JP3229068B2 - Tabフィルム及びそのtabフィルムを用いた半導体装置 - Google Patents

Tabフィルム及びそのtabフィルムを用いた半導体装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置の実装に関
し、特にTAB(Tape Automated Bonding)フィルムを
用いて実装された半導体装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術によるTABフィルムを用い
た半導体装置を、図2を参照して説明する。TABフィ
ルムは次のような構成である。フィルムキャリア21の
両端には該フィルムキャリア21を搬送するためのスプ
ロケットホ−ル22と、半導体チップ23を置くための
デバイスホ−ル24とアウタ−リ−ドホ−ル25とが設
けられている。フィルムキャリア21上には、インナ−
リ−ド26と該インナ−リ−ド26に連なるアウタ−リ
−ド27(入力側及び出力側)とが形成されている。こ
のようなTABフィルムを用いて、半導体チップ23は
表面上に設けられたパッド電極(図示せず)にインナ−
リ−ド26が接続されて実装される。但し上記パッド電
極は半導体チップ23の各辺と平行に列状に形成されて
いる。
【0003】ここで、上記パッド電極と接続するインナ
−リ−ド26はX方向テ−プ中心線28またはY方向テ
−プ中心線29に対し並列に形成され、一方0LB(Ou
terLead Bonding)エリア30におけるアウタ−リ−ド
27はX方向テ−プ中心線28に対し並列に形成されて
いる。また、パッド電極ピッチ即ちインナ−リ−ドピッ
チ31と、OLBエリア30におけるアウタ−リ−ドピ
ッチ32とは異なるため、アウタ−リ−ド27に2カ所
の屈曲部33を設ける。
【0004】ところで、TABフィルムを用いてパッケ
−ジングされた半導体装置を回路基板等に搭載するた
め、OLBエリア30は一定の領域を必要とする。従っ
て、パッケ−ジサイズ34をより縮小するには、2カ所
の屈曲部33の間(以下、配線領域35とする)を狭く
することが考えられる。配線領域35を狭くすると、配
線領域35におけるアウタ−リ−ド27のY方向テ−プ
中心線29を基準とする配線角度36は小さくなり、そ
れと同時に配線領域35におけるアウタ−リ−ド27の
配線ピッチ37も狭くなる。
【0005】しかしながら、狭い配線ピッチ37となる
ようにアウタ−リ−ド27を形成することは容易ではな
い。また、TABフィルム自体を折り曲げ立体的に実装
する際に配線領域35に応力がかかり、とりわけ屈曲部
33に応力が集中される。そのため屈曲部33からの破
断が発生しやすく、数多くの屈曲部33を有することは
それだけ半導体装置の信頼性の低下につながっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、TAB
フィルムを用いた半導体装置のパッケ−ジサイズを縮小
するために、TABフィルムにおける配線領域を狭くす
ることにより達成するには限界がある。また、破断箇所
となる屈曲部は少ない程望ましい。
【0007】それ故に、本発明の目的は、パッケ−ジサ
イズを縮小すると共に信頼性の高いTABフィルム及び
そのTABフィルムを用いた半導体装置を提供すること
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によるTABフィ
ルムは、フィルムキャリア上にインナ−リ−ド及びアウ
タリ−ドとが次のように形成されている。上記インナ−
リ−ドはY方向テ−プ中心線に対し斜めに形成され、さ
らに上記インナ−リ−ドに続く上記アウタ−リ−ドはO
LBエリアの先端まで上記インナ−リ−ド同様に斜めに
形成され、OLBエリアの先端において屈曲し、X方向
テ−プ中心線と並列に形成される。
【0009】半導体チップは該チップの各辺に対して斜
めに配置されたパッド電極を有しており、該パッド電極
は上記インナ−リ−ドに接続され、上記半導体チップは
上記TABフィルムを用いてパッケ−ジングされる。
【0010】
【作用】上記TABフィルムによれば、上記インナ−リ
−ド及び上記アウタ−リ−ドとはY方向テ−プ中心線を
基準とする角度を大きく採ることができるため、それら
リ−ドを容易に形成することができると共にパッケ−ジ
サイズを縮小することもできる。また、上記アウタ−リ
−ドの屈曲箇所は各々一つの屈曲部のみであり、破断箇
所となる屈曲部を大幅に減少され信頼性の高い半導体装
置を提供することが可能である。
【0011】
【実施例】本発明による一実施例を図1より説明する。
図1は、TABフィルムを用いた半導体装置を模式的に
表す平面図である。TABフィルムは次のような構成で
ある。フィルムキャリア1の両端には該フィルムキャリ
ア1を搬送するためのスプロケットホ−ル2と、半導体
チップ3を置くためのデバイスホ−ル4とアウタ−リ−
ドホ−ル5とが設けられている。フィルムキャリア1上
にはインナ−リ−ド6と該インナ−リ−ド6に連なるア
ウタ−リ−ド7(入力側及び出力側)とが形成されてい
る。このようなTABフィルムを用いて半導体チップ3
は、その表面上に設けられたパッド電極(図示せず)に
インナ−リ−ド6を接続することにより実装される。但
し、上記パッド電極は半導体チップ3の各辺に対して一
定の角度を持つように、つまり各辺に対して斜めとなる
配置に形成されている。
【0012】ここで、上記パッド電極と接続されるイン
ナ−リ−ド6に連なるアウタ−リ−ド7は、例えばY方
向テ−プ中心線8に対し一定の配線角度9を有し、屈曲
部10を通過し0LB(Outer Lead Bonding)エリア1
1におけるアウタ−リ−ド7はX方向テ−プ中心線12
に対し並列に形成されている。従って、各アウタ−リ−
ド7は一つの屈曲部10を有する形状となる。さらに、
アウタ−リ−ド7はインナ−リ−ド6から屈曲部10ま
で直線的に形成されるため、配線角度9を大きくとるこ
とができ配線ピッチ13も大きくすることができる。
【0013】つまり、インナ−リ−ド6自体をY方向テ
−プ中心線8に対し斜めに形成するため、インナ−リ−
ド6に続くアウタ−リ−ド7をもOLBエリア11に至
る屈曲部10までインナ−リ−ド6同様に斜めに形成す
ることが可能である。それにより、OLBエリア11ま
でのアウタ−リ−ド7の領域を狭くすることができると
同時にOLBエリア11においても回路基板等に搭載す
る際に必要な一定領域を確保することができる。このよ
うなTABフィルムを用いた半導体装置とすることによ
り、パッケ−ジサイズ14を大幅に縮小することが可能
であり、その結果コストダウンを図ることができる。更
に、屈曲部10を一か所とすることは、実装時の応力集
中箇所、即ち破断箇所を少なくすることであり、高信頼
性の半導体装置を提供することができる。
【0014】なお、本実施例は半導体チップの各辺に対
し斜めに配置されたパッド電極のみを有する半導体チッ
プの場合であるが、斜めに配置されたパッド電極と共に
辺と平行になるように列状に配置されたパッド電極を含
む半導体チップの場合であっても、斜めに配置されたパ
ッド電極に対して本実施例と同様に適用することができ
る。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、インナ−リ−ドをY方
向テ−プ中心線に対し斜めに形成し、それに続くアウタ
−リ−ドの屈曲部を一か所とすることができる。それゆ
え、パケ−ジサイズを縮小すると共に高信頼性の半導体
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による半導体装置を模式的に示す平面図
である。
【図2】従来の技術による半導体装置を模式的に示す平
面図である。
【符号の説明】
1…フィルムキャリア、2…スプロットホ−ル、3…半
導体チップ 4…デバイスホ−ル、5…アウタ−リ−ドホ−ル、6…
インナ−リ−ド 7…アウタ−リ−ド、8…Y方向テ−プ中心線、9…配
線角度、10…屈曲部 11…0LB(Outer Lead Bonding)エリア、12…X
方向テ−プ中心線 13…配線ピッチ、14…パッケ−ジサイズ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/60

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも辺に対して斜めに配置された
    パッド電極を有する半導体チップと、 フィルムキャリアの中心線に対し角度を有するインナー
    リードと、上記角度を有し形成された領域と上記中心線
    と垂直に形成された領域とからなるアウターリードとを
    少なくとも含むTABフィルムとを備え、 上記インナーリードは上記パッド電極と接続されること
    を特徴とする半導体装置。
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KR102009827B1 (ko) * 2016-12-30 2019-08-12 스템코 주식회사 연성 회로 기판 및 이의 포함하는 전자 제품 제조 방법

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