JPH0511753U - 小形回転電機のマグネツト固定装置 - Google Patents
小形回転電機のマグネツト固定装置Info
- Publication number
- JPH0511753U JPH0511753U JP6587591U JP6587591U JPH0511753U JP H0511753 U JPH0511753 U JP H0511753U JP 6587591 U JP6587591 U JP 6587591U JP 6587591 U JP6587591 U JP 6587591U JP H0511753 U JPH0511753 U JP H0511753U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnet
- frame
- leaf spring
- ring
- radial
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
- Dc Machiner (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 中空円筒状のフレーム1の内周に段付部11
を設け、リング状のマグネット2の一方の端面21を段
付部11に突き当て、フレーム1の内側にリング状の板
バネ3を装入し、板バネ3に設けた先端が鋭く尖った軸
方向爪4をマグネット2の他方の端面23に突き当て、
板バネ3に設けた先端が尖った放射状に突出するラジア
ル爪5をフレーム1の内周に食い込ませたものである。 【効果】 板バネに設けた先端が鋭く尖った軸方向爪お
よびラジアル爪がそれぞれマグネットとフレームに食い
込んでマグネットがフレームに固定されるので、マグネ
ットおよびブラケットなどに係合部を加工する必要がな
く、加工作業や組立作業が簡単になるとともに、部品点
数も削減できる。
を設け、リング状のマグネット2の一方の端面21を段
付部11に突き当て、フレーム1の内側にリング状の板
バネ3を装入し、板バネ3に設けた先端が鋭く尖った軸
方向爪4をマグネット2の他方の端面23に突き当て、
板バネ3に設けた先端が尖った放射状に突出するラジア
ル爪5をフレーム1の内周に食い込ませたものである。 【効果】 板バネに設けた先端が鋭く尖った軸方向爪お
よびラジアル爪がそれぞれマグネットとフレームに食い
込んでマグネットがフレームに固定されるので、マグネ
ットおよびブラケットなどに係合部を加工する必要がな
く、加工作業や組立作業が簡単になるとともに、部品点
数も削減できる。
Description
【0001】
本考案は、小形回転電機のリング状マグネットをフレームに固定する装置に関 する。
【0002】
従来、中空円筒状のフレームの内周にリング状のマグネットを接着剤を使用せ ず、機械的に固定する装置として、マグネットの端面とエンドブラケットの内面 とに設けた凹部にそれぞれ係合し、軸方向に反対方向に突出する凸部を備えたリ ング状の板バネを、マグネットとエンドブラケットの間に挟むようにしたものが 開示されている(例えば、実公昭39−3415号公報)。
【0003】
ところが、上記構成では、エンドブラケットおよびマグネットに係合用の凹部 を設ける必要があり、部品の加工に多くの時間がかかるという欠点があった。 本考案は、部品の加工やマグネットの固定作業が簡単なマグネットの固定装置 を提供することを目的とするものである。
【0004】
本考案は、中空円筒状のフレームの内周に段付部を設け、リング状のマグネッ トの一方の端面を前記段付部に突き当てて固定するマグネットの固定装置におい て、前記フレームの内側に先端がそれぞれ鋭く尖った軸方向爪および放射状に突 出するラジアル爪を設けたリング状の板バネを装入し、前記軸方向爪を前記マグ ネットの他方の端面に突き当て、前記ラジアル爪を前記フレームの内周に食い込 ませたものである。
【0005】
板バネをフレームの内周に装入する場合、ラジアル爪を内側に撓ませてフレー ム1の内周に押し込み、マグネットに突き当てると、軸方向爪はマグネットの端 面に食い込むと共に、ラジアル爪はその弾性により、フレームの内周に食い込む ので、マグネットはフレームの内周で板バネを介して軸方向および円周方向の動 きが止められる。
【0006】
本考案を図に示す実施例について説明する。 図1は本考案の実施例を示す側断面図で、中空円筒状のフレーム1の内周に段 付部11を設け、リング状のマグネット2の一方の端面21の角部22を段付部 11に押し付けてフレーム1の内周にマグネット2を装入してある。マグネット 2の他方の端面23側のフレーム1の内側には、リング状のバネ鋼からなる板バ ネ3を装入してある。板バネ3のマグネット2に対向する軸方向には先端が鋭く 尖った複数の軸方向爪4を突出させ、外周には放射状に先端が鋭く尖った複数の ラジアル爪5を設け、フレーム1の内周に装入する前はフレームの内径より大き い内径まで突出するようにしてある。 板バネ3をフレーム1の内周に装入する場合、ラジアル爪5を内側に撓ませて フレーム1の内周に押し込み、マグネット2に突き当てる。そうすると、軸方向 爪4はマグネット2の端面23に食い込むと共に、ラジアル爪5はその弾性によ り、フレーム1の内周に食い込む。 したがって、マグネット2はフレーム1の内周で板バネ3を介して軸方向およ び円周方向の動きが止められ、固定される。
【0007】
以上述べたように、本考案によれば、板バネに設けた先端が鋭く尖った軸方向 爪およびラジアル爪によってマグネットがフレームに固定されるので、マグネッ トおよびブラケットなどに係合部を加工する必要がなく、加工作業や組立作業が 簡単になるとともに、部品点数も削減できるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す側断面図である。
【図2】本考案の実施例を示す正面図である。
1 フレーム 11 段付部 2 マグネット 21、23 端面 22 角部 3 板バネ 4 軸方向爪 5 ラジアル爪
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 中空円筒状のフレームの内周に段付部を
設け、リング状のマグネットの一方の端面を前記段付部
に突き当てて固定するマグネットの固定装置において、
前記フレームの内側に先端がそれぞれ鋭く尖った軸方向
爪および放射状に突出するラジアル爪を設けたリング状
の板バネを装入し、前記軸方向爪を前記マグネットの他
方の端面に突き当て、前記ラジアル爪を前記フレームの
内周に食い込ませたことを特徴とする小形回転電機のマ
グネット固定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6587591U JPH0511753U (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | 小形回転電機のマグネツト固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6587591U JPH0511753U (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | 小形回転電機のマグネツト固定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0511753U true JPH0511753U (ja) | 1993-02-12 |
Family
ID=13299594
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6587591U Pending JPH0511753U (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | 小形回転電機のマグネツト固定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0511753U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006271066A (ja) * | 2005-03-23 | 2006-10-05 | Nidec Copal Electronics Corp | モータ |
EP2299245A2 (en) | 2009-09-16 | 2011-03-23 | Mikuni Corp. | Rotation angle detecting apparatus |
US9470553B2 (en) | 2014-05-20 | 2016-10-18 | Aisan Kogyo Kabushiki Kaisha | Rotation angle detection apparatus |
-
1991
- 1991-07-24 JP JP6587591U patent/JPH0511753U/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006271066A (ja) * | 2005-03-23 | 2006-10-05 | Nidec Copal Electronics Corp | モータ |
EP2299245A2 (en) | 2009-09-16 | 2011-03-23 | Mikuni Corp. | Rotation angle detecting apparatus |
JP2011064547A (ja) * | 2009-09-16 | 2011-03-31 | Mikuni Corp | 回転角検出装置 |
CN102022972A (zh) * | 2009-09-16 | 2011-04-20 | 株式会社三国 | 旋转角检测装置 |
US9470553B2 (en) | 2014-05-20 | 2016-10-18 | Aisan Kogyo Kabushiki Kaisha | Rotation angle detection apparatus |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1035629A2 (en) | Permanent magnet pole arrangement of motor | |
US20180175684A1 (en) | Rotor member fixed to rotary shaft of electrical rotating machine, rotor, rotary electric machine and method for disassembling rotor | |
US4748358A (en) | Electric starter motor with holder for permanent magnets | |
JPH06284607A (ja) | 永久磁石式回転電機 | |
JP2018197750A (ja) | トルクセンサのステータ取付具 | |
JP2009124867A (ja) | モータ | |
JPH0511753U (ja) | 小形回転電機のマグネツト固定装置 | |
US20110156542A1 (en) | Bearing holder mounting structure and motor | |
JP4336984B2 (ja) | 磁気式ロータリエンコーダのパルサーリング | |
JPH08326786A (ja) | ローラ型ワンウェイクラッチ | |
JPH0242923Y2 (ja) | ||
JPS63308229A (ja) | クラッチロ−タの構造 | |
KR20170022630A (ko) | 자동차용 드라이브 샤프트 | |
JP6001504B2 (ja) | ロータ体 | |
JPS6043744B2 (ja) | 磁石回転電機の製造方法 | |
JPH07190077A (ja) | 回転体の支持用部品 | |
JPH0328037Y2 (ja) | ||
JPH0681439B2 (ja) | 同期電動機のラジアルタイプロータ | |
JPH066684Y2 (ja) | 永久磁石式モータ等のマグネット保持構造 | |
JPH0727413Y2 (ja) | スタータ装置 | |
JP2007071827A (ja) | センサリング | |
JPH0545895Y2 (ja) | ||
JPH027860A (ja) | 磁石式モータ | |
JP2023014775A (ja) | モータユニット | |
JPH05161314A (ja) | モータ |