JPH05143270A - ウインドウシステム上のカーソル管理装置およびカーソル管理方法 - Google Patents
ウインドウシステム上のカーソル管理装置およびカーソル管理方法Info
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- JPH05143270A JPH05143270A JP3305116A JP30511691A JPH05143270A JP H05143270 A JPH05143270 A JP H05143270A JP 3305116 A JP3305116 A JP 3305116A JP 30511691 A JP30511691 A JP 30511691A JP H05143270 A JPH05143270 A JP H05143270A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】通常のカーソルが表示限界まで移動した場合で
も、別カーソルをさらに連続して移動させることができ
るウインドウシステム上のカーソル管理装置およびカー
ソル管理方法を提供する。 【構成】移動量管理装置３は、ポインティングデバイス
の物理的な移動量を検出する。カーソル位置管理装置４
は、移動量管理装置３により検出された移動量に基づい
て表示画面上のカーソル位置の絶対座標値を計算する。
カーソル表示装置５は、カーソル位置管理装置４により
計算された絶対座標値に基づいて表示画面上にカーソル
を表示する。別カーソル位置管理装置６は、移動量管理
装置３により検出された移動量に基づいて表示画面上の
別ウインドウの別カーソル位置の絶対座標値を計算す
る。別カーソル表示装置７は、別カーソル位置管理装置
６により計算された絶対座標値に基づいて表示画面上の
別ウインドウに別カーソルを表示する。
も、別カーソルをさらに連続して移動させることができ
るウインドウシステム上のカーソル管理装置およびカー
ソル管理方法を提供する。 【構成】移動量管理装置３は、ポインティングデバイス
の物理的な移動量を検出する。カーソル位置管理装置４
は、移動量管理装置３により検出された移動量に基づい
て表示画面上のカーソル位置の絶対座標値を計算する。
カーソル表示装置５は、カーソル位置管理装置４により
計算された絶対座標値に基づいて表示画面上にカーソル
を表示する。別カーソル位置管理装置６は、移動量管理
装置３により検出された移動量に基づいて表示画面上の
別ウインドウの別カーソル位置の絶対座標値を計算す
る。別カーソル表示装置７は、別カーソル位置管理装置
６により計算された絶対座標値に基づいて表示画面上の
別ウインドウに別カーソルを表示する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、任意の別ウインドウに
別カーソルを表示できるウインドウシステム上のカーソ
ル管理装置およびカーソル管理方法に関するものであ
る。
別カーソルを表示できるウインドウシステム上のカーソ
ル管理装置およびカーソル管理方法に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、任意の別ウインドウに別カーソル
を表示できるウインドウシステム上のカーソル管理装置
として、図３に示すようなものがあった。この従来のカ
ーソル管理装置は、主カーソル管理装置３１と別カーソ
ル管理装置３２とにより構成されており、主カーソル管
理装置３１は、移動量管理装置３３と、カーソル位置管
理装置３４と、カーソル表示装置３５とにより構成され
ている。別カーソル管理装置３２は、別カーソル位置管
理装置３６と、別カーソル表示装置３７とにより構成さ
れている。主カーソル管理装置３１は、カーソル表示の
ための座標計算から表示までを行なう。別カーソル管理
装置３２は、別ウインドウ上のカーソル表示を行なう。
移動量管理装置３３は、ポインティングデバイスの物理
的な移動量を得る。カーソル位置管理装置３４は、移動
量管理装置３３より得られる物理移動量を表示画面上の
絶対座標値に変換する。カーソル表示装置３５は、カー
ソル位置管理装置３４より得られる絶対座標の位置にカ
ーソルを表示する。別カーソル位置管理装置３６は、カ
ーソル位置管理装置３４より得られる絶対座標値を基に
表示画面上のカーソルの相対座標値を算出し、任意の別
ウインドウに別カーソルを表示するための座標値を計算
する。別カーソル表示装置３７は、別カーソル位置管理
装置３６より得られる座標値を基に任意の別ウインドウ
上に別カーソルを表示する。
を表示できるウインドウシステム上のカーソル管理装置
として、図３に示すようなものがあった。この従来のカ
ーソル管理装置は、主カーソル管理装置３１と別カーソ
ル管理装置３２とにより構成されており、主カーソル管
理装置３１は、移動量管理装置３３と、カーソル位置管
理装置３４と、カーソル表示装置３５とにより構成され
ている。別カーソル管理装置３２は、別カーソル位置管
理装置３６と、別カーソル表示装置３７とにより構成さ
れている。主カーソル管理装置３１は、カーソル表示の
ための座標計算から表示までを行なう。別カーソル管理
装置３２は、別ウインドウ上のカーソル表示を行なう。
移動量管理装置３３は、ポインティングデバイスの物理
的な移動量を得る。カーソル位置管理装置３４は、移動
量管理装置３３より得られる物理移動量を表示画面上の
絶対座標値に変換する。カーソル表示装置３５は、カー
ソル位置管理装置３４より得られる絶対座標の位置にカ
ーソルを表示する。別カーソル位置管理装置３６は、カ
ーソル位置管理装置３４より得られる絶対座標値を基に
表示画面上のカーソルの相対座標値を算出し、任意の別
ウインドウに別カーソルを表示するための座標値を計算
する。別カーソル表示装置３７は、別カーソル位置管理
装置３６より得られる座標値を基に任意の別ウインドウ
上に別カーソルを表示する。
【０００３】すなわち従来のカーソル管理装置は、まず
移動量管理装置３３により得られる物理移動量を基にカ
ーソル位置管理装置３４で表示画面上の絶対座標値を計
算する。なお表示限界を越える場合は、カーソル表示の
ための絶対座標値は表示限界位置にとどめられる。通常
のカーソルはカーソル表示装置３５により絶対座標値が
指す位置に表示される。ここで、任意の別ウインドウに
別カーソルを表示したい場合、カーソル位置管理装置３
４よりカーソル位置の絶対座標値を得て表示画面上を移
動したカーソルの相対座標値を算出し、相対座標値を基
に別カーソル位置管理装置３６により別カーソル位置の
座標値を計算し、その座標値から別カーソル表示装置３
７によって別ウインドウに別カーソルを表示していた。
移動量管理装置３３により得られる物理移動量を基にカ
ーソル位置管理装置３４で表示画面上の絶対座標値を計
算する。なお表示限界を越える場合は、カーソル表示の
ための絶対座標値は表示限界位置にとどめられる。通常
のカーソルはカーソル表示装置３５により絶対座標値が
指す位置に表示される。ここで、任意の別ウインドウに
別カーソルを表示したい場合、カーソル位置管理装置３
４よりカーソル位置の絶対座標値を得て表示画面上を移
動したカーソルの相対座標値を算出し、相対座標値を基
に別カーソル位置管理装置３６により別カーソル位置の
座標値を計算し、その座標値から別カーソル表示装置３
７によって別ウインドウに別カーソルを表示していた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、カーソルが表示画面の限界に達した時、物
理移動量が表示限界を越える方向にのみ増加しても表示
画面上のカーソルの表示位置が変わらないため、カーソ
ル位置管理装置３４からは同じ絶対座標値しか得られな
い。そのため別カーソル位置管理装置３６で算出する別
カーソルの相対座標値はゼロで別カーソルの表示位置は
変化させられないという問題点を有していた。すなわち
図４のように、最初、表示画面３９のカーソル４０がＧ
の位置にあり、別ウインドウ４１の別カーソル４２がＪ
の位置にあるとすると、移動量管理装置３３から得られ
る物理移動量がカーソル４０のＧからＩの位置まで達す
る量であるとしても、カーソル位置管理装置３４から得
られる絶対座標値はカーソル４０の表示限界であるＨの
位置を示すだけである。カーソル４０は表示限界なので
この状態を維持するため、別カーソル４２の表示座標を
計算する別カーソル位置管理装置３６はカーソル４０が
表示限界に達した位置Ｈの絶対座標値しか受け取れな
い。そのため別カーソル４２は表示限界に達していない
にもかかわらず、位置Ｋで停止してしまい、位置Ｌまで
移動しない。
の構成では、カーソルが表示画面の限界に達した時、物
理移動量が表示限界を越える方向にのみ増加しても表示
画面上のカーソルの表示位置が変わらないため、カーソ
ル位置管理装置３４からは同じ絶対座標値しか得られな
い。そのため別カーソル位置管理装置３６で算出する別
カーソルの相対座標値はゼロで別カーソルの表示位置は
変化させられないという問題点を有していた。すなわち
図４のように、最初、表示画面３９のカーソル４０がＧ
の位置にあり、別ウインドウ４１の別カーソル４２がＪ
の位置にあるとすると、移動量管理装置３３から得られ
る物理移動量がカーソル４０のＧからＩの位置まで達す
る量であるとしても、カーソル位置管理装置３４から得
られる絶対座標値はカーソル４０の表示限界であるＨの
位置を示すだけである。カーソル４０は表示限界なので
この状態を維持するため、別カーソル４２の表示座標を
計算する別カーソル位置管理装置３６はカーソル４０が
表示限界に達した位置Ｈの絶対座標値しか受け取れな
い。そのため別カーソル４２は表示限界に達していない
にもかかわらず、位置Ｋで停止してしまい、位置Ｌまで
移動しない。
【０００５】本発明はかかる事情に鑑みて成されたもの
であり、通常のカーソルが表示限界まで移動した場合で
も、別カーソルをさらに連続して移動させることができ
るウインドウシステム上のカーソル管理装置およびカー
ソル管理方法を提供することを目的とする。
であり、通常のカーソルが表示限界まで移動した場合で
も、別カーソルをさらに連続して移動させることができ
るウインドウシステム上のカーソル管理装置およびカー
ソル管理方法を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明のウインドウシス
テム上のカーソル管理装置は、ポインティングデバイス
の物理的な移動量を検出する移動量管理装置と、この移
動量管理装置により検出された移動量に基づいて表示画
面上のカーソル位置の絶対座標値を計算するカーソル位
置管理装置と、このカーソル位置管理装置により計算さ
れた絶対座標値に基づいて表示画面上にカーソルを表示
するカーソル表示装置と、前記移動量管理装置により検
出された移動量に基づいて表示画面上の別ウインドウの
別カーソル位置の絶対座標値を計算する別カーソル位置
管理装置と、この別カーソル位置管理装置により計算さ
れた絶対座標値に基づいて表示画面上の別ウインドウに
別カーソルを表示する別カーソル表示装置とを備えたこ
とを特徴としている。
テム上のカーソル管理装置は、ポインティングデバイス
の物理的な移動量を検出する移動量管理装置と、この移
動量管理装置により検出された移動量に基づいて表示画
面上のカーソル位置の絶対座標値を計算するカーソル位
置管理装置と、このカーソル位置管理装置により計算さ
れた絶対座標値に基づいて表示画面上にカーソルを表示
するカーソル表示装置と、前記移動量管理装置により検
出された移動量に基づいて表示画面上の別ウインドウの
別カーソル位置の絶対座標値を計算する別カーソル位置
管理装置と、この別カーソル位置管理装置により計算さ
れた絶対座標値に基づいて表示画面上の別ウインドウに
別カーソルを表示する別カーソル表示装置とを備えたこ
とを特徴としている。
【０００７】また本発明のウインドウシステム上のカー
ソル管理方法は、ポインティングデバイスの物理的な移
動量を検出する移動量管理ステップと、この移動量管理
ステップで検出された移動量に基づいて表示画面上のカ
ーソル位置の絶対座標値を計算するカーソル位置管理ス
テップと、このカーソル位置管理ステップで計算された
絶対座標値に基づいて表示画面上にカーソルを表示する
カーソル表示ステップと、前記移動量管理ステップで検
出された移動量に基づいて表示画面上の別ウインドウの
別カーソル位置の絶対座標値を計算する別カーソル位置
管理ステップと、この別カーソル位置管理ステップで計
算された絶対座標値に基づいて表示画面上の別ウインド
ウに別カーソルを表示する別カーソル表示ステップとを
実行することを特徴としている。
ソル管理方法は、ポインティングデバイスの物理的な移
動量を検出する移動量管理ステップと、この移動量管理
ステップで検出された移動量に基づいて表示画面上のカ
ーソル位置の絶対座標値を計算するカーソル位置管理ス
テップと、このカーソル位置管理ステップで計算された
絶対座標値に基づいて表示画面上にカーソルを表示する
カーソル表示ステップと、前記移動量管理ステップで検
出された移動量に基づいて表示画面上の別ウインドウの
別カーソル位置の絶対座標値を計算する別カーソル位置
管理ステップと、この別カーソル位置管理ステップで計
算された絶対座標値に基づいて表示画面上の別ウインド
ウに別カーソルを表示する別カーソル表示ステップとを
実行することを特徴としている。
【０００８】
【作用】本発明のウインドウシステム上のカーソル管理
装置において、移動量管理装置は、ポインティングデバ
イスの物理的な移動量を検出する。カーソル位置管理装
置は、移動量管理装置により検出された移動量に基づい
て表示画面上のカーソル位置の絶対座標値を計算する。
カーソル表示装置は、カーソル位置管理装置により計算
された絶対座標値に基づいて表示画面上にカーソルを表
示する。別カーソル位置管理装置は、移動量管理装置に
より検出された移動量に基づいて表示画面上の別ウイン
ドウの別カーソル位置の絶対座標値を計算する。別カー
ソル表示装置は、別カーソル位置管理装置により計算さ
れた絶対座標値に基づいて表示画面上の別ウインドウに
別カーソルを表示する。
装置において、移動量管理装置は、ポインティングデバ
イスの物理的な移動量を検出する。カーソル位置管理装
置は、移動量管理装置により検出された移動量に基づい
て表示画面上のカーソル位置の絶対座標値を計算する。
カーソル表示装置は、カーソル位置管理装置により計算
された絶対座標値に基づいて表示画面上にカーソルを表
示する。別カーソル位置管理装置は、移動量管理装置に
より検出された移動量に基づいて表示画面上の別ウイン
ドウの別カーソル位置の絶対座標値を計算する。別カー
ソル表示装置は、別カーソル位置管理装置により計算さ
れた絶対座標値に基づいて表示画面上の別ウインドウに
別カーソルを表示する。
【０００９】また本発明のウインドウシステム上のカー
ソル管理方法においては、移動量管理ステップにおいて
ポインティングデバイスの物理的な移動量を検出し、カ
ーソル位置管理ステップにおいて移動量管理ステップで
検出された移動量に基づいて表示画面上のカーソル位置
の絶対座標値を計算し、カーソル表示ステップにおいて
カーソル位置管理ステップで計算された絶対座標値に基
づいて表示画面上にカーソルを表示し、別カーソル位置
管理ステップにおいて移動量管理ステップで検出された
移動量に基づいて表示画面上の別ウインドウの別カーソ
ル位置の絶対座標値を計算し、別カーソル表示ステップ
において別カーソル位置管理ステップで計算された絶対
座標値に基づいて表示画面上の別ウインドウに別カーソ
ルを表示する。
ソル管理方法においては、移動量管理ステップにおいて
ポインティングデバイスの物理的な移動量を検出し、カ
ーソル位置管理ステップにおいて移動量管理ステップで
検出された移動量に基づいて表示画面上のカーソル位置
の絶対座標値を計算し、カーソル表示ステップにおいて
カーソル位置管理ステップで計算された絶対座標値に基
づいて表示画面上にカーソルを表示し、別カーソル位置
管理ステップにおいて移動量管理ステップで検出された
移動量に基づいて表示画面上の別ウインドウの別カーソ
ル位置の絶対座標値を計算し、別カーソル表示ステップ
において別カーソル位置管理ステップで計算された絶対
座標値に基づいて表示画面上の別ウインドウに別カーソ
ルを表示する。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。図１は本発明の一実施例におけるウインドウ
システム上のカーソル管理装置の構成図で、このカーソ
ル管理装置は、主カーソル管理装置１と別カーソル管理
装置２とから構成されている。主カーソル管理装置１
は、移動量管理装置３と、カーソル位置管理装置４と、
カーソル表示装置５とにより構成されており、別カーソ
ル管理装置２は、別カーソル位置管理装置６と、別カー
ソル表示装置７とにより構成されている。主カーソル管
理装置１は、カーソル表示のための座標計算から表示ま
でを行なう。別カーソル管理装置２は、別ウインドウ上
のカーソル表示を行なう。移動量管理装置３は、図外の
ポインティングデバイスの物理的な移動量を検出する。
カーソル位置管理装置４は、移動量管理装置３により検
出された移動量に基づいて表示画面上のカーソル位置の
絶対座標値を計算する。カーソル表示装置５は、カーソ
ル位置管理装置４により計算された絶対座標値に基づい
て表示画面上にカーソルを表示する。別カーソル位置管
理装置６は、移動量管理装置３により検出された移動量
に基づいて表示画面上の別ウインドウの別カーソル位置
の絶対座標値を計算する。別カーソル表示装置７は、別
カーソル位置管理装置６により計算された絶対座標値に
基づいて表示画面上の別ウインドウに別カーソルを表示
する。
説明する。図１は本発明の一実施例におけるウインドウ
システム上のカーソル管理装置の構成図で、このカーソ
ル管理装置は、主カーソル管理装置１と別カーソル管理
装置２とから構成されている。主カーソル管理装置１
は、移動量管理装置３と、カーソル位置管理装置４と、
カーソル表示装置５とにより構成されており、別カーソ
ル管理装置２は、別カーソル位置管理装置６と、別カー
ソル表示装置７とにより構成されている。主カーソル管
理装置１は、カーソル表示のための座標計算から表示ま
でを行なう。別カーソル管理装置２は、別ウインドウ上
のカーソル表示を行なう。移動量管理装置３は、図外の
ポインティングデバイスの物理的な移動量を検出する。
カーソル位置管理装置４は、移動量管理装置３により検
出された移動量に基づいて表示画面上のカーソル位置の
絶対座標値を計算する。カーソル表示装置５は、カーソ
ル位置管理装置４により計算された絶対座標値に基づい
て表示画面上にカーソルを表示する。別カーソル位置管
理装置６は、移動量管理装置３により検出された移動量
に基づいて表示画面上の別ウインドウの別カーソル位置
の絶対座標値を計算する。別カーソル表示装置７は、別
カーソル位置管理装置６により計算された絶対座標値に
基づいて表示画面上の別ウインドウに別カーソルを表示
する。
【００１１】次に動作を説明する。オペレータがポイン
ティングデバイスを操作すると、その物理的な移動量が
移動量管理装置３により検出される。この移動量管理装
置３により検出された移動量とカーソルの現在位置とに
基づいてカーソル位置管理装置４が表示画面上のカーソ
ル位置の絶対座標値を計算する。このカーソル位置管理
装置４により計算された絶対座標値に基づいてカーソル
表示装置５が表示画面上にカーソルを表示する。一方、
移動量管理装置３により検出された移動量と別カーソル
の現在位置とに基づいて別カーソル位置管理装置６が表
示画面上の別ウインドウの別カーソル位置の絶対座標値
を計算する。この別カーソル位置管理装置６により計算
された絶対座標値に基づいて別カーソル表示装置７が表
示画面上の別ウインドウに別カーソルを表示する。
ティングデバイスを操作すると、その物理的な移動量が
移動量管理装置３により検出される。この移動量管理装
置３により検出された移動量とカーソルの現在位置とに
基づいてカーソル位置管理装置４が表示画面上のカーソ
ル位置の絶対座標値を計算する。このカーソル位置管理
装置４により計算された絶対座標値に基づいてカーソル
表示装置５が表示画面上にカーソルを表示する。一方、
移動量管理装置３により検出された移動量と別カーソル
の現在位置とに基づいて別カーソル位置管理装置６が表
示画面上の別ウインドウの別カーソル位置の絶対座標値
を計算する。この別カーソル位置管理装置６により計算
された絶対座標値に基づいて別カーソル表示装置７が表
示画面上の別ウインドウに別カーソルを表示する。
【００１２】ここで図２のように、最初、表示画面９の
カーソル１０がＡの位置にあり、別ウインドウ１１の別
カーソル１２がＤの位置にあるとすると、移動量管理装
置３から得られる物理移動量がカーソル１０のＡからＣ
の位置まで達する量であるとしても、カーソル位置管理
装置４から得られる絶対座標値はカーソル１０の表示限
界であるＢの位置を示すだけであり、カーソル１０は表
示限界なのでこの状態を維持する。しかし、別カーソル
１２の表示座標を計算する別カーソル位置管理装置６
は、移動量管理装置３から直接物理移動量を受け取って
別カーソル位置の絶対座標値を計算するので、別カーソ
ル１２はＥの位置で停止してしまわずにＦの位置まで移
動できる。
カーソル１０がＡの位置にあり、別ウインドウ１１の別
カーソル１２がＤの位置にあるとすると、移動量管理装
置３から得られる物理移動量がカーソル１０のＡからＣ
の位置まで達する量であるとしても、カーソル位置管理
装置４から得られる絶対座標値はカーソル１０の表示限
界であるＢの位置を示すだけであり、カーソル１０は表
示限界なのでこの状態を維持する。しかし、別カーソル
１２の表示座標を計算する別カーソル位置管理装置６
は、移動量管理装置３から直接物理移動量を受け取って
別カーソル位置の絶対座標値を計算するので、別カーソ
ル１２はＥの位置で停止してしまわずにＦの位置まで移
動できる。
【００１３】このように、移動量管理装置３から直接別
カーソル位置管理装置６に物理移動量を受け渡すことに
より、カーソル１０が表示限界に達した後も別カーソル
１２を移動させることができる。なお上記実施例におい
ては、別ウインドウ１１が１個の場合について説明した
が、別ウインドウ１１が複数存在し、それら別ウインド
ウ１１に各々別カーソル１２を表示する場合にも本発明
を適用できることは勿論である。
カーソル位置管理装置６に物理移動量を受け渡すことに
より、カーソル１０が表示限界に達した後も別カーソル
１２を移動させることができる。なお上記実施例におい
ては、別ウインドウ１１が１個の場合について説明した
が、別ウインドウ１１が複数存在し、それら別ウインド
ウ１１に各々別カーソル１２を表示する場合にも本発明
を適用できることは勿論である。
【００１４】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ポ
インティングデバイスの物理的な移動量から直接別カー
ソル位置の絶対座標値を計算するので、通常のカーソル
が表示限界に達した後も、別カーソルが表示限界に達し
ていなければ、別カーソルをさらに移動させることがで
きるという優れた効果を奏する。
インティングデバイスの物理的な移動量から直接別カー
ソル位置の絶対座標値を計算するので、通常のカーソル
が表示限界に達した後も、別カーソルが表示限界に達し
ていなければ、別カーソルをさらに移動させることがで
きるという優れた効果を奏する。
【図１】本発明の一実施例におけるウインドウシステム
上のカーソル管理装置の構成図である。
上のカーソル管理装置の構成図である。
【図２】本発明の一実施例におけるウインドウシステム
上のカーソル表示画面の説明図である。
上のカーソル表示画面の説明図である。
【図３】従来のウインドウシステム上のカーソル管理装
置の構成図である。
置の構成図である。
【図４】従来のカーソル表示画面の説明図である。
３ 移動量管理装置 ４ カーソル位置管理装置 ５ カーソル表示装置 ６ 別カーソル位置管理装置 ７ 別カーソル表示装置 ９ 表示画面 １０ カーソル １１ 別ウインドウ １２ 別カーソル
Claims (2)
- 【請求項１】 ポインティングデバイスの物理的な移動
量を検出する移動量管理装置と、この移動量管理装置に
より検出された移動量に基づいて表示画面上のカーソル
位置の絶対座標値を計算するカーソル位置管理装置と、
このカーソル位置管理装置により計算された絶対座標値
に基づいて表示画面上にカーソルを表示するカーソル表
示装置と、前記移動量管理装置により検出された移動量
に基づいて表示画面上の別ウインドウの別カーソル位置
の絶対座標値を計算する別カーソル位置管理装置と、こ
の別カーソル位置管理装置により計算された絶対座標値
に基づいて表示画面上の別ウインドウに別カーソルを表
示する別カーソル表示装置とを備えたことを特徴とする
ウインドウシステム上のカーソル管理装置。 - 【請求項２】 ポインティングデバイスの物理的な移動
量を検出する移動量管理ステップと、この移動量管理ス
テップで検出された移動量に基づいて表示画面上のカー
ソル位置の絶対座標値を計算するカーソル位置管理ステ
ップと、このカーソル位置管理ステップで計算された絶
対座標値に基づいて表示画面上にカーソルを表示するカ
ーソル表示ステップと、前記移動量管理ステップで検出
された移動量に基づいて表示画面上の別ウインドウの別
カーソル位置の絶対座標値を計算する別カーソル位置管
理ステップと、この別カーソル位置管理ステップで計算
された絶対座標値に基づいて表示画面上の別ウインドウ
に別カーソルを表示する別カーソル表示ステップとを実
行することを特徴とするウインドウシステム上のカーソ
ル管理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3305116A JPH05143270A (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | ウインドウシステム上のカーソル管理装置およびカーソル管理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3305116A JPH05143270A (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | ウインドウシステム上のカーソル管理装置およびカーソル管理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05143270A true JPH05143270A (ja) | 1993-06-11 |
Family
ID=17941296
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3305116A Pending JPH05143270A (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | ウインドウシステム上のカーソル管理装置およびカーソル管理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05143270A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009072504A1 (ja) * | 2007-12-07 | 2009-06-11 | Sony Corporation | 制御装置、入力装置、制御システム、制御方法及びハンドヘルド装置 |
| US11442274B2 (en) | 2018-05-29 | 2022-09-13 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Electronic device and method for displaying object associated with external electronic device on basis of position and movement of external electronic device |
-
1991
- 1991-11-20 JP JP3305116A patent/JPH05143270A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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