JPH05112379A - 半導体装置用の包装材 - Google Patents

半導体装置用の包装材

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JPH05112379A
JPH05112379A JP3297732A JP29773291A JPH05112379A JP H05112379 A JPH05112379 A JP H05112379A JP 3297732 A JP3297732 A JP 3297732A JP 29773291 A JP29773291 A JP 29773291A JP H05112379 A JPH05112379 A JP H05112379A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor device
packaging material
adhesive
embossed
adhesive material
Prior art date
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Pending
Application number
JP3297732A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Yamanaka
英雄 山中
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP3297732A priority Critical patent/JPH05112379A/ja
Publication of JPH05112379A publication Critical patent/JPH05112379A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】半導体装置載置部10を有し、該半導体装置載
置部にピックアップ用穴16が設けられたエンボステー
プ又はエンボストレー形態であって、半導体装置のリー
ド部に曲がりが発生することがなくしかも作業性の良
い、半導体装置用の包装材1を提供することにある。 【構成】包装材は、ピックアップ用穴16の少なくとも
一部分を塞ぐように、半導体装置載置部10の半導体装
置を載置する面12とは反対側の面14に貼り着けられ
た粘着材20を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置用の包装材
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、QFP(Quad Flat Package)、
VQFP(Very Small Quad Flat Package)、SOP
(Small Outline Package)、VSOP(Very Small Ou
tline Package)、又はQFJ(Quad Flat J-leaded pa
ckage)タイプの半導体装置は、例えば図4に模式的に
示すようなエンボステープ形態の包装材に包装されて出
荷されている。これらのエンボステープ形態の包装材
は、日本電子機械工業会規格EIAJ−RC−1009
Aに規定されている。尚、図4(A)はエンボステープ
形態の包装材の拡大平面図であり、図4(B)は線B−
Bに沿った拡大断面図である。図4中、50は包装材、
52は半導体装置載置面、そして54はピックアップ用
穴である。
【0003】QFP又はVQFPタイプの半導体装置
は、例えば図5に模式的に示すようなエンボストレー形
態の包装材に包装されて出荷される場合もある。尚、図
5(A)はエンボストレー形態の包装材の拡大平面図で
あり、図5(B)は線B’−B’に沿った拡大断面図で
ある。図5中、60は包装材、62は半導体装置載置
面、そして64はピックアップ用穴である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】エンボステープ形態の
包装材に半導体装置を包装するとき、テーピング作業中
の衝撃で半導体装置が動き、半導体装置のリード部が曲
がる虞れがある。
【0005】また、エンボステープ又はエンボストレー
形態の包装材に半導体装置を包装して半導体装置を運搬
するとき、衝撃によって半導体装置が動き、半導体装置
のリード部が曲がる虞れもある。
【0006】更に、包装材内の半導体装置の向きが一様
でないため、半導体装置を包装材からピックアップして
例えばプリント配線板等へのマウントの際に、半導体装
置のアラインメントが必要とされ、作業性が悪いといっ
た問題もある。
【0007】従って、本発明の目的は、半導体装置載置
部を有し、該半導体装置載置部にピックアップ用穴が設
けられたエンボステープ又はエンボストレー形態であっ
て、半導体装置のリード部に曲がりが発生することがな
くしかも作業性の良い、半導体装置用の包装材を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、包装材
が、ピックアップ用穴の少なくとも一部分を塞ぐよう
に、半導体装置載置部の半導体装置を載置する面とは反
対側の面に貼り着けられた粘着材を備えることによって
達成される。
【0009】包装材は、例えば、カーボン入り塩化ビニ
ール樹脂、帯電防止処理済のポリエステル樹脂から成る
ことが好ましい。
【0010】ピックアップ用穴の形状は、丸形、正方
形、長方形、隅を丸めた正方形あるいは長方形、長円
形、あるいは楕円形等、半導体装置の外形寸法に依存し
て任意に選択することができる。ピックアップ用穴の寸
法は、チップの大きさあるいはダイパッドの大きさが適
当である。
【0011】半導体装置と粘着材との間の剥離強度は7
0〜150gfが適当である。
【0012】粘着材は、フィルム又は紙から成る基材の
表面に感圧性接着剤を塗布した構成が好ましい。基材は
シート状あるいはテープ状であることが望ましい。粘着
材の強度は、半導体装置を包装材からピックアップする
とき、ピックアップ用ピンによって粘着材が突き破られ
るような強度でも、突き破られないような強度でもよ
い。半導体装置載置面と接触していない接着剤の部分に
は、保護紙あるいは保護フィルムが貼り合わされていて
もよい。
【0013】
【作用】半導体装置は粘着材によって包装材に固定され
ている。従って、半導体装置が包装材の半導体装置載置
面から移動することがない。
【0014】
【実施例】図1に、本発明のエンボステープ形態の半導
体装置用の包装材の横断方向(エンボステープの長さ方
向と直角の方向)の断面図を示す。エンボステープの形
態の包装材1は、半導体装置載置面10を有し、半導体
装置載置面10の表面12には半導体装置が固定され
る。半導体装置載置面10の裏面14(以下、単に裏面
ともいう)には粘着材20が貼り付けられている。粘着
材20の幅(w)は、ピックアップ用穴16の幅(W)
よりも広い。粘着材20はテープ状である。
【0015】図1においてはピックアップ用穴16の全
部がテープ状の粘着材20で塞がれている。しかしなが
ら、粘着材20の幅(w)をピックアップ用穴16の幅
(W)よりも狭くして、ピックアップ用穴16の一部分
のみが粘着材20によって塞がれるような形態とするこ
ともできる。
【0016】粘着材20を、テープ状ではなく切断片状
とし、1枚の粘着材の切断片の大きさを1つのピックア
ップ用穴16の全部あるいは一部分を塞ぐように選択
し、粘着材の切断片を1枚ずつ裏面に貼り付けることも
できる。
【0017】エンボストレー形態の包装材においては、
裏面にシート状の粘着材を貼り付ける。シート状の粘着
材を、テープ状の粘着材に置き換えることができる。こ
の場合、ピックアップ用穴の全部あるいは一部分を塞ぐ
ように、ピックアップ用穴の幅に対して粘着材の幅を適
宜選択することができる。あるいは、シート状の粘着材
を切断片状の粘着材に置き換えることができる。この場
合、1枚の切断片状の粘着材の大きさを、1つのピック
アップ用穴の全部あるいは一部分を塞ぐように適宜選択
し、粘着材の切断片を1枚ずつ裏面に貼り付けることが
できる。
【0018】図1に示した包装材1に半導体装置を固定
する方法を、図2を参照して以下例示する。半導体装置
30を吸着ゴムパッド32を用いて真空吸着して、包装
材1の半導体装置載置面の表面12に置く。次に、固定
用治具34を上昇させて、ピックアップ用穴16を通し
て粘着材20と半導体装置30とを接着する。これによ
って、半導体装置30は包装材1の半導体装置載置面の
表面12に固定される。
【0019】半導体装置30を包装材1からピックアッ
プする方法を図3に例示する。吸着ゴムパッド42を用
いて半導体装置30を真空吸着する。そして、ピックア
ップ用ピン44を上昇させながら、吸着ゴムパッドを上
昇させる。この時、ピックアップ用ピン44が粘着材2
0を突き破っても突き破らなくてもよい。こうして、包
装材1から半導体装置30をピックアップすることがで
きる。
【0020】
【発明の効果】半導体装置は、ピックアップ用穴を通し
て粘着材によって包装材の半導体装置載置面に固定され
ている。それ故、包装作業中あるいは運搬中の衝撃等に
よって半導体装置のリード部が曲がることを効果的に防
止することができる。
【0021】また、包装材上で半導体装置の向きが整列
しているので、半導体装置のピックアップの作業性に優
れているばかりか、リード部の曲がり検査を容易に自動
化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエンボステープ形態の半導体装置用の
包装材の実施例を示す、横断方向の断面図である。
【図2】図1に示した包装材に半導体装置を固定する方
法を示す断面図である。
【図3】半導体装置を包装材からピックアップする方法
を示す断面図である。
【図4】従来のエンボステープ形態の半導体装置用の包
装材を示す図である。
【図5】従来のエンボストレー形態の半導体装置用の包
装材を示す図である。
【符号の説明】
1 包装材 10 半導体装置載置面 12 半導体装置載置面の表面 14 半導体装置載置面の裏面 16 ピックアップ用穴 20 粘着材 30 半導体装置 32,42 吸着ゴムパッド 34 固定用治具 44 ピックアップ用ピン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体装置載置部を有し、該半導体装置載
    置部にピックアップ用穴が設けられたエンボステープ又
    はエンボストレー形態の半導体装置用の包装材であっ
    て、 該ピックアップ用穴の少なくとも一部分を塞ぐように、
    半導体装置載置部の半導体装置を載置する面とは反対側
    の面に貼り着けられた粘着材を備えていることを特徴と
    する半導体装置用の包装材。
JP3297732A 1991-10-18 1991-10-18 半導体装置用の包装材 Pending JPH05112379A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3297732A JPH05112379A (ja) 1991-10-18 1991-10-18 半導体装置用の包装材

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JP3297732A JPH05112379A (ja) 1991-10-18 1991-10-18 半導体装置用の包装材

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JPH05112379A true JPH05112379A (ja) 1993-05-07

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ID=17850463

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JP3297732A Pending JPH05112379A (ja) 1991-10-18 1991-10-18 半導体装置用の包装材

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