JPH0497788A

JPH0497788A - 電気洗濯機

Info

Publication number: JPH0497788A
Application number: JP2217420A
Authority: JP
Inventors: Masaki Nakaya; 正樹中家
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1990-08-17
Filing date: 1990-08-17
Publication date: 1992-03-30

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は洗濯槽内にお湯を入れて衣類などの洗濯を行う
電気洗濯機に関する。

従来の技術近年、洗濯物の洗浄効果を高めるために、洗濯槽内にお
湯を入れて洗濯を行うことが多く行われてくるようにな
ってきた。

従来、この種の電気洗濯機は洗濯槽内の水をお湯にする
ために、ヒータなどの発熱体を洗濯槽の下面に設けて沸
かし水にして洗濯をするもの、または給湯器から直接お
湯を入れて洗濯をするものであった。

発明が解決しようとする課題このような従来の電気洗濯機では、洗濯槽内の下面にヒ
ータなどの発熱体を設置した場合には、洗濯槽内に衣類
と洗剤を投入し給水してから発熱体に通電するが、特に
水温の低い冬期に温水洗濯をするケースが多いことから
、当然の如く沸かし水にするためには非常に長い時間が
かかるため、沸上り温度を高くできずに温水洗濯の効果
が十分発揮できないという問題があった。

また給湯器から直接お湯を入れる場合は、給湯器の能力
や配管内にたまった滞留水によって湯温の変動要因が大
きく、さらにすすぎ時は給湯器からの接続を外し、給水
径路を変更しなければならないといった不便があった。

本発明は上記課題を解決するもので、洗濯開始と同時に
任意の安定した温度のお湯で洗濯できるようにすること
を第１の目的としている。

また、設定湯温に対して経済的な湯温を得ることを第２
の目的としている。

課題を解決するだめの手段・本発明は上記第１の目的を達成するために、制御手段は
、洗濯槽に併設した貯水槽内の湯を洗濯槽に供給する給
湯用給水手段と水道水を洗濯槽内に供給する給水用給水
手段との動作を水温設定手段の出力によ多制御するよう
にしたことを第１の課題解決手段としている。

’１ｆｃ、第２の目的を達成するために、上記第１の課
題解決手段に加えて、制御手段は外部より供給する水の
温度に応じて貯水槽内の湯上り温度を可変にしたことを
第２の課題解決手段としている。

作　　用本発明は上記した第１の課題解決手段により、貯水槽内
にすでに沸き上がった状態の湯を水温設定手段に応じて
冷水と混ぜ合わせて使用でき、沸き上げまでの時間を洗
濯時間にいれなくてすみ、洗濯開始と同時に安定した温
度の温水を供給することができる。

また、第２の課題解決手段により、設定湯温に対して貯
水槽内の湯を効率的に使用でき、貯水槽内の残り湯の防
止や沸かしすぎによる電気代などの節約ができる。

実施例以下、本発明の一実施例を第１図から第３図を参照しな
がら説明する。

図に示すように、加熱手段１はヒータなどによ多構成し
、洗濯槽２に併設した貯水槽３内の水を加熱するもので
ある。貯水温度検知手段４はサーミスタで構成し、貯水
槽３内の湯温を検知する。

給湯用給水弁（給湯用給水手段）５は貯水槽３内の湯を
圧力逃がし弁６を介し、給水ロアを経て洗濯槽２に供給
する。給水用給水弁（給水用給水手段）８は水道水を給
水パイプ９よシ減圧弁１ｏを介し、給水ロアを経て洗濯
槽２に供給する。給水温度検知手段１１はサーミスタで
構成し、給水ロアの水温を検知するものである。水温設
定手段１２は洗濯槽２に給水する水温を設定するもので
、Ｕ高めＪ、「標準ｊ、「低めコの３段階に表示ランプ
１３の表示で選別設定できるものである。制御手段１４
は貯水温度検知手段４．水温設定手段１２などの出力を
入力し、加熱手段１．給湯用給水弁５．給水用給水弁８
などの動作を制御するものである。駆動手段１５は洗濯
槽２の底部に回転自在に軸支した攪拌翼１６を駆動する
ものである。

表示手段１７は表示ランプ１３と貯水槽３内の湯の沸上
シを表示する表示ランプ１８などである。

スタート手段１９はスタート時に操作するものであり、
水位検知手段２０は洗濯槽２内の水位を検知し、制御手
段１４に入力して給湯用給水弁５゜給水用給水弁８を制
御する。なお、貯水槽３への給水は減圧弁１ｏよ多分岐
パイプ２１を経て行う。

また、２２は外槽である。

上記構成において第４図を参照しながら動作を説明する
と、制御手段１４はステップ２３で、貯水槽３内に給水
し電源をＯＮして準備を行う。ステップ２４で加熱手段
１をＯＮし、ステップ２６で貯水槽３内の湯温か設定湯
温に達したがどうかの確認を行いＣ本実施例では８５℃
に設定されている）、設定湯温に到達後、ステップ２６
で加熱手段１を○ＦＦＬ、表示ランプ１８を点灯させる
。

つぎにスタート手段１４を押すとステップ２７で制御手
段１４はプログラムをスタートする。ステップ２８で、
給水用給水弁８をＯＮし、ステップ２９で給水温度検知
手段１１にて給水の水温を測定する。ステップ３ｏでは
設定水位、湯温設定手段１２の設定、給水の水温のデー
タにもとづき給湯用給水弁５のＯＮ時間（１）を算出す
る。

ｔ＝Ｖ（Ｔｓ−Ｔｃ）／Ｑ（８５−Ｔｃ）　　−−−−
＝−−・（１）上記（１）式で■は設定水位までの水量
、Ｔｓは設定した湯温、Ｔｃは給水側の水温、Ｑは流量
で本実施例では給水、給湯とも減圧弁１０を介している
ため、一定値である。

ステップ３１で給湯用給水弁５をＯＮし、ステップ３２
で上記（１）式にて算出したｔ時間に達したかどうかの
判定を行い、到達すればステップ３３にて給湯用給水弁
５を○ＦＦＬ、ステップ３４で設定水位に到達したかど
うかの判定を行い、到達すればステップ３５で給水用給
水弁８をＯＦＦし、洗濯行程を開始し、次行程に進む。

このように本発明の実施例の電気洗濯機によれば、貯水
槽３の沸上り温度を８５℃に設定しているため、温水洗
濯１囲当たシに使用する貯湯量をコンパクト化できる。

また減圧弁１０にて両給水弁を介しているため、流量を
一定にでき給湯用給水弁５のＯＮ時間の計算も簡素化で
きる。また、沸上り温度を一定にしていることから複数
個の湯温設定が簡単にでき、衣類に対応したきめの細か
い温水洗濯としての効果を発揮することができる。

つぎに、本発明の他の実施例について説明する。

第１図における制御手段１４は、外部よシ供給する水の
温度に応じて貯水槽３の沸上り温度を可変にしたもので
ある。他の構成は上記実施例と同じである。

上記構成において第５図を参照しながら動作を説明する
と、制御手段１４はステップ３６で、貯水槽３内に給水
し電源をＯＮして準備を行う。ステップ３７で貯水槽３
内の水温を貯水温度検知手段４で測定する。ステップ３
８では給水の水温のデータにもとづき加動手段１による
貯水槽３の沸上り温度（Ｔ）を算出する。

Ｔ＝２・Ｔｓ−Ｔｃ　　　　　−・−・・・・・（２）
上記（２）式でＴｓは設定した湯温、Ｔｃは給水側の水
温である。

ステップ３９で加熱手段１をＯＮし、ステップ４０で貯
水槽３内の湯温か設定湯温に達したかどうかの確認を行
い、設定湯温に到達後、ステップ４１で加熱手段１をＯ
ＦＦし、表示ランプ１８を点灯させる。

次にスタート手段１９を押すとステップ４２で制御手段
１＜プログラムをスタートする。ステップ４３で、給水
用給水弁８と給湯用給水弁５をＯＮし、ステップ４４で
設定水位に達したかどうかの確認を行い、設定水位に到
達すれば、ステップ４５で給水用給水弁８と給湯用給水
弁５をＯＦＦし、洗濯行程を開始し、次行程に進む。

このように本発明の実施例の電気洗濯機によれば、設定
湯温に対し、給水と給湯の同時給水を前提として貯水槽
３の沸上り温度を可変にしたことにより、常に給水口γ
からの湯温は一定で給水時においても衣類に高温のお湯
がかかることはない。

また貯水槽３内のお湯を１回の温水洗濯で使い切ってし
まうため、加熱手段１によるお湯の沸かしすぎを防止で
きる。

発明の効果以上の実施例から明らかなように本発明によれば、制御
手段は洗濯槽に併設した貯水槽内の湯を洗濯槽に供給す
る給湯用給水手段と水道水を洗濯槽内に供給する給水用
給水手段との動作を水温設定手段の出力により制御する
ようにしだから、洗濯槽内に供給する温水の温度制御が
容易で、安定した温度のお湯で洗濯ができ、また、準備
段階で貯水槽にお湯を沸かすことによシ、洗濯時間の短
縮化を図ることができる。

また、給水パイプより供給する水温に応じて貯水槽内の
沸上り温度を可変にしているから、お湯の沸かしすぎを
防止でき、経済的な湯温を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の電気洗濯機のブロック図、
第２図は同電気洗濯機の構成図、第３図は同電気洗濯機
の操作部の要部の平面図、第４図は同電気洗濯機の動作
フローチャート、第５図は本発明の他の実施例の電気洗
濯機の動作フローチャートである。１・・・・・・加熱手段、２・・・・・洗濯槽、３・・
・・・貯水槽、４　・・貯水温度検知手段、５　・・・
給湯用給水手段、８・・・・給水用給水手段、１２　・
・・・水温設定手段、１４・・−・・・制御手段。代理人の氏名　弁理士　粟　野　重　孝　ほか１名第図第図第Ｌ（第因第図三先１１１

Claims

【特許請求の範囲】

（１）洗濯槽に併設した貯水槽と、前記貯水槽内の水を
加熱するヒータなどの加熱手段と、前記貯水槽内の湯温
を検知する貯水温度検知手段と、前記貯水槽内の湯を洗
濯槽に供給する給湯用給水手段と、水道水を前記洗濯槽
内に供給する給水用給水手段と、前記洗濯槽に給水する
水温を設定する水温設定手段と、前記貯水温度検知手段
と水温設定手段の出力を入力し前記加熱手段、給湯用給
水手段および給水用給水手段を制御する制御手段とを備
え、前記制御手段は水温設定手段の出力に応じて前記給
湯用給水手段と給水用給水手段の動作を制御するように
してなる電気洗濯機。
（２）制御手段は外部より供給する水の温度に応じて貯
水槽内の沸上り温度を可変にしてなる請求項１記載の電
気洗濯機。