JPH04996Y2 - - Google Patents

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JPH04996Y2
JPH04996Y2 JP19787086U JP19787086U JPH04996Y2 JP H04996 Y2 JPH04996 Y2 JP H04996Y2 JP 19787086 U JP19787086 U JP 19787086U JP 19787086 U JP19787086 U JP 19787086U JP H04996 Y2 JPH04996 Y2 JP H04996Y2
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footboards
footboard
rotating shaft
loading platform
cylinder
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  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は貨物自動車の歩み板装置に関し、特に
二輪から四輪まで各種車輌を積み降ろし可能であ
る歩み板装置に関する。
(従来の技術) 荷台後面部の回転軸に左右一対の歩み板をシリ
ンダの駆動力を受けて摺動自在に取付けていて、
積み降ろしする車輪幅に応じて左右の歩み板を適
正幅に摺動調整可能にしている。(例えば実公昭
54−18964号に提案されているトラツクの荷積載
用登坂案内装置) (考案が解決しようとする問題点) ところで、車輌によつては歩み板を使用できな
い場合がある。たとえば、三輪車、農業用トラク
タ等のように、前後の車輪が一線上に並んでいな
い車輌では、左右の歩み板の位置および間隔を幾
何に摺動調整しても積み降ろしすることが不可能
であり、従来装置が積み降ろし可能な車輌は前後
の車輪が一線上に並んでいるところの四輪のもの
に限られる問題があつた。
本考案は前輪と後輪が前後に一線上に並らんで
いる車輌はもとより、前後の車輌が一線上に並ら
んでいない車輌まで積み降ろしすることのできる
歩み板装置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案が叙上の目的を達成するために、荷台の
後面部に回転軸を横架し、この回転軸の中央部分
に垂設したアームに荷台底面の起伏用シリンダの
ロツドを軸着すると共に回転軸の左右部分に夫々
二本の内外の歩み板基端を一体回転状且つ摺動自
在に取付け、左右の内外の歩み板の一方に摺動用
駆動要素を夫々連繋し、この駆動要素の駆動力を
受けて摺動する歩み板と相隣れる歩み板とに一対
の連結要素を設けてなる構成としたことを特徴と
する。
(作用) 左右の二本の歩み板における一方の駆動摺動す
る歩み板が、他方の連結状の歩み板を所望の位置
まで摺動せしめ、そして、連結が解除された状態
で、自ら所望の位置に駆動摺動して、計四本の歩
み板が実質的に二本状から三本状そして四本状ま
で所望の位置および間隔に調整可能になつてい
る。
(実施例) 以下図面を参照して本考案の実施の一例を詳細
に説明する。
貨物自動車Aの荷台1はその後面部2に回転軸
3を横架し、そして荷台1底面には起伏用シリン
ダ4を取付け、このシリンダ4のロツド5を回転
軸3における中央部分に垂設したアーム6とピン
7で接続せしめて、ロツド5に連動して回転軸3
が右回り或いは左回りするようにしている。
回転軸3は左右の軸部分に夫々二本の内外の歩
み板8,8の基端を一体回転状且つ摺動自在に取
付けている。そのため、回転軸3の径断面形と歩
み板8の軸孔9断面形を適合する形状たとえば四
角形状に成形していて、回転軸3に対して各歩み
板8が回転軸3の回転動作に従動して起伏動する
一方で摺動自在にしている。
左右の外側の歩み板8,8は夫々基端にノツク
ピン10を自重で常に垂下状姿態を呈するように
垂設していて、各ノツクピン10は荷台1底面側
における左右の作動アーム11後端のアーム長手
方向に開口形成されている長孔12に夫々遊合し
ている。
作動アーム11,11は荷台1底面に支軸13
を支点として、後端が水平方向に左右揺動自在に
取付けられていて、アーム同士は支軸13を境と
した前後アーム部にたすき状に懸架された連杆1
4,14で左右一体連動状に連繋しており、且つ
一方の作動アーム11は摺動用駆動要素すなわち
シリンダ15と接続している。そして両作動アー
ム11の後端は荷台後面部2の左右における水平
状の長尺ガイド孔16,16を潜つてノツクピン
10下まで達して、ノツクピン10と連繋してお
り、シリンダ15の駆動力を受けて左右の外側の
歩み板8,8が摺動するようにしている。
この左右の内外の歩み板8,8には一対の連結
要素17を設けていて、その連結状態で内側の歩
み板8が外側の歩み板8に従動して摺動するよう
にしている。
連結要素17は内外の歩み板8,8の基端近く
の底面に対向状に止着した連結体18,18と、
両連結体18のピン孔19に抜き差し可能な連結
ピン20からなつており、連結ピン20は両連結
体18のピン孔19に差込まれた状態で、その頭
をストツパー21で押えて、同ストツパー21を
外さない限り、内外の歩み板8,8の連結状態が
解かれないようにしている。又、連結ピン20は
外側の歩み板8の底面のホルダー22に鎖23で
継げられていて、ピン孔19から抜いている状態
ではホルダー22に仮止め可能にしている。
シリンダ4および15は貨物自動車Aの油圧回
転を利用して作動させ、その操作装置は運転席、
荷台1側面に配設する。
これにより、車輌の積み降ろしを、たとえば車
輌がロードローラのような三輪タイプ或いは前輪
と後輪が一線上に前後していない農業用トラクタ
の場合では、左右の内外の歩み板8,8が夫々連
結した状態で、先ずシリンダ15を作動させて、
内側の歩み板8を外側の歩み板8ともども所望の
位置に摺動せしめ、次いで、連結ピン20を抜き
外して連結解除して、再びシリンダ15で外側の
歩み板8,8を所望の位置に摺動せしめて所定の
位置および間隔に調整し、そして、起伏用シリン
ダ4で各歩み板8をその所定位置・間隔状のまま
回転軸3の回転につれて先端が地面に接するまで
伏動させて降ろし、これらの歩み板8を道板とし
て使用して積み降ろし自在である。
又、車輌が二輪車である場合には、左右の内外
の歩み板8間隔を若干あけて、一方を二輪車用、
他方を作業者用の道板として、左右双方で同時に
積み降ろし自在である。
もとより、前輪と後輪が前後に一線上に一致し
ている四輪タイプの車輌では、その車輌幅相当
に、左右の内外の歩み板8,8を連結状態のまま
で摺動させて間隔調整して、積み降ろし自在であ
る。
上記実施例において、左右の内側の歩み板8を
シリンダ15と連繋せしめて、内側の歩み板8が
摺動して、これに外側の歩み板8が従動して摺動
する態様としたり、又、左右の作動アーム11を
夫々専用のシリンダで作動するようにしたり、さ
らに、摺動用駆動要素のシリンダを回転軸3端か
ら突出したアームと内側の歩み板8との間に設け
る態様とすることも任意であり、本考案の主旨を
何等変更するものではない。
同様に、連結要素17においても、他のたとえ
ば形鈎片とその掛止片等であつても良い。
(考案の効果) したがつて本考案によれば次の利点がある。
左右の各二本の内外の歩み板の位置・間隔を
調整して、前後の車輪が一線上に並んでいる車
輌はもとよりのこと、前輪と後輪が一線上に前
後していない車輌まで、自在に積み降ろしでき
て、積載する車輌制限がなく有用である。
内外の歩み板の一方を摺動用駆動要素で摺動
操作して、同時に他方の歩み板まで摺動制御す
るので、内外二本の歩み板の摺動調整を最少限
の摺動用駆動要素で行なうことができると共に
省力化されていて有益である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案貨物自動車の歩み板装置を示す
斜視図。第2図は−線に沿える拡大縦断面
図。第3図は連結要素の分解拡大正面図。第4図
は−線に沿える同横断面図。第5図は摺動用
駆動要素を作動させて連結状態の左右の内外の歩
み板を摺動した状態の拡大平面図で一部切欠す
る。第6図は左右の内外の歩み板の連結状態を解
除して、外側の歩み板を摺動した状態の同平面図
で一部切欠する。 図中、1は荷台、2は後面部、3は回転軸、4
は起伏用シリンダ、5はロツド、6はアーム、8
は歩み板、15は摺動用駆動要素、17は連結要
素。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 荷台の後面部に回転軸を横架し、この回転軸の
    中央部分に垂設したアームに荷台底面の起伏用シ
    リンダのロツドを軸着すると共に回転軸の左右部
    分に夫々二本の内外の歩み板基端を一体回転状且
    つ摺動自在に取付け、左右の内外の歩み板の一方
    に摺動用駆動要素を夫々連繋し、この駆動要素の
    駆動力を受けて摺動する歩み板と相隣れる歩み板
    とに一対の連結要素を設けてなる貨物自動車の歩
    み板装置。
JP19787086U 1986-12-22 1986-12-22 Expired JPH04996Y2 (ja)

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JP19787086U JPH04996Y2 (ja) 1986-12-22 1986-12-22

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JPS63101240U JPS63101240U (ja) 1988-07-01
JPH04996Y2 true JPH04996Y2 (ja) 1992-01-14

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