JPH0513815U - ドアトリム位置決め用の孔明け構造 - Google Patents

ドアトリム位置決め用の孔明け構造

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JPH0513815U
JPH0513815U JP6980991U JP6980991U JPH0513815U JP H0513815 U JPH0513815 U JP H0513815U JP 6980991 U JP6980991 U JP 6980991U JP 6980991 U JP6980991 U JP 6980991U JP H0513815 U JPH0513815 U JP H0513815U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フルトリムタイプのドアトリムを位置決めす
るための位置決め孔が形成されたドアパネルにセミトリ
ムタイプのドアトリムを取付けてドアパネルを両トリム
について共通化した場合であっても、めくら蓋のような
別部品を必要としないドアトリム位置決め用の孔明け構
造を提供する。 【構成】 フルトリムタイプのドアトリム1をドアパネ
ル10に対して位置決めするための位置決め孔13は、
ドアロッキングノブ11を挿通するために開設された挿
通孔12の近傍に形成するとともに、該ドアパネル10
にセミトリムタイプのドアトリム2を取付ける際に、前
記挿通孔12に周設されるドアロッキングホルダ20に
は前記位置決め孔13の上方に張り出す鍔縁20bを形
成して、前記位置決め孔13は、セミトリムタイプのド
アトリム2を取付ける際には前記ドアロッキングホルダ
20の鍔縁20bに遮蔽されて外観上視認不能となる構
成とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、フルトリムタイプのドアトリムを位置決めするための位置決め孔の 孔明け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ドアトリム30が図5に示すようなフルトリムタイプである場合には、 図6に示すようにこのドアトリム30の上縁30aの下面側には位置決めピン3 2を設ける一方、この位置決めピン32に対応してドアパネルのベルトライン部 すなわちドアインナパネルの上面(以下、この上面を単にドアパネル31の上面 と称して説明する)31aには位置決め孔33を形成して、この位置決め孔33 に上記位置決めピン32を挿入してドアパネル31の前後方向に対して位置決め をした状態でドアトリム30を取り付けていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、図7に示すようにセミトリムタイプのドアトリム35を取付け る場合には上記位置決め孔33は不要となるため、図8に示すようにこの位置決 め孔33にはめくら蓋36を取り付けておくことで見栄えを確保したり、さらに はセミトリムタイプのドアトリム用として位置決め孔33が形成されていないド アパネルを別途設定する等していた。
【0004】 このように、ドアパネル31を共通部品とする場合には、セミトリムタイプの ドアトリム30を取付ける場合にめくら蓋36のような別部品を用意する必要が あり、また、両タイプのドアトリム30または35にそれぞれ別のドアパネルを 設定する場合にはドアパネルの種類が増加することとなり、いずれの場合におい てもコストアップとなる問題があった。
【0005】 本考案はこの問題点を解決するためになされたもので、位置決め孔を有するド アパネルを共通部品とした場合であっても、めくら蓋のような別部品を必要とす ることなくセミトリムタイプのドアトリムを見栄えよく取付けることができるド アトリム位置決め用の孔明け構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記従来の問題点を解決するため、フルトリムタイプのドアトリムを ドアパネルに対して位置決めするための位置決め孔は、ドアロッキングノブを挿 通するために開設された挿通孔の近傍に形成するとともに、該ドアパネルにセミ トリムタイプのドアトリムを取付ける際に、前記挿通孔に周設されるドアロッキ ングホルダには前記位置決め孔の上方に張り出す鍔縁を形成して、前記位置決め 孔は、セミトリムタイプのドアトリムを取付ける際には前記ドアロッキングホル ダの鍔縁に遮蔽されて外観上視認不能となる構成としたことを特徴とする。
【0007】
【作用】
上記構成によれば、フルトリムタイプのドアトリムを取付ける場合には、この 位置決め孔には位置決めピンが挿入されてドアトリムを位置決めするための孔と して使用され、セミトリムタイプのドアトリムを取付ける場合には、この位置決 め孔はドアロッキングホルダを取付けるための固定孔として使用され、同ドアロ ッキングホルダに遮蔽されて外観上見えない。
【0008】
【実施例】
次に、本考案の実施例を図1ないし図3を参照して説明する。 なお、本例においてもドアインナパネルの上面をドアパネルの上面と称して以 下説明する。 図1および図2はセミトリムタイプのドアトリム(以下、単に「セミトリム」 と略称する)2を取付ける場合、図3はフルトリムタイプのドアトリム(以下、 単に「フルトリム」と略称する)1を取付ける場合をそれぞれ示している。
【0009】 先ず、図1に示すようにフルトリム1またはセミトリム2が取付けられるドア パネル10の上面10aには、ドアロッキングノブ11を挿通するための略長方 形の挿通孔12が形成されている。ドアロッキングノブ11は、図2または図3 に示すようにドアロック機構(図示省略)の一部を構成するロックロッド11a の先端に取付けられて、ドアパネル10の内部から上記挿通孔12を経て上面1 0aに突出しており、このドアロッキングノブ11を上げ下げすることでドアを ロックまたはロック解除することができる。
【0010】 また、上記挿通孔12の図示左側には、この挿通孔12の左端から一定の間隔 をおいて所定径の位置決め孔13が形成されている。
【0011】 以上の構成は、フルトリム1またはセミトリム10を取付ける場合に共通であ り、以下図3に基づいて先ずフルトリム1を取付ける場合について説明する。
【0012】 このフルトリム1の上方は、従来と同様に(図6参照)ドアパネル10の上面 10aに被せるようにして取付け可能に湾曲して形成されており、この湾曲縁1 aの下面側には上記した位置決め孔13に挿入可能な位置決めピン3が下方へ突 出して取付けられている。
【0013】 また、この湾曲縁1aには、ドアパネル10の挿通孔12にほぼ整合可能な挿 通孔4が形成されており、この挿通孔4の周縁にはリング状に形成されたドアロ ッキングホルダ5が取付けられている。
【0014】 このように形成されたフルトリム1は、位置決めピン3をドアパネル10の位 置決め孔13に挿入して位置決めされた状態で取付けられ、この際、トリム側の 挿通孔4はドアパネル10側の挿通孔12に整合され、両挿通孔4,12にはド アロッキングノブ11が挿通されて、このノブ11はフルトリム1の湾曲縁1a から上方へ突き出ている。
【0015】 次に、上記ドアパネル10には、フルトリム1ではなくセミトリム2を取付け た場合について説明する。なお、セミトリム2の取付け方については、例えばク リップを用いる等して従来と同様に取り付ければよいので詳述しない。
【0016】 さて、この場合には、図1に示すようにドアパネル10の上面10aはセミト リム2によって覆われることなく露出している。そこで、この上面10aに形成 された挿通孔12および位置決め孔13を利用してドアロッキングホルダ20が 取付けられている。
【0017】 このドアロッキングホルダ20は、例えば合成樹脂の一体成形により、上記挿 通孔12に挿入可能な断面方形状の筒体をなす支持部20aを主体として形成さ れたもので、この支持部20aの上端にはドアパネル10の上面10aに当接さ れる鍔縁20bが形成されている。この鍔縁20bは、図示右側よりも左側すな わち上記位置決め孔13側に若干大きく張出して形成されており、この左側張出 し部の下面には、上記位置決め孔13に対応して係止爪20cが突出して形成さ れている。この係止爪20cは、一定の弾性を有するよう略C型に折り返して形 成されている。
【0018】 このようにロッキングホルダ20は形成され、図2に示すようにその支持部2 0aを挿通孔12に挿入した状態で係止爪20cが位置決め孔13に押し込まれ て、ドアパネル10の上面10aに固定されている。そして、支持部20aの内 側にはドアロッキングノブ11が挿入され、このノブ11はドアパネル10の上 面10aから突き出た状態となっている。
【0019】 本例は以上のように構成したことから、次のような作用効果をなす。 ドアパネル10の上面10aには、ドアロッキングノブ11を挿通するための 挿通孔12が形成されるとともに、この挿通孔12の近傍には位置決め孔13が 形成されている。そして、このドアパネル10にフルトリム1を取付ける場合に は、位置決め孔13には位置決めピン3が挿入されて、このフルトリム1をドア パネル10の前後方向に位置決めした状態で取付けることができる。すなわち、 この位置決め孔13は、フルトリム1を取付ける場合には従来通り位置決め用の 孔として使用されるのである。
【0020】 一方、フルトリム1ではなくセミトリム2を取付ける場合には、挿通孔12に はドアロッキングホルダ20の支持部20aが挿入され、位置決め孔13にはこ のドアロッキングホルダ20の係止爪20cが嵌め込まれる。すなわち、この場 合には、上記位置決め孔13はドアロッキングホルダ20を固定するための固定 孔として使用されるのである。そして、この際には、位置決め孔13はドアロッ キングホルダ20の鍔縁20bによって遮蔽され外観上見えなくなっている。
【0021】 このように、位置決め孔13をドアロッキングノブ11を挿通するための挿通 孔12に対して所定の位置に設けることにより、フルトリム1を取付ける場合に は位置決め用の孔として、またセミトリム2を取付ける場合にはロッキングホル ダ固定用の孔として利用することができ、しかもこの場合、位置決め孔13は外 観上見えなくなることから、ドアトリムのタイプによって別のドアパネルを設定 する必要はなく、共通のドアパネルで足り、しかもセミトリムを取り付けた場合 に従来のようなめくら蓋を別途用意する必要はないのである。
【0022】 なお、以上説明した実施例では位置決め孔13に係止爪20cを嵌め込んでド アロッキングホルダ20を固定する構成を例示したが、これに限定されるもので はなく、例えば図4に示すようにドアロッキングホルダ20′の係止爪20dを 支持部20a′の下部に沿って形成し、この係止爪20dと鍔縁20b′との間 に挿通孔12の周縁部を挟み込むことで同ホルダ20′を固定可能な構成として もよい。そして、この場合にも鍔縁20b′が位置決め孔13の上方に張り出す よう形成することにより、位置決め孔13は上方から遮蔽されて外観上を見えな くすることができ、前記したと同様の作用効果を得ることができる。
【0023】
【考案の効果】
本考案は上記構成としたことから、フルトリムタイプのドアトリムを位置決め するために形成された位置決め孔を有するドアパネルにセミトリムタイプのドア トリムを取り付けた場合であっても、同位置決め孔を隠すための別部品を必要と せず、従ってコストアップとなることなくドアパネルを共通部品とすることがで きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に関し、セミトリムタイプのド
アトリムを取り付けた際のドアパネルの一部斜視図であ
る。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】フルトリムタイプのドアトリムを取り付けた際
における図1のA−A線断面図である。
【図4】本考案の別態様の実施例であって、図1のA−
A線断面図である。
【図5】フルトリムタイプのドアトリムの全体斜視図で
ある。
【図6】図5のB−B線断面図である。
【図7】セミトリムタイプのドアトリムの全体斜視図で
ある。
【図8】図7のC−C線断面図である。
【符号の説明】
1,30…フルトリムタイプのドアトリム(フルトリ
ム) 2,35…セミトリムタイプのドアトリム(セミトリ
ム) 3,32…位置決めピン 10,31…ドアパネル 11…ドアロッキングノブ 12…挿通孔、13,33…位置決め孔 20,20′…ドアロッキングホルダ 20a,20a′…鍔縁 20c,20d…係止爪 36…めくら蓋

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フルトリムタイプのドアトリムをドアパ
    ネルに対して位置決めするための位置決め孔は、ドアロ
    ッキングノブを挿通するために開設された挿通孔の近傍
    に形成するとともに、該ドアパネルにセミトリムタイプ
    のドアトリムを取付ける際に、前記挿通孔に周設される
    ドアロッキングホルダには前記位置決め孔の上方に張り
    出す鍔縁を形成して、前記位置決め孔は、セミトリムタ
    イプのドアトリムを取付ける際には前記ドアロッキング
    ホルダの鍔縁に遮蔽されて外観上視認不能となる構成と
    したことを特徴とするドアトリム位置決め用の孔明け構
    造。
JP6980991U 1991-08-06 1991-08-06 ドアトリム位置決め用の孔明け構造 Expired - Lifetime JP2546223Y2 (ja)

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JPH0513815U true JPH0513815U (ja) 1993-02-23
JP2546223Y2 JP2546223Y2 (ja) 1997-08-27

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013001170A (ja) * 2011-06-14 2013-01-07 Suzuki Motor Corp 車両用ドアのパーティションサッシュ取付構造
JP2019217912A (ja) * 2018-06-20 2019-12-26 ダイハツ工業株式会社 車両構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013001170A (ja) * 2011-06-14 2013-01-07 Suzuki Motor Corp 車両用ドアのパーティションサッシュ取付構造
JP2019217912A (ja) * 2018-06-20 2019-12-26 ダイハツ工業株式会社 車両構造

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JP2546223Y2 (ja) 1997-08-27

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