JPH05133335A - 密閉型圧縮機 - Google Patents

密閉型圧縮機

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JPH05133335A
JPH05133335A JP3296926A JP29692691A JPH05133335A JP H05133335 A JPH05133335 A JP H05133335A JP 3296926 A JP3296926 A JP 3296926A JP 29692691 A JP29692691 A JP 29692691A JP H05133335 A JPH05133335 A JP H05133335A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
discharge
lead
valve plate
stopper
cylinder
Prior art date
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Pending
Application number
JP3296926A
Other languages
English (en)
Inventor
Ikuhiro Matsuhashi
育広 松橋
Masao Mangyo
政男 萬行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Refrigeration Co filed Critical Matsushita Refrigeration Co
Priority to JP3296926A priority Critical patent/JPH05133335A/ja
Publication of JPH05133335A publication Critical patent/JPH05133335A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Compressor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は断面が略C形の吐出リードをバルブ
プレートの円弧状の凹所に配設してエネルギー効率の良
い圧縮機にするための簡素な部品で多機能を果す吐出リ
ードのストッパを実現する。 【構成】 吐出リード35をバルブプレートの円弧状の
長い凹所32に配設して、ストッパ40のネジ41をリ
ードホルダ42のネジ部53にねじ込んで組立てる。そ
してリードホルダ42をバルブプレート20にセットす
ればストッパ40は片端で吐出リードの反吐出孔側34
を取り付け、他の端は吐出リード35の過大な動きを規
制する吐出リードのストッパ41aとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明に係わる密閉型圧縮機は、
冷蔵庫、冷凍庫といった冷却システムの冷媒圧縮機とし
て使用するのに適している。
【0002】
【従来の技術】近年、冷蔵庫,冷凍庫といった冷却シス
テムに用いるレシプロ式の密閉型圧縮機は、圧縮効率の
向上が要求されている。
【0003】この従来の密閉型圧縮機としては、バルブ
プレートに形成される吐出孔の体積を小さくして、圧縮
効率を向上するとともに、バルブプレートの吐出孔の上
にリードバルブを位置させ、その上に支持バネ,バルブ
ストッパー,保持バネを設けて仮止めし、シリンダヘッ
ドをシリンダブロックに取り付けるとき保持バネを押圧
してそれぞれを固定する構造のものが米国特許4723
896号明細書にて提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成は、吐出孔を閉成するリードバルブと、このリ
ードバルブを閉成方向に付勢するスプリングリードとが
正常に働くようにセットされているかの単体でのテスト
ができないといった課題を有していた。
【0005】また、シリンダ容積の大きな機種において
は、吐出孔が1つであると過圧縮損失が増大し、圧縮効
率の低下を招くことが希有される。この過圧縮損失とは
シリンダ内が高圧圧力に達し、微少な範囲で高圧圧力が
越えたとき吐出リード弁が開くことになるが、この高圧
圧力との微少な圧力差によって生じる損失を示すもので
ある。
【0006】本発明は上記問題点に鑑み、リードバルブ
の取付状態を単体でテストできる密閉型圧縮機を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上のような課題を解決
するために、バルブプレートに凹所を形成して、この凹
所に2個の吐出孔を形成するとともに、この凹所内に各
吐出孔を独立して閉成する断面が略C型の吐出リードを
2個の吐出孔を閉成する方向に付勢して備えたものであ
る。
【0008】
【作用】バルブプレートの吐出孔での冷媒ガスの滞留を
最少にして圧縮効率を向上する、略C型の吐出リードに
より吐出孔を閉成する方向に付勢され別物のスプリング
を必要とせずに高速応答できる。また、吐出リードを2
個とし、それぞれ吐出リードを設けて過圧縮損失を防止
する。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例の圧縮機について、図
面を参照しながら説明する。なお従来と同一部品につい
ては、同一符号を用いて説明は省略する。
【0010】本発明をより詳細に説明するために、以下
添付図面に従ってこれを説明する。1は上ケース1aを
下ケース1bの周縁に嵌合して、その接合部を溶接した
密閉ケースである。この密閉ケース1内には、駆動源と
なるモータユニット2と、冷媒ガスを圧縮する圧縮ユニ
ット3とを弾性支持している。
【0011】前記モータユニット2は、ステータ4と、
ロータ5と、ロータ5に嵌合されたクランクシャフト6
とからなっている。
【0012】前記圧縮ユニット3は、前記モータユニッ
ト2の下方に位置し、開口端7を有するシリンダ8を備
えたシリンダブロック9と、前記モータユニット2のク
ランクシャフト6を支持する支持体10とをネジNにて
固定している。そして、シリンダ8内に収納したピスト
ン11を往復運動させるため、ピストン11とクランク
シャフト6のクランク部12とをコンロッド13にて連
結している。
【0013】19は前記クランクシャフト6の下端に取
り付けられた給油管で、下ケース1bの底に溜まってい
る潤滑油をクランクシャフト6の回転で機械部に給油す
るものである。
【0014】また、圧縮ユニット3のシリンダブロック
9は、密閉ケース1の下ケース1bに固定された支持ピ
ン14と固定ピン15とを圧縮バネ16を介して弾性支
持されている。
【0015】17は下ケース1bに設けらえた電源供給
用のターミナルで、前記モータユニット2のステータ4
とリード線18にて接続されている。
【0016】20は前記シリンダブロック9のシリンダ
8の開口端7を閉塞するバルブプレートである。このバ
ルブプレート20は、開口端7側にプレートガスケット
21,吸入リード22を、反開口端7側にヘッドガスケ
ット23,シリンダヘッド24を位置させて四隅をネジ
NAにて固定している。
【0017】前記シリンダヘッド24にはバルブプレー
ト20側に吸入プレナム25と吐出プレナム26とが形
成されている。そして、吸入プレナム25には合成樹脂
で形成された吸入マフラ27が連結されている。この吸
入マフラ27は密閉ケース1の外方にある冷却システム
の吸入側と接続されている。
【0018】前記吸入プレナム25と対向するバルブプ
レート20には、シリンダ8へ貫通する吸入孔28が形
成されている。また、吐出プレナム26と対向するバル
ブプレート20には、シリンダ8へ貫通する2個の吐出
孔29が形成されている。
【0019】前記吸入リード22は平板から形成され、
吸入弁部30を残すように周囲を除去し、四隅にはネジ
NAが貫通する孔31が形成されている。
【0020】また、バルブプレート20のピストン11
と対向する側には長い円弧状の凹所32が形成されてい
る。そして凹所32の最も窪んだ部分には吐出孔29が
2個位置していて、吐出孔29と凹所32の表面には研
磨加工が施こされ、きれいに仕上げられている。
【0021】35は、0.2ミリメートル程度の薄い焼
入鋼製で断面が略C形に形成された吐出リードであり、
C形の一端は二股状に形成されバルブプレート20の各
吐出孔29をC形による鋼の弾性力で押圧して塞ぎ、C
形の他の一端は反吐出孔側に位置している。この反吐出
孔側には通し孔52が設けられストッパ40のネジ41
を通してそのネジ41をリードホルダのネジ部53にね
じ込んで組立てられている。55はスパナ用の平面であ
る。また、吐出リード35のC形端部間の距離はストッ
パ40の長さよりも長く形成されている。
【0022】42はリードホルダの脚部45と一体に構
成され吐出リード35のC形と沿うように形成されたリ
ードホルダである。リードホルダの脚部45には通し孔
54が設けられていて、この孔にリベット48を通して
バルブプレート20の通し孔50を一致させて固定され
ている。
【0023】リベット48が固定されると、バルブプレ
ート20の吐出孔29と吐出リード35のC形の曲げの
中心が合致し、又押圧されて吐出リード35が変形して
吐出孔29は吐出リード35により塞がれる。
【0024】このリベットが取り付けられる長い凹所3
2と反対側のバルブプレート20には、座ぐり部49が
形成されていて、リベット48が出張らない構成として
いる。
【0025】51はバルブプレート20の四隅に形成さ
れたネジNAが貫通する孔である。このようなものにお
いて、冷却システムから戻ってきた冷媒ガスは、吸入マ
フラ27を介してシリンダヘッド24の吸入プレナム2
5へ導かれる。そして、ピストン11の移動にしたがい
バルブプレート20の吸入孔28から吸入弁部30の開
成によりシリンダ8へ吸入する。ピストン11がバルブ
プレート20側へ接近していくと、圧縮された冷媒ガス
は、バルブプレート20の吐出孔29を通り、前記吐出
リード35を押し退けて、前記シリンダヘッド24の吐
出プレナム26へ吐出し、連通管(図示せず)を通して
冷却システムへ送りだす。
【0026】したがって、バルブプレート20に吐出リ
ード35,ストッパ40,リードホルダ42を取り付け
て、吐出リード35の動作確認が行えるので、圧縮機と
して所定の能力を維持できるものである。
【0027】また、バルブプレート20の凹所32に吐
出孔29を形成して、バルブプレート20の厚みよりも
薄い高さにすることにより、この空間に滞留する冷媒ガ
スをすくなくできるので圧縮効率を高めることができ
る。
【0028】一例として、気筒容積7.7cm3の圧縮機
の場合、バルブプレート20の凹所32の厚みの薄い部
分は、従来品は最薄部が平面であったので強度上の制限
から約1.5mmであった。
【0029】本発明では、長い凹所32が円弧状の、球
面であり、球面にすることで補強されるので最薄部は約
1mmに構成できる。従って吐出孔の空間に滞留する冷媒
ガスは、約30%減少するから、著しく圧縮効率を高め
ることができる。
【0030】また、吐出孔29が複数あるので過圧縮損
失の増大を防止できるとともに、吐出孔29のそれぞれ
に吐出リードを設けているので、研磨加工時などに吐出
穴表面に図4に示すような段差Hが生じたとしても吐出
リード35が二股状になって夫々を確実にシールするこ
とができる。
【0031】また前記したようにリベットの固定によ
り、吐出孔と吐出リードのC形の曲げの中心が合致し、
又剛性により押圧されて吐出孔は吐出リードにより塞が
れる。従ってC形が従来用いられていた支持バネの代替
となり、支持バネは不要となるので構成を簡素化でき
る。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明は密閉ケースと、こ
のケース内に弾性的に取り付けられ開口端を有するシリ
ンダを備えたシリンダブロックと、上記シリンダ内のピ
ストンと、上記シリンダブロック上に取り付けられ上記
シリンダ内で上記ピストンを往復させるモータと、上記
開口端で上記シリンダブロックに固定されるバルブプレ
ートと、このバルブプレートに上記ピストンと対向する
側に形成した長い凹所と、この凹所内へ開放する上記バ
ルブプレートに形成した一対の吐出孔と、上記凹所内に
配置され吐出孔をシールする働きをする吐出リードと、
この吐出リードの反吐出孔側を押圧するリードホルダ
と、吐出リードをリードホルダに固着する柱状のストッ
パと、このリードホルダをバルブプレートに固定するリ
ードホルダと一体の脚部と、この吐出リード,リードホ
ルダ,ストッパ,凹所とを覆う吐出プレナムを備えたシ
リンダヘッドからなり、吐出リードは薄い焼入鋼製で、
断面が略C型に形成され、C形の一端が吐出リードホル
ダに固着され他の一端がバルブプレートの吐出孔を押圧
して塞ぎ、前記柱状のストッパは片端がネジによって吐
出リードをホルダに固着し他端は吐出リードのストッパ
となっているのでストッパは吐出リードをリードホルダ
に固着するとともに吐出リードの動作時の規制が行われ
多機能を一部品で果し、構成を簡素化できる。また、バ
ルブプレートへ吐出リードを取り付けた状態でシール性
のテストをすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る密閉型圧縮機の断面図
【図2】図1の圧縮ユニット部の縦断面図
【図3】図2のA−A線に於る断面図
【図4】本発明の吐出リードによる閉弁状態を示す断面
【図5】本発明のバルブプレートの分解斜視図
【符号の説明】
1 密閉ケース 2 モータ 8 シリンダ 9 シリンダブロック 11 ピストン 20 バルブプレート 24 シリンダヘッド 26 吐出プレナム 29 吐出孔 32 長い凹所 34 吐出リードの反吐出孔側 35 吐出リード 40 ストッパ 41 ストッパのネジ 41a 吐出リードのストッパ 42 リードのホルダ 45 リードホルダの脚部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉ケースと、このケース内に弾性的に
    取り付けられ開口端を有するシリンダを備えたシリンダ
    ブロックと、上記シリンダ内のピストンと、上記シリン
    ダブロック上に取り付けられ上記シリンダ内で上記ピス
    トンを往復させるモータと、上記開口端で上記シリンダ
    ブロックに固定されるバルブプレートと、このバルブプ
    レートに上記ピストンと対向する側に形成した長い凹所
    と、この凹所内へ開放する上記バルブプレートに形成し
    た一対の吐出孔と、上記凹所内に配置され吐出孔をシー
    ルする吐出リードと、この吐出リードの反吐出孔側を押
    圧するリードホルダと、吐出リードをリードホルダに固
    着する柱状のストッパと、このリードホルダをバルブプ
    レートに固定するリードホルダと一体の脚部と、この吐
    出リード,リードホルダ,ストッパ,凹所とを覆う吐出
    プレナムとを備えたシリンダヘッドからなり、前記スト
    ッパは片端がネジによって吐出リードをリードホルダに
    固着し他端は吐出リードのストッパとなっていることを
    特徴とする密閉型圧縮機。
JP3296926A 1991-11-13 1991-11-13 密閉型圧縮機 Pending JPH05133335A (ja)

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JP3296926A JPH05133335A (ja) 1991-11-13 1991-11-13 密閉型圧縮機

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JP3296926A JPH05133335A (ja) 1991-11-13 1991-11-13 密閉型圧縮機

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JPH05133335A true JPH05133335A (ja) 1993-05-28

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ID=17839967

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JP3296926A Pending JPH05133335A (ja) 1991-11-13 1991-11-13 密閉型圧縮機

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JP (1) JPH05133335A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100596321B1 (ko) * 2000-07-06 2006-07-05 삼성광주전자 주식회사 압축기
JP2016535204A (ja) * 2011-01-28 2016-11-10 ワブテク・ホールディング・コーポレイションWabtec Holding Corp. 換気付き鉄道車両用オイルフリー空気圧縮機

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