JPH05102121A - 枚葉式洗浄方法及び装置 - Google Patents

枚葉式洗浄方法及び装置

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JPH05102121A
JPH05102121A JP32360391A JP32360391A JPH05102121A JP H05102121 A JPH05102121 A JP H05102121A JP 32360391 A JP32360391 A JP 32360391A JP 32360391 A JP32360391 A JP 32360391A JP H05102121 A JPH05102121 A JP H05102121A
Authority
JP
Japan
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cleaning
wafer
substrate
tank
cleanser
Prior art date
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Pending
Application number
JP32360391A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Koyanagi
哲雄 小柳
Hiroshi Yamaguchi
弘 山口
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SUGAI KK
Original Assignee
SUGAI KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 洗浄液により洗浄されたウエハ等の基板表
面が、洗浄中に再び汚染されることのない改良された枚
葉式洗浄方法および装置を提供する。 【構成】 洗浄液を収容した洗浄槽1内に、一枚の基
板3を垂直に保持し、洗浄槽内底部に洗浄液を供給する
と共に、洗浄槽上部よりオーバーフローさせて上昇流を
形成し、基板を洗浄する枚葉式洗浄方法において、基板
の一面側のみからオーバーフローさせて洗浄することを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体基板や液晶ガラ
ス基板等の薄板状の基板を、洗浄液を用いて一枚づつ洗
浄する枚葉式洗浄方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置もサブミクロン時代を迎える
と共に半導体基板(以下、ウエハと称する)の直径が現
在では、150mm〜200mmのものが主流となり、
大口径化が進んでいる。従って、一枚のウエハに対する
清浄度の向上が要求されてきている。このため従来の方
法において、複数枚のウエハを収載したキャリアを洗浄
液に投入して、複数枚のウエハを同時に洗浄する方法か
ら、図5〜図7に示す様なウエハを一枚づつ洗浄する、
いわゆる枚葉式洗浄方法に移行してきた。すなわち、洗
浄液を収容した石英ガラス等から成る洗浄槽1内に、図
示しないチャッキングアームでウエハ3を浸漬し、洗浄
槽1内に形成され、各々ウエハ3の厚みよりやや幅広の
溝を有するウエハ保持部4に載置して保持し、循環ポン
プ5によって洗浄液を循環させると、洗浄液が洗浄液供
給口7の多数の流出口7aから洗浄槽1内に流出する。
洗浄液が充満した洗浄槽1にさらに洗浄液が流入するこ
とにより、余った洗浄液が洗浄槽1の上部開口に設けら
れた4つの堰1a、1b,1c,1dを乗り越えオーバ
ーフローし、オーバーフロー部2に流れ込む。この時洗
浄槽1内に洗浄液の上昇流を生じ、ウエハ表面3aとウ
エハ裏面3bに付着した汚染物質を剥離して、オーバー
フローする洗浄液と共に持ち去り、ろ過フィルタ6を通
して洗浄液中の汚染物質を除去し洗浄液のみが再び洗浄
槽1に戻る。上記のように処理時間洗浄液を循環させる
ことにより、ウエハ3が清浄化される。
【0003】上記において洗浄槽は1基のみ用いて説明
したが、実際にはスループット(生産高)を上げる為、
数基を連設して使用される。例えば3基の洗浄槽を用い
て拡散前洗浄をする場合、第1の洗浄槽には希フッ酸を
収容し、第2の洗浄槽には純水を収容し、第3の洗浄槽
には過酸化水素水を収容して、ウエハをチャッキングア
ームで第1の洗浄槽から第3の洗浄槽まで順番に投入し
洗浄する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ウエハの裏面は各プロ
セス装置内で、搬送ベルトや真空チャック等との接触が
多いため汚染が著しく、従来の方法では以下に示す問題
点があった。すなわち、図8(図5の洗浄槽の一部を拡
大示した図)を参照して、ウエハ3を洗浄中ウエハ裏面
3bより剥離した汚染物質8が4方向オーバーフローだ
と、洗浄槽上部からオーバーフローしきれずに、一部が
ウエハ表面3a側に回り込み、槽内壁面を逆流し、ウエ
ハ表面3aに再付着し汚染してしまうという問題点があ
った。
【0005】それゆえに、本発明は洗浄液により洗浄さ
れたウエハ等の基板表面が、洗浄中に再び汚染されるこ
とのない改良された枚葉式洗浄方法および装置を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、洗浄液を収容した洗浄槽内に、被洗浄物で
ある一枚の基板を垂直に保持し、洗浄槽内底部に洗浄液
を供給すると共に、洗浄槽上部よりオーバーフローさせ
て上昇流を形成し、基板を洗浄する枚葉式洗浄方法にお
いて、基板の一面側のみからオーバーフローさせるよう
にしたものである。
【0007】また、洗浄液を収容した洗浄槽内に、一枚
の基板を垂直に保持し、洗浄槽内底部に洗浄液を供給す
ると共に、洗浄槽上部よりオーバーフローさせて上昇流
を形成し、基板を洗浄するようにした枚葉式洗浄装置に
おいて、前記洗浄槽を基板の一面側のみより洗浄液をオ
ーバーフローさせる構造にしたものである。
【0008】
【作用】本発明によれば、上記したように、オーバーフ
ローを基板の一面側のみからさせるようにしたことによ
り、洗浄中に汚染度の高い基板裏面から剥離した汚染物
質が、基板表面に再付着することがなく基板を清浄にす
ることができる。
【0009】
【実施例】本発明を、従来例と同様ウエハの洗浄に適用
した実施例を図面により説明する。図1は本発明にかか
る枚葉式洗浄装置の構成図、図2は図1の左側面図、図
3は図2の平面図であり、従来例を示す図5〜図7と同
じ部分には同一番号を付して説明を省略する。従来例と
の違いは、洗浄液のオーバーフローのやり方を4方向か
ら1方向に変えた点にある。すなわち、洗浄槽1の上部
開口の1辺のみに洗浄液をオーバーフローさせる堰1a
と、溢れた洗浄液を一時貯留するオーバーフロー部2を
設けるように構成した。
【0010】次に、上記実施例の装置を用いた洗浄方法
について説明すると、洗浄液の収容された洗浄槽1に、
図示しないチャッキングアームによりウエハ3を浸漬
し、ウエハ裏面3bをオーバーフロー部2側に向けてウ
エハ保持部4に載置し、循環ポンプ5を作動させて洗浄
液を循環させると、洗浄液はろ過フィルタ6を通り洗浄
液供給口7の流出口7aから洗浄槽1内に流出する。洗
浄液が充満した洗浄槽1にさらに洗浄液が流入すること
により、余った洗浄液が洗浄槽1の堰1aを乗り越えオ
ーバーフローし、オーバーフロー部2に流れ込む。この
時洗浄槽1内に洗浄液の上昇流を生じ、ウエハ表面3a
と裏面3bに付着した汚染物質を剥離してオーバーフロ
ーする洗浄液と共に持ち去り、ろ過フィルタ6を通して
洗浄液中の汚染物質を除去し、洗浄液のみが再び洗浄槽
1に戻る。上記のように処理時間洗浄液を循環させるこ
とによりウエハ3が清浄化される。なお上記実施例にお
いては、ウエハ3を図示しないチャッキングアームから
ウエハ保持部4に移載しているが、洗浄槽1にウエハ保
持部4を設けず、図示しないチャッキングアームで保持
したままの状態で洗浄するようにしても良い。
【0011】次に、上記本発明の洗浄方法によるとウエ
ハの清浄度を高められる理由について、図4(図1の洗
浄槽の一部を拡大示した図)を用いて説明する。洗浄槽
1にはオーバーフロー用の堰1aと、オーバーフローし
た洗浄液を一時貯留するオーバーフロー部2とが一方向
のみ(この場合ウエハの裏面側のみ)にしか設けてな
く、循環ポンプ5で洗浄液を循環させると、オーバーフ
ローはウエハの裏面3b側のみにしか生じないので、洗
浄槽1の上層部での流れにおいて、ウエハ表面側3a側
えの流れはほとんど生じ得ない。 従って、ウエハ裏面
3bに付着していた汚染物質8はウエハ表面3a側には
逆流せず、ウエハ表面3a側に付着していた汚染物質9
と共にウエハ裏面3b側からオーバーフローされ、洗浄
中にウエハ表面3aに再付着することがなく、高い清浄
度に保つことができる。
【0012】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の枚
葉式洗浄方法によれば、オーバーフローの過程におい
て、汚染度の高い基板裏面側のみからオーバーフローさ
せたことにより、基板を洗浄中に基板裏面から剥離した
汚染物質が基板表面に再付着することがなく洗い流さ
れ、清浄な状態で次工程に搬送することができ、歩留ま
りを向上させることができる。
【0013】また、本発明の枚葉式洗浄装置によれば、
上記効果に加え、従来の4方向オーバーフローから一方
向オーバーフローに改良したことにより、洗浄槽を薄く
小型に製造でき、連設して使用する場合にはプロセス装
置全体を小さくまとめることができ、半導体工場の省ス
ペース化が計れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる枚葉式洗浄装置の構
成図。
【図2】図1の左側面図。
【図3】図2の平面図。
【図4】本発明によると、ウエハの清浄度を高められる
理由を説明するために、図1に示す洗浄槽の一部を拡大
示した図。
【図5】従来例にかかる枚葉式洗浄装置の構成図。
【図6】図5の左側面図。
【図7】図6の平面図。
【図8】従来の技術の問題点を説明するために、図5に
示す洗浄槽の一部を拡大示した図。
【符号の説明】
1 洗浄槽 1a 堰 2 オーバーフロー部 3 ウエハ 3a ウエハ表面 3b ウエハ裏面 4 ウエハ保持部 7 洗浄液供給口

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄液を収容した洗浄槽内に、一枚の基
    板を垂直に保持し、洗浄槽内底部に洗浄液を供給すると
    共に、洗浄槽上部よりオーバーフローさせて上昇流を形
    成し、基板を洗浄する枚葉式洗浄方法において、基板の
    一面側のみからオーバーフローさせることを特徴とする
    枚葉式洗浄方法。
  2. 【請求項2】 基板の汚染度の高い一面側のみからオー
    バーフローさせることを特徴とする請求項1の枚葉式洗
    浄方法。
  3. 【請求項3】 洗浄液を収容した洗浄槽内に、一枚の基
    板を垂直に保持し、洗浄槽内底部に洗浄液を供給すると
    共に、洗浄槽上部よりオーバーフローさせて上昇流を形
    成し、基板を洗浄するようにした枚葉式洗浄装置におい
    て、前記洗浄槽の上部開口の一方向のみにオーバーフロ
    ー部を設けて成ることを特徴とする枚葉式洗浄装置。
JP32360391A 1991-10-02 1991-10-02 枚葉式洗浄方法及び装置 Pending JPH05102121A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990209