JPH0511928U - 電動車両のハンドル固定装置 - Google Patents

電動車両のハンドル固定装置

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JPH0511928U
JPH0511928U JP067962U JP6796291U JPH0511928U JP H0511928 U JPH0511928 U JP H0511928U JP 067962 U JP067962 U JP 067962U JP 6796291 U JP6796291 U JP 6796291U JP H0511928 U JPH0511928 U JP H0511928U
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JP
Japan
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handle post
handle
stopper
bent
electric vehicle
Prior art date
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Pending
Application number
JP067962U
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English (en)
Inventor
征伸 竹山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Motor Co Ltd
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Publication date
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  • Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハンドルポストを確実にクランプするように
して搭乗上の不都合をなくし、かつ外観の見栄えをよく
する。 【構成】 前輪を支持するフォーク21を、上端にハンド
ルバー7を取付けたハンドルポスト6の下端に固着した
電動車両において、このハンドルポスト6の中間部分を
車体の後方に屈折可能に軸着し、そして車体の一部から
軸着部22近傍に臨ませて、屈折したときのハンドルポス
ト6を把持するストッパ23を設ける。これによってハン
ドルポスト6が高さ調整可能であっても操作ボックス20
が角度調整可能であってもそれに関係なく屈折させたハ
ンドルポスト6をストッパ23のクランプ24に確実に把持
させることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、老人等が乗車する電動車両のハンドル固定装置に関するものである 。
【0002】
【従来の技術】
足が不自由な老人等が乗車するために開発された電動車両には、車体フレーム 上にバッテリを搭載し、このバッテリを電源としてモータを駆動しそれによって 走行するものがある。この車両においては、搭乗者はハンドルバーに設けられた スイッチを操作することによって、発進、停止を任意に行うことができる。また かなり離れた目的地に対しては自動車に搭載して運搬し目的地で再び搭乗するこ とも可能である。この場合に備えて電動車両は自動車に搭載し易いように分割・ 組立できるようになっている。
【0003】 例えば、図6に示す電動車両の車体フレーム1は図8に示すように前部車体フ レーム1aと後部車体フレーム1bとに分割される。前部車体フレーム1aは上部にフ ロアカバー2を被覆し後部に後部車体フレーム1bに向けたメインフレームパイプ 3を配設している。メインフレームパイプ3の後端部には嵌合部4が設けられて おり、フロアカバー2には前輪5の舵取りを行うための、高さ調整可能なハンド ルポスト6が設けられている。ハンドルポスト6の上端にはハンドルバー7が取 付けられている(図6をも参照)。
【0004】 ハンドルボスト6は略中間部分で屈折できるようにハンドルポスト6を2つに 分離しそれらをハンドルロック8によって1つに軸着してある。屈折はハンドル ロック8を緩めることによって行われる。また左右のメインフレームパイプ3間 には中央部にシートホルダパイプ9を立設したクロスメンバ10が取付られている 。シートホルダパイプ9には先端部を上方に向けたL字状のストッパ11が固定さ れておりその先端部には、屈折させたハンドルポスト6を把持するクランプ12( 図7)が取付けられている。
【0005】 また後部車体フレーム1bのリヤフレームパイプ13には前方に向けたホルダパイ プ14が設けられている。このホルダパイプ14には前部車体フレーム1aの嵌合部4 が挿通されることになる。リヤフレームパイプ13には後輪15に回転力を伝達する ギヤケース16が支持されておりギヤケース16はリヤカバー17によって覆われてい る。
【0006】 この車体フレーム1の分離作業は後部車体フレーム1bのホルダパイプ14から前 部車体フレーム1aの嵌合部4を引き抜くと共にバッテリ18およびシート19を車体 フレーム1から取り外すことによって行われる。このときハンドルポスト6はそ の略中間部分にあるハンドルロック8を緩めて上部部分を車体の後方に屈折させ てL字状ストッパ11の先端部に設けたクランプ12によって把持させる。把持した 後はハンドルロック8を締め付けることによって再びハンドルポスト6を固定す る。このようにして車体フレーム1の分解作業が完了する。なお、図6および図 8中符号20で示すものは操作ボックスである。この操作ボックス20は前後方向角 度調整可能に取付けられている。
【0007】 なお、電動車椅子の格納装置として実開平1-84627 号公報に開示されたものが ある。この公報に開示されたものは電動車椅子のハンドルと椅子を後方および前 方に向けて回動自在に装着したものである。そして、分解時にはハンドルを後方 に椅子を前方に向けて屈折させて相互に折りたためるようになっている。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
以上説明した従来技術にあっては車体を分解して折りたたむ際に、高さ調整が 可能なハンドルポストでハンドルポストを縮めたものは、L字状のストッパのク ランプを前方に移動させないとハンドルポストをクランプで把持できなくなり、 クランプを前方に出すとL字状のストッパがフロアカバー上に出てしまい搭乗上 不都合なレイアウトになる問題があった。
【0009】 また操作ボックスの角度調整可能なものは操作ボックスを屈折させたままだと ハンドルポストをクランプに把持させることができない問題があった。さらにL 字状パイプが前方にでているとL字状ストッパやクランプが目立つことになり外 観上の見栄えが悪くなる問題もあった。なお、実開平1-84627 号公報に開示され た電動車椅子の格納装置は高さ調整が可能なハンドルポストの場合固定できない 問題を有している。
【0010】 本考案は上記従来の問題を解決するためになされたもので屈折させたハンドル ポストを支持する部材の取付位置を移動させて搭乗上の不都合をなくすと共にハ ンドルポストを確実にクランプできるようにし、かつ外観の見栄えのよい電動車 両のハンドル固定装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題を解決するための手段として、前輪を支持するフォークを、 上端にハンドルバーを取付けたハンドルポストの下端に固着した電動車両におい て、前記ハンドルバーの中間部分を車体の後方に屈折可能に軸着し、前記車体の 一部から該軸着部近傍に臨ませて屈折したときのハンドルポストを把持するスト ッパを設けたことを特徴とするものである。
【0012】
【作用】
本考案はこのようにハンドルポストの屈折可能に軸着した部分近傍に臨ませて ハンドルポスト把持用のストッパを設けたので、ハンドルポストを屈折させた際 にはこのストッパにより屈折させたハンドルポストを確実に把持することが可能 となる。これによってハンドルポストが高さ調整可能であっても、操作ボックス が角度調整可能であってもそれに関係なくこのストッパによってハンドルポスト を把持することが可能となる。またハンドルポストの屈折可能な軸着部分近傍に 臨ませてストッパを設けたので外観上見える部分が少なくなる。
【0013】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1にもとづいて説明する。なお図6および図8と 同一の部材には同一の符号を付して説明する。まず電動車両の概略を説明する。 車体フレーム1の上部にはフロアカバー2が設置され前輪5を操作するハンドル ポスト6が立設している。ハンドルポスト6にはハンドルポスト6の略中間部分 を車体の後方に屈折可能に軸着するハンドルロック8が設けられている。ハンド ルロック8は図2に示すように2分割したハンドルポスト6の上端部と下端部と に形成した凹凸部6aを噛み合わせるように凹凸部6aにネジ部8aを挿通させてレバ ー8bで締めつけて2分割したハンドルポスト6を一体に固定しているものである 。
【0014】 ハンドルポスト6の上端にはハンドルバー7および操作ボックス20が取付けら れており、ハンドルポスト6の下端には前輪5を支持したフォーク21(図3)が 固着している。またフロアカバー2の後部にはバッテリ18が積載されこの上部に シート19が着脱可能に設けられている。シート19は車体フレーム1に設けたシー トホルダパイプ9に嵌合させてある。
【0015】 後輪15は車体の両側に配設されリヤカバー17内に収容されたモータ(図示せず )によって駆動される。乗員の運転姿勢はフロアカバー2に足を乗せシート19に 座ったときハンドルバー7に手が届くようにされている。そして操作ボックス20 に設けられている種々の操作レバー類を操作してハンドルバー7を動かすことに より運転することが可能となる。
【0016】 次に電動車両の分離について説明する。図5に示すようにシート19、バッテリ 18が車体フレーム1から分離される。車体フレーム1は前部車体フレーム1aと後 部車体フレーム1bとに分離される。そしてハンドルポスト6を屈折させるときは ハンドルロック8のレバー8bを回してネジ部8aを緩めハンドルポスト6を中間部 分すなわち軸着部22から車体後方に屈折させ後述するストッパ23に把持させて自 動車等に収納し易い形のものとする。
【0017】 次に屈折させたハンドルポスト6を把持するストッパ23について説明する。図 1に仮想線で示す屈折させたハンドルポスト6を、把持するストッパ23は前輪5 を支持するフォーク21の延設部21a にその下端部を固定させてある。そしてその 上端部は、ハンドルポスト6の屈折可能に軸着した軸着部22に臨ませて設けられ ている。ストッパ23の先端部にはV溝状のクランプ24が設けられている(図4) 。これによって把持したハンドルポスト6がV溝中心に収まるようになっている 。図1中符号25で示すものは前輪5の泥除け上部に設けたブーツである。
【0018】 以上のように構成したので、電動車両の分離させてハンドルポスト6を折りた たむときにはハンドルロック8のレバー8bを緩め、ハンドルポスト6を軸着部22 を中心にして後方に倒し、ストッパ23のV溝状のクランプ24に収めてレバー8aを 締付ければハンドルポスト6は屈折した状態で固定される。
【0019】 このようにハンドルポスト6を後方に倒しストッパ23のV溝状のクランプ24で 把持するがハンドルロック8を締めたとき、ハンドルロック8は有段(約60度) に締めつけることが可能でありハンドルポスト6はストッパ23のV溝状のクラン プ24より少し浮き上がってロックされるためハンドルの切れ角が約5〜10度切れ ることになる。したがってハンドルポスト6を折りたたんだ後でも収納する自動 車の近くまで電動車両を移動させることができて便利である。またハンドルポス ト6がロックされていると収納したとき前輪がガタつかなくなると共に収納時の 取手としても使用することができる。
【0016】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したようにハンドルポストの略中間部分の屈折可能の軸着 部近傍に臨ませてハンドルを把持するストッパを設けたので、屈折させたハンド ルポストをこのストッパで把持することが可能となる。これによってハンドルポ ストが高さ調整可能であっても操作ボックスが角度調整可能であってもそれに関 係なく屈折させたハンドルポストをストッパのクランプに確実に把持させること ができる。したがってストッパのクランプに把持させるハンドルポストであって もハンドルポストの上下調整や操作ボックスの角度調整を自由に行うことができ る。
【0017】 またハンドルポストの屈折可能な軸着部近傍に臨ませてストッパを設けたので 外観上見える部分が少なくなる。これによって見栄えがよくなる効果がある。さ らに、前輪の泥除けの上部にブーツをつけてストッパを囲えばさらに見栄えがよ くなると共にストッパがハンドルポストの軸着部近傍に臨んで設けられているの でストッパが小型化できる効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す電動車両の側面模式図
である。
【図2】図1のA部分の拡大分解図である。
【図3】図1の電動車両の前部部分の拡大模式図であ
る。
【図4】図3のストッパ部分のB矢視図である。
【図5】電動車両の分解したところを示す模式図であ
る。
【図6】従来の電動車両の側面模式図である。
【図7】図6のC部分の拡大図である。
【図8】従来の電動車両のフレーム部分の分解斜視図で
ある。
【符号の説明】
6 ハンドルポスト 7 ハンドルバー 20 フォーク 22 軸着部 23 ストッパ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前輪を支持するフォークを、上端にハン
    ドルバーを取付けたハンドルポストの下端に固着した電
    動車両において、前記ハンドルポストの中間部分を車体
    の後方に屈折可能に軸着し、前記車体の一部から該軸着
    部近傍に臨ませて、屈折したときのハンドルポストを把
    持するストッパを設けたことを特徴とする電動車両のハ
    ンドル固定装置。
JP067962U 1991-07-31 1991-07-31 電動車両のハンドル固定装置 Pending JPH0511928U (ja)

Priority Applications (1)

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JP067962U JPH0511928U (ja) 1991-07-31 1991-07-31 電動車両のハンドル固定装置

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JP067962U JPH0511928U (ja) 1991-07-31 1991-07-31 電動車両のハンドル固定装置

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JPH0511928U true JPH0511928U (ja) 1993-02-19

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ID=13360103

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JP067962U Pending JPH0511928U (ja) 1991-07-31 1991-07-31 電動車両のハンドル固定装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005118124A (ja) * 2003-10-14 2005-05-12 Nabtesco Corp 手押し操作式車両及び操作装置
KR101978667B1 (ko) * 2017-12-20 2019-05-21 주식회사 로보쓰리 전동주행 전환용 휠체어 동력장치
KR20190065612A (ko) * 2017-12-04 2019-06-12 김부곤 좌립 이동을 보조하는 전동식 보행보조장치

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