JPH051363Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH051363Y2
JPH051363Y2 JP13215587U JP13215587U JPH051363Y2 JP H051363 Y2 JPH051363 Y2 JP H051363Y2 JP 13215587 U JP13215587 U JP 13215587U JP 13215587 U JP13215587 U JP 13215587U JP H051363 Y2 JPH051363 Y2 JP H051363Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
edge
mold
upper punch
die
jagged
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP13215587U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6436107U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP13215587U priority Critical patent/JPH051363Y2/ja
Publication of JPS6436107U publication Critical patent/JPS6436107U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH051363Y2 publication Critical patent/JPH051363Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moulds, Cores, Or Mandrels (AREA)
  • Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はカツター、ヤスリなどの鋭いエツジを
有する物体を成型するためのプレス成型用金型に
関するものである。
〔従来の技術〕
近年、セラミツクはさまざまな部材に応用され
ており、例えば第2図に示すヤスリYや第4図に
示す爪ヤスリT、第6図に示したカツターKをセ
ラミツクで形成することが考えられている。
上記ヤスリYをセラミツクで形成する場合はプ
レス成型による方法が一般的であり、その際に用
いる金型は、第7図に示すようなものを用いてい
た。この金型は超硬合金から成る上パンチ1、下
パンチ2、臼3によつて型空間4を形成し、上パ
ンチ1にはギザ刃形状1aを一体的に形成してお
り、このギザ刃形状1aによつてヤスリYのギザ
刃Y1を成型するようになつていた。
また、セラミツクに限らずプラスチツクなどで
形成する場合でも上記プレス成型が一般的な方法
であつた。
〔従来技術及びその問題点〕
ところが、従来の金型は上パンチ1に複雑なギ
ザ刃形状1aを形成しているため金型自体の製造
に手間がかかるものであつた。
また、上パンチ1にギザ刃形状1aを一体的に
形成しているため、ギザ刃形状1aにおける谷の
最深部をあまり鋭くすることができず、したがつ
て、この金型を用いて成型したヤスリYのギザ刃
Y1におけるエツジ先端部は鋭くならなかつた。
実際成型後のギザ刃Y1におけるエツジ先端部は
曲率半径0.05mm程度に丸くなつており、このまま
ではヤスリとして使用できなかつた。そのため最
終的に研削を行つてギザ刃Y1のエツジを鋭くし
なければならず、効率が悪くコストの高いもので
あつた。
〔問題点を解決するための手段〕
上記に鑑みて本考案は、金型を構成する臼、上
パンチ、下パンチのいずれかに、複数のエツジ部
材を組合わせてエツジ成型部を設けたものであ
る。
〔実施例〕
以下、本考案実施例を説明する。
第1図aはヤスリYを成型するための金型であ
り、この金型は超硬合金からなる上パンチ1、下
パンチ2、臼3によつて型空間4を形成したもの
で、上パンチ1には、エツジ部材として超硬合金
からなり両刃の刃形状を有する板5aの積層体5
が接着されている。第1図bに積層体5の拡大図
を示すように板5aを積層することによつて刃形
状を連ねてギザ刃形状としてある。
このようにすれば、上記ギザ刃形状におけるエ
ツジ成型部5bは2つの板5a,5aの合わさつ
た部分であるため非常に鋭くすることができる。
したがつて、この金型を用いればプレス成型のみ
で、非常に鋭いエツジをもつたギザ刃Y1を形成
することができ、最終的な研削工程を必要としな
い。
また積層体5は刃形状を有する板5aを重ねあ
わせて上パンチ1に接着するだけであるから製造
が非常に容易であり、板5aの刃形状や肉厚を変
化させることによつて、さまざまな形状のギザ刃
Y1を形成することができる。
次に本考案の他の実施例を説明する。
第3図a,bは爪ヤスリTを成型するための金
型の臼のみを示している。臼11には型空間12
が形成されており、該型空間12に向けてエツジ
部材である刃形状を有する板の積層体13,14
が具備されてギザ刃形状を形成し、各積層体1
3,14は固定板15,16によつて固定されて
いる。
上記積層体13は肉厚で片刃形状の板を積層し
たもので、荒削り用のギザ刃T1に対応しており、
また積層体14は肉薄で両刃形状の板を積層した
もので、仕上げ用のギザ刃T2に対応している。
本実施例はギザ刃形状を臼11に形成したもの
であるが、不図示の上パンチ、下パンチによつて
加圧すれば前記実施例と同様にプレス成型のみで
エツジを有したギザ刃T1,T2を形成することが
できる。また、本実施例では積層体13,14を
固定板15,16を用いてネジ留めしていること
から、積層体13,14のギザ刃形状部分が摩耗
した場合に新しいものと交換することが可能であ
る。
さらに本考案の他の実施例を説明する。
第5図はカツターKを成型するための金型の臼
のみを示している。臼21には型空間22が形成
されており、エツジ部材23,24を合わせて固
着し、カツターKのエツジK1に対応するエツジ
成型部としてある。
本実施例はエツジが1ケ所のものであるが、上
記実施例と同様に、不図示の上パンチ、下パンチ
によつて加圧すればプレス成型のみで鋭いエツジ
K1を形成することができる。
以上のように、エツジを形成するためのエツジ
成型部は上パンチ、下パンチ、臼のいずれに具備
しておいてもよく、また固定構造は上記した接着
剤によるもの、固定板を用いたネジ留めによるも
のに限らず焼嵌め、銀ろうづけなどさまざまなも
のとすることができる。
〔考案の効果〕
叙上のように本考案によれば、金型を構成する
臼、上パンチ、下パンチのいずれかに、複数のエ
ツジ部材を組合わせてエツジ成型部を設けたこと
によつて、ギザ刃などの複雑なエツジ形状部を有
する金型でも容易に製造することができ、またプ
レス成型のみで効率よく低コストに鋭いエツジを
有するセラミツク体を形成できるだけでなく、前
記エツジ形状を構成する部材を着脱可能な構造と
しておけば、摩耗時に新しいものと交換可能であ
るなど多くの特長を有したプレス成型用金型を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本考案実施例に係るプレス成型用金
型を示す断面図、第1図bは同図a中のA部分の
拡大断面図である。第2図はヤスリを示す斜視図
である。第3図aは本考案の他の実施例を示す平
面図、第3図bは同図a中の−線断面図であ
る。第4図は爪ヤスリを示す斜視図である。第5
図は本考案の他の実施例を示す平面図、第6図は
カツターを示す斜視図である。第7図は従来のプ
レス成型用金型を示す断面図である。 1……上パンチ、2……下パンチ、3,11,
21……臼、4,12,22……型空間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金型を構成する臼、上パンチ、下パンチのいず
    れかに、複数のエツジ部材を組合わせてエツジ成
    型部を形成具備したことを特徴とするプレス成型
    用金型。
JP13215587U 1987-08-28 1987-08-28 Expired - Lifetime JPH051363Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13215587U JPH051363Y2 (ja) 1987-08-28 1987-08-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13215587U JPH051363Y2 (ja) 1987-08-28 1987-08-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6436107U JPS6436107U (ja) 1989-03-06
JPH051363Y2 true JPH051363Y2 (ja) 1993-01-14

Family

ID=31388860

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13215587U Expired - Lifetime JPH051363Y2 (ja) 1987-08-28 1987-08-28

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH051363Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011223025A (ja) * 2011-07-04 2011-11-04 Kyocera Corp セラミックコアおよびその製造方法、ならびにこれを用いたチップ状電子部品

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6436107U (ja) 1989-03-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102112249A (zh) 薄板的剪切方法
EP1297931A3 (en) Die cut roll
JPH051363Y2 (ja)
JPH0234290B2 (ja) Katoseisoshokuitazainoseiho
US5517880A (en) Bottom die for a stamping tool for producing cardboard blanks
JP3003497U (ja) プレス金型
JPH0337914Y2 (ja)
CN204770106U (zh) 一种针对钢网与胶复合后的切断冲头结构
JPS6060114U (ja) プレス型
JPH018319Y2 (ja)
JPS6146313B2 (ja)
JP2657904B2 (ja) 箱状容器の素材製造方法
JPS5893342U (ja) 板金加工品
JP3001376U (ja) 紙切断用型刃
CN202248604U (zh) 一种楼梯条
JPS6011795U (ja) 卓上式のカツタ−
JPH0317608B2 (ja)
JPH0242723U (ja)
JPH03229131A (ja) 材料試験片の製作方法
JPS6080026U (ja) 送り抜き型
JPS58191111A (ja) フリツチの製法
JPS5980084U (ja)
JPH03109793U (ja)
JPH0388697U (ja)
JPH02115403U (ja)