JPH049961A - 静電荷像現像用トナーおよび記録装置 - Google Patents

静電荷像現像用トナーおよび記録装置

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JPH049961A
JPH049961A JP2113375A JP11337590A JPH049961A JP H049961 A JPH049961 A JP H049961A JP 2113375 A JP2113375 A JP 2113375A JP 11337590 A JP11337590 A JP 11337590A JP H049961 A JPH049961 A JP H049961A
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JP
Japan
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toner
solvent
water
image
paper
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JP2113375A
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English (en)
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Soichiro Mima
美間 総一郎
Satoshi Matsumoto
聡 松本
Takahiko Nanko
孝彦 南光
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電子写真 静電記録等における静電荷像を現像
するためのトナーに関するものである。
また 本発明(上 電子写真方式などの、記録装置に関
するものである。
従来の技術 従来より、着色粉体を利用した記録方式として、電子写
真 静電記録などがよく知られている。これらの方式(
よ 電子写真感光体あるいは誘電体などの電荷保持体上
に静電潜像を形成し 前記潜像とは逆極性に帯電した着
色粉体(トナー)で現像してトナー像を得たの板 これ
を受像体に転写しさらに定着することで、最終的な記録
物を得るものである。
静電荷像現像用トナーとしては 従来 ポリスチレン樹
脂などの結着樹脂中にカーボンブラックや染料などの着
色粉体を分散させたものを10〜20μmに微粉砕した
粒子を用いることが広く知られている。しかし かかる
トナーは 受像体である紙に社風 定着記録した記録済
み紙を、紙として再生、再利用する場合、その処理が大
変困難である。
古紙として集められた記録済みの紙を再生する場合は 
まず「ヘルパー」と呼ばれるミキサーへ水と共に投入し
 水の中でパルプ繊維をほぐす。
その後に「フローテータ−」によってインク類など不純
物を分離よ 脱色・漂白処理を行なう。その後、抄紙機
によって再生紙となる。脱色工程で脱色すべきイン久 
トナー(よ 前述のような高分子の結着剤と顔料からな
るものがほとんどであり、現在は 洗剤を混入して温度
を上(デ、撹拌等を行なうことによって脱色処理を行な
っている。ここで結着樹脂としておもに用いられる樹脂
(飄 熱可塑性樹脂が一般的であり、スチレン系樹脂 
アクリル系樹脂 ポリエステル樹脂などを用いている力
(これらは容易に溶媒に溶解する材料ではなく、そのた
め脱色処理が非常に困難である。
また 従来の記録装置において(表 像担持体上に形成
された粉体像をコロナチャージャなどによって受像体に
静電転写した後、これを熱ローラにより熱定着するとい
う方法が広(用いられていもしかしこの方法は種々の課
題を有していた具体的には (a)静電転写工程で(、t。
(1)スキャッタリングと呼ばれるトナーの飛散があり
記録画像がぼける。
(2)高温環境下においては転写効率が低下する。
(3)トナーと受像体の抵抗値の変動により転写か不安
定になる。
(b)熱定着工程では (1)熱エネルギーとして使う消費電力が大きく不経済
である。
(2)電源投入時に定着器の温度か上昇するまでのウオ
ームアツプ時間が長賎 (3)高温であるため紙ジヤム時などに発火などの危険
がある。
などの課題を有していμ これらの課題の内で、熱定着に関する課題を解決するた
めに トナー像を溶媒で溶解・低粘度化し 受像体に転
写する方法力交 特開昭62−67576号公報に開示
されている。この方法を以下に示す。
まず、通常の電子写真プロセスによって感光体ドラム上
にトナー像を形成する。つぎi、、  トナーを溶解さ
せ得る溶剤を塗布したトナー粒子溶解ドラム(以下、溶
解ドラムという)を感光体ドラムに間隙を開けて対向設
置する。そして、溶解ドラムの内部に配設した転写帯電
器によって、感光ドラム上のトナー像を溶解ドラムに静
電転写する。
溶解ドラムに転写されたトナーは 溶剤によって溶解さ
れ粘性化される。この状態で、 トナー像に用紙を密接
させると、粘性化されたトナーの粘着力によって、用紙
にトナー像か粘着転写されると有している課題が解決さ
れていな(■ またさら(ミ溶解ドラム上でトナーが溶
解・低粘度化されるときに トナーが溶解ドラムと接す
る側から低粘度化されるために トナーが溶解ドラムに
多く付着し 用紙への転写効率が低いという課題を有し
ていj、:。
本発明はかかる点に鑑へ 受像体である紙へ記録後の脱
色 再生処理の容易な 静電荷像現像用トナーを提供す
ることを目的とするものである。
また 本発明は簡単な装置構志 低エネルギーでトナー
像の転写および常温での定着か可能で、か2 転写効率
の良好な鮮明な画像が得られる記録装置を提供すること
を目的とするものであム課題を解決するための手段 本発明(よ 少なくとも結着剤と着色剤とを含み、前記
結着剤の組成物の少なくとも一部か水に溶焦低粘度化す
る静電荷像現像用トナーである。また少なくとも結着剤
と着色剤とを含ム 前記結着剤の組成物の少なくとも一
部α 水に対する溶解性より叡 アルコールまたは水と
アルコールの混合溶媒に対する溶解性の方が高いことを
特徴とする静電荷像現像用トナーである。また 水とア
ルコールの混合溶媒によって低粘度化する静電荷像現像
用トナーからなる前記トナー像を像担持体上に形成する
像形成手段と、前記溶媒を前記トナー像に供給する溶媒
供給手段と、前記溶媒によって低粘度化したトナー像を
受像体に圧着させて転写する転写手段とを備えたことを
特徴とする記録装置である。
作用 本発明41  前記の構成により、以下の詐取 効果を
得ることが出来る。すなわ叡 −船釣に 静電荷像を現
像するトナーとして(よ 結着剤の中にカーボンブラッ
クや染料などの着色粉恢 各種添加剤を分散させたもの
を、 10〜20μmに微粉砕した粒子を用いる力(本
発明では その結着剤に水溶性樹脂を用いる。このトナ
ーで記録した記録済みの紙を再生処理する場合(よ ま
ず水の中で記録済み紙のパルプ繊維をはぐず力(脱色(
脱墨)すべきトナー(よ 結着剤が水溶性であるたぬ 
水の中でパルプをほぐす過程で結着剤が顔料とともに水
の中に溶脈 分散する。そのた取 不純物除去、脱色 
漂白処理工程がほとんど不要となり、脱墨率が向上L 
記録済み紙の再生、再利用が非常に容易となる。  ま
t、  l−ナーの結着剤として、水への溶解性よりも
、 アルコールまたは水とアルコールの混合溶媒への溶
解性の方が高い材料を使うと、前記の記録済みの紙の再
生処理における脱色処理は 水よりもアルコールまたは
水/アルコール混合溶媒で行なう方が効率が高いことに
なる力丈 それても従来よりは格段に容易な処理となる
すなわ板 アルコールは有機溶剤としての危険性が低く
、まf、  エチルアルコールは特に毒性が無いと言う
ことで使用の規制がなく、処理工程での使用については
一切問題が無(ち また この結着剤を水に溶けにくし
X、または全く不溶の材料にすることにより、例えは 
トナーが空気中の水分を吸収して粘性を帯び、 トナー
としての流動性か低下し 記録特性の変化が生じるとい
うこともなく、また記録された画像に水がかかっても画
像か流れ出すことかなく、画像の耐水性の優れた物とな
る。
さら(ミ 像担持体と、 トナーと、前記トナーを低粘
度化し得る溶媒とを用し\ 像形成手段により像担持体
上にトナー像を形成し これを溶媒で低粘度化させるこ
とで、転写と常温定着を同時に行う。これにより、静電
転写 熱ローラによる熱定着の各工程での種々の課題を
解決し 簡単な装置構忠 低エネルギーで、転写効率の
良好な鮮明な画像が得られる記録装置を実現する。
溶媒としては 安全性、価格などを考えると水を使用す
ることが考えられる。しかし この溶媒は転写定着時に
受像体である紙に染み込む力\ ここで溶媒として、ア
ルコールまたは水とアルコールの混合溶媒を、水と比較
すると、紙に染み込んだ後の乾燥が容易であるし 乾燥
したときの紙の皺 カールもなし−これは 水が紙の繊
維を伸縮させて皺を生じさせるのに対し アルコールを
混ぜることで緩和することができる。また アルコール
が混じると紙の中に浸透し易くなり、紙の表裏で伸縮の
差がなくなり、カールが生じなくなる。
また混合溶媒(上 水のように紙の腰を弱くしないので
記録装置内での紙の走行に支障をきたすこともなt、%
  また特(ミ 水とエチルアルコールの混合溶媒(友
 消防法 労安法で自由な使用を認められている。また
 アルコールよりは水とアルコールの混合溶媒の方が価
格が安t、% 従って、溶媒として水とアルコールの混合溶媒を用いる
ことで、安全性、価格 印字品質、印字安定性等の優れ
た転写 定着を実現することができる。
実施例 本発明のトナーの実施例について以下に述へる。
トナーの結着剤には例えば水溶性高分子を用いる。
トナー全量に対し  20〜80重量%使用することか
望ましい。水溶性高分子としてはポリビニルアルコール
(PVA)、カルボキシメチルセルロス(CMC)、ポ
リエチレングリコール(PEG)、ポリプロピレングリ
コール(PPG)、メチルセルロー人 アルギン酸、ポ
リアクリル酸ソータミ ポリエチレンオキシド、澱粉 
 ゼラチン等があげられる。この中で熱可塑性の材料と
して(よPEG、PPGなどが有る。また 水とエチル
アルコールの混合溶媒にも溶けるものとして、 PEG
/PPG共重合体かあげられる。まt:、、アルコール
に溶けて水に溶けない樹脂として、エチルセルロース系
のものかあげられる。
本発明のトナーには必要に応じて着色剋 流動性向上剤
などの添加剤を用いることができる。
着色剤としては 公知の適当な顔料または染料が使用さ
れる。 トナー全量に対し1〜20重量%使用すること
が望ましい。
流動性向上剤としては5IO2、TlO2、Al2O3
およびそれらの誘導体などがトナー全量に対し0.05
〜10重量%の範囲で用いられるのが好まし1、% また トナー製造法との関連で、懸濁安定剤などを添加
する場合がある。
本発明のトナーを磁性トナーとして用いる場合(よ 通
常使用されている公知の磁性体粉末を混合する。具体的
に(よ 各種金属粉 酸化アルミニラな 酸化鉄、酸化
ニッケルのような金属酸化物とこれを含む金属化合物お
よび強磁性フェライト並びにそれらの混合物の微粉末で
あり、 トナー全量に対して10〜80重量兄 好まし
くは35〜65重量%の配合量がよし■ 加熱ローラ定着の場合(よ 加熱ローラへのオフセット
を防止するための離型剤を混入する必要かある。
また本発明のトナーを導電性トナーとして使用する場合
ζよ 導電性物質として、カーボンブラック等の高導電
体をトナー全量に対して1〜30重量%の範囲で混合し
て用いる。
本発明のトナーは従来公知の方法て 例えばトナー原材
料を、熱ロールで混練した後、冷紙 粉徹 分級して得
る方法 トナー原材料を適当な溶媒に溶豚 分散または
懸濁させた後にスプレードライ処理して得る方法 ある
いは種々の重縮合法等によっても得ることが出来る。
前記の方法で製造された本発明のトナーの粒径は5〜2
0μmのものが好ましし−粒径の小さなものはトナーフ
ィルミング現象を起こし易く、従って受像体の汚れの原
因となりやすく、また粒径が大きくなると画質の荒れの
原因になり易(−本発明のトナーの具体的な実施例を以
下に示す。
実施例1゜ ・PEG (日本油脂(株)、P E G20000)
、  P VA(クラレ(株)K  PVA215) 
の混合i%120℃まで昇温すると急速に軟化する。
・カーボンブラック (コロンビ゛ヤンカーボン日本(
株)瓢 C0NDUCTE  X5C)・酸化鉄(戸田
工業(株)瓢 MAT−305HD) ・水 からなる水溶液を、ボールミルで充分に分散させ、蒸発
乾燥させたブロックをジェットミル粉砕機で微粉徹 分
級して5〜20μmの粒子を得九実施例2゜ ・エチルセルロース(パーキュレス社1 エトキシル含
有率48尾 低粘度タイプ)に可塑剤を混合して軟化点
を下げ總 130℃まで昇温すると急速に軟化する。
・カーボンブラック (コロンビャンカーボン日本(株
)観 C0NDUCTE  X5C)・酸化鉄(戸田工
業(株)瓢 MAT−305HD) ・メチルアルコール からなるアルコール溶液を、分散させ、蒸発乾燥させた
ブロックをジェットミル粉砕機で微粉礁分級して5〜2
0μmの粒子を得た 実施例3゜ ・アルキレンオキサイド誘導体(第一工業製薬9xパ:
/)、  PVA (クラレ(株)製  PVA21反
  部分鹸化)の混合?!1.. 120℃まで昇温す
ると急速に軟化する。
・カーボンブラック (コロンビ゛ヤンカーボン日本(
株)翫 C0NDUCTE  X5C)・酸化鉄(戸田
工業(株)翫 MAT−305HD) ・水/メチルアルコール−6/4 からなる水/アルコール溶液を、分散させ、蒸発乾燥さ
せたブロックをジェットミル粉砕機で微粉徹 分級して
5〜20μmの粒子を得t:。
比較例1゜ ・ポリスチレン樹脂 120℃まで昇温すると急速に軟
化する。
・カーボンブラック(ココンビャンカーボン日本(株)
瓢 C0NDUCTE  X5C)・酸化鉄(戸田工業
(株)K  MAT−305HD) からなるトナー原材料を、熱ロールで混練した後 冷却
し ジェットミル粉砕機で微粉徹 分級して5〜20μ
mの粒子を得な 前記の材料で(主 部分鹸化PVAは水に溶解する力丈
 水と低級アルコールとの混合溶媒にも溶解する。アル
コールの混合比が低ければ溶解性も高くなる。
PEG2000 (1,水に溶解する力交 水と低級ア
ルコールとの混合溶媒にも溶解する。アルコールの混合
比が低ければ溶解性も高くなる。
エチルセルロース(よ エトキシル含有率を約48%に
すると、水には不溶である力叉 エチルアルコールには
良く溶解する。
アルキレンオキサイド誘導体Li  PEG/PPG共
重合体で、PEGが80%、PPGが20%の比率で共
重合させたものであり、分子量が約17000、融点が
約65℃である。PEG/PPG共重合体を、人 水/
エチルアルコール=4/6、エチルアルコールの3種の
溶媒に 溶質/溶媒−1/2の重量比で溶解させたとき
の溶解性を比較すると、水の場合と、エチルアルコール
の場合(よ 溶解性が低く、混合溶媒の場合は高かつf
4この理由jLPEGが水溶性、PPGがアルコール可
溶性であるたべ 混合溶媒を用いると水とアルコールか
それぞれ共重合体のPEG、PPGを溶解するからであ
る。
な抵 ここで言う溶解性と(よ 一定温度で一定比率の
溶質と溶媒とを混合し 一定時間経過後の溶解度の大小
で評価するものである。
実施例1、実施例2、実施例3、比較例1の各トナーを
磁性トナー用現像器で現像し 受像体である紙にトナー
像を静電転写後、実施例1、実施例2、実施例3の溶媒
蒸発による常温定着と比較例1の加熱ローラを用いた定
着器で紙に定着したものへ 定着画像の定着性を摩擦堅
牢度で評価すると、各トナー共に優れていt島  各ト
ナー像の耐溶媒性を表1に示す。
第1表 実施例1のトナー像(よ 記録紙を水につけた場合、速
やかに文字部分が溶は出し 受像体から取り除くことが
容易であつtラ  従って、水で脱色処理の可能なトナ
ーであム 実施例2のトナー像(よ 水につけても変化がなLy 
 水/エチルアルコール=4/6の混合液、及びエチル
アルコールにつけると 溶は出し71ら実施例3は長時
間水につけて初めて文字部分がわずかに解は出した 水
/エチルアルコール−4/6の混合液につけると、速や
かに文字部分が溶は出しtら 比較例1のトナー像は水 水/エチルアルコ取 エチル
アルコールの各々につけても、全く変化かな賊 従って、実施例2.3.のトナー(よ 耐水性に優れ 
かス 水/アルコール混合溶媒による脱色処理か容易な
トナーである。
実施例1、2、3は結着剤の組成物の全てか溶媒に溶解
する材料になっている力(結着剤の一部が溶解する材料
であってもかまわない。但し 溶解性材料の比率か高い
方がトナーとしての溶解性は高くなり、前述した効果が
増す。
第1図は本発明のトナーを用いた記録装置の一実施例の
概略構成図を示すものである。
本実施例(よ 粉体像を形成する像形成手段にイオン照
射ヘッドを用いた場合を例にとって説明する。イオン照
射ヘッドについては たとえばU。
S、  P、  180218などに開示されている。
第1図において、 1は画像信号に応じてイオンを照射
するイオン照射ヘッド、 2はアルミニウムなどの導電
性のドラム周面上に誘電体層を担持させた像担持体であ
る誘電体ドラA3は前記の実施例3.のトナーによる現
像を行なう現像器 4は誘電体ドラム2上に形成された
トナー像である。
これらのイオン照射ヘッド1、現像器3で、 トナー像
4を誘電体ドラム2上に形成する像形成手段を構成する
5(よ 前記トナー像4を低粘度化させる溶媒をミスト
の状態にして前記誘電体ドラム2上に供給す& 溶媒供
給手段であべ 溶媒ミスト発生器を示す。
6は誘電体ドラムと圧接して設けられた 転写手段であ
る圧着ローラであり、 9は受像体である記録紙を示す
な壮 記録紙9として(よ 例えば64g/m2のPP
C用紙を用いる。
また 圧着ローラ6は誘電体ドラム2とともに誘電体ド
ラム2上へ 低粘度化されたトナー像4と記録紙9を圧
着せしめるものである。
7(友 誘電体ドラム2上に残った未転写のトナーをク
リーニングするクリーニングユニットであり、金属性ブ
レードにより、誘電体ドラム2上の未転写トナーをクリ
ーニングするものである。
8(戴 誘電体ドラム2上の静電潜像を消去する除電器
である。
また 10は溶媒タン久 11は溶媒供給ポンプ、 1
2は超音波振動子、 13は送風ファン、 14は溶媒
ミストである。
な抵 本実施例で(よ 溶媒として水/エチルアルコー
ル−4/6の混合溶媒をもちいん 実施例3、のトナー
は1成分磁性導電性トナーであり、誘電体ドラム2上の
静電潜像に対向したトナーに誘導される電荷により現像
する現像方式によって現像を行なっtら 以上のように構成された この実施例の記録装置におい
て、以下その動作を説明する。
まず、イオン照射ヘッド1により、画信号に応じた静電
潜像が形成される。
この静電潜像力丈 現像器3によって接触現像されるこ
とで、 トナー像4が誘電体ドラム2上に形成される。
一方、溶媒ミスト発生器5は溶媒タンク10と接続され
ており、溶媒供給ポンプ11により、溶媒ミスト発生器
5に溶媒が供給される。溶媒ミスト発生器5に供給され
た溶媒は 溶媒ミスト発生器5内に設けられた1個以上
の超音波振動子12により溶媒ミスト14の状態となる
。ここで、溶媒ミスト発生器5の国体に設けられた送風
ファン13により送られる空気流により、溶媒ミスト1
4力(誘電体ドラム2の表面に向かって供給され誘電体
ドラム2上のトナー像4を低粘度化させるものである。
以上述べたようにして、溶媒ミスト発生器5により、誘
電体ドラム2上のトナー像4に溶媒ミスト14が供給さ
れる。
トナー像4の部分、すなわち画線部(よ 親溶媒性が高
いた数 溶媒ミスト14が非常に付着しやすい状態 す
なわち溶媒に濡れやすい状態にある。
またさら&へ いったんトナーに付着した溶媒はトナー
内部に浸透拡散・低粘度化していくたヘトナー表面の溶
媒ミスト14を付着させやすい状態が持続されたまま、
 トナーの低粘度化が進行していく。このときα 溶媒
ミスト14の供給量(よベタ画像の場合で数g/m2程
度か好ましい力(これはトナーの結着剤の材質などによ
って変わる。
−射的に溶媒に対する溶解性が高い結着剤の場合(よ 
より少ない溶媒量で低粘度化される。
次に 前記トナー像4が溶媒ミスト14により十分低粘
度化された状態で、前記誘電体ドラム2上のトナー像4
が記録紙9に圧着されると同時に記録紙9の繊維の中に
入り込むことで転写される。
この状態で転写されたトナー内部に含まれている溶媒が
蒸発 あるいは浸透乾燥することで、これが定着され 
最終の記録物が得られる。最後に誘電体ドラム2がクリ
ーニングユニット7によりクリーニングされ 誘電体ド
ラム2上に残留している紙粉などが除去される。その後
除電器8により除電され 静電潜像が消去される。
このとき、前記トナー像4は溶媒により低粘度化されて
いるた敢 従来の例えば圧力定着を用いた装置等に比べ
ると、前記圧着ローラ6にかける圧力ははるかに低い抑
圧でよいことは明らかである。圧接ローラ6にかける圧
カバ[・サー像4が低粘度化される度合によって異なる
力丈 従来の圧力定着法の数十分の−から数百分の−に
低減することか可能である。
溶媒として水を用いること力\ コストと安全性の面か
ら考えられる力\ 水とエチルアルコールの混合溶媒C
t  紙に染み込んだ後の乾燥が水よりも容易である。
また 乾燥したときの紙の飄 カールもほとんどなl、
%  また水のように紙の腰を弱くしないので記録装置
内での紙の走行に支障をきたすこともなu%  また特
に 水とエチルアルコールの混合溶媒(友 エチルアル
コールの比率が60%まで(よ 消防法 労安法で自由
な使用を認められている。従って、溶媒として水とエチ
ルアルコールの混合溶媒を用いることで、印字品質、印
字安定性等の優れた転駁 定着を実現することかできた
 以上のように 本実施例によれは トナー像4を低粘
度化させる溶媒を供給する溶媒供給手段である溶媒ミス
ト発生器5を設けることにより、トナー像4を溶媒ミス
ト14で低粘度化させることで、転写と定着を同時に行
うことができるため、高速かつ低消費電力かつ簡易な構
成の記録装置を実現することを可能とする記録装置を実
現できる。
また 接触転写であるために転写時のトナー像の乱れも
なく、また転写率も90%以上か容易に実現でき、従っ
て、転写効率の良好な鮮明な画像が得られtも 次に 像担持体上のトナー像に 記録紙との接触時に溶
媒を供給する場合についての具体的実施例を説明する。
第2図は本発明のトナーを用いた記録装置の第2の実施
例の概略構成図を示すものである。
第2図に示す本実施例の装置(よ 基本的には第1図に
示した装置と同じ構成であるので、同一構成部分には同
一番号を付して詳細な説明を省略する。
第2図において、 15は溶媒を記録紙9のほぼ全幅に
塗布供給する溶媒塗布ローラ、 16は溶媒塗布ローラ
15のほぼ全幅に溶媒を供給する溶媒供給フェルト、 
17は溶媒供給フェルト16のほぼ全幅に溶媒を含浸さ
せる溶媒供給パイプである。
溶媒供給パイプ17(表 溶媒供給ポンプ11を介して
溶媒タンク10と接続している。また 溶媒供給パイプ
17は溶媒供給フェルh16の上端に密接して設けられ
 溶媒供給フェルト16と接する側には 複数個の孔が
あけられており、溶媒供給ポンプ11により送られてき
た溶媒かこの孔より流出することで、溶媒供給フェルト
16に溶媒を含浸させる。また 溶媒供給フェルト16
は溶媒塗布ローラ15に接するように設けられており、
溶媒塗布ローラ15の表面に溶媒の液膜を塗布形成する
ものである。この溶媒塗布ローラ15が記録紙9と接す
ることで、記録紙9の表面に溶媒が塗布供給される構成
となっている。
以上のように構成されたこの実施例の印写装置において
、以下その動作を説明する。
第1の実施例と同様の工程により、誘電体トラム2上に
トナー像4か形成される。これと並行して記録紙9の表
面に 溶媒塗布ローラ15により溶媒が塗布供給される
。この状態て 前記誘電体ドラム2と記録紙9とか圧着
ローラ6により圧着される。
このとき、誘電体ドラム2上のトナー像4力\記録紙9
上の溶媒と接触することにより、 l・ナー像4の記録
紙9の側より低粘度化か進行する。これと同時に圧着ロ
ーラ6によりトナー像4と記録紙9に圧力かかかってい
るた教 トナー像4の低粘度化された部分が変形し 前
記記録紙9の繊維の中に入り込むことで定着される。こ
の状態で転写されたトナー内部に含まれている溶媒か蒸
発あるいは浸透乾燥することで最終の記録物か得られる
以上 像担持体上のトナー像番へ 記録紙との接触時に
溶媒を供給する場合についての実施例を説明してきた力
(この第2の実施例によれば 溶媒を記録紙9上に塗布
供給する溶媒塗布ローラ15を設(す、溶媒が塗布され
た記録紙9によって、 トナー像4に溶媒を供給するこ
とで、さきに述べた本発明の第1の実施例の効果に加え
て、簡単な構成の溶媒供給を可能とする。また 印刷機
などの例をみればわかるように ローラによる塗布供給
という方法を用いているた嵌 溶媒供給の高速化が比較
的容易である。
溶媒として水とエチルアルコールの4/6の混合溶媒を
用いたが他の比率でももちろんよく、また 他のアルコ
ールでもよ賎 但しエチルアルコール以外のアルコール
を用いる場合、または60%以上のアルコールを用いる
場合(よ 使用上の注意が必要になる。
またこれらの実施例で(よ 像形成手段として、イオン
照射ヘッドミ 誘電体ドラな 導電性磁性トナーを用い
たプロセスになっている力交 これに限定されるもので
はなく、光照射ヘッドあるいは複写原稿からの反射光 
感光体ドラム 絶縁性あるいは非磁性トナー等の電子写
真プロセスを用いてももちろんかまわない。
また 本実施例においては像担持体上に潜像を形成し 
これをトナーで現像する場合を例にとって説明した力(
これに限定されるものではなu%例え(ヨトナー像形成
を他の感光体ドラム上で行uk  これを中間転写体に
いったん転写してから記録紙に再転写する方法としても
よしXo  この場合は中間転写体が本発明の特許請求
の範囲第3項に示した像担持体に相当する。
このような中間転写体に粉体像を転写する方法として(
よ たとえば中間転写体を、粘着性を持ったシリコンゴ
ムローラとし 表面のゴム粘性によりトナー像を転写す
る方法や、絶縁性トナーを用いる場合などで(よ コロ
ナ転写などの方法によって中間転写体にトナー像を転写
する方法などが利用できる。
さらに定着を溶媒蒸発による常温での定着を可能とした
が蒸発速度を上げるた数 加熱手段を設けてもよいこと
は勿論である。
また 本実施例においては受像体としてPPC用紙を用
いた場合について述べた力丈 ○HPなど紙以外のもの
でももちろん良い。
発明の詳細 な説明したように 本発明によれば 受像体である紙へ
 記録後の脱色 再生処理の容易頓静電荷像現像用トナ
ーを提供するものである。
また 本発明は簡単な装置構成 低エネルギでトナー像
の転写および定着が可能で、かつ、転写効率の良好な鮮
明な画像が得られる記録装置を提供するものであり、そ
の実用的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における記録装置の概略構成
図 第2図は本発明の他の実施例における記録装置の概
略構成図である。 1・・・イオン照射ヘッド、 2・・・誘電体ドラな 
3・・・現像器 4・・・トナーイ象 5・・・溶媒ミ
スト発生器6・・・圧着ローラ、 7・・・クリーニン
グユニット、 8・・・除電器 9・・・記録紙 10
・・・溶媒タン久 11・・・溶媒供給ポンプ、 12
・・・超音波振動子、 13・・・送風ファン、 14
・・・溶媒ミスト。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 ほか1名イ4フ−I
Nへりト 誦 US   ド  ラ  ム 攪亀器 ドブ−1& 溶痺ミストe生6 圧着ローラ クリーニンク]=ノド 鰐電罷 詑U紙 瀉輝タンク 溶1x停絽ずンプ 1iiI名ヲ砂1轟多カコロ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも結着剤と着色剤とを含み、前記結着剤
    の組成物の少なくとも一部が水に溶解、低粘度化する静
    電荷像現像用トナー。
  2. (2)少なくとも結着剤と着色剤とを含み、前記結着剤
    の組成物の少なくとも一部の、水に対する溶解性よりも
    、アルコールまたは水とアルコールの混合溶媒に対する
    溶解性の方が高いことを特徴とする静電荷像現像用トナ
    ー。
  3. (3)水とアルコールの混合溶媒によって低粘度化する
    静電荷像現像用トナーからなるトナー像を像担持体上に
    形成する像形成手段と、前記溶媒を前記トナー像に供給
    する溶媒供給手段と、前記溶媒によって低粘度化した前
    記トナー像を受像体に圧着させて転写する転写手段とを
    備えたことを特徴とする記録装置。
JP2113375A 1990-04-27 1990-04-27 静電荷像現像用トナーおよび記録装置 Pending JPH049961A (ja)

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