JPH05152401A - バンプ形状検査装置 - Google Patents

バンプ形状検査装置

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JPH05152401A
JPH05152401A JP31668191A JP31668191A JPH05152401A JP H05152401 A JPH05152401 A JP H05152401A JP 31668191 A JP31668191 A JP 31668191A JP 31668191 A JP31668191 A JP 31668191A JP H05152401 A JPH05152401 A JP H05152401A
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JP
Japan
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infrared
bump
infrared rays
inspection apparatus
bump shape
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP31668191A
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English (en)
Inventor
Moritoshi Ando
護俊 安藤
Satoshi Iwata
敏 岩田
Yoji Nishiyama
陽二 西山
Shinji Suzuki
伸二 鈴木
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH05152401A publication Critical patent/JPH05152401A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はバンプ形状検査装置に関し、正確
に、かつ、安価にバンプ形状を測定できるバンプ形状検
査装置を提供することを目的としている。 【構成】 プリント板にバンプ接合した所定部材を計測
対象物とし、該バンプ接合の形状を検査するバンプ形状
検査装置であって、前記計測対象物に赤外線を照射する
赤外線照射手段と、該計測対象物により反射した赤外線
を検出する赤外線検出手段とを備えるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バンプ形状検査装置に
係り、詳しくは、例えば、プリント基板への部品の実装
の分野に用いて好適な、実装時の不良を防止するバンプ
形状検査装置に関する。近年、半導体技術の急速な進歩
に伴い、例えば、チップをプリント基板に実装する技術
の開発が盛んに行われている。
【0002】この実装の際は、電気的なパスが短いこ
と、端子数が多いこと、信頼性の高いことが要求され、
この要求に答える一例として、例えば、バンプ結合等の
方法がある。バンプ結合とは、図9に示すように、チッ
プ表面に複数の小さな突起を作成し、これを基材と接合
して電気的導通と機械的な保持とを図るものであり、こ
の方法によれば、電気的な導通部の長さが短縮でき、か
つ、1チップ当り数百個といった多数の接合点を得るこ
とができる。
【0003】しかし、バンプ結合では、図10に示すよ
うに、接合部が完全にチップの下となるため、信頼性の
評価が難しいため、図11に示すように、例えば、バン
プ同士のショート、半田クズの発生、バンプ間隔異常、
バンプ細り等の欠陥が発見しにくいし、また、これらの
欠陥はバンプの結合後に発生する。そこで、結合状態で
欠陥を検出することが必要となる。
【0004】
【従来の技術】従来のこの種のバンプ形状検査装置とし
ては、X線によりバンプを透過することで、その形状に
より計測するものがあり、また、接合部の横方向から鏡
を用いて検査する方法がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、X線を
用いるバンプ形状検査装置にあっては、バンプの形状を
計測するためにX線を用いるという構成となっていたた
め、装置全体がどうしても大がかりなものとなり、設備
にコストがかかるという問題点があった。また、接合部
の横方向から鏡を用いて検査する方法にあっては、外周
囲部のバンプの検査は可能であるが、内部のバンプに関
しては検査対象外となるという問題点があった。
【0006】[目的]そこで本発明は、正確に、かつ、
安価にバンプ形状を測定できるバンプ形状検査装置を提
供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によるバンプ形状
検査装置は上記目的達成のため、プリント板にバンプ接
合した所定部材を計測対象物とし、該バンプ接合の形状
を検査するバンプ形状検査装置であって、前記計測対象
物に赤外線を照射する赤外線照射手段と、該計測対象物
により反射した赤外線を検出する赤外線検出手段とを備
えるように構成している。
【0008】なお、前記赤外線照射手段は、前記計測対
象物に対して斜め上方より赤外線を照射し、前記赤外線
検出手段は該計測対象物の位置を基準として該赤外線照
射手段に対となる斜め上方に配置することが望ましく、
また、前記赤外線照射手段は赤外線を広範囲の照明角で
照射し、前記赤外線検出手段は該赤外線照射手段と同じ
光路を通って結像するとともに、該結像点にピンホール
を配置するコンフォーカル光学系であることは有効であ
る。ちなみに、この場合、前記ピンホールのサイズを前
記赤外線のビームの結像サイズよりも小さくすることが
より効果的である。
【0009】
【作用】通常、チップの主材料となるシリコンは、図1
2に示すように、1.8μmよりも長い波長の光を透過
する特性がある。しかし、透過光による測定では波長が
短い方がより鮮明な画像が得られることが多く、通常、
1.2μm〜2μmとなっている。
【0010】そこで、シリコンの透過光のうちで波長の
最も短い1.8μm近辺の赤外光が選択され、バンプ接
合されたチップに対して、図1に示すように、観測方向
の斜め上方から照明すると、図2に示すように、赤外光
はチップを透過するとともに、基材部やバンプ表面に当
たって反射する。一方、バンプの頂上付近に当たった赤
外光はバンプを接合するために設けられたパッドの裏面
に当って反射するために頂上部位置では観測できない。
【0011】そこで、真上方向に反射する赤外光だけを
検出することで、バンプ部の形状が観測される。
【0012】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1,2は本発明に係るバンプ形状検査装置の実施例1を
示す図であり、図1は本実施例の要部構成を示す概略図
であり、平行な赤外線光を計測対象物に対して斜め上方
から照射しているところを示す図である。
【0013】まず、構成を説明する。本実施例のバンプ
形状検査装置は、大別して、ハロゲンランプを使った光
源1、光ファイバ2、赤外光を生成するための光フィル
タ3、対物レンズ4、赤外線カメラ5から構成されてい
る。なお、6は計測対象物であり、7はチップ、8は基
材、9はバンプである。
【0014】以上の構成において、まず、光源1から照
射された赤外光が光ファイバ2に導かれ、光フィルタを
透過して近赤外の波長だけが選択的に計測対象物6に照
射される。照射された赤外光は、図1に示すように、計
測対象物6に対して斜め上方から照射され、計測対象物
6の真上には赤外用の対物レンズ4、及び赤外線カメラ
5が配設されているため、赤外光がバンプ9等に当たっ
て反射した反射光の検出によりバンプ形状が観測され
る。
【0015】これは、赤外光によりシリコンでできてい
るチップ7が透過され、基材8やバンプ7表面に当たっ
て反射するためであり、図2に示すように、バンプ7の
頂上付近に当たった赤外光はバンプ7を接合するために
設けられたパッド10の裏面に当って反射するために頂
上部位置では観測できない。すなわち、計測対象物6の
真上方向に反射する赤外光だけを検出することで、バン
プ7の形状が観測される。
【0016】図3〜5は本発明に係るバンプ形状検査装
置の実施例2を示す図であり、図3は本実施例の全体構
成を示す概略斜視図、図4は本実施例の要部構成を示す
概略断面図、図5は本実施例の動作を説明するための概
略断面図である。まず、構成を説明する。なお、図3〜
5において、図1に示した実施例1に付された番号と同
一番号は同一部分を示す。
【0017】本実施例のバンプ形状検査装置は、大別し
て、ハロゲンランプを使った光源1、光ファイバ2、赤
外光を生成するための光フィルタ3、ビームスプリッタ
11、振動ミラー12、テレセントリックレンズ13、
レンズ14、アパーチャ15、赤外光センサ16、コン
パレータ17、画像処理部18、出力部19、コントロ
ーラ20、移動テーブル21から構成されている。
【0018】振動ミラー12は、図3,4に示すよう
に、計測対象物6上に対して大きな照射角度で走査でき
るように設けたものである。次に作用を説明する。ま
ず、計測対象物6が移動テーブル21上に載置された状
態で移動させながら赤外線レーザ光が計測対象物6に照
射される。
【0019】図5に示すように、検出系は照射光と同じ
光路を逆順にたどるようになっており、反射光が結像さ
れたら、その結像面にアパーチャ15によるピンホール
が設置され、照射光は基材8上で結像するように焦点が
調節されている。ピンホールの位置は、この反射光が結
像する位置に設置されてあり、こうすることによって結
像点が基材8上にあるときは反射光が大きいが、パッド
10上に来るとピンホールの上では結像しないため、ピ
ンホールの透過光量は少なくなり、計測対象物6に応じ
て透過光量が変化することになる。
【0020】赤外光センサ16により得られる信号は、
図6に示すように、基材8では大きく、バンプ10では
小さくなる。そして、得られた反射光の信号がコンパレ
ータ17で二値化されるとともに、画像処理部18に送
られ、例えば、図7に示すような画像が得られる。した
がって、バンプ10は予め決められた大きさの形状を有
するため、それから外れた大きさのものを欠陥とするこ
とにより容易にバンプ欠陥が検出できる。
【0021】また、アパーチャ15に形成されたピンホ
ールの大きさを小さくすると、赤外光のビームの一部だ
けを観測することになり分解能が向上する。このように
本実施例では、シリコンが赤外線を透過するという性質
を利用し、シリコンが主材料であるチップ7を赤外光に
より透過させ、バンプ10と基材8とを区別して計測す
ることができる。
【0022】なお、赤外光の照射方法に関しては、図1
に示すような平行光を斜めから当てる方法や、図8に示
すような赤外線レーザ光を大きな照射角度で集光する方
法を例に採り説明したが、赤外光の照射方法については
特に限定しない。
【0023】
【発明の効果】本発明では、シリコンの赤外光透過特性
を生かして、従来計測できなかったバンプ形状を正確に
検査できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の要部構成を示す概略図である。
【図2】実施例1の作用を説明するための要部断面図で
ある。
【図3】実施例2の全体構成を示す概略斜視図である。
【図4】実施例2の要部構成を示す概略断面図である。
【図5】実施例2の動作を説明するための概略断面図で
ある。
【図6】得られる信号強度の例を示す図である。
【図7】得られる画像例を示す図である。
【図8】赤外光を大きな照射角で照射する例を説明する
ための断面図である。
【図9】バンプ接合を説明するための概略断面図であ
る。
【図10】図9の斜視図である。
【図11】バンプ接合の欠陥例を説明するための断面図
である。
【図12】シリコンの赤外光透過度を示す図である。
【符号の説明】 1 光源 2 光ファイバ 3 光フィルタ 4 対物レンズ 5 赤外線カメラ 6 計測対象物 7 チップ 8 基材 9 バンプ 10 パッド 11 ビームスプリッタ 12 振動ミラー 13 テレセントリックレンズ 14 レンズ 15 アパーチャ 16 赤外光センサ 17 コンパレータ 18 画像処理部 19 出力部 20 コントローラ 21 移動テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 伸二 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリント板にバンプ接合した所定部材を計
    測対象物とし、該バンプ接合の形状を検査するバンプ形
    状検査装置であって、 前記計測対象物に赤外線を照射する赤外線照射手段と、 該計測対象物により反射した赤外線を検出する赤外線検
    出手段と、 を備えることを特徴とするバンプ形状検査装置。
  2. 【請求項2】前記赤外線照射手段は、前記計測対象物に
    対して斜め上方より赤外線を照射し、前記赤外線検出手
    段は該計測対象物の位置を基準として該赤外線照射手段
    に対となる斜め上方に配置することを特徴とする請求項
    1記載のバンプ形状検査装置。
  3. 【請求項3】前記赤外線照射手段は赤外線を広範囲の照
    明角で照射し、前記赤外線検出手段は該赤外線照射手段
    と同じ光路を通って結像するとともに、該結像点にピン
    ホールを配置するコンフォーカル光学系であることを特
    徴とする請求項1、または2記載のバンプ形状検査装
    置。
  4. 【請求項4】前記ピンホールのサイズを前記赤外線のビ
    ームの結像サイズよりも小さくすることを特徴とする請
    求項3記載のバンプ形状検査装置。
JP31668191A 1991-11-29 1991-11-29 バンプ形状検査装置 Withdrawn JPH05152401A (ja)

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JP31668191A JPH05152401A (ja) 1991-11-29 1991-11-29 バンプ形状検査装置

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JP31668191A JPH05152401A (ja) 1991-11-29 1991-11-29 バンプ形状検査装置

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JPH05152401A true JPH05152401A (ja) 1993-06-18

Family

ID=18079727

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JP31668191A Withdrawn JPH05152401A (ja) 1991-11-29 1991-11-29 バンプ形状検査装置

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JP (1) JPH05152401A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0989536A (ja) * 1995-09-20 1997-04-04 Nec Corp Bga接合部検査装置及び方法
US6339337B1 (en) 1997-03-27 2002-01-15 Nec Corporation Method for inspecting semiconductor chip bonding pads using infrared rays
JP2007048841A (ja) * 2005-08-08 2007-02-22 Moritex Corp シリコン基板によるチップを基材にバンプ接合した構造体の検査装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0989536A (ja) * 1995-09-20 1997-04-04 Nec Corp Bga接合部検査装置及び方法
US6339337B1 (en) 1997-03-27 2002-01-15 Nec Corporation Method for inspecting semiconductor chip bonding pads using infrared rays
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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990204