JPH05107882A - 接触帯電装置 - Google Patents

接触帯電装置

Info

Publication number
JPH05107882A
JPH05107882A JP29843891A JP29843891A JPH05107882A JP H05107882 A JPH05107882 A JP H05107882A JP 29843891 A JP29843891 A JP 29843891A JP 29843891 A JP29843891 A JP 29843891A JP H05107882 A JPH05107882 A JP H05107882A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
charging
blade
contact
drum
cleaning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29843891A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Miyake
信行 三宅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP29843891A priority Critical patent/JPH05107882A/ja
Publication of JPH05107882A publication Critical patent/JPH05107882A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 接触帯電装置において、帯電部材の被帯電体
との当接部の汚染による帯電ムラ等の帯電不良の発生を
防止すること。 【構成】 被帯電体1に当接させた帯電部材21に電圧
を印加して該被帯電体1表面の帯電を行なう接触帯電装
置において、前記帯電部材21の被帯電体1との当接部
の汚染を防止する汚染防止手段22〜26あるいは清掃
手段(85・87・88)を具備したこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被帯電体に当接させた
帯電部材に電圧を印加して該被帯電体表面の帯電を行な
う接触帯電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、電子写真複写装置・プリンタ等
の画像形成装置において電子写真感光体・静電記録誘電
体等の像担持体を帯電(除電も含む)処理する手段機器
としては非接触方式であるコロナ帯電(放電)装置が一
般的に利用されてきたが、近年は被帯電体としての像担
持体の表面に弾性や可撓性を有するローラ型・ブレード
型等の帯電部材を当接させ、この帯電部材に電圧を印加
することで像担持体面の帯電処理を行う所謂接触帯電装
置が注目され、その実用化が進んでいる。接触帯電装置
はコロナ帯電装置との対比において、電圧の低圧化がで
きる、オゾンの発生が少ない、装置の小型化ができる等
のメリットがある。装置のコンパクト化のためには、帯
電部材はローラ型のもの(帯電ローラ)よりもブレード
型のもの(帯電ブレード)を用いるのが有利である。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】接触帯電装置の問
題点の一つとして、帯電部材を被帯電体に接触させるか
ら帯電部材の被帯電体との当接部が被帯電体上の汚染物
を拾って汚れやすい。帯電部材の被帯電体との当接部の
汚れは帯電ムラを発生させる原因となる。
【0004】例えば、転写式の電子写真複写機において
は、感光体に帯電ブレードを当接させて感光体面の一次
帯電を実行させるタイプでは、感光体ドラム等の起動時
等に帯電ブレードよりも感光体ドラム回転方向上流側に
配設されている感光体ドラム面クリーナ装置をすり抜け
てくるわずかな現像剤等がある為に、その現像剤等が帯
電ブレード前(帯電ブレードの感光体ドラム当接部の
前、ブレードエッジ部)に徐々にではあるが堆積して帯
電ブレードを汚染させることになる。
【0005】そして前述の如く感光体ドラム等の起動時
に帯電ブレード下にもぐり込んだ上記の帯電ブレードに
対する堆積汚染物としての現像剤等に起因して感光体ド
ラム面にスジ状の帯電ムラが発生する問題がある。
【0006】本発明は接触帯電装置について上記問題
の、帯電部材の被帯電体との当接部の汚染による帯電ム
ラ等の帯電不良の発生を防止することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記の構成を
特徴とする接触帯電装置である。
【0008】(1)被帯電体に当接させた帯電部材に電
圧を印加して該被帯電体表面の帯電を行なう接触帯電装
置において、前記帯電部材の被帯電体との当接部の汚染
を防止する汚染防止手段あるいは清掃手段を具備したこ
とを特徴とする接触帯電装置。
【0009】(2)前記汚染防止手段あるいは清掃手段
が、帯電部材の被帯電体に対する加圧力の解除又は軽減
手段、もしくは被帯電体からの離間手段であることを特
徴とする(1)記載の接触帯電装置。
【0010】(3)前記汚染防止手段あるいは清掃手段
が、帯電部材よりも被帯電体面移動方向上流側において
被帯電体面に作用させた被帯電体面清掃手段あることを
特徴とする(1)記載の接触帯電装置。
【0011】(4)前記汚染防止手段あるいは清掃手段
が帯電部材の被帯電体からの離間手段であるとき、被帯
電体から離間した帯電部材の被帯電体当接部に対して作
用する汚染物除去手段を有することを特徴とする(2)
記載の接触帯電装置。
【0012】(5)帯電部材が弾性ブレード部材である
ことを特徴とする(1)乃至(4)の何れかに記載の接
触帯電装置。
【0013】(6)被帯電体が、複写機・プリンタ等の
画像形成装置の感光体・誘電体等の像担持体であること
を特徴とする(1)乃至(5)の何れかに記載の接触帯
電装置。
【0014】
【作用】帯電部材の被帯電体との当接部の汚染を防止す
る汚染防止手段あるいは清掃手段の存在で帯電部材の被
帯電体との当接部の汚染が防止され、接触帯電装置にお
いて帯電部材の被帯電体との当接部の汚染に起因する帯
電ムラ等の帯電不良の発生を防止することができる。
【0015】
【実施例】
<実施例1>(図1) 本実施例は、本発明に従う接触帯電装置を被帯電体とし
ての像担持体の一次帯電装置として用いた、原稿台移動
型・転写方式の電子写真複写装置である。図1は該複写
機の概略構成図である。該複写機の作像原理・プロセ
ス、機器構成等は公知に属するので、その説明は簡単に
とどめる。
【0016】1は像担持体としての回転ドラム型の電子
写真感光体(以下、感光体ドラムと記す)である。該感
光体ドラム1は矢示の時計方向に所定の周速度(プロセ
ススピード)をもって回転駆動され、その回転過程で、 a.帯電装置2による所定の極性・電位の均一な一次帯
電処理、 b.露光装置3による原稿画像露光処理L(これにより
感光体ドラム面に原稿画像に対応した静電潜像が形成さ
れる)、 c.現像装置4による潜像のトナー現像処理を順次に受
ける。
【0017】感光体ドラム1面に形成されたトナー画像
Tは転写装置5により、不図示の給紙部から感光体ドラ
ム1と転写装置5との間に所定のタイミングで給送され
た記録材(転写材)Pへ転写され、トナー像転写を受け
た記録材が分離装置6により感光体ドラム1面から分離
されて不図示の像定着装置へ導入され像定着を受けて複
写物として出力される。像転写後の感光体ドラム1はク
リーナ装置7で転写残りトナー等の付着汚染物taの除
去を受けて清浄面化されて繰り返して作像に供される。
【0018】露光装置3において、31は往復移動型の
原稿台ガラス、32は原稿圧着板、0は原稿台ガラス3
1上に載置セットされた原稿、33は露光ランプ、34
は結像光学系のバーレンズアレーを示している。
【0019】クリーナ装置7は本例のものはクリーニン
グブレード71を感光体ドラム1面に圧接させてドラム
1面を拭掃させるブレード式のものである。
【0020】帯電装置2は、帯電部材21としてブレー
ド型のもの(帯電ブレード)を用いている。該帯電ブレ
ード21は導電性弾性ゴムブレードを主体とするもの
で、支軸22を中心に揺動自在の導電性ステー23の一
方側の腕部に導電性接着剤等を用いてステー23と電気
的に導通させて取付け支持させてある。24はステー2
3の他方側の腕部の端部と、不動部材としてのクリーナ
装置7との間に張設した引張りバネであり、ステー23
はこのバネ24により支軸22を中心に常時図面上反時
計方向への回動力を受け、その回動力で帯電ブレード2
1の先端部が感光体ドラム1面に対して当接付勢され
る。
【0021】25はステー支軸22とバネ24との間位
置においてステー23の他方側の腕部の下側に配置した
偏心カムである。この偏心カム25は軸26を中心に不
図示の一回転制御クラッチ等で回転駆動制御され、その
回転過程でステー23を支軸22を中心に揺動させる。
【0022】本実施例において偏心カム25は常時は実
線示のように大***部が下向きで、小***部が上向き
で、この小***部でステー23の他方側の腕部の下面を
受け止めた、或いはステー23とは非接触の回転角姿勢
で回転を停止した状態に保たれている。
【0023】偏心カム25のこの回転角姿勢において
は、バネ24によるステー23の支軸22を中心とする
反時計方向への回転角が最大であり、帯電ブレード21
はその先端部が感光体ドラム1面に対して、安定な帯電
を実行させるために必要な所定の当接圧をもって接触し
た状態に維持される。
【0024】27は帯電ブレード21に対するバイアス
印加電源であり、該電源の電圧が所定のプロセス制御タ
イミングでステー23を介して帯電ブレード21に印加
されることで、回転感光体ドラム1面が接触帯電ブレー
ド21により接触帯電方式で帯電処理される。
【0025】接触帯電部材としての帯電ブレード21は
感光体ドラム1との当接部がドラム1面上の汚染物を拾
って汚れやすく、本実施例のような複写機ではクリーナ
装置7のクリーニングブレード71と感光体ドラム1と
の当接部71Aをわずかながらすり抜けて回転ドラム1
面に付着して帯電ブレード21へ持ち運ばれてくるトナ
ー等の汚染物tbが帯電ブレード21のエッジ部に徐々
にではあるが堆積tcして帯電ブレードを汚染させ、そ
の汚れに起因する帯電ムラ等の帯電不良が発生すること
は前述した通りである。
【0026】そこで本実施例においては、複写機の複写
動作シーケンスの適当な時期・時点、例えば、感光体ド
ラム1の回転開始時(ドラム前回転期間時)・回転停止
時(ドラム後回転期間時)等の非画像形成期間に、偏心
カム25を少なくとも1回一回転駆動作動させる。
【0027】偏心カム25の回転が開始すると、カム2
5の大***部が上向きに回動していくことでステー23
が支軸22を中心にバネ24に抗して時計方向へ回動さ
れていく。これにより帯電ブレード21の先端部の感光
体ドラム1面に対する当接圧が軽減されていき、偏心カ
ム25が半回転して大***部が2点鎖線示の上向きの回
転角となった時点では帯電ブレード21の感光体ドラム
1に対する当接部である先端部がドラム1面から非接触
に離間する、または当接はしているがドラム1面に対す
る当接圧が最小となる。そして偏心カム25の引続く半
回転過程ではカム25の大***部が下向きに回動してい
くことでステー23が支軸22を中心にバネ24の力で
反時計方向へ回動されていく。これにより帯電ブレード
21の先端部の感光体ドラム1面に対する当接圧が増加
していきカム25が1回転駆動を終了した時点ではカム
25の小***部が再び上向きとなって帯電ブレード21
が感光体ドラム1面に所定の当接圧で接触した状態に復
帰する。
【0028】而して、上記のように偏心カム25が一回
転駆動を開始してから一回転駆動を終了するまでの間は
帯電ブレード21は感光体ドラム1面に対する当接圧が
軽減化され、その当接圧軽減期間において帯電ブレード
21のエッジ部やドラム面に対する当接面に堆積付着し
ているトナー等の汚染物tcが回転感光体ドラム1の回
転摺擦で落されて帯電ブレード21のエッジ部や当接面
が清掃される。
【0029】帯電ブレード21のエッジ部や当接面から
落とされたトナー等の汚染物tcはドラム1との当接圧
が軽減されている帯電ブレード21と感光体ドラム1面
との間を容易にすり抜けてドラム1面に付着してクリー
ナ装置7へ運ばれてクリーニングブレード71により感
光体ドラム1面から除去される。なお、一般にクリーニ
ングブレード71の全長は帯電ブレード21の全長より
も大である。
【0030】従って、帯電ブレード21の感光体ドラム
1面に対する当接部(帯電ブレードの先端エッジ部や当
接面)を、偏心カム25の一回転駆動作動毎の上記の清
掃作用により実質的に汚れのない状態に長期にわたって
維持させることができ、帯電ブレード21の汚染に起因
する帯電不良の発生を防止することができる。
【0031】クリーナ装置7のクリーニングブレード7
1の感光体ドラム面当接エッジ部分71Aからのトナー
等の汚染物taのすり抜けtbは、感光体ドラム1の回
転開始時点と、回転停止時点においてドラムの回転開始
ショック・回転停止ショックのために量的に多いものと
なる。
【0032】そこで感光体ドラム1の回転開始時に偏心
カム25を一回転駆動制御して帯電ブレード21の上述
の清掃を行なわせる場合には、前回の感光体ドラム回転
停止時点及び該回転開始時点にクリーニングブレード7
1をすり抜けた量的に比較的多いトナー等汚染物tbが
付着しているドラム面部分が帯電ブレード21のドラム
面当接部を通過する時点では該帯電ブレード21のドラ
ム面当接部が丁度ドラム1面から非接触に離間した状態
(2点鎖線示状態)に揺動している過程にあり、ドラム
1面の上記の量的に比較的多いトナー等の付着汚染物部
分tbが帯電ブレード21に接触することなく帯電ブレ
ード位置を通過していくように、偏心カム25の一回転
駆動開始タイミングを設定するのが、帯電ブレード21
のエッジ部を不必要に汚染させずにすみ、望ましい。
【0033】帯電ブレード位置を帯電ブレードに接触す
ることなく通過したドラム1面の上記のトナー等の付着
汚染物tbはクリーナ装置7へ運ばれてクリーニングブ
レード71でドラム1面から除去される。
【0034】なお、本実施例では帯電ブレード21のド
ラム面当接部の清掃は前述したように帯電ブレード21
のドラム面当接圧を軽減させ、その軽減状態時の感光体
ドラム1の回転摺擦により行なわせるから、帯電ブレー
ド21の清掃という意味からは帯電ブレード21をドラ
ム1面から非接触に十分に離間するまで揺動させる必要
は特にはない。
【0035】<実施例2>(図2・図3) 帯電ブレード21やクリーニングブレード71はへたり
防止のために、複写機の待機状態時や停止状態時には、
感光体ドラム1に対する当接圧を解除してドラム1から
離間(もしくは実質的に当接圧なしで接触)させた状態
に保持させておくのが望ましい。本実施例はこれを考慮
した例である。
【0036】図2の実線示状態は帯電ブレード21とク
リーニングブレード71が共に感光体ドラム1面に対し
て所定の当接圧をもって接触している、複写機の動作時
の状態図、2点鎖線示状態はその両ブレード21・71
がドラム1面から離間状態に保持されている、複写機の
待機時又は停止時の状態図、図3は要部の斜視図であ
る。
【0037】帯電ブレード21は、前述の実施例1と同
様に支軸22を中心に揺動自在の導電性ステー23の一
方側の腕部に取付け支持させてあり、該ステー23の他
方側の腕部には重り28を取付け支持させてある。ステ
ー23は自由状態において該重り28により支軸22を
中心に反時計方向への回動力を受け、その回動力で帯電
ブレード21の先端部が感光体ドラム1面に対して安定
な帯電を実行させるために必要な所定の当接圧をもって
接触した状態に維持される。
【0038】クリーニングブレード71は支軸72を中
心に揺動自在のステー73の一方側の腕部に取付け支持
させてあり、該ステー73の他方側の腕部には重り74
を取付け支持させてある。
【0039】ステー73は自由状態において重り74に
より支軸72を中心に反時計方向への回動力を受け、そ
の回動力でクリーニングブレード71の先端部が感光体
ドラム1面に対して安定なクリーニングを実行させるた
めに必要な所定の当接圧をもって接触した状態に維持さ
れる。
【0040】26は帯電ブレードステー23とクリーニ
ングブレードステー73との間に回動自由に軸受させて
配設したカム軸、25は該カム軸26の中間部に一体に
設けた偏心カム、29・29は該カム軸26の両端部に
同じ位相角で下向きに一体に設けたカム板である。
【0041】80はカム軸26の一端部に固着したレバ
ー、81は該レバー80の先端部と不動部材82との間
に張設した引張りバネ、83は該レバー80を中にして
引張りバネ81側とは反対側に配設した電磁ソレノイド
−プランジャ装置(SL装置)である。84はSL装置
83の進退プランジャであり、該プランジャ84をレバ
ー80の先端部に連結してある。
【0042】複写機の動作中は、SL装置83には通電
がなされてプランジャ84がソレノイド内へ引込むこと
でカム軸26のレバー80がバネ81に抗して反時計方
向に回動されて図2の実線示の略起立姿勢の回動角状態
に保持される。
【0043】このレバー80即ちカム軸26の回動角状
態では偏心カム26及びカム板28・28が夫々帯電ブ
レードステー23とクリーニングブレードステー73に
非接触(非作用)の実線示の回動角位置にあり、そのた
めに上記の両ブレードステー23・73は夫々自由状態
にあり、前述したように帯電ブレード21とクリーニン
グブレード71が夫々重り28・74の作用で感光体ド
ラム1面に所定の当接圧をもって接触している状態に維
持される。
【0044】複写機の待機時や停止時は、SL装置83
への通電が断たれる。これによりプランジャ84のソレ
ノイド内への引込みが解除されることで、カム軸26の
レバー80がバネ81の引張り力で時計方向に回動され
て2点鎖線示の右斜め上向き姿勢の回転角状態に保持さ
れる。
【0045】このレバー80即ちカム軸26の回動角状
態では偏心カム26の大***部が上向きに回動していき
帯電ブレードステー23を支軸22を中心に重り28に
抗して時計方向へ回動させることで、帯電ブレード21
が感光体ドラム1面から離間された状態に保持される。
【0046】また下向きカム板29・29の下端がクリ
ーニングブレードステー73に当接して該ステー73を
支軸72を中心に重り74に抗して時計方向へ回動させ
ることで、クリーニングブレード71が感光体ドラム1
面から離間された状態に保持される。
【0047】而して、SL装置83への通電オン・オフ
制御により、帯電ブレード21とクリーニングブレード
71が共に感光体ドラム1面に所定の当接力で接触した
複写機動作時の実線示の状態と、両ブレード21・71
が共に感光体ドラム1面から離間保持された複写機待機
時又は停止時の2点鎖線示の状態とに交互転換され、複
写機の待機期間や停止期間におけるブレード21・71
のへたりが防止される。
【0048】本実施例においては、SL装置83に通電
がなされて帯電ブレード21とクリーニングブレード7
1が感光体ドラム1面に当接するとき、まずクリーニン
グブレード71がドラム1面に当接し、それから帯電ブ
レード21がドラム1面に当接する順序になるように、
偏心カム25とカム板29・29の位相角を設定してあ
る。
【0049】帯電ブレード21の感光体ドラム1面に対
する離間及び当接のタイミングは実施例1と同様であ
る。帯電ブレードステー23は実施例1と同様に偏心カ
ム25で揺動させているので、帯電ブレード21の先端
部がドラム1面に所定の当接圧で接触している実線示の
状態から完全に離間するまでの間、及び逆に離間状態か
ら帯電ブレード21の先端部がドラム1面に所定の当接
圧で接触状態に復帰するまでの間が帯電ブレード21の
ドラム1面に対する当接圧軽減期間となり、この当接圧
軽減期間において実施例1の場合と同様にドラム1の回
転摺擦による帯電ブレード21のドラム面当接部の清掃
が実行される。
【0050】帯電ブレード21とクリーニングブレード
71は各々独立に、それぞれ例えばプランジャ等でドラ
ム1面に対する接離揺動動作を行なわせる構成とするこ
ともできる。
【0051】<実施例3>(図4) 本実施例は図4の(A)のように帯電装置2の帯電ブレ
ード21と、クリーナ装置7のクリーニングブレード7
1との間の感光体ドラム面部分に回転ローラ状のクリー
ニング補助部材85をドラム1面に接触させて配設した
ものである。
【0052】上記のクリーニング補助部材85はクリー
ナ装置7をすり抜けて帯電ブレード21へ運ばれてくる
トナー等の汚染物tbを帯電ブレード21へ至る前に感
光体ドラム1面から除去して帯電ブレード21の汚れを
防止する。
【0053】回転ローラ状のクリーニング補助部材85
に感光体ドラム1面から拾われ付着したトナー等の汚染
物はブレード部材86でかき落され、部材85がリクリ
ーニングされる。
【0054】この回転ローラ状のクリーニング補助部材
85はファーブラシやフェルトローラでもよいが、クリ
ーニングブレード71をすり抜けて感光体ドラム1面に
多少とも押しつけられて固着した状態になっているトナ
ー等の汚染物tbをもよく除去させるために、表面にウ
レタンゴムまたはシリコンゴム等の弾性体を有し、ドラ
ム1表面との摺擦効果が十分に期待できるものが望まし
い。また該ローラ85の回転はドラム1の回転と順方向
ならドラム1の回転速度と異なる速い速度又は遅い速度
で回転駆動させる、或いは逆方向の回転駆動が効果があ
る。交換が容易な構成にして固定フェルトパッド87を
クリーニング補助部材としてドラム1面に当接させても
よい(図4の(B))。
【0055】<実施例4>(図5) 本実施例は、帯電ブレードステー23を不図示の揺動手
段で軸22を中心に揺動自在にして帯電ブレード21を
感光体ドラム1面に対して接離制御自在となす。そして
帯電ブレード21を図5の破線示のようにドラム1面か
ら離間させた状態においてその帯電ブレード1の先端部
に接触して該ブレード先端部を清掃するクリーニング部
材88を配設したものである。
【0056】本実施例のクリーニング部材88は軸89
を中心に回転駆動されるブラシ状部材又は弾性部材であ
る。
【0057】而して、例えば複写動作終了間際に帯電ブ
レード21をドラム1面から離間動作させることで、帯
電ブレード先端部のドラム面当接部が回転クリーニング
部材88との接触で清掃される。クリーニング部材88
は更に回転してはたき棒90により付着汚染物がはたき
落されてリクリーニングされ、はたき落された汚染物は
容器91内に捕集される。
【0058】
【発明の効果】以上のように本発明に依れば、接触帯電
装置において問題の、帯電部材の被帯電体との当接部の
汚染に起因する帯電ムラ等の帯電不良の発生を防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に従う接触帯電装置を像担持体の一次
帯電装置として用いた複写機の一例の概略構成図
【図2】 第2の実施例装置の概略構成図
【図3】 要部の斜視図
【図4】 (A)、(B)はそれぞれ第3の実施例装置
の概略構成図
【図5】 第4の実施例装置の概略構成図
【符号の説明】
1 被帯電体としての感光体ドラム 2 接触帯電装置 21 帯電部材としての帯電ブレード 25・26 帯電ブレードの加圧力解除または軽減、も
しくは離間手段 85・87 感光体ドラム面のクリーニング補助部材 88 帯電ブレードのクリーニング部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被帯電体に当接させた帯電部材に電圧を
    印加して該被帯電体表面の帯電を行なう接触帯電装置に
    おいて、前記帯電部材の被帯電体との当接部の汚染を防
    止する汚染防止手段あるいは清掃手段を具備したことを
    特徴とする接触帯電装置。
  2. 【請求項2】 前記汚染防止手段あるいは清掃手段が、
    帯電部材の被帯電体に対する加圧力の解除又は軽減手
    段、もしくは被帯電体からの離間手段であることを特徴
    とする請求項1記載の接触帯電装置。
  3. 【請求項3】 前記汚染防止手段あるいは清掃手段が、
    帯電部材よりも被帯電体面移動方向上流側において被帯
    電体面に作用させた被帯電体面清掃手段あることを特徴
    とする請求項1記載の接触帯電装置。
  4. 【請求項4】 前記汚染防止手段あるいは清掃手段が帯
    電部材の被帯電体からの離間手段であるとき、被帯電体
    から離間した帯電部材の被帯電体当接部に対して作用す
    る汚染物除去手段を有することを特徴とする請求項2記
    載の接触帯電装置。
  5. 【請求項5】 帯電部材が弾性ブレード部材であること
    を特徴とする請求項1乃至同4の何れかに記載の接触帯
    電装置。
  6. 【請求項6】 被帯電体が、複写機・プリンタ等の画像
    形成装置の感光体・誘電体等の像担持体であることを特
    徴とする請求項1乃至同5の何れかに記載の接触帯電装
    置。
JP29843891A 1991-10-16 1991-10-16 接触帯電装置 Pending JPH05107882A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29843891A JPH05107882A (ja) 1991-10-16 1991-10-16 接触帯電装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29843891A JPH05107882A (ja) 1991-10-16 1991-10-16 接触帯電装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05107882A true JPH05107882A (ja) 1993-04-30

Family

ID=17859713

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29843891A Pending JPH05107882A (ja) 1991-10-16 1991-10-16 接触帯電装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05107882A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5873013A (en) * 1996-12-29 1999-02-16 Minolta Co., Ltd. Image forming apparatus provided with contact-type charger and controller for cleaning charger

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5873013A (en) * 1996-12-29 1999-02-16 Minolta Co., Ltd. Image forming apparatus provided with contact-type charger and controller for cleaning charger

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3221750B2 (ja) 画像形成装置のクリーニング装置
JP2001175142A (ja) 感光体ベルトの非像形成表面から粒子を除去する装置
JPH07271211A (ja) 画像形成装置
JP4149585B2 (ja) 画像形成装置と転写装置のクリーニング方法
JP3050689B2 (ja) 感光体クリーニング方法および装置
JPH05107882A (ja) 接触帯電装置
JP4004003B2 (ja) 転写装置及び画像形成装置
JPH01273083A (ja) 画像形成装置のクリーニング装置
JP3434413B2 (ja) 画像形成装置
JPH0437776A (ja) 画像形成装置
JPH0683166A (ja) 帯電装置
JPH0527605A (ja) 転写装置
JP3132518B2 (ja) 画像形成装置
JP3587615B2 (ja) 電子写真装置
JP3434412B2 (ja) 画像形成装置
JP2001154550A (ja) 感光体ベルトの非像形成表面から粒子を除去する清掃装置
JP2001265189A (ja) 画像形成装置
JP3356239B2 (ja) 画像形成装置
JPH07199602A (ja) 画像形成装置
JP3228549B2 (ja) 画像形成装置
JPH1039705A (ja) 電子写真装置のクリーニング装置
JP3196525B2 (ja) 画像形成装置
JPH09222805A (ja) 転写・搬送ベルト装置
JP2004361632A (ja) クリーニング装置及びこれを搭載した画像形成装置
JP2004198957A (ja) 画像形成装置