JPH05154961A - 弗素樹脂被覆物及びその製造方法 - Google Patents
弗素樹脂被覆物及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH05154961A JPH05154961A JP35745191A JP35745191A JPH05154961A JP H05154961 A JPH05154961 A JP H05154961A JP 35745191 A JP35745191 A JP 35745191A JP 35745191 A JP35745191 A JP 35745191A JP H05154961 A JPH05154961 A JP H05154961A
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- JP
- Japan
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- stainless steel
- fluoroplastic
- coating
- base material
- coated
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ステンレス基材上に撥水性,非粘着性,防汚
性を付与し,しかも強固な密着性と耐熱性を有する弗素
樹脂被覆物及びその製造方法を提供するものであり、特
に従来製品に比べてより強固な密着力により耐久性を向
上させると共に後加工性を付与する。 【構成】 弗素樹脂被覆物は,ステンレス基材上にFE
Pを80重量%以上,PFAもしくはPTFEもしくは
その混合物を20重量%以下含んでなる弗素樹脂が被覆
されてなることを特徴とする。又その製造方法は,平板
状のステンレス基材に弗素樹脂を被覆した後,プレス加
工,曲げ加工等により所望の形状に加工することを特徴
とする。
性を付与し,しかも強固な密着性と耐熱性を有する弗素
樹脂被覆物及びその製造方法を提供するものであり、特
に従来製品に比べてより強固な密着力により耐久性を向
上させると共に後加工性を付与する。 【構成】 弗素樹脂被覆物は,ステンレス基材上にFE
Pを80重量%以上,PFAもしくはPTFEもしくは
その混合物を20重量%以下含んでなる弗素樹脂が被覆
されてなることを特徴とする。又その製造方法は,平板
状のステンレス基材に弗素樹脂を被覆した後,プレス加
工,曲げ加工等により所望の形状に加工することを特徴
とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,ステンレス基材上に撥
水性,非粘着性,防汚性を付与し,しかも強固な密着性
と耐熱性を有する弗素樹脂被覆物及びその製造方法に関
するものである。
水性,非粘着性,防汚性を付与し,しかも強固な密着性
と耐熱性を有する弗素樹脂被覆物及びその製造方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来,弗素樹脂を用いた撥水性,非粘着
性,防汚性付与物品としては,アルミやステンレス等の
金属基材上にポリアミドイミド等のバインダーを含有す
るプライマーを介して弗素樹脂を被覆したものが一般的
で,フライパン,ホットプレート,ジャー炊飯器内釜等
の厨房用途によく用いられている。ただし,平板状の基
材に被覆を施した後,プレスや曲げ等の後加工をしよう
とすると接着力が不充分であったり,又接着力を上げよ
うとするとプライマー層が加工時の伸びに追従できない
等の問題があった。
性,防汚性付与物品としては,アルミやステンレス等の
金属基材上にポリアミドイミド等のバインダーを含有す
るプライマーを介して弗素樹脂を被覆したものが一般的
で,フライパン,ホットプレート,ジャー炊飯器内釜等
の厨房用途によく用いられている。ただし,平板状の基
材に被覆を施した後,プレスや曲げ等の後加工をしよう
とすると接着力が不充分であったり,又接着力を上げよ
うとするとプライマー層が加工時の伸びに追従できない
等の問題があった。
【0003】これに対しアルミを基材とする場合には,
アルミ表面にエッチング等による微細な凹凸を設けて,
もっぱら弗素樹脂を物理的に密着させる方法もよく用い
られる。この方法によれば,プレス成形,曲げ等の後加
工によっても塗膜が追従できるため,後加工を目的とし
た平板状の基材への被覆にはこの方法が用いられてき
た。しかしながらステンレス等の耐蝕性に優れた基材
に,物理的密着性が得られるような微細な凹凸を形成す
ることが困難であるため後加工ができる弗素樹脂被覆物
が得られていないのが現状である。
アルミ表面にエッチング等による微細な凹凸を設けて,
もっぱら弗素樹脂を物理的に密着させる方法もよく用い
られる。この方法によれば,プレス成形,曲げ等の後加
工によっても塗膜が追従できるため,後加工を目的とし
た平板状の基材への被覆にはこの方法が用いられてき
た。しかしながらステンレス等の耐蝕性に優れた基材
に,物理的密着性が得られるような微細な凹凸を形成す
ることが困難であるため後加工ができる弗素樹脂被覆物
が得られていないのが現状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は,ステンレス
基材上に撥水性,非粘着性,防汚性を付与し,しかも強
固な密着性と耐熱性を有する弗素樹脂被覆物及びその製
造方法を提供しようとするものであり,従来製品に比べ
てより強固な密着力により耐久性を向上させると共に後
加工性の付与という課題を解決しようとするものであ
る。むろん既に所望の形状に加工したステンレスへのコ
ーティングにも有効で,特にプレスや曲げ等の後加工を
行う場合のみに限定するものではない。
基材上に撥水性,非粘着性,防汚性を付与し,しかも強
固な密着性と耐熱性を有する弗素樹脂被覆物及びその製
造方法を提供しようとするものであり,従来製品に比べ
てより強固な密着力により耐久性を向上させると共に後
加工性の付与という課題を解決しようとするものであ
る。むろん既に所望の形状に加工したステンレスへのコ
ーティングにも有効で,特にプレスや曲げ等の後加工を
行う場合のみに限定するものではない。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願の第1の発明は,ス
テンレス基材上にFEPを80重量%以上,PFAもし
くはPTFEもしくはその混合物を20重量%以下含ん
でなる弗素樹脂が被覆されてなることを特徴とする弗素
樹脂被覆物である。
テンレス基材上にFEPを80重量%以上,PFAもし
くはPTFEもしくはその混合物を20重量%以下含ん
でなる弗素樹脂が被覆されてなることを特徴とする弗素
樹脂被覆物である。
【0006】なお,本願の第1の発明の実施の態様とし
て少なくとも下記が含まれる。 (イ)最外層にPFAもしくはPTFEもしくはその混
合物が被覆されてなることを特徴とする上記第1の発明
の弗素樹脂被覆物。
て少なくとも下記が含まれる。 (イ)最外層にPFAもしくはPTFEもしくはその混
合物が被覆されてなることを特徴とする上記第1の発明
の弗素樹脂被覆物。
【0007】(ロ)弗素樹脂中に1重量%以上25重量
%以下の無機顔料を含んでなることを特徴とする上記第
1の発明のもしくは上記実施態様(イ)記載の弗素樹脂
被覆物。
%以下の無機顔料を含んでなることを特徴とする上記第
1の発明のもしくは上記実施態様(イ)記載の弗素樹脂
被覆物。
【0008】(ハ)無機顔料が,マイカ,顔料被覆マイ
カ,酸化チタン,弗化グラファイト,グラファイト,カ
ーボン,鱗片状窒化ホウ素のいずれかもしくはそれらの
混合物であることを特徴とする上記実施態様(ロ)記載
の弗素樹脂被覆物。
カ,酸化チタン,弗化グラファイト,グラファイト,カ
ーボン,鱗片状窒化ホウ素のいずれかもしくはそれらの
混合物であることを特徴とする上記実施態様(ロ)記載
の弗素樹脂被覆物。
【0009】また,本願の第2の発明は,第1の発明を
得るための製造方法に関し,平板状のステンレス基材に
弗素樹脂を被覆した後,プレス加工,曲げ加工等により
所望の形状に加工することを特徴とする第1の発明記載
の弗素樹脂被覆物の製造方法である。
得るための製造方法に関し,平板状のステンレス基材に
弗素樹脂を被覆した後,プレス加工,曲げ加工等により
所望の形状に加工することを特徴とする第1の発明記載
の弗素樹脂被覆物の製造方法である。
【0010】以下に本発明を詳細に説明する。
【作用】本発明で用いるステンレス基材としては,市販
される各種微量成分を含むものが広く用いられる。基材
は平板であってもあるいは所望の形状に加工されたもの
でもよい。ステンレス基材表面はそのまま用いてもよい
が,エッチング,プラスト等の粗面化を行うと有効であ
る。本発明は従来,物理的接着を行わせるための微細な
凹凸の形成が困難であったステンレス基材に対して,良
好な接着力をエッチング等なしでも与えるものである
が,エッチングやブラスト等を行えばより強固な接着が
行えるのでより好ましい。
される各種微量成分を含むものが広く用いられる。基材
は平板であってもあるいは所望の形状に加工されたもの
でもよい。ステンレス基材表面はそのまま用いてもよい
が,エッチング,プラスト等の粗面化を行うと有効であ
る。本発明は従来,物理的接着を行わせるための微細な
凹凸の形成が困難であったステンレス基材に対して,良
好な接着力をエッチング等なしでも与えるものである
が,エッチングやブラスト等を行えばより強固な接着が
行えるのでより好ましい。
【0011】本発明で用いる弗素樹脂としては,PTF
E(ポリテトラフルオロエチレン),PFA(テトラフ
ルオロエチレン〜パーフルオロアルキルビニルエーテル
共重合体),FEP(テトラフルオロエチレン〜ヘキサ
フルオロプロピレン共重合体)の粉体やディスパージョ
ンが用いられる。
E(ポリテトラフルオロエチレン),PFA(テトラフ
ルオロエチレン〜パーフルオロアルキルビニルエーテル
共重合体),FEP(テトラフルオロエチレン〜ヘキサ
フルオロプロピレン共重合体)の粉体やディスパージョ
ンが用いられる。
【0012】通常,弗素樹脂はプライマーなしには到底
実用的接着力が得られない。唯一,化学的あるいは電気
化学的エッチングにより極めて微細な凹凸を形成したア
ルミニウムやアルミニウム合金には物理的に密着して実
用的接着力が得られている。
実用的接着力が得られない。唯一,化学的あるいは電気
化学的エッチングにより極めて微細な凹凸を形成したア
ルミニウムやアルミニウム合金には物理的に密着して実
用的接着力が得られている。
【0013】ところが本発明者らは各種弗素樹脂のステ
ンレス基材への接着を鋭意検討した結果,おどろくべき
ことにFEPのみをコーティングすると,予想外に強固
な接着力が得られることを見い出した。さらに検討を行
い,弗素樹脂中の重量%でFEPが80重量%以上にお
いて、その接着力が顕著に高いことを見い出した。
ンレス基材への接着を鋭意検討した結果,おどろくべき
ことにFEPのみをコーティングすると,予想外に強固
な接着力が得られることを見い出した。さらに検討を行
い,弗素樹脂中の重量%でFEPが80重量%以上にお
いて、その接着力が顕著に高いことを見い出した。
【0014】尚,FEP以外に混合して用いて有効な弗
素樹脂は,耐熱性が向上できるという観点からPFA,
PTFEもしくはその混合物に限定される。もちろんF
EPのみを用い,これらを混合しなくてもよい。さらに
被覆物全体の耐熱性を向上させる目的で,最外層にPF
A,PTFEもしくはその混合物を積層すると効果的で
ある。
素樹脂は,耐熱性が向上できるという観点からPFA,
PTFEもしくはその混合物に限定される。もちろんF
EPのみを用い,これらを混合しなくてもよい。さらに
被覆物全体の耐熱性を向上させる目的で,最外層にPF
A,PTFEもしくはその混合物を積層すると効果的で
ある。
【0015】また本発明においてステンレス基材に直接
被覆される弗素樹脂あるいは最外層に被覆される弗素樹
脂あるいはその双方に無機顔料を添加し対摩耗性や外観
を向上させることができる。
被覆される弗素樹脂あるいは最外層に被覆される弗素樹
脂あるいはその双方に無機顔料を添加し対摩耗性や外観
を向上させることができる。
【0016】本発明において弗素樹脂中に混合して用い
られる無機顔料としては,マイカ,顔料被覆マイカ,グ
ラファイト,弗化グラファイト,鱗片状酸化鉄,鱗片状
窒化ホウ素,鱗片状金属片等の鱗片状顔料,酸化チタ
ン,カーボン,群青,べんがら等一般の無機顔料など広
く利用できる。上述のようにこれらは色彩や光沢等の外
観の向上,摺動・摩耗耐久性の向上などを目的として添
加される。外観・耐久性向上の目的からは固形分中1重
量%以上が好適な配合量となる。また固形分中25重量
%をこえると表面の非粘着性や塗膜形成性が失われるの
で,これ以下の範囲で配合するのが好ましい。上記の好
適な配合の範囲は,顔料の種類や,外観向上,摺動性向
上等目的によっても若干異なるものであり,適宜決定さ
れるべきであるが,およそ上記範囲内にて選択すること
ができる。
られる無機顔料としては,マイカ,顔料被覆マイカ,グ
ラファイト,弗化グラファイト,鱗片状酸化鉄,鱗片状
窒化ホウ素,鱗片状金属片等の鱗片状顔料,酸化チタ
ン,カーボン,群青,べんがら等一般の無機顔料など広
く利用できる。上述のようにこれらは色彩や光沢等の外
観の向上,摺動・摩耗耐久性の向上などを目的として添
加される。外観・耐久性向上の目的からは固形分中1重
量%以上が好適な配合量となる。また固形分中25重量
%をこえると表面の非粘着性や塗膜形成性が失われるの
で,これ以下の範囲で配合するのが好ましい。上記の好
適な配合の範囲は,顔料の種類や,外観向上,摺動性向
上等目的によっても若干異なるものであり,適宜決定さ
れるべきであるが,およそ上記範囲内にて選択すること
ができる。
【0017】顔料の中でも,外観や物性改良効果が共に
優れているものとして,マイカ,顔料被覆マイカ,酸化
チタン,弗化グラファイト,グラファイト,カーボン,
鱗片状窒化ホウ素が挙げられる。尚,顔料は各々単独で
用いてもよく,又混合物として用いても良い。
優れているものとして,マイカ,顔料被覆マイカ,酸化
チタン,弗化グラファイト,グラファイト,カーボン,
鱗片状窒化ホウ素が挙げられる。尚,顔料は各々単独で
用いてもよく,又混合物として用いても良い。
【0018】尚,本発明による被覆物は強固な接着力の
塗膜が得られ,プレス加工,曲げ加工等に耐え得るもの
であるので,平板状のステンレス基材に被覆した後,所
望の形状にプレスあるいは曲げ等により加工する用途に
おいて,より大きな効果を発揮する。ただし,既に加工
された形状の基材に後から被覆する方法を除外するもの
でなくそのような方法においても強固な接着力が塗膜に
耐久性を与えるので好適である。
塗膜が得られ,プレス加工,曲げ加工等に耐え得るもの
であるので,平板状のステンレス基材に被覆した後,所
望の形状にプレスあるいは曲げ等により加工する用途に
おいて,より大きな効果を発揮する。ただし,既に加工
された形状の基材に後から被覆する方法を除外するもの
でなくそのような方法においても強固な接着力が塗膜に
耐久性を与えるので好適である。
【0019】
【実施例】以下に本発明を実施例をもってさらに説明す
る。 実施例1〜2および比較例1〜3 板厚0.4mmのステンレス平板(SUS430)の表
面を研摩布で軽く研摩したのち,表1に示す配合比に調
整した弗素樹脂分散液を厚さ約30μに塗布し150℃
で約10分間乾燥させたのち,430℃にて20分間の
焼結を行った。得られた被覆物(膜厚は約15μであっ
た)の接着力の評価も表1に示す。被膜は青色メタリッ
ク調で美しい外観であった。また,実施例1〜2で得ら
れた被覆物を半径10mmの軸にそって90°の角度に
曲げ試験を行っても塗膜の剥離や白化はなく良好であっ
た。
る。 実施例1〜2および比較例1〜3 板厚0.4mmのステンレス平板(SUS430)の表
面を研摩布で軽く研摩したのち,表1に示す配合比に調
整した弗素樹脂分散液を厚さ約30μに塗布し150℃
で約10分間乾燥させたのち,430℃にて20分間の
焼結を行った。得られた被覆物(膜厚は約15μであっ
た)の接着力の評価も表1に示す。被膜は青色メタリッ
ク調で美しい外観であった。また,実施例1〜2で得ら
れた被覆物を半径10mmの軸にそって90°の角度に
曲げ試験を行っても塗膜の剥離や白化はなく良好であっ
た。
【0020】評価方法は以下の通りである。 (碁盤目試験)コーティング面にJIS K 5400
−1990,8.5.2に規定された碁盤目100ます
を作成し,この面にセロテープ(ニチバン(株))を充
分に密着させ,ただちに引き剥がす。新しいセロテープ
でこの引き剥がしを40回行い100ます中何ますが残
存しているかを評価する。
−1990,8.5.2に規定された碁盤目100ます
を作成し,この面にセロテープ(ニチバン(株))を充
分に密着させ,ただちに引き剥がす。新しいセロテープ
でこの引き剥がしを40回行い100ます中何ますが残
存しているかを評価する。
【0021】
【表1】
【0022】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば,
ステンレス基材上に撥水性,非粘着性,防汚性を付与
し,しかも強固な密着性と耐熱性を有する弗素樹脂被覆
物が得られるので,従来製品に比べてより強固な密着力
により耐久性を向上させると共に特にステンレス等の通
常コーティング後の後加工が困難な弗素樹脂被覆物にお
いて後加工性が付与できる。むろん特にプレスや曲げ等
の後加工を行なわない場合にも耐久性に関し,大きな効
果が得られる。
ステンレス基材上に撥水性,非粘着性,防汚性を付与
し,しかも強固な密着性と耐熱性を有する弗素樹脂被覆
物が得られるので,従来製品に比べてより強固な密着力
により耐久性を向上させると共に特にステンレス等の通
常コーティング後の後加工が困難な弗素樹脂被覆物にお
いて後加工性が付与できる。むろん特にプレスや曲げ等
の後加工を行なわない場合にも耐久性に関し,大きな効
果が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 27:20)
Claims (2)
- 【請求項1】 ステンレス基材上にFEPを80重量%
以上,PFAもしくはPTFEもしくはその混合物を2
0重量%以下含んでなる弗素樹脂が被覆されてなること
を特徴とする弗素樹脂被覆物。 - 【請求項2】 平板状のステンレス基材に弗素樹脂を被
覆した後,プレス加工,曲げ加工等により所望の形状に
加工することを特徴とする請求項1記載の弗素樹脂被覆
物の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35745191A JPH05154961A (ja) | 1991-12-02 | 1991-12-02 | 弗素樹脂被覆物及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35745191A JPH05154961A (ja) | 1991-12-02 | 1991-12-02 | 弗素樹脂被覆物及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05154961A true JPH05154961A (ja) | 1993-06-22 |
Family
ID=18454195
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35745191A Pending JPH05154961A (ja) | 1991-12-02 | 1991-12-02 | 弗素樹脂被覆物及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05154961A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997038046A1 (de) * | 1996-04-10 | 1997-10-16 | Glyco-Metall-Werke Glyco B.V. & Co. Kg | Verwendung von eisenoxid als verschleiss- und kavitationshemmender zusatz in kunststoffgleitschichten von verbundlagern für ölgeschmierte anwendungen |
DE19935721A1 (de) * | 1999-07-29 | 2001-02-08 | Volkmar Eigenbrod | Hochtemperaturbeständiger Schichtverbund |
WO2004052987A1 (ja) * | 2002-12-11 | 2004-06-24 | Daikin Industries, Ltd. | フッ素樹脂組成物、フッ素樹脂組成物製造方法、半導体製造装置及び被覆電線 |
JP2011208803A (ja) * | 2010-03-09 | 2011-10-20 | Sumitomo Electric Fine Polymer Inc | 摺動部材 |
JP2011208802A (ja) * | 2010-03-09 | 2011-10-20 | Sumitomo Electric Fine Polymer Inc | 摺動部材 |
-
1991
- 1991-12-02 JP JP35745191A patent/JPH05154961A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997038046A1 (de) * | 1996-04-10 | 1997-10-16 | Glyco-Metall-Werke Glyco B.V. & Co. Kg | Verwendung von eisenoxid als verschleiss- und kavitationshemmender zusatz in kunststoffgleitschichten von verbundlagern für ölgeschmierte anwendungen |
DE19935721A1 (de) * | 1999-07-29 | 2001-02-08 | Volkmar Eigenbrod | Hochtemperaturbeständiger Schichtverbund |
DE19935721C2 (de) * | 1999-07-29 | 2003-08-28 | Rhenotherm Kunststoffbeschicht | Hochtemperaturbeständiger Schichtverbund |
WO2004052987A1 (ja) * | 2002-12-11 | 2004-06-24 | Daikin Industries, Ltd. | フッ素樹脂組成物、フッ素樹脂組成物製造方法、半導体製造装置及び被覆電線 |
JPWO2004052987A1 (ja) * | 2002-12-11 | 2006-04-13 | ダイキン工業株式会社 | フッ素樹脂組成物、フッ素樹脂組成物製造方法、半導体製造装置及び被覆電線 |
JP4876395B2 (ja) * | 2002-12-11 | 2012-02-15 | ダイキン工業株式会社 | フッ素樹脂組成物、フッ素樹脂組成物製造方法、半導体製造装置及び被覆電線 |
JP2011208803A (ja) * | 2010-03-09 | 2011-10-20 | Sumitomo Electric Fine Polymer Inc | 摺動部材 |
JP2011208802A (ja) * | 2010-03-09 | 2011-10-20 | Sumitomo Electric Fine Polymer Inc | 摺動部材 |
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