JPH05145569A - 二重化伝送路における通信方式 - Google Patents

二重化伝送路における通信方式

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JPH05145569A
JPH05145569A JP41003790A JP41003790A JPH05145569A JP H05145569 A JPH05145569 A JP H05145569A JP 41003790 A JP41003790 A JP 41003790A JP 41003790 A JP41003790 A JP 41003790A JP H05145569 A JPH05145569 A JP H05145569A
Authority
JP
Japan
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transmission
management number
line
frame
data
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Withdrawn
Application number
JP41003790A
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English (en)
Inventor
Makoto Nakamura
誠 中村
Kenzo Kobayashi
小林賢造
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は複数の回線収容装置が二重化伝送路
により接続されたシステムにおける通信方式に関し、信
号の伝送遅延および伝送路切替えに伴なう遅延を押さえ
ることを目的とする。 【構成】 回線収容装置2は同じ管理番号を付した送信
フレーム5を現用、予備二重化伝送路3の両方へ送出す
る。受信側の回線収容装置は、受信した送信フレームの
うち早く到着した方を採用し、広域伝送路でも伝送遅延
が最小で済むようにしまた現用/予備切替えを不要にす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の回線収容が二重
化された伝送路により接続されたネットワークシステム
に於ける通信方式に関する。近年、ネットワークシステ
ムの普及に伴い、通信処理の高速化、広帯域化、高信頼
化が要求されている。しかし、システムの規模が広帯域
化するごとに障害発生等の対応に時間が掛かり、通信処
理時間に影響を及ぼしてしまう。又、通信データの品質
低下を招く危険性もある。このため、システムの広帯域
化から来る通信処理時間の遅延及び、通信データの品質
低下を防ぐ必要がある。
【0002】
【従来の技術】図4に、従来のループ型二重化ネットワ
ークシステム(LAN)を示す。2a,2b,……は回
線収容装置で、集中制御装置1と二重化ループ状伝送路
3a,3bにより相互に接続される。4a,4b,……
は回線収容装置2a,2b,……に接続する端末、5a
は伝送路を伝送される送信フレームである。伝送路3
a,3bは一方が現用、他方が予備で、本例では3aが
現用,3bが予備としている。本例では現用伝送路3a
では信号は反時計廻り、予備伝送路3bでは時計廻りに
なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】データ通信では本来、
現用伝送路が用いられて予備伝送路は待機(休止)であ
り、現用伝送路に障害が発生すると現用、予備切替えを
行なって予備伝送路を使用し、現用伝送路を待機とす
る。この状態では予備が現用、現用が予備で、後者は障
害の除去、回復に務める。
【0004】このような、一方向に信号を転送する現用
伝送路だけでの通信では、隣接している回線収容装置間
の通信であるにも拘わらず、ネットワークシステムを周
回してからでないと通信できない事がある。例えば回線
収容装置2bから同2aへの通信は、これらの間の伝送
路を使用して最短で行なうことができず、2c,2d,
1と周回する必要がある。これではシステムが広域化す
る程信号伝送遅延が問題になる。
【0005】また従来方式では現用伝送路3aが障害に
なると予備伝送路3bへ切替え、この際先のデータを再
送することになり、伝送路の障害検出、切替、再送に要
する時間だけ遅れが生じる。
【0006】本発明はかゝる点を改善し、信号の伝送遅
延を可及的に抑え、また伝送路切替に伴なう遅延をなく
して、データ通信の高速化を図ることを目的とするもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1に示すように本発明
では同じ信号を現用伝送路3aと予備伝送路3bの両方
へ送出する。送信フレーム5aは前者の信号、送信フレ
ーム5bは後者の信号である。送信フレームには管理番
号格納領域51を設け、これに番号を挿入して、番号が
同じなら同じ信号であることを表わす。送信フレームに
は図示しないが、発信元端末番号、送信先端末番号、デ
ータ、誤り訂正符号などもある。
【0008】回線収容装置2(相互を区別するための添
字a,b,……は適宜省略する)は図1(b)に示すよ
うにデータ処理部21、入力フレーム管理部22、出力
フレーム管理部23を備え、出力フレーム管理部23で
は1つの送信データにつき2つの送信フレームを作り、
これらに同じ管理番号をのせ、現用伝送路3aと予備伝
送路3bへ送出する。また入力フレーム管理部22は現
用伝送路3aと予備伝送路3bから入力したフレームを
取込み、その領域51の管理番号を取出し、管理番号一
覧表(メモリ)24にそれがあるか否かチェックし、無
ければその管理番号を一覧表24に書込み且つ該フレー
ムのデータをデータ処理部21へ送る。有る場合はその
管理番号を一覧表24から削除し、該フレームのデータ
は廃棄する。
【0009】二重化伝送路の両方から受信した送信フレ
ームのデータは、相互比較して、一致でエラーなし、不
一致でエラー有りとしてもよい。エラーチェックにはパ
リティ/CRCチェックがあるが、これらは少数ビット
エラーは有効でも、多ビットエラーには無効またはデー
タ量が多くなる欠点がある。同じデータの比較なら、同
じビットエラーを起さない限り、どのようなエラーでも
正確に検出できる。
【0010】
【作用】このような伝送を行なうと、隣接回線収容装置
間の通信でもシステムを周回して大きな信号伝送遅延を
生じる、ということがなくなる。例えば回線収容装置2
bから同2aへの通信では、同じ信号が2b→2a,2
b→2c→2d→1→2aの経路で送られるが、前者2
b→2aの方が短いから2aへ早く着き、これが採用さ
れ、後者は広域ネットワークシステムである程長大な経
路となり大きな伝送遅延を生じるから廃棄され、結局最
短距離、最小遅延での伝送が行なわれることになる。
【0011】また現用、予備(本発明では共に現用では
あるが)の一方が障害例えば断線すると、障害伝送路経
由の信号は届かないが、それだけのことであり、正常伝
送路経由の信号は届いて当該回線収容装置のデータ処理
部へ渡される。従来のように障害検知、伝送路切替、信
号再送の必要はなく、障害時の通信の遅延が避けられ
る。またデータ比較を行なう場合は、通信の信頼性の向
上を図ることができる。
【0012】
【実施例】図2、図3に本発明の実施例を示す。図2で
は回線収容装置2bから同2cへデータ通信を行なうと
している。回線収容装置2bから送信フレーム5a,5
bを用いて送信するが、この際、出力フレーム管理部で
任意の値例えば101を管理番号格納領域に設定する。
図2(a)はこの状態を示す。
【0013】送信データの受取先である回線収容装置2
cは図2(b)に示すようにこれらの送信フレームを受
取る。本例では送信フレーム5aが先に着くが、回線収
容装置2cではこの5a中の管理番号101が入力フレ
ーム管理部22の管理番号一覧表24に有るか否かチェ
ックする。本例では図3(a)に示すように一覧表24
aにないので、これを登録して24bの状態にし(図で
上方へ1アドレス分シフトし、最下方へ101を書込
む)、データは処理部21へ送る。次に図2(c)に示
すように5bが着くから回線収容装置2cではその管理
番号101を取出し、管理番号一覧表24aにそれがあ
るか否かチェックする。図3(b)に示すようにこれは
あるから、この一覧表の管理番号101を削除して24
bの状態にし、データは廃棄する。
【0014】伝送路の状態によりどちらか片方の送信フ
レームしか回線収容装置2cに届かない場合もある(例
えば一方の伝送路の断線)が、この場合の一覧表に登録
した管理番号は適当な時間後に削除する。図3(c)は
これを示し、一覧表24aの最下方に登録した101
は、他方からの送信フレームが中々届かないので、後か
ら送られた送信フレームの到着で最上方までシフトされ
ている。これは、例えば登録と同時に計時開始したタイ
マのタイムアウトで削除し、全体を1段シフトして24
bの状態にする。タイムアウトで管理番号を削除する代
りに、一覧表の最上段までシフトされたら削除する、例
えば次の管理番号書込みでシフトして最上段の管理番号
をオーバフローさせてしまってもよい。
【0015】受信側の回線収容装置では、後から到着し
た同じ管理番号の送信フレームのデータを単に削除する
代りに、前に到着したそれと比較してデータの正誤監視
をしけもよい。これでパリティ/CRCチェックよりも
正確なエラーチェックが行なえる。なおこの場合データ
処理は先に受信したデータで開始しておき、これと平行
して上記データ比較を行ない、正しければそのまゝ、誤
りなら処理中断または処理結果の出力禁止にすれば、そ
れ程データ通信の高速化を防げることなく、データ通信
の信頼性を向上させることができる。管理番号として
は、各回線収容装置に固有の値例えば該装置の番号と当
該装置での連続番号の繰り返しとすれば、受信先でのエ
ラー発生はない。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、二
重化された伝送路の両系を使用することにより、ネット
ワークシステムの隣接する回線収容装置間の通信に於い
て、正常通信時のシステムを周回するという処理時間及
び、通信異常時の再送信という処理時間を解消し、延い
ては、広帯域化を進めるネットワークシステムの性能向
上に寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図3】図2の動作説明図である。
【図4】従来装置の説明図である。
【符号の説明】
1 集中制御装置 2 回線収容装置 3 伝送路 4 端末 5 送信フレーム
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年10月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【図1】
【図2】
【図3】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末を収容する複数の回線収容装置(2
    a,2b,…)を伝送方向が逆なループ型二重化伝送路
    (3a,3b)により接続したシステムにおける通信方
    式において、 各回線収容装置はデータを送信する場合に同じ管理番号
    を付した送信フレーム(5a,5b)を前記二重化伝送
    路の両方にのせて送出し、また受信フレームの管理番号
    を書込み可能な管理番号表(24)を設けておき、 フレームの受信の際には回線収容装置において受信した
    前記フレームから管理番号を取出し、前記一覧表にそれ
    があるか否かチェックし、なければ該管理番号を該管理
    番号表に書込むと共に当該フレームのデータを採用し、
    該管理番号表にそれがあれば当該管理番号を削除すると
    共に当該フレームのデータを排除することを特徴とする
    二重化伝送路における通信方式。
  2. 【請求項2】 管理番号表に書込んだ管理番号と同じ管
    理番号の送信フレームが設定時間を経過しても到着しな
    いときは、該管理番号を該管理番号表から削除すること
    を特徴とする請求項1記載の二重化伝送路における通信
    方式。
  3. 【請求項3】 端末を収容する複数の回線収容装置2
    a,2b,…を伝送方向が逆なループ型二重化伝送路
    (3a,3b)により接続したシステムにおける通信方
    式において、 回線収容装置は同じ管理番号を付した送信フレーム(5
    a,5b)を前記二重化伝送路の両方にのせて送出し、 受信側の回線収容装置では、前記二重化伝送路の両方か
    ら受信した前記フレームから管理番号の同じもの同士の
    データを比較し、データ正誤チェックをすることを特徴
    とする二重化伝送路における通信方式。
JP41003790A 1990-12-11 1990-12-11 二重化伝送路における通信方式 Withdrawn JPH05145569A (ja)

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JP41003790A JPH05145569A (ja) 1990-12-11 1990-12-11 二重化伝送路における通信方式

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JP41003790A JPH05145569A (ja) 1990-12-11 1990-12-11 二重化伝送路における通信方式

Publications (1)

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JPH05145569A true JPH05145569A (ja) 1993-06-11

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ID=18519269

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JP41003790A Withdrawn JPH05145569A (ja) 1990-12-11 1990-12-11 二重化伝送路における通信方式

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07307753A (ja) * 1994-05-13 1995-11-21 Nec Corp データ伝送方式及びそれを使用した非同期転送モードネットワーク

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Effective date: 19980312