JPH049743Y2 - - Google Patents
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- JPH049743Y2 JPH049743Y2 JP1985097940U JP9794085U JPH049743Y2 JP H049743 Y2 JPH049743 Y2 JP H049743Y2 JP 1985097940 U JP1985097940 U JP 1985097940U JP 9794085 U JP9794085 U JP 9794085U JP H049743 Y2 JPH049743 Y2 JP H049743Y2
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- shield plate
- conductive
- conductive member
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- chassis
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- Expired
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- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 claims description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 4
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229910000906 Bronze Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910000792 Monel Inorganic materials 0.000 description 1
- OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N Phosphorus Chemical compound [P] OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000010974 bronze Substances 0.000 description 1
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- KUNSUQLRTQLHQQ-UHFFFAOYSA-N copper tin Chemical compound [Cu].[Sn] KUNSUQLRTQLHQQ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 229920002379 silicone rubber Polymers 0.000 description 1
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Landscapes
- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔概要〕
プリント板に実装してなるシールド板とシヤー
シ間に弾性を有する導電性部材を介在せしめ、シ
ールド板を確実なアース電位にして製品の信頼性
の向上を図る。
シ間に弾性を有する導電性部材を介在せしめ、シ
ールド板を確実なアース電位にして製品の信頼性
の向上を図る。
本考案は、プリント板に実装してなるシールド
板のアース構造に係り、とくにシールド板とシヤ
ーシ間に弾性を有する導電性部材を介在せしめた
シールド板のアース構造に関する。
板のアース構造に係り、とくにシールド板とシヤ
ーシ間に弾性を有する導電性部材を介在せしめた
シールド板のアース構造に関する。
移動無線たとえば自動車電話の移動端末等を搭
載した場合、平坦な道路を走行すれば搭載機器に
大きな振動,衝撃を与えることはないが、原野,
山岳等の道路を走行すると搭載機器に大きな振
動,衝撃を与えるので、機器内に電子回路を搭載
してなるプリント板に付設したアース電位のシー
ルド板が振動,衝撃によつてシヤーシ等との接触
部が離れてアース電位を確実に維持出来ないの
で、多少の振動,衝撃でも接触部が離れず、確実
にアース電位の維持できるシールド板のアース構
造の改善が要望されている。
載した場合、平坦な道路を走行すれば搭載機器に
大きな振動,衝撃を与えることはないが、原野,
山岳等の道路を走行すると搭載機器に大きな振
動,衝撃を与えるので、機器内に電子回路を搭載
してなるプリント板に付設したアース電位のシー
ルド板が振動,衝撃によつてシヤーシ等との接触
部が離れてアース電位を確実に維持出来ないの
で、多少の振動,衝撃でも接触部が離れず、確実
にアース電位の維持できるシールド板のアース構
造の改善が要望されている。
第2図および第3図は、従来のシールド板のア
ース構造を説明する図で、第2図aは正常取付時
の側断面図,bは非正常時の側断面図で、第3図
aは一線接触の導電性部材を付設した側断面図,
bは二線接触の導電性部材を付設した側断面図で
ある。
ース構造を説明する図で、第2図aは正常取付時
の側断面図,bは非正常時の側断面図で、第3図
aは一線接触の導電性部材を付設した側断面図,
bは二線接触の導電性部材を付設した側断面図で
ある。
第2図は、プリント板1に所定の回路部品2を
搭載して、シールドを要する回路を一対のシール
ド板3,4でプリント板1の上下からシールドを
行なう構造で、シールド板4がシヤーシ5に面接
触するようになつているが、シールド板3,4の
寸法のバラツキあるいは組立時の組立誤差によつ
て、第2図bの如く不完全な接触状態となること
がある。
搭載して、シールドを要する回路を一対のシール
ド板3,4でプリント板1の上下からシールドを
行なう構造で、シールド板4がシヤーシ5に面接
触するようになつているが、シールド板3,4の
寸法のバラツキあるいは組立時の組立誤差によつ
て、第2図bの如く不完全な接触状態となること
がある。
第3図は、第2図で説明した欠点を解消すべく
なされたもので、第3図aはシールド板4の下面
に、弾性を有する金属たとえば燐青銅板等からな
る一線接触の導電性部材6を付設して、多少のシ
ールド板3,4の寸法のバラツキあるいは組立時
の組立誤差があつても導電性部材6が離れない構
造としたものであり、第3図bは、シールド板4
の下面に、弾性を有する金属たとえば燐青銅板等
からなる二線接触の導電性部材7を付設して、よ
り確実なアースを企図した構造である。
なされたもので、第3図aはシールド板4の下面
に、弾性を有する金属たとえば燐青銅板等からな
る一線接触の導電性部材6を付設して、多少のシ
ールド板3,4の寸法のバラツキあるいは組立時
の組立誤差があつても導電性部材6が離れない構
造としたものであり、第3図bは、シールド板4
の下面に、弾性を有する金属たとえば燐青銅板等
からなる二線接触の導電性部材7を付設して、よ
り確実なアースを企図した構造である。
上記従来のシールド板のアース構造にあつて
は、前者(第2図)の場合は、シールド板の寸法
のバラツキあるいは組立時の組立誤差によつて、
不完全な接触状態となるという問題があり、また
後者(第3図)の場合は、線接触する構造である
が導電性部材の平面の凹凸により点接触となり、
また、振動,衝撃により接触が不完全となつて、
特性にバラツキが生じるという問題点があつた。
は、前者(第2図)の場合は、シールド板の寸法
のバラツキあるいは組立時の組立誤差によつて、
不完全な接触状態となるという問題があり、また
後者(第3図)の場合は、線接触する構造である
が導電性部材の平面の凹凸により点接触となり、
また、振動,衝撃により接触が不完全となつて、
特性にバラツキが生じるという問題点があつた。
本考案は、上記の問題点を解決して確実にアー
ス電位の維持を図つたシールド板のアース構造を
提供するものである。
ス電位の維持を図つたシールド板のアース構造を
提供するものである。
すなわち、プリント板に実装してなるシールド
板と、シヤーシとのアース構造を、前記シールド
板とシヤーシとの対応部に複数の溝を形成し、前
記シールド板とシヤーシとの間に弾性を有する導
電性部材たとえば導電性ゴム、または棒状のゴム
に導電線を巻回した接触部材で形成したことによ
つて解決される。
板と、シヤーシとのアース構造を、前記シールド
板とシヤーシとの対応部に複数の溝を形成し、前
記シールド板とシヤーシとの間に弾性を有する導
電性部材たとえば導電性ゴム、または棒状のゴム
に導電線を巻回した接触部材で形成したことによ
つて解決される。
上記シールド板のアース構造は、シヤーシに導
電性部材の嵌入する溝を形成して、この溝に導電
性弾性部材を介在せしめるので、シヤーシと導電
性部材は面接触で、シールド板と導電性部材は最
悪の場合でも線接触となるので、特性のバラツキ
を減少する。
電性部材の嵌入する溝を形成して、この溝に導電
性弾性部材を介在せしめるので、シヤーシと導電
性部材は面接触で、シールド板と導電性部材は最
悪の場合でも線接触となるので、特性のバラツキ
を減少する。
第1図は、本考案の一実施例を説明する図で、
同図aは側断面図,bは導電性ゴムの斜視図,c
は接触部材の斜視図で、第2図と同等の部分につ
いては同一符号を付している。
同図aは側断面図,bは導電性ゴムの斜視図,c
は接触部材の斜視図で、第2図と同等の部分につ
いては同一符号を付している。
第1図aは、プリント板1に所定の回路部品2
を搭載して、シールドを要する回路を一対のシー
ルド板3,4でプリント板1の上下からシールド
を行なう構造で、シールド板4がシヤーシ5に面
接触せしめるために、シヤーシ5に複数条(図面
では2条)の導電性部材8を嵌入する溝51を設
ける。
を搭載して、シールドを要する回路を一対のシー
ルド板3,4でプリント板1の上下からシールド
を行なう構造で、シールド板4がシヤーシ5に面
接触せしめるために、シヤーシ5に複数条(図面
では2条)の導電性部材8を嵌入する溝51を設
ける。
そして、この溝51に第1図bに示す棒状の導
電性ゴム9または、第1図cに示すシリコンゴム
等からなる棒状ゴム10に、導電性の良好なたと
えばモネル等からなる導電線11を巻回した接触
部材12を嵌入し、この導電性ゴム9または、接
触部材12にシールド板4を導電性部材8の弾性
に抗する状態で実装するようにしたものである。
電性ゴム9または、第1図cに示すシリコンゴム
等からなる棒状ゴム10に、導電性の良好なたと
えばモネル等からなる導電線11を巻回した接触
部材12を嵌入し、この導電性ゴム9または、接
触部材12にシールド板4を導電性部材8の弾性
に抗する状態で実装するようにしたものである。
以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ばシールド板とシヤーシが導電性部材を介して面
接触となるので、完全に近いアースが実現でき特
性の向上が期待でき、振動,衝撃に対して強くな
るので車載無線等に適用して極めて有効である。
ばシールド板とシヤーシが導電性部材を介して面
接触となるので、完全に近いアースが実現でき特
性の向上が期待でき、振動,衝撃に対して強くな
るので車載無線等に適用して極めて有効である。
第1図は、本考案の一実施例を説明する図で、
同図aは側断面図,bは導電性ゴムの斜視図,c
は接触部材の斜視図、第2図および第3図は、従
来のシールド板のアース構造を説明する図で、第
2図aは正常取付時の側断面図,bは非正常時の
側断面図で、第3図aは一線接触の導電性部材を
付設した側断面図,bは二線接触の導電性部材を
付設した側断面図である。 図において、1はプリント板、2は回路部品、
3は上部シールド板、4は下部シールド板、5は
シヤーシ、6は一線接触の導電性部材、7は二線
接触の導電性部材、8は導電性部材、9は導電性
ゴム、10は棒状のゴム、11は導電線、12は
接触部材、51は溝、をそれぞれ示す。
同図aは側断面図,bは導電性ゴムの斜視図,c
は接触部材の斜視図、第2図および第3図は、従
来のシールド板のアース構造を説明する図で、第
2図aは正常取付時の側断面図,bは非正常時の
側断面図で、第3図aは一線接触の導電性部材を
付設した側断面図,bは二線接触の導電性部材を
付設した側断面図である。 図において、1はプリント板、2は回路部品、
3は上部シールド板、4は下部シールド板、5は
シヤーシ、6は一線接触の導電性部材、7は二線
接触の導電性部材、8は導電性部材、9は導電性
ゴム、10は棒状のゴム、11は導電線、12は
接触部材、51は溝、をそれぞれ示す。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) プリント板1に実装してなる一対のシールド
板3,4と、シヤーシ5とのアース構造を、 前記シールド板4とシヤーシ5との対応部に
複数の溝51を形成し、 前記シールド板4とシヤーシ5との間に弾性
を有する導電性部材8を介在せしめたことを特
徴とするシールド板のアース構造。 (2) 前記導電性部材8を導電性ゴム9で形成した
ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第(1)
項に記載のシールド板のアース構造。 (3) 前記導電性部材8を棒状のゴム10に導電線
11を巻回した接触部材12で形成したことを
特徴とする実用新案登録請求の範囲第(1)項に記
載のシールド板のアース構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985097940U JPH049743Y2 (ja) | 1985-06-26 | 1985-06-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985097940U JPH049743Y2 (ja) | 1985-06-26 | 1985-06-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS625572U JPS625572U (ja) | 1987-01-13 |
JPH049743Y2 true JPH049743Y2 (ja) | 1992-03-11 |
Family
ID=30965409
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985097940U Expired JPH049743Y2 (ja) | 1985-06-26 | 1985-06-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH049743Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6166087A (ja) * | 1984-09-07 | 1986-04-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 熱搬送装置 |
-
1985
- 1985-06-26 JP JP1985097940U patent/JPH049743Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS625572U (ja) | 1987-01-13 |
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