JPH05146195A - 空気調和機のインバータ保護装置 - Google Patents

空気調和機のインバータ保護装置

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JPH05146195A
JPH05146195A JP3308751A JP30875191A JPH05146195A JP H05146195 A JPH05146195 A JP H05146195A JP 3308751 A JP3308751 A JP 3308751A JP 30875191 A JP30875191 A JP 30875191A JP H05146195 A JPH05146195 A JP H05146195A
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JP
Japan
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compressor
phase
inverter device
inverter
induction motor
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Pending
Application number
JP3308751A
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English (en)
Inventor
Norio Nagashima
則夫 長島
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Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 二系統の三相巻線を装着した構造の三相誘導
電動機を内蔵した圧縮機と、この圧縮機に電力供給する
二系統のインバータ装置との間に欠相が生じた場合、欠
相を検出し圧縮機に保護をかけることを目的とする。 【構成】 二系統の三相巻線を装着した構造の三相誘導
電動機101を内蔵した圧縮機110と、この三相誘導
電動機101の二系統の三相巻線のそれぞれに電力を供
給する第一のインバータ装置102aと、第二のインバ
ータ装置102bと、これら第一、第二のインバータ装
置と圧縮機110との接続線に電流検出手段1a,1b
を設けることにより、この電流検出手段からの出力信号
により判定手段2で欠相の発生を判定し、PWM波形生
成回路103へ停止信号を送り、圧縮機110に保護を
かけることを可能としたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機の圧縮機を
制御するインバータ装置を保護するための保護装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、空気調和機には、省エネルギー性
の追求あるいは快適性の向上に対する要求が、大きくな
ってきており、圧縮機の可変速制御が主流となってきて
いる。
【0003】従来、この種の空気調和機には、インバー
タ装置を登載しており、特に空気調和機の冷房能力が4
〜5kw程度以上になるものについては、電気的に絶縁
された二系統の三相巻線で構成した誘導電動機を内蔵し
た圧縮機と、この圧縮機の二系統の三相巻線のそれぞれ
に電力を供給するインバータ装置とから構成された空気
調和機が提供されている。その構成は、図3に示すよう
な構成が一般的である。
【0004】以下、その構成について説明する。図3に
示すように、電気的に絶縁された二系統の三相巻線を装
着した構造の三相誘導電動機101を内蔵した圧縮機1
10と、この圧縮機110の三相誘導電動機101の二
系統の三相巻線のそれぞれに電力を供給する第一のイン
バータ装置102aと、第二のインバータ装置102b
と、これら第一、第二のインバータ装置の出力電圧、お
よび出力周波数を可変制御するべくPWM信号を出力す
るPWM波形生成回路103とで、空気調和機のインバ
ータ装置を構成したものである。
【0005】ここで、前記第一のインバータ装置102
a,及び第二のインバータ装置102bの内部構成は、
単相交流電源104を整流するダイオードブリッジ10
5a,105bと、このダイオードブリッジ105a,
105bの出力を平滑する電解コンデンサ107a,1
07b,リアクタ106a,106bと、平滑された直
流を三相交流に逆変換する三相ブリッジに接続されたパ
ワートランジスタモジュール108a,108bと、ベ
ース電流を供給するベースドライブ回路109a,10
9bとが接続される構成となっている。
【0006】この構成により、一つのPWM波形生成回
路103で、第一のインバータ装置102a、および第
二のインバータ装置102bを同期して駆動し、この第
一および第二のインバータ装置は、同期した可変電圧・
可変周波数出力を、圧縮機110の三相誘導電動機10
1の二系統の三相巻線に与えることとなる。すなわち、
圧縮機110は、第一のインバータ装置102a、およ
び第二のインバータ装置102bより出力されるそれぞ
れの出力エネエルギーの総和が供給されることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような、二系統の
三相巻線を装着した構造の三相誘導電動機を内蔵した圧
縮機110の場合、第一のインバータ装置102aと、
第二のインバータ装置102bのいずれかのインバータ
装置と、圧縮機110との間に欠相が生じた場合でも圧
縮機110は運転し続けるという問題があった。
【0008】たとえば、欠相状態で60Hzの電源を投
入した場合の回転数とトルクの関係を図2に示す。正規
の結線にたいして低トルクで回転を始め、やがて安定点
に達し運転し続けることがわかる。一方、欠相状態で運
転し続けた場合,欠相した側の巻線の温度上昇が激しく
なるとともに、三相誘導電動機の効率も正規の結線に比
べて低下するという問題があった。
【0009】本発明は、前記課題を解決するもので、第
一のインバータ装置か、第二のインバータ装置のいずれ
かと、圧縮機との間で欠相が生じた場合、欠相を検出し
て圧縮機の保護をすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、電気的に絶縁された二系統の三相巻線を装
着した構造の三相誘導電動機を内蔵した圧縮機と、この
圧縮機の三相誘導電動機の二系統の三相巻線それぞれに
電力を供給する第一のインバータ装置と、第二のインバ
ータ装置とから構成されるインバータ装置と、これら第
一、第二のインバータ装置と圧縮機との接続線に電流検
出手段と、これら電流検出手段に接続された判定手段を
備え、前記判定手段よりPWM波形生成回路に接続し
て、前記第一、第二のインバータ装置のいずれかと圧縮
機との間に欠相が生じた場合、前記電流検出手段に接続
された前記判定手段で欠相の発生を判定し、圧縮機に保
護をかける機能を備えた構成としたものである。
【0011】
【作用】この構成により、第一のインバータ装置また
は、第二のインバータ装置のいずれかと、圧縮機との間
に欠相が生じた場合、欠相による電流異常をインバータ
装置と圧縮機との間に設けた電流検出手段により検出
し、判定手段よりPWM波形生成回路を介して第一、第
二のインバータ装置に出力して圧縮機の保護を可能にし
たものである。
【0012】
【実施例】以下本発明の一実施例について図1を参照し
ながら説明する。なお、図中、従来と同一符号は同一物
を示し、説明は省略する。
【0013】すなわち、二系統の三相巻線を施した圧縮
機110の第一系統の三相巻線(U1)、(V1)、(W1)
には、第一のインバータ装置102aの出力(Ua)、
(Va)、(Wa)が接続されて電力供給される。一方、圧
縮機110の第二系統の三相巻線(U2)、(V2)、(W
2)には、第二のインバータ装置102bの出力(U
b)、(Vb)、(Wb)が接続されて電力供給される。
また、単相200Vの商用電源104は、前記第一のイ
ンバータ装置102aおよび第二のインバータ装置10
2bに共通して電力供給する。一方、PWM波形生成回
路103もまた、前記第一のインバータ装置102aお
よび第二のインバータ装置102bのベースドライブ回
路109a,109b に共通してPWM信号を送るよう
に、各ベースドライブ回路109a,109b に接続さ
れている。
【0014】また、第一系統の三相巻線(U1),(V
1),(W1)と第一のインバータ装置102aの出力(U
a),(Va),(Wa)との間の接続線3U,3V,3W には
電流検出手段1aを設ける。同様に第二系統の三相巻線
(U2),(V2),(W2)と第二のインバータ装置102
bの出力(Ub),(Vb),(Wb)との間の接続線4U,4
V,4W には電流検出手段1bを設ける。前記電流検出手
段1a,1bからは、電流検出手段1a,1bからの出
力信号により前記第一のインバータ装置102aおよび
第二のインバータ装置102bと圧縮機110の間の欠
相を判定する判定手段2へ接続されている。前記判定手
段2からは、PWM波形生成回路103へ接続された構
成となっている。
【0015】上記構成において、第一のインバータ装置
102a、または、第二のインバータ装置102bと圧
縮機110とを接続する接続線のいずれか一本に欠相が
生じた場合、欠相が生じたインバータ装置とは別のイン
バータ装置の欠相が生じた相と同相に通常運転時と比較
して二倍程度の電流が流れる。第一のインバータ装置1
02aから圧縮機110へ流れる電流は電流検出手段1
aで検出を行う、同様に第二のインバータ装置102b
から圧縮機110へ流れる電流は電流検出手段1bで検
出を行う。検出結果は判定手段2へ送られる。判定手段
2では通常状態に対して、二倍程度の電流が流れたこと
から欠相が生じたと判定し、判定手段2からPWM生成
回路103へ停止信号を送り、PWM生成回路103で
は判定手段2からの停止信号をうけて第一および第二の
インバータ装置102a,102bへPWM信号の送信
を停止し、圧縮機110の運転を停止し圧縮機110の
保護を行う。
【0016】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、二系統の三相巻線で構成した誘導電動機を内
蔵した圧縮機と、この圧縮機に二系統のインバータ装置
から電力を供給する構成をとった空気調和機のインバー
タ装置において、二系統のインバータ装置と圧縮機とを
接続する接続線に電流検出手段を設けることにより、接
続線に欠相が生じた場合、この欠相を検出して圧縮機を
停止し、圧縮機の保護をかける。このことにより、欠相
状態で運転を続けた場合、圧縮機の異常過熱や効率の低
下につながるが、これらの不具合を未然に防ぐことを可
能にする空気調和機のインバータ保護装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すインバータ装置の構成
【図2】通常状態と欠相状態とで圧縮機を運転した場合
の回転数とトルクとの関係を表わした図
【図3】従来のインバータ装置の構成図
【符号の説明】
1a 電流検出手段 1b 電流検出手段 2 判定手段 101 三相誘導電動機 102a 第一のインバータ装置 102b 第二のインバータ装置 103 PWM波形生成回路 110 圧縮機

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気的に絶縁された二系統の三相巻線を装
    着した構造の三相誘導電動機を内蔵した圧縮機と、この
    圧縮機の三相誘導電動機の二系統の三相巻線のそれぞれ
    に電力を供給する第一のインバータ装置と、第二のイン
    バータ装置とから構成されるインバータ装置と、これら
    第一、第二のインバータ装置と圧縮機との接続線に電流
    検出手段と、これら電流検出手段に接続された判定手段
    を備え、前記判定手段よりPWM波形生成回路に接続し
    て、前記第一、第二のインバータ装置のいずれかと圧縮
    機との間に欠相が生じた場合、前記電流検出手段に接続
    された前記判定手段で欠相の発生を判定し、圧縮機に保
    護をかける機能を備えた空気調和機のインバータ保護装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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