JPH049652Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH049652Y2
JPH049652Y2 JP11292084U JP11292084U JPH049652Y2 JP H049652 Y2 JPH049652 Y2 JP H049652Y2 JP 11292084 U JP11292084 U JP 11292084U JP 11292084 U JP11292084 U JP 11292084U JP H049652 Y2 JPH049652 Y2 JP H049652Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rack
contact
selection device
state
files
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11292084U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6130152U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP11292084U priority Critical patent/JPS6130152U/ja
Publication of JPS6130152U publication Critical patent/JPS6130152U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH049652Y2 publication Critical patent/JPH049652Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mechanisms For Operating Contacts (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、フアイル検索装置に関し、特にた
とえば多数のフアイルが円形状に並べられて収容
されたラツクから、その外周に沿つて回転される
選択装置によつて、所望のフアイルが自動的に選
択ないし検索されるフアイル検索装置に関する。
(従来技術) この種のフアイル検索装置では、選択装置の回
転中心(センタピラー)内部に収納されている電
線が捩れないようにするために、選択装置の回転
方向を交互に切り換えるための手段が設けられて
いる。そのような従来技術は、たとえば、実開昭
58−155059号公報に開示される。
(考案が解決しようとする問題点) 従来装置においては、切換レバーが接触片に当
たつても、レバーが、確実に作動せず、スイツチ
が切り換わる途中で止まつてしまうことがあつ
た。この原因としては、たとえば、切換レバーの
切り換え動作の際の力の調整が困難なことや機械
的部分の動作不良および磨耗などが考えられる。
これでは、選択装置が同一方向に回つてしまい、
電線の捩れなどを防止するという所期の目的が達
成できない。
それゆえに、この考案の主たる目的は、選択装
置の移動方向を確実に切り換えることができる、
フアイル検索装置を提供することである。
(問題を解決するための手段) この考案では、ラツク側および選択装置側の一
方に一定の間隔を隔てて第1および第2の接触片
が固着され、ラツク側および選択装置側の他方
に、第1および第2の接触片の対応のものがその
アクチユエータに接触することによつて、それぞ
れ、作動する第1および第2スイツチが配置さ
れ、さらに、第1スイツチの作動で第1の状態に
切り換えられ保持されかつ第2スイツチの作動で
第2の状態に切り換えられ保持される状態保持接
点を設け、状態保持接点の状態に応じてモータの
回転方向を制御する。
(作用) 選択装置が移動することによつて、第1の接触
片が第1のスイツチのたとえばアクチユエータに
接触する。応じて、状態保持接点が第1の状態に
切り換えられその第1状態を保持する。CPUの
ような制御装置が、この第1状態に応じて、選択
装置を一方向に移動させるように、モータの回転
方向を制御する。一方向への移動にともなつて、
次に第2の接触片が第2のスイツチのたとえばア
クチユエータに接触する。そのため、状態保持接
点が第2の状態に切り換わり、その状態が保持さ
れる。制御装置が、その第2状態に応じて、選択
装置を反対方向に移動させるように、モータの回
転方向を切り換える。
(考案の効果) この考案によれば、スイツチを作動させるため
に、従来装置のような機械的に状態を保持するレ
バーを用いず、接触片が接触すると作動するスイ
ツチに連動して作動するリレーのような状態保持
接点を用いるので、モータの回転方向すなわち選
択装置の移動方向が、確実に切り換えられ得る。
この考案の上述の目的、その他の目的、特徴お
よび利点は、図面を参照して行なう以下の実施例
の詳細な説明から一層明らかとなろう。
(実施例) 第1A図および第1B図はこの考案の一実施例
を示す要部図解図であり、第1A図がその平面図
を、第1B図がその側面図を、それぞれ示す。
説明の便宜上、この第1A図および第1B図の
実施例の説明に入る前に、第2図を参照して、フ
アイル検索装置の全体について、まず、説明す
る。なお、この種のフアイル検索装置について
は、先に引用した実開昭58−155059号公報におい
て詳しく説明されているので、ここでの説明はこ
の考案を理解するのに必要な範囲に止める。
第2図を参照して、フアイル検索装置10は垂
直に延びるセンタピラー12を有する基台14を
含む。基台14には、センタピラー12を中心と
して自由回転可能に円形のラツク16が支持され
る。そして、このラツク16には、フアイル18
が、その高さ方向が垂直になるように、多数円形
状に並置されて収納される。ラツク16はその側
面が開放され、フアイル18はラツク16のその
開放側面から出し入れされる。このラツク16の
開放側面には、一定の間隔を隔てて選択装置20
が設けられる。
選択装置20は、センタピラー12を中心とし
て回転可能とされたアーム24の自由端に一体的
に連結され、アーム24が回転されることによつ
て、フアイル18の並び方向すなわち、ラツク1
6の外周に沿つて回転され得る。すなわち、アー
ム24は、最上段のラツク16の円形天蓋16a
の上方に一定の間隔を隔てて水平方向に延ばさ
れ、その一端24aがセンタピラー12の上端部
12aに回転可能に連結され、その他端ないし自
由端24bがラツク16の外周から径方向に突出
される。選択装置20は、その上端20aにおい
て、アーム24のその突出した自由端24bに固
定的に連結される。
この選択装置20は、所定の入力装置、たとえ
ばキーボード22などからの指令に基づいて、選
択すべきフアイルの前方に対向する位置まで動か
される。そして、この目的で、アーム24の他端
24b上には、モータ26が設けられ、このモー
タ26により、選択装置20はアーム24に支持
されて、ラツク16の外周に沿つて廻り得る。
一方、図示しないが、センタピラー12を挿通
してかつアーム24を通つて、後述するCPUな
どと選択装置20、モータ26などとの間の信号
の授受あるいは電源の供給などに用いられる信号
線(コード、ケーブルなど)が配線される。
また、アーム24には、モータ26の回転方向
を切り換えるためのスイツチ部分Aが取り付けら
れる。このスイツチ部分Aは、特に第1A図およ
び第1B図に詳しく示される。スイツチ部分Aは
アーム24の天蓋16aに対面する側に固着され
た取付板34を含む。この取付板34には、天蓋
16aに対面する側に、選択装置20の一方回転
および他方回転をそれぞれ検出するための2個の
マイクロスイツチ30および32が固着される。
このマイクロスイツチ30および32は自動復帰
型のものであり、たとえば、松下電器産業株式会
社社製の「AH3266」が利用でき、それぞれのア
クチユエータ31および33の作動点(先端)
が、ラツク16(第2図)の円形の径方向に、一
定間隔を隔てるように、固着されている。すなわ
ち、マイクロスイツチ30および32は、それぞ
れのアクチユエータ31および33の突出方向が
異なるように固着される。この実施例では、一方
のマイクロスイツチ30のアクチユエータ31の
先端は、センタピラー12側に向き、他方のマイ
クロスイツチ32のアクチユエータ33の先端は
ラツク16の外周縁側に向けられる。
後で第4図を参照して詳細に説明するが、マイ
クロスイツチ30および32は、それぞれのアク
チユエータ31および33が作動することに応じ
て信号を発生し、この信号は、同じ取付板34に
取り付けられたリレー40に送られる。このリレ
ー40に関連して、発光ダイオード(LED)4
1が設けられる。この発光ダイオード41の点
灯/消灯により、次に選択装置20がどの方向に
向かつて回転するのかが確認できる。
ラツク16の天蓋16a上にはアクチユエータ
31に当接する接触片28と、アクチユエータ3
3に当接する接触片29とが、センタピラー12
からの距離が異なるように、すなわち、天蓋16
aの径方向に一定間隔を隔てて、固着される。こ
の接触片28および29は、ともに第1C図にお
いて示されるように、その部分36がほぼL字状
に曲げられて垂直に形成される。この立ち上がつ
た部分36は、いずれか一方面側に凸形成され、
この凸形成された側にアクチユエータ31および
33が接触するのである。したがつて、この接触
片28および29のそれぞれの部分36が、第3
図からよくわかるように、アーム24の回転によ
つて描かれるアクチユエータ31および33のそ
れぞれの回転経路上に一定の間隔を隔てて、すな
わちそれぞれのアクチユエータ31および33に
対応して取り付けられる。
第4図はこの実施例の電気的回路図である。マ
イクロスイツチ30および32は、それぞれ、常
開接点30aおよび32a、常閉接点30bおよ
び32bならびに共通接点30cおよび32cを
有し、それぞれの共通接点30cおよび32c
は、電源+Vに接続される。マイクロスイツチ3
0および32の常閉接点30bおよび32bはそ
れぞれ開放され、一方の常開接点30aは自己保
持リレー40に含まれるコイル42を通して接地
され、他方の常開接点32aは自己保持リレー4
0に含まれるコイル44を通して接地される。
電源+Vは、さらに、発光ダイオード41およ
び限流抵抗を通して、リレー接点46の一方の接
点46aに接続される。リレー接点46の他方の
接点46bと共通接点46cはI/Oインタフエ
イス48に接続され、したがつて、このI/Oイ
ンタフエイス48を通してCPU50には、リレ
ー接点46の状態に応じた信号が送られる。この
リレー40は、自己保持型であり、たとえば、松
下電器産業株式会社製の「AG2229」が利用で
き、このリレー接点46aはコイル42が励磁さ
れることによつて閉じ、接点46bはコイル44
が励磁されることによつて閉じられる。
モータ26はCPU50からの駆動信号ないし
指令信号をI/Oインターフエイス48から受け
る。
このような構成において、アーム24が、ラツ
ク16の天蓋16a上において、モータ26の駆
動に応じて、たとえば時計回りの方向に回転させ
られる。そして、アーム24の回転に伴つて、第
1B図で示されるように、接触片28の部分36
がマイクロスイツチ30のアクチユエータ31に
当接ないし接触する。アクチユエータ31の作動
により、第4図回路において、マイクロスイツチ
30の接点30aが閉じられる。したがつて、コ
イル42が励磁され、リレー接点46の接点46
aが閉じられる。これにより、接点46aと46
cとがオン状態となり、通電し、発光ダイオード
41が点灯する。同時に、この接点46aと46
cを通つた信号は、I/Oインターフエイス48
に送られCPU50に伝達される。応じて、CPU
50は、I/Oインターフエイス48を介して、
モータ26に、アーム24を反時計方向に回転さ
せるための、回転方向切り換え指令を与える。リ
レー接点46aと46bとのオン状態は、先に説
明したように、自己保持されているので、モータ
26はアーム24を反時計方向に回転させる回転
方向で付勢され続ける。
アーム24の反時計方向への回転が持続される
と、やがてアーム24(第3図)はもう1つの接
触片28が固着されている位置に至る。応じて、
第1A図に示すように、接触片28の部分36が
マイクロスイツチ32のアクチユエータ33に接
触する。アクチユエータ33の作動により、第4
図回路において、マイクロスイツチ32の接点3
2aが閉じられる。したがつて、コイル44が励
磁される。そのため、いままでオン状態にあつた
リレー接点46aの自己保持が解かれ、今度は、
リレー接点46の接点46bが閉じられる。これ
により、接点46bと46cとがオン状態とな
り、発光ダイオード41が消灯され、アーム24
の回転が再び時計方向に切り換えられたことを表
示する。このとき、CPU50は、接点46から
の信号が遮断されたことを検知し、I/Oインタ
ーフエイス48を介して、モータ26に、アーム
24を再び時計方向に回転させるための、回転方
向切り換え指令を与える。リレー接点46bと4
6cとのオン状態は、先に説明したように、自己
保持されているので、モータ26はアーム24を
時計方向に回転させる回転方向で付勢され続け
る。
このような制御が繰り返えされ、モータ26す
なわちアーム24の回転回方向が確実に交互に切
り換えられる。
上述の実施例においては、ラツクが円形のもの
であつて選択装置がこのラツクの外周を時計方向
および反時計方向に回転する形式のフアイル検索
装置について説明した。しかしながら、この考案
は、この他にたとえばフアイルの出し入れのため
の開放側面が直線状に形成されたラツクを有し、
選択装置がこのラツクに沿つて直線状に移動する
ような装置にも簡単に適用できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1A図および第1B図はこの考案の一実施例
を示す要部図解図であり、第1A図はその平面図
を、第1B図はその側面図を、それぞれ、示す。
第1C図は接触片の斜視図である。第2図はこの
実施例の全体斜視図である。第3図は第2図の平
面図である。第4図はこの考案の電気的接続関係
を示す回路図である。 図において、10はフアイル検索装置、12は
センタピラー、16はラツク、20は選択装置、
24はアーム、26はモータ、28,29は接触
片、30,32はマイクロスイツチを示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 多数のフアイルを並べて収容するためのラツ
    クと、モータによつて駆動されて前記ラツクと
    或る間隔を隔てて前記フアイルの並び方向に沿
    つて移動可能とされ、前記フアイルの1つを前
    記ラツクから選択する選択装置とを備えるフア
    イル検索装置において、 前記ラツク側および前記選択装置側の一方
    に、一定の間隔を隔てて、固着される第1およ
    び第2の接触片、 前記ラツク側および前記選択装置側の他方に
    配置され、前記第1および第2の接触片の対応
    のものがそのアクチユエータに接触することに
    よつて、それぞれ作動する第1および第2スイ
    ツチ、 前記第1スイツチの作動で第1の状態に切り
    換えられ保持され、前記第2スイツチの作動で
    第2の状態に切り換えられ保持される状態保持
    接点、および 前記状態保持接点の前記第1状態または第2
    状態に応じて前記モータの回転方向を制御する
    手段を備えることを特徴とする、フアイル検索
    装置。 2 前記ラツクは多数のフアイルを円形状に並べ
    て収容するように円形に形成され、 前記選択装置は前記ラツクの前記円形のほぼ
    中央をその回転中心として前記ラツクの外周を
    廻るように形成され、 前記第1および第2の接触片は前記ラツクの
    前記円形の径方向に一定の間隔を隔てて固着さ
    れる、実用新案登録請求の範囲第1項記載のフ
    アイル検索装置。
JP11292084U 1984-07-24 1984-07-24 フアイル検索装置 Granted JPS6130152U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11292084U JPS6130152U (ja) 1984-07-24 1984-07-24 フアイル検索装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11292084U JPS6130152U (ja) 1984-07-24 1984-07-24 フアイル検索装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6130152U JPS6130152U (ja) 1986-02-22
JPH049652Y2 true JPH049652Y2 (ja) 1992-03-10

Family

ID=30671956

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11292084U Granted JPS6130152U (ja) 1984-07-24 1984-07-24 フアイル検索装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6130152U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6130152U (ja) 1986-02-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100237554B1 (ko) 푸쉬버튼을 지닌 회전조작 전자부품
US6118234A (en) Method and apparatus for effecting dynamic braking of a direct current motor
JPS6325452B2 (ja)
KR101778104B1 (ko) 기계식 스위치 컨택트
US4112486A (en) Remotely controlled positioning device for illuminating unit and the like
JPH094324A (ja) パワーウィンドの運動を制御するための装置
US4328431A (en) Lever switch
US5028853A (en) Switch actuation circuit and arrangement
US4906808A (en) Tease-free switch
JPH049652Y2 (ja)
US4940903A (en) Motor controlled switch mechanism
JPH0512977A (ja) 可変手動制御遮断器
US5113124A (en) Programmable appliance controller
JP3819076B2 (ja) 曲げ加工装置用曲げ角度調整機構、アングルセッタ−および曲げ加工装置
CA1188774A (en) Switch apparatus for rotary apparatus
JPH08264075A (ja) 多機能スイッチ
EP0278536B1 (en) Control device for a movable part, designed for opening and closing an opening, especially a sliding/tilting roof for a vehicle
JP2519813Y2 (ja) パワーウィンド用スイッチ
JP2000331588A (ja) リモコンリレー
KR0115653Y1 (ko) 비상 전원 절체 개폐기
GB2148599A (en) Electric switches
JP3072125B2 (ja) 電動アクチュエータ
US4713514A (en) Microwave oven having control means which reduce the risk of no-load operation
JPS642337Y2 (ja)
JPH0349382Y2 (ja)