JPH051577Y2 - - Google Patents

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JPH051577Y2
JPH051577Y2 JP1985145654U JP14565485U JPH051577Y2 JP H051577 Y2 JPH051577 Y2 JP H051577Y2 JP 1985145654 U JP1985145654 U JP 1985145654U JP 14565485 U JP14565485 U JP 14565485U JP H051577 Y2 JPH051577 Y2 JP H051577Y2
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JP
Japan
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rotation axis
axis
lcd
rotating shaft
cover
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JP1985145654U
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JPS6254163U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案はハンデイパソコン等に於て本体上に重
ね合わせて蓋体のように搭載をされる液晶デイス
プレイ等による表示部の開閉における軸となるヒ
ンジ機構に関する。
〔考案の技術的背景〕
表示装置として低消費電力の液晶デイスプレイ
(以下LCDと略称する)を塔載したハンデイパソ
コンやハンデイワープロ等のOA機器に於ける
LCDユニツトは一般に実装スペースの有効活用
及びLCD表面の保護等の理由から本体上に重ね
合わせた状態に配設されていて、使用時には、そ
のLCDユニツトをあらかじめ設けられた中心軸
を軸にした回転により立て起こしてオペレータが
LCDと対面し乍らキーボード操作が出来る構造
となつていた。
〔背景技術の問題点〕
前記LCDは一般的に輝度が低く且つ視野が狭
い為LCDユニツトはオペレータの最適な目の角
度に合わせることができるよう第6図に示すよう
に軸(1)を回転軸として或る範囲は角度(θ)調節
が可能な構造となつている。しかし、その回転角
度(θ)を大きくするためにスペース2(斜線を
ほどこした部分)が必要であり、それが筐体内部
の実装スペースに影響を与える欠点があつた。又
表示装置を外部のCRT3と接続して操作するよ
うな場合は上記スペース2との関係上見通しが悪
いためCRTに台(4)を設けて対処しなければなら
なかつた。尚、5はLCD、6はLCDを固定する
ケース、56の組合せ56はLCDユニツト、7
は本体カバーである。
〔考案の目的〕
本考案はハンデイ機器における上記のような欠
点を生じなくするためのヒンジ機構を提供するこ
とを目的とする。
〔考案の概要〕
本考案は、上記目的を達成するために、第1の
回転軸を有する本体カバーと、上記第1の回転軸
に平行な第2の回転軸を有する上部ケースと、断
面筒状の両端面に形成された上記第1の回転軸と
嵌合する第1の軸受と上記第2の回転軸と嵌合す
る第2の軸受の軸芯にて上カバーと下カバーに2
分割され上記上部ケースを上記本体カバーに対し
て開閉自在に接続するヒンジ部材と、このヒンジ
部材の下カバーに設けられて上記上部ケースと上
記下カバーを一体化し上記第2の回転軸に摩擦力
を発生するブレーキ手段とを具備した構成とし、
ヒンジ部材に本体カバーの第1の回転軸と上部ケ
ースの第2の回転軸を係合することにより2軸に
よる回動を可能とし、また、ヒンジ部材を両軸受
の軸芯にて2分割することにより組立性を向上し
たものである。
〔考案の実施例〕
第1図は本考案の一実施例の装着状態(第4図
の鎖線部内)の詳細を示す斜視図、第2図はヒン
ジの外枠の構造例を示す斜視図、第3図は2軸ヒ
ンジの回転動作を示す側断面図、第4図は装置の
全体を示す斜視図、第5図は外部CRTとの接続
状態を示す側面図である。以上の各図においても
1乃至7は第6図と同じ部分を示している。第1
図に示すように、LCDケース6は回転軸6aを、
また、本体カバー7は回転軸6aに平行な回転軸
7aをそれぞれ備えており、さらに、第2図に示
すように、2軸ヒンジ8の端面には上記各回転軸
6a,7aと嵌合する軸受8a,8bがそれぞれ
形成されている。また、2軸ヒンジ8は組立を容
易にするため、軸受8a,8bの軸芯において下
カバー8cと上カバー8dに2分割される構成と
なつており、また、下カバー8cにはLCDケー
ス6の回転軸6aを締付・固定するための板ばね
9を取付ける取付用ねじボス8eが形成されてい
る。すなわち、板ばね9と取付用ねじボス8eに
より、回転軸6aと2軸ヒンジ8との間に摩擦力
を発生するブレーキ手段が構成される。なお、第
4図に示す10はキーボードユニツトである。
本装置の組立においては、LCDケース6の回
転軸6aと本体カバー7の回転軸7aを2軸ヒン
ジ8の下カバー8cの軸受8a,8bにそれぞれ
嵌合し、LCDケース6の回転を制動するために
下カバー8cに形成されているねじボス8eへ板
ばね9を締付・固定する(両サイド共)。続いて、
これによりLCDケース6と一体化された下カバ
ー8cの軸受8a,8bに嵌合しているLCDケ
ース6の回転軸6aと本体カバー7の回転軸7a
に上カバー8dの軸受8a,8bをそれぞれ対向
させてセツトし、上カバー8dを嵌合する。以上
により2軸ヒンジ8の組立が完成する。
次にLCDユニツトの回転動作を説明する。回
転軸部6aと7aの2軸に於いて上記板ばね9の
影響にて回転トルクに差異が生じ第3図に示すよ
うに、まずLCDユニツト56とヒンジ8は回転
トルクの少ない回転軸7a軸受8bを支点にA点
よりB点まで同時に回転する。それ以降B点から
C点までLCDユニツト56は回転軸6a軸受8
を支点に回動する。尚この範囲は板ばね9の締付
摩擦力により前述のオペレータの視角に合わせて
任意の角度にて固定が可能となる。尚、本考案で
は内部有効スペースをより大きくとる為A点から
B点までの角度は90°が理想であり、90°以内で止
めたい場合(通常の使用では起らない)は記述し
ていないがB点の位置にて何らかの倒れ防止処理
を考慮する必要がある。以上によりLCDユニツ
トはA点からB点に更らにC点へと回転(開閉)
動作をスムーズに行なうことができる。
以上は表示装置をLCDとしたがプラズマデイ
スプレイ等の表示装置、又表示装置を持たない単
なる回転式キーボードカバー等にも適用できる。
〔考案の効果〕
本考案は以上のようになるものであつて、2軸
回転構成により1軸回転の欠点であつた本体スペ
ースの減少の影響を最小限に押えることが可能と
なり筐体内部の実装密度の向上によるコンパクと
装置実現が可能となると共に水平状態までの揺動
が可能となるため第5図に示すように外部CRT
接続時のオペレータの視角をさえぎることがなく
なりCRT台の設置が不要となりコストの低減が
できる等の効果が得られる。
また、ヒンジ部材が第1の軸受と第2の軸受の
軸芯において上カバーと下カバーに2分割される
ので、ヒンジ部材の組立が容易となり、組立性を
向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の要部を示す斜視
図、第2図はヒンジの外枠の構造例を示す斜視
図、第3図はヒンジの回転動作を示す側面図、第
4図は装置の全体を示す斜視図、第5図は外部
CRTとの接続状態を示す側面図、第6図は従来
例を示す側面図である。 6……LCDケース、6a……回転軸、7……
本体カバー、7a……回転軸、8……2軸ヒン
ジ、8a,8b……軸受、8e,9……ブレーキ
手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1の回転軸を有する本体カバーと、上記第1
    の回転軸に平行な第2の回転軸を有する上部ケー
    スと、断面筒状の両端面に形成された上記第1の
    回転軸と嵌合する第1の軸受と上記第2の回転軸
    と嵌合する第2の軸受の軸芯にて上カバーと下カ
    バーに2分割され上記上部ケースを上記本体カバ
    ーに対して開閉自在に接続するヒンジ部材と、こ
    のヒンジ部材の下カバーに設けられて上記上部ケ
    ースと上記下カバーを一体化し上記第2の回転軸
    に摩擦力を発生するブレーキ手段とを具備したこ
    とを特徴とする2軸ヒンジ機構。
JP1985145654U 1985-09-26 1985-09-26 Expired - Lifetime JPH051577Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985145654U JPH051577Y2 (ja) 1985-09-26 1985-09-26

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985145654U JPH051577Y2 (ja) 1985-09-26 1985-09-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6254163U JPS6254163U (ja) 1987-04-03
JPH051577Y2 true JPH051577Y2 (ja) 1993-01-14

Family

ID=31057394

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985145654U Expired - Lifetime JPH051577Y2 (ja) 1985-09-26 1985-09-26

Country Status (1)

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JP (1) JPH051577Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6240169B2 (ja) * 1983-07-22 1987-08-27 Hashimoto Forming Kogyo Co

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6240169U (ja) * 1985-08-29 1987-03-10

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6240169B2 (ja) * 1983-07-22 1987-08-27 Hashimoto Forming Kogyo Co

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Publication number Publication date
JPS6254163U (ja) 1987-04-03

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