JPH05135866A - ロール装置 - Google Patents

ロール装置

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Publication number
JPH05135866A
JPH05135866A JP29894691A JP29894691A JPH05135866A JP H05135866 A JPH05135866 A JP H05135866A JP 29894691 A JP29894691 A JP 29894691A JP 29894691 A JP29894691 A JP 29894691A JP H05135866 A JPH05135866 A JP H05135866A
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JP
Japan
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fixed
transformer
roller
side transformer
rotation
Prior art date
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Application number
JP29894691A
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English (en)
Inventor
Kenji Kataoka
憲二 片岡
Tatsumasa Okazaki
龍正 岡崎
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • General Induction Heating (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ローラの温度を検出する温度センサの検出信
号を非接触状態で外部に伝達できるロール装置を得る。 【構成】 ローラの内部に一方側軸端部4aがそのロー
ラと一体的に連設された第1筒体内を挿通して外部に延
在し、電磁コイルが巻装される固定軸4を配置する。第
1筒体2に装着された回転側コイル16を有する回転側
トランス15の内周側に、回転側コイル16と相対して
配置される固定側コイル19を有し軸受20、21によ
り回転側トランス15と一体的に結合される固定側トラ
ンス18を配設する。固定側トランス18に形成した貫
通孔18aに例えばボルト等の固定体32を貫挿し、固
定体32の先端部を固定軸4の一方側軸端部4aに螺設
して固定側トランス17を固定支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は例えばローラ内に配置
された電磁コイルによってローラを誘導加熱するロール
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のロール装置は例えば米国特許第3
297150号公報に開示されたものがあり、その応用
例のロール装置を図18に示す。図18において、1は
中空のローラ、2、3はローラ1の両側にそれぞれ一体
的に連設されローラ1と一体となって回転する中空の第
1、第2筒体、4はローラ1の内部に配置された固定軸
であり、一方側軸端部4aが第1筒体2内を挿通して外
部に延在し、他方側軸端部4bが第2筒体3内に挿通し
ている。5は固定軸4に鉄心(図示せず)を介して巻装
された電磁コイルでありローラ1と同心的に配置されて
いる。6、7は第1、第2筒体2、3の外周側にそれぞ
れ配設された軸受機構であり、それぞれベアリング6
a、7aと軸受台6b、7bとでそれぞれ構成されてお
り、ローラ1を支持すると共にローラ1を回転自在に支
承する。8は第2筒体3と固定軸4の他方側軸端部4b
との間に配設されたベアリング、9は第1筒体2内を挿
通して外部に延在する固定軸4の一方側軸端部4aを固
定支持する基台である。10はローラ1の温度を検出す
る例えば熱電対等の温度センサ、11は第1筒体2に設
けられたスリップリング、12は固定側に設けられ、ス
リップリング11と接触するブラシ、13は温度センサ
10とスリップリング11とを接続する導線、14はブ
ラシ12と図示しない記録器あるいは表示器などの制御
装置とを接続する導線である。
【0003】次に動作について説明する。電源をONし
てリード線(図示せず)を通じて電磁コイル5を励磁す
ることにより、ローラ1が誘導加熱され、ローラ1は高
温となる。そのローラ1は両側に連設された第1、第2
筒体2、3の外周側に配置した軸受機構6、7により回
転自在に支承されている。ローラ1内の固定軸4の他方
側軸端部4bはベアリング8により第2筒体3を介して
軸受機構7に支持されると共に外部に延在する固定軸4
の一方側軸端部4aは基台9によって固定支持される。
【0004】ところで、ローラ1の温度は温度センサ1
0により検出され、その検出信号は導線13を経てスリ
ップリング11からブラシ12に伝達される。ブラシ1
2に伝達されると、導線15を通じて図示しない記録器
あるいは表示器などの制御装置に温度センサ10の検出
信号が入力される。制御装置に温度センサ10の検出信
号が入力されると、その検出されたローラ1の温度を記
録器あるいは表示器などに表示する。また、場合によっ
ては、そのローラ1の温度に応じて電磁コイル5の励磁
制御が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来装置では、温度センサ10の検出信号を回転側か
ら固定側の制御装置に伝達するのに、スリップリング1
1とブラシ12とにより接触状態で行うようにしてお
り、ブラシ12の摩耗による交換作業が必要であるなど
保守性、信頼性の点で問題がある。また、スリップリン
グ11とブラシ12と接触により騒音が発生し、環境性
の点でも問題がある。
【0006】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、保守性、信頼性に優れたロー
ル装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るロール装
置は、中空のローラに一体的に連設された中空の第1筒
体と、ローラの内部に配置され、一方側軸端部が第1筒
体内を挿通して外部に延在し、電磁コイルが巻装される
固定軸と、ローラの温度を検出する温度センサと、第1
筒体に装着され内周側に回転側コイルを有すると共に温
度センサと電気的に接続された回転側トランスと、回転
側トランスの内周側に配置され回転側コイルと相対して
配置される固定側コイルを有し軸受を介して回転側トラ
ンスと一体的に結合される固定側トランスとを設けたも
のである。
【0008】また、中空のローラに一体的に連設された
中空の第1筒体と、ローラの内部に配置され、一方側軸
端部が第1筒体内を挿通して外部に延在し、電磁コイル
が巻装される固定軸と、ローラの温度を検出する温度セ
ンサと、固定軸の一方側軸端部に遊嵌されて第1筒体に
装着され内周側に回転側コイルを有すると共に温度セン
サと電気的に接続された回転側トランスと、回転側トラ
ンスの内周側に配置され回転側コイルと相対して配置さ
れる固定側コイルを有し軸受を介して回転側トランスと
一体的に結合される固定側トランスと、固定軸の一方側
軸端部に形成された穴と、固定側トランスに植設され一
端部が穴に挿入された回り止め体とを設けたものであ
る。
【0009】また、中空のローラに一体的に連設された
中空の第1筒体と、ローラの内部に配置され、一方側軸
端部が平坦部を有すると共に第1筒体内を挿通して外部
に延在し電磁コイルが巻装される固定軸と、ローラの温
度を検出する温度センサと、固定軸の一方側軸端部に遊
嵌されて第1筒体に装着され内周側に回転側コイルを有
すると共に温度センサと電気的に接続された回転側トラ
ンスと、回転側トランスの内周側に配置され回転側コイ
ルと相対して配置される固定側コイルを有し軸受を介し
て回転側トランスと一体的に結合される固定側トランス
と、固定側トランスに植設され一端部が固定軸の一方側
軸端部の平坦部と所定の間隙を相対して配置され固定側
トランスの回動を阻止する支持体とを設けたものであ
る。
【0010】また、中空のローラに一体的に連設された
中空の第1筒体と、ローラの内部に配置され、一方側軸
端部が相対して平行な平坦部を有すると共に第1筒体内
を挿通して外部に延在し、電磁コイルが巻装される固定
軸と、ローラの温度を検出する温度センサと、固定軸の
一方側軸端部に遊嵌されて第1筒体に装着され内周側に
回転側コイルを有すると共に温度センサと電気的に接続
された回転側トランスと、回転側トランスの内周側に配
置され回転側コイルと相対して配置される固定側コイル
を有し軸受を介して回転側トランスと一体的に結合され
る固定側トランスと、固定側トランスに取り付けられ、
固定軸の一方側軸端部の平坦部に僅かの間隙を置いて延
在し固定側トランスの回動を阻止する挟持体とを設けた
ものである。
【0011】また、中空のローラに一体的に連設された
中空の第1筒体と、ローラの内部に配置され、一方側軸
端部が第1筒体内を挿通して外部に延在し電磁コイルが
巻装される固定軸と、ローラの温度を検出する温度セン
サと、固定軸の一方側軸端部に遊嵌されて第1筒体に装
着され内周側に回転側コイルを有すると共に温度センサ
と電気的に接続された回転側トランスと、回転側トラン
スの内周側に配置され回転側コイルと相対して配置され
る固定側コイルを有し軸受を介して回転側トランスと一
体的に結合される固定側トランスと、固定軸の一方側軸
端部の一部に形成された平坦な係止部と、固定側トラン
スに取り付けられ、係止部と僅かの間隙を置いて配置さ
れ固定側トランスの回動を阻止するブロック体とを設け
たものである。
【0012】また、中空のローラに一体的に連設された
中空の第1筒体と、ローラの内部に配置され、一方側軸
端部が第1筒体内を挿通して外部に延在し、電磁コイル
が巻装される固定軸と、ローラの温度を検出する温度セ
ンサと、固定軸の一方側軸端部に遊嵌されて第1筒体に
装着され内周側に回転側コイルを有すると共に温度セン
サと電気的に接続された回転側トランスと、回転側トラ
ンスの内周側に配置され回転側コイルと相対して配置さ
れる固定側コイルを有し軸受を介して上記回転側トラン
スと一体的に結合される固定側トランスと、固定側トラ
ンスを貫通し固定軸の一方側軸端部に螺設された固定体
とを設けたものである。
【0013】また、中空のローラに一体的に連設された
中空の第1筒体と、ローラの内部に配置され、一方側軸
端部が第1筒体内を挿通して外部に延在し、電磁コイル
が巻装される固定軸と、ローラの温度を検出する温度セ
ンサと、固定軸の一方側軸端部に遊嵌されて第1筒体に
装着され内周側に回転側コイルを有すると共に温度セン
サと電気的に接続された回転側トランスと、回転側トラ
ンスの内周側に配置され回転側コイルと相対して配置さ
れる固定側コイルを有し軸受を介して回転側トランスと
一体的に結合される固定側トランスと、固定側トランス
から外部に延在する導線と、導線の固定側トランス側に
設けられ、固定側トランスに垂直下方向荷重を付与し固
定側トランスの回動を防止する重錘とを設けたものであ
る。
【0014】また、中空のローラに一体的に連設された
中空の第1筒体と、ローラの内部に配置され、一方側軸
端部が第1筒体内を挿通して外部に延在し、電磁コイル
が巻装される固定軸と、固定軸の一方側軸端部を支持す
る基台と、ローラの温度を検出する温度センサと、固定
軸の一方側軸端部に遊嵌されて第1筒体に装着され内周
側に回転側コイルを有すると共に温度センサと電気的に
接続された回転側トランスと、回転側トランスの内周側
に配置され回転側コイルと相対して配置される固定側コ
イルを有し、軸受を介して回転側トランスと一体的に結
合される固定側トランスと、固定側トランスと基台とに
跨設された固定部材とを設けたものである。
【0015】また、中空のローラに一体的に連設された
中空の第1筒体と、ローラの内部に配置され、一方側軸
端部が第1筒体内を挿通して外部に延在し、電磁コイル
が巻装される固定軸と、固定軸の一方側軸端部を支持す
る基台と、ローラの温度を検出する温度センサと、固定
軸の一方側軸端部に遊嵌されて第1筒体に装着され内周
側に回転側コイルを有すると共に温度センサと電気的に
接続された回転側トランスと、回転側トランスの内周側
に配置され回転側コイルと相対して配置される固定側コ
イルを有し軸受を介して回転側トランスと一体的に結合
される固定側トランスと、固定側トランスに取り付けら
れ、固定軸の軸方向に延在し基台と僅かの間隙を置いて
基台を挟んで平行に配置された一対のアームとを設けた
ものである。
【0016】また、中空のローラに一体的に連設された
中空の第1筒体と、ローラの内部に配置され、一方側軸
端部が相対して平行な平坦部を有すると共に第1筒体内
を挿通して外部に延在し、電磁コイルが巻装される固定
軸と、固定軸の一方側軸端部の平坦部の表面に沿って外
部に延在する電磁コイルのリード線、ローラの温度を検
出する温度センサと、固定軸の一方側軸端部に遊嵌され
て第1筒体に装着され内周側に回転側コイルを有すると
共に温度センサと電気的に接続された回転側トランス
と、回転側トランスの内周側に配置され回転側コイルと
相対して配置される固定側コイルを有し軸受を介して回
転側トランスと一体的に結合される固定側トランスと、
固定軸の一方側軸端部に僅かの間隙を置いて挿入されて
固定側トランスに取り付けられ、内周部に固定軸の一方
側軸端部の平坦部と平行な平行部を有するプレートとを
設けたものである。
【0017】
【作用】この発明におけるロール装置は、温度センサに
より検出されたローラの温度が中空の第1筒体に装着さ
れた回転側トランスに伝達され、さらに回転側トランス
から軸受を介してその回転側トランスと一体的に結合さ
れる固定側トランスに伝達され、固定側トランスから外
部に伝達される。
【0018】また、温度センサにより検出されたローラ
の温度が中空の第1筒体に装着された回転側トランスに
伝達され、さらに回転側トランスから軸受を介してその
回転側トランスと一体的に結合される固定側トランスに
伝達され、固定側トランスから外部に伝達される。そし
て、固定側トランスに植設した回り止め体を固定軸の一
方側軸端部に形成した穴に挿入して固定側トランスの回
り止めを行う。
【0019】また、温度センサにより検出されたローラ
の温度が中空の第1筒体に装着された回転側トランスに
伝達され、さらに回転側トランスから軸受を介してその
回転側トランスと一体的に結合される固定側トランスに
伝達され、固定側トランスから外部に伝達される。そし
て、固定側トランスに植設した支持体の一端部を固定軸
の一方側軸端部の平坦部と所定の間隙を相対して配置し
て、固定側トランスの回動を阻止する。
【0020】また、温度センサにより検出されたローラ
の温度が中空の第1筒体に装着された回転側トランスに
伝達され、さらに回転側トランスから軸受を介してその
回転側トランスと一体的に結合される固定側トランスに
伝達され、固定側トランスから外部に伝達される。そし
て、固定側トランスに取り付けた挟持体により、固定軸
の一方側軸端部の平坦部を僅かの間隙を置いて挟持し、
固定側トランスの回動を阻止する。
【0021】また、温度センサにより検出されたローラ
の温度が中空の第1筒体に装着された回転側トランスに
伝達され、さらに回転側トランスから軸受を介してその
回転側トランスと一体的に結合される固定側トランスに
伝達され、固定側トランスから外部に伝達される。そし
て、固定側トランスに取り付けたブロック体を固定軸の
一方側軸端部の一部に形成した係止部と僅かの間隙を置
いて配置し、固定側トランスの回動を阻止する。
【0022】また、温度センサにより検出されたローラ
の温度が中空の第1筒体に装着された回転側トランスに
伝達され、さらに回転側トランスから軸受を介してその
回転側トランスと一体的に結合される固定側トランスに
伝達され、固定側トランスから外部に伝達される。そし
て、固定側トランスを貫通し固定軸の一方側軸端部に螺
設した固定体により、固定側トランスを固持する。
【0023】また、温度センサにより検出されたローラ
の温度が中空の第1筒体に装着された回転側トランスに
伝達され、さらに回転側トランスから軸受を介してその
回転側トランスと一体的に結合される固定側トランスに
伝達され、固定側トランスから外部に伝達される。そし
て、固定側トランスから外部に延在する導線の固定側ト
ランス側に設けた重錘により、固定側トランスに垂直下
方向荷重を付与し固定側トランスの回動を防止する。
【0024】また、温度センサにより検出されたローラ
の温度が中空の第1筒体に装着された回転側トランスに
伝達され、さらに回転側トランスから軸受を介してその
回転側トランスと一体的に結合される固定側トランスに
伝達され、固定側トランスから外部に伝達される。そし
て、固定側トランスと基台とに跨設された固定部材によ
り、固定側トランスを固持する。
【0025】また、温度センサにより検出されたローラ
の温度が中空の第1筒体に装着された回転側トランスに
伝達され、さらに回転側トランスから軸受を介してその
回転側トランスと一体的に結合される固定側トランスに
伝達され、固定側トランスから外部に伝達される。そし
て、固定側トランスに取り付けた一対のアームを固定軸
の軸方向に延在させ基台と僅かの間隙を置いて基台を挟
んで平行に配置し、固定側トランスの回動を阻止する。
【0026】また、温度センサにより検出されたローラ
の温度が中空の第1筒体に装着された回転側トランスに
伝達され、さらに回転側トランスから軸受を介してその
回転側トランスと一体的に結合される固定側トランスに
伝達され、固定側トランスから外部に伝達される。そし
て、固定軸の一方側軸端部に僅かの間隙を置いて挿入し
て固定側トランスに取り付けたプレートにより、そのプ
レートの内周部の平行部を固定軸の一方側軸端部の平坦
部と平行に配置し、固定側トランスの回動を阻止する。
【0027】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例1を図1に基づいて
説明する。図1において、1は中空のローラ、2は第1
筒体、4は固定軸、4aは固定軸4の一方側軸端部、5
は電磁コイル、6は軸受機構、6aはベアリング、6b
は軸受台、9は基台、10は温度センサ、13は導線で
ある。15は第1筒体2に装着され内周側に回転側コイ
ル16を有すると共に温度センサ10と導線13、導線
17を介して電気的に接続された回転側トランス、18
は回転側トランス15の内周側に同心状に配置され、回
転側コイル16と相対して配置される固定側コイル19
を有し、軸受20、21を介して回転側トランス15と
一体的に結合される固定側トランスであり、これら回転
側トランス15と固定側トランス18とにより回転トラ
ンスが構成される。
【0028】次に、動作について説明する。ローラ1の
温度は温度センサ10により検出され、その検出信号は
導線13を経て、回転側トランス15の導線17、回転
側コイル16から固定側トランス18の固定側コイル1
9に伝達される。そして、図示しない固定側コイル19
のリード線を通じて、固定側トランス18外部に配置さ
れている図示しない記録器あるいは表示器などの制御装
置に温度センサ10の検出信号が入力される。制御装置
に温度センサ10の検出信号が入力されると、その検出
されたローラ1の温度を記録器あるいは表示器などに表
示する。また、場合によっては、そのローラ1の温度に
応じて電磁コイル5の励磁制御が行われる。以上のよう
に、温度センサ10により検出したローラ1の温度を回
転側トランス15から固定側トランス18に非接触で伝
達するようにしたので、上述した従来装置のようにスリ
ップリング11とブラシ12とによる接触状態で行う必
要がなく、従って、ブラシ12の摩耗による交換作業が
皆無となり、保守性、信頼性に著しく優れたロール装置
を得ることができる。また、スリップリング11とブラ
シ12と接触により発生していた騒音も皆無となり、環
境性においても著しく優れたロール装置を得ることがで
きる。
【0029】実施例2.この発明の実施例2を図2に基
づいて説明する。図2は要部側断面図であり、図2にお
いて、4は固定軸、4aは固定軸4の一方側軸端部、4
cは一方側軸端部4aに相対して平行に形成された平坦
部、18は固定側トランス18、22は固定軸4の一方
側軸端部4aの平坦部4c表面に沿って外部に延在する
電磁コイル5のリード線、23は固定軸4の一方側軸端
部4aに形成された穴、24は固定側トランス18に植
設され一端部24aが穴23に挿入された例えばボルト
から成る回り止め体であり、ローラ1の回転停止時は穴
23の内壁と非接触でありローラ1の回転中は穴23の
内壁と接触するようになっている。
【0030】次に、動作について説明する。ローラ1の
温度は温度センサ10により検出され、その検出信号は
導線13を経て、回転側トランス15の導線17、回転
側コイル16から固定側トランス18の固定側コイル1
9に伝達される。そして、図示しない固定側コイル19
のリード線を通じて、固定側トランス18外部に配置さ
れている図示しない記録器あるいは表示器などの制御装
置に温度センサ10の検出信号が入力される。制御装置
に温度センサ10の検出信号が入力されると、その検出
されたローラ1の温度を記録器あるいは表示器などに表
示する。また、場合によっては、そのローラ1の温度に
応じて電磁コイル5の励磁制御が行われる。以上のよう
に、温度センサ10により検出したローラ1の温度を回
転側トランス15から固定側トランス18に非接触で伝
達するようにしたので、上述した従来装置のようにスリ
ップリング11とブラシ12とによる接触状態で行う必
要がなく、従って、ブラシ12の摩耗による交換作業が
皆無となり、保守性、信頼性に著しく優れたロール装置
を得ることができる。また、スリップリング11とブラ
シ12と接触により発生していた騒音も皆無となり、環
境性においても著しく優れたロール装置を得ることがで
きる。さらに、回り止め体24はローラ1の回転停止時
は穴23の内壁と非接触であり固定側トランス18の回
り止めに関与せず、ローラ1の回転中は穴23の内壁と
接触し固定側トランス18の回り止めを行う。要する
に、ローラ1の回転中にのみ、固定側トランス18の回
り止めを行うことができるロール装置を得ることができ
る。
【0031】実施例3.この発明の実施例3を図3に基
づいて説明する。図3は要部側断面図であり、図3にお
いて、4は固定軸、4aは固定軸4の一方側軸端部であ
り、この実施例においては中空軸の場合を示している。
18は固定側トランス18、23は固定軸4の一方側軸
端部4aに形成された穴、24は固定側トランス18に
植設され一端部24aが穴23に挿入された例えばボル
トから成る回り止め体であり、ローラ1の回転停止時は
穴23の内壁と非接触でありローラ1の回転中は穴23
の内壁と接触するようになっている。
【0032】次に、動作について説明する。ローラ1の
温度は温度センサ10により検出され、その検出信号は
導線13を経て、回転側トランス15の導線17、回転
側コイル16から固定側トランス18の固定側コイル1
9に伝達される。そして、図示しない固定側コイル19
のリード線を通じて、固定側トランス18外部に配置さ
れている図示しない記録器あるいは表示器などの制御装
置に温度センサ10の検出信号が入力される。制御装置
に温度センサ10の検出信号が入力されると、その検出
されたローラ1の温度を記録器あるいは表示器などに表
示する。また、場合によっては、そのローラ1の温度に
応じて電磁コイル5の励磁制御が行われる。以上のよう
に、温度センサ10により検出したローラ1の温度を回
転側トランス15から固定側トランス18に非接触で伝
達するようにしたので、上述した従来装置のようにスリ
ップリング11とブラシ12とによる接触状態で行う必
要がなく、従って、ブラシ12の摩耗による交換作業が
皆無となり、保守性、信頼性に著しく優れたロール装置
を得ることができる。また、スリップリング11とブラ
シ12と接触により発生していた騒音も皆無となり、環
境性においても著しく優れたロール装置を得ることがで
きる。さらに、回り止め体24はローラ1の回転停止時
は穴23の内壁と非接触であり固定側トランス18の回
り止めに関与せず、ローラ1の回転中は穴23の内壁と
接触し固定側トランス18の回り止めを行う。要する
に、ローラ1の回転中にのみ、固定側トランス18の回
り止めを行うことができるロール装置を得ることができ
る。
【0033】実施例4.この発明の実施例4を図4に基
づいて説明する。図4において、4は固定軸、4aは固
定軸4の一方側軸端部、4cは一方側軸端部4aに相対
して平行に形成された平坦部、18は固定側トランス1
8、25は固定側トランス18に植設され一端部25a
が固定軸4の一方側軸端部4aの平坦部4cと所定の間
隙を相対して配置され固定側トランス18の回動を阻止
する支持体であり、ローラ1の回転停止時は一方側軸端
部4aの平坦部4cと非接触でありローラ1の回転中は
一方側軸端部4aの平坦部4cと接触するようになって
いる。
【0034】次に、動作について説明する。ローラ1の
温度は温度センサ10により検出され、その検出信号は
導線13を経て、回転側トランス15の導線17、回転
側コイル16から固定側トランス18の固定側コイル1
9に伝達される。そして、図示しない固定側コイル19
のリード線を通じて、固定側トランス18外部に配置さ
れている図示しない記録器あるいは表示器などの制御装
置に温度センサ10の検出信号が入力される。制御装置
に温度センサ10の検出信号が入力されると、その検出
されたローラ1の温度を記録器あるいは表示器などに表
示する。また、場合によっては、そのローラ1の温度に
応じて電磁コイル5の励磁制御が行われる。以上のよう
に、温度センサ10により検出したローラ1の温度を回
転側トランス15から固定側トランス18に非接触で伝
達するようにしたので、上述した従来装置のようにスリ
ップリング11とブラシ12とによる接触状態で行う必
要がなく、従って、ブラシ12の摩耗による交換作業が
皆無となり、保守性、信頼性に著しく優れたロール装置
を得ることができる。また、スリップリング11とブラ
シ12と接触により発生していた騒音も皆無となり、環
境性においても著しく優れたロール装置を得ることがで
きる。さらに、支持体25の一端部25aはローラ1の
回転停止時は一方側軸端部4aの平坦部4cと非接触で
あり固定側トランス18の回り止めに関与せず、ローラ
1の回転中は一方側軸端部4aの平坦部4cと接触し固
定側トランス18の回り止めを行う。要するに、ローラ
1の回転中にのみ、固定側トランス18の回り止めを行
うことができるロール装置を得ることができる。この実
施例4においては、上記実施例2、3に示すように固定
軸4の一方側軸端部4aに穴23を形成する必要がな
く、加工性に優れたものが得られる。
【0035】実施例5.この発明の実施例5を図5に基
づいて説明する。図5において、4は固定軸、4aは固
定軸4の一方側軸端部、4cは一方側軸端部4aに相対
して平行に形成された平坦部、18は固定側トランス1
8、25は固定側トランス18に植設され一端部25a
が固定軸4の一方側軸端部4aの平坦部4cと所定の間
隙を相対して配置された支持体、26は支持体25の一
端部25aの先端に取り付けられた第1磁石、27は一
方側軸端部4aの平坦部4cの第1磁石26と相対向す
る位置に取り付けられ、第1磁石26の極と相反する極
の第2磁石である。
【0036】次に、動作について説明する。ローラ1の
温度は温度センサ10により検出され、その検出信号は
導線13を経て、回転側トランス15の導線17、回転
側コイル16から固定側トランス18の固定側コイル1
9に伝達される。そして、図示しない固定側コイル19
のリード線を通じて、固定側トランス18外部に配置さ
れている図示しない記録器あるいは表示器などの制御装
置に温度センサ10の検出信号が入力される。制御装置
に温度センサ10の検出信号が入力されると、その検出
されたローラ1の温度を記録器あるいは表示器などに表
示する。また、場合によっては、そのローラ1の温度に
応じて電磁コイル5の励磁制御が行われる。以上のよう
に、温度センサ10により検出したローラ1の温度を回
転側トランス15から固定側トランス18に非接触で伝
達するようにしたので、上述した従来装置のようにスリ
ップリング11とブラシ12とによる接触状態で行う必
要がなく、従って、ブラシ12の摩耗による交換作業が
皆無となり、保守性、信頼性に著しく優れたロール装置
を得ることができる。また、スリップリング11とブラ
シ12と接触により発生していた騒音も皆無となり、環
境性においても著しく優れたロール装置を得ることがで
きる。さらに、支持体25の一端部25aの先端に取り
付けられた第1磁石26と固定軸4の一方側軸端部4a
の平坦部4cに取り付けられた第2磁石27との磁気反
発力により、完全な非接触状態で固定側トランス18の
回動を阻止することができ、上記実施例2〜4に比し部
品の摩耗あるいは破損の恐れが皆無であり、より一層信
頼性の高いロール装置を得ることができる。
【0037】実施例6.この発明の実施例6を図6に基
づいて説明する。図6において、4は固定軸、4aは固
定軸4の一方側軸端部、4cは一方側軸端部4aに相対
して平行に形成された平坦部、18は固定側トランス1
8、22は固定軸4の一方側軸端部4aの平坦部4c表
面に沿って外部に延在する電磁コイル5のリード線、2
8は固定側トランス18の例えば内周部に取り付けら
れ、両挟持部28a、28bは固定軸4の一方側軸端部
4aの平坦部4cに僅かの間隙を置いて延在し固定側ト
ランス18の回動を阻止する挟持体である。
【0038】次に、動作について説明する。ローラ1の
温度は温度センサ10により検出され、その検出信号は
導線13を経て、回転側トランス15の導線17、回転
側コイル16から固定側トランス18の固定側コイル1
9に伝達される。そして、図示しない固定側コイル19
のリード線を通じて、固定側トランス18外部に配置さ
れている図示しない記録器あるいは表示器などの制御装
置に温度センサ10の検出信号が入力される。制御装置
に温度センサ10の検出信号が入力されると、その検出
されたローラ1の温度を記録器あるいは表示器などに表
示する。また、場合によっては、そのローラ1の温度に
応じて電磁コイル5の励磁制御が行われる。以上のよう
に、温度センサ10により検出したローラ1の温度を回
転側トランス15から固定側トランス18に非接触で伝
達するようにしたので、上述した従来装置のようにスリ
ップリング11とブラシ12とによる接触状態で行う必
要がなく、従って、ブラシ12の摩耗による交換作業が
皆無となり、保守性、信頼性に著しく優れたロール装置
を得ることができる。また、スリップリング11とブラ
シ12と接触により発生していた騒音も皆無となり、環
境性においても著しく優れたロール装置を得ることがで
きる。さらに挟持体25の両挟持部28a、28bはロ
ーラ1の回転停止時は一方側軸端部4aの平坦部4cと
非接触であり固定側トランス18の回動の防止には関与
せず、ローラ1の回転中は一方側軸端部4aの平坦部4
cと接触し固定側トランス18の回動を防止する。要す
るに、ローラ1の回転中にのみ、固定側トランス18の
回動を防止することができるロール装置を得ることがで
きる。この実施例6においては、上述した実施例2、3
に示すように固定軸4の一方側軸端部4aに穴23を形
成する必要がなく、加工性に優れたものが得られる。
【0039】実施例7.この発明の実施例7を図7に基
づいて説明する。図7において、4は固定軸、4aは固
定軸4の一方側軸端部、4cは一方側軸端部4aに相対
して平行に形成された平坦部、18は固定側トランス1
8、22は固定軸4の一方側軸端部4aの平坦部4c表
面に沿って外部に延在する電磁コイル5のリード線、2
9は固定側トランス18の端面に取り付けられ、両挟持
部29a、29bは固定軸4の一方側軸端部4aの平坦
部4cに僅かの間隙を置いて延在し固定側トランス18
の回動を阻止する挟持体である。
【0040】次に、動作について説明する。この実施例
7においても、上記実施例6と同様に保守性、信頼性、
環境性に著しく優れたロール装置を得ることができる。
さらに、この実施例7においては、挟持体29を固定側
トランス18の端面に取り付けているので、上記実施例
6に比し取り付け面で一段と作業性が向上する。
【0041】実施例8.この発明の実施例8を図8に基
づいて説明する。図8において、4は固定軸、4aは固
定軸4の一方側軸端部、4cは一方側軸端部4aに相対
して平行に形成された平坦部、18は固定側トランス、
22は固定軸4の一方側軸端部4aの平坦部4c表面に
沿って外部に延在する電磁コイル5のリード線、30は
固定軸4の一方側軸端部4aの一部に形成された係止
部、31は固定側トランス18に取り付けられ、係止部
30と僅かの間隙を置いて配置され固定側トランス18
の回動を阻止するブロック体である。
【0042】次に、動作について説明する。ローラ1の
温度は温度センサ10により検出され、その検出信号は
導線13を経て、回転側トランス15の導線17、回転
側コイル16から固定側トランス18の固定側コイル1
9に伝達される。そして、図示しない固定側コイル19
のリード線を通じて、固定側トランス18外部に配置さ
れている図示しない記録器あるいは表示器などの制御装
置に温度センサ10の検出信号が入力される。制御装置
に温度センサ10の検出信号が入力されると、その検出
されたローラ1の温度を記録器あるいは表示器などに表
示する。また、場合によっては、そのローラ1の温度に
応じて電磁コイル5の励磁制御が行われる。以上のよう
に、温度センサ10により検出したローラ1の温度を回
転側トランス15から固定側トランス18に非接触で伝
達するようにしたので、上述した従来装置のようにスリ
ップリング11とブラシ12とによる接触状態で行う必
要がなく、従って、ブラシ12の摩耗による交換作業が
皆無となり、保守性、信頼性に著しく優れたロール装置
を得ることができる。また、スリップリング11とブラ
シ12と接触により発生していた騒音も皆無となり、環
境性においても著しく優れたロール装置を得ることがで
きる。さらに、ブロック体31はローラ1の回転停止時
は一方側軸端部4aの係止部30と非接触であり固定側
トランス18の回動の防止には関与せず、ローラ1の回
転中は一方側軸端部4aの係止部30と接触し固定側ト
ランス18の回動を防止する。要するに、ローラ1の回
転中にのみ、固定側トランス18の回動を防止すること
ができるロール装置を得ることができる。この実施例8
においては、上述した実施例2、3に示すように固定軸
4の一方側軸端部4aに穴23を形成する必要がなく、
加工性に優れたものが得られる。
【0043】実施例9.この発明の実施例9を図9に基
づいて説明する。図9において、4は固定軸、4aは固
定軸4の一方側軸端部、4cは一方側軸端部4aに相対
して平行に形成された平坦部、18は固定側トランスで
あり、後述する固定体の貫通孔18aが形成されてい
る。22は固定軸4の一方側軸端部4aの平坦部4c表
面に沿って外部に延在する電磁コイル5のリード線、3
2は固定側トランス18の貫通孔18aに貫通され、固
定軸4の一方側軸端部4aに螺設された例えばボルトな
どから成る固定体である。
【0044】次に、動作について説明する。ローラ1の
温度は温度センサ10により検出され、その検出信号は
導線13を経て、回転側トランス15の導線17、回転
側コイル16から固定側トランス18の固定側コイル1
9に伝達される。そして、図示しない固定側コイル19
のリード線を通じて、固定側トランス18外部に配置さ
れている図示しない記録器あるいは表示器などの制御装
置に温度センサ10の検出信号が入力される。制御装置
に温度センサ10の検出信号が入力されると、その検出
されたローラ1の温度を記録器あるいは表示器などに表
示する。また、場合によっては、そのローラ1の温度に
応じて電磁コイル5の励磁制御が行われる。以上のよう
に、温度センサ10により検出したローラ1の温度を回
転側トランス15から固定側トランス18に非接触で伝
達するようにしたので、上述した従来装置のようにスリ
ップリング11とブラシ12とによる接触状態で行う必
要がなく、従って、ブラシ12の摩耗による交換作業が
皆無となり、保守性、信頼性に著しく優れたロール装置
を得ることができる。また、スリップリング11とブラ
シ12と接触により発生していた騒音も皆無となり、環
境性においても著しく優れたロール装置を得ることがで
きる。さらに、固定体32は固定側トランス18の貫通
孔18aに貫通され、固定軸4の一方側軸端部4aに螺
設され、固定側トランス18を固定軸4の一方側軸端部
4aに確実に簡単に固定支持できると共に回転側トラン
ス15と固定側トランス18との位置決めを簡単に行え
るロール装置を得ることができる。
【0045】実施例10.この発明の実施例10を図1
0に基づいて説明する。図10において、4は固定軸、
4aは固定軸4の一方側軸端部であり中空の場合を示
す。18は固定側トランスであり貫通孔18aが形成さ
れている。32は固定側トランス18の貫通孔18aに
貫通され、固定軸4の一方側軸端部4aに螺設された例
えばボルトなどから成る固定体である。
【0046】次に、動作について説明する。この実施例
10においても、上記実施例9と同様に保守性、信頼
性、環境性に著しく優れたロール装置を得ることができ
る。さらに、この実施例10においても、固定側トラン
ス18を固定軸4の一方側軸端部4aに確実に簡単に固
定支持できると共に回転側トランス15と固定側トラン
ス18との位置決めを簡単に行えるロール装置を得るこ
とができる。
【0047】実施例11.この発明の実施例11を図1
1に基づいて説明する。図11において、2は第1筒
体、4は固定軸、4aは固定軸4の一方側軸端部、9は
基台、13は導線、15は回転側トランス、16は回転
側コイル、17は導線、18は回転側トランス、19は
固定側コイル、20、21は軸受であり、これら回転側
トランス15と固定側トランス18とにより回転トラン
スが構成される。33は固定側トランス18から外部に
延在する導線であり、固定側トランス18外部に配置さ
れている図示しない記録器あるいは表示器などの制御装
置に接続される。34は導線33の固定側トランス18
側に設けられ、固定側トランス18に垂直下方向荷重を
付与し固定側トランス18の回動を防止する重錘であ
る。
【0048】次に、動作について説明する。ローラ1の
温度は温度センサ10により検出され、その検出信号は
導線13を経て、回転側トランス15の導線17、回転
側コイル16から固定側トランス18の固定側コイル1
9に伝達される。そして、図示しない固定側コイル19
のリード線を通じて、固定側トランス18外部に配置さ
れている図示しない記録器あるいは表示器などの制御装
置に温度センサ10の検出信号が入力される。制御装置
に温度センサ10の検出信号が入力されると、その検出
されたローラ1の温度を記録器あるいは表示器などに表
示する。また、場合によっては、そのローラ1の温度に
応じて電磁コイル5の励磁制御が行われる。以上のよう
に、温度センサ10により検出したローラ1の温度を回
転側トランス15から固定側トランス18に非接触で伝
達するようにしたので、上述した従来装置のようにスリ
ップリング11とブラシ12とによる接触状態で行う必
要がなく、従って、ブラシ12の摩耗による交換作業が
皆無となり、保守性、信頼性に著しく優れたロール装置
を得ることができる。また、スリップリング11とブラ
シ12と接触により発生していた騒音も皆無となり、環
境性においても著しく優れたロール装置を得ることがで
きる。さらに、導線33の固定側トランス18側に設け
た重錘34により固定側トランス18に垂直下方向荷重
を付与し固定側トランス18の回動を極めて簡易な構造
で防止することができ、上記各実施例に示すように固定
側トランス18、固定軸4の一方側軸端部4aに種々の
加工を施す必要がなく、経済性に優れたロール装置を得
ることができる。
【0049】実施例12.この発明の実施例12を図1
2に基づいて説明する。図12において、2は第1筒
体、4は固定軸、4aは固定軸4の一方側軸端部、9は
基台、13は導線、15は回転側トランス、16は回転
側コイル、17は導線、18は回転側トランス、19は
固定側コイル、20、21は軸受であり、これら回転側
トランス15と固定側トランス18とにより回転トラン
スが構成される。35は固定側トランス18と基台9と
に跨設された固定部材である。
【0050】次に、動作について説明する。ローラ1の
温度は温度センサ10により検出され、その検出信号は
導線13を経て、回転側トランス15の導線17、回転
側コイル16から固定側トランス18の固定側コイル1
9に伝達される。そして、図示しない固定側コイル19
のリード線を通じて、固定側トランス18外部に配置さ
れている図示しない記録器あるいは表示器などの制御装
置に温度センサ10の検出信号が入力される。制御装置
に温度センサ10の検出信号が入力されると、その検出
されたローラ1の温度を記録器あるいは表示器などに表
示する。また、場合によっては、そのローラ1の温度に
応じて電磁コイル5の励磁制御が行われる。以上のよう
に、温度センサ10により検出したローラ1の温度を回
転側トランス15から固定側トランス18に非接触で伝
達するようにしたので、上述した従来装置のようにスリ
ップリング11とブラシ12とによる接触状態で行う必
要がなく、従って、ブラシ12の摩耗による交換作業が
皆無となり、保守性、信頼性に著しく優れたロール装置
を得ることができる。また、スリップリング11とブラ
シ12と接触により発生していた騒音も皆無となり、環
境性においても著しく優れたロール装置を得ることがで
きる。さらに、固定部材35を固定側トランス18と基
台9とに跨設することにより、固定側トランス18を確
実に簡単に固定支持できると共に固定側トランス18の
回動を極めて簡易な構造で防止することができ、上記各
実施例に示すように固定側トランス18、固定軸4の一
方側軸端部4aに種々の加工を施す必要がなく、経済性
に優れたロール装置を得ることができる。
【0051】実施例13.この発明の実施例13を図1
3および図14に基づいて説明する。これら各図におい
て、2は第1筒体、4は固定軸、4aは固定軸4の一方
側軸端部、9は基台、13は導線、15は回転側トラン
ス、16は回転側コイル、17は導線、18は回転側ト
ランス、19は固定側コイル、20、21は軸受であ
り、これら回転側トランス15と固定側トランス18と
により回転トランスが構成される。36は固定側トラン
ス18に取り付けられ、固定軸4の軸方向に延在し基台
9と僅かの間隙を置いて基台9を挟んで平行に配置され
た一対のアームであり、ローラ1の回転停止時は基台9
と非接触でありローラ1の回転中は基台9と接触するよ
うになっている。
【0052】次に、動作について説明する。ローラ1の
温度は温度センサ10により検出され、その検出信号は
導線13を経て、回転側トランス15の導線17、回転
側コイル16から固定側トランス18の固定側コイル1
9に伝達される。そして、図示しない固定側コイル19
のリード線を通じて、固定側トランス18外部に配置さ
れている図示しない記録器あるいは表示器などの制御装
置に温度センサ10の検出信号が入力される。制御装置
に温度センサ10の検出信号が入力されると、その検出
されたローラ1の温度を記録器あるいは表示器などに表
示する。また、場合によっては、そのローラ1の温度に
応じて電磁コイル5の励磁制御が行われる。以上のよう
に、温度センサ10により検出したローラ1の温度を回
転側トランス15から固定側トランス18に非接触で伝
達するようにしたので、上述した従来装置のようにスリ
ップリング11とブラシ12とによる接触状態で行う必
要がなく、従って、ブラシ12の摩耗による交換作業が
皆無となり、保守性、信頼性に著しく優れたロール装置
を得ることができる。また、スリップリング11とブラ
シ12と接触により発生していた騒音も皆無となり、環
境性においても著しく優れたロール装置を得ることがで
きる。さらに、一対のアーム36はローラ1の回転停止
時は基台9と非接触であり固定側トランス18の回動の
阻止に関与せず、ローラ1の回転中は基台9と接触し固
定側トランス18の回動を阻止する。要するに、ローラ
1の回転中にのみ、固定側トランス18の回動を阻止す
るロール装置を得ることができる。この実施例13にお
いては、上記実施例2、3に示すように固定軸4の一方
側軸端部4aに穴23を形成する必要がなく、加工性、
経済性に優れたものが得られる。
【0053】実施例14.この発明の実施例14を図1
5および図16に基づいて説明する。これら各図におい
て、2は第1筒体、4は固定軸、4aは固定軸4の一方
側軸端部、4cは一方側軸端部4aに相対して平行に形
成された平坦部、9は基台、13は導線、15は回転側
トランス、16は回転側コイル、17は導線、18は回
転側トランス、19は固定側コイル、20、21は軸受
であり、これら回転側トランス15と固定側トランス1
8とにより回転トランスが構成される。22は固定軸4
の一方側軸端部4aの平坦部4c表面に沿って外部に延
在する電磁コイル5のリード線、37は固定軸4の一方
側軸端部4aに僅かの間隙を置いて挿入されて固定側ト
ランス18の端面に取り付けられ、内周部に固定軸4の
一方側軸端部4aの平坦部4cと平行な平行部37aを
有するプレートであり、プレート37の平行な平行部3
7aがローラ1の回転停止時は一方側軸端部4aの平坦
部4cと非接触でありローラ1の回転中は一方側軸端部
4aの平坦部4cと接触するようになっている。
【0054】次に、動作について説明する。ローラ1の
温度は温度センサ10により検出され、その検出信号は
導線13を経て、回転側トランス15の導線17、回転
側コイル16から固定側トランス18の固定側コイル1
9に伝達される。そして、図示しない固定側コイル19
のリード線を通じて、固定側トランス18外部に配置さ
れている図示しない記録器あるいは表示器などの制御装
置に温度センサ10の検出信号が入力される。制御装置
に温度センサ10の検出信号が入力されると、その検出
されたローラ1の温度を記録器あるいは表示器などに表
示する。また、場合によっては、そのローラ1の温度に
応じて電磁コイル5の励磁制御が行われる。以上のよう
に、温度センサ10により検出したローラ1の温度を回
転側トランス15から固定側トランス18に非接触で伝
達するようにしたので、上述した従来装置のようにスリ
ップリング11とブラシ12とによる接触状態で行う必
要がなく、従って、ブラシ12の摩耗による交換作業が
皆無となり、保守性、信頼性に著しく優れたロール装置
を得ることができる。また、スリップリング11とブラ
シ12と接触により発生していた騒音も皆無となり、環
境性においても著しく優れたロール装置を得ることがで
きる。さらに、プレート37の平行な平行部37aはロ
ーラ1の回転停止時は一方側軸端部4aの平坦部4cと
非接触であり固定側トランス18の回動の阻止に関与せ
ず、ローラ1の回転中は一方側軸端部4aの平坦部4c
と接触し固定側トランス18の回動を阻止する。要する
に、ローラ1の回転中にのみ、固定側トランス18の回
動を阻止するロール装置を得ることができる。この実施
例14においては、上記各実施例に示すように固定側ト
ランス18に種々の加工を施す必要がなく、固定側トラ
ンス18の端面にプレート37を取り付けるだけでよ
く、作業性、加工性、経済性に優れたものが得られる。
【0055】ところで、ロール装置の使用される周囲環
境が、塵埃や悪臭などが浮遊する環境下の場合、周囲に
浮遊している塵埃や悪臭などが固定側トランス18の内
周面と固定軸4の一方側軸端部4aの外周面との空隙か
らローラ1内に侵入し、ローラ1内の電磁コイル5に悪
影響を与え、絶縁破壊等の損傷を招く恐れがある。しか
し、この実施例15においては、プレート37を固定軸
4の一方側軸端部4aに僅かの間隙を置いて挿入して固
定側トランス18の端面に取り付けており、固定側トラ
ンス18の内周面と固定軸4の一方側軸端部4aの外周
面との空隙を極僅かな空隙としているので、周囲に浮遊
している塵埃や悪臭などのローラ1内への侵入を防止す
ることができる。従って、ローラ1内の電磁コイル5に
何等悪影響が作用しないので、絶縁破壊等の損傷を全く
招く恐れのない極めて信頼性、安全性に優れたロール装
置を得ることができる。また、ローラ1内を例えば工場
エアあるいはコンプレッサなどによる圧縮されたエアで
パージすれば、周囲に浮遊している塵埃や悪臭などのロ
ーラ1内への侵入を完全に防止することができ、より一
層信頼性、安全性に優れたものとなる。さらに、パージ
されたエアにより電磁コイル5の冷却効果も生じる。
【0056】実施例15.また、図17に示す実施例1
5は上記実施例14におけるプレート37の内周側にス
リーブ38を設けたものであり、このスリーブ38によ
り、周囲に浮遊している塵埃や悪臭などのローラ1内へ
の侵入防止効果をさらに高めることができる。また、ス
リーブ38と固定軸4の一方側軸端部4aとの間隙にグ
リス等の充填材を充填すれば、侵入防止効果をより一層
高めることができる。
【0057】実施例16.また、上記各実施例において
は温度センサ10がローラ1の端部近傍に配置された場
合について述べたが、温度センサ10はローラ1のどの
位置に配置してもよく、上記各実施例と同様の効果を奏
する。
【0058】実施例17.ところで、上記説明はローラ
が電磁コイルにより誘導加熱されるロール装置について
述べたが、ローラにヒートパイプ等の均熱手段を備えた
ロール装置についてもこれら各実施例を適用し得ること
は勿論のことであり、上記各実施例と同様の効果を奏す
る。
【0059】
【発明の効果】この発明は以上説明したとおり、温度セ
ンサにより検出されたローラの温度が中空の第1筒体に
装着された回転側トランスに伝達され、さらに回転側ト
ランスから軸受を介してその回転側トランスと一体的に
結合される固定側トランスに伝達され、固定側トランス
から外部に伝達するようにしたので、保守性、信頼性に
著しく優れたロール装置を得ることができる。
【0060】また、温度センサにより検出されたローラ
の温度が中空の第1筒体に装着された回転側トランスに
伝達され、さらに回転側トランスから軸受を介してその
回転側トランスと一体的に結合される固定側トランスに
伝達され、固定側トランスから外部に伝達される。そし
て、固定側トランスに植設した回り止め体を固定軸の一
方側軸端部に形成した穴に挿入して固定側トランスの回
り止めを行うようにしたので、保守性、信頼性に著しく
優れたロール装置を得ることができると共にローラの回
転停止時は非接触でローラの回転中にのみ接触し固定側
トランスの回り止めを行うことができるロール装置を得
ることができる。
【0061】また、温度センサにより検出されたローラ
の温度が中空の第1筒体に装着された回転側トランスに
伝達され、さらに回転側トランスから軸受を介してその
回転側トランスと一体的に結合される固定側トランスに
伝達され、固定側トランスから外部に伝達される。そし
て、固定側トランスに植設した支持体の一端部を固定軸
の一方側軸端部の平坦部と所定の間隙を相対して配置し
て、固定側トランスの回動を阻止するようにしたので、
保守性、信頼性に著しく優れ且つ加工性に優れたロール
装置を得ることができると共にローラの回転停止時は非
接触でローラの回転中にのみ接触し固定側トランスの回
り止めを行うことができるロール装置を得ることができ
る。
【0062】また、温度センサにより検出されたローラ
の温度が中空の第1筒体に装着された回転側トランスに
伝達され、さらに回転側トランスから軸受を介してその
回転側トランスと一体的に結合される固定側トランスに
伝達され、固定側トランスから外部に伝達される。そし
て、固定側トランスに取り付けた挟持体により、固定軸
の一方側軸端部の平坦部を僅かの間隙を置いて挟持し、
固定側トランスの回動を阻止するようにしたので、保守
性、信頼性に著しく優れ且つ加工性に優れたロール装置
を得ることができると共にローラの回転停止時は非接触
でローラの回転中にのみ接触し固定側トランスの回動を
防止することができるロール装置を得ることができる。
【0063】また、温度センサにより検出されたローラ
の温度が中空の第1筒体に装着された回転側トランスに
伝達され、さらに回転側トランスから軸受を介してその
回転側トランスと一体的に結合される固定側トランスに
伝達され、固定側トランスから外部に伝達される。そし
て、固定側トランスに取り付けたブロック体を固定軸の
一方側軸端部の一部に形成した係止部と僅かの間隙を置
いて配置し、固定側トランスの回動を阻止するようにし
たので、保守性、信頼性に著しく優れ且つ加工性に優れ
たロール装置を得ることができると共にローラの回転停
止時は非接触でローラの回転中にのみ接触し固定側トラ
ンスの回動を防止することができるロール装置を得るこ
とができる。
【0064】また、温度センサにより検出されたローラ
の温度が中空の第1筒体に装着された回転側トランスに
伝達され、さらに回転側トランスから軸受を介してその
回転側トランスと一体的に結合される固定側トランスに
伝達され、固定側トランスから外部に伝達される。そし
て、固定側トランスを貫通し固定軸の一方側軸端部に螺
設した固定体により、固定側トランスを固持するように
したので、保守性、信頼性に著しく優れたロール装置を
得ることができると共に、固定側トランスを確実に簡単
に固定支持でき、また、回転側トランスと固定側トラン
スとの位置決めを簡単に行えるロール装置を得ることが
できる。
【0065】また、温度センサにより検出されたローラ
の温度が中空の第1筒体に装着された回転側トランスに
伝達され、さらに回転側トランスから軸受を介してその
回転側トランスと一体的に結合される固定側トランスに
伝達され、固定側トランスから外部に伝達される。そし
て、固定側トランスから外部に延在する導線の固定側ト
ランス側に設けた重錘により、固定側トランスに垂直下
方向荷重を付与し固定側トランスの回動を防止するよう
にしたので、保守性、信頼性に著しく優れたロール装置
を得ることができると共に、重錘により固定側トランス
に垂直下方向荷重を付与するだけで固定側トランスの回
動を極めて簡易な構造で防止することができ、固定側ト
ランスあるいは固定軸の一方側軸端部に種々の加工を施
す必要がなく、経済性に優れたロール装置を得ることが
できる。
【0066】また、温度センサにより検出されたローラ
の温度が中空の第1筒体に装着された回転側トランスに
伝達され、さらに回転側トランスから軸受を介してその
回転側トランスと一体的に結合される固定側トランスに
伝達され、固定側トランスから外部に伝達される。そし
て、固定側トランスと基台とに跨設された固定部材によ
り、固定側トランスを固持するようにしたので、保守
性、信頼性に著しく優れたロール装置を得ることができ
ると共に、固定部材により確実に簡単に固定支持でき固
定側トランスの回動を極めて簡易な構造で防止すること
ができ、固定側トランスあるいは固定軸の一方側軸端部
に種々の加工を施す必要がなく、経済性に優れたロール
装置を得ることができる。
【0067】また、温度センサにより検出されたローラ
の温度が中空の第1筒体に装着された回転側トランスに
伝達され、さらに回転側トランスから軸受を介してその
回転側トランスと一体的に結合される固定側トランスに
伝達され、固定側トランスから外部に伝達される。そし
て、固定側トランスに取り付けた一対のアームを固定軸
の軸方向に延在させ基台と僅かの間隙を置いて基台を挟
んで平行に配置し、固定側トランスの回動を阻止するよ
うにしたので、保守性、信頼性に著しく優れたロール装
置を得ることができると共に、ローラの回転停止時は非
接触でローラの回転中にのみ接触し固定側トランスの回
動を極めて簡易な構造で防止することができ、固定側ト
ランスあるいは固定軸の一方側軸端部に種々の加工を施
す必要がなく、加工性、経済性に優れたロール装置を得
ることができる。
【0068】また、温度センサにより検出されたローラ
の温度が中空の第1筒体に装着された回転側トランスに
伝達され、さらに回転側トランスから軸受を介してその
回転側トランスと一体的に結合される固定側トランスに
伝達され、固定側トランスから外部に伝達される。そし
て、固定軸の一方側軸端部に僅かの間隙を置いて挿入し
て固定側トランスに取り付けたプレートにより、そのプ
レートの内周部の平行部を固定軸の一方側軸端部の平坦
部と平行に配置し、固定側トランスの回動を阻止するよ
うにしたので、保守性、信頼性に著しく優れたロール装
置を得ることができると共に、固定側トランスの端面に
プレートを取り付けるだけでよく、且つローラの回転停
止時は非接触でローラの回転中にのみ接触し固定側トラ
ンスの回動を極めて簡易な構造で防止することができ、
固定側トランスあるいは固定軸の一方側軸端部に種々の
加工を施す必要がなく、作業性、加工性、経済性に優れ
たロール装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す断面図である。
【図2】この発明の実施例2を示す要部側断面図であ
る。
【図3】この発明の実施例3を示す要部側断面図であ
る。
【図4】この発明の実施例4を示す要部側断面図であ
る。
【図5】この発明の実施例5を示す要部側断面図であ
る。
【図6】この発明の実施例6を示す要部側断面図であ
る。
【図7】この発明の実施例7を示す要部側断面図であ
る。
【図8】この発明の実施例8を示す要部側断面図であ
る。
【図9】この発明の実施例9を示す要部側断面図であ
る。
【図10】この発明の実施例10を示す要部側断面図で
ある。
【図11】この発明の実施例11を示す要部断面図であ
る。
【図12】この発明の実施例12を示す要部断面図であ
る。
【図13】この発明の実施例13を示す要部断面図であ
る。
【図14】この発明の実施例13を示す要部側面図であ
る。
【図15】この発明の実施例14を示す要部断面図であ
る。
【図16】この発明の実施例14を示す要部側断面図で
ある。
【図17】この発明の実施例15を示す要部断面図であ
る。
【図18】従来のロール装置を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ローラ 2 第1筒体 4 固定軸 4a 一方側軸端部 4c 平坦部 5 電磁コイル 10 温度センサ 15 回転側トランス 16 回転側コイル 18 固定側トランス 19 固定側コイル 20 軸受 21 軸受 22 リード線 23 穴 24 回り止め体 25 支持体 28 挟持体 29 挟持体 30 係止部 31 ブロック体 32 固定体 33 導線 34 重錘 35 固定部材 36 アーム 37 プレート

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空のローラに一体的に連設された中空
    の第1筒体と、上記ローラの内部に配置され、一方側軸
    端部が上記第1筒体内を挿通して外部に延在し、電磁コ
    イルが巻装される固定軸と、上記ローラの温度を検出す
    る温度センサと、上記第1筒体に装着され内周側に回転
    側コイルを有すると共に上記温度センサと電気的に接続
    された回転側トランスと、上記回転側トランスの内周側
    に配置され上記回転側コイルと相対して配置される固定
    側コイルを有し軸受を介して上記回転側トランスと一体
    的に結合される固定側トランスとを備えたことを特徴と
    するロール装置。
  2. 【請求項2】 中空のローラに一体的に連設された中空
    の第1筒体と、上記ローラの内部に配置され、一方側軸
    端部が上記第1筒体内を挿通して外部に延在し、電磁コ
    イルが巻装される固定軸と、上記ローラの温度を検出す
    る温度センサと、上記固定軸の一方側軸端部に遊嵌され
    て上記第1筒体に装着され内周側に回転側コイルを有す
    ると共に上記温度センサと電気的に接続された回転側ト
    ランスと、上記回転側トランスの内周側に配置され上記
    回転側コイルと相対して配置される固定側コイルを有し
    軸受を介して上記回転側トランスと一体的に結合される
    固定側トランスと、上記固定軸の一方側軸端部に形成さ
    れた穴と、上記固定側トランスに植設され一端部が上記
    穴に挿入された回り止め体とを備えたことを特徴とする
    ロール装置。
  3. 【請求項3】 中空のローラに一体的に連設された中空
    の第1筒体と、上記ローラの内部に配置され、一方側軸
    端部が平坦部を有すると共に上記第1筒体内を挿通して
    外部に延在し、電磁コイルが巻装される固定軸と、上記
    ローラの温度を検出する温度センサと、上記固定軸の一
    方側軸端部に遊嵌されて上記第1筒体に装着され内周側
    に回転側コイルを有すると共に上記温度センサと電気的
    に接続された回転側トランスと、上記回転側トランスの
    内周側に配置され上記回転側コイルと相対して配置され
    る固定側コイルを有し軸受を介して上記回転側トランス
    と一体的に結合される固定側トランスと、上記固定側ト
    ランスに植設され一端部が上記固定軸の一方側軸端部の
    平坦部と所定の間隙を相対して配置され上記固定側トラ
    ンスの回動を阻止する支持体とを備えたことを特徴とす
    るロール装置。
  4. 【請求項4】 中空のローラに一体的に連設された中空
    の第1筒体と、上記ローラの内部に配置され、一方側軸
    端部が相対して平行な平坦部を有すると共に上記第1筒
    体内を挿通して外部に延在し、電磁コイルが巻装される
    固定軸と、上記ローラの温度を検出する温度センサと、
    上記固定軸の一方側軸端部に遊嵌されて上記第1筒体に
    装着され内周側に回転側コイルを有すると共に上記温度
    センサと電気的に接続された回転側トランスと、上記回
    転側トランスの内周側に配置され上記回転側コイルと相
    対して配置される固定側コイルを有し軸受を介して上記
    回転側トランスと一体的に結合される固定側トランス
    と、上記固定側トランスに取り付けられ、上記固定軸の
    一方側軸端部の平坦部に僅かの間隙を置いて延在し上記
    固定側トランスの回動を阻止する挟持体とを備えたこと
    を特徴とするロール装置。
  5. 【請求項5】 中空のローラに一体的に連設された中空
    の第1筒体と、上記ローラの内部に配置され、一方側軸
    端部が上記第1筒体内を挿通して外部に延在し、電磁コ
    イルが巻装される固定軸と、上記ローラの温度を検出す
    る温度センサと、上記固定軸の一方側軸端部に遊嵌され
    て上記第1筒体に装着され内周側に回転側コイルを有す
    ると共に上記温度センサと電気的に接続された回転側ト
    ランスと、上記回転側トランスの内周側に配置され上記
    回転側コイルと相対して配置される固定側コイルを有し
    軸受を介して上記回転側トランスと一体的に結合される
    固定側トランスと、上記固定軸の一方側軸端部の一部に
    形成された係止部と、上記固定側トランスに取り付けら
    れ、上記係止部と僅かの間隙を置いて配置され上記固定
    側トランスの回動を阻止するブロック体とを備えたこと
    を特徴とするロール装置。
  6. 【請求項6】 中空のローラに一体的に連設された中空
    の第1筒体と、上記ローラの内部に配置され、一方側軸
    端部が上記第1筒体内を挿通して外部に延在し、電磁コ
    イルが巻装される固定軸と、上記ローラの温度を検出す
    る温度センサと、上記固定軸の一方側軸端部に遊嵌され
    て上記第1筒体に装着され内周側に回転側コイルを有す
    ると共に上記温度センサと電気的に接続された回転側ト
    ランスと、上記回転側トランスの内周側に配置され上記
    回転側コイルと相対して配置される固定側コイルを有し
    軸受を介して上記回転側トランスと一体的に結合される
    固定側トランスと、上記固定側トランスを貫通し上記固
    定軸の一方側軸端部に螺設された固定体とを備えたこと
    を特徴とするロール装置。
  7. 【請求項7】 中空のローラに一体的に連設された中空
    の第1筒体と、上記ローラの内部に配置され、一方側軸
    端部が上記第1筒体内を挿通して外部に延在し、電磁コ
    イルが巻装される固定軸と、上記ローラの温度を検出す
    る温度センサと、上記固定軸の一方側軸端部に遊嵌され
    て上記第1筒体に装着され内周側に回転側コイルを有す
    ると共に上記温度センサと電気的に接続された回転側ト
    ランスと、上記回転側トランスの内周側に配置され上記
    回転側コイルと相対して配置される固定側コイルを有し
    軸受を介して上記回転側トランスと一体的に結合される
    固定側トランスと、上記固定側トランスから外部に延在
    する導線と、上記導線の上記固定側トランス側に設けら
    れ、上記固定側トランスに垂直下方向荷重を付与し上記
    固定側トランスの回動を防止する重錘とを備えたことを
    特徴とするロール装置。
  8. 【請求項8】 中空のローラに一体的に連設された中空
    の第1筒体と、上記ローラの内部に配置され、一方側軸
    端部が上記第1筒体内を挿通して外部に延在し、電磁コ
    イルが巻装される固定軸と、上記固定軸の一方側軸端部
    を支持する基台と、上記ローラの温度を検出する温度セ
    ンサと、上記固定軸の一方側軸端部に遊嵌されて上記第
    1筒体に装着され内周側に回転側コイルを有すると共に
    上記温度センサと電気的に接続された回転側トランス
    と、上記回転側トランスの内周側に配置され上記回転側
    コイルと相対して配置される固定側コイルを有し軸受を
    介して上記回転側トランスと一体的に結合される固定側
    トランスと、上記固定側トランスと上記基台とに跨設さ
    れた固定部材とを備えたことを特徴とするロール装置。
  9. 【請求項9】 中空のローラに一体的に連設された中空
    の第1筒体と、上記ローラの内部に配置され、一方側軸
    端部が上記第1筒体内を挿通して外部に延在し、電磁コ
    イルが巻装される固定軸と、上記固定軸の一方側軸端部
    を支持する基台と、上記ローラの温度を検出する温度セ
    ンサと、上記固定軸の一方側軸端部に遊嵌されて上記第
    1筒体に装着され内周側に回転側コイルを有すると共に
    上記温度センサと電気的に接続された回転側トランス
    と、上記回転側トランスの内周側に配置され上記回転側
    コイルと相対して配置される固定側コイルを有し軸受を
    介して上記回転側トランスと一体的に結合される固定側
    トランスと、上記固定側トランスに取り付けられ、上記
    固定軸の軸方向に延在し上記基台と僅かの間隙を置いて
    上記基台を挟んで平行に配置された一対のアームとを備
    えたことを特徴とするロール装置。
  10. 【請求項10】 中空のローラに一体的に連設された中
    空の第1筒体と、上記ローラの内部に配置され、一方側
    軸端部が相対して平行な平坦部を有すると共に上記第1
    筒体内を挿通して外部に延在し、電磁コイルが巻装され
    る固定軸と、上記固定軸の一方側軸端部の平坦部の表面
    に沿って外部に延在する上記電磁コイルのリード線、上
    記ローラの温度を検出する温度センサと、上記固定軸の
    一方側軸端部に遊嵌されて上記第1筒体に装着され内周
    側に回転側コイルを有すると共に上記温度センサと電気
    的に接続された回転側トランスと、上記回転側トランス
    の内周側に配置され上記回転側コイルと相対して配置さ
    れる固定側コイルを有し軸受を介して上記回転側トラン
    スと一体的に結合される固定側トランスと、上記固定軸
    の一方側軸端部に僅かの間隙を置いて挿入されて上記固
    定側トランスに取り付けられ、内周部に上記固定軸の一
    方側軸端部の平坦部と平行な平行部を有するプレートと
    を備えたことを特徴とするロール装置。
JP29894691A 1991-11-14 1991-11-14 ロール装置 Pending JPH05135866A (ja)

Priority Applications (1)

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JP29894691A JPH05135866A (ja) 1991-11-14 1991-11-14 ロール装置

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JP29894691A JPH05135866A (ja) 1991-11-14 1991-11-14 ロール装置

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JP29894691A Pending JPH05135866A (ja) 1991-11-14 1991-11-14 ロール装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0770719A1 (en) * 1995-10-13 1997-05-02 D.I.E.N.E.S. Apparatebau Gmbh High speed heated roll
CN104270845A (zh) * 2014-09-15 2015-01-07 大唐保定热电厂 对轮加热装置加热***

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0770719A1 (en) * 1995-10-13 1997-05-02 D.I.E.N.E.S. Apparatebau Gmbh High speed heated roll
CN104270845A (zh) * 2014-09-15 2015-01-07 大唐保定热电厂 对轮加热装置加热***

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