JP3571740B2 - 遠隔制御表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、互いに独立して遠隔制御される機器として、たとえばビデオテープレコーダと外部から入力される映像信号を表示する表示機器とを用い、これらの機器を表示機器の制御状態に応じて統合的に制御する際に好適に実施される遠隔制御表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図9は、従来例である遠隔操作によって制御される表示装置(以下「遠隔制御表示装置」と略称する。)1の電気的構成を示すブロック図である。ビデオテープレコーダ2は映像信号を出力する機器であり、液晶表示機器3は、ビデオテープレコーダ2から出力された映像信号に基づいて映像を表示する機器である。遠隔操作を行うリモートコントロール送信(以下「リモコン送信」と略称する。)4は、ビデオテープレコーダ2を制御するための信号を赤外線を介して与える機器であり、リモコン送信5は、液晶表示機器3を制御するための信号を赤外線を介して与える機器である。ビデオテープレコーダ2の映像信号出力端子(以下「出力端子」と略称する。)と液晶表示機器3の映像信号入力端子(以下「入力端子」と略称する。)とは、ケーブル6を介して接続されている。
【0003】
遠隔制御表示装置1は、たとえば教育用などに用いられる。通常は、液晶表示機器3の表示画面に動画を表示させ、その動画に基づいて教育を行う。特に重要な表示内容について、前述の操作によって表示画面に表示された動画を静止画に変え、その静止画において、教育者が口頭で詳細に説明を行う。
【0004】
たとえば、ビデオテープレコーダ2にビデオテープを設定し、ビデオテープに記録されている映像信号を再生するモード(以下「再生モード」と略称する。)にする場合、リモコン送信4から、再生モードにするための制御信号をビデオテープレコーダ2の制御回路に与える。次にビデオテープレコーダ2の制御回路は、ビデオテープに記録された映像信号を再生し、再生した映像信号をケーブル6を介して液晶表示機器3の制御回路に与える。
【0005】
次に、ビデオテープレコーダ2から送出された映像信号に基づいて、液晶表示機器3の表示画面に表示するためのモード(以下「動画表示モード」と略称する。)を設定するための制御信号をリモコン送信5から液晶表示機器3の制御回路に与える。これによって、ビデオテープレコーダ2から与えられた映像信号に基づいて、液晶表示機器3の表示画面に、動画が表示される。
【0006】
次に液晶表示機器3の表示画面に表示されている動画を静止画に変化させたい場合、ビデオテープレコーダ2から与えられた映像信号を一定時間同じ状態に保持するためのモード(以下「静止画モード」と略称する。)に設定するための制御信号をリモコン送信5から液晶表示機器3の制御回路に与える。ほぼ同時に、再生モードを停止するモード(以下「再生停止モード」と略称する。)にするための制御回路をリモコン送信4からビデオテープレコーダ2の制御回路に与える。これによって、液晶表示機器3の表示画面に静止画が表示され、ビデオテープレコーダ2は再生停止モードに設定される。もし、ビデオテープレコーダ2を再生停止モードに設定しない場合は、液晶表示機器3にビデオテープレコーダ2からの映像信号が送り続けられるので、再度液晶表示機器3を動画表示モードに設定した場合、液晶表示機器3の表示画面に表示されていた静止画に続く動画を表示させることができない。
【0007】
ここで、液晶表示機器3の表示画面に表示されている静止画を動画に変化させたい場合、液晶表示機器3をリモコン送信5によって動画モードに設定する。ほぼ同時に、ビデオテープレコーダ2をリモコン送信4によって再生モードに設定する。これによって、液晶表示機器3の表示画面には、静止画からの続きの動画が表示される。
【0008】
また、前述の操作をビデオテープレコーダ2のリモコン送信4のみによって行う方法もある。この場合、ビデオテープレコーダ2をリモコン送信4によって再生モードからビデオテープからの再生信号を同じ状態で保持する静止画モードに設定し、液晶表示機器3の表示画面の動画を静止画に変化させる。しかしこの場合、再生ヘッドがビデオテープの同じ箇所を高速で接触しながら操作しているため、ビデオテープが損傷するという問題が生じる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
前述のように従来の遠隔制御表示装置1では、液晶表示機器3の表示画面に表示された画像を動画または静止画に設定するため、2つのリモコン送信4,5をほぼ同時に使用する。このため、リモコン送信4,5の操作が非常に煩わしい。また表示画面に表示された画像をたとえば動画から静止画、または静止画から動画に変化させる機会が多くなると、2つのリモコン送信4,5の操作が追従できない場合がある。
【0010】
本発明の目的は、操作性が優れ、かつ複数の機器を統合的に制御することができる遠隔制御表示装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、(a)表示機器(11)であって、
(a1)画像を表示する表示画面(19)を有する表示体(23)と、
(a2)動画モードと静止画モードとを設定するための赤外線の表示機器用制御信号を受信する第1リモコン受信回路(14)と、
(a3)複数のビデオテープレコーダ機種毎の再生モードと再生停止モードとの各命令コードを予め記憶するビデオテープレコーダ機種記憶部(21)と、
(a4)前記ビデオテープレコーダ機種を入力して設定する操作手段(20)と、
(a5)第1制御回路(15)であって、
第1リモコン受信回路(14)と操作手段(20)との出力に応答し、
表示機器用制御信号に対応して動画モードと静止画モードとに設定され、
動画モードでは、受信した映像信号を、表示体(23)によって動画で表示させるとともに、ビデオテープレコーダ機種記憶部(21)に記憶されている再生モードの操作手段(20)によって設定されたビデオテープレコーダ機種の命令コードによって再生モード設定用制御信号を導出し、
静止画モードでは、静止画モードの表示機器用制御信号の第1リモコン受信回路(14)による受信時の映像信号を、表示体(23)によって静止画で表示させるとともに、ビデオテープレコーダ機種記憶部(21)に記憶されている再生停止モードの操作手段(20)によって設定されたビデオテープレコーダ機種の命令コードによって再生停止モード設定用制御信号を導出する第1制御回路(15)とを有する表示機器(11)と、
(b)操作者によって操作されるキーボード(40)を有し、このキーボード(40)の出力に基づいて、動画モードと静止画モードとを設定する表示機器用制御信号を、第1リモコン受信回路(14)に赤外線で送信する第1リモコン送信機(13)と、
(c)第1制御回路(15)からの前記再生モード設定用制御信号と、前記再生停止モード設定用制御信号とを、導く第1ケーブル(73)と、
(d)映像信号を導く第2ケーブル(75)と、
(e)前記第1ケーブル(73)を介する前記再生モード設定用制御信号と、前記再生停止モード設定用制御信号とを、赤外線で送信する第2リモコン送信機(22)と、
(f)ビデオテープレコーダ(17)であって、
(f1)第2リモコン送信機(22)からの前記再生モード設定用制御信号と、前記再生停止モード設定用制御信号とを受信する第2リモコン受信回路(24)と、
(f2)映像信号が記憶されているビデオテープ(28)と、
(f3)第2制御回路(26)であって、
第2リモコン受信回路(24)の出力に応答し、
前記再生モード設定用制御信号に対応して再生モードに設定され、この再生モードでは、ビデオテープ(28)を再生して、その再生した映像信号を、前記第2ケーブル(75)を介して、第1制御回路(15)に与え、
前記再生停止モード設定用制御信号に対応して再生停止モードに設定され、この再生停 止モードでは、前記再生を停止する第2制御回路(26)とを有するビデオテープレコーダ(17)とを含むことを特徴とする遠隔制御表示装置である。
【0012】
【作用】
本発明に従えば、主の機器である表示機器11は、第1リモコン送信機13によって、自己の制御状態に応じて、従の機器であるビデオテープレコーダ17を遠隔制御することができる。したがって、複数の機器、すなわち表示機器11とビデオテープレコーダ17とを個別の手段により制御する必要がなく、操作性が優れ、かつ統合的に複数の機器、すなわち表示機器11とビデオテープレコーダ17とを制御することができる遠隔制御表示装置を得ることができる。
【0013】
【実施例】
図1は、本発明の前提となる遠隔制御表示装置10の電気的構成を示すブロック図である。この表示装置10は、液晶表示機器11およびビデオテープレコーダ17を含んで構成され、液晶表示機器11の映像信号入力端子とビデオテープレコーダ17の映像出力端子がケーブルによって接続されている。
【0014】
液晶表示機器11について以下に説明する。リモコン送信13は、液晶表示機器11の附属機器であり、液晶表示機器11を制御するための信号を送信する。たとえば、リモコン送信13は、液晶表示機器11を動画モード、静止画モードなどの各表示モードに設定するための制御信号を送信する。リモコン受信回路14は、リモコン送信13からの制御信号を受信し、その制御信号は制御回路15に出力される。制御回路15は、リモコン受信回路14から入力された制御信号が表す命令コードを解読し、その解読した命令コードに基づいて液晶表示機器11を制御する。また、制御回路15は、ビデオテープレコーダ17から送られてくる映像信号に基づいて、表示体駆動回路16を介して液晶表示体23の表示画面19に画像を表示させる。
【0015】
操作手段20には、液晶表示機器11を動画モード、静止画モードなどの各表示モードを設定するためのスイッチなどが設けられている。操作手段20の押下されたスイッチは、制御回路15によって判断され、そのスイッチが表す命令に基づいて液晶表示機器11を制御する。ビデオテープレコーダ機種記憶部21は、詳細な説明は後述するけれども、各種のビデオテープレコーダ17に附属するリモコン送信の命令コードを記憶している。
【0016】
さらに制御回路15は、リモコン受信回路14が受信した制御信号が表す命令コードを解読した結果、ビデオテープレコーダ17を特定のモードに制御する必要がある場合、その特定のモードにするための命令コードを含む制御信号をリモコン送信22からビデオテープレコーダ17のリモコン受信回路24に送信する。たとえば、リモコン送信13から動画モードに設定するための設定信号がリモコン受信回路14に送られると、制御回路15は、ビデオテープレコーダ17を再生モードにするための制御信号をリモコン送信22からリモコン受信回路24に送信する。
【0017】
次にビデオテープレコーダ17の動作について以下に説明する。リモコン受信回路24は、リモコン送信22からの制御信号を受信し、その制御信号は、制御回路26に出力される。制御回路26は、リモコン受信回路24から入力された制御信号が表す命令コードを解読し、その解読した命令コードに基づいてビデオテープレコーダ17を制御する。また、制御回路26は、ビデオテープレコーダ17が再生モードのとき、ビデオテープ28に記憶されている映像信号をヘッド30を介して再生し、その再生した映像信号をケーブルを介して液晶表示機器11の制御回路15へ出力する。
【0018】
操作手段32は、ビデオテープレコーダ17を録画モード、再生モードなどの各モードに設定するためのスイッチなどが設けられている。操作手段32の押下されたスイッチは、制御回路26によって判断され、そのスイッチの表す命令に基づいて、ビデオテープレコーダ17を制御する。
【0019】
図2は、リモコン送信13の電気的構成を示すブロックを示す。キーボード40は、液晶表示機器11を動画モード、静止画モードなどの各表示モードに設定するためのスイッチを備える。キーボード40の押下されたキーは、送信回路41によって判断され、送信回路41はそのキーに対応する命令コードを含む制御信号を駆動回路42、発光ダイオード43を介して赤外線に変換して送信する。リモコン送信22の電気的構成はリモコン送信13に類似しているけれども、キーボードを含まず制御回路15からの制御信号が直接、送信回路24に出力される。
【0020】
図3は、リモコン受信回路14,24の回路図を示す。リモコン送信13,22から送信された赤外線は、フォトダイオード46で受光され、制御信号に変換され、増幅回路47で増幅される。増幅された制御信号は、検波/波形整形回路48で、検波/波形整形され、受信回路49を介して、制御回路15,26に出力される。
【0021】
図4は、液晶表示機器11を動画モードに設定するための処理内容を示すフローチャートである。ステップa1において、処理をスタートさせる。ステップa2では、リモコン送信13において、動画モードに設定するための操作を行い、リモコン受信回路14に制御信号を送信する。ステップa3では、リモコン受信回路14は、リモコン送信13からの制御信号を受信し、その制御信号を制御回路15に出力する。ステップa4では、制御回路15は、リモコン受信回路14から入力された制御信号が表す命令コードを解読し、液晶表示機器11を動画モードに設定する。
【0022】
ステップa5において、制御回路15は、液晶表示機器11のリモコン送信22から、ビデオテープレコーダ17のリモコン受信回路24にビデオテープレコーダ17を再生モードに設定するための制御信号を送信する。ステップa6において、リモコン受信回路24は、リモコン送信22からの制御信号を受信し、制御回路26に出力する。ステップa7では、制御回路26は、リモコン受信回路24から入力された制御信号が表す命令コードを解読し、ビデオテープレコーダ17を再生モードに設定する。ステップa8では、ビデオテープレコーダ17で再生された映像信号が液晶表示機器11に与えられ、液晶表示機器11には動画が表示される。
【0023】
図5は、液晶表示機器11を静止画モードに設定するための処理内容を示すフローチャートである。ステップb1において処理をスタートさせる。ステップb2では、リモコン送信13において静止画モードに設定するための操作を行い、リモコン受信回路14に制御信号を送信する。ステップb3では、リモコン受信回路14は、リモコン送信13からの制御信号を受信し、その制御信号を制御回路15に出力する。ステップb4では、制御回路15は、リモコン受信回路14から入力された制御信号が表す命令コードを解読し、液晶表示機器11を静止画モードに設定する。
【0024】
ステップb5において制御回路15は、液晶表示機器11のリモコン送信22から、ビデオテープレコーダ17のリモコン受信回路24に、ビデオテープレコーダ17を再生停止モードに設定するための制御信号を与える。ステップb6において、リモコン受信回路24はリモコン送信22からの制御信号を受信し、制御回路26に出力する。ステップb7では、制御回路26は、リモコン受信回路24から入力された制御信号が表す命令コードを解読し、ビデオテープレコーダ17を再生停止モードに設定する。ステップb8では、ビデオテープレコーダ17において、再生が停止される。液晶表示機器11の表示画面19には、ステップb4の処理のときにビデオテープレコーダ17から入力された映像信号に基づいて、静止画が表示される。
【0025】
図4、図5で示されるフローチャートに基づいて液晶表示機器11が動作しているときリモコン送信13から送信される制御信号とリモコン送信22から送信される制御信号が相互に干渉すると、液晶表示機器11およびビデオテープレコーダ17が誤動作する場合がある。そこで、図6に示されるように、リモコン送信13から制御信号が送信された場合、その制御信号を処理する最小時間tをあけて、リモコン送信22からの制御信号を送信する必要がある。
【0026】
また、図1で示されるビデオテープレコーダ17は、一般に市販され、複数の機種がある。しかし、ビデオテープレコーダ17に対応するリモコン送信の制御信号における命令コードは、機種毎に異なる。そのため、ビデオテープレコーダ17の機種毎に専用の液晶表示機器11を製造する必要がある。
【0027】
そこで、液晶表示機器11にビデオテープレコーダ機種記憶部21を設け、異なる機種のビデオテープレコーダの前述の命令コードを予め記憶しておく。その場合、たとえば、ビデオテープレコーダ17の機種が「A」の場合、操作手段20からその機種情報「A」を入力することによって、制御回路15は、ビデオテープレコーダ17が機種「A」であるということを判断する。これによって制御回路15は、リモコン送信22から機種「A」に基づいた命令コードを機種「A」のビデオテープレコーダ17のリモコン受信回路24に与えることができる。
【0028】
図7は、本発明の前提となる学習リモコンの電気的構成を示すブロック図である。学習リモコンとは、リモコン操作の対象となるビデオテープレコーダの機種が異なった場合に、その機種に対応する命令コードを学習して記憶する機能であり、これによって任意のビデオテープレコーダに対応することができる。したがって、図1で示されるリモコン送信13の代わりに学習リモコンを用いることによって、ビデオテープレコーダ機種記憶部21を設けなくてもよい。
【0029】
図7で示される学習リモコンに、新しい機種のビデオテープレコーダの命令コードを記憶させる場合について以下に説明する。まず、学習リモコンを新しい機種の命令コードを学習し記憶するモードに設定する。次に新しい機種のビデオテープレコーダに対応するリモコン送信から、記憶させる命令コードを含んだ制御信号を学習リモコンのフォトダイオード55に送信する。次にフォトダイオード55に入力された制御信号は、増幅回路56、検波/波形整形回路57を介し、命令コードに再生される。CPU58は、その命令コードをランダムアクセスメモリ(以下「RAM」と略称する。)59に記憶させる。前述の処理を繰返すことによって、リモコン送信が送出する全ての命令コードをRAM59に記憶させる。RAM59は、記憶内容が消去しないように電池62でバックアップされている。
【0030】
したがって、図7で示される学習リモコンのCPU58に命令を与えることによって、その命令はCPU58によって解読され、CPU58はその命令に対する命令コードをRAM59から読出す。次にCPU58は、その命令コードを含む制御信号を駆動回路60、発光ダイオード61を介してビデオテープレコーダ17のリモコン受信回路24に送信する。
【0031】
図8は、本発明の実施例である遠隔制御表示装置70の構成図である。この遠隔制御表示装置70は、図1で示される遠隔制御表示装置10に類似し、対応する部分には同一の参照符号を付し、詳細な説明は前述しているので省略する。この遠隔制御表示装置70の概略的な動作について以下に説明する。リモコン送信13は、操作者の操作に基づいて、制御信号を送信する。その制御信号はスクリーン71で反射され、液晶表示機器11のリモコン受信回路14に受信される。液晶表示機器11は受信した制御信号に基づいて、表示モードを変更するとともに、その表示モードに対応してビデオテープレコーダ17を制御するために、ケーブル73で接続されたリモコン送信22から制御信号をビデオテープレコーダ17の受信回路24へ送信する。
【0032】
ビデオテープレコーダ17は、受信回路24に入力された制御信号に基づいて制御される。たとえば、液晶表示機器11が、動画モードに設定されていれば、ビデオテープレコーダ17は、再生モードに設定され、再生した映像信号をケーブル75を介して液晶表示機器11へ出力する。液晶表示機器11の表示画面19の画像は、映像拡大機器77の映像拡大手段78によって、スクリーン71上に拡大投影される。リモコン送信22は、液晶表示機器11にケーブル73を介して接続されている
【0033】
以上のように、操作者は1つのリモコン送信13を操作することによって、ビデオテープレコーダ17および液晶表示機器11のモードを容易に設定することができ、遠隔制御表示装置10,70を統合的に制御することができる。
【0034】
以上遠隔制御表示について説明したけれども、既存の機器である表示機器11に新規の機器であるビデオテープレコーダ17を接続して有用な遠隔制御表示装置を構築し、かつ既存の機器である表示機器11第1リモコン送信機13によって遠隔操作される場合において、新規の機器であるビデオテープレコーダ17に関連して本発明を実施することができる。また既存の機器であるビデオテープレコーダ17が外部からの制御信号を入力するための制御端子を備えず、リモコン送信のみで制御される場合、本発明を実施することは特に効果が大きい。
【0035】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、主の機器である表示機器11は、第1リモコン送信機13によって、自己の制御状態に応じて、従の機器であるビデオテープレコーダ17を遠隔制御することができる。したがって、複数の機器、すなわち表示機器11とビデオテープレコーダ17とを個別の手段により制御する必要がなく、操作性が優れ、かつ統合的に複数の機器、すなわち表示機器11とビデオテープレコーダ17とを制御することができる遠隔制御表示装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の前提となる遠隔制御表示装置10の電気的構成を示すブロック図である。
【図2】図1で示されるリモコン送信13の電気的構成を示すブロック図である。
【図3】図1で示されるリモコン受信回路14,24の電気的構成を示すブロック図である。
【図4】図1で示される遠隔制御表示装置10を動画モードに設定するためのフローチャートである。
【図5】図1で示される遠隔制御表示装置10を静止画モードに設定するためのフローチャートである。
【図6】リモコン送信13,22から送信される制御信号のタイムチャートである。
【図7】本発明の前提となる学習リモコンの電気的構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の実施例である遠隔制御表示装置70の構成図である。
【図9】従来の遠隔制御表示装置1の電気的構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 遠隔制御表示装置
11 液晶表示機器
13,22 リモコン送信
14,24 リモコン受信回路
15,26 制御回路
16 表示体駆動回路
17 ビデオテープレコーダ
19 表示画面
20,32 操作手段
21 ビデオテープレコーダ機種記憶部
28 ビデオテープ
30 ヘッド

Claims (1)

  1. (a)表示機器(11)であって、
    (a1)画像を表示する表示画面(19)を有する表示体(23)と、
    (a2)動画モードと静止画モードとを設定するための赤外線の表示機器用制御信号を受信する第1リモコン受信回路(14)と、
    (a3)複数のビデオテープレコーダ機種毎の再生モードと再生停止モードとの各命令コードを予め記憶するビデオテープレコーダ機種記憶部(21)と、
    (a4)前記ビデオテープレコーダ機種を入力して設定する操作手段(20)と、
    (a5)第1制御回路(15)であって、
    第1リモコン受信回路(14)と操作手段(20)との出力に応答し、
    表示機器用制御信号に対応して動画モードと静止画モードとに設定され、
    動画モードでは、受信した映像信号を、表示体(23)によって動画で表示させるとともに、ビデオテープレコーダ機種記憶部(21)に記憶されている再生モードの操作手段(20)によって設定されたビデオテープレコーダ機種の命令コードによって再生モード設定用制御信号を導出し、
    静止画モードでは、静止画モードの表示機器用制御信号の第1リモコン受信回路(14)による受信時の映像信号を、表示体(23)によって静止画で表示させるとともに、ビデオテープレコーダ機種記憶部(21)に記憶されている再生停止モードの操作手段(20)によって設定されたビデオテープレコーダ機種の命令コードによって再生停止モード設定用制御信号を導出する第1制御回路(15)とを有する表示機器(11)と、
    (b)操作者によって操作されるキーボード(40)を有し、このキーボード(40)の出力に基づいて、動画モードと静止画モードとを設定する表示機器用制御信号を、第1リモコン受信回路(14)に赤外線で送信する第1リモコン送信機(13)と、
    (c)第1制御回路(15)からの前記再生モード設定用制御信号と、前記再生停止モード設定用制御信号とを、導く第1ケーブル(73)と、
    (d)映像信号を導く第2ケーブル(75)と、
    (e)前記第1ケーブル(73)を介する前記再生モード設定用制御信号と、前記再生停止モード設定用制御信号とを、赤外線で送信する第2リモコン送信機(22)と、
    (f)ビデオテープレコーダ(17)であって、
    (f1)第2リモコン送信機(22)からの前記再生モード設定用制御信号と、前記再生停止モード設定用制御信号とを受信する第2リモコン受信回路(24)と、
    (f2)映像信号が記憶されているビデオテープ(28)と、
    (f3)第2制御回路(26)であって、
    第2リモコン受信回路(24)の出力に応答し、
    前記再生モード設定用制御信号に対応して再生モードに設定され、この再生モードでは、ビデオテープ(28)を再生して、その再生した映像信号を、前記第2ケーブル(75)を介して、第1制御回路(15)に与え、
    前記再生停止モード設定用制御信号に対応して再生停止モードに設定され、この再生停止モードでは、前記再生を停止する第2制御回路(26)とを有するビデオテープレコーダ(17)とを含むことを特徴とする遠隔制御表示装置。
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