JPH0513745B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0513745B2
JPH0513745B2 JP58112302A JP11230283A JPH0513745B2 JP H0513745 B2 JPH0513745 B2 JP H0513745B2 JP 58112302 A JP58112302 A JP 58112302A JP 11230283 A JP11230283 A JP 11230283A JP H0513745 B2 JPH0513745 B2 JP H0513745B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weir
cylindrical body
wheel hub
flange
casting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP58112302A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS603942A (ja
Inventor
Taketoshi Tomita
Hideji Ochiai
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Tec Corp
Original Assignee
Asahi Tec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Tec Corp filed Critical Asahi Tec Corp
Priority to JP11230283A priority Critical patent/JPS603942A/ja
Publication of JPS603942A publication Critical patent/JPS603942A/ja
Publication of JPH0513745B2 publication Critical patent/JPH0513745B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22CFOUNDRY MOULDING
    • B22C9/00Moulds or cores; Moulding processes
    • B22C9/08Features with respect to supply of molten metal, e.g. ingates, circular gates, skim gates

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はホイールハブの新規な鋳造方法に関
する。
〔従来の技術〕
従来、ホイールハブを鋳造するには、第1図に
示すように、砂型を用いて、筒体11の外側面に
突設されたフランジ15の先端に堰17を介して
いくつかの押湯19を設け、これらの押湯19の
湯道21を介して湯口23を設けていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、かかる従来の鋳造方法にあつて
は、堰17が平滑な表面を必要とするフランジ1
5の先端に設けられていたため、堰折り作業によ
つて生ずるフランジ15先端面の堰跡(突出して
いる)を切削加工して平滑化しなければならず、
鋳造作業に極めて手間がかかるという不都合を有
した。
この発明の課題はかかる不都合を解消すること
である。
〔問題点を解決するための手段〕
前記課題を解決するために、この発明に係るホ
イールハブの鋳造方法においては、円筒体の外側
面にフランジを有するとともにこの円筒体の内周
面に周方向に略並行状態の一対のリブを有するホ
イールハブを鋳造するにあたつて、 前記円筒体の内側面を中子によつて成形し、前
記中子に湯道と堰とを設けるとともにこの堰を前
記円筒体の内周面における前記一対のリブの間に
配置したものである。
なお、前記堰を前記フランジの裏面に配置する
こともできる。
〔発明の効果〕
この発明に係るホイールハブの鋳造方法は上記
のように構成されているため、 前記一対のリブの間に堰跡が残るため、この部
分を潤滑油封入部として使用することを考慮すれ
ば、この部分を平滑する必要がない結果、鋳造工
程において、この堰跡を切削加工する必要はなく
なるものである。特に、堰跡の切削方法は断続切
削となるため、この切削工程を省略できるという
ことはホイールハブの生産性を極めて向上させる
得るものである。
なお、前記堰を前記円筒体の内側面における前
記フランジの裏面に配置すれば、堰からキヤビテ
イに噴出する溶湯は一端フランジ方向に向かい、
その後、円筒体部に流れる結果、湯の流れが滑ら
かになる結果、鋳造欠陥が発生しにくいものであ
る。
〔実施例の説明〕
以下、第2図および第3図に基づいてこの発明
の実施例を説明する。
第2図に示すように、ホイールハブ11は、円
筒体13とフランジ15と一対のリブ25,27
とを有する。即ち、フランジ15は円盤状であり
円筒体13の外周面に該円筒体13と直交した状
態で突設され、又、一対のリブ25,27は円筒
体13の内周面に該円筒体13の直交した状態で
並列して突接されている。これらの一対のリブ2
5,27の間はホイールハブ11における潤滑油
封入部として機能し、鋳造されたそのまま状態で
使用される。また、前記円筒体13の内側面にお
ける前記各々のリブ25,27の外側は付属部品
嵌着部として機能し、鋳造後切削加工されて軸受
が嵌着される。このホイールハブ11は後記する
鋳造方法によつて鋳造されたものであり、筒体1
3の内部に堰17が、中心から筒体13における
前記フランジ15の裏面に向かつて配置され、 この堰17の中心部には湯道21が上方に向か
つて立設されている。なお、これらの堰17およ
び湯道21は鋳仕上げの際除去されるものであ
る。
このホイールハブ11を鋳造するには第3図に
示すように、ホイールハブ11の外側面、即ち円
筒体13の外側面およびフランジ15を形成する
金属製の上型31と下型33とを用い、又、一対
のリブ25,27等、円筒体13の内側は中子砂
により形成された中子35を用いて形成される。
中子35には溶湯をキヤビテイ37に注ぐために
湯道空間39およびこの湯道空間39とキヤビテ
イ37とを連通せしめる堰空間41とが設けられ
ている。堰空間41の端部は、(1)最終凝固部分4
3が最後に凝固するよう、又、(2)湯が滑らかに流
れるよう、キヤビテイ37における、フランジ1
5を形成する部分の略裏側の位置において連結さ
れている。
このため、ホイールハブ11を鋳造するにあた
つて、湯道空間39から注入された溶湯は堰空間
41を通過してホイールハブ11を形成するキヤ
ビテイ37に浸入する。浸入後は、金型31,3
3によつて形成される円筒体13の外側面および
フランジ15が、中子35によつて形成される筒
体13の内側面並びに湯道21および堰17より
も迅速に凝固される。又、湯道空間39と堰空間
41はキヤビテイ37に囲まれているため、キヤ
ビテイ37に浸入した溶湯の熱量によつて加熱さ
れ、この結果これらの空間39,41内に貯留し
た溶湯、即ち、堰17および湯道21は凝固しに
くいものである。鋳造後、鋳型よりホイールハブ
11を取り出し、堰折り作業によつて堰17およ
び湯道21を除去しする。そして、付属部品嵌着
部は切削加工され、堰跡はそのまま残される。
〔発明の効果〕
この発明に係るホイールハブの鋳造方法は、円
筒体の外側面にフランジを有するとともにこの円
筒体の内周面に周方向に略並行状態の一対のリブ
を有するホイールハブを鋳造するにあたつて、 前記円筒体の内側面を中子によつて成形し、前
記中子に湯道と堰とを設けるとともにこの堰を前
記円筒体の内周面における前記一対のリブの間に
配置したため、 前記一対のリブの間に堰跡が残る結果、この部
分を潤滑油封入部として使用することを考慮すれ
ば、この部分を平滑化する必要がないため、鋳造
工程において、この堰跡を切削加工する必要はな
くなるものである。特に、堰跡の切削方法は断続
切削となるため、この切削工程を省略できるとい
うことはホイールハブの生産性を極めて向上させ
る得るものである。
特に、堰跡の切削方法は断続切削となるため、
この切削工程を省略できるということはホイール
ハブの生産性を極めて向上させる得るものであ
る。
なお、前記堰を前記円筒体の内側面における前
記フランジの裏面に配置すれば、堰からキヤビテ
イに噴出する溶湯は一端フランジ方向に向かい、
その後、円筒体部に流れる結果、湯の流れが滑ら
かになる結果、鋳造欠陥が発生しにくいものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の鋳造方法によつて鋳造されたホ
イールハブの縦断面図、第2図はこの発明によつ
て鋳造されたホイールハブの縦断面図、第3図は
第2図に示されるホイールハブを鋳造するに使用
する鋳型の切欠断面図。 11……ホイールハブ、13……円筒体、15
……フランジ、17……堰、25……リブ、27
……リブ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 円筒状の外側面にフランジを有するとともに
    この円筒体の内周面に周方向に略並行状態の一対
    のリブを有するホイールハブを鋳造するにあたつ
    て、 前記円筒体の内側面を中子によつて成形し、前
    記中子に湯道と堰とを設けるとともにこの堰を前
    記円筒体の内周面における前記一対のリブの間に
    配置したことを特徴とするホイールハブの鋳造方
    法。 2 前記堰を前記フランジの裏面に配置したこと
    を特徴とするホイールハブの鋳造方法。
JP11230283A 1983-06-21 1983-06-21 ホイ−ルハブの鋳造方法 Granted JPS603942A (ja)

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JP11230283A JPS603942A (ja) 1983-06-21 1983-06-21 ホイ−ルハブの鋳造方法

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JPS603942A JPS603942A (ja) 1985-01-10
JPH0513745B2 true JPH0513745B2 (ja) 1993-02-23

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102861875A (zh) * 2011-07-07 2013-01-09 吴玉荣 一种改进型轮毂浇道
CN103317100B (zh) * 2012-03-21 2016-05-04 中集车辆(集团)有限公司 一种制造球铁轮毂的方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54162621A (en) * 1978-06-14 1979-12-24 Honda Motor Co Ltd Core for diecast
JPS5884639A (ja) * 1981-11-12 1983-05-20 Masami Michihiro 車輪の鋳型
JPS58100958A (ja) * 1981-12-11 1983-06-15 Daido Steel Co Ltd 鋳造方法

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JPS603942A (ja) 1985-01-10

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