JPH05153550A - 映像信号の記録装置および再生装置 - Google Patents

映像信号の記録装置および再生装置

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JPH05153550A
JPH05153550A JP31784591A JP31784591A JPH05153550A JP H05153550 A JPH05153550 A JP H05153550A JP 31784591 A JP31784591 A JP 31784591A JP 31784591 A JP31784591 A JP 31784591A JP H05153550 A JPH05153550 A JP H05153550A
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Japan
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video signal
signal
frame
recording
signals
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JP31784591A
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Shoichi Nishino
正一 西野
Toyohiko Matsuda
豊彦 松田
Shigeru Awamoto
繁 粟本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 各種映像信号について、広帯域の映像信号の
記録データ量を極端に多くせず、圧縮率を小さくしても
画質を悪くしない映像信号記録再生装置。 【構成】 ディジタル化された標準テレビジョン信号を
第1の映像信号10とし、第1の映像信号20より広帯
域のディジタル化させたテレビジョン信号を第2の映像
信号とし、第2の映像信号20の2フレーム単位でフレ
ーム間の画素値の加算値で構成されるフレームと差分値
で構成されるフレームを得るフレーム間演算手段30
と、フレーム間演算手段30の出力信号または第1の映
像信号10をフレーム単位の2次元直交変換を用いて圧
縮するフレーム内圧縮処理手段40と、フレーム内圧縮
処理手段40より得る信号を記録媒体60上に記録する
記録手段50とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画面の横縦比が4:3
の標準テレビジョン信号、16:9の標準ワイドテレビ
ジョン信号および高品位テレビジョン信号などの映像信
号の帯域の異なる映像信号をディジタル化し、さらにデ
ータ量を圧縮して記録・再生する映像信号の記録再生装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、画像信号は情報量が非常に大き
いために記録あるいは伝送を行なうにあたって、高能率
符号化によって画質劣化が視覚的に目だたないように情
報量を削減する方法が用いられる。例えば、図7は直交
変換を用いた符号化装置の構成を示したブロック図であ
る。まず、入力端子1から入力された入力信号をブロッ
ク化器2によって所定の大きさのブロックにブロック化
する。次に、各ブロックに対し直交変換器3で直交変換
を行なった後、符号化器4によって符号化する。ここ
で、符号後のデータ量は予め定められているため、符号
化器5では符号化後のデータ量が予め定められた量以下
となるような制御を行なう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の構成では以下に示す課題を有している。
【0004】すなわち、入力される信号として単一の信
号だけでなく、異なった信号帯域の信号、つまり横縦比
4:3の標準テレビジョン信号、また横縦比16:9の
標準ワイドテレビジョン信号、さらに広帯域の高品位テ
レビジョン信号が入力された場合を考える。これらの信
号帯域を忠実に表現するには、それぞれのテレビジョン
信号をディジタル化する標本化周波数を変えなければな
らない。広帯域な映像信号ほど高い標本化周波数を必要
とするので、その入力データ量は多くなる。よって、そ
れぞれの映像信号に対して同一の高能率符号化を行え
ば、圧縮率が同一ならば広帯域の映像信号ほど符号化デ
ータ量、つまり記録データ量が多くなってしまう。また
記録データ量を同一にすれば、広帯域な映像信号ほど圧
縮率が小さくなって画質を悪くするという課題を有して
いた。
【0005】本発明はかかる従来の映像の記録、再生装
置の課題に鑑み、横縦比4:3、16:9、さらに高品
位画像信号のいずれの映像信号にも記録再生が可能であ
って、広帯域の映像信号の記録データ量を極端に多くせ
ず、かつ圧縮率を小さくしても画質を悪くしないような
映像信号の記録、再生装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の映像信号の記録
装置は、ディジタル化された標準テレビジョン信号を第
1の映像信号とし、前記第1の映像信号より広帯域のデ
ィジタル化させたテレビジョン信号を第2の映像信号と
し、前記第2の映像信号の2フレーム単位でフレーム間
の画素値の加算値で構成されるフレームと差分値で構成
されるフレームを得るフレーム間演算手段と、前記フレ
ーム間演算手段の出力信号または前記第1の映像信号を
フレーム単位の2次元直交変換を用いて圧縮するフレー
ム内圧縮処理手段と、前記フレーム内圧縮処理手段より
得る信号を記録媒体上に記録する記録手段を備えてい
る。そして、映像信号の再生装置は、前記映像信号の記
録装置により記録された記録信号を前記記録媒体より得
て再生信号とする再生手段と、前記再生信号を2次元逆
直交変換を用いてフレーム単位の映像信号を得るフレー
ム内伸張処理手段と、前記フレーム内伸張処理手段の出
力信号の2フレーム単位でフレーム間の画素値の加算値
で構成されるフレームと差分値で構成されるフレームを
得るフレーム間逆演算手段とを備えており、前記記録信
号が前記第1の映像信号の記録信号である時は前記フレ
ーム内伸張処理手段の出力信号を出力映像信号とし、前
記第2の映像信号である時は前記フレーム間逆演算手段
の出力信号を出力映像信号とするものである。
【0007】また本発明の映像信号の記録装置は、ディ
ジタル化された標準テレビジョン信号を第1の映像信号
とし、前記第1の映像信号より広帯域のディジタル化さ
せたテレビジョン信号を第2の映像信号とし、前記第2
の映像信号のフレーム毎に画面をn(nは正整数)分割
して第1から第nの部分映像信号を得る画面分割手段
と、前記第1から第nの部分映像信号の各部分映像信号
の2フレーム単位でフレーム間の画素値の加算値で構成
されるフレームと差分値で構成されるフレームを得る第
1から第nのフレーム間演算手段と、前記第1のフレー
ム間演算手段の出力信号または前記第1の映像信号をフ
レーム単位の2次元直交変換を用いて圧縮する第1のフ
レーム内圧縮処理手段と、前記第2から第nのフレーム
間演算手段の各出力信号をフレーム単位の2次元直交変
換を用いて圧縮する第2から第nのフレーム内圧縮処理
手段と、前記第1から第nのフレーム内圧縮処理手段よ
り得る各信号を記録媒体上に記録する第1から第nの記
録手段を備えている。そして、その映像信号の記録装置
により記録された記録信号を再生する映像信号の再生装
置は、前記記録媒体より得て再生信号とする第1から第
nの再生手段と、前記第1から第nの再生手段より得る
各再生信号を2次元逆直交変換を用いてフレーム単位の
映像信号を得る第1から第nのフレーム内伸張処理手段
と、前記第1から第nのフレーム内伸張処理手段の各出
力信号の2フレーム単位でフレーム間の画素値の加算値
で構成されるフレームと差分値で構成されるフレームを
得て前記第1から第nの部分映像信号の再生信号とする
第1から第nのフレーム間逆演算手段と、前記第1から
第nのフレーム間逆演算手段の各出力信号をフレーム毎
に画面結合して前記第2の映像信号の再生信号とする画
面結合手段を備えており、前記記録信号が前記第1の映
像信号の記録信号である時は前記第1のフレーム内伸張
処理手段の出力信号を出力映像信号とし、前記記録信号
が前記第2の映像信号である時は前記画面結合手段の出
力信号を出力映像信号とするものである。
【0008】また、本発明の映像信号の記録装置は、デ
ィジタル化された標準テレビジョン信号を第1の映像信
号とし、前記第1の映像信号より広帯域のディジタル化
させたテレビジョン信号を第2の映像信号とし、前記第
2の映像信号のフレーム毎に画面をn(nは正整数)分
割して第1から第nの部分映像信号を得る画面分割手段
と、前記第1から第nの部分映像信号の各部分映像信号
の2フレーム単位でフレーム間の画素値の加算値で構成
されるフレームと差分値で構成されるフレームを得る第
1から第nのフレーム間演算手段と、前記第1のフレー
ム間演算手段の出力信号または前記第1の映像信号をフ
レーム単位の2次元直交変換を用いて圧縮する第1のフ
レーム内圧縮処理手段と、前記第2から第nのフレーム
間演算手段の各出力信号をフレーム単位の2次元直交変
換を用いて圧縮する第2から第nのフレーム内圧縮処理
手段と、前記第1から第nのフレーム内圧縮処理手段よ
り得る各圧縮信号を集めてさらに第1から第m(mは正
整数)の記録信号に分配する合成分配手段と、前記第1
から第mの記録信号を記録媒体上に記録する第1から第
mの記録手段を備えている。そして、その映像信号の記
録装置により記録された記録信号を再生する映像信号の
再生装置は、映像信号の記録装置により記録された第1
から第mの記録信号を前記記録媒体より得て再生信号と
する第1から第mの再生手段と、前記第1から第mの再
生手段より得る各再生信号を集めて前記第1から第nの
圧縮信号の再生信号を得る逆合成分配手段と、前記逆合
成分配手段の出力信号である各圧縮信号の再生信号を2
次元逆直交変換を用いてフレーム単位の映像信号を得る
第1から第nのフレーム内伸張処理手段と、前記第1か
ら第nのフレーム内伸張処理手段の各出力信号の2フレ
ーム単位でフレーム間の画素値の加算値で構成されるフ
レームと差分値で構成されるフレームを得て前記第1か
ら第nの部分映像信号の再生信号とする第1から第nの
フレーム間逆演算手段と、前記第1から第nのフレーム
間逆演算手段の各出力信号をフレーム毎に画面結合して
前記第2の映像信号の再生信号とする画面結合手段を備
えており、前記記録信号が前記第1の映像信号の記録信
号である時は前記第1のフレーム内伸張処理手段の出力
信号を出力映像信号とし、前記記録信号が前記第2の映
像信号である時は前記画面結合手段の出力信号を出力映
像信号とするものである。
【0009】
【作用】この構成により、標準テレビジョン信号である
第1の映像信号はフレーム内の2次元直交変換を用いて
データ量を圧縮するが、広帯域の第2の映像信号は2フ
レーム内の3次元直交変換を用いてデータ量を圧縮す
る。このため、データ量の多い広帯域の第2の映像信号
は、圧縮率は小さいが圧縮効率がよくて画質劣化の少な
くなり、記録データ量を前記第1の映像信号と同一に、
また極端に多くしないようにする。また、前記2次元直
交変換を用いて圧縮する回路を第1および第2の映像信
号に対して共有でき、回路規模の増大を防ぐことができ
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0011】本発明の第1の実施例である映像信号の記
録装置のブロック図を図1に示す。
【0012】図1において、第1の入力端子10は、デ
ィジタル化された標準テレビジョン信号を第1の映像信
号として入力する端子、第2の入力端子20は、前記第
1の映像信号より広帯域のディジタル化されたテレビジ
ョン信号を第2の映像信号として入力する第2の端子で
ある。フレーム間演算回路30は、前記第2の映像信号
の2フレーム単位でフレーム間の画素値の加算値で構成
されるフレームと差分値で構成されるフレームを得る回
路である。フレーム内圧縮処理回路40は、前記フレー
ム間演算回路30の出力信号または前記第1の映像信号
をフレーム単位の2次元直交変換を用いて圧縮する回
路、記録回路50は、前記フレーム内圧縮処理回路より
得る信号を記録媒体60上に記録する回路である。
【0013】以上の第1の実施例の映像信号の記録装置
の動作を説明する。
【0014】まず、前記第1の映像信号は、現在スタジ
オ録画機器での規格信号となっている横縦比4:3の標
準テレビジョン信号であって、輝度信号を13.5MH
zの周波数で標本化され、2つの色差信号をそれぞれ
6.75MHzの周波数で標本化されており、一般に
4:2:2と呼ばれている。また、前記第2の映像信号
は前記第1の映像信号に対し横方向に3分の4倍のワイ
ドなテレビジョン信号であって、横縦比16:9の信号
である。この第2の映像信号は、ワイドな分だけ前記第
1の映像信号の信号帯域より広いので、輝度信号および
2つの色差信号の標本化周波数をそれぞれ3分の4倍の
18MHz(輝度信号)、9MHz(各色差信号)で標
本化している。よって、第2の映像信号のデータ量は前
記第1の映像信号の3分の4倍ある。
【0015】フレーム間演算回路30は、前記第2の映
像信号の2フレーム単位でフレーム間の画素値の加算と
減算を行ない、加算値のみで構成される和フレームと差
分値のみで構成される差フレームの2フレームデータに
構成する。これら和及び差フレームの画素数は、もちろ
ん元のフレーム画素数と同数である。
【0016】フレーム内圧縮処理回路40は、前記第1
の映像信号または前記第2の映像信号が入力されても、
それぞれ2次元直交変換を用いてフレーム内の圧縮処理
を行なって同一のデータ量に圧縮する。ここで、前記第
2の映像信号は前記したように、前記第1の映像信号の
3分の4倍の画素数を持っているので、前記第2の映像
信号を扱うときには、圧縮率を前記第1の映像信号に対
してさらに3分の4倍高めている。しかしながら、前記
第2の映像信号は前段のフレーム間演算回路20により
和フレームと差フレームとにフレーム間演算が施されて
いる。よって、元の入力状態の第2の映像信号をフレー
ム内処理により圧縮処理するのに比べて、和・差フレー
ム状態の信号を圧縮する圧縮効率は高い。例えば、入力
の第2の映像信号が静止画に近い信号であれば、各フレ
ームが高精細で情報量が多くとも、そのフレーム間差分
はほとんど情報量が無いのに等しくなって、差フレーム
の圧縮後データ量は少なくてよい。また逆に、入力の第
2の映像信号が動きのあるシーケンスであったなら、差
フレームの情報量は前記静止画状態の差フレームの情報
量より多くはなるが、和フレームの情報量は動きのある
分、情報量が少なくてよい。これは、人間の視覚特性上
から考えて、動きのあるシーンでは、人間の目は対象物
の動きに追随していて高精細度の点での画質劣化の影響
が少なくなるからである。
【0017】次に記録回路50は、前記フレーム内圧縮
回路40より得る圧縮後の信号を誤り訂正符号化し、記
録信号に変調を行なって、磁気テープ60に記録する。
前記圧縮後のデータ量が第1の映像信号の場合と第2の
映像信号の場合とで全く同一であるので、入力映像信号
にかかわりなく同一の動作を行なう。
【0018】以上のことから、本実施例によれば、第2
の映像信号の画素数は前記第1の映像信号より多いけれ
ども、和・差フレーム状態にしてから圧縮処理を行なう
ので、前記第1の映像信号の場合より圧縮効率が高く記
録するデータ量を同一にしてもその画質劣化は少ない。
さらに、前記フレーム内圧縮処理回路40が前記第1の
映像信号および第2の映像信号の場合で同一処理で共用
なので回路規模の点で有利である。
【0019】次に本発明の第2の実施例である映像信号
の再生装置のブロック図を図2に示す。本実施例は、前
記第1の実施例である映像信号の記録装置において記録
された前記第1の映像信号または第2の映像信号を前記
磁気テープ60より復元する映像信号の再生装置であ
る。図2において、再生回路51は磁気テープ60上に
記録されている信号を取り出し、復調および誤り訂正復
号化を行なって圧縮状態の映像信号を得る回路である。
フレーム内伸張回路41は、前記圧縮状態の映像信号を
2次元逆直交変換を用いて元の画素値状態の映像信号に
伸張する回路であって、前記フレーム内圧縮回路40の
逆処理となっている。
【0020】前記磁気テープ60上の記録信号が前記第
1の映像信号を圧縮したものであった場合、このフレー
ム内伸張処理回路41の出力信号がそのまま第1の映像
信号の再生信号として出力端子11より出力される。フ
レーム間逆演算回路31は、前記磁気テープ60上の記
録信号が前記第2の映像信号を圧縮したものであった場
合に動作する回路であって、前記フレーム間演算回路3
0の逆処理を行ない、和・差フレームから元の画素値状
態の2つのフレームを再構成させて、第2の映像信号の
出力端子21に送る回路である。
【0021】以上の説明により本実施例によれば、前記
第1の映像信号および第2の映像信号で前記フレーム内
伸張処理回路41を共用できるので回路規模の点で非常
に有利である。さらに、前記フレーム間逆演算回路31
の処理は、和フレームと差フレームとの加算値と差分値
を求めることで元の画素値状態のフレームを得ることが
できるが、この処理は前記フレーム間演算回路30の処
理と同一であるので、フレーム間演算回路30との回路
共用ができる。
【0022】次に本発明の第3の実施例である映像信号
の記録装置のブロック図を図3に示す。図3において、
第1の入力端子100は、ディジタル化された標準テレ
ビジョン信号を第1の映像信号として入力する手段であ
る。第2の入力端子200は、前記第1の映像信号より
広帯域のディジタル化されたテレビジョン信号を第2の
映像信号として入力する手段である。画面分割回路70
は前記第2の映像信号をフレーム毎の2分割する手段で
ある。第1及び第2のフレーム間演算回路301、30
2は、前記第1の実施例のフレーム間演算回路30とそ
れぞれ同一回路である。第1及び第2のフレーム内圧縮
処理回路401、402は、前記フレーム内圧縮処理回
路40と同一回路である。また、第1及び第2の記録回
路501、502はそれぞれ前記記録回路50と同一回
路であって、それぞれ磁気テープ60に記録信号を記録
する。本実施例で記録する記録レートは、前記第1の実
施例の記録レートの2倍になる。
【0023】第1の入力端子100に入力される第1の
映像信号は前記第1の実施例と同じく横縦比4:3の標
準テレビジョン信号(4:2:2)であるが、第2の入
力端子200に入力される第2の映像信号は、横縦比1
6:9で、画面水平方向に3分の4倍でかつ垂直方向の
走査線数が前記第1の映像信号の2倍ある高品位テレビ
ジョン信号である。つまり、前記第1の実施例で扱った
ワイドテレビジョン信号に対して2倍のデータ量を持っ
ている映像信号である。
【0024】画面分割回路70は、前記第2の映像信号
をフレーム毎で画面領域を2分割して、2つの部分映像
信号を作成する。分割後の各部分映像信号の画素数は前
記第1の実施例で扱ったワイドテレビジョン信号と同等
数となる。よって、画面分割回路70により分割後の部
分映像信号は、それぞれ前記第1の実施例と同一処理を
2系統の並列処理を行なうことで前記第2の映像信号
(高品位テレビジョン信号)を圧縮できる。このとき、
圧縮率は前記ワイドテレビジョン信号の場合と同一とな
るので、磁気テープ60上への記録信号の記録レートは
前記第1の実施例の映像信号の記録装置の2倍となる。
【0025】以上のように本実施例によれば、標準テレ
ビジョン信号の2倍以上のデータ量を持つ高品位テレビ
ジョン信号を記録するのに、前記標準テレビジョン信号
を記録するための処理回路を全く共用できて実用的であ
る。逆に言えば、本実施例のような高品位テレビジョン
信号を圧縮して記録する映像信号の記録装置は、別に回
路を設ける必要なく、標準テレビジョン信号をフレーム
単位の圧縮処理により記録できる実用的効果をもってい
る。
【0026】図4は本発明の第3の実施例の映像信号の
再生装置のブロック図であって、前記第3の実施例によ
り磁気テープ60に記録された信号を元の高品位テレビ
ジョン信号または標準テレビジョン信号の復元を行な
う。
【0027】図4において、第1及び第2の再生回路5
11、512は前記第3の実施例の第1及び第2の記録
回路501、502により記録された信号を磁気テープ
60上から取り出して、復調、誤り訂正復号化し、圧縮
状態の2つの部分映像信号を得る。第1及び第2のフレ
ーム内伸張処理回路411、412は、それぞれ圧縮状
態の部分映像信号を2次元直交変換を用いて元に戻すも
ので、前記第1及び第2のフレーム内圧縮処理回路40
1、402の逆処理である。前記磁気テープ60に標準
テレビジョン信号である前記第1の映像信号が記録され
ていた場合は、前記第1のフレーム内伸張処理回路41
1の出力信号がそのまま前記第2の映像信号の再生信号
となるので、本実施例の第1の出力端子101にそのま
ま送る。第1及び第2のフレーム間逆演算回路311、
312は、前記磁気テープ60上の記録信号が高品位テ
レビジョン信号の記録信号であった場合、前記第1及び
第2のフレーム内伸張回路411、412より得る部分
映像信号は和・差フレームであるので、その和・差フレ
ームより元の画素値状態に戻すものである。画面結合回
路71は、前記第3の実施例で構成されるフレーム間演
算回路70の逆処理回路であって、前記第1及び第2の
フレーム間逆演算回路311、312より得る2つの部
分映像信号を結合して高品位テレビジョン信号(第2の
映像信号)に再構成し、第2の出力端子201に送る回
路である。
【0028】本実施例は前記第3の実施例の映像信号の
記録装置の逆処理を行なう動作である。第1及び第2の
フレーム間逆演算回路311、312は、入力信号であ
る和・差フレームをお互いの加算値と減算値で構成され
る2つのフレームを作ることで実現できる。よって、前
記第3の実施例における第1及び第2のフレーム間演算
回路301、302と回路の共用ができる。
【0029】次に本発明の第5の実施例である映像信号
の記録装置について説明する。図5に本実施例のブロッ
ク図を示す。図5において、第1の入力端子100は、
ディジタル化された標準テレビジョン信号(4:2:
2)である第1の映像信号を入力する端子、第2の入力
端子200は、ディジタル化された高品位テレビジョン
信号である第2の映像信号を入力する端子である。この
第2の映像信号は前記第1の映像信号の3倍の周波数で
標本化された高品位テレビジョン信号である。よって、
第2の映像信号は前記第1の映像信号の3倍のデータ量
を持っている。
【0030】また、画面分割回路72は前記第2の映像
信号をフレーム毎に画面を3分割する回路であって、分
割された3つの部分映像信号のデータ量は前記第1の映
像信号と同一になる。そして、前記3つの部分映像信号
はそれぞれ第1、第2及び第3のフレーム間演算回路3
04、305および306によって和フレームと差フレ
ームに加算および減算される。和・差フレームに構成さ
れた各部分映像信号は、それぞれ第1、第2及び第3の
フレーム内圧縮処理回路404、405および406に
より圧縮される。また、第1のフレーム内圧縮処理回路
404は、本実施例の映像信号の記録装置が前記第1の
映像信号(標準テレビジョン信号)を記録するモードの
ときには、前記第1の入力端子100より得る第1の映
像信号を圧縮処理する。このとき、前記したように前記
第2の映像信号の部分映像信号と前記第1の映像信号の
画素数が同数なので、第1のフレーム内圧縮回路404
は扱う映像信号が第1の映像信号であるか第2の映像信
号であるかにかかわらず、同数の画素数を圧縮処理する
ことになる。しかしながら、前記第1の実施例でも述べ
たように前記第1のフレーム間演算回路304より得る
第2の映像信号の部分映像信号は和・差フレーム化され
ているので、前記第1の映像信号より圧縮効率がよい。
よって、第1のフレーム内圧縮処理回路404が出力す
る圧縮後のデータ量は、第1の映像信号に対してより第
2の映像信号の部分映像信号に対する方が少なくでき
る。
【0031】合成分配回路80はであって、前記第1、
第2及び第3のフレーム内圧縮処理回路404、40
5、406より得る圧縮後の部分映像信号を集め、そし
て2等分してそれぞれを後段の第1の記録回路501と
第2の記録回路502に分配する。第1及び第2の記録
回路501、502はそれぞれ同様に誤り訂正符号化、
変調を加えて磁気テープ60に記録する。
【0032】本実施例の映像信号の記録装置が第1の映
像信号を記録するモードであったときは、前記合成分配
回路80は前記第1のフレーム内圧縮処理回路404か
らしかデータを入力しないので、その第1のフレーム内
圧縮処理回路404からのデータをそのまま第1の記録
回路501に送るのみでよい。
【0033】以上説明したように本実施例によれば、標
準テレビジョン信号の3倍のデータ量のある高品位テレ
ビジョン信号を和・差フレーム化する事により、前記標
準テレビジョン信号の2倍の記録レートに圧縮すること
ができ実用的である。また、全く同一の3つのフレーム
間演算回路と3つのフレーム内圧縮回路と2つの記録回
路により構成し、その内の1つのフレーム内圧縮回路と
1つの記録回路は標準テレビジョン信号と完全に共用し
ており、別回路を設ける必要なく高品位テレビジョン信
号と標準テレビジョン信号に対応できるのでさらに実用
的である。
【0034】図6は本発明の第6の実施例である映像信
号の再生装置であって、前記第5の実施例の映像信号の
記録装置により記録された信号を元の映像信号に復元す
るものである。
【0035】図6に於て、第1及び第2の再生回路51
1及び512は磁気テープ60上に記録された記録信号
を取り出して、復調、誤り訂正符号化する回路である。
逆合成分配回路81は、前記第1の再生回路511及び
第2の再生回路512より得る2つの信号を3つの圧縮
された部分映像信号に分割する回路であって、前記合成
分配回路80の逆処理を行なうものである。第1、第2
及び第3のフレーム内伸張処理回路414、415及び
416は、圧縮された3つの部分映像信号を2次元直交
変換を用いて伸張して元の戻す回路である。第1、第2
及び第3のフレーム間逆演算回路314、315及び3
16は、前記磁気テープ60上に前記第2の映像信号の
記録信号が記録されていたときには前記第1、第2及び
第3のフレーム内伸張処理回路414、415、416
より得られる信号が和・差フレーム化されているので、
その和・差フレームの加算値および差分値を得て元の画
素値状態の2つのフレームを作るである。画面結合回路
73は、第1、第2及び第3のフレーム間逆演算回路3
14、315、316より得る3つの部分映像信号を結
合して高品位テレビジョン信号を再構成し、本実施例の
高品位テレビジョン信号を出力する第2の出力端子20
1に送る手段である。
【0036】前記磁気テープ60に前記標準テレビジョ
ン信号である第1の映像信号の記録信号が記録されてい
たときには、前記第1の再生回路511からの信号しか
得られないので、逆合成分配回路81は前記第1の再生
回路511より得る信号ををそのまま第1のフレーム内
伸張処理回路414に送る。そして第1のフレーム内伸
張処理回路414の出力信号はそのまま第1の映像信号
となるので第1の出力端子101より出力される。
【0037】以上説明したように本実施例によれば、全
く同一の3つのフレーム間逆演算回路と3つのフレーム
内伸張処理回路と2つの再生回路により構成され、その
内の1つのフレーム内伸張処理回路と1つの再生回路は
標準テレビジョン信号と完全に共用しており、別回路を
設ける必要なく高品位テレビジョン信号と標準テレビジ
ョン信号に対応できるのでさらに実用的である。
【0038】なお、前記第2及び第3の実施例に於て、
第2の映像信号を高品位テレビジョン信号としている
が、前記第1及び第2の実施例におけるワイドテレビジ
ョン信号を入力として、前記画面分割回路70が第2の
入力端子200から得る信号をそのまま第1のフレーム
間演算回路301に送り、また前記画面結合回路71が
第1のフレーム間逆演算回路311より得る信号をその
まま第2の出力端子201に送るようにすれば前記第1
及び第2の実施例の映像信号の記録装置及び再生装置と
同等の動作となる。また、前記第5及び第6の実施例に
おいても、第2の映像信号として前記ワイドテレビジョ
ン信号を入力及び出力するようにしても、圧縮伸張処理
して記録再生できる装置を構成できる。
【0039】また、本実施例では、ワイドテレビジョン
信号として、標準テレビジョン信号の3分の4倍のデー
タ量を持つ映像信号としたが、さらに高周波数で標本化
した映像信号でもよい。そのとき、第1及び第2の実施
例のフレーム内圧縮処理回路40とフレーム内圧縮伸張
処理41が扱う映像信号の画素数が増えた分、回路の動
作クロックを高めたりする事で容易に対応できる。この
対応はもちろん第3及び第4の実施例においても同様に
対応は容易である。さらに、第5及び第6の実施例にお
いては、ワイドテレビジョン信号と高品位テレビジョン
信号とを同圧縮率とすれば、高品位テレビジョン信号の
2分の1のデータ量のワイドテレビジョン信号の記録再
生が可能である。
【0040】また本実施例での高品位テレビジョン信号
の走査線数を標準テレビジョン信号の2倍として説明し
たが、2倍以上の走査線数の高品位テレビジョン信号で
あってもよい。各フレーム内圧縮・伸張処理回路は入力
する映像信号の走査線数や水平画素数に応じて2次元直
交変換を行えるようにブロック化すればよい。
【0041】さらに、第3及び第4の実施例と第5及び
第6の実施例とで高品位テレビジョン信号の標本化周波
数が異なって説明したが、全く同じ標本化周波数の高品
位テレビジョン信号でもよい。このとき、画面分割手法
または圧縮後の信号の合成分配手法の対応により、第3
の実施例及び第5の実施例の映像信号の記録装置で記録
させた磁気テープ上の信号を全く同一にできるので、そ
の磁気テープは第4及び第6の実施例の映像信号の再生
装置どちらでも再生できる。
【0042】なお、本発明における各手段は、コンピュ
ータを用いてソフトウェア的に実現してもかまわない。
【0043】
【発明の効果】以上の説明から、本発明によれば、デー
タ量の多い広帯域の第2の映像信号は、圧縮率は小さい
が圧縮効率がよくて画質劣化の少なくなり、記録データ
量を前記第1の映像信号と同一に、また極端に多くしな
いようにできる。
【0044】また、2次元直交変換を用いて圧縮する手
段を第1および第2の映像信号に対して共有でき、回路
規模の増大を防ぐことができるという長所も存在する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1に実施例における映像信号の記録
装置のブロック図である。
【図2】本発明の第2に実施例における映像信号の再生
装置のブロック図である。
【図3】本発明の第3に実施例における映像信号の記録
装置のブロック図である。
【図4】本発明の第4に実施例における映像信号の再生
装置のブロック図である。
【図5】本発明の第5に実施例における映像信号の記録
装置のブロック図である。
【図6】本発明の第6に実施例における映像信号の再生
装置のブロック図である。
【図7】従来の映像信号の記録装置のブロック図であ
る。
【符号の説明】
30、301、302、304、305、306 フレ
ーム間演算回路 31、311、312、314、315、316 フレ
ーム間逆演算回路 40、401、402、404、405、406 フレ
ーム内圧縮処理回路 41、411、412、414、415、416 フレ
ーム内伸張処理回路 50、501、502 記録回路 51、511、512 再生回路 70、72 画面分割回路 71、73 画面結合回路 80 合成分配回路 81 逆合成分配回路

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル化された標準テレビジョン信
    号を第1の映像信号とし、前記第1の映像信号より広帯
    域のディジタル化させたテレビジョン信号を第2の映像
    信号とする映像信号の記録装置であって、前記第2の映
    像信号の2フレーム単位でフレーム間の画素値の加算値
    で構成されるフレームと差分値で構成されるフレームを
    得るフレーム間演算手段と、前記フレーム間演算手段の
    出力信号または前記第1の映像信号をフレーム単位の2
    次元直交変換を用いて圧縮するフレーム内圧縮処理手段
    と、前記フレーム内圧縮処理手段より得る信号を記録媒
    体上に記録する記録手段とを備えていることを特徴とす
    る映像信号の記録装置。
  2. 【請求項2】 第2の映像信号の標本化周波数が、前記
    第1の映像信号の標本化周波数の3分の4倍以上である
    ことを特徴とする請求項1記載の映像信号の記録装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の映像信号の
    記録装置により記録された記録信号を前記記録媒体より
    得て再生信号とする再生手段と、前記再生信号を2次元
    逆直交変換を用いてフレーム単位の映像信号を得るフレ
    ーム内伸張処理手段と、前記フレーム内伸張処理手段の
    出力信号の2フレーム単位でフレーム間の画素値の加算
    値で構成されるフレームと差分値で構成されるフレーム
    を得るフレーム間逆演算手段とを備え、前記記録信号が
    前記第1の映像信号の記録信号である時は前記フレーム
    内伸張処理手段の出力信号を出力映像信号とし、前記第
    2の映像信号である時は前記フレーム間逆演算手段の出
    力信号を出力映像信号とするものであることを特徴とす
    る映像信号の再生装置。
  4. 【請求項4】 ディジタル化された標準テレビジョン信
    号を第1の映像信号とし、前記第1の映像信号より広帯
    域のディジタル化させたテレビジョン信号を第2の映像
    信号とする映像信号の記録装置であって、前記第2の映
    像信号のフレーム毎に画面をn(nは正整数)分割して
    第1から第nの部分映像信号を得る画面分割手段と、前
    記第1から第nの部分映像信号の各部分映像信号の2フ
    レーム単位でフレーム間の画素値の加算値で構成される
    フレームと差分値で構成されるフレームを得る第1から
    第nのフレーム間演算手段と、前記第1のフレーム間演
    算手段の出力信号または前記第1の映像信号をフレーム
    単位の2次元直交変換を用いて圧縮する第1のフレーム
    内圧縮処理手段と、前記第2から第nのフレーム間演算
    手段の各出力信号をフレーム単位の2次元直交変換を用
    いて圧縮する第2から第nのフレーム内圧縮処理手段
    と、前記第1から第nのフレーム内圧縮処理手段より得
    る各信号を記録媒体上に記録する第1から第nの記録手
    段とを備えていることを特徴とする映像信号の記録装
    置。
  5. 【請求項5】 第2の映像信号の標本化周波数が、前記
    第1の映像信号の標本化周波数の2倍以上であることを
    特徴とする請求項4記載の映像信号の記録装置。
  6. 【請求項6】 請求項4又は請求項5記載の映像信号の
    記録装置により記録された記録信号を前記記録媒体より
    得て再生信号とする第1から第nの再生手段と、前記第
    1から第nの再生手段より得る各再生信号を2次元逆直
    交変換を用いてフレーム単位の映像信号を得る第1から
    第nのフレーム内伸張処理手段と、前記第1から第nの
    フレーム内伸張処理手段の各出力信号の2フレーム単位
    でフレーム間の画素値の加算値で構成されるフレームと
    差分値で構成されるフレームを得て前記第1から第nの
    部分映像信号の再生信号とする第1から第nのフレーム
    間逆演算手段と、前記第1から第nのフレーム間逆演算
    手段の各出力信号をフレーム毎に画面結合して前記第2
    の映像信号の再生信号とする画面結合手段とを備え、前
    記記録信号が前記第1の映像信号の記録信号である時は
    前記第1のフレーム内伸張処理手段の出力信号を出力映
    像信号とし、前記記録信号が前記第2の映像信号である
    時は前記画面結合手段の出力信号を出力映像信号とする
    ものであることを特徴とする映像信号の再生装置。
  7. 【請求項7】 ディジタル化された標準テレビジョン信
    号を第1の映像信号とし、前記第1の映像信号より広帯
    域のディジタル化させたテレビジョン信号を第2の映像
    信号とする映像信号の記録装置であって、前記第2の映
    像信号のフレーム毎に画面をn(nは正整数)分割して
    第1から第nの部分映像信号を得る画面分割手段と、前
    記第1から第nの部分映像信号の各部分映像信号の2フ
    レーム単位でフレーム間の画素値の加算値で構成される
    フレームと差分値で構成されるフレームを得る第1から
    第nのフレーム間演算手段と、前記第1のフレーム間演
    算手段の出力信号または前記第1の映像信号をフレーム
    単位の2次元直交変換を用いて圧縮する第1のフレーム
    内圧縮処理手段と、前記第2から第nのフレーム間演算
    手段の各出力信号をフレーム単位の2次元直交変換を用
    いて圧縮する第2から第nのフレーム内圧縮処理手段
    と、前記第1から第nのフレーム内圧縮処理手段より得
    る各圧縮信号を集めてさらに第1から第m(mは正整
    数)の記録信号に分配する合成分配手段と、前記第1か
    ら第mの記録信号を記録媒体上に記録する第1から第m
    の記録手段とを備えていることを特徴とする映像信号の
    記録装置。
  8. 【請求項8】 第2の映像信号の標本化周波数が、前記
    第1の映像信号の標本化周波数の2倍以上であることを
    特徴とする請求項7記載の映像信号の記録装置。
  9. 【請求項9】 請求項7又は請求項8記載の映像信号の
    記録装置により記録された第1から第mの記録信号を前
    記記録媒体より得て再生信号とする第1から第mの再生
    手段と、前記第1から第mの再生手段より得る各再生信
    号を集めて前記第1から第nの圧縮信号の再生信号を得
    る逆合成分配手段と、前記逆合成分配手段の出力信号で
    ある各圧縮信号の再生信号を2次元逆直交変換を用いて
    フレーム単位の映像信号を得る第1から第nのフレーム
    内伸張処理手段と、前記第1から第nのフレーム内伸張
    処理手段の各出力信号の2フレーム単位でフレーム間の
    画素値の加算値で構成されるフレームと差分値で構成さ
    れるフレームを得て前記第1から第nの部分映像信号の
    再生信号とする第1から第nのフレーム間逆演算手段
    と、前記第1から第nのフレーム間逆演算手段の各出力
    信号をフレーム毎に画面結合して前記第2の映像信号の
    再生信号とする画面結合手段とを備え、前記記録信号が
    前記第1の映像信号の記録信号である時は前記第1のフ
    レーム内伸張処理手段の出力信号を出力映像信号とし、
    前記記録信号が前記第2の映像信号である時は前記画面
    結合手段の出力信号を出力映像信号とするものであるこ
    とを特徴とする映像信号の再生装置。
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