JPH0511243U - スイツチ装置 - Google Patents

スイツチ装置

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JPH0511243U
JPH0511243U JP6467991U JP6467991U JPH0511243U JP H0511243 U JPH0511243 U JP H0511243U JP 6467991 U JP6467991 U JP 6467991U JP 6467991 U JP6467991 U JP 6467991U JP H0511243 U JPH0511243 U JP H0511243U
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JP
Japan
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knob
pressure
case
storage portion
bellows
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Application number
JP6467991U
Other languages
English (en)
Inventor
滋保 金田
Original Assignee
株式会社東海理化電機製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケース内にシートによりスイッチ本体及びノ
ブを密封した構成のスイッチ装置において、ノブの戻り
不良及びノブの操作フィーリングの悪化を防止する。 【構成】 ケース11に収納部12を設け、収納部12
にスイッチ本体17及びこれを押圧操作するノブ22を
配設する。ケース11の上面にはノブ22を覆うように
シート25を接着剤26により接着し、収納部12を密
閉する。そして、連通孔16にパイプ28を介してベロ
ーズ27を接続することにより、収納部12内とベロー
ズ27内とを連通させており、周囲温度の変化に伴う収
納部12内の圧力変化をベローズ27が伸縮することに
より調整して、シート25に掛かる圧力を軽減するよう
にしている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ケース内にシートによりスイッチ本体及びノブを密封した、いわゆ る防水形のスイッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、この種のスイッチ装置には、例えば図3に示すように、ケース1内 に設けられた収納部2にスイッチ本体3及びこれを押圧操作するノブ4を配設し 、ケース1の表面に、このノブ4を覆い且つ前記収納部2を密閉するようにシー ト5を接着して防水性を持たせるようにしたものがある。
【0003】 而して、このものでは、シート5を介してノブ4を押圧操作することによりス イッチ本体3をオン、オフさせるようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来では、収納部2が密閉されているために、周囲の温度変化 によって収納部2内の圧力が変化することになる。
【0005】 このため、例えば収納部2内の圧力が異常に高くなった場合に、シート5に大 きな圧力が作用して、僅かではあるが収納部2内の空気がシート5の接着部分か ら洩れ出して収納部2内の空気量が減少し、このような状態で、逆に収納部2内 の圧力が低くなることに伴い、ノブ4を覆うシート5が外気圧に押されて凹んで しまい、ノブ4が元の位置に戻り難くなったり、ノブ4の操作フィーリングが悪 くなったりしてしまうことがあった。
【0006】 本考案は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ノブの戻り不良 やノブの操作フィーリングの悪化を極力防止し得るスイッチ装置を提供するにあ る。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案のスイッチ装置は、収納部を有するケースと、この収納部に配設された スイッチ本体と、このスイッチ本体を操作するノブと、このノブを覆うと共に前 記収納部を密閉するように前記ケースに設けられた可撓性を有するシートとを備 えたものにおいて、前記収納部と連通し内部の圧力変化に基づき内部容量が変化 する圧力調整手段を設けたところに特徴を有する。
【0008】
【作用】
周囲の温度変化に伴い収納部内の圧力が変化するようになるが、その収納部内 の圧力は圧力調整手段の内部容量の変化に基づき調整されるようになるから、収 納部内の圧力変化は緩和される。よって、収納部内の圧力変化に伴ってシートに 作用する圧力は軽減される。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の第1実施例につき図1を参照して説明する。ケース11には収 納部12が形成されている。この収納部12は、ケース11の下部に下面側が開 口するように形成された第1の凹部13と、この第1の凹部13と連通して形成 された挿通孔14と、ケース11の上面部分に挿通孔14と連通して形成され上 面が開口した第2の凹部15とから構成されている。また、ケース11の左部に は、収納部12の第2の凹部15と連通するようにL字状の連通孔16が形成さ れている。
【0010】 上記収納部12の第1の凹部13にはスイッチ本体17が配設されている。こ のスイッチ本体17は、図示しない可動接点を有し上方へ付勢された可動部18 と、この可動部18の上下動を許容するように設けられた容器19と、図示しな い固定接点を有する基板20とから構成されるものであり、その基板20が第1 の凹部13の下面開口部を閉塞する状態で配設されている。そして、基板20の 下面側には封止樹脂21が設けられており、その封止樹脂21により収納部12 の下面側が封止されている。
【0011】 また、上記収納部12には略T字状をなすノブ22が配設されている。このノ ブ22は棒状をなす脚部23が挿通孔14内に若干の隙間を存して挿入されると 共に、その脚部23がスイッチ本体17の可動部18の上面にて受け支持されて いる。ノブ22の頭部24は第2の凹部15内に突出していて、その頭部24の 下面と第2の凹部15の底面15aとの間にノブ22の上下動を許容する隙間が 形成された状態になっている。
【0012】 ケース11の上面にはノブ22を覆うように薄膜状のシート25が設けられて いる。このシート25はケース11の上面に接着剤26によって接着されており 、収納部12を外部から密閉するようにしている。このシート25は可撓性を有 しており、例えばポリエチレンフイルムによって構成されるものである。
【0013】 而して、シート25を介してノブ22の頭部24を押圧操作することにより、 脚部23がスイッチ本体17の可動部18を押圧して、スイッチ本体17をオン 状態にし、ノブ22に対する押圧力を解除することにより、ノブ22が可動部1 8の付勢力によって原位置に復帰し、スイッチ本体17がオフ状態とされるよう になっている。
【0014】 一方、ケース11の左部下方には圧力調整手段としてのベローズ27が設けら れている。このべローズ27はパイプ28を介して前記連通孔16と連通されて おり、従って、収納部12内とベローズ27内とは連通状態にある。このベロー ズ27は、例えばポリプロピレンから形成されており、べローズ27を伸縮させ るのに必要な圧力は、前記ノブ22を押圧操作する操作力及びシート25を接着 剤26に抗して剥離する剥離力よりも小さく設定されている。
【0015】 尚、前記スイッチ本体17に接続されたコード29は封止樹脂21を介して外 部に導出されている。
【0016】 而して、上記構成によれば、ケース11の周囲温度が高くなり収納部12内の 圧力が高くなった場合には、ベローズ27が伸長することで収納部12内の圧力 上昇が抑制され、これとは逆に、ケース11の周囲温度が低くなり収納部12内 の圧力が低くなった場合には、ベローズ27が収縮することで収納部12内の圧 力低下が抑制されるようになる。
【0017】 つまり、収納部12内の圧力は、ベローズ27の伸縮によるベローズ27自身 の内部容量の変化に基づき調整されるようになるから、従来のように収納部内の 圧力が高くなり収納部内の空気が洩れ出してしまうことがなくなる。このため、 外気圧に押されてシートが凹んでしまうということがなくなり、ノブが元の位置 に戻り難くなったり、ノブの操作フィーリングが悪くなったりしてしまうことを 極力防止し得る。
【0018】 尚、上記第1実施例においては、圧力調整手段としてベローズ27を用いたが 、これの代わりにゴム風船のようなものを用いる構成としても良い。
【0019】 また、図2には、本考案の第2実施例を示す。この第2実施例は、上記第1実 施例とは次の点が異なっている。すなわち、ケース11における第1の凹部13 の下方部分の凹部を容量可変室30とし、この容量可変室30の下面を弾性を有 するフィルム31によって密閉する。また、スイッチ本体17の基板20aに連 通孔32を形成し、収納部12内と容量可変室30内とを連通させる。この場合 は、容量可変室30とフィルム31とで圧力調整手段33を構成している。
【0020】 このものによれば、収納部12内の圧力が高くなった場合には、同図の二点鎖 線で示すように、フィルム31が膨らみ容量可変室30の容量が大きくなること で収納部12内の圧力上昇を抑制し、これとは逆に、収納部12内の圧力が低く なった場合には、同図の一点鎖線で示すように、フィルム31が凹み容量可変室 30の容量が小さくなることで収納部12内の圧力低下を抑制する。
【0021】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案のスイッチ装置によれば、収納部内の 圧力は圧力調整手段の内部容量の変化によって調整されるから、収納部を密閉す るシートに掛かる圧力を軽減でき、よって、ノブの戻り不良や操作フィーリング の悪化を極力防止し得るという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す縦断面図
【図2】本考案の第2実施例を示す縦断面図
【図3】従来例を示す図1相当図
【符号の説明】
11はケース、12は収納部、16は連通孔、17はス
イッチ本体、22はノブ、25はシート、27はベロー
ズ(圧力調整手段)、30は容量可変室、31はフィル
ム、32は連通孔、33は圧力調整手段を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 収納部を有するケースと、この収納部に
    配設されたスイッチ本体と、このスイッチ本体を操作す
    るノブと、このノブを覆うと共に前記収納部を密閉する
    ように前記ケースに設けられた可撓性を有するシートと
    を備えたスイッチ装置において、前記収納部と連通し内
    部の圧力変化に基づき内部容量が変化する圧力調整手段
    を設けたことを特徴とするスイッチ装置。
JP6467991U 1991-07-19 1991-07-19 スイツチ装置 Pending JPH0511243U (ja)

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