JPH05115099A - 頭外定位ヘツドホン受聴装置 - Google Patents

頭外定位ヘツドホン受聴装置

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JPH05115099A
JPH05115099A JP3274314A JP27431491A JPH05115099A JP H05115099 A JPH05115099 A JP H05115099A JP 3274314 A JP3274314 A JP 3274314A JP 27431491 A JP27431491 A JP 27431491A JP H05115099 A JPH05115099 A JP H05115099A
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JP
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storage card
head
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sound image
headphone
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JP3274314A
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Inventor
Masaharu Shimada
正治 島田
Shinji Hayashi
林伸二
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 誰にでも共有して使用でき、簡単にしかも正
確に音像定位感を知覚でき、かつ低コストな頭外定位ヘ
ッドホン受聴装置を実現する。 【構成】 各個人ごとに測定し畳み込み演算された結果
の個人別頭外音像定位情報が記憶された記憶カード9を
有し、この記憶カード9を記憶カード収納装置8に挿入
することにより、個人別頭外音像定位情報は右耳用およ
び左耳用畳み込み演算器3aおよび4aに入力され、入
力音信号1との畳み込み演算が行われ、その結果が両耳
ヘッドホン7に出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、会議通話用の端末装置
などにおける頭外定位ヘッドホン受聴装置に利用する。
【0002】本発明は、個人別頭外音像定位情報が記憶
された個人専用の記憶カードを用いることで、簡単に頭
外音像定位感を味わうことを可能とした頭外定位ヘッド
ホン受聴装置に関する。
【0003】
【従来の技術】本発明を説明する前に頭外音像定位の原
理を以下に説明する。
【0004】図5(a)、(b)および(c)は本発明
の基となる頭外音像定位の原理を示す説明図である。こ
こで、図5(a)は実空間中の音源位置から人間の両耳
で音像位置(定位)を認知する例を示し、図5(b)は
音源の代わりに電気情報信号によって仮想的な音源であ
るスピーカから空間に音波を放射して外耳道に挿入され
る例を示し、図5(c)は電気情報信号からヘッドホン
を通じて音源を頭の外に定位させるために未知の伝達関
数を介して処理する例を示している。
【0005】通常、人間が両耳で音源の位置を知覚する
のは左右両耳のレベル差および遅延時間差であると言わ
れている。これはとりもなおさず、正確に言えば音源位
置から両耳の特定箇所としての鼓膜までの頭部伝達関数
の差に帰着する。
【0006】いま、音源の信号Source(s)から
空間を介して音波が伝播され、両耳の特定箇所としての
外耳道入口または鼓膜前面に装着された小型マイク入口
までの頭部伝達関数をSpace(s)、ヘッドホンか
ら外耳道を介し小型マイク入口までの外耳道伝達関数を
Carnel(s)、スピーカの伝達関数をSpeak
er(s)、およびマイクの伝達関数をMic(s)と
し、小型マイクに挿入される音圧レベルをPressu
re(s)とすると、実音源またはスピーカ入力の電気
情報信号I(s)から空間伝播および外耳道を介し、小
型マイク入力に挿入される音圧レベルPressure
(s)は、 Pressure(s)=Space(s)×Source(s)=Spac e(s)×Speaker(s)×I(s) …………(1) 一方、ヘッドホンの音圧レベルPressure
(s)’は、図5(c)からも判るように未知の伝達関
数Unkown(s)とヘッドホン伝達関数と外耳道レ
スポンス応答伝達関数で表現できるから、 Pressure(s)’=Unkown(s)×Headphone(s) ×Carnel(s)×I(s) …………(2) さらに、スピーカから小型マイクまでの空間実音場の空
間伝達関数Ku(s)は、 Ku(s)=Space(s)×Speaker(s)×Mic(s) …………(3) ヘッドホンから外耳道に設定した小型マイクまでのヘッ
ドホン伝達関数Thead(s)は、 Thead(s)=Headphone(s)×Mic(s)×Carnel (s) …………(4) であり、伝達関数Ku(s)およびThead(s)は
あらかじめ測定可能な伝達関数である。音源位置からあ
たかも受聴できるような頭外定位とするためには式
(1)と式(2)のPressureが同じ関数であれ
ばよい。そこで、式(1)と式(2)を等しくおけば、 Space(s)×Speaker(s)×I(s)=Unknown(s) ×Headphone(s)×Carnel(s)×I(s)…………(5) を得る。従って、未知の伝達関数Unknown(s)
は式(3)および式(4)を考慮して、 Unknown(s)=(Space(s)×Speaker(s))/(H eadphone(s)×Carnel(s))=Ku(s)/Thead(s ) …………(6) となる。
【0007】従って、スピーカ入力から小型マイク出力
までの空間の実音場インパルス応答(頭部伝達関数)を
含めた空間伝達関数Ku(s)と、ヘッドホンから外耳
道に設定した小型マイクまでの外耳道伝達関数を含めた
ヘッドホン伝達関数Thead(s)をあらかじめ測定
し、式(6)の演算処理を行えば未知の伝達関数Unk
nown(s)をもとめることが可能となる。さらに、
この未知の伝達関数に希望とする入力音信号を実時間の
畳み込み演算すれば、任意の場所にその入力された音源
を定位させることができる。これらの理論については数
多くの文献が発表されており、既に有名な著書として、
鹿島出版から発行されているブラウエルト、森本、後藤
らの「空間音響」がある。前記の技術はすでに30年程
前に論文発表された内容であり、いまや周知の事実とな
っている。
【0008】以上が頭外音像定位の原理であるが、頭部
伝達関数space(s)や外耳伝達関数carnel
(s)は、頭の形状、耳介および外耳道の構造によると
ころが大きいので、各個人によりそれぞれ異なる。ま
た、不特定多数の人にも同じような共通な定位感を実現
するために前記の頭部伝達関数space(s)を求め
る研究も盛んに行われているが、未だ耳介構造を含めた
外耳道伝達関数carnel(s)を求める研究まで至
っていない。このために、不特定多数の人が1種類の頭
部伝達関数space(s)と1種類の外耳道伝達関数
carnel(s)を受聴しても同様な定位感を求めら
れるところまで達していない。従って、これらの伝達関
数から求められる未知伝達関数unknown(s)は
それぞれ、個人ごとにこれらの伝達関数を測定せざるえ
ない現状にある。これ以後、unknown(s)を個
人別頭外音像定位情報という。
【0009】さらに、前記の原理に基づき、これを実現
しようとした場合の例について以下に述べる。図4は前
記の原理に基づいた方法で実現した頭外定位ヘッドホン
受聴装置の一例を示すブロック構成図である。
【0010】図4において、1は入力音信号、2はアナ
ログディジタル(AD)変換器、3は右耳用畳み込み演
算器、4は左耳用畳み込み演算器、5は右耳用ディジタ
ルアナログ(DA)変換器、6は左耳用ディジタルアナ
ログ(DA)変換器、および7は両耳ヘッドホンであ
る。
【0011】入力音信号1は、精度の高い演算を実施す
るためにまずアナログディジタル変換器2によってディ
ジタル信号に変換される。この音のディジタル信号は、
図4の右耳用および左耳用畳み込み演算器3および4に
示すように、前記式(6)の結果情報(個人別頭外音像
定位情報)をあらかじめ収納してあるメモリ(M1 、M
2 、…、Mn およびM1 、M2 、…、Mk )内容と畳み
込み積分を行い、両耳ヘッドホン7にアナログ信号を送
出するために右耳用および左耳用ディジタルアナログ変
換器5および6を介して処理される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】このように、専用のメ
モリ(M1 、M2 、…、Mn およびM1 、M2 、…、M
k )内容との畳み込み演算を実施するとなると、不特定
多数共有な頭外音像定位情報(頭部伝達関数space
(s)と外耳道伝達関数carnel(s))の開発が
なされない限り、不特定多数の人が受聴しても同様な定
位感が得られないので技術的にも困難であり、かつ個人
専用の装置を作成せざる得ないので経済的にもかなりの
困難がある課題がある。
【0013】本発明の目的は、前記の課題を解決し、誰
にでも共有して使用でき、かつ経済的な頭外定位ヘッド
ホン受聴装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、両耳ヘッドホ
ンを用いて音像を頭外に定位させる音像定位手段を備え
た頭外定位ヘッドホン受聴装置において、各個人ごと
の、音像を発生しようとする場所から左右両耳の特定箇
所までの空間インパルス情報およびヘッドホンから左右
両耳の特定箇所までのヘッドホンインパルス情報に基づ
き、逆ヘッドホンインパルス情報と空間インパルス情報
を畳み込み演算した結果の個人別頭外音像定位情報が記
憶された記憶カードを有し、前記音像定位手段は、前記
記憶カードを収容し記憶された個人別頭外音像定位情報
を出力する手段を含む記憶カード収納装置と、この記憶
カード収納装置から出力される個人別頭外音像定位情報
と入力音信号との畳み込み演算を行う右耳用および左耳
用の畳み込み演算器を含むことを特徴とする。
【0015】また、本発明は、前記記憶カード収容装置
は、前記記憶カードが挿入されたことを検出する記憶カ
ード挿入検出手段と、アドレスを指定して挿入された記
憶カードよりデータを読み出し出力する読み出し出力手
段と、装置をリセット状態にするリセット手段と、前記
記憶カードの無挿入時およびリセット状態時にデータと
して理想インパルス情報を出力する理想データ記憶手段
とを含むことができる。
【0016】また、本発明は、前記記憶カードは、IC
カードであることが好ましい。
【0017】
【作用】個人別頭外音像定位情報(前記式(6))が記
憶された記憶カードを用い、この記憶カードに記憶され
た個人別頭外音像定位情報と入力音信号との畳み込み演
算を行う。
【0018】従って、各個人ごとに専用の記憶カードを
所持しておくことにより、簡単に頭外音像定位の受聴が
可能となる。
【0019】また、記憶カード収納装置として、記憶カ
ード無挿入時およびリセット状態時に、データとして、
10000000000の理想インパルス情報(デルタ
関数)を出力する理想データ記憶手段を含むことによ
り、入力音信号をそのまま出力音信号とすることができ
る。さらに、記憶カードとして、ROMカードを含むI
Cカードを用いることができる。すなわち、記憶カード
には0.5K〜1.0Kバイト程度の記憶容量があれば
よく、市販のICカードではその記憶容量は大部分8K
〜16Kバイトであるので充分である。また価格も少数
発注で2000〜3000円であるのでかなり安価に購
入することが可能である。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0021】図1は本発明の第一実施例を示すブロック
構成図、および図2はその右耳用畳み込み演算器と記憶
カード収納装置の詳細を示すブロック構成図である。
【0022】本実施例は、両耳ヘッドホン7を用いて音
像を頭外に定位させる音像定位手段としてのアナログデ
ィジタル(AD)変換器2、右耳用ディジタルアナログ
(DA)変換器5および左耳用ディジタルアナログ(D
A)変換器6を備えた頭外定位ヘッドホン受聴装置にお
いて、本発明の特徴とするところの、各個人ごとの、音
像を発生しようとする場所から左右両耳の特定箇所まで
の空間インパルス情報およびヘッドホンから左右両耳の
特定箇所までのヘッドホンインパルス情報に基づき、逆
ヘッドホンインパルス情報と空間インパルス情報を畳み
込み演算した結果の個人別頭外音像定位情報が記憶され
た記憶カード9を有し、前記音像定位手段は、記憶カー
ド9を収容し記憶された個人別頭外音像定位情報を出力
する手段を含む記憶カード収納装置8と、この記憶カー
ド収納装置8から出力される個人別頭外音像定位情報と
入力音信号との畳み込み演算を行う右耳用畳み込み演算
器3aおよび左耳用畳み込み演算器4aとを含んでい
る。
【0023】そして、記憶カード収納装置8は、記憶カ
ードが挿入されたことを検出する記憶カード挿入検出手
段としての記憶カード挿入検出器14と、アドレスを指
定して記憶カード9よりデータを読み出し出力する読み
出し出力手段としての、アドレスカウンタ15、データ
読み取り器16およびアドレスセレクタ17と、装置を
リセット状態にするリセット手段としてのリセットスイ
ッチ14aと、記憶カード9の無挿入時およびリセット
状態時にデータとして理想インパルス情報を出力する理
想データ記憶手段としての初期記憶データ部18とを含
んでいる。
【0024】さらに、ここで記憶カード9としては、I
Cカードが用いられる。
【0025】また、右耳用畳み込み演算器3aおよび左
耳用畳み込み演算器4a内のメモリ(一時記憶メモリ)
1 〜Mn およびM1〜Mk には、記憶カード収納装置
8から出力される個人別頭外音像定位情報が書き込まれ
る構成となっている。
【0026】次に、本第一実施例の動作について説明す
る。なお、図1において、右耳用と左耳用とは同一の動
作を行うので、図2を用い右耳用について説明する。
【0027】まず、記憶カード収納装置8に記憶カード
9が挿入されると、記憶カード挿入検出器14が動作し
て、アドレスカウンタ15から指定アドレスが記憶カー
ド9のアドレス情報に入力され、そのアドレス番号に収
納されているデータ内容(個人別頭外音像定位情報)を
記憶カード9からデータ読み取り器16で読み取る。そ
の読み取ったデータ内容と併せてアドレス情報をアドレ
スセレクタ17に出力し、アドレスセレクタ17は各指
定されたアドレスに従ってデータ内容を右耳用畳み込み
演算器3aに送出する。
【0028】そして、この出力されたデータ内容はそれ
ぞれ右耳用畳み込み演算器3aのメモリM1 〜Mn に書
き込まれ、ディジタル入力音信号との畳み込み演算が行
われ、その結果は右耳用ディジタルアナログ変換器5を
介して両耳ヘッドホン7の右耳用ホンに出力される。
【0029】通常、記憶カード9が記憶カード収納装置
8に挿入されていない場合は、データ読み取り器16は
動作せず、初期記憶データ部18が動作する。すなわ
ち、アドレスカウンタ15と初期記憶データ部18が動
作する。さらに、記憶カード9が挿入されているかいな
いかにかかわらず、リセットスイッチ14aが動作しリ
セット状態になると、やはりアドレスカウンタ15と初
期記憶データ部18が動作する。
【0030】この初期記憶データ部18は固定記憶であ
り、インパルス情報、すなわち、1000000000
0の理想インパルス情報(デルタ関数)が挿入されてお
り、個人別頭外音像定位情報に代りこの理想インパルス
情報が右耳用畳み込み演算器3aに出力される。この結
果、入力音信号1はそのまま出力音信号と両耳ヘッドホ
ン7に送出される。
【0031】図3は本発明の第二実施例を示すブロック
構成図で、本発明を左右両チャネルを有する2チャネル
ステレオ方式に適用した例である。
【0032】本第二実施例は、図1の第一実施例におい
て、アナログディジタル変換器2の代りに、右アナログ
入力信号10をディジタル変換する右チャネル用アナロ
グディジタル(AD)変換器12と、左アナログ入力信
号11をディジタル変換する左チャネル用アナログディ
ジタル(AD)変換器13とを設けたものである。
【0033】従って、その動作は図1の第一実施例と同
様である。
【0034】なお、前述の第一および第二実施例におい
て、右耳用および左耳用畳み込み演算器3aおよび4a
としては、DSP(ディジタルシグナルプロセッサ)−
ICを用いることができる。すなわち、最近のDSPプ
ロセッサ−ICは、1積和演算処理時間が60nsec
程度であり、個人別頭外音像定位情報のインパルス応答
長は32msec程度であるので、16kHzサンプリ
ングでは512タップのFIRディジタルフィルタが必
要となり、512×60≒31μsecすなわち16k
Hzサンプリング時間(62.5μsec)で充分処理
可能な技術レベルに達している。
【0035】また、入力音信号1、右アナログ入力信号
10および左アナログ入力信号11が、もしディジタル
信号化されたものであれば、アナログディジタル変換器
2、12および13は不要である。
【0036】さらに、リセット状態時には、入力音信号
が出力音信号となるので、通常のイコライザ増幅器とす
ることも可能である。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、記憶カ
ードに受聴者特有の個人別頭外音像定位情報を収納し、
必要がある場合にその記憶カードからこの情報を畳み込
み演算器に転送することにより、不特定多数の人が受聴
しても、記憶カードを所有しておれば簡単にしかも正確
に音像定位感を知覚することができるばかりか、頭外音
像定位装置を共用することも可能であり、かつ低コスト
化が可能となる効果がある。
【0038】さらに、記憶カードが挿入されていない場
合や、何らかの障害があった場合はリセットスイッチを
有しており、これにより入力音信号がそのまま出力音信
号となるので、入力音信号が切れることなく受聴者に対
して不快感を与えることがない効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例を示すブロック構成図。
【図2】図1の右耳用畳み込み演算器および記憶カード
収納装置の詳細を示すブロック構成図。
【図3】本発明の第二実施例を示すブロック構成図。
【図4】従来例を示すブロック構成図。
【図5】頭外音像定位の原理を示す説明図。
【符号の説明】
1 入力音信号 2 アナログディジタル(AD)変換器 3、3a 右耳用畳み込み演算器 4、4a 左耳用畳み込み演算器 5 右耳用ディジタルアナログ(DA)変換器 6 左耳用ディジタルアナログ(DA)変換器 7 両耳ヘッドホン 8 記憶カード収納装置 9 記憶カード 10 右アナログ入力信号 11 左アナログ入力信号 12 右チャネル用アナログディジタル(AD)変換器 13 左チャネル用アナログディジタル(AD)変換器 14 記憶カード挿入検出器 14a リセットスイッチ 15 アドレスカウンタ 16 データ読み取り器 17 アドレスセレクタ 18 初期記憶データ部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両耳ヘッドホンを用いて音像を頭外に定
    位させる音像定位手段を備えた頭外定位ヘッドホン受聴
    装置において、 各個人ごとの、音像を発生しようとする場所から左右両
    耳の特定箇所までの空間インパルス情報およびヘッドホ
    ンから左右両耳の特定箇所までのヘッドホンインパルス
    情報に基づき、逆ヘッドホンインパルス情報と空間イン
    パルス情報を畳み込み演算した結果の個人別頭外音像定
    位情報が記憶された記憶カードを有し、 前記音像定位手段は、前記記憶カードを収容し記憶され
    た個人別頭外音像定位情報を出力する手段を含む記憶カ
    ード収納装置と、この記憶カード収納装置から出力され
    る個人別頭外音像定位情報と入力音信号との畳み込み演
    算を行う右耳用および左耳用の畳み込み演算器を含むこ
    とを特徴とする頭外定位ヘッドホン受聴装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶カード収容装置は、前記記憶カ
    ードが挿入されたことを検出する記憶カード挿入検出手
    段と、アドレスを指定して挿入された記憶カードよりデ
    ータを読み出し出力する読み出し出力手段と、装置をリ
    セット状態にするリセット手段と、前記記憶カードの無
    挿入時およびリセット状態時にデータとして理想インパ
    ルス情報を出力する理想データ記憶手段とを含む請求項
    1に記載の頭外定位ヘッドホン受聴装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶カードは、ICカードである請
    求項1または請求項2に記載の頭外定位ヘッドホン受聴
    装置。
JP3274314A 1991-10-22 1991-10-22 頭外定位ヘツドホン受聴装置 Pending JPH05115099A (ja)

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