JPH05159186A - 巡視点検システム - Google Patents

巡視点検システム

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JPH05159186A
JPH05159186A JP32186991A JP32186991A JPH05159186A JP H05159186 A JPH05159186 A JP H05159186A JP 32186991 A JP32186991 A JP 32186991A JP 32186991 A JP32186991 A JP 32186991A JP H05159186 A JPH05159186 A JP H05159186A
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JP
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patrol
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database
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Application number
JP32186991A
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English (en)
Inventor
Yoko Uchida
葉子 内田
Katsumi Konishi
克巳 小西
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】巡視点検項目のデータベース作成時の作業効率
を向上させると共に、正確なデータベースを構築する。 【構成】可搬式コンピュータ2から伝送された巡視点検
データを受けてデータベースを作成する上位コンピュー
タ4に、巡視点検項目に使用される用語をその用語毎に
独立して辞書登録して成る辞書データベースを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、変電所等の変電機器の
巡視・点検に好適な巡視点検システムに係り、特に、巡
視点検項目に使用される用語を登録した辞書データベー
スを設けた巡視点検システムに関する。
【0002】
【従来の技術】現代社会において、電力は不可欠のもの
であり、停電がしばしば社会問題化しているように、電
力の安定供給に対する要求は、今後共増大するものと考
えられる。
【0003】また、近年、電力需要の増大と共に、27
5KV、500KVといった高電圧大容量のガス絶縁開
閉装置や気中絶縁機器が従来の変電所に増設されるよう
になってきた。
【0004】図10はこのような一般的な変電所の一例
の平面を示しており、これは500KVガス絶縁開閉装
置A、500KV/275KV変圧器B、275KV気
中絶縁開閉装置C、275KV/66KV変圧器D、6
6KV気中絶縁開閉装置Eを設けている。
【0005】しかし、このような変電機器A〜Eに事故
が発生すると、その影響は非常に甚大なものとなる可能
性があるので、事故に至る前の前兆現象を事前に捕え
て、事故の発生を未然に防止することが極めて重要であ
る。
【0006】そこで、変電所においては、従来から一般
に1カ月または数ヵ月に1回程度の割合で、巡視・点検
を行ない、各機器に関する各種データを収集してその異
常の有無を判断している。
【0007】つまり、このような変電所における巡視・
点検作業は、巡視員が機器の状態・各種データ等を記録
する記録表を携帯し、変電所構内の各機器を順次回るこ
とによって行なわれている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の巡視点検システムにおいては、次のような課
題がある。
【0009】つまり、図10に示すような変電所におい
て、従来の巡視点検システムに基づいて巡視・点検作業
を行なった場合、構成機器が非常に多いために、それら
の点検データが膨大なものとなり、その整理等に多大な
時間を要している。
【0010】また、一定の巡視点検順路に従って点検作
業を行なうものの、点検漏れが生じることがあり、精度
の高い巡視・点検作業を行なうことが必ずしも容易では
ない。
【0011】さらに、収集した点検データを過去のデー
タと比較検討する場合には、点検現場から事務所または
中央監視センター等に戻り、過去のデータの記録表が納
められているバインダー等を調べなければならず、巡視
・点検作業の効率が必ずしも高くない。
【0012】さらにまた、このために、巡視点検時、可
搬式コンピュータに変電機器に関する情報を入力し、デ
ータベース化することにより、変電所の機器全体を網羅
した機器状態の監視・確認や、巡視記録表等の作成・保
管といった変電所の日常業務の効率化が必要となってい
る。このような巡視点検システムでは一定の巡視点検順
路に沿った点検項目を予めデータベースに入力しておか
なければならない。
【0013】ところが、変電所の点検項目というものは
図11に示すように、1つの回線について複数の機種が
あり、さらに、その1つの機種について複数の点検事項
がある。
【0014】さらにまた、1つの点検事項は複数の機種
に共通であったり、1つの回線は複数の機種に共通であ
ることが多い。これらの点検項目が自由に順番を設定で
きるためには、全ての点検項目が互いに独立であり、し
かも、1つの点検項目が機種、回線、点検事項の全ての
情報を有しなければならない。すなわち機種名、回線名
等何度も同じ用語を用いるので、データベース入力の際
は何度も同じ用語をキー入力しなければならないという
煩雑さがある。
【0015】また、その用語を変更する際はその用語が
記録している全ての箇所を検索して変更しなければなら
ないので、非常に煩雑である上に、検索し忘れた場合に
は変更されない古い用語がそのまま残り、不正確なデー
タベースで巡視点検を行なうという可能性もある。さら
に、同じ用語を何箇所にも登録しているので、データベ
ースの大型化を招いている。
【0016】そこで本発明は、このような事情を考慮し
てなされたもので、その目的は巡視点検項目のデータベ
ース作成時の作業効率を向上させる上に、正確なデータ
ベースを構築することができる信頼性の高い巡視点検シ
ステムを提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために次のように構成される。
【0018】つまり本発明は、巡視点検対象について巡
視点検項目に従って得た巡視点検データを入力し記録す
る可搬式コンピュータと、このコンピュータからの前記
巡視点検データを受けてデータベースを作成する上位コ
ンピュータとを有する巡視点検システムにおいて、前記
巡視点検項目に使用される用語をその用語毎に独立して
辞書登録してなる辞書データベースを設けたことを特徴
とする。
【0019】
【作用】機種や回線等巡視点検項目に使用される用語
を、その用語毎に独立した辞書データベースに登録して
いるので、巡視点検項目のデータベースを作成する際
に、これら用語の煩雑な入力ないし変更作業を最少限に
抑えることができ、そのデータベース作成の作業効率を
向上させることができる。
【0020】また、複数の点検保守員によって点検事項
の名称が相違するということも防止でき、正確なデータ
ベースを構築できる上に、点検項目の呼び方の標準化を
促進することができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図9に基づい
て説明する。
【0022】図2は本発明の一実施例の構成を示す斜視
図であり、図において、巡視点検システム1は可搬式コ
ンピュータ2を例えば通信用ケーブル3を介して上位コ
ンピュータ4にデータ通信自在、かつ着脱自在に接続し
ている。
【0023】可搬式コンピュータ2は巡視点検対象であ
る、例えば変電所構内を巡視順路に従って巡回する巡視
点検員により携帯されるものであり、この巡視点検員に
よる各変電機器等の点検で得られた巡視点検データ等を
入力するキー入力部5と、その入力データ等を表示する
画面6と、データ通信をするための通信用インタフェー
ス7を有する。
【0024】一方、上位コンピュータ4は、変電所の事
務所または中央監視センター等に設置されるもので、巡
視前には巡視順に登録した巡視項目のデータベースを可
搬式コンピュータ2へ伝送し、巡視終了後に可搬式コン
ピュータ2から伝送されてきたデータを蓄積し、データ
ベースに作成するものである。
【0025】また、巡視点検システム1は予め保守点検
要員自身が点検項目名と巡視順路を上位コンピュータ4
に入力することにより、適宜、点検項目名や点検順路を
設定できる手段を有する。
【0026】しかも、上位コンピュータ4に設置された
点検項目名や点検順路を例えば巡回前に可搬式コンピュ
ータ2に伝送しておくことによりメモリ等に蓄積してお
き、巡視点検中、可搬式コンピュータ2の画面6には、
巡視順路に従って点検項目名を順次表示させるようにな
っている。保守員はこの画面6に表示される項目に従っ
て順次巡回することによって点検漏れを確実に防止する
ことができる。
【0027】本実施例の特徴は上位コンピュータ4が具
備する辞書データベースと、上位コンピュータ4におけ
る点検項目の入力方法にあるので、これについて以下説
明する。
【0028】辞書データベースは機種データベース、回
線データベース、点検事項データベース、マスターデー
タベースおよび選択子データベースをそれぞれ独立して
設けている。
【0029】機種データベースは機種名を登録しておく
ために、まず最初に保守員により作成されるものであ
り、機種データベースに入力された機種名にはそれぞれ
自動的に番号が連番で発番される。これを例えば機種N
O(ナンバー)という。図3はこの機種データベースを
上位コンピュータ4で入力する際の画面表示の一例を示
している。
【0030】さらに、保守員が回線名を登録する回線デ
ータベースを入力すると、入力された回線名にはやはり
それぞれ自動的に番号が連番で発番される。これを例え
ば回線NOという。図4は回線データベースの入力画面
例を示している。
【0031】同様に保守員が入力すべき点検事項データ
ベースの入力画面例を図5に示しており、点検事項名に
付けられた番号を例えば点検事項NOという。ここで、
データ型には、点検事項が数値入力であるのか、選択子
による入力であるのかを指定する。つまり、データ型が
「数値型」のときは点検事項が数値入力であり、「選
択」+正数のときは、選択子による入力で、その正数は
選択子データベースのレコードに対応している。選択子
データベースには使用する選択子の組合せが登録してあ
り、何番目の組合せを用いるかをデータ型に登録するも
のである。
【0032】図6は選択子データベースの入力画面例を
示す。この段階で、機種名、回線名、点検事項とそのデ
ータ型を登録してある辞書データベースができ上がるの
で、次に、これらを組み合せて点検項目を巡視順に従っ
て入力するマスターデータベースを入力する。このマス
ターデータベース入力画面例を図7〜図9に示す。
【0033】図7は機種選択画面であり、画面右側のウ
インドウの中には機種データベースの内容が表示されて
そのうちの1つが図中破線四角枠で示すように反転表示
される。保守員は上位コンピュータ4の上下の矢印キー
を操作することにより反転表示箇所を移動し、入力キー
でその反転表示した機種を選択することができる。
【0034】機種を選択すると、選択された機種名は画
面の入力ラインに表示されると共に、図8に示すように
図面右側のウインドウの中には、回線データベースの内
容が表示される。保守員は機種名を選択したのと同様
に、上下の矢印キーと入力キーの操作のみで回線を選択
することができる。選択された回線名は画面下の入力ラ
インに表示され、図9に示すように画面右側のウインド
ウの中には点検事項データベースの内容が表示される。
さらに、同様の方法で点検事項を選択すると、機種、回
線、点検事項の組合せが決定し、1つの点検項目として
マスターデータベースに登録される。
【0035】また、図1に示すように、マスターデータ
ベースに登録されている機種、回線、点検事項の情報
は、それぞれ機種NO、回線NO、点検事項NOによっ
て登録されている。
【0036】したがって本実施例によれば、第1に、巡
視順に点検項目を入力するときは、保守員は可搬式コン
ピュータ2のキー入力部5の矢印キーと入力キーの操作
のみでデータベースを構築することができるので、デー
タ入力作業の効率を向上させることができる。
【0037】第2に、機種や回線等巡視点検項目に使用
される用語を各用語毎に独立した辞書データベースに登
録するので、巡視点検項目のデータベースの作成の際
に、これら用語の頻繁な入力ないし変更作業を最少限に
抑えることができる。
【0038】また、複数の保守点検要員によって点検事
項の名称が相違するということも防止することができ、
正確なデータベースを構築できる上に、点検項目の呼び
方の標準化を促進することができる。
【0039】第3に、マスターデータベースは機種N
O、回線NO、点検事項NOにより登録されているた
め、機種名、回線名、点検事項等の呼び方が変更になっ
たときには、該当するデータベースと該当するレコード
のみを変更するだけでよく、マスターデータベース全体
を変更する必要がなく、正規化されたデータベース設計
である。したがって、変更に要する時間は最少限に抑え
られ、また、変更忘れを防止することができるので、常
に正しいデータベースを維持することができる。
【0040】第4に、辞書データベースとマスターデー
タベースを用いることによって、図10に示したような
機種名、回線名、点検事項名をそのまま登録するデータ
ベースに比して、データベースが占める容量を大幅に低
減することができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、機種、回
線、点検事項等巡視点検項目に頻繁に使用される用語
を、用語毎にそれぞれ独立した辞書データベースに登録
するので、点検項目の入力作業の効率化と用語の標準化
とデータベースの正規化とデータベースの小型化とを共
に図ることができる上に、正確なデータベースを構築で
きるので、その巡視点検の信頼性を高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2で示す実施例の上位コンピュータに構築さ
れた辞書データベースのマスターデータベースの表示画
面例を示す図。
【図2】本発明に係る巡視点検システムの一実施例の全
体構成を示す斜視図。
【図3】図2で示す上位コンピュータにより機種データ
ベースを入力する際の画面例を示す図。
【図4】図2で示す上位コンピュータで回線データベー
スを入力する際の画面表示の一例を示す図。
【図5】図2で示す上位コンピュータにより点検事項デ
ータベースを入力する際の画面の表示例を示す図。
【図6】図2で示す上位コンピュータで選択子データベ
ースを入力する際の画面表示例を示す図。
【図7】図2で示す上位コンピュータにより辞書を選択
する際の画面表示例を示す図。
【図8】図2で示す上位コンピュータにより回線を選択
する際の画面表示例を示す図。
【図9】図2で示す上位コンピュータにより点検項目を
選択する際の表示画面の一例を示す図。
【図10】一般的な変電所の構成例を示す概略平面図。
【図11】従来の点検項目データベースの一部の内容を
示す図。
【符号の説明】
1 巡視点検システム 2 可搬式コンピュータ 4 上位コンピュータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巡視点検対象について巡視点検項目に従
    って得た巡視点検データを入力し記録する可搬式コンピ
    ュータと、このコンピュータからの前記巡視点検データ
    を受けてデータベースを作成する上位コンピュータとを
    有する巡視点検システムにおいて、前記巡視点検項目に
    使用される用語をその用語毎に独立して辞書登録してな
    る辞書データベースを設けたことを特徴とする巡視点検
    システム。
JP32186991A 1991-12-05 1991-12-05 巡視点検システム Pending JPH05159186A (ja)

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JP32186991A JPH05159186A (ja) 1991-12-05 1991-12-05 巡視点検システム

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0340730A (ja) * 1989-07-07 1991-02-21 Toshiba Corp 変電機器の予防保全システム
JPH03222639A (ja) * 1990-01-26 1991-10-01 Mitsubishi Electric Corp 巡視点検方式

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0340730A (ja) * 1989-07-07 1991-02-21 Toshiba Corp 変電機器の予防保全システム
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