JPH05146926A - 型枠製造装置 - Google Patents

型枠製造装置

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Publication number
JPH05146926A
JPH05146926A JP31603891A JP31603891A JPH05146926A JP H05146926 A JPH05146926 A JP H05146926A JP 31603891 A JP31603891 A JP 31603891A JP 31603891 A JP31603891 A JP 31603891A JP H05146926 A JPH05146926 A JP H05146926A
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JP
Japan
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plywood
pier
formwork
mold
cutting
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Application number
JP31603891A
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English (en)
Inventor
Haruo Hoshino
春夫 星野
Tadaharu Hagiwara
忠治 萩原
Tomoyuki Nakase
知幸 中瀬
Hayao Aoyanagi
隼夫 青柳
Kyosuke Sato
恭輔 佐藤
Toshinori Miki
敏則 三木
Shuzo Furuta
周三 古田
Masahiko Furukawa
政彦 古川
Masaru Takase
優 高瀬
Kazuyoshi Tsuji
和義 辻
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Takenaka Komuten Co Ltd
Original Assignee
Takenaka Komuten Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 型枠データに基づいて、自動的に、合板、縦
桟木、及び横桟木を切断して釘打ちし、その後セパレー
タの取付孔を穿設及び配置番号を印字する型枠製造装置
を得る。 【構成】 制御装置で型枠データを型枠を構成する各部
材を加工するための加工データに変換し、この加工デー
タに基づいて型枠製造装置を制御する。桟木供給装置1
0が、桟木26を所定の寸法に切断し、移動台座12の
上に組付ける。移動台座12を合板加工装置16まで移
動する。合板供給装置14が適切な大きさの合板40を
選別して切断ヤード58の上まで搬送する。ここで、合
板加工装置16が、合板40を所定の形状に切断加工
し、移動台座12に組付けられた桟木の上に載置する。
次に、移動台座12を釘打ち装置18まで移動させ、桟
木26と合板40を固定し、所定の部位に使用される型
枠140の製造を完了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンクリートを打設成
形するために用いられる型枠を所望のサイズに製造する
型枠製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】型枠製造においては、コンクリートの躯
体図及びコンクリート打設計画に基づいて、型枠加工図
を作成して、図4に示されるような、所望のサイズに切
断した合板40を縦桟木72及び横桟木96で補強し
て、型枠140が製造される このような型枠製造は、一般的に、作業所内外の加工場
で型枠大工が電動工具等を用いて、合板40、縦桟木7
2、及び横桟木96を所定の寸法に切断し、その後釘打
ちすることによって行なわれていた。
【0003】しかしながら、近年の建築需要の急増及び
型枠大工の不足等から、型枠製造の自動化及び省力化が
望まれている。
【0004】そこで、これに対処すべく、図8の製造ラ
イン図で示すような、型枠140を半自動的に加工する
型枠製造装置180も提案されている。
【0005】ところが、この型枠製造装置180は、所
定寸法の型枠140しか製造できず、柱及び梁部に適用
されるような多様な形状及びサイズの型枠(図4に示さ
れような形状)を製造するには、どうしても手作業で対
処する以外に方法はなかった。
【0006】また、この型枠製造装置180は、単に縦
桟木72を定型の合板40へ釘打ち装置182で釘打ち
し、その後剥離剤塗布装置184で剥離剤を合板40の
表面に塗布する機能しか有していないので、型枠140
の端部処理、すなわち、図4に示すような横桟木96の
切断及び釘打ちによる固定は、手作業に頼るしか方法が
なかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は係る事実を考
慮し、型枠データに基づいて、自動的に、合板、縦桟
木、及び横桟木を切断して釘打ちし、その後セパレータ
の取付孔を穿設及び配置番号を印字する型枠製造装置を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の型枠製
造装置は、型枠を構成する桟木を係止する係止手段が設
けられた移動台座と、前記桟木を所定寸法に切断しこの
桟木を前記移動台座に組み付ける桟木供給手段と、前記
型枠を構成するストックされた合板を選別し切断ヤード
の上まで搬送する合板供給手段と、前記切断ヤードへ搬
送された前記合板を所定の形状に切断しこの合板を前記
移動台座に組み付けられた前記桟木の上面へ載置する合
板加工手段と、前記移動台座に組み付けられた前記桟木
と前記合板とを固定する固定手段と、前記移動台座を前
記桟木供給手段から前記合板加工手段へ、合板加工手段
から前記固定手段へ、さらに固定手段から桟木供給手段
へと巡回させる巡回手段と、を有することを特徴として
いる。
【0009】請求項2に記載の型枠製造装置は、前記合
板及び前記桟木とで構成された前記型枠へセパレーター
装着用の孔を穿設する穿設手段と、前記セパレーター装
着用の孔が穿設された型枠へ配置番号を印字する印字手
段と、前記印字手段によって印字された前記型枠を前記
移動台座からピッキングするピッキング手段と、を有す
ることを特徴としている。
【0010】請求項3に記載の型枠製造装置は、躯体図
に基づいて作成された製造する型枠の形状を表す型枠デ
ータが入力され、この型枠データを前記型枠を構成する
各部材を加工するための加工データに変換し、前記桟木
供給手段、合板供給手段、合板加工手段、固定手段、穿
設手段、印字手段、ピッキング手段、及び巡回手段の駆
動を制御するための制御手段を有することを特徴として
いる。
【0011】
【作用】上記構成の型枠製造装置では、制御手段へ躯体
図に基づいて作成された製造する型枠の形状を表す型枠
データを入力すると、この型枠データを型枠を構成する
各部材を加工するための加工データに変換する。制御手
段は、この加工データに基づいて型枠製造装置を制御す
る。
【0012】先ず、桟木供給手段がストックされた桟木
を所定寸法に切断し、この切断された桟木を、加工デー
タに基づいて、縦桟木あるいは横桟木となる位置へ係止
手段が設けられた移動台座の上へ組付ける。次に巡回手
段が移動台座を合板加工手段の位置まで移動させる。
【0013】ここで、合板供給手段が、ストックされた
合板から適切な大きさの合板を選別し、切断ヤードの上
まで搬送する。合板加工手段が、切断ヤードの上に置か
れた合板を動かないように係止し、所定の形状に切断加
工し、この合板を移動台座上に組み付けられた桟木の上
面へ載置する。移動台座上に組付けられた桟木及び合板
は、巡回手段によって、固定手段まで移動される。ここ
で、固定手段が切断加工された桟木と合板を固定し、所
定の部位に使用される型枠の製造を完了する。
【0014】次に、この製造された型枠は、穿設手段に
よって、相対する型枠の間隔を保持するために型枠間に
配置されるセパレーターを装着するための孔が穿設され
る。次に、印字手段が、使用部位を示す配置番号を型枠
に印字し、ピッキング手段が移動台座の上から型枠をピ
ッキングする。ここで、型枠が降ろされた移動台座は、
巡回手段によって、再度桟木供給手段の位置へ移動され
る。
【0015】
【実施例】本実施例に係る型枠製造装置Mは、図1に示
されるように、桟木供給装置10、移動台座12、合板
供給装置14、合板切断装置16、釘打ち装置18、セ
パレーター装着用孔の穿設装置20、印字装置22、及
びピッキングロボット24から構成されている。 (桟木供給装置10)図1に示されるように、桟木供給
装置10には、桟木26を収納する収納箱28が配設さ
れている。この収納箱28には、断面視にて縦横が不揃
い状態で、最大長さが4000mmの桟木が収納されてい
る。収納箱28を取り囲んで一対のラーメン枠29が立
設され、その屈曲部は横部材30によって連結されてい
る。ラーメン枠29の梁材32の互いに向い合う側面部
には、ガイド板34が突設されている。このガイド板3
4には、断面形が矩形状の移動部材36が懸架されてい
る。この移動部材36の両端部からは、図示しないブラ
ケットが突設されている。このブラケットは、梁材32
の内部に配置されモーターで駆動されるスプロケットに
巻き付けられたチェーンに、固定されている。これによ
って、移動部材36は、ガイド板34の上を矢印A方向
に移動可能となっている。この移動部材36には、支持
部材44が固定されている。支持部材44には、図示し
ない制御装置に接続されたモーターで駆動される歯車が
取付けられている。この歯車は、上下方向に延設された
図示しない棒状のラックと噛合し、フィンガー38を上
下移動させるようになっている。このフィンガー38
が、モーター80に駆動され、収納箱28から桟木26
を挟持して取り出すようになっている。台座82には、
先端が互いに拡径するクリップ84が、桟木26の搬送
方向に沿って複数個配設されている。このクリップ84
の先端部間の間隔は、桟木26の断面の横寸法より小さ
く、縦寸法より若干大きくされている。従って、フィン
ガー38によって、このクリップ84に桟木26が嵌ま
り込むようにセットすれば、桟木26の断面方向が縦方
向へ収まるようになっている(図5参照)。
【0016】また、台座82の左端には、押板86が配
設されている。この押板86は、図示しないスプロケッ
トに駆動されるチェーンに固定されており、チェーンの
回動によって桟木26を右方向(矢印B方向)へ押し出
すようになっている。この台座82の右端には、丸鋸8
8が配置されている。この丸鋸88は、モーター90の
回転軸に一端が固定されたアーム92の先端に取付けら
れている。これによって、丸鋸88はモーター90の回
転軸を中心として、台座82に対して上方向へ接離可能
とされている。
【0017】台座82の右方には、切断された桟木26
が載置される受け台42が配設されている。この受け台
42の上方には、フィンガー46が配設されている。こ
のフィンガー46は、モーター48によって回転される
シャフト50の先端に取付けられている。このシャフト
50は、支持部材52に支持されている。この支持部材
52には、図示しない制御装置に接続されたモーターで
駆動される歯車が取付けられている。この歯車は、上下
方向に延設された図示しない棒状のラックと噛合し、フ
ィンガー46を上下移動させるようになっている。支持
部材52は、矢印A方向に移動する移動部材54の軸方
向に移動可能に取付けられている。移動部材54には、
長手方向に沿って図示しないボールネジが配設されてい
る。このボールネジは、支持部材52に備えられたモー
ターの回転軸に固定されたベベルギアと噛合している。
これによって、シャフト50は、3次元方向に移動し、
また回転可能とされている。すなわち、フィンガー46
は、所定寸法に切断され、受け台42へ搬送された桟木
26を挟持し、加工データに基づいて、桟木26をその
まま移動台座12の上へ組付ければ縦桟木72として、
また、桟木26を挟持した状態で90度回転して組付け
れば、横桟木96として型枠140を構成する(図4参
照)。 (移動台座12)図1に示されるように、移動台座12
は矩形状のボードで構成されている。この移動台座12
の上面には、先端が針状の突起56が設けられており、
組付けられた縦桟木72及び横桟木96を係止するよう
になっている(図4参照)。
【0018】図2に示されるように、移動台座12の底
面には、円形の取付孔58が形成されている。取付孔5
8の底面にはベアリング59が嵌め込まれている。この
ベアリング59は、キャップ61に支持されている。こ
のキャップ61の筒内には、移動台60の上面に突設さ
れた大円柱形状の回転軸62が挿入されると共に、円形
のフランジ63で、キャップ61の外縁部61Aが支持
されている。なお、キャップ61と回転軸62は図示し
ないピンで一体に固定されている。これによって、移動
台座12に対して移動台60が相対回転可能となってい
る。この移動台60には、図示しないモーターで駆動さ
れる走行輪65が配設され、移動台座12を移動台60
で支持した状態で断面がI字形のガイドレール64(図
1参照)の上を走行するようになっている。図1に示さ
れるように、ガイドレール64は、型枠製造装置Mのエ
リア内を移動台座12が時計廻りに巡回できるように敷
設されている。このガイドレール64の各コーナー部に
は、ポイント66が設けられ、移動台座12が各コーナ
ー部を直角方向にシフトできるようになっている。この
ポイント66を構成する円筒形の回転台68は、内部に
設けられた図示しない回転用モータにより回転され、回
転台68の上面に固定された回転ガイドレール70を回
転させるようになっている。また、図1に示されるよう
に、コーナー部においるガイドレール64の端部には、
移動台座12の移動を制止するストッパー71が設けら
れている。従って、各ポイント66まで移動した移動台
座12は、ストッパー71に係止され、回転台68の回
転に伴って回転することなく、次のポイント66に移動
することができる。 (合板供給装置14)図1に示されるように、合板供給
装置14には、立設された仕切り壁74で仕切られたス
トックヤードA、B、Cが形成されており、このストッ
クヤードAには、新品の合板40(一般に900mm×1
800mm)、ストックヤードBには、再利用される中古
の合板40、及びストックヤードCには、切断加工され
た後の端材の合板40(最小寸法、300×600mm)
が、それぞれ区分けして積み重ねられている。これによ
って、例えば、地面下の基礎部分に用いられる型枠は、
中古の合板40を使用する等、型枠の使用部分に応じ
て、ストックヤードA、B、Cから、適切な合板40を
選択できるようになっている。なお、合板40は、その
木目方向が同一方向となるように、積み重ねられる。
【0019】この合板供給装置14の駆動システムは、
前述した桟木供給装置10と同様の構成となっており、
移動部材76を軸方向へ移動する支持部材78には、上
下方向へ移動するシャフト100が設けられている。こ
のシャフト100には、吸着盤102が取付けられてい
る。吸着盤102には図示しないパイプが連通してお
り、コンプレッサーから吸着力を付与されるようになっ
ている。これによって、吸着盤102は、3次元方向に
移動可能となり、ストックヤードA、B、Cから目的の
合板40を吸着して、切断ヤード104へ搬送するよう
になっている。 (合板切断装置16)図1に示されるように、合板切断
装置16の駆動システムは、前述した合板供給装置14
と同様の構成となっており、移動部材76を軸方向へ移
動する支持部材105には、上下方向へ移動するシャフ
ト106が設けられている。このシャフト106は、モ
ーター108によって回転可能となっており、その先端
部には、丸鋸110が備えられている。この切断ヤード
104の下方には、図示しない吸盤が設けてあり、切断
ヤード104に搬送されてきた合板40を固定するよう
になっている。これによって、合板供給装置14によっ
て切断ヤード58まで搬送された合板40は、丸鋸11
0によって縦方向及び横方向に切断される。なお、加工
された合板40の端材が300mm×600mm以上であれ
ば、合板供給装置14によって再びストックヤードCへ
ストックされるようになっている。次に、この切断加工
された合板40は、吸着盤102よって、移動台座12
の上に組付けられた縦桟木72及び横桟木96の上へ載
置されるようになっている(図4参照)。 (釘打ち装置18)図1及び図4に示されるように、桟
木供給装置10及び合板加工装置16によって、縦桟木
72、横桟木96、及び合板40が組付けられた移動台
座12は、図4に示すように、ポイント66によって移
動方向を変換され、図示しないシリンダーによって上下
移動可能とされた釘打ち装置18の下方へ移動する。
【0020】この釘打ち装置18は、図3に示すよう
に、釘130を保持するケース132と、そのケース1
32の中へ釘130を供給する供給孔134と、合板4
0の上方から釘130を打ち込む複数の突起136を有
するハンマー138で構成されている。これによって、
釘130は供給孔134から空気圧によってケース13
2の中へ供給され、釘打ち装置18の上下移動と同期し
て、ハンマー138の突起136がケース132内へ保
持された釘130を所定の間隔で合板40に打ち込むよ
うになっている。なお、このケース132は、合板40
の搬送方向と直交する方向に複数個配列されており、同
時に合板40の幅方向の釘打ちが完了するようになって
いる。 (セパレーター装着用孔の穿設装置20)図1に示され
るように、釘130によって、合板40と縦桟木72及
び横桟木96が固定され、型枠140の製造が完了する
と(図3参照)、セパレーター装着用孔の穿設装置20
で、相対する型枠の間隔を保持するために型枠間に配置
されるセパレーターを挿入するための孔142(図4参
照)が穿設される。このセパレーター装着用孔の穿設装
置20には、型枠140の搬送方向と直交する方向に図
示しないモーターで駆動される複数のドリルが配設され
ている。このドリルは、上下移動可能とされており、移
動台座12の移動速度に合わせて、所定の間隔で型枠1
40に孔142を穿設していくようになっている。 (印字装置22)図1に示される印字装置22には、図
示しない印字ヘッドと駆動モーターが備えられており、
制御装置146に読み込まれた加工データに基づいて
(図6参照)、型枠140の横桟木96の側面へ使用部
位を示す配置番号が印字されるようになっている。 (ピッキングロボット24)図1に示されように、配置
番号が印字された型枠140は、ピッキングロボット2
4によって、移動台座12の上から降ろされる。
【0021】ここで、図6に示す処理の概要を示すブロ
ック図を参照して、本実施例に係る型枠製造装置Mの制
御手段を説明する。
【0022】制御装置146には、以下の方法で型枠デ
ータが選択的に入力される。この入力方法としては、躯
体図に基づいてCADで作成した型枠データ(合板40
の形状、縦桟木72及び横桟木96の寸法及び固定位
置)を入力する方法158、躯体図に基づいて型枠大工
が作成した型枠加工図を読み取りながら型枠データを入
力する方法159がある。この型枠データが制御装置1
46に入力されると、型枠製造装置Mの駆動を制御する
ための加工データ160に変換される。この加工データ
160に基づいて、制御装置146は型枠製造装置Mの
駆動を制御する。なお、この加工データ160を直接入
力する方法161も可能である。
【0023】次に、図7に示す作動の概要を示すブロッ
ク図を参照して、本実施例に係る型枠製造装置の作動に
ついて説明する。
【0024】先ず、ステップ200で、加工データを読
み込む。次に、ステップ202で移動台座12が桟木供
給装置10の位置まで移動する。次に、ステップ204
で、桟木26を収納箱28から取り出して台座82へセ
ットする。台座82へセットされた桟木26は、ステッ
プ206で丸鋸88によって所定の寸法に切断され、受
け台42に置かれる。
【0025】次に、ステップ208で切断加工された桟
木26が、縦桟木72として組付けられるのか、横桟木
96として組付けられるのかを加工データに基づいて判
断する。縦桟木72として組付ける場合は、ステップ2
10でチャック38を回転させずに、移動台座12の上
の所定位置に組付ける。横桟木96として組付ける場合
は、ステップ212でチャック38を90度回転させ、
移動台座12の上の所定位置に組付ける。なお、移動台
座12の上には、針状の突起56が形成してあるので、
移動台座12の移動中に組付けられた縦桟木72及び横
桟木96の位置がずれることがない。次に、ステップ2
14で移動台座12が合板加工装置16の位置まで移動
する。
【0026】次に、ステップ216で、加工データに基
づいて切断ヤード104に搬送する適切な合板40を選
別する。すなわち、使用部位に応じて合板40の種類を
判断し、ステップ218で、定型の新品の合板40がス
トックされているストックヤードAへ吸着盤102を移
動させるか、または、ステップ220で、再利用される
中古の合板40がストックされているストックヤードB
へ吸着盤102を移動させるか、あるいはステップ22
2で、切断加工された後の端材(最小寸法、300mm×
600mm)がストックされているストックヤードCへ吸
着盤102を移動させ、移動先のストックヤードにスト
ックされた切断ヤート104の上まで搬送させる。な
お、ストックヤードCにストックされた合板40につい
ては、予め上層の合板40の大きさを測定しておき、小
さい合板40を順次選択するようにしてもよい。
【0027】ステップ224では、図示しない吸盤で切
断ヤード104に固定する。次に、ステップ226で
は、加工データに基づき、丸鋸110によって合板40
を所定の形状に切断する。なお、切断加工された残りの
合板40の大きさが、300mm×600mm以上の場合、
破棄せずにストックヤードCへ戻し再度使用する。ステ
ップ228では、吸着盤102が、切断加工された合板
40を移動台座12上に組み付けられた縦桟木72及び
横桟木96の上面へ載置する。ステップ230で、ポイ
ント66が切り換えられ、移動台座12が釘打ち装置1
8の位置まで移動する。
【0028】ステップ232で、合板40と縦桟木72
及び横桟木96を釘打ち装置18で釘打ちする(図1参
照)。ステップ234で、製造された型枠140にセパ
レーター装着用の孔142を所定の間隔で穿設する。ス
テップ236では、印字装置22で横桟木96の側面に
使用部位を示す配置番号を印字する。配置番号が印字さ
れた型枠140は、ステップ238では、ピッキングロ
ボット24が、移動台座12から型枠140を降ろす。
ステップ240で、型枠製造装置10が停止されたか否
かが判断され、停止されたならルーチンを終了する。
【0029】なお、本実施例では、合板40と縦桟木7
2及び横桟木96を釘で固定するようにしたが、接着剤
で固定するようにしてもよい。また、合板40と横桟木
96及び縦桟木72との上下位置を逆転させ、釘打ちの
方向を下方から行なうことも可能であるが、釘打ちのミ
スの発生率を押さえるためには、上方から行なうのが好
ましい。
【0030】さらに、合板40の切断手段として、丸鋸
110を使用したが、糸鋸あるいはレザー等を使用し回
転移動するようにすれば、斜め切断または曲線切断も可
能となる。また、ピッキングロボット24で移動台座1
2から型枠140を降ろす前に、型枠140の表面へ剥
離剤を塗布する装置を設けてもよい。
【0031】
【発明の効果】本発明は上記構成としたので、型枠デー
タを加工データに変換し、合板、縦桟木、及び横桟木を
切断して釘打ちして、自動的に型枠が製造でき、さらに
セパレータ用の孔の穿設、使用部位を示す配置番号が印
字することができる。
【0032】これによって、型枠製造の省力化及び工程
の短縮が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る型枠製造装置を示した全体斜視図
である。
【図2】本発明に係る型枠製造装置のポイントの機構を
示した側面図である。
【図3】本発明に係る型枠製造装置の釘打ち装置を示し
た断面図である。
【図4】型枠の製造段階を示す平面図である。
【図5】製造された型枠を示す断面図である。
【図6】本発明に係る型枠製造装置の処理の概要を示し
たブロック図である。
【図7】本発明に係る型枠製造装置の作用を示すフロー
チャートである。
【図8】従来の型枠製造装置の処理の概要を示したブロ
ック図である。
【符号の説明】
10 桟木供給装置(桟木供給手段) 12 移動台座 14 合板供給手段(合板供給装置) 16 合板加工手段(合板加工装置) 18 固定手段(釘打ち装置) 20 セパレーター装着用の孔穿設装置(穿設手段) 22 印字装置(印字手段) 24 ピッキング手段(ピッキングロボット) 60 移動台(巡回手段) 66 ポイント(巡回手段) 146 制御装置(制御手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青柳 隼夫 東京都中央区銀座8丁目21番1号 株式会 社竹中工務店東京本店内 (72)発明者 佐藤 恭輔 東京都中央区銀座8丁目21番1号 株式会 社竹中工務店東京本店内 (72)発明者 三木 敏則 大阪府大阪市中央区本町4丁目1番13号 株式会社竹中工務店大阪本店内 (72)発明者 古田 周三 大阪府大阪市中央区本町4丁目1番13号 株式会社竹中工務店大阪本店内 (72)発明者 古川 政彦 大阪府大阪市中央区本町4丁目1番13号 株式会社竹中工務店大阪本店内 (72)発明者 高瀬 優 東京都中央区銀座8丁目21番1号 株式会 社竹中工務店東京本店内 (72)発明者 辻 和義 大阪府大阪市中央区本町4丁目1番13号 株式会社竹中工務店大阪本店内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 型枠を構成する桟木を係止する係止手段
    が設けられた移動台座と、前記桟木を所定寸法に切断し
    この桟木を前記移動台座に組み付ける桟木供給手段と、
    前記型枠を構成するストックされた合板を選別し切断ヤ
    ードの上まで搬送する合板供給手段と、前記切断ヤード
    へ搬送された前記合板を所定の形状に切断しこの合板を
    前記移動台座に組み付けられた前記桟木の上面へ載置す
    る合板加工手段と、前記移動台座に組み付けられた前記
    桟木と前記合板とを固定する固定手段と、前記移動台座
    を前記桟木供給手段から前記合板加工手段へ、合板加工
    手段から前記固定手段へ、さらに固定手段から桟木供給
    手段へと巡回させる巡回手段と、を有することを特徴と
    する型枠製造装置。
  2. 【請求項2】 前記合板及び前記桟木とで構成された前
    記型枠へセパレーター装着用の孔を穿設する穿設手段
    と、前記セパレーター装着用の孔が穿設された型枠へ配
    置番号を印字する印字手段と、前記印字手段によって印
    字された前記型枠を前記移動台座からピッキングするピ
    ッキング手段と、を有することを特徴とする請求項1に
    記載の型枠製造装置。
  3. 【請求項3】 躯体図に基づいて作成された製造する型
    枠の形状を表す型枠データが入力され、この型枠データ
    を前記型枠を構成する各部材を加工するための加工デー
    タに変換し、前記桟木供給手段、合板供給手段、合板加
    工手段、固定手段、穿設手段、印字手段、ピッキング手
    段、及び巡回手段の駆動を制御するための制御手段を有
    することを特徴とする請求項2に記載の型枠製造装置。
JP31603891A 1991-11-29 1991-11-29 型枠製造装置 Pending JPH05146926A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008127164A (ja) * 2006-11-22 2008-06-05 Miyagawa Koki Co Ltd 合板供給装置及び合板加工機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008127164A (ja) * 2006-11-22 2008-06-05 Miyagawa Koki Co Ltd 合板供給装置及び合板加工機

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