JPH05157422A - 自動製氷機付冷蔵庫 - Google Patents

自動製氷機付冷蔵庫

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JPH05157422A
JPH05157422A JP14436792A JP14436792A JPH05157422A JP H05157422 A JPH05157422 A JP H05157422A JP 14436792 A JP14436792 A JP 14436792A JP 14436792 A JP14436792 A JP 14436792A JP H05157422 A JPH05157422 A JP H05157422A
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裕人 川平
Osamu Aoyanagi
修 青柳
Yasuhiro Yoshino
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 製氷皿6の温度を検出する温度センサー10
と、この温度センサー10の検出温度によって離氷・給
水装置等を制御する制御手段31とを有する自動製氷機
付冷蔵庫において、前記給水装置が動作終了時からカウ
ントを始めるタイマー装置を備え、前記制御手段31は
前記タイマー装置32がカウントしている時間に応じて
製氷完了と判断する温度を変化させる。 【効果】 冷蔵庫の運転状態や負荷の多少、外気温度の
高低に拘らず、常に適切なタイミングで離氷できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、給水から離氷までを
自動的に行う自動製氷機付冷蔵庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図48は例えば実開平1−182685
号公報に示された従来の自動製氷装置を示す図であり、
図48において、1は冷蔵庫キャビネットであり、2は
その内部の一郭に形成した製氷室である。3は製氷室2
の上部に配設した離氷装置で、詳細にはモータ等の駆動
源を内蔵すると共に多数の歯車等から成る減速機構(何
れも図示せず)を内蔵した駆動部4と、フレーム5とに
より構成したもので、図47に示すようにそのフレーム
5内に製氷皿6を収容して支持し、この支持した製氷皿
6を製氷完了後ねじりながら反転させることによって、
その内部から氷を剥離させるようになっている。ここ
で、製氷皿6も、詳細には図49に示すように内部を一
つの縦仕切部7と複数の横仕切部8とで仕切って多数の
製氷凹部9を形成して成るものであり、そのうち上記離
氷装置3の駆動部4から最も遠く離れた部分(図中右側
端部)に存する製氷凹部9間の縦仕切部7中に、該製氷
皿6の温度でもって給水を検知すると共に製氷の完了を
検知する検温センサー10を配設している。11は給水
装置で、これは図13に示すように製氷室2外に配設し
た貯水タンク12と、この貯水タンク12内の水を図示
しないポンプの運転を受けて製氷器5内まで導く給水管
13とにより構成したものであり、その給水出口である
給水管13の先端部14を製氷皿6の図47中右側端部
の一つの製氷凹部9に臨ませ、従って検温センサー10
をその給水管13の先端部14(給水出口)側、中でも
そのほぼ直下の部分に位置させるようにしている。これ
に対して、15は冷気供給装置であり、これも詳細には
図13に示すように前記冷蔵庫キャビネット1の背部壁
中の冷却器室16に配設した庫内冷却用の冷却器17
と、この冷却器17から図示しないファンによる冷気の
分配を受けてそれを製氷皿6部分に導く冷気供給ダクト
18とにより構成したものであり、その冷気吹出口であ
る冷気供給ダクト18の先端部19を製氷皿6の図47
中右側端部の製氷凹部9を除く残りの製氷凹部9に図中
右側上部から臨ませ、従って検温センサー10をその冷
気供給ダクト18の先端部19(冷気吹出口)とは反対
側の部分に位置させている。尚、図48中20は貯氷部
を構成する貯氷器で、これを製氷室2の前記離氷装置3
の下方の部位に出入可能に配設している。
【0003】さて、上述のごとく構成したものの場合、
図50に示すように製氷運転を開始させれば、最初に給
水装置11により製氷皿6内への給水が行われる(ステ
ップ101)。すると、製氷皿6は、冷気供給装置15
により冷気を供給されて温度を降下させた状態から、そ
の水の供給を受けることよって、温度を上昇させ、その
温度でもって検温センサー10が製氷皿6内に給水がな
されたことを検知する(ステップ102)。従ってそれ
に基づき、製氷工程が開始されるもので、製氷皿6内に
貯溜された水が冷気供給装置15により供給される冷気
を受けて次第に氷結する。そして製氷が完了すれば、そ
のときの製氷皿6の温度でもって検温センサー10が製
氷の完了を検知するものであり(ステップ103)、そ
れに基づいて離氷装置3が動作を開始する(ステップ1
04)。このため、製氷皿6はねじられながら反転さ
れ、その内部の氷を剥離させる。しかして剥離された氷
は貯氷器2内に落ちて貯溜されるものであり、又、製氷
皿6はその後元通りに復帰されるもので、この製氷皿6
の復帰後、上述の動作が繰り返される。上述のように運
転される中で、検温センサー10は給水装置11の給水
口(給水管13の先端部14)側の部分に位置するもの
であり、この構成によれば、給水量が少ないときにも、
その検温センサー10が位置した部分には常に充分な給
水がなされ、その温度が確実に上昇する。従って検温セ
ンサー10は確実に動作するようになり、従来のものの
ような製氷が開始されないままになってしまうことを防
止する。又、この場合、水切れ表示が行われることもな
く、使用者が誤って水を補給するというようなこともな
いので、二重給水の事態も避け、製氷皿6からの溢水の
問題を解決する。そして更に、検温センサー10は冷気
供給装置15の冷気吐出口(冷気供給ダクト18の先端
部19)に対してはそれとは反対側の部分に位置するも
のであり、この構成によれば、製氷の完了が最も遅い箇
所に検温センサー10が位置するところとなり、そこで
その検温センサー10が製氷の完了を検知する時点で
は、他の部分の製氷は既に完了していることになるか
ら、貯氷器20内にはすべて製氷を完了した氷を入れる
ので、従来のもののような製氷半ばの氷や水を入れてし
まうことを防止する。
【0004】図51は例えば実開平1−148567号
公報に示された他の従来の自動製氷機付冷蔵庫の部分縦
断面図、図52は電気的制御回路構成図、図53,54
は温度センサーと製氷皿内の水の温度との関係を示すグ
ラフ、図55は制御フローチャートであり、図において
1は冷蔵庫本体、21は冷凍室、2は製氷室、22は冷
蔵室、16は冷却器室、17は冷却器、3は自動製氷
器、10は温度センサー、6は製氷皿、23aはモータ
ーカバー、20は貯氷箱、23は製氷皿反転用モータ、
12は給水タンク、24は給水ポンプ、25は制御装置
(設定温度切換手段)、26は駆動回路である。
【0005】次に動作について説明する。製氷が完了
し、離氷動作が行われた後給水ポンプ24が動作して製
氷皿6へ給水タンク12より水が供給されると温度セン
サー10の温度も上昇する。その後冷蔵庫1の冷却運転
が開始されると、冷凍室21、製氷室2、冷蔵室22の
空気が冷却器室16へ吸い込まれ、冷却器17により冷
却された後ダクトを通って各室へ分配される。製氷室2
へ供給された冷気は製氷皿6、製氷皿6の水の上面及び
温度センサー10を強制対流熱伝達により冷却した後再
び冷却器室16へ戻る。温度センサー10の温度は製氷
皿6に接触しており本来は製氷皿6内の水温と等しく推
移することが望まれるが実際は前述のとおり、熱伝達に
より冷気の温度の影響も大きい。通常は図53に示すよ
うにこの温度センサー10の温度が−12℃以下となっ
た時製氷が完了したと制御装置25が判断し、製氷皿反
転用モータ27を回転させ駆動回路16を通して命令す
る。急速冷却運転中の場合は図54及び図55に示すよ
うに製氷完了設定温度を−20℃とし、製氷皿6内の水
温と温度センサー10との温度差を見込むことによって
製氷皿6内の水が完全に氷結する前に離氷動作が行われ
ないようにしてある。
【0006】また、他の従来の冷凍冷蔵庫として、特開
昭58−127082号公報、特開昭63−61868
号公報、実開平1−136867号公報、実開昭49−
68760号公報、特開平2−89973号公報に示さ
れたものが提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の自動製氷装置は
以上のように構成されているので、例えば冷蔵庫の扉開
閉動作を頻繁に行う状態が連続した場合に、製氷器内に
給水された水は氷結しているにも拘らず検温センサーの
検知温度即ち氷片温度が所定の製氷完了温度に達しない
という状況になり上記のように冷蔵庫周辺温度条件や扉
の開閉状態によっては氷結していても離氷しない場合が
あるなどの問題点があった。
【0008】また、製氷室以外の室の熱負荷(扉開閉
等)が大きいときなど、長時間連続的に冷却運転が行わ
れ、急速冷却運転に等しい状態となった場合には対応し
ていないため、製氷皿内の水が完全に氷結していない状
態において離氷動作が行われる可能性があるなどの問題
点もあった。
【0009】また、従来の自動製氷機付冷蔵庫は、給水
終了後に除霜が開始されると、貯水タンクの水切れで製
氷皿に水が供給されなかった場合でも除霜によって製氷
室内温度、即ち製氷皿の温度も上昇し、温度センサーが
給水完了と誤認識してしまうという課題があった。ま
た、除霜時の温度上昇による温度センサーの誤認識を考
慮し、給水完了とする温度を若干高めに設定してあった
としても、急速冷却中等の理由により圧縮機が連続運転
中に離氷・給水動作が行われると、温度センサーは冷気
による熱伝達により期待した温度上昇が得られず、今度
は逆に正常に給水したにも拘らず給水未完了と誤認識し
てしまう等の問題点があった。
【0010】また、従来の制御装置は、リレーやフォト
トライアック等の出力は制限しているが、圧縮機は停止
してすぐに起動できないので自動製氷装置のモータにつ
いては制限していない。このため、自動製氷装置のモー
タ動作時には出力制限された最大負荷時の2〜3倍にな
り、変圧器の出力電圧を高くする必要がある。この結
果、変圧器及び定電圧電源の損失が増え、放熱効率の良
い大きい放熱器を使用し、かつ、耐圧の高い部品を使用
しなければならないため、コストが高くなり、上記損失
により基板の周囲温度が上昇するため制御装置の信頼性
が低下してしまうばかりでなく基板実装面積が増えて部
品実装の効率が悪くなるなどの問題点があった。
【0011】また、従来の自動製氷機付冷蔵庫は、製氷
中に水受け皿に沈澱した水道水等に含まれている不純物
が、給水ポンプで給水される際に水受け皿の底面及び側
面に残り、蓄積する。この不純物が原因となって給水ポ
ンプが詰まるなど自動製氷機に不具合が発生したり、氷
の風味が悪化するなどの問題点があった。
【0012】また、例えば冬期の氷の使用が少ない時
は、離氷動作を行う回数が減少すると、給水タンク及び
水受け皿内の水が交換される回数が減り、水の腐敗若し
くは水受け皿内の水の蒸発による水道水等に含まれる不
純物の堆積など、自動製氷機の不具合や氷の風味の悪化
の原因となる問題点があった。
【0013】更に、上記に示された水受け皿の汚れを、
水受け皿が設置された状態では確認できないという問題
点もあった。
【0014】また、従来の浄化装置は、流出口より出た
時点では、いわゆるおいしい水であるが、水受け容器内
での貯水期間は不定期のため、仮に期間が長いと水は活
性炭により殺菌作用を取り除かれているため、菌が繁殖
しやすく手入れをしないと不衛生になるなどの問題点が
あった。
【0015】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、冷蔵庫周辺温度や扉の開閉状態
に拘らず製氷動作を繰り返し行うことができる自動製氷
機付冷蔵庫を得ること、及び製氷室以外の熱負荷の影響
を受けることなく製氷皿内の水が完全に氷結した後に離
氷動作を行うことができ、かつ従来装置の急速冷却運転
時の対応も行うことができる自動製氷機付冷蔵庫を提供
することを目的とする。
【0016】またこの発明は、圧縮機の運転・停止・除
霜装置の運転・停止等の温度センサーに与える熱負荷の
影響のない常に確実に給水制御を行うことができる自動
製氷機付冷蔵庫を得ることを目的とする。
【0017】またこの発明は、自動製氷装置の動作時
は、圧縮機を除く他の駆動素子は全て停止させ、圧縮機
停止時に自動製氷装置を動作可能とするとともに、圧縮
機運転中に自動製氷装置の動作条件となった時には圧縮
機の連続動作時間に制限を設けて制限時間を越えた時に
は圧縮機を停止し、自動製氷装置を動作させ最大負荷時
の電流を低減させることを目的とする。
【0018】またこの発明は、自動製氷機の不具合や氷
の風味の悪化などの問題点を防止できる自動製氷機付冷
蔵庫を得ることを目的とする。
【0019】またこの発明は、水受け容器に水が不定期
に溜まっても菌が繁殖しないような浄化装置を得ること
を目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1の自動製氷機付
冷蔵庫は、製氷皿の温度を検出する温度センサーと、こ
の温度センサーの検出温度によって離氷・給水装置等を
制御する制御手段とを有する自動製氷機付冷蔵庫におい
て、前記給水装置が動作終了時からカウントを始めるタ
イマー装置を備え、前記制御手段は前記タイマー装置が
カウントしている時間に応じて製氷完了と判断する温度
を変化させる。
【0021】請求項2の自動製氷機付冷蔵庫は、製氷皿
の温度を検出する温度センサーと、この温度センサーの
検出温度によって離氷・給水装置等を制御する制御手段
とを有する自動製氷機付冷蔵庫において、前記制御手段
は前記温度センサーの検出温度の一定時間当たりの降下
スピードがある設定値以上となった場合に、製氷完了と
判断する温度をより低い温度に切り換える。
【0022】請求項3の自動製氷機付冷蔵庫は、製氷皿
の温度を検出する第1の温度センサーと、この第1の温
度センサーの検出温度によって離氷・給水装置等を制御
する第1の制御手段と、冷凍室の温度を検出する第2の
温度センサーと、この第2の温度センサーの検出温度に
よって圧縮機等の冷却装置を制御する第2の制御手段
と、前記圧縮機の積算運転時間が或る所定時間となった
時に冷却器の除霜を行う除霜装置と、前記離氷・給水装
置の動作中及び動作終了後の或る期間は前記除霜装置の
動作を禁止とする手段とを備えたものである。
【0023】請求項4の自動製氷機付冷蔵庫は、製氷皿
の温度を検出する第1の温度センサーと、この第1の温
度センサーの検出温度によって離氷・給水装置等を制御
する第1の制御手段と、冷凍室の温度を検出する第2の
温度センサーと、この第2の温度センサーの検出温度に
よって圧縮機等の冷却装置を制御する第2の制御手段
と、前記圧縮機の運転率を計算する運転率計算手段とを
備え、前記第1の制御手段は前記運転率計算手段が計算
した前記圧縮機の運転率に対応して製氷完了とする温度
を変化させることを特徴とする。
【0024】請求項5の自動製氷機付冷蔵庫は、圧縮機
と、冷気を供給する送風機と、前記冷気供給量を設定温
度に従い制御するダンパーと、自動製氷装置の製氷皿を
制御する電動機と、給水タンク内に貯蔵されている水を
前記製氷皿に供給する給水ポンプ、前記圧縮機等の駆動
素子と、この駆動素子を制御する駆動回路とを備えた自
動製氷機付冷蔵庫において、前記自動製氷装置が動作中
は前記圧縮機を除く他の駆動素子を停止する手段と、前
記圧縮機運転中に前記自動製氷装置の動作条件となった
時は、前記圧縮機の連続運転時間に制限を設けて制限時
間を越えた時前記圧縮機を停止させる手段とを備えたも
のである。
【0025】請求項6の自動製氷機付冷蔵庫は、冷蔵室
に設けられた貯水タンク及び水受け皿と、この水受け皿
から冷凍室に設けられた製氷皿に水を供給する給水ポン
プを有する自動製氷機付冷蔵庫において、前記製氷皿の
離氷動作をカウントする離氷動作カウント手段と、前記
離氷動作の間隔から製氷時間をカウントするタイマー装
置と、前記水受け皿の設置を検知する設置検知手段と、
前記離氷動作カウント手段でカウントされた離氷回数と
前記タイマー装置によりカウントされた製氷時間と前記
水受け皿の設置検知手段とから警告を行う事を決定する
制御手段とを備えたものである。
【0026】請求項7の自動製氷機付冷蔵庫は、冷蔵室
に設けられた貯水タンク及び水受け皿と、この水受け皿
から冷凍室に設けられた製氷皿に水を供給する給水ポン
プを有する自動製氷機付冷蔵庫において、前記水受け皿
の設置を検知する設置検知手段と、警告を行う警告手段
と、前記水受け皿の一方に設けられ、発光素子及び受光
素子を有する反射形フォトセンサと、前記水受け皿の他
方に設けられ、発光素子からの光を前記受光素子に向け
て反射させる反射部と、前記受光素子への反射光の入射
量が所定値以下であることを検出する検出回路と、この
検出回路の判定結果から警告を行うことを決定する制御
手段とを備えたものである。
【0027】請求項8の自動製氷機付冷蔵庫は、自動製
氷装置の冷蔵室側の貯水タンクの給水口に連なる水受け
容器に取り付けられた電動ポンプ及び紫外線ランプと、
前記電動ポンプの作動後、一定時間(T1 )後から一定
時間(T2 )づつ、一定時間間隔(T3 )で前記紫外線
ランプを照射する手段とを備えたものである。
【0028】請求項9の自動製氷機付冷蔵庫は、自動製
氷装置の冷蔵室側の貯水タンクの給水口に連なる水受け
容器に取り付けられた電動ポンプ及び紫外線ランプと、
冷蔵庫のドアに取り付けられたドアスイッチと、前記電
動ポンプの作動後、前記ドアが閉じていれば一定時間
(T1 )後から一定時間(T2 )づつ、一定時間間隔
(T3 )で前記紫外線ランプを照射する手段とを備えた
ものである。
【0029】
【作用】請求項1の自動製氷機付冷蔵庫は、給水後の経
過時間に応じて離氷を開始する製氷完了温度を変化させ
る。
【0030】請求項2の自動製氷機付冷蔵庫は、温度セ
ンサーの温度降下スピードが大きい場合、製氷完了設定
温度を低目に切り換える。
【0031】請求項3の自動製氷機付冷蔵庫は、給水後
の製氷皿検温センサーの温度上昇カーブと給水完了判断
温度との相関が冷却・除霜装置の運転・停止に拘らず常
に最適で確実な給水制御を行うことができる。
【0032】請求項4の自動製氷機付冷蔵庫は、製氷が
完全に完了した後離氷させることができると共に、常時
熱負荷に応じて製氷完了設定温度を切り換えることがで
きる。
【0033】請求項5の自動製氷機付冷蔵庫は、定電圧
電源の負荷電流を低減できる。
【0034】請求項6の自動製氷機付冷蔵庫は、水受け
皿の設置時から取り外し時までの自動製氷機による離氷
動作の回数をカウントし、水受け皿等の清掃が必要であ
ることを警告することができるので、自動製氷機の不具
合や氷の風味の悪化等を防止することができる。
【0035】請求項7の自動製氷機付冷蔵庫は、水受け
皿等の清掃が必要であることを警告することができるの
で、自動製氷機の不具合や氷の風味の悪化等を防止する
ことができる。
【0036】請求項8の自動製氷機付冷蔵庫は、より美
味しい水が製氷できるという効果を奏する。
【0037】請求項9の自動製氷機付冷蔵庫は、自動製
氷機の給水装置の水受け容器に溜まる水を紫外線ランプ
により殺菌する際、ドアスイッチと連動させドアが開い
ているときは紫外線ランプの点灯を停止させるため安全
性を確保できる。
【0038】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例1を図について説明
する。冷蔵庫本体や自動製氷装置部分は従来例と同一な
ため説明は省略する。図1において、10は製氷器6に
取り付けられており、該製氷器6の温度により給水検知
及び製氷完了検知を行う検温センサーである。32はタ
イマー装置で給水ポンプ(図示せず)が動作を終了して
から計時を開始する。31は制御部で検温センサー10
の検知温度及びタイマー装置32の計時時間を入力とし
離氷装置3及び給水ポンプ(図示せず)に出力するよう
に構成されている。
【0039】以上のように構成された自動製氷機付冷蔵
庫の動作を図2に示すフローチャート図で説明する。ま
ずステップ201で給水を行う。その後ステップ202
で検温センサー10の温度T℃が所定の給水完了温度T
1 ℃以上に上昇したかどうか判定する。「No」の場合
は、検温センサー10の温度が所定の給水完了温度T1
℃以上になるまで待ち、T1 ℃以上になると給水完了と
なりステップ203で製氷完了判断を行う。即ち検温セ
ンサー10の温度が給水された水により一度はT1 ℃以
上に上昇した後、今度は冷却されて所定の第1の製氷完
了温度T2 ℃以下に冷却されるまで離氷(ステップ20
4)されない。しかしその間に検温センサー10の温度
が所定の第2の製氷完了温度になり(ステップ205で
「Yes」となった時)、かつ給水終了後の時間tが所
定の製氷完了判断時間t0 に達している場合(ステップ
206で「Yes」となった時)は離氷される。
【0040】以上の動作を図3及び図4の製氷皿温度と
検温センサー温度の関係を示す特性図で説明する。図3
は冷蔵庫として熱負荷が比較的少ない場合の特性図で、
給水終了後からt0 時間までの間に検温センサー10の
温度は第1の製氷完了温度T2 ℃以下となっており離氷
される。図4は冷蔵庫周辺の温度が高く、扉の開閉頻度
が多いなどの理由で冷蔵庫として熱負荷が多い場合の特
性図で、扉の開閉などで庫内の冷気が扉外に逃げ出して
行くため、給水終了後に第1の製氷完了温度に低下しな
い状態を示している。この場合検温センサー温度が第1
の製氷完了温度まで低下していなくても、製氷皿中の水
温も含め十分氷結している温度に低下しているので離氷
を行う。
【0041】実施例2.なお、上記実施例1では製氷完
了温度も2段階設け、検温センサー温度が第1の製氷完
了温度に低下するか、もしくは給水終了後所定時間経過
していて第1の製氷完了温度より高く設定された第2の
製氷完了温度に低下したときに離氷を行うようにした
が、図5に示すように製氷完了温度及び製氷完了判断時
間を3段階以上に予め設定してもよい。また、図6に示
すように製氷完了温度を給水終了後からの時間によって
変化する関数として離氷条件を決定してもよい。
【0042】実施例3.以下この発明の実施例3を図に
ついて説明する。図7は電気的制御回路構成図である。
図8は本実施例の制御フローチャート図を示し、図9は
通常時、図10は連続運転時の温度センサーの検出温度
と製氷皿内の水の温度との関係を示す特性図である。
【0043】次に動作について説明する。通常の冷却運
転の場合は図9に示すように製氷皿6内の水の温度と温
度センサー10の検出温度との差は、さほど大きくはな
らない。その差が6deg以内であれば、温度センサー
10の温度が例えば本実施例のごとく−12℃に到達し
た時点で製氷完了とみなすことによって(実際の氷の温
度は−5℃)離氷動作を行うことで、製氷皿6内の水を
全て氷として貯氷箱20へ落下させることができる。し
かし、例えば図10に示すように製氷室2以外の室の扉
を開閉したり、急速冷却運転のような特別な運転モード
になった場合は、冷却運転が長時間連続的に行われるよ
うになるため、製氷皿6内の水の温度と温度センサー1
0との温度差は通常時よりも大きくなり、製氷皿6内の
水が全て氷結していなくとも、温度センサー10の温度
は−12℃に到達してしまう。そこで、製氷開始時から
−12℃に達するまでの温度センサー10の温度降下ス
ピードを制御装置内において、微少時間Δtにおける温
度降下量ΔTからv=ΔT/Δtにより演算し、その値
vがある設定値Vよりも大なる場合は製氷完了設定温度
を本実施例では−20℃に切り換えることによって、製
氷皿6内の水を完全に氷結させた後離氷動作を行うこと
ができる。
【0044】図8の制御フローチャート図において、ス
テップ300において温度センサー10の温度降下スピ
ードを演算し、ステップ301においてその値v=ΔT
/Δtが設定値Vよりも大のときステップ303へと進
み製氷完了設定温度を下げることとしている。
【0045】実施例4.なお上記実施例3では温度セン
サー10の温度降下スピードを演算することにより冷却
運転が長時間連続であることを推定したが、直接冷却運
転の連続運転時間を測定し、その時間がある設定値Wを
越えた場合に製氷完了設定温度を下げるように切り換え
ることによっても上記実施例3と同様の効果を奏する。
図11にその制御フローチャート図を示す。図11に、
示すように冷却運転の連続時間TC がある設定時間Wを
越えた場合、図11のステップ401により製氷完了設
定温度を−20℃とする。ステップ406へ進むことに
より、製氷皿6内の水が完全に氷結した後に離氷動作を
行うことができる。
【0046】実施例5.以下、この発明の実施例5を図
について説明する。図12において、60は製氷皿6に
取り付けられる該製氷皿6の温度により給水検知及び製
氷完了検知を行う第1の温度センサーである。71は第
1の制御部で、第1の温度センサー60の検知温度を入
力とし、離氷装置53及び給水装置61に出力する。6
7は冷凍室に設けられ室内温度を検知する第2の温度セ
ンサー、66は冷却器17に付着した霜を除去する霜取
ヒータ、69は冷却器17の上側に取り付けてあり霜取
温度を検知する第3の温度センサー、72は第2の温度
センサー67、第3の温度センサー69及び第1の制御
部71から信号を入力としファンモータ65、圧縮機7
0、霜取ヒータ66に出力する第2の制御部である。図
13は実施例5の制御フローチャート図を示し、図15
は実施例5による第1の温度センサー71の検知温度と
製氷皿6内の水の温度との関係を示す特性図である。
【0047】以上のように構成された自動製氷機付冷蔵
庫の動作を図13に示すフローチャート図で説明する。
冷凍室に設置された第2の温度センサー67の温度T2
が−15℃以上になれば(ステップ131)、圧縮機7
0とファンモータ65をONさせる(ステップ132,
133)。そして圧縮機70の運転積算タイマt2 を動
作させる。また第2の温度センサー67の温度が−21
℃以下なら(ステップ135)圧縮機70とファンモー
タ65をOFFとし(ステップ136,137)、第2
の温度センサー67の温度T2が−21℃<T2 <15
℃であれば圧縮機70、ファンモータ65はそのままの
状態を保持する。前記圧縮機70の運転積算時間t2
y時間以上でかつ霜取温度を検知する第3の温度センサ
ー69の検知温度T3 が8℃以下であれば霜取ヒータ6
6をONさせる(ステップ138〜140)。またt2
がy時間以上であっても第3の温度センサー69の検知
温度T3 がT3 >8℃であれば、霜取りの必要がないの
でタイマt2 をリセットしてメインルーチンへ戻る(ス
テップ138,139,143)。ステップ140で霜
取ヒータ66がONし、第3の温度センサー69が14
℃以上になれば霜取終了とし霜取ヒータ66をOFFし
タイマt2 をリセットしてメインルーチンへ戻る(ステ
ップ141,142,143)。サブルーチンで圧縮機
70、ファンモータ65、霜取ヒータ66のON/OF
Fが決まった後、製氷皿6の温度を検知する第1の温度
センサー60の検知温度T1 がT1 >−12℃であれば
製氷完了とし再度サブルーチンにて圧縮機70、ファン
モータ65、霜取ヒータ66のON/OFFを決める
(ステップ114)。第3の温度センサー69の検知温
度T1 がT1 ≦−12℃であれば製氷完了としサブルー
チンで決まった圧縮機70、ファンモータ65、霜取ヒ
ータ66のON/OFFに拘らず圧縮機70、ファンモ
ータ65を強制的にONさせ、霜取ヒータ66を強制的
にOFFさせる(ステップ114〜117)。続いて理
氷装置53、給水装置61を動作させる(ステップ11
8,119)。第1の温度センサー60の検知する製氷
皿56の温度T1 がT1 ≧−5℃となれば給水完了と判
断し、給水後の時間をカウントするt1 タイマをクリア
し、サブルーチンへ戻る(ステップ120,123)。
第1の温度センサー60の検知温度T1 がT1 <−5℃
であれば給水後の時間をカウントするt1 タイマを動作
させる(ステップ120,121)。そしてt1 タイマ
がある一定時間xをカウントするまでは、第1の温度セ
ンサー60の検知温度T1 がT1 ≧−5℃であるかどう
かを判断するが(ステップ120〜122)、t1 >x
となれば(ステップ122)給水未完了としt1 タイマ
をクリアしサブルーチンへ戻る。
【0048】以上の動作を、図15の第1の温度センサ
ー60の検知温度と製氷皿6内の水の温度との関係を示
す特性図で説明する。第1の温度センサー60の検知温
度T1 がT1 <−12℃となれば離氷・給水を行い製氷
皿6に水が供給されるので第1の温度センサー60の温
度も徐々に上昇する。この時、圧縮機70は強制運転と
なっており霜取ヒータ66は強制停止となっているの
で、熱負荷的に安定しており第1の温度センサー60の
温度カーブもほぼ一定したものになる。従来の場合は製
氷皿6に水が供給されなくても霜取ヒータ66が動作す
ることで第1の温度センサー60の温度も上昇してしま
うので給水されたものと誤検知する。
【0049】実施例6.なお、上記実施例5では離氷・
給水動作中及び動作終了後のある期間の霜取ヒータ66
が動作強制停止となっている時に圧縮機70を強制運転
させるようにしたが、離氷・給水動作開始時に圧縮機7
0が動作していればそのまま強制的に動作させ、圧縮機
70が停止していればそのまま強制的に停止させるよう
にしてもよく、圧縮機70の動作・停止によって給水後
の第1の温度センサー60の検知温度が図15に示すよ
うに若干異なるため、給水完了と判断する温度を図14
に示すフローチャート図のように圧縮機70の運転・停
止によって変更するようにしてもよい(ステップ150
〜153)。
【0050】実施例7.以下、この発明の実施例7を図
について説明する。冷蔵庫本体や自動製氷装置部分は従
来例と同一なため説明は省略する。図17において、6
0は製氷皿6に取り付けられ、該製氷皿6の温度により
給水検知及び製氷完了検知を行う第1の温度センサーで
ある。73は給水ポンプ61が動作を終了してから圧縮
機70の運転率を計算する運転率計算装置である。71
は第1の制御部で、第1の温度センサー60の検知温度
及び運転率計算装置73の計算した運転率を入力とし、
離氷装置53及び給水ポンプ61に出力する。67は冷
凍室に設置され該冷凍室の温度を検知する第2の温度セ
ンサーで、第2の制御部72は第2の温度センサー67
の検知温度を入力とし圧縮機70に出力するように構成
されている。図18は本実施例7の制御フローチャート
図を示し、図19は通常時、図20は圧縮機連続運転時
の第1の温度センサー60の検知温度と製氷皿6内の水
の温度及び圧縮機70の運転状態との関係を示す特性図
である。
【0051】次に動作について説明する。通常の冷却運
転の場合は図19に示すように製氷皿6内の水の温度と
第1の温度センサー60の検出温度との差は、さほど大
きくはならない。その差が6deg以内であれば、第1
の温度センサー60の検出温度が例えば本実施例のごと
く−12℃に到達した時点で製氷完了と判断することに
よって(実際の氷の温度は−5℃)離氷動作を行うこと
で、製氷皿6内の水を氷結した氷として貯氷箱20へ落
下させることができる。しかし、例えば図20に示すよ
うに冷凍室の扉(図示せず)を頻繁に開閉したり、急速
冷却運転のような特別な運転モードになった場合は、圧
縮機70が長時間連続的に冷却運転を行うようになるた
め、製氷皿6内の水の温度と第1の温度センサー60と
の温度差は通常時よりも大きくなり、製氷皿6内の水が
全て氷結していなくても第1の温度センサー60との温
度は−12℃に到達してしまう。そこで給水動作終了時
(即ち製氷開始時)から圧縮機70の運転率の計算を開
始(ステップ169→170→161)し、その運転率
A(%)がある設定値B(%)よりも大なる場合(ステ
ップ162で「YES」の場合)は製氷完了設定温度を
本実施例では−20℃に切り換える(ステップ163)
ことにより製氷皿6内の水を完全に氷結させた後離氷動
作を行うことができる(ステップ165〜167)。ま
た、給水動作終了時に一度前回までの圧縮機70の運転
率をクリアする(ステップ169)ので、圧縮機70の
連続運転が解除され通常運転となった時(ステップ16
2で「NO」の時)は製氷完了温度を−12℃に戻すこ
とができる。
【0052】実施例8.なお、上記実施例7では、製氷
完了温度を2段階設け、圧縮機70の運転率とある設定
値B%との大小比較により製氷完了温度を切り換えるよ
うにしたが、図21に示すように製氷完了温度及び圧縮
機70の運転率を3段階以上に予め設定してもよい。ま
た図22に示すように製氷完了温度を給水動作終了時か
らの圧縮機70の運転率によって変化する関数として離
氷条件を設定してもよい。
【0053】実施例9.また、上記実施例8では圧縮機
70の運転率を給水動作終了時にクリアする場合につい
て説明したが、離氷動作終了時にクリアしてもよく、上
記実施例8と同様の効果を奏する。
【0054】実施例10.以下、この発明の実施例10
を図について説明するが、マイクロコンピュータ内に配
置されているROM(図示せず)に記憶されているプロ
グラムの変更を行なう。
【0055】この発明の実施例10を図23の概略フロ
ーチャート図に従い動作を説明する。まず、ステップ1
71において自動製氷装置が動作中であるかの判断を
し、動作中(F=1)であればステップ176へ進み、
圧縮機、送風機、ダンパー等の駆動素子をOFFとして
停止させる。また、ステップ171において自動製氷が
停止していれば、(F=0)ステップ172に進み、離
氷要求があった場合には、ステップ173へ進む。ステ
ップ173において、圧縮機が運転中であればステップ
174へ進み、ステップ174において圧縮機の運転時
間がある一定時間を越えた場合にはステップ175へ進
み、圧縮機を停止させ自動製氷装置を動作させる。
【0056】実施例11.以下、この発明の実施例11
を図について説明する。図24は制御のブロック図であ
る。離氷装置3は製氷室に配置され、制御装置31によ
って制御されている。制御装置31はその内部に水受け
皿が設置されてから取り外されるまでの離氷装置の駆動
回数(n)をカウントするカウンターと離氷動作から離
氷動作までの製氷時間(t)をカウントするタイマーを
保持する。82は制御装置31からの信号を受けて点灯
または消灯を行なう表示装置であり、制御装置31から
の入力で作動する。83は水受け皿が設置されているこ
とを検知するスイッチであり制御装置31へ信号を出力
するように構成されている。
【0057】次に、以上のように構成された自動製氷機
付冷蔵庫の動作を図25のフローチャート図を用いて説
明する。まずステップ201で水受け皿が設置されたこ
とを検知し、ステップ202で警告を表示することが判
定されたら、ステップ203で表示装置82と点灯させ
る。その後ステップ204で水受け皿が設置されていな
いことが判定されたら、ステップ205の表示装置を消
灯し、この制御を繰り返す。
【0058】ステップ202の警告の判定を図26のフ
ローチャート図を用いて詳解する。まずステップ206
で水受け皿が設置されていることを検知したら、ステッ
プ207で制御装置31内のタイマーでカウントされて
いる製氷時間(t)が規定の時間(T)を越えているか
を判定する。越えていたらステップ210で警告を行な
うことを決定する。次に、ステップ208で離氷動作が
行われていることが判定されたら、さらにステップ20
9で制御装置31内の製氷回数(n)をカウントするカ
ウンターが規定の回数(N)を越えているかを判定し、
越えていたらステップ210で警告を行なうことを決定
する。また、ステップ206で水受け皿が取り外されて
いた場合はステップ211で制御装置31内のタイマー
による製氷時間(t)と同じく制御装置31内のカウン
ターによる製氷回数(n)を初期値にリセットする。一
方、ステップ208で離氷動作が行われなかった時、ス
テップ209で製氷回数(n)が規定値(N)に達しな
かった時は、そのままの状態で以上の判定を繰り返すの
で、製氷回数(n)すなわち給水回数が規定回数(N)
を越えたとき、及び製氷時間(t)が規定時間(T)を
越え水受け皿内の水が長期間放置されたと判定されたと
きは表示装置により警告を行なうことができる。
【0059】実施例12.以下、この発明の実施例12
を図について説明する。図27は制御のブロック図であ
る。離氷装置3は製氷室に配置され、制御装置31によ
って制御されている。82は制御装置31からの信号を
受けて点灯または消灯を行なう表示装置であり、制御装
置31からの入力で作動する。83は水受け皿が設置さ
れていることを検知するスイッチであり制御装置31へ
信号を出力する。84は水受け皿の汚れを検知する検知
装置であり制御装置31へ信号を出力するように構成さ
れている。
【0060】次に、以上のように構成された自動製氷機
付冷蔵庫の動作は図25のフローチャート図と同様であ
る。
【0061】ステップ202の警告の判定を図28のフ
ローチャート図を用いて詳解する。まずステップ216
で水受け皿が設置されていることを検知したら、ステッ
プ217で水受け皿内の汚れ具合を判定して、規定の汚
れ具合よりも汚れていると判定されたらステップ218
で警告を行なうことを決定する。ステップ216で水受
け皿が設置されていない場合、及びステップ217で水
受け皿内の汚れ具合が規定の値を越えていない場合は、
スタートに戻り以上の判定を繰り返す。
【0062】次に図29を用いて水受け皿汚れ検知装置
を詳解する。95は水受け皿に設置された反射形フォト
センサであり、発光素子95aと受光素子95bで構成
されている。水受け皿の他方には発光素子95aからの
光を前記受光素子95bに向けて反射させる反射部(図
示しない)が設置されている。発光素子95aから出た
光は、反射部で反射され、受光素子95bに入射する。
この時、受光素子95bにかかる電圧によってコンパレ
ーター98の反転入力端子(−)に入力する電圧が決定
される。この電圧が、96a及び96bの抵抗で決定さ
れる正相入力端子(+)への入力電圧より低い場合は”
H”の信号が出力端子から出力され、高い場合は”L”
の信号が出力される。出力された”H”または”L”の
信号は制御装置31とその内部に設置されたマイクロコ
ンピュータで処理される。受光素子95bの電圧は、発
光素子95aからの光による光電流が増加するにつれて
増加するので、周囲の抵抗を調整して、水または水受け
皿の汚れによる受光素子95aへ入射する反射光の減衰
が一定の値を越えたときに制御装置31に”H”の信号
を出力することができるようになっている。
【0063】実施例13.以下、この発明の実施例13
を図について説明する。図30,31において、1は冷
蔵庫本体で、冷蔵室22背部に貯水タンク12、電動ポ
ンプ24、及び給水管13、製氷皿6、貯氷箱20から
成る製氷装置3が配置されている。39は貯水タンク1
2内に設けた浄水装置で、活性炭45を封入した袋体4
4を容器40とキャップ41で固定しかつ貯水タンク2
0へ配設している。貯水タンク20を受けているのが、
水受け容器49で、常時一定の水位を保つように設けら
れており、他に電動ポンプ24と、紫外線ランプ50及
びランプカバー51を受けている。紫外線ランプ50は
水の上あるいは水の中に入ってもよく、ランプカバー5
1はランプからの光が直接他のプラスチック部品に当た
りにくい位置に設置してある。この実施例は上記のよう
に構成されているため、貯水タンク12の中の水が浄水
装置39を通ると活性炭45により水中の塩素分が抜け
いわゆる美味しい水になって流出口48から流れ出て、
水受け容器49に一定水位でたまる。その水を紫外線ラ
ンプ50により殺菌することができるのである。そし
て、その殺菌された水が電動ポンプ24や給水管13を
通って製氷されるのである。
【0064】この制御のタイムチャート図、回路図、及
びフローチャート図を示したものが図32〜34であ
る。一般に紫外線ランプの寿命は2000時間といわ
れ、冷蔵庫の寿命(仮に10年とする)の87600時
間に比べると圧倒的に短く、制御方法により延ばす必要
がある。そこで、図32のように電動ポンプ24の給水
後、T1 時間経過後にT2 時間の幅でT3時間毎にラン
プを照射する。給水が行われると時間がクリアされ、再
度T1 時間経過後からランプを断続的に照射する。この
制御により紫外線ランプの冷蔵庫へ据付時の寿命を、冷
蔵庫の製品寿命へ延ばすことができる。図33は実施例
13に関連する部分の回路図であり、コンセント53と
結線された制御基板52からは電動ポンプ24と紫外線
ランプ50が結線されている。図34はフローチャート
図であり、制御のタイミングをフローにしている。
【0065】実施例14.なお、上記実施例13では紫
外線を発生させるだけであるが、水受け容器49内に溜
まった水を攪拌させることで、より菌や藻の発生を押さ
えることができる。電動ポンプ24を瞬間的に回転させ
ると、給水管13の途中まで水が上がり、その後また水
受け容器49内へ水は逆流し、その際の水の流れで攪拌
ができるのである。なお、電動ポンプ24が回転する
と、一時的に水受け容器49内の水の水位が下がり、キ
ャップの流出口48より水が入ってくるが、短時間のた
め総量にはほとんど問題がない。図35と図36に制御
のタイムチャート図及びフローチャート図であるが、紫
外線発生のタイミングとほぼ同時に(または多少後か
ら)T4 時間だけ作動するのである。
【0066】実施例15.なお、上記実施例14では殺
菌を行うのに紫外線ランプを用いていたが、オゾナイザ
を用いてもよい。図37に示すように紫外線ランプ50
のかわりに、オゾナイザ端子56と高電圧電源57から
なるオゾン発生器を取り付けても同様の効果を奏する。
【0067】実施例16.以下、この発明の実施例16
を図によって説明する。図38,39において、1は冷
蔵庫本体で、冷蔵室22背部に貯水タンク12、電動ポ
ンプ24及び給水管13、製氷皿6、貯氷箱20から形
成する製氷装置が配置されている。また、ドアスイッチ
58は冷凍室と冷蔵室のシキリ、デバイダーの前面部に
配設されている。39は貯水タンク12内に設けた浄水
装置で、活性炭45を封入した袋体44を容器40とキ
ャップ47で固定し、かつ貯水タンク12へ配設してい
る。貯水タンク12を受けているのが、水受け容器49
で常時一定の水位を保つように設けられており、他に電
動ポンプ24と、紫外線ランプ50及びランプカバー5
1を受けている。紫外線ランプ50はドアスイッチ58
と結線され水中でも動作が可能で、ランプカバー51は
ランプからの光が直接他のプラスチック部品と干渉しに
くい位置に設置してある。
【0068】この実施例16は上記のように構成されて
いるため、貯水タンク12の中の水が浄水装置39を通
過すると活性炭45により水中の塩素分が抜け、いわゆ
る美味しい水になって流出口48から流れ出て、水受け
容器49に一定水位で溜まる。その水を紫外線ランプ5
0で殺菌することができる。そして、その殺菌された水
が電動ポンプ24、給水管を通って製氷皿へと導かれ
る。また、紫外線から人体への影響を考慮し、ドアが開
いているときはドアスイッチによりランプを消灯する。
【0069】この制御のタイミング、回路図、及びフロ
ーチャート図を示したものが、図40〜42である。一
般に紫外線ランプの寿命が2000時間といわれ、冷蔵
庫の寿命(仮に10年とする)の87600時間に比べ
ると圧倒的に短く、制御方法により延ばす必要がある。
そこで、図40のように電動ポンプ24の給水後、T1
時間経過後にT2 時間の幅でT3 時間毎にランプを点灯
する。この制御により紫外線ランプの寿命を冷蔵庫の製
品寿命へと延ばすことができる。
【0070】但し、ランプの有害性よりドアが開いてい
るときは光の照射を停止する。図41はこの実施例に関
連する部分の回路図であり、コンセント63と結線され
た制御基板52からは電動ポンプ24と紫外線ランプ5
0とドアスイッチ58が結線されている。図42はフロ
ーチャート図であり制御の流れを示す。
【0071】実施例17.なお、上記実施例16ではド
アスイッチ58がランプと連動してランプのON、OF
Fを制御しているが、図46に示すように脱着可能な水
受け容器49の固定側の一部にリミットスイッチ59を
設け、水受け容器49が固定部より外れている(容器が
ない)時はランプの点灯を停止する。
【0072】この制御タイミング、回路図及びフローチ
ャート図を示したものが、図43〜45である。制御方
法は上記実施例16とほぼ同様であり、図43は制御の
タイミングを示す。図44はこの実施例に関する回路図
であり、コンセント63と結線された制御基板52から
は電動ポンプ24と紫外線ランプ50とドアスイッチ5
9が結線されている。図45はフローチャート図であり
制御の流れを示す。
【0073】
【発明の効果】この発明は次に記載する効果を奏する。
請求項1の自動製氷機付冷蔵庫は、製氷皿の温度を検出
する温度センサーと、この温度センサーの検出温度によ
って離氷・給水装置等を制御する制御手段とを有する自
動製氷機付冷蔵庫において、前記給水装置が動作終了時
からカウントを始めるタイマー装置を備え、前記制御手
段は前記タイマー装置がカウントしている時間に応じて
製氷完了と判断する温度を変化させる構成にしたので、
冷蔵庫の運転状態や負荷の多少、外気温度の高低に拘ら
ず、常に適切なタイミングで離氷できる。
【0074】請求項2の自動製氷機付冷蔵庫は、製氷皿
の温度を検出する温度センサーと、この温度センサーの
検出温度によって離氷・給水装置等を制御する制御手段
とを有する自動製氷機付冷蔵庫において、前記制御手段
は前記温度センサーの検出温度の一定時間当たりの降下
スピードがある設定値以上となった場合に、製氷完了と
判断する温度をより低い温度に切り換える構成にしたの
で、製氷が完全に完了した後離氷させることができると
ともに、熱負荷の状態に応じて製氷完了設定温度を切り
換えることができる。
【0075】請求項3の自動製氷機付冷蔵庫は、製氷皿
の温度を検出する第1の温度センサーと、この第1の温
度センサーの検出温度によって離氷・給水装置等を制御
する第1の制御手段と、冷凍室の温度を検出する第2の
温度センサーと、この第2の温度センサーの検出温度に
よって圧縮機等の冷却装置を制御する第2の制御手段
と、前記圧縮機の積算運転時間が或る所定時間となった
時に冷却器の除霜を行う除霜装置と、前記離氷・給水装
置の動作中及び動作終了後の或る期間は前記除霜装置の
動作を禁止とする手段とを備えた構成にしたので、給水
後の製氷皿検温センサーの温度上昇カーブと給水完了判
断温度との相関が冷却・除霜の運転・停止に拘らず常に
最適で確実な給水制御を行うことができる。
【0076】請求項4の自動製氷機付冷蔵庫は、製氷皿
の温度を検出する第1の温度センサーと、この第1の温
度センサーの検出温度によって離氷・給水装置等を制御
する第1の制御手段と、冷凍室の温度を検出する第2の
温度センサーと、この第2の温度センサーの検出温度に
よって圧縮機等の冷却装置を制御する第2の制御手段
と、前記圧縮機の運転率を計算する運転率計算手段とを
備え、前記第1の制御手段は前記運転率計算手段が計算
した前記圧縮機の運転率に対応して製氷完了とする温度
を変化させる構成にしたので、製氷が完全に完了した後
離氷させることができるとともに、常時熱負荷に応じて
製氷完了設定温度を切り換えることができる。
【0077】請求項5の自動製氷機付冷蔵庫は、圧縮機
と、冷気を供給する送風機と、前記冷気供給量を設定温
度に従い制御するダンパーと、自動製氷装置の製氷皿を
制御する電動機と、給水タンク内に貯蔵されている水を
前記製氷皿に供給する給水ポンプ、前記圧縮機等の駆動
素子と、この駆動素子を制御する駆動回路とを備えた自
動製氷機付冷蔵庫において、前記自動製氷装置が動作中
は前記圧縮機を除く他の駆動素子を停止する手段と、前
記圧縮機運転中に前記自動製氷装置の動作条件となった
時は、前記圧縮機の連続運転時間に制限を設けて制限時
間を越えた時前記圧縮機を停止させる手段とを備えた構
成にしたので、定電圧電源の負荷電流を低減できる。
【0078】請求項6の自動製氷機付冷蔵庫は、冷蔵室
に設けられた貯水タンク及び水受け皿と、この水受け皿
から冷凍室に設けられた製氷皿に水を供給する給水ポン
プを有する自動製氷機付冷蔵庫において、前記製氷皿の
離氷動作をカウントする離氷動作カウント手段と、前記
離氷動作の間隔から製氷時間をカウントするタイマー装
置と、前記水受け皿の設置を検知する設置検知手段と、
前記離氷動作カウント手段でカウントされた離氷回数と
前記タイマー装置によりカウントされた製氷時間と前記
水受け皿の設置検知手段とから警告を行う事を決定する
制御手段とを備えた構成にしたので、水受け皿の設置時
から取り外し時までの自動製氷機による離氷動作の回数
をカウントし、水受け皿等の清掃が必要であることを警
告することができるので、自動製氷機の不具合や氷の風
味の悪化等を防止することができる。
【0079】請求項7の自動製氷機付冷蔵庫は、冷蔵室
に設けられた貯水タンク及び水受け皿と、この水受け皿
から冷凍室に設けられた製氷皿に水を供給する給水ポン
プを有する自動製氷機付冷蔵庫において、前記水受け皿
の設置を検知する設置検知手段と、警告を行う警告手段
と、前記水受け皿の一方に設けられ、発光素子及び受光
素子を有する反射形フォトセンサと、前記水受け皿の他
方に設けられ、発光素子からの光を前記受光素子に向け
て反射させる反射部と、前記受光素子への反射光の入射
量が所定値以下であることを検出する検出回路と、この
検出回路の判定結果から警告を行うことを決定する制御
手段とを備えた構成にしたので、水受け皿等の清掃が必
要であることを警告することができるので、自動製氷機
の不具合や氷の風味の悪化等を防止することができる。
【0080】請求項8の自動製氷機付冷蔵庫は、自動製
氷装置の冷蔵室側の貯水タンクの給水口に連なる水受け
容器に取り付けられた電動ポンプ及び紫外線ランプと、
前記電動ポンプの作動後、一定時間(T1 )後から一定
時間(T2 )づつ、一定時間間隔(T3 )で前記紫外線
ランプを照射する手段とを備えた構成にしたので、より
美味しい水が製氷できるという効果を奏する。
【0081】請求項9の自動製氷機付冷蔵庫は、自動製
氷装置の冷蔵室側の貯水タンクの給水口に連なる水受け
容器に取り付けられた電動ポンプ及び紫外線ランプと、
冷蔵庫のドアに取り付けられたドアスイッチと、前記電
動ポンプの作動後、前記ドアが閉じていれば一定時間
(T1 )後から一定時間(T2 )づつ、一定時間間隔
(T3 )で前記紫外線ランプを照射する手段とを備えた
構成にしたので、自動製氷機の給水装置の水受け容器に
溜まる水を紫外線ランプにより殺菌する際、ドアスイッ
チと連動させドアが開いているときは紫外線ランプの点
灯を停止させるため安全性を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1による自動製氷機付冷蔵庫
の制御ブロック図である。
【図2】この発明の実施例1による自動製氷機付冷蔵庫
のフローチャート図である。
【図3】この発明の実施例1による自動製氷機付冷蔵庫
の特性図である。
【図4】この発明の実施例1による自動製氷機付冷蔵庫
の特性図である。
【図5】この発明の実施例2による自動製氷機付冷蔵庫
の製氷完了温度特性図である。
【図6】この発明の実施例2による自動製氷機付冷蔵庫
の製氷完了温度特性図である。
【図7】この発明の実施例3による自動製氷機付冷蔵庫
の制御ブロック図である。
【図8】この発明の実施例3による自動製氷機付冷蔵庫
のフローチャート図である。
【図9】この発明の実施例3による自動製氷機付冷蔵庫
のタイムチャート図である。
【図10】この発明の実施例3による自動製氷機付冷蔵
庫のタイムチャート図である。
【図11】この発明の実施例4による自動製氷機付冷蔵
庫のフローチャート図である。
【図12】この発明の実施例5による自動製氷機付冷蔵
庫の制御ブロック図である。
【図13】この発明の実施例5による自動製氷機付冷蔵
庫のフローチャート図である。
【図14】この発明の実施例6による自動製氷機付冷蔵
庫のフローチャート図である。
【図15】この発明の実施例5による自動製氷機付冷蔵
庫のタイムチャート図である。
【図16】この発明の実施例6による自動製氷機付冷蔵
庫のタイムチャート図である。
【図17】この発明の実施例7による自動製氷機付冷蔵
庫の制御ブロック図である。
【図18】この発明の実施例7による自動製氷機付冷蔵
庫のフローチャート図である。
【図19】この発明の実施例7による自動製氷機付冷蔵
庫のタイムチャート図である。
【図20】この発明の実施例7による自動製氷機付冷蔵
庫のタイムチャート図である。
【図21】この発明の実施例8による自動製氷機付冷蔵
庫の製氷完了温度特性図である。
【図22】この発明の実施例8による自動製氷機付冷蔵
庫の製氷完了温度特性図である。
【図23】この発明の実施例10における概略フローチ
ャート図である。
【図24】この発明の実施例11による自動製氷機付冷
蔵庫の制御ブロック図である。
【図25】この発明の実施例11による自動製氷機付冷
蔵庫のフローチャート図である。
【図26】この発明の実施例11による自動製氷機付冷
蔵庫のフローチャート図である。
【図27】この発明の実施例12による自動製氷機付冷
蔵庫の制御ブロック図である。
【図28】この発明の実施例12による自動製氷機付冷
蔵庫のフローチャート図である。
【図29】この発明の実施例12による水受け皿汚れ検
知装置の回路図である。
【図30】この発明の実施例13による自動製氷機付冷
蔵庫の縦断面図である。
【図31】この発明の実施例13による自動製氷機付冷
蔵庫の給水受け容器部分の断面図である。
【図32】この発明の実施例13による自動製氷機付冷
蔵庫のタイムチャート図である。
【図33】この発明の実施例13による自動製氷機付冷
蔵庫の回路図である。
【図34】この発明の実施例13による自動製氷機付冷
蔵庫のフローチャート図である。
【図35】この発明の実施例14による自動製氷機付冷
蔵庫のタイムチャート図である。
【図36】この発明の実施例14による自動製氷機付冷
蔵庫のフローチャート図である。
【図37】この発明の実施例15による自動製氷機付冷
蔵庫の給水受け容器部分の断面図である。
【図38】この発明の実施例16による自動製氷機付冷
蔵庫の縦断面図である。
【図39】この発明の実施例16による自動製氷機付冷
蔵庫の給水受け容器部分の断面図である。
【図40】この発明の実施例16による自動製氷機付冷
蔵庫のタイムチャート図である。
【図41】この発明の実施例16による自動製氷機付冷
蔵庫の回路図である。
【図42】この発明の実施例16による自動製氷機付冷
蔵庫のフローチャート図である。
【図43】この発明の実施例17による自動製氷機付冷
蔵庫のタイムチャート図である。
【図44】この発明の実施例17による自動製氷機付冷
蔵庫の回路図である。
【図45】この発明の実施例17による自動製氷機付冷
蔵庫のフローチャート図である。
【図46】この発明の実施例17による自動製氷機付冷
蔵庫の給水受け容器部分の断面図である。
【図47】従来の自動製氷機付冷蔵庫の部分縦断面図で
ある。
【図48】従来の自動製氷機付冷蔵庫の部分縦断面図で
ある。
【図49】従来の自動製氷機付冷蔵庫の製氷皿の斜視図
である。
【図50】従来の自動製氷機付冷蔵庫のフローチャート
図である。
【図51】従来の自動製氷機付冷蔵庫の部分断面図であ
る。
【図52】従来の自動製氷機付冷蔵庫のフローチャート
図である。
【図53】従来の自動製氷機付冷蔵庫のタイムチャート
図である。
【図54】従来の自動製氷機付冷蔵庫のタイムチャート
図である。
【図55】従来の自動製氷機付冷蔵庫のフローチャート
図である。
【符号の説明】
3 離氷装置 6 製氷皿 10 温度センサー 11 給水装置 12 貯水タンク 13 給水管 20 貯水箱 22 冷蔵庫 24 電動ポンプ 31 制御部(制御手段) 32 タイマー装置 39 浄水装置 40 容器 41 フランジ部 42 流入口 43 流出口 44 袋体 45 活性炭 47 キャップ 48 キャップの流出口 49 水受け容器 50 紫外線ランプ 51 ランプカバー 52 制御基板 53 離氷装置 56 オゾナイザー端子 57 高電圧電源 58 ドアスイッチ 59 リミットスイッチ 60 第1の温度センサー 61 給水装置 63 コンセント 65 ファンモータ 66 霜取ヒータ 67 第2の温度センサー 69 第3の温度センサー 70 圧縮機 71 第1の制御部 72 第2の制御部 73 運転率計算装置 82 表示装置 83 水受け皿検知スイッチ 84 水受け皿汚れ検知装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川平 裕人 静岡市小鹿三丁目18番1号 三菱電機株式 会社静岡製作所内 (72)発明者 青柳 修 静岡市小鹿三丁目18番1号 三菱電機株式 会社静岡製作所内 (72)発明者 吉野 泰弘 静岡市小鹿三丁目18番1号 三菱電機株式 会社静岡製作所内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製氷皿の温度を検出する温度センサー
    と、この温度センサーの検出温度によって離氷・給水装
    置等を制御する制御手段とを有する自動製氷機付冷蔵庫
    において、前記給水装置が動作終了時からカウントを始
    めるタイマー装置を備え、前記制御手段は前記タイマー
    装置がカウントしている時間に応じて製氷完了と判断す
    る温度を変化させることを特徴とする自動製氷機付冷蔵
    庫。
  2. 【請求項2】 製氷皿の温度を検出する温度センサー
    と、この温度センサーの検出温度によって離氷・給水装
    置等を制御する制御手段とを有する自動製氷機付冷蔵庫
    において、前記制御手段は前記温度センサーの検出温度
    の一定時間当たりの降下スピードがある設定値以上とな
    った場合に、製氷完了と判断する温度をより低い温度に
    切り換えることを特徴とする自動製氷機付冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 製氷皿の温度を検出する第1の温度セン
    サーと、この第1の温度センサーの検出温度によって離
    氷・給水装置等を制御する第1の制御手段と、冷凍室の
    温度を検出する第2の温度センサーと、この第2の温度
    センサーの検出温度によって圧縮機等の冷却装置を制御
    する第2の制御手段と、前記圧縮機の積算運転時間が或
    る所定時間となった時に冷却器の除霜を行う除霜装置
    と、前記離氷・給水装置の動作中及び動作終了後の或る
    期間は前記除霜装置の動作を禁止とする手段とを備えた
    自動製氷機付冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 製氷皿の温度を検出する第1の温度セン
    サーと、この第1の温度センサーの検出温度によって離
    氷・給水装置等を制御する第1の制御手段と、冷凍室の
    温度を検出する第2の温度センサーと、この第2の温度
    センサーの検出温度によって圧縮機等の冷却装置を制御
    する第2の制御手段と、前記圧縮機の運転率を計算する
    運転率計算手段とを備え、前記第1の制御手段は前記運
    転率計算手段が計算した前記圧縮機の運転率に対応して
    製氷完了とする温度を変化させることを特徴とする自動
    製氷機付冷蔵庫。
  5. 【請求項5】 圧縮機と、冷気を供給する送風機と、前
    記冷気供給量を設定温度に従い制御するダンパーと、自
    動製氷装置の製氷皿を制御する電動機と、給水タンク内
    に貯蔵されている水を前記製氷皿に供給する給水ポン
    プ、前記圧縮機等の駆動素子と、この駆動素子を制御す
    る駆動回路とを備えた自動製氷機付冷蔵庫において、前
    記自動製氷装置が動作中は前記圧縮機を除く他の駆動素
    子を停止する手段と、前記圧縮機運転中に前記自動製氷
    装置の動作条件となった時は、前記圧縮機の連続運転時
    間に制限を設けて制限時間を越えた時前記圧縮機を停止
    させる手段とを備えた自動製氷機付冷蔵庫。
  6. 【請求項6】 冷蔵室に設けられた貯水タンク及び水受
    け皿と、この水受け皿から冷凍室に設けられた製氷皿に
    水を供給する給水ポンプを有する自動製氷機付冷蔵庫に
    おいて、前記製氷皿の離氷動作をカウントする離氷動作
    カウント手段と、前記離氷動作の間隔から製氷時間をカ
    ウントするタイマー装置と、前記水受け皿の設置を検知
    する設置検知手段と、前記離氷動作カウント手段でカウ
    ントされた離氷回数と前記タイマー装置によりカウント
    された製氷時間と前記水受け皿の設置検知手段とから警
    告を行う事を決定する制御手段とを備えた自動製氷機付
    冷蔵庫。
  7. 【請求項7】 冷蔵室に設けられた貯水タンク及び水受
    け皿と、この水受け皿から冷凍室に設けられた製氷皿に
    水を供給する給水ポンプを有する自動製氷機付冷蔵庫に
    おいて、前記水受け皿の設置を検知する設置検知手段
    と、警告を行う警告手段と、前記水受け皿の一方に設け
    られ、発光素子及び受光素子を有する反射形フォトセン
    サと、前記水受け皿の他方に設けられ、発光素子からの
    光を前記受光素子に向けて反射させる反射部と、前記受
    光素子への反射光の入射量が所定値以下であることを検
    出する検出回路と、この検出回路の判定結果から警告を
    行うことを決定する制御手段とを備えた自動製氷機付冷
    蔵庫。
  8. 【請求項8】 自動製氷装置の冷蔵室側の貯水タンクの
    給水口に連なる水受け容器に取り付けられた電動ポンプ
    及び紫外線ランプと、前記電動ポンプの作動後、一定時
    間(T1 )後から一定時間(T2 )づつ、一定時間間隔
    (T3 )で前記紫外線ランプを照射する手段とを備えた
    自動製氷機付冷蔵庫。
  9. 【請求項9】 自動製氷装置の冷蔵室側の貯水タンクの
    給水口に連なる水受け容器に取り付けられた電動ポンプ
    及び紫外線ランプと、冷蔵庫のドアに取り付けられたド
    アスイッチと、前記電動ポンプの作動後、前記ドアが閉
    じていれば一定時間(T1 )後から一定時間(T2 )づ
    つ、一定時間間隔(T3 )で前記紫外線ランプを照射す
    る手段とを備えた自動製氷機付冷蔵庫。
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