JPH05114247A - 光磁気デイスク装置 - Google Patents

光磁気デイスク装置

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JPH05114247A
JPH05114247A JP29989991A JP29989991A JPH05114247A JP H05114247 A JPH05114247 A JP H05114247A JP 29989991 A JP29989991 A JP 29989991A JP 29989991 A JP29989991 A JP 29989991A JP H05114247 A JPH05114247 A JP H05114247A
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JP
Japan
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address
defective
disk
replacement
sector
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JP29989991A
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Inventor
Masaaki Nakagawa
雅章 中川
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/18Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs
    • G11B20/1883Methods for assignment of alternate areas for defective areas
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/12Formatting, e.g. arrangement of data block or words on the record carriers
    • G11B20/1217Formatting, e.g. arrangement of data block or words on the record carriers on discs
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B2220/00Record carriers by type
    • G11B2220/20Disc-shaped record carriers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディスク検査装置で発見された欠陥アドレス
の情報の有効利用を可能にすると共に、データの記録時
に交替処理が行われたときは、その交替原因の調査がス
ムーズに行えるようにする。 【構成】 フォーマット時に、欠陥アドレス読み出し手
段によって読み出された欠陥アドレスをディスク上のゾ
ーン内の欠陥アドレスの登録領域に記録する。 【効果】 1つのメディアのサーティファイには約30
分もの時間を要するが、サーティファイを行わなくて
も、メディア固有の欠陥アドレスをそのメディアのDP
Lに登録することができるので、フォーマットの高速処
理が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、欠陥セクタの交替
(代替)処理機能を具備する光磁気ディスク装置に係
り、特に、ディスク検査装置で発見された欠陥アドレス
の情報の有効利用を可能にすると共に、データの記録時
に交替処理が行われたときは、その交替原因の調査がス
ムーズに行えるようにした光磁気ディスク装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、光磁気ディスク装置で使用さ
れるメディア(ディスク:記憶媒体)については、ディ
スク検査装置によって、使用前に予め欠陥セクタの有無
が検査される。このディスク検査装置によって行われる
メディアの検査は、サーティファイ処理とも呼ばれ、メ
ディア全面に所定のあるデータを書き込み、そのデータ
が正しく書かれているかどうかチェックして、欠陥セク
タ(アドレス)を発見する処理であり、1つのメディア
の検査に約30分もの時間を要する。
【0003】このサーティファイ処理により、発見され
た欠陥アドレス(セクタ)については、ディスク上の所
定のセクタ(例えば、後出の図2のディフィニション・
ゾーンの後のセクタ)に記録される。しかし、従来は、
このサーティファイ処理されたディスクを、ディスク装
置に挿入しても、その欠陥アドレスの情報は使用され
ず、いわば無視された状態になっていた。ここで、従来
のディスクの欠陥管理方式について、図面により説明す
る。
【0004】図6は、従来のディスクの欠陥管理方式に
ついて、その一例を説明するためのディスクのレイアウ
トを示す図である。図において、USER BANDは
ユーザ領域、SPARE BANDは交替(代替)領
域、×印は欠陥セクタを示す。
【0005】この図6は、フォーマット(サーティファ
イ)時におけるメディア分割の一例で、一番上はグルー
プ内に欠陥セクタがない場合である。この場合には、ユ
ーザ領域(USER BAND)と、その後に続く交替
(代替)領域(SPARE BAND)の位置とサイズ
は、フォーマット時と同じである。
【0006】これに対して、図6の中央に示すように、
ユーザ領域(USER BAND)に2個の欠陥セクタ
(×印のセクタ)が発生すると、そのセクタ分だけ、交
替領域(SPARE BAND)の位置がずれ、同じサ
イズが確保される。同様に、図6の一番下に示すよう
に、ユーザ領域(USER BAND)に1個の欠陥セ
クタ(×印のセクタ)が発生すると、さらにそのセクタ
分だけ、交替領域(SPARE BAND)の位置がず
れる。
【0007】そして、メディアのフォーマット(サーテ
ィファイ)時に、欠陥セクタが検出されると、そのセク
タのアドレスがPDLリスト(後述)に登録され、アク
セス時にはスキップされて、次の有効セクタが代替され
る。そのため、欠陥セクタの有無とその数によって、グ
ループの境界は可変サイズとなる(セクタスリッピング
方式)。
【0008】このように、従来から、ディスク検査装置
によって、ディスクの欠陥アドレスをチェックする処理
が行われている。換言すれば、ディスク検査装置は、サ
ーティファイ処理(ディスクの欠陥アドレスを探し出す
フォーマットの内容)と同等の処理を行う機能を有して
いる。しかし、欠陥セクタのアドレス情報は、スキップ
動作には使用されるが、その他の動作では無視され、折
角発見された欠陥アドレスの情報も、それ以外には有効
利用されていなかった。
【0009】また、従来のディスクの欠陥管理方式で
は、ディスクへの記録時に交替処理が発生した場合に、
交替処理を発生させたエラー内容について、ディスクへ
の記録は行われない。具体的にいえば、ディスクへの記
録時に交替処理が発生したとき、ディスク装置は、その
エラー内容をホストコンピュータへ報告しないだけでな
く、交替処理を発生させたエラー内容を、メディア(デ
ィスク)上に登録する等の処理も行わないので、その後
に交替原因を調査するのは困難であった。
【0010】図7は、従来のディスクの欠陥管理方式に
ついて、データライト時の一例を説明する図である。図
における符号は図6と同様であり、また、×1〜×3は
欠陥セクタを示す。
【0011】この図7に「×1〜×3」で示すように、
ディスクへの記録時に、例えば、ユーザ領域(USER
BAND)に3個の欠陥セクタが発生したときは、同
じグループ内の交替領域(SPARE BAND)を使
用して交替処理を行う(リニアリプレイスメント方
式)。この場合に、そのグループ内の交替領域(SPA
RE BAND)が全て使用済みになったときは、次の
グループ内の交替領域(SPARE BAND)が、新
しい交替領域として使用される。なお、これらの交替処
理が行われたときは、その欠陥セクタの情報が、SDL
リスト(後述)に登録される。
【0012】このように、データの記録時に、ユーザ領
域に欠陥セクタが発生したときは、交替(代替)領域を
利用して、交替処理が行われるが、エラー内容について
は記録されないので、その後に交替原因を調査するのは
困難である、という不都合があった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】この発明では、従来の
光磁気ディスク装置のフォーマット時やデータの記録時
に生じるこのような不都合を解決し、ディスク検査装置
で発見された欠陥アドレスの情報の有効利用を可能にす
ると共に、データの記録時に交替処理が行われたとき
は、その交替原因の調査がスムーズに行えるようにした
光磁気ディスク装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明では、第1に、
欠陥セクタの交替処理機能を具備する光磁気ディスク装
置において、ディスク検査装置によって発見されたディ
スク上の欠陥アドレスを読み出す欠陥アドレス読み出し
手段と、ディスク上の端部に設けられたゾーン内に欠陥
アドレスの登録領域を有するディスクと、該第1の欠陥
アドレスの登録領域へアドレス情報を記録する記録手
段、とを備え、フォーマット時に、前記欠陥アドレス読
み出し手段によって読み出された欠陥アドレスを、前記
ディスク上のゾーン内の欠陥アドレスの登録領域に記録
するように構成している。
【0015】第2に、欠陥セクタの交替処理機能を具備
する光磁気ディスク装置において、ディスク上の端部に
設けられたゾーン内に交替処理を発生させたエラー内容
とその交替アドレスとの登録領域を有するディスクと、
該交替処理を発生させたエラー内容とその交替アドレス
との登録領域へ情報を記録する記録手段、とを備え、デ
ィスクへの記録時に交替処理が発生したとき、交替処理
を発生させたエラー内容とその交替アドレスとを前記デ
ィスク上のゾーン内の登録領域に記録するように構成し
ている。
【0016】第3に、上記第2の光磁気ディスク装置に
おいて、交替処理を発生させたエラー内容とその欠陥セ
クタのアドレスとを記録するエラー管理テーブルを備え
た構成である。
【0017】
【作用】この発明では、未使用ディスク(ディスク検査
装置により欠陥がチェックされた後、使用されていない
ディスク)をディスク装置に挿入した後、フォーマット
処理を実行し、フォーマット情報の記録領域DDS(後
出の図2参照)へフォーマット情報を記録して、ディス
ク検査装置によって先に発見された欠陥セクタのアドレ
スと、このフォーマット時に発見した欠陥セクタのアド
レスの情報を、欠陥アドレスの登録領域PDL(後出の
図2参照)に記録し、その後、さらに、後発的な欠陥ア
ドレスの登録領域SDL(後出の図2参照)を作成し
て、フォーマット処理を終了することにより、欠陥アド
レスの情報が有効に利用できるようにしている(請求項
1の発明)。
【0018】そして、データの記録時にエラーが発生し
て交替処理を実行したときは、エラーが発生したアドレ
スの情報と、そのセクタが交替されたセクタのアドレス
の情報とを、後発的な欠陥アドレスの登録領域SDL
(後出の図2参照)に記録すると共に、そのエラー内容
を示すコードと、エラーが発生したセクタのアドレスの
情報(欠陥セクタアドレス)とを、リザーブド領域(後
出の図2参照)に記録することによって、交替原因の調
査がスムーズに行えるようしている(請求項2の発
明)。
【0019】さらに、ディスク装置に、エラーの内容
と、そのエラーが発生した欠陥アドレスの情報とを記録
するためのテーブル(後出の図5参照)、すなわち、エ
ラー管理テーブルを設けることにより、エラー内容とエ
ラーアドレスとが容易に管理できるようにしている(請
求項3の発明)。
【0020】
【実施例1】次に、この発明の光磁気ディスク装置につ
いて、図面を参照しながら、その実施例を詳細に説明す
る。この実施例は、主として、請求項1の発明に関連し
ているが、請求項2と請求項3の発明とも関連してい
る。最初に、この発明の光磁気ディスク装置で使用する
ディスク(メディア)のレイアウトについて説明する。
【0021】図2は、この発明の光磁気ディスク装置に
おけるディスク上のレイアウトと、使用状態の一実施例
を示すディスクの概念図である。
【0022】この図2に示すように、ディスク上には、
それぞれセクタ0〜セクタMから構成されるトラック0
〜トラックN(Max)が設けられている。そして、その
内外周の3トラック、すなわち、トラック0〜2、およ
びトラック(N−2)〜Nには、ディフィニション・ゾ
ーン(Definition Zone)が設けられ、その中間の全
てのトラックが、ユーザ領域(User Area)として使
用される。
【0023】この発明では、ディフィニション・ゾーン
(Definition Zone)に、そのメディアのフォーマッ
ト情報を記録するDDS領域(DDS1〜DDS4)
と、メディアのフォーマット時に発見された欠陥アドレ
スを登録するためのPDL領域(Primary Defect
List)と、ディスクへの記録時に発生した後発的な欠
陥アドレスを登録するためのSDL領域(Secondly
Defect List )とを設けている。
【0024】そして、先にディスク検査装置で発見した
欠陥アドレスの情報とフォーマット時に発見された欠陥
アドレスの情報とを、PDL領域に記録する(請求項1
の発明)。
【0025】また、将来的には使用が予定されている
が、現在は特に何も割当られていないリザーブド領域
(Reserved )を設けている。このリザーブド領域に
は、ディスクへの記録時に交替処理が発生したとき、交
替処理を発生させたエラーの内容を示すコードと、その
エラーが発生したアドレスの情報とを記録する(請求項
2の発明)。
【0026】図1は、この発明の光磁気ディスク装置に
ついて、その要部構成の一実施例を示す機能ブロック図
である。図において、1はコントロール部で、11はそ
のCPU、12はROM、13はRAM、14はデータ
バッファ、15はSCSIコントローラ、2はディスク
制御部、3はディスク、4はSCSIバスを示す。
【0027】この図1に示すこの発明の光磁気ディスク
装置では、コントロール部1内のCPU11が、後出の
図3(請求項1の発明)と図4(請求項2の発明)に示
すフローに従って欠陥セクタの制御を行う。その他の構
成は、基本的には従来の装置と同様である。なお、ホス
トコンピュータは、SCSI(スモール・コンピュータ
・システム・インターフェース)バス4を介して、この
光磁気ディスク装置と接続されている。
【0028】通常、フォーマット時には、サーティファ
イを行うモードと、行わないモードとがあり、この実施
例は、サーティファイを行うモード、すなわち、サーテ
ィファイモードの場合である。したがって、サーティフ
ァイを行わないモードでは、以下の処理は実行されな
い。サーティファイモードのフォーマット時には、図1
のディスク3として、未使用ディスク(ディスク検査装
置により欠陥がチェックされた後、使用されていないデ
ィスク)を使用し、ディスク装置に挿入した後に、フォ
ーマット処理を実行する。
【0029】フォーマットでは、図2に示したディフィ
ニション・ゾーン( DefinitionZone )内のフォーマ
ット情報を記録するためのDDS領域(DDS1〜DD
S4)に、そのディスクのフォーマット情報を記録した
後、先にディスク検査装置によって発見された欠陥セク
タのアドレスの情報を読み出す。もし、欠陥セクタのア
ドレスの情報があれば、その欠陥セクタのアドレス情報
と、このフォーマット時に発見した欠陥セクタのアドレ
スの情報とを、PDL領域に記録する。
【0030】その後、図2に示したSDL領域、すなわ
ち、ディスクへの記録時に発生した後発的な欠陥アドレ
スを登録するためのSDL領域を作成して、フォーマッ
ト処理を終了する。以上に述べたフォーマット時の動
作、すなわち、図2に示したディフィニション・ゾーン
(Definition Zone)への記録時の動作は、次の図3
に示すとおりである。
【0031】図3は、この発明の光磁気ディスク装置に
おいて、フォーマット時における主要な処理の流れを示
すフローチャートである。図において、#1〜#5はス
テップを示す。
【0032】フォーマット時に、この図3のフローがス
タートする。なお、すでに述べたように、フォーマット
時でも、サーティファイモードのときだけ、この図3に
示す処理が実行される。ステップ#1で、そのメディア
の全セクタについてチェックし、チェックが終了する
と、ステップ#2へ進む。
【0033】ステップ#2で、図2のディフィニション
・ゾーン(Definition Zone)内に設けたDDS領域
(DDS1〜DDS4)に、そのメディアのフォーマッ
ト情報を記録する。ステップ#3で、ディスク検査装置
によって発見された欠陥セクタのアドレスの情報が記録
されているセクタから、欠陥セクタのアドレスの情報を
読み出す。
【0034】ディスク検査時に欠陥セクタが発見された
ときは、欠陥セクタのアドレスの情報が読み出されるの
で、ステップ#4で、読み出された欠陥セクタのアドレ
スの情報と、フォーマット時に発見された欠陥セクタの
アドレスの情報とを、図2のPDL領域(Primary D
efect List)に記録する。ステップ#5で、図2に示
すディスクへの記録時に発生した後発欠陥アドレスを登
録するためのSDL領域を作成して、フォーマット処理
を終了する。
【0035】以上のステップ#1〜#5の処理によっ
て、ディスク検査装置で発見された欠陥アドレスの情報
が、図2のPDL領域(PDL1〜PDL4)に記録さ
れるので、有効利用が可能になる。
【0036】
【実施例2】次に、この発明の光磁気ディスク装置につ
いて、第2の実施例を詳細に説明する。この実施例は、
請求項2の発明に関連している。この実施例は、データ
の記録時にエラーが発生した場合における欠陥セクタの
管理である。光磁気ディスク装置の構成は、先の図1と
同様であり、コントロール部1内のCPU11が、後出
の図4に示すフローに従った制御を行う点で、先の実施
例と異なっている。
【0037】すでに述べたように、従来の欠陥セクタの
管理方式では、ディスクへの記録時に交替処理が発生し
た場合、その交替処理を発生させたエラー内容について
は、ディスクに記録されないので、その後に交替処理の
原因を調査するのが容易でない、という不都合があっ
た。この第2の実施例では、ディスクへの記録時に交替
処理が発生したときは、交替を発生させたエラー内容と
その交替アドレスとを、ディフィニション・ゾーン(D
efinition Zone)内のSDL領域、すなわち、後発的
な欠陥アドレスを登録するためのSDL領域(SDL1
〜SDL4)に、欠陥セクタのアドレスと、そのセクタ
が交替されたセクタのアドレスとを記録すると共に、リ
ザーブド領域(Reserved )に、エラー内容を示すエラ
ーコードと、そのエラーが発生したセクタアドレス(欠
陥セクタのアドレス)とを記録する。
【0038】したがって、従来の欠陥セクタの管理方式
に比べて、環境の変化に対しても、交替処理の原因の調
査が容易となる。以上に述べたディスクへの記録時にお
ける交替処理発生時の動作、すなわち、ホストコンピュ
ータからのデータの記録時の動作は、次の図4に示すと
おりである。
【0039】図4は、この発明の光磁気ディスク装置に
おいて、データ記録時における主要な処理の流れを示す
フローチャートである。図において、#11〜#18は
ステップを示す。
【0040】ホストコンピュータからデータライトの指
令があると、この図4のフローがスタートする。ステッ
プ#11で、ホストコンピュータから送られたデータ
を、ディスクに記録する。この記録動作中に、エラーが
発生(ステップ#12)すると、次のステップ#13
で、交替処理に関するエラーであるかどうかチェックす
る。
【0041】もし、交替処理に関するエラーでなけれ
ば、ステップ#14へ進み、エラーによってこの図4の
フローを終了する。これに対して、交替処理に関するエ
ラーであれば、ステップ#15へ進み、交替処理を実行
する。
【0042】ステップ#16で、最終セクタまでのデー
タライトが終了したかどうか監視を行い、もし、まだ最
終セクタでなければ、再び先のステップ#11へ戻り、
同様の処理を行う。ステップ#16で、最終セクタまで
のデータライトが終了したことを検知すると、ステップ
#17へ進む。
【0043】すなわち、ホストコンピュータが要求する
データの記録が終了した後、ステップ#17の処理が行
われ、図2のSDL領域、すなわち、ディスクへの記録
時に発生した後発的な欠陥アドレスを登録するSDL
(Secondly Defect List)領域に、欠陥セクタの
アドレスと、そのセクタが交替されたセクタのアドレス
とを記録する。ステップ#18で、図2に示したリザー
ブド領域Reserved (リザーブドセクタ)に、エラーコ
ードと、そのエラーが発生したセクタアドレス(欠陥セ
クタアドレス)を記録して、この図4のフローを終了す
る。
【0044】以上のステップ#11〜#18の処理によ
って、データ記録時に発生したエラーに対応する交替処
理が実行され、欠陥セクタのアドレスと、そのセクタが
交替されたセクタのアドレスの情報、およびエラーコー
ドとそのエラーが発生したセクタのアドレスの情報と
が、ディスク上のディフィニション・ゾーンに記録され
る。
【0045】
【実施例3】次に、この発明の光磁気ディスク装置につ
いて、第3の実施例を詳細に説明する。この実施例は、
請求項3の発明に関連している。具体的にいえば、この
実施例は、先の請求項2の発明において、交替処理を発
生させたエラー内容とその交替アドレスとを記録するた
めのエラー管理テーブルを設けることにより、エラー内
容とエラーアドレスの管理が一層確実に行えるようにし
ている。
【0046】光磁気ディスク装置の構成は、先の図1と
同様であり、コントロール部1内のRAM13に、エラ
ー内容とその交替アドレスとを記録するためのエラー管
理テーブルを設けて、欠陥セクタのアドレスを管理す
る。先の図4のフローで、交替処理を行うとき(ステッ
プ#15)、図1のディスク装置に設けられたコントロ
ール部1内のRAM13に、エラー管理テーブルを設
け、エラー内容を示すエラーコードと、そのエラーが発
生したセクタの交替アドレスとを記録する。
【0047】図5は、この発明の光磁気ディスク装置に
おけるエラー管理テーブルの一実施例を示す図である。
図において、A1,A2はそれぞれ欠陥セクタのアドレ
スを示す。
【0048】この図5に示すように、各交替処理に関す
る情報は、4バイト単位の構成であり、エラーコード
(1バイト)、エラーの発生したアドレスのトラック番
号(2バイト)、エラーの発生したアドレスのセクタ番
号(1バイト)を記録することができるようになってい
る。この図5では、欠陥セクタのアドレスA1,A2に
ついてのみ、詳しく図示したが、その他も同様である。
【0049】
【発明の効果】すでに述べたように、1つのメディアの
サーティファイには、約30分もの時間を要する。しか
し、請求項1の発明によれば、サーティファイを行わな
くても、メディア固有の欠陥アドレスをそのメディアの
DPLに登録することができるので、フォーマット(サ
ーティファイ)処理の高速化が実現され、また、ディス
ク検査装置で発見された欠陥アドレスの情報の有効利用
を可能になる。
【0050】交替処理は、周囲温湿度や振動等の環境に
よって、その発生頻度が異なり、再現が困難な場合があ
る。すなわち、何故交替が発生したのか不明な場合があ
り、再現できないときは、交替原因の解析が困難であ
る。請求項2の発明では、交替を発生させたエラー内容
をメディア(ディスク)上に記録しているので、交替原
因の調査が容易になる。
【0051】請求項3の発明では、ディスク装置が、コ
ントロール部1内のRAM13に、エラー管理テーブル
を有しており、エラー内容を示すエラーコードと、その
エラーが発生したセクタの交替アドレスとが記録されて
いるので、欠陥セクタのアドレスの管理が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の光磁気ディスク装置について、その
要部構成の一実施例を示す機能ブロック図である。
【図2】この発明の光磁気ディスク装置におけるディス
ク上のレイアウトと、使用状態の一実施例を示すディス
クの概念図である。
【図3】この発明の光磁気ディスク装置において、フォ
ーマット時における主要な処理の流れを示すフローチャ
ートである。
【図4】この発明の光磁気ディスク装置において、デー
タ記録時における主要な処理の流れを示すフローチャー
トである。
【図5】この発明の光磁気ディスク装置におけるエラー
管理テーブルの一実施例を示す図である。
【図6】従来のディスクの欠陥管理方式について、その
一例を説明するためのディスクのレイアウトを示す図で
ある。
【図7】従来のディスクの欠陥管理方式について、デー
タライト時の一例を説明する図である。
【符号の説明】
1 コントロール部 11 CPU 12 ROM 13 RAM 14 データバッファ 15 SCSIコントローラ 2 ディスク制御部 3 ディスク 4 SCSIバス

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 欠陥セクタの交替処理機能を具備する光
    磁気ディスク装置において、 ディスク検査装置によって発見されたディスク上の欠陥
    アドレスを読み出す欠陥アドレス読み出し手段と、 ディスク上の端部に設けられたゾーン内に欠陥アドレス
    の登録領域を有するディスクと、 該第1の欠陥アドレスの登録領域へアドレス情報を記録
    する記録手段、とを備え、 フォーマット時に、前記欠陥アドレス読み出し手段によ
    って読み出された欠陥アドレスを、前記ディスク上のゾ
    ーン内の欠陥アドレスの登録領域に記録することを特徴
    とする光磁気ディスク装置。
  2. 【請求項2】 欠陥セクタの交替処理機能を具備する光
    磁気ディスク装置において、 ディスク上の端部に設けられたゾーン内に交替処理を発
    生させたエラー内容とその交替アドレスとの登録領域を
    有するディスクと、 該交替処理を発生させたエラー内容とその交替アドレス
    との登録領域へ情報を記録する記録手段、とを備え、 ディスクへの記録時に交替処理が発生したとき、交替処
    理を発生させたエラー内容とその交替アドレスとを前記
    ディスク上のゾーン内の登録領域に記録することを特徴
    とする光磁気ディスク装置。
  3. 【請求項3】 請求項2の光磁気ディスク装置におい
    て、 交替処理を発生させたエラー内容とその欠陥セクタのア
    ドレスとを記録するエラー管理テーブルを備えたことを
    特徴とする光磁気ディスク装置。
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JP (1) JPH05114247A (ja)

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