JPH05105966A - 極細鋼線の雰囲気パテンテイング方法 - Google Patents

極細鋼線の雰囲気パテンテイング方法

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JPH05105966A
JPH05105966A JP26736891A JP26736891A JPH05105966A JP H05105966 A JPH05105966 A JP H05105966A JP 26736891 A JP26736891 A JP 26736891A JP 26736891 A JP26736891 A JP 26736891A JP H05105966 A JPH05105966 A JP H05105966A
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JP
Japan
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pipe
steel wire
temperature
furnace
wire
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JP26736891A
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English (en)
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Takeshi Yamazaki
剛 山崎
Hitoshi Tashiro
均 田代
Hiroshi Sato
洋 佐藤
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Nippon Steel Corp
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Nippon Steel Corp
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  • Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来使用されているPb、ソルト等の熱媒体
を使用せず、ガスを熱媒体として極細鋼線のパテンティ
ングを高能率かつ高品質に行う。 【構成】 熱伝達率の良好な耐熱性パイプの外側から加
熱、急冷、恒温保持の順でパーライト変態を行わせる極
細鋼線のパテンティング方法において、処理線径0.1
〜1.0mm、パイプ内径を5〜10mm、急冷槽では30
0℃〜600℃に温度調整した非酸化性ガスをパイプ内
に、同温度のエアーをパイプ外側に同時に衝風した状態
で、パイプ内面に長手方向に対して接触率を80%以上
で鋼線を走行させることにより、急冷槽出口温度を目標
変態温度±20℃に制御して、微細パーライト組織を得
る。 【効果】 鉛蒸気の排気処理、ソルトの廃液処理が不要
になる。線速の高速化、多本通し化が容易に行え処理効
率が向上して、パテンティングコストが低減できる。非
酸化性雰囲気の処理であるため品質的にも優れ、次工程
の酸洗工程が簡省略できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は従来パテンティング処理
時に公害発生の問題がある鉛、ソルト等の熱媒体を使用
せずにガスを用いて低コストにパテンティング処理する
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高炭素鋼線を伸線加工するために、従来
鉛パテンティング、ソルトパテンティングなどが行われ
ているが、公害問題があり排気ダクトの設置、廃液処理
等に多大なコストを要していること、作業環境悪化等の
問題があった。そこで、流動層パテンティングの利用も
行われているが、線径が1mm以下の極細鋼線を熱処理す
る場合、流動砂との通線抵抗が大きいために断線が頻発
する問題があった。
【0003】そこで、特開昭61−199039号では
加熱炉と保熱炉をつなぐ冷却装置に熱風を送り込んで、
衝風冷却する方法が開示されているが、熱風の種類が特
定されていないために酸化が避けられず、衝風をパイプ
内部のみに供給して冷却する方式であるため、冷却速度
が遅い問題がある。また、特開昭62−4834号では
非酸化性ガスを送り込む方法で加熱−冷却の熱処理を行
う装置が開示されているが、冷却後恒温変態させる機構
がないために、高炭素鋼のパテンティング処理には利用
できない。また、特開昭62−50417号では、加熱
炉と複数の徐冷炉中を細径鋼線を走行させて恒温変態に
近い状態でパテンティング処理する装置が開示されてい
るが、加熱炉−徐冷炉間、及び徐冷炉−徐冷炉間が大気
に曝されているために、厳密な温度コントロールは難し
く、大気からの酸化も避けられない問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような現
状を打破するために、鉛、ソルト等の公害問題がなく、
かつ酸化・脱炭が非常に少ない状態で高炭素極細鋼線を
高能率にパテンティング処理する方法を提供するもので
ある。本発明方法によれば、鉛蒸気の排気処理、ソルト
の廃液処理が省略できること、パイプの本数を増やすこ
とで多本通しも容易に行えること、次の酸洗工程を簡省
略して伸線できること等の経済的メリットがあり、従来
パテンティング方法に要したコストを大幅に低減でき
る。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明者らは、
極細鋼線をパテンティング処理する際、気体を介した輻
射や熱風、大気対流に基づく熱伝達のみでは加熱/冷却
能が低く、また安定した温度保持が難しいことから、熱
伝達率に優れる耐熱性パイプと接触状態を保った状態で
加熱冷却を貫通方式で行い、かつパイプ内を非酸化性ガ
スで満たすとともに、パイプ外側に対しても非酸化性ガ
スと同温度のエアーを衝風することにより熱交換が効率
化され、鉛パテンティングに近い処理が行えるととも
に、酸化・脱炭も非常に少なくなることを見出し本発明
に到達した。すなわち、熱伝達率の良好な耐熱性パイプ
を加熱炉−急冷槽−恒温炉と貫通方式とした構成と成
し、パイプの外側から加熱、急冷、恒温保持の順でパー
ライト変態を行わせる高炭素極細鋼線の雰囲気パテンテ
ィング方法において、処理線径0.1〜1.0mm、パイ
プ内径を5〜10mm、急冷槽では300℃〜600℃の
一定温度に調整した非酸化性ガスをパイプ内部に衝風吹
込みすると同時に、パイプ外側に対しては非酸化性ガス
と同温度に加熱したエアーを衝風した状態で、パイプ内
面と鋼線の接触率をパイプ長手方向に対して80%以上
保つ状態で鋼線を走行させて熱伝達を行わせ、急冷槽出
口での終点温度を500〜600℃の恒温炉設定温度±
20℃以内に温度制御して微細パーライト組織を得るこ
とを特徴とする高炭素極細鋼線の雰囲気パテンティング
方法である。
【0006】ここでパイプを熱伝達率の良好な耐熱性と
した理由は、パイプ外側から加熱冷却して所定の温度に
制御すると同時に、パイプと鋼線の直接接触により熱伝
達が迅速でかつばらつきを少なくする必要があるためで
ある。パイプの材質としてはステンレスやカンタル合
金、グラファイトなどが利用できる。加熱炉と恒温炉に
ついては電気炉加熱または高周波加熱が望ましく、中間
の急冷槽についてはパイプ内/外からの衝風で温度制御
する。
【0007】処理線径は、0.1〜1.0mmの範囲に限
定した。処理線径が0.1mm未満のパテンティングは実
用上のニーズが低く、また加熱炉内の破断荷重も極めて
小さいためにテンションコントロールしても断線がさけ
られないため0.1mm以上とした。一方、1.0mmを越
えるとガス衝風とパイプを介した熱伝達のみでは不十分
で、ばらつき制御が難しくなることから、1.0mm以下
に限定した。
【0008】更にパイプ内径は5〜10mmの範囲に限定
した。パイプ内径が5mm未満ではパイプ内に衝風吹込み
したガスの流通抵抗が大きくなり過ぎ、鋼線/ガス間の
熱交換が十分に行えない問題があるために5mm以上とし
た。また、パイプ径が10mmを越えると、パイプ内/外
を所定の温度に加熱冷却するのに要するガス充填/供給
容量が大きくなり過ぎて温度制御能の低下、経済性の低
下が生ずるために、10mm以下に限定した。
【0009】次にパイプを加熱−急冷−恒温保持まで貫
通方式の構造とした理由は、鋼線が途中で大気等酸化性
雰囲気と接触するのを防止するためである。急冷槽では
パイプの内側に300℃〜600℃の範囲の一定温度に
加熱された非酸化性ガスの衝風吹き込みを行うと同時
に、パイプ外側にも同じ温度に加熱されたエアーを衝風
することを規定した。ここで衝風する非酸化性ガス及び
エアーの下限温度を300℃とした理由は、300℃未
満ではマルテンサイト、ベーナイトなどの異常組織の発
生が避けられないためである。下限温度は鋼種によって
異なり、合金元素を多く含む合金鋼ほど高めの温度設定
が必要となる。一方、上限温度を600℃とした理由
は、600℃を越えたガス、エアー衝風では急冷効果が
得られず、恒温炉に装入するまでの時間が著しく長くな
り、急冷槽長さがいたずらに長くなって非効率であるた
めに上限温度を設定した。また、パイプ内のみを非酸化
性ガスとした理由は鋼線の酸化・脱炭を防止するためで
ある。非酸化性ガスとしては25%H2 +75%N2
合ガスや高純度Arガスなどが望ましい。
【0010】更に、急冷槽出口温度は、恒温炉設定温度
±20℃以内に制御することを規定した。この範囲を外
れると恒温炉内で微細パーライト組織を得るのが困難と
なり、ベーナイト等の異常組織の発生やパーライトラメ
ラー間隔の粗大化が生じ、所望の材質が得られないため
である。なお、温度制御方法としてはガス吹込み温度、
ガス吹込み量、急冷槽長さ調整によって可能である。
【0011】鋼線はパイプ内面にパイプ長手方向に対し
て80%以上接触を保つように走行させることを規定し
た。これは、鋼線の温度制御にパイプからの伝熱が重要
な役割を果たすためである。パイプ内面での接触率が8
0%未満になると、所望の冷却、加熱曲線が得られない
ばかりか、長手方向の組織不均一につながり、次工程の
伸線時に断線する原因にもなる。実際には、鋼線はサプ
ライボビンからパイプ内面を接触するように経由して捲
取ボビンに至るまで、直線性を保ちながらかつ途中で引
張やキンクの負荷応力がかからないように、テンション
コントロールして走行させることが望ましい。なお、パ
イプ内面と鋼線の摩擦により鋼線表面きずが問題となる
ような場合には、パイプ内面に潤滑効果のあるコーティ
ングを施すのが有効である。
【0012】次にパイプ内に衝風する非酸化性ガスの吹
込み位置は、急冷槽の加熱炉と連結される側として、非
酸化性ガスは加熱炉入口側と恒温炉出口側の2方向に放
出させる。更に、加熱炉入口付近と恒温炉出口付近には
常温の非酸化性ガスを供給する機能を設けることにより
パイプ両端からの大気侵入を防止してシール性を向上さ
せることも可能である。
【0013】以下に本発明方法の一実施例に基いて、そ
の作用を説明する。図1は本発明方法を実現するための
装置の一例である。サプライボビン1から供給された極
細鋼線2は耐熱性パイプ4内に装入され加熱炉3でまず
オーステナイト化される。その後、パイプ内衝風ノズル
5から供給される25%H2 +75%N2 ガスによって
直接的に、またパイプ外衝風ノズル6から供給されるエ
アーによって間接的に冷却される。その後恒温炉10を
経由して捲取ボビン11で微細なパーライト組織の熱処
理材が得られた。この時、放射温度計12で急冷槽出口
温度を測定して恒温炉設定温度±20℃に管理した。
【0014】図2はパイプ内/外へのガス衝風の有無に
よる鋼線温度履歴の比較を示したものである。ガス衝風
を全く行わなかった場合やパイプ内衝風のみでは温度降
下が大き過ぎて微細なパーライト組織が得られないこと
がわかる。
【0015】図3は鋼線とパイプ長手方向の接触率80
%以上が均一な微細パーライト組織を得るための必須条
件であることを示す実測例、図4は急冷槽出口温度と恒
温炉設定温度の組み合わせにより得られる組織の関係を
示したものである。
【0016】表1に実施例を示す。鋼種、線径、パイプ
内径、パイプ内接触率、加熱炉温度、供給ガスの種類・
温度、急冷槽出口温度、恒温炉温度などを種々変えて実
験を行った。熱処理した極細鋼線の金属組織、表面性状
観察、引張強さ試験を行って評価した。
【0017】本発明例1,2はSWRH82Aで、本発
明例3,4はSi−Crを含んだ低合金鋼で各々雰囲気
パテンティングを行った場合である。微細パーライト組
織が得られ、表面性状も酸化(スケール生成)、脱炭が
非常に少なく良好であった。引張強さの値から、本発明
方法で鉛パテンティングに近い強度が得られることが明
らかである。
【0018】比較例1は処理線径が規定の範囲よりも細
かったために加熱炉中で断線が生じた例である。破断荷
重が極めて小さいためにテンションコントロール機能が
十分に作用できないことが原因である。逆に比較例2は
処理線径が規定の範囲よりも太かったために衝風とパイ
プ伝熱による熱交換が十分に行えず、微細パーライトが
得られなかった例である。
【0019】比較例3はパイプ内径が小さ過ぎたため
に、パイプ内/外に供給すべきガス量が相対的に大きく
なり、急冷槽出口温度の制御が難しく、ばらつきが生じ
た例である。比較例4は逆にパイプ内径が大き過ぎたた
めにパイプ内の通線抵抗が大きく、組織不均一で機械的
性質にばらつきが生じた例である。
【0020】比較例5は鋼線とパイプ長手方向の接触率
が50%と低かったために、パイプ外側からの伝熱が均
一に行われず、鋼線長手方向に組織、機械的性質のばら
つきが生じた例である。
【0021】比較例6はパイプ内/外の両方をエアーで
衝風を使用したために、パイプ内が非酸化性雰囲気に保
持されず、表面酸化が生じた例である。また、比較例7
は衝風を全く行わなかった例、比較例8はパイプ内のみ
の衝風を行った例であるが、いずれも急冷槽内での温度
降下が大きくなり過ぎ、マルテンサイト組織となった。
【0022】比較例9,10はいずれも供給ガス温度が
規定の範囲から外れたために、微細パーライト組織が得
られなかった例である。比較例11,12は供給ガス温
度は規定の範囲内であったが、鋼線の急冷槽出口温度制
御が不十分で、恒温炉設定温度±20℃の範囲外とした
ために所望の組織が得られなかった例である。
【0023】
【表1】
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明は、従来パテンティ
ング処理に利用されている鉛、ソルト等公害問題のある
恒温炉を用いることなく、熱伝導率の良好な耐熱性パイ
プから鋼線への熱伝達制御とパイプ内非酸化性ガス雰囲
気調整との組合せにより酸化(スケール生成)と脱炭が
非常に少ない極細鋼線のパテンティング処理を効率的に
行える点で大きな効果が認められた。スケールの生成が
少ないことから、次工程以降の最終伸線では、酸洗を簡
省略することも可能である。更に、排気ダクト、廃液処
理等の付帯設備が不要であるためコスト削減効果も見込
まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を実現するための装置の一例であ
る。
【図2】鋼線温度履歴の実測例である。
【図3】パテンティング特性に及ぼす鋼線/パイプ接触
率の影響である。
【図4】恒温炉設定温度と急冷槽出口温度の組み合わせ
による組織変化を各々示す。
【符号の説明】
1 サプライボビン 2 熱処理用鋼
線 3 加熱炉 4 耐熱性パイ
プ 5 パイプ内衝風用ノズル 6 パイプ外衝
風用ノズル 7 エアー加熱装置 8 非酸化性ガ
ス加熱装置 9 非酸化性ガス供給ボンベ 10 恒温炉 11 捲取ボビン 12 急冷槽出
口温度測定機

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱伝達率の良好な耐熱性パイプを加熱炉
    −急冷槽−恒温炉と貫通方式とした構造と成し、パイプ
    の外側から加熱、急冷、恒温保持の順でパーライト変態
    を行なわせる高炭素極細鋼線の雰囲気パテンティング方
    法において、処理線径0.1〜1.0mm、パイプ内径を
    5〜10mm、急冷槽では300℃〜600℃の一定温度
    に調整した非酸化性ガスをパイプ内部に衝風吹込みする
    と同時に、パイプ外側に対しては非酸化性ガスと同温度
    に加熱したエアーを衝風した状態で、パイプ内面と鋼線
    の接触率をパイプ長手方向に対して80%以上保つ状態
    で鋼線を走行させて熱伝達を行わせ、急冷槽出口での鋼
    線終点温度を500〜600℃の恒温炉設定温度±20
    ℃以内に温度制御して微細パーライト組織を得ることを
    特徴とする高炭素極細鋼線の雰囲気パテンティング方
    法。
JP26736891A 1991-10-16 1991-10-16 極細鋼線の雰囲気パテンテイング方法 Withdrawn JPH05105966A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6264759B1 (en) 1998-10-16 2001-07-24 Pohang Iron & Steel Co., Ltd. Wire rods with superior drawability and manufacturing method therefor
KR100871757B1 (ko) * 2007-02-22 2008-12-05 엘에스전선 주식회사 초극세선용 인 라인 어닐링 장치

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6264759B1 (en) 1998-10-16 2001-07-24 Pohang Iron & Steel Co., Ltd. Wire rods with superior drawability and manufacturing method therefor
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Effective date: 19990107