JPH05143956A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JPH05143956A
JPH05143956A JP3303255A JP30325591A JPH05143956A JP H05143956 A JPH05143956 A JP H05143956A JP 3303255 A JP3303255 A JP 3303255A JP 30325591 A JP30325591 A JP 30325591A JP H05143956 A JPH05143956 A JP H05143956A
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JP
Japan
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magnetic
layer
magnetic recording
shield layer
recording medium
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Pending
Application number
JP3303255A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Adachi
敏明 安達
Yukihiko Harada
幸彦 原田
Minoru Nakamura
穣 中村
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DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 非磁性支持体上に磁気層及び磁気シールド層
を有する磁気記録媒体において、前記磁気シールド層の
塗膜密度が2.0〜6.0g/cm3の範囲にあることを特
徴とする磁気記録媒体。 【効果】 本発明の磁気記録媒体は、従来の磁気記録媒
体に対して高磁気シールド化と高分解能化を実現しうる
ものである。その結果、偽造防止に優れ、また、多層構
造化にも対応可能となるため、磁気記録媒体としての利
用範囲が拡大する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気記録媒体及びその
製造方法に関し、更に詳しくは、偽造防止機能を有する
磁気記録媒体及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気カードは、通常カード支持体上に磁
性層を設けて構成され、銀行のCDカード、クレジット
カード等として広く使用されている。一方、これらの磁
気カードの普及につれて、カードに記録された信号を読
み取る技術も発達し、カードの偽造、変造も容易となっ
てきており、社会問題化している。
【0003】磁気カードの偽造又は変造を防止する技術
としては、例えば、特公昭58−47531号公報、特
公昭58−50494号公報に開示された技術もその一
つである。これらの技術は、磁気カード基板上の磁気記
録再生用の磁性膜の上部もしくは上下に低保磁力の軟磁
性材料から成る合金を金属膜化し上記磁気膜に積層する
ことにより、もしくは、粉末化した低保磁力の軟磁性材
料から成る合金を溶剤により溶解された結合剤中に分散
させてなる塗布液を上記磁性膜に塗布することにより、
磁気的に保護し一般のヘッドでは上記磁気膜への記録再
生が不可能となるものである。しかし、一般的には特公
昭58−47531号公報に開示されているように、信
頼性、生産性の観点より低保磁力の軟磁性材料から成る
合金粉末を溶剤により溶解された結合剤中に分散させて
なる塗布液を塗布することにより、磁気膜を磁気的に保
護する方法を行なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例に記載の磁
気記録媒体は、磁気記録再生用の磁気膜を、低保磁力の
軟磁性材料から成る合金を結合剤中に分散させて成る磁
気シールド層により磁気的に保護する必要性から、磁気
シールド層内の低保磁力の軟磁性材料から成る合金粉末
を所定量必要とする為、磁気シールド層を20μm前後
塗布する必要があった。
【0005】しかしながら、磁気的に十分保護する為磁
気シールド層を厚くしていくと、低保磁力の軟磁性材料
から成る合金粉末以外の成分(例えば、結合剤等)が増
していく為、スペーシングロスが増加し、再生時の再生
出力が指数関数的に低下し、また、分解能も低くなる傾
向が見受けられる。
【0006】これは、上記記載の特公昭58−4753
1号公報に開示された技術の問題点である。
【0007】一方、最近の磁気カードは、磁気記録層の
上部に印刷層や印字層を設ける傾向があり、今まで以上
に分解能に優れた磁気カードを求められている。
【0008】以上のことから、上記従来の磁気記録媒体
では、磁気カードとしての利用範囲が非常に限られてし
まい、汎用性がないという問題点を有していた。
【0009】本発明が解決しようとする課題は、高磁気
シールド性で、かつ高出力、高分解能の磁気記録媒体を
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、磁気シールド層
の塗膜密度を所定の範囲に限定することにより、所定の
磁気シールド性及び再生出力、分解能が得られることを
見い出し、本発明を解決するに至った。
【0011】即ち、本発明は、非磁性支持体上に磁気層
及び磁気シールド層を有する磁気記録媒体において、前
記磁気シールド層の塗膜密度が2.0〜6.0g/cm3
範囲にあることを特徴とする磁気記録媒体を提供する。
【0012】以下、図面を用いて、本発明について詳し
く説明する。
【0013】図1及び図2に本発明の磁気記録媒体の代
表的な構成を記載した。
【0014】図中、1は非磁性体から成る基材、1aは
カード表面、1bはカード裏面、2は磁気層、3、3a
及び3bは磁気シールド層を夫々表わす。
【0015】図1に記載の磁気シールド層3、3a及び
3bは、磁気層2の全面あるいは部分的に設けられてい
る。
【0016】非磁性体から成る基材1は、シート状ある
いは板状を呈しており、この基材の材料としては、例え
ば、塩化ビニル、ナイロン、セルロースジアセテート、
セルローストリアセテート、ポリスチレン、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリアミド、ポリ
カーボネート等のプラスチック類もしくは、;銅、アル
ミニウム等の金属;紙、含浸紙;及びこれらの材料の複
合体が挙げられ、これら以外であっても、磁気カードに
必要な強度、剛性、隠蔽性、光透過性を有するものであ
れば、特に制限なく使用できる。
【0017】磁気層2は、例えば、γ−Fe23、Co
被着γ−Fe23、Fe34、CrO2、 Fe、Fe−
Cr、Fe−Co、Co−Cr、Co−Ni、MnA
l、Baフェライト、Srフェライト等の従来公知の磁
性粉を溶剤により溶解された結合剤中に分散させてなる
塗布液をグラビア方式、リバース方式、ナイフエッジ方
式等の公知の方法によって塗布した後、乾燥前あるいは
乾燥中に磁場配向処理を施すことによって、非磁性体か
ら成る基材上に形成することができる。磁気層は、一層
でも良いが、このようにして形成されたものを重層した
ものでも良い。
【0018】磁気シールド層3、3a、3bは、例え
ば、Ni−Fe−α(αはMo、Cu、Mn、Nb、T
aの少なくとも1種類を含んでいる系)の如きNi−F
e系;Fe−Al−Si−α(αはCr、Ti、Cuの
少なくとも1種類を含んでいる系)の如きFe−Al−
Si系;Fe−Si−B−α(αはNb、Cr、Ni、
Cu、Znの少なくとも1種類を含んでいる系)の如き
Fe−Si−B系;CoFeSiB系、Co−Zr−N
b系、Co−Zr−Ta系の如きアモルファス合金系;
FeCo系、FeCoSiAl系、Fe−(Al,G
a)−(Si,Ge)系、FeGaSiRu系の如きF
e系等の従来公知の低保磁力の軟磁性材料から成る合金
粉末を、溶剤により溶解された結合剤中に分散させてな
る塗布液を調製し、この塗布液をグラビア方式、リバー
ス方式、ナイフエッジ方式等の公知の方法によって磁気
層の上部に塗布した後、乾燥前あるいは乾燥中に磁場配
向処理を施すことによって、非磁性体から成る基材上に
形成することができる。このようにして得られた磁気シ
ールド層に対して、更に後行程として、磁気シールド層
に加熱加圧処理を施すこともできる。
【0019】また、磁気シールド層3、3a、3bは、
非磁性体から成る基材上に直接塗布した後、磁気層を形
成させ、その後、上記処置を施すこともできる。
【0020】Fe−Al−Si系等の低保磁力の軟磁性
材料から成る合金粉末を分散させる結合剤としては、例
えば、ブチラール樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合
樹脂、ウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、セルロース系
樹脂、アクリル樹脂、スチレン−マレイン酸共重合樹脂
等が挙げられ、これら樹脂に、必要に応じて、ニトリル
ゴム等のゴム系樹脂あるいはウレタンエラストマー等を
添加することもできる。また、低保磁力の軟磁性材料か
ら成る合金粉末が上記樹脂中に分散されて成る塗布液中
に、必要に応じて、界面活性剤、各種カップリング剤、
可塑剤、ワックスシリコンオイル、カーボンその他の顔
料を添加することもできる。
【0021】低保磁力の軟磁性材料から成る合金粉末を
分散させる樹脂の使用量は、低保磁力の軟磁性材料から
成る合金粉末100重量部当たり10〜30重量部の範
囲が好ましい。
【0022】磁場配向の方法としては、例えば、永久磁
石、ソレノイドコイル等で発生させた磁場の中に、1の
非磁性体から成る基材上、もしくは1の非磁性体から成
る基材上に2の磁気層が構成された状態の上に塗布され
た磁気シールドを通過させることによって行なう。
【0023】磁場配向装置としては、ソレノイドコイル
もしくは、N.N及びS.S反発対向磁石が好ましい。
【0024】また、配向磁場は、一般的に、磁性粉の保
磁力の3倍〜4倍の磁場強度で配向処理を行なう。これ
は、4倍で特性が飽和してしまうからである。しかし、
低保磁力から成る軟磁性合金粉の場合は、粉末形状等の
理由から磁場強度によって飽和しない。上記の理由か
ら、配向磁場は大きければ大きいほど良い。
【0025】加熱加圧の方法としては、カレンダー、プ
レス機等、例えば、5段カレンダー装置で処理する場
合、処理温度は、30〜150℃の範囲が好ましく、6
0〜100℃の範囲が特に好ましい。圧力は、10〜2
00kg/cm2 の範囲が好ましく、50〜100kg/cm2
の範囲が特に好ましい。また、処理速度は、1〜500
m/mmの範囲が好ましく、20〜200m/mmの範囲が
特に好ましい。
【0026】シールド層の膜厚については、シールド塗
料塗布後、乾燥厚で5〜50μmの範囲が好ましく、特
に10〜20μmの範囲が特に好ましい。
【0027】また、加熱加圧処理を行なう場合の乾燥後
厚は、上記と同様に5〜50μmの範囲が好ましく特に
10〜20μmの範囲が特に好ましい。但し、加熱加圧
処理を行なった方がより好ましい。
【0028】また、本発明の磁気記録媒体の磁気シール
ド層3、3a、3b上に必要に応じて、印字層、保護
層、印刷層等を設けることもできる。
【0029】
【実施例】以下に本発明を実施例により説明する。実施
例中、「%」及び「部」は、各々「重量%」及び「重量
部」を表わす。
【0030】<磁気シールド塗料の調製>「センダスト
粉末」(粉末組成:Al5%、Si10%、Fe85
%、粉末形状:鱗片状、平均粒径15μm)100部、
「Bykmen」(ビックケミー・ジャパン株式会社製
高分子量不飽和酸エステル)0.1部、「ビニライトV
YHH」(米国ユニオンカーバイド社製塩化ビニル−酢
酸ビニル共重合体樹脂)10部、「T−5206](大
日本インキ化学工業社製ウレタン樹脂)10部、トルエ
ン40部、メチルエチルケトン40部、及びシクロヘキ
サノン40部をボールミルに入れ、24時間分散混合し
て磁気シールド塗料を得た。
【0031】<磁性塗料の調製>「MC−127](戸
田工業(株)社製バリウムフェライト磁性粉)100
部、「VAGH」(米国ユニオンカーバイド社製塩化ビ
ニル−酢酸ビニル共重合体樹脂)10部、「T−520
6」10部、トルエン100部、メチルエチルケトン1
00部、シクロヘキサノン100部をボールミルに入れ
24時間分散混合することによって、磁性塗料を得た。
【0032】(実施例1)厚さ188μmのポリエチレ
ンテレタレートシート上に、上記磁性塗料をリバース方
式で、乾燥膜厚が6μmと成るように全面塗布し、磁場
印加による配向した後、加熱乾燥して磁気記録層を形成
した。
【0033】次に、上記磁気記録層上に、上記磁気シー
ルド塗料をリバース方式にて乾燥膜厚が5μm、15μ
m、25μm、となるように塗布し、N.N反発対向磁
石にて印加磁場2,000Oeで配向処理した後、塗布
面をカレンダーで加熱加圧処理して磁気シールド層の塗
膜膜密度が4.0g/cm3の磁気記録媒体を得た。
【0034】(実施例2)厚さ188μmのポリエチレ
ンテレタレートシート上に、上記磁性塗料をリバース方
式で、乾燥膜厚が6μmと成るように全面塗布し、磁場
印加による配向した後、加熱乾燥して磁気記録層を形成
した。
【0035】次に、上記磁気記録層上に、上記磁気シー
ルド塗料をリバース方式にて乾燥膜厚が5μm、15μ
m、25μmとなるように塗布し、ソレノイドコイルに
て印加磁場2,000Oeで配向処理した後、塗布面を
カレンダーで加熱加圧処理して磁気シールド層の塗膜密
度が4.2g/cm3の磁気記録媒体を得た。
【0036】(実施例3)厚さ188μmのポリエチレ
ンテレタレートシート上に、上記磁性塗料をリバース方
式で、乾燥膜厚が6μmと成るように全面塗布し、磁場
印加による配向した後、加熱乾燥して磁気記録層を形成
した。
【0037】次に、上記磁気記録層上に、上記磁気シー
ルド塗料をリバース方式にて乾燥膜厚が5μm、15μ
m、25μmとなるように塗布し、ソレノイドコイルに
て印加磁場7,000Oeで配向処理して磁気シールド
層の塗膜密度が4.0g/cm3の磁気記録媒体を得た。
【0038】(実施例4)厚さ188μmのポリエチレ
ンテレタレートシート上に、上記磁性塗料をリバース方
式で、乾燥膜厚が6μmと成るように全面塗布し、磁場
印加による配向した後、加熱乾燥して磁気記録層を形成
した。
【0039】次に、上記磁気記録層上に、上記磁気シー
ルド塗料をリバース方式にて乾燥膜厚が5μm、15μ
m、25μmとなるように塗布し、N.N反発対向磁石
にて印加磁場6,000Oeで配向処理して磁気シール
ド層の塗膜密度が3.8g/cm3の磁気記録媒体を得た。
【0040】(実施例5)厚さ188μmのポリエチレ
ンテレタレートシート上に、上記磁性塗料をリバース方
式で、乾燥膜厚が6μmと成るように全面塗布し、磁場
印加による配向した後、加熱乾燥して磁気記録層を形成
した。
【0041】次に、上記磁気記録層上に、上記磁気シー
ルド塗料をリバース方式にて乾燥膜厚が5μm、15μ
m、25μmとなるように塗布し、N.N反発対向磁石
にて印加磁場6,000Oeで配向処理した後、塗布面
をカレンダーで加熱加圧処理して磁気シールド層の塗膜
密度が5.3g/cm3の磁気記録媒体を得た。
【0042】(実施例6)厚さ188μmのポリエチレ
ンテレタレートシート上に、上記磁性塗料をリバース方
式で、乾燥膜厚が6μmと成るように全面塗布し、磁場
印加による配向した後、加熱乾燥して磁気記録層を形成
した。
【0043】次に、上記磁気記録層上に、上記磁気シー
ルド塗料をリバース方式にて乾燥膜厚が5μm、15μ
m、25μmとなるように塗布し、ソレノイドコイルに
て印加磁場7,000Oeで配向処理した後、塗布面を
カレンダーで加熱加圧処理して磁気シールド層の塗膜密
度が5.5g/cm3の磁気記録媒体を得た。
【0044】(比較例1)厚さ188μmのポリエチレ
ンテレタレートシート上に、上記磁性塗料をリバース方
式で、乾燥膜厚が6μmと成るように全面塗布し、磁場
印加による配向した後、加熱乾燥して磁気記録層を形成
した。
【0045】次に、上記磁気記録層上に、上記磁気シー
ルド塗料をリバース方式にて乾燥膜厚が5μm、15μ
m、25μmとなるように塗布して磁気シールド層の塗
膜密度が2.0g/cm3の磁気記録媒体を得た。
【0046】(比較例2)厚さ188μmのポリエチレ
ンテレタレートシート上に、上記磁性塗料をリバース方
式で、乾燥膜厚が6μmと成るように全面塗布し、磁場
印加による配向した後、加熱乾燥して磁気記録層を形成
した。
【0047】次に、上記磁気記録層上に、上記磁気シー
ルド塗料をリバース方式にて乾燥膜厚が5μm、15μ
m、25μmとなるように塗布し、N.N反発対向磁石
にて印加磁場800Oeで配向処理して磁気シールド層
の塗膜密度が2.3g/cm3の磁気記録媒体を得た。
【0048】実施例及び比較例で得られた各磁気記録媒
体をカード状に打ち抜き、磁気カードリーダーライタに
て、読み取り再生出力電圧及び漏洩出力電圧を測定し
た。
【0049】図3に、磁気記録層に記録した記録密度2
00FCI、記録電流1,000mAの読み取り再生出
力特性と磁気シールド層の膜厚との関係を示した。ま
た、図4に、磁気記録層に記録した記録密度200FC
I、記録電流1,000mAの漏洩出力特性と磁気シー
ルド層の膜厚密度の関係を示した。更に、図5及び図6
に読み取り出力及び漏洩出力における周波数特性を示し
た。ここでの周波数特性は、磁気シード層厚15μmの
データにした。
【0050】以上の結果から明らかなように、読み取り
再生出力、漏洩出力及び分解能が著しく向上した。
【0051】
【発明の効果】本発明の磁気記録媒体は、従来の磁気記
録媒体に対して高磁気シールド化と高分解能化を実現し
得るものである。その結果、偽造防止に優れ、また、多
層構造化にも対応可能となるため、磁気記録媒体として
の利用範囲が拡大する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気記録媒体の層構成の一例を示す断
面図である。
【符号の説明】
1 支持体 2 一層及び多層の磁気層 3 磁気シールド層
【図2】本発明の磁気記録媒体の層構成の一例を示す断
面図である。
【符号の説明】
1 支持体 1a カード表面 1b カード裏面 2 一層及び多層の磁気層 3a 磁気シールド層 3b 磁気シールド層
【図3】実施例及び比較例で得た各磁気記録媒体の磁気
シールド層の厚みと、記録されたデータの読み取り再生
出力電圧との関係を示した図表である。
【図4】実施例及び比較例で得た各磁気記録媒体の磁気
シールド層の厚みと、記録されたデータの漏洩出力電圧
の関係を示した図表である。
【図5】実施例及び比較例で得た各磁気記録媒体の各周
波数における再生出力電圧を示した図表である。
【図6】実施例及び比較例で得た各磁気記録媒体の各周
波数における漏洩出力電圧を示した図表である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非磁性支持体上に磁気層及び磁気シール
    ド層を有する磁気記録媒体において、前記磁気シールド
    層の塗膜密度が2.0〜6.0g/cm3の範囲にあること
    を特徴とする磁気記録媒体。
  2. 【請求項2】 2,000〜10,000ガウスの範囲
    にある磁場で配向処理された磁気シールド層を有するこ
    とを特徴とする請求項1記載の磁気記録媒体。
  3. 【請求項3】 加熱加圧処理された磁気層及び磁気シー
    ルド層を有することを特徴とする請求項1又は2記載の
    磁気記録媒体。
JP3303255A 1991-11-19 1991-11-19 磁気記録媒体 Pending JPH05143956A (ja)

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JP3303255A JPH05143956A (ja) 1991-11-19 1991-11-19 磁気記録媒体

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7111383B2 (en) * 2000-09-01 2006-09-26 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Method of forming a head assembly

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7111383B2 (en) * 2000-09-01 2006-09-26 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Method of forming a head assembly

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