電スイッチ等の第1および
第2の単板検知器8a,8bの発信する検知信号をそれ
ぞれ前記コンベヤ7aを駆動するエンコーダ9a付の第
1のサーボモータ9のデジタル制御回路10aと、前記
コンベヤ7cを駆動するエンコーダ15a付の第2のサ
ーボモータ15のデジタル制御回路10cに伝えてそれ
ぞれその搬送動作を一時休止するように装置する。また
下段側のコンベヤ7b上に分岐された第2順位の定尺単
板5−2と、これに続いて分岐される第4順位の定尺単
板5−4は、該コンベヤ7bによる常態速度の搬送動作
をそのまま継続させて、定尺単板5−1,5−2の双
方、および定尺単板5−3,5−4の双方の搬送間隔を
接近させる手段は、複数段のコンベヤ7a,7c上に収
納した定尺単板5−1,5−3の繰出時期の調整手段に
よって行われるものである。次にまた前記重ね合せ場所
の直前付近にそれぞれ架設した前記第2順位の定尺単板
5−2と前記第4順位の定尺単板5−4の到来をそれぞ
れ検知する光電スイッチ等からなる第3および第4の単
板検知器16a,16bが発信する前記第2順位と第4
順位の定尺単板5−2,5−4の検知信号は、前記上段
側のコンベヤ7aを駆動する第1のサーボモータ9のデ
ジタル制御回路10aと、前記中段側のコンベヤ7cを
駆動する第2のサーボモータ15のデジタル制御回路1
0cに、前記下段側のコンベヤ7bの搬送速度を検知す
るエンコーダ17のパルス信号と共に伝えられて、先に
その搬送動作を休止している前記第1順位と第3順位の
定尺単板5−1,5−3の搬送動作をそれぞれ再開し
て、前記コンベヤ7a,7bおよび前記コンベヤ7c,
7bの双方が前記第1および第2のサーボモータ9,1
5の揃速制御により常態速度に同期化した搬送速度のも
とに搬出コンベヤ13上に前記第1順位の定尺単板5−
1と第2順位の定尺単板5−2を同時に、また前記第3
順位の定尺単板5−3と第4順位の定尺単板5−4を同
時に繰出すことによって、二枚重ねの定尺単板群14を
順次生成して後段工程の堆積装置等に搬出するものであ
る。尚、前述のデジタル制御回路10a,10cも詳細
に図示してはないが、エンコーダ9a,15aおよびエ
ンコーダ17からのパルス信号を処理するシーケンサや
サーボパラメータおよびサーボコントローラ、サーボド
ライブユニット等から構成されている周知方式のデジタ
ル制御回路であり、また前述の第1順位から第4順位に
至る定尺単板5−1,5−2,5−3,5−4に引続く
第5順位以降の後続順位の定尺単板の重ね合せもまた、
前述の第1順位から第4順位に至る繰返しの重ね合せに
引継がれることは勿論である。
【0030】
【発明の効果】本発明は以上に説明したように、先行順
位の定尺単板の搬送動作を一時休止し、次いで到来する
後続順位の定尺単板の搬送速度を一時加速して相互の搬
送間隔を接近させるか、または複数段の搬送路に一時収
納して任意の時期にこれを繰出すことによって相互の搬
送間隔を接近させてから先行順位の定尺単板の搬送動作
の休止を解除して、常態速度に同期化された搬送速度の
もとに二枚重ねの定尺単板を順次生成して搬出するよう
に構成したものであるから、能率的、経済的に設計され
た短い搬送距離の固定方式の搬送路であっても、先に重
ね合せる先行順位の定尺単板と次で重ね合せる後続順位
の定尺単板との搬送間隔を自動的に広げるようにして、
従来装置における連続搬送に伴う諸々の搬送障害、即ち
相互の搬送路の速度差により後続順位の定尺単板を破損
し、或いは搬送路を後続順位の定尺単板で詰らせて作業
の継続を不可能にする等の、特に搬送速度の高速対応性
に欠け、定尺寸法の可変範囲が大幅に制限され、そのた
めに長大な搬送路の設置を必要とする等の従来装置が惹
起していた連続搬送に伴う諸々の搬送障害を悉く払拭す
ることの改良に成功した、実施効果の極めて顕著なもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1番目の方法発明と第3番目の装置発明の
実施例を示す配置図である。
【図2】 第2番目の方法発明と第4番目の装置発明の
実施例を示す配置図である。
【符号の説明】
1 搬入コンベヤ 2 連続帯状のベニヤ単板 3 ベニヤクリッパ 4,13 搬出コンベヤ 5,5−1,5−2,5−3,5−4 定尺単板 6 ベニヤデバイダ 7a,7b,7c コンベヤ 8a,8b,11a,11b,16a,16b 単板検
知器 9,12,15 サーボモータ 9a,12a,15a,17 エンコーダ 10a,10b,10c デジタル制御回路 14 二枚重ねの定尺単板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定尺切断用のベニヤクリッパから連続的
    に搬出される定尺単板の搬送路を上段と下段に交々分岐
    してそれぞれの搬送動作を調整した後に再び下段の搬送
    路に集結して二枚重ねの定尺単板を順次生成して搬出す
    る定尺単板の二枚重ね工程において、上段側の搬送路に
    分岐した第1順位の定尺単板の搬送動作をその搬送端末
    に形成される重ね合せ場所の直前付近で一時休止し、ま
    た下段側の搬送路に分岐した第2順位の定尺単板の搬送
    動作はその分岐場所の直後付近から前記重ね合せ場所の
    直前付近まで一時その搬送速度を加速して前記第1順位
    の定尺単板と第2順位の定尺単板との搬送間隔を接近さ
    せた後に再び常態速度に復帰させ、次いで前記重ね合せ
    場所の直前付近に前記下段側の搬送路に分岐した第2順
    位の定尺単板が到来する都度前記上段側の搬送路に分岐
    した第1順位の定尺単板の搬送動作を再開して常態速度
    に揃速された搬送速度のもとに前記第1順位と第2順位
    の定尺単板を重ね合せるようにしたことを特徴とする定
    尺単板の二枚重ね方法。
  2. 【請求項2】 定尺切断用のベニヤクリッパから連続的
    に搬出される定尺単板の搬送路を上段と中段と下段に交
    々分岐してそれぞれの搬送動作を調整した後に再び下段
    の搬送路に集結して二枚重ねの定尺単板を順次生成して
    搬出する定尺単板の二枚重ね工程において、上段側と中
    段側の搬送路にそれぞれ分岐した第1順位と第3順位の
    定尺単板の搬送動作をそれぞれ搬送端末に形成される重
    ね合せ場所の直前付近で一時休止し、また下段側の搬送
    路に分岐した第2順位と第4順位の定尺単板の搬送動作
    はこれをそのまま継続させ、次いで前記重ね合せ場所の
    直前付近に前記第2順位と第4順位の定尺単板が順次到
    来する都度前記上段側と中段側の搬送路にそれぞれ分岐
    した第1順位と第3順位の定尺単板の搬送動作を交々再
    開して常態速度に揃速された搬送速度のもとに前記第1
    順位と第2順位の定尺単板と、前記第3順位と第4順位
    の定尺単板とを交々重ね合せるようにしたことを特徴と
    する定尺単板の二枚重ね方法。
  3. 【請求項3】 ベニヤ単板を定尺寸法に切断するベニヤ
    クリッパと、該ベニヤクリッパにより切断された第1順
    位と第2順位の定尺単板を上段と下段のコンベヤに交々
    分岐するベニヤデバイダと、前記上段側コンベヤの搬送
    端末に形成される重ね合せ場所の直前付近に架設した前
    記第1順位の定尺単板の到来を検知する第1の単板検知
    器と、該第1の単板検知器が発信する検知信号によって
    前記上段側のコンベヤの搬送動作を一時休止させるエン
    コーダ付の第1のサーボモータと、前記下段側のコンベ
    ヤの分岐場所の直後付近と前記重ね合せ場所の直前付近
    にそれぞれ架設した前記第2順位の定尺単板の到来を順
    次検知する第2および第3の単板検知器と、該第2およ
    び第3の単板検知器が発信する検知信号によって前記下
    段側のコンベヤの搬送速度を一時加速して前記第1順位
    の定尺単板と第2順位の定尺単板との搬送間隔を接近さ
    せた後に再び常態速度に復帰させるエンコーダ付の第2
    のサーボモータと、前記重ね合せ場所の直前付近に架設
    した第3の単板検知器が発信する検知信号によって前記
    第1および第2のサーボモータを再起動および揃速制御
    するデジタル制御回路とからなることを特徴とする定尺
    単板の二枚重ね装置。
  4. 【請求項4】 ベニヤ単板を定尺寸法に切断するベニヤ
    クリッパと、該ベニヤクリッパにより切断された第1順
    位と第3順位の定尺単板を上段と中段のコンベヤに、ま
    た第2順位と第4順位の定尺単板を下段のコンベヤに交
    々分岐するベニヤデバイダと、前記上段側のコンベヤと
    中段側のコンベヤの搬送端末に形成される重ね合せ場所
    の直前付近に架設した前記第1順位の定尺単板と第3順
    位の定尺単板の到来をそれぞれ検知する第1および第2
    の単板検知器と、該第1および第2の単板検知器が発信
    する検知信号によって前記上段側のコンベヤと中段側の
    コンベヤの搬送動作をそれぞれ一時休止させるエンコー
    ダ付の第1および第2のサーボモータと、前記下段側の
    コンベヤの前記重ね合せ場所の直前付近にそれぞれ架設
    した前記第2順位と第4順位の定尺単板の到来を順次検
    知する第3および第4の単板検知器と、前記下段側のコ
    ンベヤの搬送速度をエンコーダにより検知すると共に、
    前記第3および第4の単板検知器が発信する検知信号に
    よって前記第1および第2のサーボモータを再起動およ
    び揃速制御するデジタル制御回路とからなることを特徴
    とする定尺単板の二枚重ね装置。
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