JPH05133149A - 電気錠の登録暗証コード検索装置 - Google Patents

電気錠の登録暗証コード検索装置

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JPH05133149A
JPH05133149A JP3323850A JP32385091A JPH05133149A JP H05133149 A JPH05133149 A JP H05133149A JP 3323850 A JP3323850 A JP 3323850A JP 32385091 A JP32385091 A JP 32385091A JP H05133149 A JPH05133149 A JP H05133149A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気カードの記録内容を暗証コードとして登
録し、この磁気カードを鍵カードとして使用する電気錠
に於いて、登録暗証コードのメモリに於ける格納番地
を、一般的な意味に於ける表示装置を用いずに表示す
る。 【構成】 磁気カードリーダによって読み取られた磁気
カードの暗証コードの格納番地を、暗証コード格納番地
検索手段によって検索し、得られた格納番地をデコーダ
によってn桁の10進数に変換すると共に、各桁のデシ
ット内容を、各桁毎に時間的間隔を置いて、電気錠に本
来付属している表示器の表示の断続回数で表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気錠の登録暗証コー
ド検索装置(以下単に検索装置という)に係わり、特
に、銀行の現金自動支払機用のIDカード等の磁気スト
ライプ付きクレジットカード(以下単に磁気カードとい
う)に記録されたコードを暗証コードとして使用する電
気錠に於いて、その登録コードの格納番地を容易に検索
することができる検索装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電気錠は、周知の様に、入力された暗証
コードと予め登録された暗証コードとを電気的に比較
し、両者が一致し、或いは一定の関係にある場合にのみ
解錠信号を電気錠ユニットに供給し、これを施、解錠す
るように構成されている。
【0003】施、解錠の為の電気錠への暗証コードの入
力は、所謂テンキーと称されるスイッチ群による手動入
力の他、穿孔カード、薄い永久磁石を埋めこんだ所謂磁
石カード、或いは磁気ストライプに暗証コードを磁気的
に記録した磁気カード等を専用の鍵カードとしてこれに
予め暗証コードを記録しておき、施、解錠の際これをカ
ードリーダに読み込ませることによって入力する入力方
法がある。
【0004】しかして、近年一人の人が数多くの磁気カ
ードを保持する傾向が有るが、この場合施解錠の為にの
み更に鍵カードを持ち運ぶことは煩雑であるばかりでな
く、紛失の機会も多くなって電気錠の安全性を損うとい
う不都合がある。
【0005】そこで、例えば実開昭62−169853
号公報、特開昭62−296073号公報、特開昭63
−55281号公報、或いは特開平2−85483号公
報に記載されているように、専用の鍵カードではなく、
例えば銀行の現金自動支払機用の磁気カードを利用し、
この磁気カードの記録内容を暗証コードとして予め電気
錠に登録しておき、以降この磁気カードをカードリーダ
に読み込ませることによって磁気カードに鍵カードを兼
用させようとする電気錠が提案されている。
【0006】かかる電気錠に於いて、磁気カードの蓄積
内容を暗証コードとして電気錠に登録するとき、磁気カ
ード毎にメモリの格納番地を指定して記憶する必要があ
る。それは、一般に磁気カードの蓄積内容を特定しない
で登録するため、当該磁気カードを紛失したとき、その
磁気カードに対応する暗証コードを抹消する手段が無い
からである。一方、磁気カード毎にメモリの格納番地を
記録してあれば、磁気カードの紛失の為その磁気カード
に対応する暗証コードを抹消する場合、単にその磁気カ
ードに対応する番地のメモリの蓄積内容を消去すればよ
い。
【0007】上記した様に、既に発行されている磁気カ
ードを鍵カードとして使用する電気錠に於いては、磁気
カードとその蓄積内容を登録するメモリの格納番地とを
対応させた表等を作成しておく必要があるが、この表等
を作成してもそれを紛失する事態、或いは管理者の怠慢
により対応表を作成しない場合も考えられる。
【0008】その為、一の磁気カードの暗証コードがメ
モリのどの番地に格納されているかを検定できる暗証コ
ード検索装置が必要である。この場合、この暗証コード
検索装置とは、磁気カードリーダによって読み取った暗
証コードの格納番地を表示できるものを意味するものと
する。
【0009】それは、対応表無しで暗証コードを入力し
たとしても、後に対応表を作成することが可能になる
し、又、抹消すべき暗証コードに対応する磁気カードが
現存する場合には、勿論その暗証コードの格納番地が容
易に分かるし、更に又、磁気カードの紛失の為その暗証
コードを抹消しようとするときには、残存する他の磁気
カードの格納番地を検定することにより、所謂消去法で
紛失した磁気カードの暗証コードの格納番地を特定する
ことができ、従ってその暗証コードの抹消が可能になる
からである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかして、上記検索装
置は、原理上検索結果を表示する表示装置を必要とす
る。その為、かなりの大きさになるその表示装置を取り
付けるスペースを電気錠ユニットに確保しなければなら
ないので電気錠ユニットが大きくなるばかりかその構造
が複雑になり、又、使う頻度の少ない検索装置の為高価
になるという不都合がある。
【0011】本発明は、電気錠ユニットに従来備ってい
る表示灯等を利用して検索結果を表示できる、簡単な構
成の電気錠の暗証コード検索装置を提供し、もって上記
した不都合を解消することを目的にしている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、複数の暗証コードを蓄積
したメモリと、磁気カードの暗証コードを読み取る磁気
カードリーダと、この磁気カードリーダによって読み取
られた暗証コードのメモリに於ける格納位置を検定する
暗証コード格納番地検索手段と、この格納番地のn
(n:1以上の正の整数)桁の10進数の各桁毎にその
0〜9のデシット内容を検定するデコーダと、n桁の1
0進数として取り出された暗証コードの格納番地を、各
桁毎に経時的間隔を置いて、表示器の断続回数により表
示する表示手段を有することを特徴とする。
【0013】
【作用】上記の様に構成された検索装置は、図1に示す
ように、先ず磁気カードリーダ1によって磁気カードに
記録された暗証コードを読み取る。
【0014】次いで、暗証コード格納番地検索手段2に
より、カードリーダによって読み取られた暗証コードの
存在を複数の暗証コードを蓄積したメモリ3に於いて確
認する。この機能は、通常の電気錠の全てが具備してい
るのでその機能を利用する。
【0015】そして、当該暗証コード格納番地検索手段
2に於いて、カードリーダ1によって読み取られた暗証
コードと同じ暗証コードが格納されているメモリ3の格
納番地を取り出し、これをデコーダ4に供給する。
【0016】デコーダ4に於いては、通常2進数で表わ
されたこの暗証コードの格納番地をn(n:1以上の正
の整数)桁の10進数に変換し、各桁の0〜9のデシッ
ト内容を、各桁毎に、例えば図示しないレジスタに一時
的に蓄積する。
【0017】そして、表示手段5に於いて、10進数に
変換された格納番地を、各桁毎に時間的間隔を置いて、
表示器の断続回数によって表示する。
【0018】通常電気錠ユニットの外面には、電気錠の
作動状態や施解錠状態を表示するLED(発光ダイオー
ド)等が装備されているから、この表示灯を時間的間隔
を置いて点滅することにより求める格納番地を表示す
る。
【0019】例えば、電気錠ユニットに赤色と緑色の二
つの表示灯があり、表示すべき格納番地が52である場
合、先ず緑色の表示灯を5回点滅させ、次いで赤色の表
示灯を2回点滅させる。このとき、表示灯の点滅と共に
ブザー等の奏鳴器を鳴らすようにしてもよい。又、表示
灯による表示の他に、上記ブザー等の奏鳴器のみによっ
て表示するようにしてもよい。
【0020】上記の様にして検定された暗証コードの格
納番地を、例えば10位の桁と1位の桁に対応して電気
錠ユニットの室内側に設けられたロータリースイッチの
つまみを回して、それぞれ50と2の目盛に合せ、所定
の操作を行うことによりこの52番の番地に格納されて
いる暗証コードを抹消する。しかし、この抹消操作につ
いては、本発明の要旨ではないので、更に詳細な説明は
省略する。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。なお、本発明装置の各構成は、それぞれ実体的な
回路で構成することができるが、次に述べるようにマイ
クロコンピュータの機能を使用するのが好適である。
【0022】図2に於いて符号6は電気錠ユニットを示
し、この電気錠ユニット6の扉外面に装着されたエスカ
チオン7には図示しない磁気カードリーダが内蔵されて
いる。そして、このエスカチオン7の表面には磁気カー
ド8の側端縁が挿入される縦長のカードスリット9が開
口しており、このカードスリット9に磁気カード8を矢
印の様に挿し込んで下方に滑らせることにより、磁気カ
ード8の磁気ストライプ11に記録されている暗証コー
ドが読み取られるようになっている。なお、かかる磁気
カードリーダは公知であるから、更に詳細な説明は省略
する。
【0023】通常の電気錠の作動モードに於いては、上
記した磁気カード8の暗証コードの読み取りに次いで、
その暗証コードが登録されているか否かの検定が自動的
に行われ、登録されていれば例えばエスカチオン7に装
着されている緑色の第一LED12が点滅し、点滅して
いる間にハンドル13を押し下げれば電気錠が解錠し、
或いは施錠される。
【0024】一方、読み取られた暗証コードがメモリに
予め登録されていないものであるときには、例えば赤色
の第二LED14が点滅し、この場合にはハンドル13
が動かなくなるか、或いは空回りをするので、電気錠の
施解錠ができない。
【0025】かかる電気錠の作動は周知であり、又、そ
の為の構成等も公知であるから、更に詳細な説明は省略
する。
【0026】一方、本発明による検索装置を備えた電気
錠を図3に示すように構成する。即ち、図3に於いて符
号15はマイクロコンピュータを示し、このマイクロコ
ンピュータ15は、主にマイクロプロセッサ(中央演算
装置)16と、メモリ(記憶装置)3と、インターフェ
ース(入出力信号処理回路)17とから構成されてお
り、これらの構成要素は、アドレスバス18、データバ
ス19及び制御バス21により相互に接続されている。
【0027】上記インターフェース17には、前記した
磁気カードリーダ22の他、作動モード設定装置23、
暗証コードの格納番地設定装置24、電気錠駆動回路2
5、電気錠の状態入力装置26及び表示器27等が接続
されている。以下、各装置について順次説明する。
【0028】上記作動モード設定装置23は、電気錠を
通常の作動モード、暗証コード入力モード、暗証コード
抹消モード、或いは本発明の目的である暗証コード検索
モード等に切り換えて設定する装置で、具体的には切り
換えスイッチからなり、この切り換えスイッチを切り換
えることにより、それぞれマイクロコンピュータの異な
るプログラムが起動し、電気錠をそれぞれ対応する作動
モードに設定する。なお、各作動モードについては、通
常の電気錠に実用されていて公知であるから、更に詳細
な説明は省略する。なお、ある種の電気錠に於いては、
非常時作動モード設定釦が付いているものがあり、この
釦を押すと電気錠が無条件に解錠される。
【0029】又、暗証コード格納番地設定装置(以下番
地設定装置という)24は、電気錠を暗証コード入力モ
ード又は暗証コード抹消モードに設定したとき、登録す
る暗証コード又は抹消する暗証コードのメモリ3に於け
る格納番地を設定するもので、図示の実施例に於ける番
地設定装置24は、10進数の10位の桁のロータリー
スイッチと1位の桁のそれとを備えている。従って、こ
の番地設定装置が設定できる格納番地の最大値は99で
ある。
【0030】これらのロータリースイッチは、電気錠ユ
ニットの室内側のエスカチオンを開けると操作できるよ
うになっており(図示せず)、10位の桁のロータリー
スイッチの目盛を例えば5に合致させ、1位の桁のそれ
を2に合せることにより格納番地52番地を設定する。
【0031】この10進数で52番地と設定された暗証
コードの格納番地は、通常、エンコーダによって2進数
に変換され、マイクロコンピュータによってメモリ3に
於けるその格納番地が自動的に設定される。
【0032】なお、この番地設定装置として、ロータリ
ースイッチの他に、ディップスイッチその他の電気開閉
器を採用することができる。このように番地設定装置と
して電気開閉器を用いれば、電気錠ユニットをコンパク
トにすることができる。
【0033】又、電気錠駆動回路25は通常の電気錠の
それと変らないから簡単に説明すると、電磁アクチュエ
ータと電源及び開閉器を含む。
【0034】前記電気錠の状態入力装置26は、例えば
電気錠の施錠機構が施錠状態になっているか解錠状態に
なっているかとか、扉が開いているか閉じているかとか
の状態をマイクロコンピュータに入力し、電気錠の制御
の為のデータを設定するもので、通常は電気錠の施錠、
解錠によって切り替わる施解錠スイッチ、及び扉の開閉
に伴って切り替わる開閉扉スイッチ等からなる。この状
態入力装置も従来の電気錠に於いては周知の装置である
から、更に詳細な説明は省略する。
【0035】更に又、図示の実施例に於ける表示器27
は、前記したように、緑色に発光する第一LED12
(図2参照)と、赤色に発光する第二LED14とを有
し、更に、奏鳴器としてブザーを装備しているものとす
る。
【0036】上記の様に構成された電気錠に於いて、本
発明による検索装置は、作動モード設定装置23の切り
換えスイッチを暗証コード検索モードに切り換えること
により、マイクロコンピュータが図4に示すフローチャ
ートに則って制御されるように切り換えられ、電気錠が
番地検索装置として起動する。なお、図中P1〜P32
はフローチャートの各ステップを示す。次に、図4に従
って番地検索装置の構成及び作動を説明する。
【0037】即ち、上記作動モード設定装置23の切り
換えスイッチを暗証コード検索モードに切り換えること
により、図4のステップP1に於いてプログラムが起動
し、ステップP2に於いて第一及び第二LED12,1
4の双方が点滅して電気錠が暗証コード検索モードに切
り替わったこと、換言すれば番地検索装置が起動したこ
とを表示する。
【0038】次いで、ステップP3及びステップP4に
於いて、予め設定された例えば数秒間の処理時間内に磁
気カード8(図2参照)がカードスリット9に挿入され
て所定の読みこみ操作が行われたか否かを検定する。
【0039】処理時間内に磁気カード8がカードスリッ
ト9に挿入されない場合には、直ちにステップP32に
ジャンプしてプログラムが終了する。
【0040】処理時間内に磁気カード8が挿入された場
合、ステップP5に於いて第一及び第二LED12,1
4が消灯し、ステップP6に於いて磁気カード8に記録
された暗証コードを読み取る。
【0041】このとき、ステップP7に於いて暗証コー
ドの読み取りが正しく行われたか、又はエラーがあった
かを検定し、エラーがあった場合には、ステップP8に
於いて赤色の第二LED14が点滅して読み取りにエラ
ーがあった旨を表示し、その後ステップP32にジャン
プしてプログラムが終了する。
【0042】読み取りにエラーが無かった場合には、ス
テップP9に移行し、カウンタ(図示せず)のカウント
内容cを0にする。
【0043】次いで、ステップP10に於いて、暗証コ
ードが格納されているメモリ3の番地Rを先頭アドレス
(例えば1)とする。
【0044】そして、ステップP11に於いて、格納番
地R=1に格納されている暗証コードと、上記の様にし
て読み取られた磁気カードの暗証コードとを比較し、両
者が一致しなければ次の登録暗証コードとの比較の為に
ステップP12に於いてカウント内容cが99を越えて
いないかどうかを検定する。
【0045】越えていなければステップP13に於いて
カウント内容をc+1とし、ステップP14に於いて登
録暗証コードの格納番地RをR+1と次の番地を指定
し、ステップP11に戻って新たに指定された格納番地
の登録暗証コードと前記したように磁気カードから読み
取られた暗証コードとが一致するか否かを検定する。
【0046】以降、この論理操作を繰り返して、メモリ
内の格納番地内の蓄積内容を端から検証する。
【0047】この過程に於いて、カウンタのカウント内
容cが99を越えても未だデータが一致しない場合に
は、ステップP12からステップP15にジャンプし、
赤色の第二LED14が点滅してエラー表示をした後、
ステップP32にジャンプしてプログラムが終了する。
【0048】一方、上記データの合致検証の過程に於い
て、磁気カードから読み取られた暗証コードと登録暗証
コードとが一致したとき、ステップP11からステップ
P16にジャンプし、合致した暗証コードが格納されて
いたメモリの格納番地としての2桁の10進数a+b×
10(a,b:0〜9までの正の整数)の10位の桁の
デシット内容bが演算される。
【0049】次いで、ステップP17に於いて1位の桁
のデシット内容aが演算される。これらのデシット内容
a,bはカウンタに一時的に蓄積される。
【0050】引続いて、ステップP18に於いて例えば
赤色の第二LED14が点灯し、これから格納番地の1
0位の桁の表示を始める旨を表示した後、ステップP1
9に於いてカウンタに蓄積されたbが0であるか否かを
検定し、0でなければステップP20に於いて例えば緑
色の第一LEDが一定秒時、例えば0.5秒点灯すると
共に、引続いてステップP21に於いてブザーが1回鳴
る。
【0051】そして、ステップP22で第一LEDが消
えた後、ステップP23でカウンタ内の10位のデシッ
ト内容bを1だけカウントダウンする。その後ステップ
P19に戻る。
【0052】この操作を繰り返すことにより、カウンタ
内のbが0になるまで、即ちb回、第一LEDの点滅と
ブザーの奏鳴が繰り返されることになる。従って、この
表示器としてのLEDの点灯回数、及びブザーの奏鳴回
数を数えることにより、求める暗証コードの格納番地の
10位の桁の数bを知ることができる。
【0053】ステップP19に於いてbが0になったら
ステップP24にジャンプし、赤色の第二LED14が
消えて格納番地の10位の桁の表示を終了した旨の表示
をしてから、緑色の第一LED12が点灯してこれから
格納番地の1位の桁の表示をする旨の表示をする。
【0054】以下、ステップP26〜30の論理操作に
より、上記したと同様にして、格納番地の1位の桁の数
だけ、即ちa回、赤色の第二LED14が点滅すると共
に、ブザーもa回鳴る。このようにして、第二LEDの
点滅回数とブザーの奏鳴回数を数えることにより、格納
番地の1位の数aを知ることができる。
【0055】格納番地の1位の数aの表示が終了した
ら、ステップP31に於いて緑色の第一LEDが消えて
全表示が終了したことを告げ、ステップP32に於いて
プログラムが終了する。
【0056】なお、本発明は上述した実施例に限定され
ず、種々に変形して実施することができる。例えば、図
示の実施例では番地設定装置24を構成するロータリー
スイッチ或いはディップスイッチを2桁分、即ち2個設
けるとしたから最大99の格納番地しか設定できなかっ
たが、スイッチを増設することにより、設定できる格納
番地の数は理論上限りが無い。
【0057】又、図示の実施例では、格納番地の10位
の数bを先に表示するようにしたが、これは1位の桁か
ら表示してもよいことは勿論である。
【0058】更に又、上記実施例ではデシット内容が0
の場合には表示器が何も表示しないが、これは0のとき
10回表示するようにしてもよい。
【0059】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、磁気カードリーダによって読み取られた暗証コード
と合致する暗証コードの格納番地を、10進数に変換
し、この10進数の各桁のデシット内容を、各桁毎に時
間的間隔を置いて、電気錠に本来付属している表示器の
表示の断続回数という形態で表示するようにしたから、
一般的な意味での表示装置を用いなくても、求める暗証
コードの格納番地を表示する、という所期の効果を奏す
る。
【0060】又、一般的な意味での表示器を必要としな
いから、その分電気錠ユニットがコンパクトに、かつ構
造が簡単になり、又安価になるという副次的な効果も期
待できる。
【0061】更に又、人間は本来、断続する表示を無意
識に計数する、という性質があるから、本発明装置の表
示は人間工学的に優れたものになる、等種々の効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による検索装置の構成を示す
ブロック図。
【図2】電気錠ユニットの一例を示す外観斜視図。
【図3】本発明による検索装置を装備した電気錠の構成
を示すブロック図。
【図4】検索装置に於けるマイクロコンピュータのフロ
ーチャート。
【符号の説明】
1 カードリーダ 2 暗証コード格納番地検索手段 3 メモリ 4 デコーダ 5 表示手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の暗証コードを蓄積したメモリと、
    磁気カードの暗証コードを読み取る磁気カードリーダ
    と、この磁気カードリーダによって読み取られた暗証コ
    ードのメモリに於ける格納位置を検定する暗証コード格
    納番地検索手段と、この格納番地のn(n:1以上の正
    の整数)桁の10進数の各桁毎にその0〜9のデシット
    内容を検定するデコーダと、n桁の10進数として取り
    出された暗証コードの格納番地を、各桁毎に経時的間隔
    を置いて、表示器の断続回数により表示する表示手段を
    有することを特徴とする電気錠の登録暗証コード検索装
    置。
  2. 【請求項2】 上記表示器が発光ダイオード等の発光素
    子である請求項1に記載の電気錠の登録暗証コード検索
    装置。
  3. 【請求項3】 上記表示器がブザー等の奏鳴器である請
    求項1に記載の電気錠の登録暗証コード検索装置。
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