JPH05111273A - スピンドル・モータの停止制御方式 - Google Patents

スピンドル・モータの停止制御方式

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JPH05111273A
JPH05111273A JP26600391A JP26600391A JPH05111273A JP H05111273 A JPH05111273 A JP H05111273A JP 26600391 A JP26600391 A JP 26600391A JP 26600391 A JP26600391 A JP 26600391A JP H05111273 A JPH05111273 A JP H05111273A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spindle motor
signal
circuit
rotation
braking
Prior art date
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Pending
Application number
JP26600391A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Onoe
保夫 尾上
Akira Minami
彰 南
Shigetomo Yanagi
茂知 柳
Shigeko Kobayashi
茂子 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH05111273A publication Critical patent/JPH05111273A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スピンドル・モータの停止制御方式に関し、
ディスク装置に使用するディスクを交換する際に、出来
るだけ短時間でしかもディスクに損傷を与えないような
方法で交換することができるようにスピンドル・モータ
の回転数を制御することを目的とする。 【構成】 記録媒体として交換可能なディスクを用いる
ディスク装置におけるスピンドル・モータの停止制御方
式であって、該ディスクを交換するために該スピンドル
・モータの回転を停止させるときに、該スピンドル・モ
ータが所定の回転数に減少するまでは該スピンドル・モ
ータの各相間を短絡する相間短絡により制動をかけ、該
所定の回転数まで減少した時点で該スピンドル・モータ
を逆回転させる逆転制動により制動をかけ、該スピンド
ル・モータを停止させるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスク装置や光
ディスク装置等のディスク装置に用いる記録媒体として
のディスクを交換する際に、スピンドル・モータを一時
停止させるときのスピンドル・モータの停止制御方式に
関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】磁気デ
ィスク装置や光ディスク装置のように記録媒体としてデ
ィスクを用いる装置において、可換媒体であるディスク
を交換する際にはスピンドル・モータを停止させる必要
がある。この場合、ディスクの交換を迅速に行うために
はスピンドル・モータを素早く停止させる必要がある。
【0003】ところで、単純にスピンドル・モータに流
す電流を遮断して自然に回転を停止させる自然制動があ
るが、この方式ではスピンドル・モータのイナーシャに
よって停止するまでに相当長い時間がかかってしまい実
用性がない。そこで、一つの方法としてスピンドル・モ
ータの各相間(コイル間)、例えば、3相モータであれ
ばU,V,W相間、を短絡する方式がある。この方式で
は、短絡時に各相に発生する逆起電力を利用してスピン
ドル・モータに制動をかけている。この時に発生する逆
起電力の大きさは回転速度に比例するので、回転速度が
速いときは逆起電力も大きくなり、従って急激に減速す
るとができる。一方、回転速度が遅くなってくるとこれ
に伴い逆起電力も小さくなり、従って制動力も小さくな
ってくる。
【0004】さらに、より短時間で停止させるためにス
ピンドル・モータを逆回転させる方向に電流を流す逆転
制動を行う方式がある。しかし、この方式によればスピ
ンドル・モータの制動トルクが大きく、かつ高速回転し
ている時には、急激に減速される結果ディスクとモータ
チャッキング部との間に滑りを生じ、ディスクを損傷さ
せることがある。
【0005】本発明の目的は、ディスク装置に使用する
ディスクを交換する際に、出来るだけ短時間でしかもデ
ィスクに損傷を与えないような方法でスピンドル・モー
タを停止することができるようにスピンドル・モータの
回転数を制御するスピンドル・モータの停止制御方式を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、記録媒体とし
て交換可能なディスクを用いるディスク装置におけるス
ピンドル・モータの停止制御方式であって、該ディスク
を交換するために該スピンドル・モータの回転を停止さ
せるときに、該スピンドル・モータが所定の回転数に減
少するまでは該スピンドル・モータの各相間を短絡する
相間短絡により制動をかけ、該スピンドル・モータの回
転数が逆転制動を行っても該ディスクに滑りを生じない
該所定の回転数まで減少した時点で該スピンドル・モー
タを逆回転させる逆転制動により制動をかけ、該スピン
ドル・モータを停止させるようにしたことを特徴とす
る。
【0007】具体的には、該相間短絡による制動を開始
してから一定時間経過した時に、スピンドル・モータの
回転数が所定の回転数に減少したとみなし、さらに、回
転を表す検出信号により所定の回転数に減少したと見な
す。
【0008】
【作用】本発明ではスピンドルモータを停止させる時
に、所定の回転数になるまでは相間短絡により制動をか
け、この所定の回転数に達した以降は逆転制動をかけて
行う。
【0009】
【実施例】図1に本発明を実施する回路の一実施例構成
図である。図中、11はマイクロプロセッサ、12はス
ピンドル・モータ制御回路、13はスピンドル・モータ
駆動回路、14は回転数検出回路、15は回転検出素
子、Mはスピンドル・モータである。また、S1はモー
タ起動信号、S2は正転信号、S2’は逆転信号、S3
は相間短絡起動信号、S4,S5はスピンドル・モータ
駆動信号、S6はスピンドル・モータ起動信号、S7は
回転検出信号、S8は回転数信号である。
【0010】このような構成において、先ず、マイクロ
プロセッサ11からスピンドル・モータ制御回路12に
モータオン信号S1と正転信号S2を出力する。そし
て、このモータオン信号S1と正転信号S2によりピン
ドル・モータ制御回路12からスピンドル・モータ駆動
回路13に駆動信号S4が送出され、スピンドル・モー
タ駆動回路13からの起動信号S6によりスピンドル・
モータMは正回転を開始する。
【0011】マイクロプロセッサ11は引き続いて相間
短絡起動信号S3をスピンドル・モータ駆動回路13に
出力する。スピンドル・モータ駆動回路13は相間短絡
起動信号S3を受けると起動信号S6をスピンドル・モ
ータMに送出し、スピンドル・モータの各相間は短絡さ
れる。このようにしてスピンドル・モータMの各相間が
短絡されると各コイルに逆起電力が発生し、この逆起電
力により回転に制動がかかって回転速度が遅くなる。
【0012】スピンドル・モータの回転数は回転検出素
子15により検出され、回転検出信号S7が回転数検出
回路14に入力される。回転数検出回路14はスピンド
ル・モータの回転数を検出すると回転数信号S8をマイ
クロプロセッサ11に入力する。マイクロプロセッサ1
1は回転数信号S8を分析し所定の回転数(N回転)ま
で減少すると、スピンドル・モータ制御回路12に逆転
信号S2’を出力し、スピンドル・モータ制御回路12
は駆動信号S5をスピンドル・モータ駆動回路13に出
力し、スピンドル・モータ駆動回路13は起動信号S6
によりスピンドル・モータMに逆転による制動をかけ
る。そしてスピンドル・モータMの回転数の変化は前述
のように回転数検出回路14により検出され、マイクロ
プロセッサ11はスピンドル・モータの回転が逆転した
ら逆転信号S2’をオフする。
【0013】図2は本発明の基本的な制御フローチャー
トである。マイクロプロセッサの指示によりスピンドル
・モータがオンし正回転を開始すると(ステップ1)、
次にマイクロプロセッサはスピンドル・モータの各相間
を短絡する指示を発し(ステップ2)、回転数検出回路
からの回転数信号に基づいて回転数が所定の回転数Nま
で減少したか否かを判断し(ステップ3)、減少してい
れば(YES)、次にマイクロプロセッサはスピンドル
・モータを逆転制動する指示を発し、スピンドル・モー
タに逆転制動をかける(ステップ4)。そして回転数検
出回路からの回転数信号に基づいてスピンドル・モータ
が逆転したか否か判断し(ステップ5)、逆転していれ
ば逆転制動を停止する(ステップ6)。
【0014】図3は本発明の制御による回転数特性のグ
ラフである。縦軸はスピンドル・モータの回転数であ
り、横軸は時間である。直線の区間はモータオン信号
と正転信号により一定速度で回転している。直線は単
純に電源をオフする自然制動の場合である。曲線及び
は本発明による制御の曲線である。曲線は直線の
一定速度の状態で相間短絡をしたときの回転数の減少を
示し、所定の回転数Nまで減少すると曲線のように逆
転制動を行い回転を停止させる。なお、所定の回転数N
は逆転制動を行ってもディスクに滑りを生じない範囲か
ら決定するものとし、かつ逆転制動の開始時期は図示の
ように相間短絡による制動を開始してから一定時間経過
した後に行っている。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
スピンドル・モータが停止するまでの時間を著しく短縮
することができるので、その結果ディスクの交換を迅速
に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する回路の一実施例構成図であ
る。
【図2】本発明の基本的な制御フローチャートである。
【図3】本発明の制御による回転数特性のグラフであ
る。
【符号の説明】
11…マイクロプロセッサ 12…スピンドル・モータ制御回路 13…スピンドル・モータ駆動回路 14…回転数検出回路 15…回転数検出素子 M…スピンドル・モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 茂子 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体として交換可能なディスクを用
    いるディスク装置におけるスピンドル・モータの停止制
    御方式であって、該ディスクを交換するために該スピン
    ドル・モータの回転を停止させるときに、該スピンドル
    ・モータが所定の回転数に減少するまでは該スピンドル
    ・モータの各相間を短絡する相間短絡により制動をか
    け、該スピンドル・モータの回転数が逆転制動を行って
    も該ディスクに滑りを生じない該所定の回転数まで減少
    した時点で該スピンドル・モータを逆回転させる逆転制
    動により制動をかけ、該スピンドル・モータを停止させ
    るようにしたことを特徴とするスピンドル・モータの停
    止制御方式。
  2. 【請求項2】 該相間短絡による制動を開始してから一
    定時間経過した時に前記スピンドル・モータの回転数が
    該所定の回転数に減少したと見なす請求項1に記載のス
    ピンドル・モータの停止制御方式。
  3. 【請求項3】 回転を表す検出信号より、該所定の回転
    数に減少したと見なす請求項1に記載のスピンドル・モ
    ータの停止制御方式。
JP26600391A 1991-10-15 1991-10-15 スピンドル・モータの停止制御方式 Pending JPH05111273A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980217