JPH05111798A - 油圧パンチプレス機 - Google Patents

油圧パンチプレス機

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Publication number
JPH05111798A
JPH05111798A JP27523691A JP27523691A JPH05111798A JP H05111798 A JPH05111798 A JP H05111798A JP 27523691 A JP27523691 A JP 27523691A JP 27523691 A JP27523691 A JP 27523691A JP H05111798 A JPH05111798 A JP H05111798A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
punch
head
punch press
hydraulic
Prior art date
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Pending
Application number
JP27523691A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoki Mise
知樹 三瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP27523691A priority Critical patent/JPH05111798A/ja
Publication of JPH05111798A publication Critical patent/JPH05111798A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/0076Noise or vibration isolation means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Punching Or Piercing (AREA)
  • Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)
  • Control Of Presses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 加工時の騒音を低減する。 【構成】 油圧パンチプレス機1は、パンチ41及びダ
イ43から構成される加工ヘッドと、パンチ41を予め
設定された打ち抜き速度で油圧により駆動するアクチュ
エータ40と、加工プログラム37からMコードを読み
込み、打ち抜き速度をMコードに応じた所定の割合の速
度に制御してパンチ41を駆動する制御装置30とを備
えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パンチプレス機、特
に、油圧駆動によりパンチ加工を行う油圧パンチプレス
機に関する。
【0002】
【従来の技術】板材に孔開け加工等を行うパンチプレス
機として、油圧駆動型パンチプレス機が用いられてい
る。この油圧パンチプレス機は、一般に、パンチヘッド
及びダイヘッドから構成される加工ヘッドと、パンチヘ
ッドを油圧により昇降させるアクチュエータとを備えて
いる。加工の際には、パンチヘッド及びダイヘッドの間
に板材を配置させ、アクチュエータによりパンチヘッド
を昇降させて孔開け加工等を行っている。
【0003】また、従来の油圧パンチプレス機では、工
具(パンチ及びダイ)の種類によってパンチの打ち抜き
速度を制御しており、工具が変更された場合にも常に良
好な加工が行えるようにしている。この打ち抜き速度
は、加工プログラムに記述されたツール情報によって制
御される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の油圧パンチプレ
ス機では、工具の種類によってパンチ打ち抜き速度が変
更できるようになっている。一方、夜間等において加工
時の騒音を低減したい場合がある。ところが、従来の油
圧パンチプレス機では工具が同じであれば打ち抜き速度
も一定であるため、状況によって打ち抜き速度を変更
し、加工機自体から発生する騒音を低減するのは容易で
はない。
【0005】本発明の目的は、状況に応じて容易に打ち
抜き速度を変更でき、加工時の騒音を低減することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る油圧パンチ
プレス機は、加工ヘッドと、駆動部と、制御手段とを備
えている。前記加工ヘッドは、パッチヘッドとダイヘッ
ドとから構成されている。前記駆動部は、パッチヘッド
を予め設定された打ち抜き速度で油圧により駆動するも
のである。前記制御手段は、加工プログラムから制御コ
ードを読み込み、打ち抜き速度を制御コードに応じた所
定の割合の速度に制御してパンチヘッドを駆動する手段
である。
【0007】
【作用】本発明では、たとえば工具情報に応じて予め打
ち抜き速度が設定され、この設定された打ち抜き速度に
応じて加工が行われる。一方、加工プログラムには、工
具情報による速度設定とは別に、Mコード等の制御コー
ドによって前記設定された打ち抜き速度をどの程度の割
合にするかが指定される。
【0008】したがって、状況に応じて、打ち抜き速度
をたとえば50%にするよう加工プログラム中に指定し
ておけば、工具が同じ場合にも打ち抜き速度を予め設定
された速度の半分にでき、加工時の騒音が低下する消音
モードを非常に容易に設定できる。
【0009】
【実施例】図1及び図2は、本発明の一実施例による油
圧パンチプレス機を示している。ここでは、タレットパ
ンチプレス機を例にとる。パンチプレス機1は、主に、
下部フレーム2と、下部フレーム2の上方に配置された
上部フレーム3と、上部フレーム3を後方で支持するス
ロート部4とから構成されている。
【0010】下部フレーム2の上面中央には、固定テー
ブル10が配置されている。下部フレーム2の上面両側
部には、1対のガイドレール5,6が配置されている。
ガイドレール5,6上には、キャリッジ7が奥行き方向
(Y軸方向)に移動可能に配置されている。キャリッジ
7には、固定テーブル10の両側方に配置された移動テ
ーブル8,9が固定されている。キャリッジ7には、板
材11を把持するための1対のワークホルダ13,14
が装着されたクロススライド15が、左右方向(X軸方
向)に移動可能に設けられている。
【0011】キャリッジ7をY軸方向に移動させる移動
機構は、移動テーブル9の下方に配置されている。この
移動機構は、サーボモータ16と、これに連結されたボ
ールねじ17と、ボールねじ17に螺合するボールナッ
ト18とから構成されている。ボールナット18は、移
動テーブル9の下面に固定されている。一方、クロスス
ライド15をX軸方向に移動させる移動機構は、キャリ
ッジ7内に配置されている。この移動機構は、キャリッ
ジ7の一端に配置されたサーボモータ20と、これに連
結されたボールねじ21と、ボールねじ21に螺合する
ボールナット23とから構成されている。ボールナット
23は、クロススライド15に固定されている。
【0012】上部フレーム3には、複数のパンチを収容
する上タレット12が回動可能に設けられている。上タ
レット12内には、アクチュエータ(後述)により昇降
するパンチヘッドが設けられている。一方、下部フレー
ム2側には、複数のダイを収容する下タレット22が上
タレット12に対向配置されている。これら上タレット
12や下タレット22等によって加工部が構成されてお
り、その加工ヘッド位置は図2のAである。
【0013】スロート部4内には、図3に示すような制
御装置30が設けられている。この制御装置30は、コ
ントローラとしてのCNC31、MMC32及びPMC
33を備えている。各コントローラ間ではウインドウを
介してデータの授受が高速で行われるようになってい
る。CNC31は、CPU、ROM及びRAM等を含ん
でいる。MMC32は、加工制御用のROM及びRAM
を有しており、またMMC32には、図5に示すよう
に、キーボード34、テープリーダ35及び他の入出力
部が接続されている。PMC33は、同様に加工制御用
のROM及びRAMを有している。MMC32及びPM
C33には、DSC(ディジタル・サーボ・コントロー
ラ)36が接続されている。
【0014】MMC32のRAM内には、図4に示すよ
うに、加工プログラム37上で予め指定された各Mコー
ド(たとえばM80等)に応じて後段のDSC36に速
度指令を出力するためのテーブルが格納されている。こ
のDSC36への各速度指令に応じてアクチュエータ
(後述)の速度制御が行われる。前記テーブル中のMコ
ードと速度指令との対応関係は、図4に示すように、M
80の場合におけるアクチュエータの昇降速度(板材打
ち抜き時)をvとするとき、M81のときが0.75v
(すなわちオーバーライド75%)、M82のときが
0.5v(オーバーライド50%)、M83のときが
0.25v(オーバーライド25%)となっている。
【0015】DSC36には速度制御部38が接続され
ている。速度制御部38は、速度アンプ及び積分回路等
から構成されている。一方、加工ヘッド位置A(図2)
には、アクチュエータ40が上下に配置されている。ア
クチュエータ40のピストンロッド先端には、加工ヘッ
ド位置Aに配置されたパンチ41の頭部が係合し得る係
合部42が取り付けられている。アクチュエータ40に
は、電磁式4ポート3位置切り換え弁44が接続されて
いる。切り換え弁44のスプールには、サーボコントロ
ールコイル45及びフィードバック検出器46が設けら
れている。サーボコントロールコイル45には、速度制
御部38からの制御信号が入力されている。また、フィ
ードバック検出器46の検出信号は速度制御部38に入
力されており、スプールの移動量が速度制御部38によ
ってフィードバック制御される。これにより、切り換え
弁44を通過する流量が制御されて、アクチュエータ4
0の昇降速度が制御されるようになっている。また、ア
クチュエータ40には、ピストンの位置検出を行う位置
検出器47が設けられている。位置検出器47の出力
は、A/D変換器48を介してDSC36に入力されて
いる。
【0016】PMC35には圧力制御部50が接続され
ている。圧力制御部50はアクチュエータ40の圧力制
御を行うためのものである。圧力制御部50からの圧力
指令は、電磁式リリーフ弁51に入力されている。ま
た、リリーフ弁51は、ポンプ52及びこれを駆動する
モータ53を含む油圧回路54に接続されている。この
油圧回路54には、チェック弁等を含む他の油圧機器5
5が接続されている。油圧回路54の油圧ラインは切り
換え弁44に接続されている。
【0017】次に、動作について説明する。加工の際に
は、まず、MMC32のテープリーダ35により、図4
に示すような加工プログラム37が読み込まれる。加工
プログラム37には、上述のようにツール情報の他に各
種Mコードが予め設定されている。MMC32は、CN
C31及びPMC33との間で信号の授受を行いつつ、
加工プログラム37に基づいた各種制御指令を出力す
る。この制御指令には、上述したように、加工プログラ
ム37からの各Mコードに対応してMMC32のRAM
内のテーブルから選択された各速度指令が含まれてい
る。この速度指令は、速度制御部38に入力されて処理
され、サーボコントロールコイル45に入力される。こ
れにより、切り換え弁44のスプール移動量が設定さ
れ、切り換え弁44を通過する流量が制御される。な
お、スプール移動量は、フィードバック検出器46によ
って検出され、この検出信号は速度制御部38に入力さ
れてフィードバック制御が行われる。このようにして、
アクチュエータ40のピストン昇降速度がコントロール
される。
【0018】すなわちMコードの数値が80,81,…
と大きくなるにしたがいアクチュエータ40への流量が
制御されて、パンチ41の昇降速度vが減速される。こ
れにより、パンチ41及びダイ43による板材打ち抜き
時の騒音が低減する。なお、アクチュエータ40のピス
トンの位置は、位置検出器47によって検出され、この
検出信号はA/D変換器48によってディジタル変換さ
れてDSC36に入力される。
【0019】また、PMC33は、CNC31及びMM
C32との間で信号の授受を行いつつ、圧力制御部50
に対して圧力指令を出力する。圧力制御部50は、PM
C33からの圧力指令に基づいてリリーフ弁51のスプ
ール位置を制御する。これにより、油圧回路54の油圧
がコントロールされ、切り換え弁44には、PMC35
からの圧力指令に基づいた所定圧の油圧が供給されるこ
とになる。
【0020】このような本実施例では、加工プログラム
37で予め設定されたMコードに応じてオーバライド値
が設定されてアクチュエータ40の速度制御が行われる
ので、容易に打ち抜き速度を制御でき、加工時の騒音を
容易に低減できる。なお、前記実施例では、アクチュエ
ータ40の昇降速度(すなわち上昇及び下降速度)を制
御するものを示したが、少なくとも下降速度のみを制御
するようにすれば騒音の低減を効果的に行える。
【0021】
【発明の効果】本発明に係る油圧パンチプレス機によれ
ば、加工プログラムからの制御コードに応じて予め設定
されたパンチヘッドの打ち抜き速度を所定の割合に制御
するので、容易に打ち抜き速度を変更でき、加工時の騒
音を容易に低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による油圧パンチプレス機の
全体斜視図。
【図2】その平面概略図。
【図3】前記油圧パンチプレス機の制御装置の概略ブロ
ック図。
【図4】Mコードと速度指令との対応関係を示す図。
【図5】MMCの概略ブロック図。
【符号の説明】
1 油圧パンチプレス機 A 加工ヘッド位置 30 制御装置 40 アクチュエータ 41 パンチ 43 ダイ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パンチヘッドとダイヘッドとから構成され
    る加工ヘッドと、前記パンチヘッドを予め設定された打
    ち抜き速度で油圧により駆動する駆動部と、加工プログ
    ラムから制御コードを読み込み、前記打ち抜き速度を前
    記制御コードに応じた所定の割合の速度に制御して前記
    パンチヘッドを駆動する制御手段とを備えた油圧パンチ
    プレス機。
JP27523691A 1991-10-23 1991-10-23 油圧パンチプレス機 Pending JPH05111798A (ja)

Priority Applications (1)

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JP27523691A JPH05111798A (ja) 1991-10-23 1991-10-23 油圧パンチプレス機

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JPH05111798A true JPH05111798A (ja) 1993-05-07

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ID=17552597

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008234293A (ja) * 2007-03-20 2008-10-02 Ntt Data Corp グリッドシステム、グリッド処理方法、及び、コンピュータプログラム
CN111906397A (zh) * 2019-05-10 2020-11-10 发那科株式会社 线放电加工机以及线放电加工方法

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