JPH0515595U - リモコン装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 １台のリモコン装置で複数のメーカーの各種
機器を音声による命令でリモコン操作する。 【構成】 音声４でコマンドを入力し、入力した音声を
音声認識部２で音声認識する。認識した音声を文字コー
ド信号として出力し、表示部１２に表示し、制御部６を
介し文字コート信号に該当するコマンドのコード信号を
記憶部８より取り出しメモリ部７に記憶する。表示部に
表示されている内容が正しければ入力部５のスイッチを
押してメモリ部に記憶されている信号を送出する。送出
された信号は変調部９で変調され、赤外線発光部１０か
ら赤外線信号１１を発光し機器をリモコン操作する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、リモコン装置に係り、各メーカーの各機器を一つのリモコン装置で 音声を用いて遠隔操作することに関する。

【０００２】

【従来の技術】

近来、電機製品の多くは（例えば、テレビ・ＶＴＲ・エアコン等）リモコンを 用いて遠隔操作を行うことが増加している。しかしながら、テレビ・ＶＴＲ等、 各メーカーの各機器ごとにそれぞれリモコンが備えられているため使用する時、 リモコンごとのキー配列が違うため使用キーを探さなければならない、キーの寸 法が小さいため操作しずらい等の煩わしさがあった。一部屋で５〜６台の機器を 使用する家庭も一般化しておりこのような複数の機器を機器ごとに違うリモコン で操作することは老人や子供にとっては使用しずらい等の問題があった。そのた め複数のメーカーの各種機器を１台のリモコンで操作できる装置の出現が望まれ ていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、上記従来の問題点に鑑みなされたもので、１台のリモコン装置で複 数のメーカーの各種機器を音声による命令でリモコン操作する。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記課題を解決するために本考案では、音声を入力する音声入力部と、入力し た音声を識別する音声認識部と、音声認識部の文字コード信号出力を表示する表 示部と、コマンドのコード信号を記憶する記憶部と、前記音声認識部よりの文字 コード信号に該当する記憶部のコマンドのコード信号を記憶するメモリ部と、前 記表示部に表示された内容を確認する入力部と、入力部の確認操作によりメモリ 部に記憶したコマンドのコード信号を読み出し変調する変調部と、変調したコマ ンドのコード信号を赤外線で送出する赤外線発光部と、前記音声入力部、音声認 識部、表示部、記憶部、メモリ部、入力部、変調部および赤外線発光部を制御す る制御部とで構成したリモコン装置を提供するものである。

【０００５】

【作用】

上記構成によれば、音声でコマンドを入力し、入力した音声を音声認識部で音 声認識する。認識した音声を文字コード信号として出力し、表示部に表示し、制 御部を介し文字コード信号に該当するコマンドのコード信号を記憶部より取り出 しメモリ部に記憶する。表示部に表示されている内容が正しければ入力部のスイ ッチを押してメモリ部に記憶されている信号を送出する。送出された信号は変調 部で変調され、赤外線発光部から赤外線信号を発光し機器をリモコン操作する。

【０００６】

【実施例】

本考案の実施例を添付図面を参照して詳細に説明する。図１は本考案のリモコ ン装置の一実施例を示すブロック図である。 図において、１は音声入力部で、音声を電気信号に変換するマイク等で構成さ れ入力したいコマンドを音声４で入力する。２は音声認識部で、入力されたコマ ンドの音声例えば、「ゼネラル テレビ オン等」を音声認識し、認識した音声 を文字コード信号として出力する。１２は表示部で、音声認識部２の出力信号を 表示する。８は記憶部で、コマンドの例えば、「ゼネラル テレビ オン等」に 該当するコマンドのコード信号を記憶する。６は制御部で、前記音声認識部２よ り出力された文字コード信号に該当する記憶部８のコマンドのコード信号を読み 出しメモリ部７に記憶する。５は入力部で、表示部１２に表示された内容が発声 した音声４に正しければ入力部のスイッチを押し、メモリ部７に記憶されている コマンドのコード信号を読み出す。９は変調部で、メモリ部７から読み出された コマンドのコード信号を変調する。１０は赤外線発光部で、変調部９で変調した コマンドのコード信号を赤外線信号１１として発光する。

【０００７】 上記構成において、操作者は例えば、ゼネラル製のテレビの電源をオンしたい 場合、「ゼネラル テレビ」と発声し、入力部５のスイッチを押し、「オン」と 発声し、入力部５のスイッチを押す。音声入力部１は音声４の「ゼネラル テレ ビ」を取り込み音声認識部２で音声認識し、文字コード信号として出力する。文 字コード信号は表示部１２に表示される。制御部６は出力された文字コード信号 に該当するコマンドのコード信号を記憶部８から読み出しメモリ部７に記憶する 。まわりの騒音で誤認識されることもあり、正しく認識されたかを表示部１２の 表示で確認し、正しければ入力部５のスイッチを押す。間違っていれば再度発声 して音声４を入れなおす。入力部５のスイッチのオン操作でメモリ部７に記憶さ れているコマンドのコード信号が読み出され、変調部９で変調されて赤外線発光 部１０から赤外線信号１１として発光する。次に、音声４の「オン」を音声認識 部２で音声認識し、文字コード信号として出力する。制御部６は出力された文字 コード信号に該当するコマンドのコード信号を記憶部８から読み出しメモリ部７ に記憶する。入力部５のスイッチのオン操作でメモリ部７に記憶されているコマ ンドのコード信号が読み出され、変調部９で変調されて赤外線発光部１０から赤 外線信号１１として発光することでゼネラル製のテレビの電源をリモコン操作す る。Ａ社のＶＴＲを再生したい場合、「Ａ社 ＶＴＲ」と発声し、入力部５のス イッチを押し、「プレイ」と発声し、入力部５のスイッチを押せば、上記で説明 したようにしてＶＴＲにコマンドのコード信号が送出されＶＴＲの再生が始動す る。

【０００８】

【考案の効果】

以上のように本考案においては、１つのリモコン装置で音声により、複数のメ ーカーの各機器をリモコン操作することができるので、老人や子供でも簡単に機 器をリモコン操作することができる効果は大きい。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案のリモコン装置の一実施例を示すブロッ
ク図である。

【符号の説明】

１ 音声入力部 ２ 音声認識部 ４ 音声 ５ 入力部 ６ 制御部 ７ メモリ部 ８ 記憶部 ９ 変調部 10 赤外線発光部 11 赤外線信号 12 表示部

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 音声を入力する音声入力部と、入力した
   音声を識別する音声認識部と、音声認識部の文字コード
   信号出力を表示する表示部と、コマンドのコード信号を
   記憶する記憶部と、前記音声認識部よりの文字コード信
   号に該当する記憶部のコマンドのコード信号を記憶する
   メモリ部と、前記表示部に表示された内容を確認する入
   力部と、入力部の確認操作によりメモリ部に記憶したコ
   マンドのコード信号を読み出し変調する変調部と、変調
   したコマンドのコード信号を赤外線で送出する赤外線発
   光部と、前記音声入力部、音声認識部、表示部、記憶
   部、メモリ部、入力部、変調部および赤外線発光部を制
   御する制御部とで構成したリモコン装置。