JPH05126861A - 電流センサー - Google Patents
電流センサーInfo
- Publication number
- JPH05126861A JPH05126861A JP3194653A JP19465391A JPH05126861A JP H05126861 A JPH05126861 A JP H05126861A JP 3194653 A JP3194653 A JP 3194653A JP 19465391 A JP19465391 A JP 19465391A JP H05126861 A JPH05126861 A JP H05126861A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- substrate
- hall element
- base
- current sensor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)
- Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】磁路の一部を開口した強磁性体コア4と、この
コア4の一方に周回し且つコイル3を巻回したスプール
6と、コア4の開口部近傍に配置するホール素子2とを
基板1上に搭載する。また、ホール素子2の出力を増幅
して出力する検出回路も基板1上に形成する。一方、基
板1はコアギャップを小さくするために裏面に凹部5を
形成し、そこに基板1の下面に配置されるコア4の先端
部を嵌合固定する。 【効果】磁気回路の磁気効率を上げて電流検出感度を向
上させ、しかも基板凹部とコア先端部を嵌合構造とする
ことにより、コアの位置決め精度を向上させることがで
きる。
コア4の一方に周回し且つコイル3を巻回したスプール
6と、コア4の開口部近傍に配置するホール素子2とを
基板1上に搭載する。また、ホール素子2の出力を増幅
して出力する検出回路も基板1上に形成する。一方、基
板1はコアギャップを小さくするために裏面に凹部5を
形成し、そこに基板1の下面に配置されるコア4の先端
部を嵌合固定する。 【効果】磁気回路の磁気効率を上げて電流検出感度を向
上させ、しかも基板凹部とコア先端部を嵌合構造とする
ことにより、コアの位置決め精度を向上させることがで
きる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電流センサーに関し、特
にコイルに流れる電流の強弱を判定する電流センサーに
関する。
にコイルに流れる電流の強弱を判定する電流センサーに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電流センサーは、コイル
を巻回したスプールをコアに装着し、ホール素子ととも
に基板に搭載し、検出回路等を形成して構成される。
を巻回したスプールをコアに装着し、ホール素子ととも
に基板に搭載し、検出回路等を形成して構成される。
【0003】図2(a),(b)はそれぞれ従来の一例
を示す電流センサーの正面図および側面図である。図2
(a),(b)に示すように、従来の電流センサーはコ
イル3を巻回したスプール6と、このスプール6に貫通
させたコア4Aと、ホール素子2とからなる磁気回路系
を平坦な基板1Aに搭載し、ホール素子2の出力を増幅
して出力する検出回路(図示省略)を基板1Aに形成し
ている。しかも、ホール素子2はコア4Aの開口部近傍
の基板1A上に搭載される。
を示す電流センサーの正面図および側面図である。図2
(a),(b)に示すように、従来の電流センサーはコ
イル3を巻回したスプール6と、このスプール6に貫通
させたコア4Aと、ホール素子2とからなる磁気回路系
を平坦な基板1Aに搭載し、ホール素子2の出力を増幅
して出力する検出回路(図示省略)を基板1Aに形成し
ている。しかも、ホール素子2はコア4Aの開口部近傍
の基板1A上に搭載される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の電流セ
ンサーは平坦なセラミック基板をコアの平行部で挟み込
んで磁気回路を構成している。このため、コアのギャッ
プは基板の板厚分だけ広くせざるを得ない。従って、磁
気回路の磁気効率が低下し、電流検出感度が下がるた
め、大きなコイルを巻かなければならないという欠点が
ある。また、この磁気効率を改善するために基板の厚さ
を全面的に薄くすると、基板強度が低下するので、組立
時に基板が破損するという欠点があり、コアギャップ部
の基板を切取った構造にすると、電流センサーの一次と
二次回路間の絶縁耐圧が低下するという欠点がある。更
に、平坦な基板をコアで挟み込んでコアの位置決めを行
なう場合、コアとホール素子の位置を精度よく決めるこ
とが困難になるという欠点がある。
ンサーは平坦なセラミック基板をコアの平行部で挟み込
んで磁気回路を構成している。このため、コアのギャッ
プは基板の板厚分だけ広くせざるを得ない。従って、磁
気回路の磁気効率が低下し、電流検出感度が下がるた
め、大きなコイルを巻かなければならないという欠点が
ある。また、この磁気効率を改善するために基板の厚さ
を全面的に薄くすると、基板強度が低下するので、組立
時に基板が破損するという欠点があり、コアギャップ部
の基板を切取った構造にすると、電流センサーの一次と
二次回路間の絶縁耐圧が低下するという欠点がある。更
に、平坦な基板をコアで挟み込んでコアの位置決めを行
なう場合、コアとホール素子の位置を精度よく決めるこ
とが困難になるという欠点がある。
【0005】本発明の目的は、かかる電流検出感度およ
びコアの位置決め精度の向上等を実現できる電流センサ
ーを提供することにある。
びコアの位置決め精度の向上等を実現できる電流センサ
ーを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の電流センサー
は、磁路の一部を開口した強磁性体コアと、前記強磁性
体コアの一方に周回し且つコイルを巻回したスプール
と、前記コアの開口部近傍に配置するホール素子とを基
板上に搭載し、前記ホール素子の出力を増幅して出力す
る検出回路を前記基板上に形成することにより、前記コ
イルに流れる電流の強弱を識別する電流センサーにおい
て、前記基板の裏面に、前記基板の下面に配置される前
記コアの他方の先端部を嵌合させる凹部を設けて構成さ
れる。
は、磁路の一部を開口した強磁性体コアと、前記強磁性
体コアの一方に周回し且つコイルを巻回したスプール
と、前記コアの開口部近傍に配置するホール素子とを基
板上に搭載し、前記ホール素子の出力を増幅して出力す
る検出回路を前記基板上に形成することにより、前記コ
イルに流れる電流の強弱を識別する電流センサーにおい
て、前記基板の裏面に、前記基板の下面に配置される前
記コアの他方の先端部を嵌合させる凹部を設けて構成さ
れる。
【0007】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0008】図1(a),(b)はそれぞれ本発明の一
実施例を示す電流センサーの正面図および側面図であ
る。図1(a),(b)に示すように、本実施例は磁路
の一部を開口した強磁性体コア4と、このコア4の一方
に周回し且つコイル3を巻回したスプール6と、コア4
の開口部近傍に配置するホール素子2とを平坦なセラミ
ック等の基板1に搭載する。また、基板1の表面にはホ
ール素子2の出力を増幅して出力する検出回路(図示省
略)を形成している。このホール素子2によりコイル3
に流れる電流の強弱を識別する。本実施例は、かかる基
板1の裏面に基板凹部5を形成し、そこに基板1の下面
に配置されるコア4の他方の先端部を嵌合させる。
実施例を示す電流センサーの正面図および側面図であ
る。図1(a),(b)に示すように、本実施例は磁路
の一部を開口した強磁性体コア4と、このコア4の一方
に周回し且つコイル3を巻回したスプール6と、コア4
の開口部近傍に配置するホール素子2とを平坦なセラミ
ック等の基板1に搭載する。また、基板1の表面にはホ
ール素子2の出力を増幅して出力する検出回路(図示省
略)を形成している。このホール素子2によりコイル3
に流れる電流の強弱を識別する。本実施例は、かかる基
板1の裏面に基板凹部5を形成し、そこに基板1の下面
に配置されるコア4の他方の先端部を嵌合させる。
【0009】このように、本実施例は基板1上にホール
素子2を組込み且つコイル3を組込んだコア4の下側先
端部を凹部5と嵌合させることにより、開口部を挟くで
きるので、基板1の厚さを保ったままでよく、また大き
なコイルも必要としないで、電流検出感度およびコアの
位置決め精度を向上させることができる。
素子2を組込み且つコイル3を組込んだコア4の下側先
端部を凹部5と嵌合させることにより、開口部を挟くで
きるので、基板1の厚さを保ったままでよく、また大き
なコイルも必要としないで、電流検出感度およびコアの
位置決め精度を向上させることができる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電流セン
サーは基板の裏面に凹部を形成することにより、絶縁耐
圧を低下することなくコアのギャップ間隔を短縮できる
ので、磁気回路の磁気効率が上り、電流検出感度を向上
させるという効果がある。また、本発明は基板の凹部と
コアを嵌合させることにより、ホール素子とコアの位置
決め精度を向上させるという効果がある。
サーは基板の裏面に凹部を形成することにより、絶縁耐
圧を低下することなくコアのギャップ間隔を短縮できる
ので、磁気回路の磁気効率が上り、電流検出感度を向上
させるという効果がある。また、本発明は基板の凹部と
コアを嵌合させることにより、ホール素子とコアの位置
決め精度を向上させるという効果がある。
【図1】本発明の一実施例を示す電流センサーの正面お
よび側面を表わす図である。
よび側面を表わす図である。
【図2】従来の一例を示す電流センサーの正面および側
面を表わす図である。
面を表わす図である。
1 基板 2 ホール素子 3 コイル 4 強磁性体コア 5 基板凹部 6 スプール
Claims (1)
- 【請求項1】 磁路の一部を開口した強磁性体コアと、
前記強磁性体コアの一方に周回し且つコイルを巻回した
スプールと、前記コアの開口部近傍に配置するホール素
子とを基板上に搭載し、前記ホール素子の出力を増幅し
て出力する検出回路を前記基板上に形成することによ
り、前記コイルに流れる電流の強弱を識別する電流セン
サーにおいて、前記基板の裏面に、前記基板の下面に配
置される前記コアの他方の先端部を嵌合させる凹部を設
けたことを特徴とする電流センサー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3194653A JPH05126861A (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | 電流センサー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3194653A JPH05126861A (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | 電流センサー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05126861A true JPH05126861A (ja) | 1993-05-21 |
Family
ID=16328089
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3194653A Pending JPH05126861A (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | 電流センサー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05126861A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003007536A (ja) * | 2001-06-22 | 2003-01-10 | Nec Tokin Corp | 磁芯およびコイル部品 |
JP2006519375A (ja) * | 2003-02-27 | 2006-08-24 | リエゾン、エレクトロニク−メカニク、エルウエム、ソシエテ、アノニム | 電流センサー |
JP2008020404A (ja) * | 2006-07-14 | 2008-01-31 | Asahi Kasei Electronics Co Ltd | 電流検出機構及びその組付方法 |
JP2011135091A (ja) * | 2011-02-16 | 2011-07-07 | Nec Tokin Corp | 磁芯およびコイル部品 |
JP2012052899A (ja) * | 2010-09-01 | 2012-03-15 | Tdk Corp | 磁気平衡式電流センサ |
JP2019534465A (ja) * | 2016-10-11 | 2019-11-28 | レム・インテレクチュアル・プロパティ・エスエイLem Intellectual Property Sa | 電流変換器 |
-
1991
- 1991-08-05 JP JP3194653A patent/JPH05126861A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003007536A (ja) * | 2001-06-22 | 2003-01-10 | Nec Tokin Corp | 磁芯およびコイル部品 |
JP4745543B2 (ja) * | 2001-06-22 | 2011-08-10 | Necトーキン株式会社 | 磁芯およびコイル部品 |
JP2006519375A (ja) * | 2003-02-27 | 2006-08-24 | リエゾン、エレクトロニク−メカニク、エルウエム、ソシエテ、アノニム | 電流センサー |
JP2008020404A (ja) * | 2006-07-14 | 2008-01-31 | Asahi Kasei Electronics Co Ltd | 電流検出機構及びその組付方法 |
JP2012052899A (ja) * | 2010-09-01 | 2012-03-15 | Tdk Corp | 磁気平衡式電流センサ |
JP2011135091A (ja) * | 2011-02-16 | 2011-07-07 | Nec Tokin Corp | 磁芯およびコイル部品 |
JP2019534465A (ja) * | 2016-10-11 | 2019-11-28 | レム・インテレクチュアル・プロパティ・エスエイLem Intellectual Property Sa | 電流変換器 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000412 |