JPH05147456A - 車両用表示装置 - Google Patents
車両用表示装置Info
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- JPH05147456A JPH05147456A JP3337663A JP33766391A JPH05147456A JP H05147456 A JPH05147456 A JP H05147456A JP 3337663 A JP3337663 A JP 3337663A JP 33766391 A JP33766391 A JP 33766391A JP H05147456 A JPH05147456 A JP H05147456A
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- 230000003287 optical effect Effects 0.000 abstract description 5
- 239000011521 glass Substances 0.000 abstract 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 3
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 description 1
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- Instrument Panels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 車両の前方に虚像にて表示像を結像させる車
両用表示装置であって、車両の走行速度に応じて表示像
の結像位置とこの位置に応じて表示像の形状が変化する
ことにより、運転者は、車両の走行速度に適した表示像
を見ることができる。 【構成】 発光型表示器２とレンズやミラー等の光学部
材３を具備した表示ユニット１を車両６のダッシュボー
ド４内部に埋設する。表示ユニット１からの表示光線Ｌ
はフロントガラス７の内面に設けたコンバイナ５で運転
者８側へ反射する。運転者８は表示光線Ｌにより風景９
に重ねて表示像Ｘを見る。位置調節手段12により車両６
の走行速度の上昇に従って表示器２と光学部材３との距
離を変えて表示像Ｘの結像位置を遠くへ移動させる。ま
た、形状調節手段13により前記結像位置に従って表示器
２を制御して表示像Ｘの形状を小さくする。
両用表示装置であって、車両の走行速度に応じて表示像
の結像位置とこの位置に応じて表示像の形状が変化する
ことにより、運転者は、車両の走行速度に適した表示像
を見ることができる。 【構成】 発光型表示器２とレンズやミラー等の光学部
材３を具備した表示ユニット１を車両６のダッシュボー
ド４内部に埋設する。表示ユニット１からの表示光線Ｌ
はフロントガラス７の内面に設けたコンバイナ５で運転
者８側へ反射する。運転者８は表示光線Ｌにより風景９
に重ねて表示像Ｘを見る。位置調節手段12により車両６
の走行速度の上昇に従って表示器２と光学部材３との距
離を変えて表示像Ｘの結像位置を遠くへ移動させる。ま
た、形状調節手段13により前記結像位置に従って表示器
２を制御して表示像Ｘの形状を小さくする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の運転情報を虚像
にて車両の前方に結像させる表示装置に関する。
にて車両の前方に結像させる表示装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】走行速度等の運転情報を光線として発す
る表示器やこの光線を所望の位置で所望の大きさの表示
像として結像させるレンズ等の光学部材等を備えた表示
ユニットをダッシュボードに埋設し、前記光線をフロン
トガラスの内面に設けたコンバイナへ照射することによ
り、車両の前方の前記所望の位置（例えば、運転者の２
ｍ前方）に前方の風景に重ねて表示像を結像させる表示
装置はヘッドアップディスプレイと呼ばれ周知である
（例えば、実開平1-123731号，同 3-88928号公報参
照）。
る表示器やこの光線を所望の位置で所望の大きさの表示
像として結像させるレンズ等の光学部材等を備えた表示
ユニットをダッシュボードに埋設し、前記光線をフロン
トガラスの内面に設けたコンバイナへ照射することによ
り、車両の前方の前記所望の位置（例えば、運転者の２
ｍ前方）に前方の風景に重ねて表示像を結像させる表示
装置はヘッドアップディスプレイと呼ばれ周知である
（例えば、実開平1-123731号，同 3-88928号公報参
照）。
【０００３】この表示装置は、従来の指針直読式計器で
あるコンビネーションメータと比べ、運転者の視線移動
量が少なくて済むため読み取り性に優れている。
あるコンビネーションメータと比べ、運転者の視線移動
量が少なくて済むため読み取り性に優れている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、運転者
の目の焦点は、走行速度が上昇するに従い遠方へ移動す
る。このため、表示像が前記所定の位置において固定の
場合には、運転者は遠くの風景と近くの表示像とを交互
に見比べなければならず、疲労が大きい。
の目の焦点は、走行速度が上昇するに従い遠方へ移動す
る。このため、表示像が前記所定の位置において固定の
場合には、運転者は遠くの風景と近くの表示像とを交互
に見比べなければならず、疲労が大きい。
【０００５】また、運転者の視界範囲は、走行速度が上
昇するに従い狭くなる。このため、表示像が前記所定の
大きさで固定の場合には、運転者の視界範囲に対する表
示像の占有割合が大きくなり、運転者にとって煩わしく
なる。
昇するに従い狭くなる。このため、表示像が前記所定の
大きさで固定の場合には、運転者の視界範囲に対する表
示像の占有割合が大きくなり、運転者にとって煩わしく
なる。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記従来の不
具合に着目して考えられたものであり、車両の前方に虚
像にて表示像を結像させる車両用表示装置において、前
記表示像の結像位置を変化させる位置調節手段と、前記
表示像の結像位置に応じて前記表示像の形状を変化させ
る形状調節手段と、を有することにより、前記車両の走
行速度に応じて前記表示像の結像位置とこの位置に応じ
て前記表示像の形状を変化させることができる車両用表
示装置の提供を目的とする。
具合に着目して考えられたものであり、車両の前方に虚
像にて表示像を結像させる車両用表示装置において、前
記表示像の結像位置を変化させる位置調節手段と、前記
表示像の結像位置に応じて前記表示像の形状を変化させ
る形状調節手段と、を有することにより、前記車両の走
行速度に応じて前記表示像の結像位置とこの位置に応じ
て前記表示像の形状を変化させることができる車両用表
示装置の提供を目的とする。
【０００７】
【作用】走行速度に応じて表示像の結像位置と形状を可
変するように構成すれば、車両の走行速度に適した表示
像を得られる。
変するように構成すれば、車両の走行速度に適した表示
像を得られる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明について図面を用いながら説明
する。図１は本発明の一実施例を示し、１は、後述する
構成により前後に位置が変えられる例えばバックライト
付きのドット表示型液晶素子から成る発光型表示器２，
レンズやミラー等の光学部材３を具備した表示ユニット
であり、ダッシュボード４内部に埋設されている。
する。図１は本発明の一実施例を示し、１は、後述する
構成により前後に位置が変えられる例えばバックライト
付きのドット表示型液晶素子から成る発光型表示器２，
レンズやミラー等の光学部材３を具備した表示ユニット
であり、ダッシュボード４内部に埋設されている。
【０００９】５は車両６のフロントガラス７の内面に設
けられた半透過反射型のコンバイナであり、表示ユニッ
ト１からの表示光線Ｌを運転者８側へ反射させるように
なっている。
けられた半透過反射型のコンバイナであり、表示ユニッ
ト１からの表示光線Ｌを運転者８側へ反射させるように
なっている。
【００１０】表示ユニット１は、コンバイナ５へ照射さ
れる表示光線Ｌにより車両６の前方で風景９に重なって
結像される表示像Ｘの結像位置と形状を車両６の走行速
度又は運転者８の操作により変えるよう構成されてい
る。
れる表示光線Ｌにより車両６の前方で風景９に重なって
結像される表示像Ｘの結像位置と形状を車両６の走行速
度又は運転者８の操作により変えるよう構成されてい
る。
【００１１】具体的には、図１で示すように、速度セン
サ10の速度信号を判定回路11へ出力し、走行速度の上昇
に伴って走行速度が判定回路11の設定速度に達したと判
断されると、判定回路11は、モータ等の位置調節手段12
を制御して表示器２を予め定めた位置に移動させ表示像
Ｘの結像位置を遠くに変えると共に液晶駆動ＩＣ等の形
状調節手段13を制御して表示像Ｘの形状を１文字当り通
常表示の５×７ドット（図３）から、４×６ドット（図
４）、３×５ドット（図５）へと小さく切り変える。
サ10の速度信号を判定回路11へ出力し、走行速度の上昇
に伴って走行速度が判定回路11の設定速度に達したと判
断されると、判定回路11は、モータ等の位置調節手段12
を制御して表示器２を予め定めた位置に移動させ表示像
Ｘの結像位置を遠くに変えると共に液晶駆動ＩＣ等の形
状調節手段13を制御して表示像Ｘの形状を１文字当り通
常表示の５×７ドット（図３）から、４×６ドット（図
４）、３×５ドット（図５）へと小さく切り変える。
【００１２】かかる構成によれば、車両６の走行速度の
上昇に従って、表示像Ｘの結像位置が運転者８より遠く
なり、同時に、表示像Ｘの形状が小さくなるという、車
両の走行速度に適した表示像Ｘを得ることができる。
上昇に従って、表示像Ｘの結像位置が運転者８より遠く
なり、同時に、表示像Ｘの形状が小さくなるという、車
両の走行速度に適した表示像Ｘを得ることができる。
【００１３】走行速度の下降に伴って、上記とは逆に制
御することは当然であるが、走行速度が前記設定速度付
近で変動することによる頻繁な前記制御を抑えるため、
判定回路11には、ヒステリシスを設けることが望まし
い。
御することは当然であるが、走行速度が前記設定速度付
近で変動することによる頻繁な前記制御を抑えるため、
判定回路11には、ヒステリシスを設けることが望まし
い。
【００１４】図２は本発明の他の実施例を示しており、
速度センサ10からの速度信号により判定回路11が前記制
御を行う代わりに、運転者８の操作にて行うよう調整ボ
リューム等の手動切変手段14を用いている。
速度センサ10からの速度信号により判定回路11が前記制
御を行う代わりに、運転者８の操作にて行うよう調整ボ
リューム等の手動切変手段14を用いている。
【００１５】なお、前記各実施例では、いわゆるヘッド
アップディスプレイと呼ばれる表示装置について説明し
たが、表示像Ｘを風景９と重ねない表示装置であって
も、運転情報を虚像の表示像Ｘとして車両６の前方に結
像させるものであれば、前記各実施例と同様な構成によ
り、同様な作用を得ることができる。
アップディスプレイと呼ばれる表示装置について説明し
たが、表示像Ｘを風景９と重ねない表示装置であって
も、運転情報を虚像の表示像Ｘとして車両６の前方に結
像させるものであれば、前記各実施例と同様な構成によ
り、同様な作用を得ることができる。
【００１６】
【発明の効果】本発明は、車両の前方に虚像にて運転情
報たる表示像を結像させる車両用表示装置において、前
記車両の走行速度に応じて前記表示像の結像位置とこの
位置に応じて前記表示像の形状を変化させることができ
ることを特徴とするものであり、車両の走行速度に応じ
て表示像の結像位置と形状を可変することができ、車両
の走行速度に適した表示像を得られる。
報たる表示像を結像させる車両用表示装置において、前
記車両の走行速度に応じて前記表示像の結像位置とこの
位置に応じて前記表示像の形状を変化させることができ
ることを特徴とするものであり、車両の走行速度に応じ
て表示像の結像位置と形状を可変することができ、車両
の走行速度に適した表示像を得られる。
【図１】本発明の一実施例の要部断面図。
【図２】本発明の他の実施例の要部断面図。
【図３】本発明の一実施例における表示像の表示例を示
す説明図。
す説明図。
【図４】同上実施例における表示像の他の表示例を示す
説明図。
説明図。
【図５】同上実施例における表示像の更に他の表示例を
示す説明図。
示す説明図。
【符号の説明】 １ 表示ユニット ２ 表示器 ３ 光学部材 ４ ダッシュボード ５ コンバイナ ６ 車両 ８ 運転者 12 位置調節手段 13 形状調節手段 Ｌ 表示光線 Ｘ 表示像
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中静 勝己 新潟県長岡市福田町190番１号 日本精機 株式会社アール・アンド・デイ・センター 内
Claims (1)
- 【請求項１】 車両の前方に虚像にて表示像を結像させ
る車両用表示装置において、前記表示像の結像位置を変
化させる位置調節手段と、前記表示像の結像位置に応じ
て前記表示像の形状を変化させる形状調節手段と、を有
することを特徴とする車両用表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3337663A JPH05147456A (ja) | 1991-11-27 | 1991-11-27 | 車両用表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3337663A JPH05147456A (ja) | 1991-11-27 | 1991-11-27 | 車両用表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05147456A true JPH05147456A (ja) | 1993-06-15 |
Family
ID=18310781
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3337663A Pending JPH05147456A (ja) | 1991-11-27 | 1991-11-27 | 車両用表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05147456A (ja) |
Cited By (18)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| KR20030087481A (ko) * | 2002-05-10 | 2003-11-14 | 주식회사 효진콘텍 | 자동차 정보표시기의 초점거리 자동 조절장치 |
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-
1991
- 1991-11-27 JP JP3337663A patent/JPH05147456A/ja active Pending
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